JP6585538B2 - 回転電機の製造方法 - Google Patents
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Description
回転電機の固定子の端部(コイルエンド部)は、ステータコイル(固定子コイル)1と、バインドリング2と、バインドリング支え3と、バインドリング支え取付けアングル4と、接続銅帯5と、ブッシングコネクタ6と、口出しブッシング7と、ステータフレーム(固定子フレーム)8と、ステータ鉄心9と、ステータ押え板10と、シールド板11と、リブ12と、ターミナルボックス21とを備える。
(第1の実施形態)
まず、第1の実施形態について説明する。図1は、第1の実施形態における、回転電機の固定子端部構造の軸直角方向からの断面図である。
図1に示すように、第1の実施形態における回転電機の固定子端部は、ステータコイル1と、バインドリング2と、バインドリング支え3と、バインドリング支え取付けアングル4と、ブッシングコネクタ6と、口出しブッシング7と、ステータフレーム8と、ステータ鉄心9と、ステータ押え板10と、シールド板11と、リブ12と、口出し銅帯13と、接続リング14と、ターミナルボックス21を備える。口出し銅帯13と、接続リング14とは、図4に示した従来の接続銅帯5に替えて設けられるものである。なお、図1では、口出し銅帯13及び接続リング14の本数を省略して説明する。
詳細には、ステータ鉄心9は、図示しない回転子を中心にその外周を包囲するように適宜の間隙を存して配置され、このステータ鉄心9の内周側に軸方向に貫通する複数のスロットが等間隔を存してそれぞれ設けられ、これら各スロットにはステータコイル1が2層にしてそれぞれ収められている。
本実施形態では、ステータコイル1のコイルエンド部には導電性を有する接続リング14の一端が電気的に接続されており、この接続リング14の他端は、この接続リング14の外径に内径をあわせた口出し銅帯13の一端に電気的に接続されている。この口出し銅帯13の他端は、ターミナルボックス21の底板21aを貫通させて取付けられた口出しブッシング7の内端に有するブッシングコネクタ6に電気的に接続されている。
本実施形態の回転電機の組立工程においては、ステータ鉄心9のスロットにステータコイル1を収納して取り付ける前に、まず、バインドリング2と、バインドリング支え3と、接続リング14とを一体形状へと組立てた状態で固定子へと組み込む。この状態、すなわち、接続リング14が固定子の所定の位置(ステータ鉄心9に対する所定の位置)に組み込まれた状態で、ステータ鉄心9の内周側に回転電機の軸方向に貫通して設けられている複数のスロットに、複数のステータコイル1をそれぞれ配置する。そして、ステータコイル1をそれぞれステータ鉄心9のスロットに配置して収納した後、ステータコイル1のコイルエンド部と接続リング14の一端を電気的に接続し、これにより、ステータコイル1から接続リング14までの電気的な接続を完了させることができる。
その後、接続リング14の他端と口出し銅帯13とを組み合わせて上記のように電気的に接続することで、従来と同じ固定子の機能を発揮することを可能とする。
そして、バインドリング支えと、バインドリングと、接続リングとを一体形状へと組立てた状態で回転電機の固定子に組み込み、その後、接続リングと口出し銅帯を電気的に接続することで、回転電機の固定子の組立工程を簡略化することが可能となる。これにより、回転電機の組立工程において煩雑な工程を省略し、特に固定子の組立に要する時間を短縮することができる。
次に、第2の実施形態について説明する。なお、以下の各実施形態における、第1の実施形態と同様の説明は省略する。
この第2の実施形態は、接続リング14と口出し銅帯13との電気的な接続の具体例を説明するものである。図2は、第2の実施形態における接続リングと口出し銅帯との接続の一例を示す図である。
図2に示した、口出し銅帯13と接続リング14との接続部分31は、ロウ付け(brazing)により電気的に結合することができる。ロウ付けとしては、例えば硬ロウの一種である銀ロウによるロウ付けが挙げられる。
これにより、口出し銅帯13と接続リング14とが電気的に接続され、従来用いていた接続銅帯と同じ機能を発揮することが可能となる。
次に、第3の実施形態について説明する。
この第3の実施形態は、第2の実施形態と同じく、接続リング14と口出し銅帯13との電気的な接続の具体例を説明するものである。
これにより、口出し銅帯13と接続リング14とが電気的に接続され、従来用いていた接続銅帯と同じ機能を発揮することが可能となる。
次に、第4の実施形態について説明する。
この第4の実施形態は、第2の実施形態と同じく、接続リング14と口出し銅帯13との電気的な接続の具体例を説明するものである。図3は、第4の実施形態における接続リングと口出し銅帯との接続の一例を示す図である。
図3に示した、口出し銅帯13と接続リング14の接続部分32は、この接続部分を軸方向に貫通するボルト15およびナット16により電気的に結合することができる。
これにより、口出し銅帯13と接続リング14とが電気的に接続され、従来用いていた接続銅帯と同じ機能を発揮することが可能となる。
Claims (2)
- 固定子鉄心に設けられた軸方向に貫通するスロットに収納された固定子コイルと、前記固定子コイルのコイルエンド部に対応させて設けられたターミナルボックスと、一端を前記固定子コイルに電気的に接続可能な接続リングと、前記ターミナルボックスの底板を貫通させて取り付けられたブッシングと、前記ブッシングにおける前記ターミナルボックスの内端に電気的に接続されるブッシングコネクタと、一端が前記接続リングの他端に電気的に接続可能で、他端が前記ブッシングコネクタに電気的に接続される口出し銅帯とを有する回転電機の固定子の製造方法であって、
前記接続リングの前記他端は、前記ターミナルボックスを構成する固定子フレームにおける軸方向に沿った最内縁の隔板における径方向の内径側端部よりも径方向の内径側寄りに設けられ、
前記接続リングを前記固定子鉄心に対する所定の位置に組み込んだ状態で、前記固定子コイルの前記コイルエンド部を前記接続リングの一端に電気的に接続し、
前記固定子コイルの前記コイルエンド部と前記接続リングの一端が電気的に接続された状態で、前記接続リングの他端を前記口出し銅帯の一端に電気的に接続する回転電機の製造方法。 - 前記接続リングは、前記コイルエンド部を支持可能なバインドリングと、前記バインドリングを支持可能なバインドリング支えとともに一体形状に組み立てられて前記固定子の所定の位置に組み込まれる請求項1に記載の回転電機の製造方法。
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