JP6583144B2 - 安全運転支援装置及び安全運転支援プログラム - Google Patents

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Description

本発明は安全運転支援装置及び安全運転支援プログラムに関する。
従来より、ドライバが脇見状態であるか否かを判定し、ドライバが脇見状態であると判定すると、警告を行う安全運転支援装置が供されている(例えば特許文献1参照)。
特開2014−16702号公報
この種の安全運転支援装置は、ドライバの視線方向及び時間に対してそれぞれ判定範囲及び判定時間を閾値として設け、ドライバの視線方向が判定範囲から外れている時間が判定時間継続したと判定すると、ドライバが脇見状態であると判定する。この場合、自車両の前後方向の基準線を中心とする判定角度の範囲を判定範囲として設定すると、自車両が直線道路を走行している場合には、脇見状態であるか否かを適切に判定することができる。その一方、自車両がカーブ道路を走行している場合には、ドライバが自車両の進行方向(即ちカーブの先)の安全確認を行うことで、ドライバの視線方向が自車両の前後方向から傾くので、脇見状態であるか否かを適切に判定することができない。そのため、自車両の前後方向を中心とする判定角度の範囲を判定範囲として固定する構成では、ドライバが脇見状態であるか否かを正確に判定することが困難となる。その結果、ドライバが脇見状態であるか否かの判定結果を用いた運転診断や警告等のサービスの質が低下する。
このような事情から、自車両が例えば直進、カーブ及び右左折等の何れの走行シーンであるかを判定し、その判定した走行シーン毎に判定範囲を変更する構成が考えられている。例えば自車両が左折する場合であれば、ドライバが左側の安全確認を行うことを想定し、自車両の前後方向の基準線より左側に傾けて中心線を設け、その中心線を中心とする判定角度の範囲を判定範囲として設定する。
しかしながら、単に走行シーン毎に判定範囲を変更する構成では以下のような問題がある。例えば自車両が左折する場合には、ドライバが左側方の安全確認を行うことになるが、車速が比較的遅ければ、ドライバが見渡す角度は比較的大きく、そのドライバが見渡している時間は比較的長い。一方、車速が比較的速ければ、ドライバが見渡す角度は比較的小さく、そのドライバが見渡している時間は比較的短い。そのため、単に走行シーン毎に判定範囲を変更する構成では、ドライバが脇見状態であるか否かを正確に判定することが依然として困難となる。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ドライバが脇見状態であるか否かを高い精度で判定することができる安全運転支援装置及び安全運転支援プログラムを提供することにある。
請求項1に記載した発明によれば、車速判定部7aは、自車両の車速を判定する。走行シーン判定部7dは、自車両の走行シーンを判定する。視線状態判定部7eは、ドライバの視線状態を判定する。判定範囲決定部(7f)は、自車両の車速及び自車両の走行シーンを用い、自車両の車速及び自車両の走行シーンに依存する判定範囲を決定する。判定時間決定部(7g)は、自車両の車速及び自車両の走行シーンを用い、自車両の車速及び自車両の走行シーンに依存する判定時間を決定する。脇見状態判定部7hは、ドライバの視線状態と、自車両の車速及び自車両の走行シーンに依存する判定範囲及び判定時間とを用い、ドライバの視線方向が判定範囲から外れている時間が判定時間継続したか否かを判定し、ドライバが脇見状態であるか否かを判定する。走行シーン判定部は、自車両の走行シーンとして、少なくともカーブ道路の走行、交差点内の右左折の何れであるかを判定する。判定範囲決定部は、自車両の走行シーンとして、少なくともカーブ道路の走行、交差点内の右左折の何れかが走行シーン判定部に判定されると、自車両の前後方向の基準線より傾いた中心線を設定し、その中心線を中心とする車速に応じた判定角度の範囲を判定範囲として決定する。
自車両の走行シーンに依存する判定範囲のみを用いてドライバが脇見状態であるか否かを判定する従来とは異なり、自車両の車速及び自車両の走行シーンに依存する判定範囲及び判定時間を用いてドライバが脇見状態であるか否かを判定するようにした。自車両の車速及び自車両の走行シーンを用いて多面的にドライバが脇見状態であるか否かを判定することで、ドライバが脇見状態であるか否かを高い精度で判定することができる。
本発明の一実施形態を示す機能ブロック図 ドライバの視線方向に対する判定範囲を示す図(その1) ドライバの視線方向に対する判定範囲を示す図(その2) ドライバの視線方向に対する判定範囲を示す図(その3) フローチャート(その1) フローチャート(その2) フローチャート(その3) フローチャート(その4)
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。安全運転支援システム1は、安全運転支援装置2と、ドライバモニタリングシステム3と、車両情報ECU(Electronic Control Unit)4と、GPS(Global Positioning System)アンテナ5と、情報通知デバイス6とを有する。
ドライバモニタリングシステム3は、ドライバが運転席に座った状態でドライバの上半身を撮影するドライバ撮影カメラを有する。ドライバモニタリングシステム3は、ドライバ撮影カメラが撮影した映像を含む映像信号を安全運転支援装置2に出力する。ドライバ撮影カメラは、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ等であり、単数であっても良いし複数であっても良い。
車両情報ECU4は、例えばCAN(Controller Area Network)等の車載ネットワークを介して各種ECUや各種センサ等とデータ通信可能に接続されている。車両情報ECU4は、自車両の車速を取得し、その取得した車速を示す車速信号を安全運転支援装置2に出力する。又、車両情報ECU4は、車両の走行に関する各種情報を車両情報として取得し、その取得した車両情報を示す車両情報信号を安全運転支援装置2に出力する。車両情報は、例えばウィンカーレバーの操作状態、ステアリングの舵角、アクセルペダルの操作量、ブレーキペダルの操作量等である。GPSアンテナ5は、GPS衛星から放射されたGPS電波を捕捉し、GPS信号を安全運転支援装置2に出力する。
情報通知デバイス6は、表示デバイス6aと、音声出力デバイス6bとを有する。表示デバイス6aは、例えばヘッドアップディスプレイであり、安全運転支援装置2から表示指令信号を入力すると、脇見状態である旨を知らせる警告の表示情報を表示する。音声出力デバイス6bは、例えばスピーカーであり、安全運転支援装置2から音声出力指令信号を入力すると、脇見状態である旨を知らせる警告の音声情報を音声出力する。
安全運転支援装置2は、制御部7と、地図データを格納する地図データ格納部8とを有する。地図データには、道路の形状や車線数等を示す道路データや交差点の形状等を示す交差点データが含まれている。尚、地図データ格納部8が安全運転支援装置2の外部に設けられる構成であっても良い。制御部7は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)及びI/O(Input/Output)を有するマイクロコンピュータにより構成されている。制御部7は、非遷移的実体的記録媒体に格納されているコンピュータプログラムを実行することで、コンピュータプログラムに対応する処理を実行し、安全運転支援装置2の動作全般を制御する。
制御部7は、本発明に関連する機能として、車速判定部7aと、車両情報取得部7bと、自車両位置算出部7cと、走行シーン判定部7dと、視線状態判定部7eと、判定範囲決定部7fと、判定時間決定部7gと、脇見状態判定部7hとを有する。これらの各部7a〜7hは制御部7が実行する安全運転支援プログラムにより構成されており、ソフトウェアにより実現されている。
車速判定部7aは、車両情報ECU4から入力する車速信号を用い、自車両の車速を判定する。車両情報取得部7bは、車両情報ECU4から入力する車両情報信号を用い、車両情報を取得する。自車両位置算出部7cは、GPSアンテナ5から入力するGPS信号を用い、GPS信号から抽出した各種パラメータを演算して自車両の絶対位置を緯度経度で特定する。自車両位置算出部7cは、地図データ格納部8から地図データを読出し、自車両の絶対位置を地図データと照合してマップマッチング等の処理を行い、自車両位置を算出する。
走行シーン判定部7dは、車両情報と自車両位置とを用い、自車両の走行シーンを判定する。具体的に説明すると、走行シーン判定部7dは、例えば自車両の走行位置が直線道路であり、ステアリングの舵角が直線を示す角度であれば、自車両が直線道路を走行していると判定する。又、走行シーン判定部7dは、例えば自車両の走行位置がカーブ道路であり、ステアリングの舵角がカーブを示す角度であれば、自車両がカーブ道路を走行していると判定する。又、走行シーン判定部7dは、例えば自車両の走行位置が交差点内であり、ステアリングの舵角が右左折を示す角度であり、ウィンカーレバーの操作位置が右左折を示す位置であれば、自車両が交差点内を右左折していると判定する。
視線状態判定部7eは、ドライバモニタリングシステム3から入力する映像信号を用い、ドライバの頭や眼球の動きを解析してドライバの視線状態を判定する。ドライバの視線状態とは視線方向及び時間を示す。
判定範囲決定部7fは、車速判定部7aの判定結果及び走行シーン判定部7dの判定結果を用い、ドライバの視線方向に対する判定範囲を決定する。判定時間決定部7gは、車速判定部7aの判定結果及び走行シーン判定部7dの判定結果を用い、ドライバの視線方向が判定範囲から外れている時間に対する判定時間を決定する。
具体的に説明すると、図2に示すように、自車両が直線道路を走行している場合であれば、基本的にドライバの視線方向が自車両の前後方向となるので、判定範囲決定部7fは、自車両の前後方向の基準線L0を中心とする判定角度の範囲を判定範囲として決定する。この場合、判定範囲決定部7fは、車速が比較的遅ければ、ドライバの視野が比較的広くなるので、図2(a)に示すように、判定角度α1を比較的広く決定し、判定範囲を比較的広く決定する。一方、判定範囲決定部7fは、車速が比較的速ければ、ドライバの視野が比較的狭くなるので、図2(b)に示すように、判定角度α2を比較的狭く決定し、判定範囲を比較的狭く決定する。又、判定時間決定部7gは、車速が比較的遅ければ、周囲環境の変化が比較的遅くなるので、判定時間t1を比較的長く決定する。一方、判定時間決定部7gは、車速が比較的速ければ、周囲環境の変化が比較的速くなるので、判定時間t2を比較的に短く決定する。一例を挙げると、判定範囲決定部7fは、例えば判定角度α1を50[deg]と決定し、判定角度α2を25[deg]と決定し、判定時間t1を10[s]と決定し、判定時間t2を5[s]と決定する。
又、図3に示すように、自車両が左カーブ道路を走行している場合であれば、ドライバが自車両の進行方向である左前方の(即ちカーブの先)の安全確認を行うことで、基本的にドライバの視線方向が自車両の前後方向から左側に傾くので、判定範囲決定部7fは、自車両の前後方向の基準線L0より左側に傾いた中心線L1を設定し、その中心線L1を中心とする判定角度の範囲を判定範囲として決定する。判定範囲決定部7fは、基準線L0からの中心線L1の傾きの角度を、例えばステアリングの舵角や道路の形状を用いて決定する。この場合も、判定範囲決定部7fは、車速が比較的遅ければ、ドライバの視野が比較的広くなるので、図3(a)に示すように、判定角度α11を比較的広く決定し、判定範囲を比較的広く決定する。一方、判定範囲決定部7fは、車速が比較的速ければ、ドライバの視野が比較的狭くなるので、図3(b)に示すように、判定角度α12を比較的狭く決定し、判定範囲を比較的広く決定する。又、判定時間決定部7gは、車速が比較的遅ければ、周囲環境の変化が比較的遅くなるので、判定時間t11を比較的長く決定する。一方、判定時間決定部7gは、車速が比較的速ければ、周囲環境の変化が比較的速くなるので、判定時間t12を比較的に短く決定する。自車両が右カーブ道路を走行している場合も同様である。
又、図4に示すように、自車両が交差点内を左折する場合であれば、ドライバが自車両の進行方向である左前方及び左側方の安全確認を行うことで、基本的にドライバの視線方向が自車両の前後方向から左側に傾くので、この場合も、判定範囲決定部7fは、自車両の前後方向の基準線L0より左側に傾いた中心線L2を設定し、その中心線L2を中心とする判定角度の範囲を判定範囲として決定する。この場合も、判定範囲決定部7fは、基準線L0からの中心線L2の傾きの角度を、例えばステアリングの舵角や道路の形状を用いて決定する。尚、自車両が右左折する場合は、自車両がカーブ道路を走行している場合よりもドライバが安全確認を行う範囲が広くなるので、判定範囲決定部7fは、自車両がカーブ道路を走行している場合よりも判定範囲を広く決定する。この場合も、判定範囲決定部7fは、車速が比較的遅ければ、ドライバの視野が比較的広くなるので、図4(a)に示すように、判定角度α21を比較的広く決定し、判定範囲を比較的広く決定する。一方、判定範囲決定部7fは、車速が比較的速ければ、ドライバの視野が比較的狭くなるので、図4(b)に示すように、判定角度α22を比較的狭く決定し、判定範囲を比較的広く決定する。又、判定時間決定部7gは、車速が比較的遅ければ、周囲環境の変化が比較的遅くなるので、判定時間t21を比較的長く決定する。一方、判定時間決定部7gは、車速が比較的速ければ、周囲環境の変化が比較的速くなるので、判定時間t22を比較的に短く決定する。自車両が交差点内を右折する場合も同様である。
脇見状態判定部7hは、視線状態判定部7の判定結果と、前述したように決定した判定範囲及び判定時間とを用い、ドライバが脇見状態であるか否かを判定する。具体的に説明すると、脇見状態判定部7hは、ドライバの視線方向が判定範囲から外れている時間が判定時間継続したか否かを判定し、ドライバが脇見状態であるか否かを判定する。脇見状態判定部7hは、ドライバの視線方向が判定範囲から外れている時間が判定時間継続したと判定すると、ドライバが脇見状態であると判定する。脇見状態判定部7hは、ドライバの視線方向が判定範囲から外れていないと判定すると、又はドライバの視線方向が判定範囲から外れていても時間が判定時間継続していないと判定すると、ドライバが脇見状態でないと判定する。
次に、上記した構成の作用について図5から図8を参照して説明する。
制御部7は本発明に関連して安全運転支援処理を行う。制御部7は、例えばイグニッションスイッチがオフからオンに切り換わる等の安全運転支援処理の開始条件が成立すると、安全運転支援処理を開始する。尚、制御部7は、ドライバが所定操作を行ったこと等を安全運転支援処理の開始条件に加えても良い。
制御部7は、安全運転支援処理を開始すると、自車両の車速を判定する(S1、車速判定手順に相当する)。制御部7は、自車両の車速を低速域(例えば0〜30km/h)、中速域(例えば30km/h〜80km/h)、高速域(例えば80km/h〜)に区分し、自車両の車速が何れの区分であるかを判定する(S2〜S4)。制御部7は、自車両の車速が低速域であると判定すると(S2:YES)、低速域判定処理に移行し(S5)、自車両の車速が中速域であると判定すると(S3:YES)、中速域判定処理に移行し(S6)、自車両の車速が高速域であると判定すると(S4:YES)、高速域判定処理に移行する(S7)。
制御部7は、低速域判定処理を開始すると、車両情報と自車両位置とを用い、自車両の走行シーンを判定する(S11、走行シーン判定手順に相当する)。制御部7は、自車両の走行シーンを直線、左カーブ、右カーブ、左折、右折に区分し、自車両の走行シーンが何れの区分であるかを判定する(S12〜S16)。制御部7は、自車両が直線道路を走行しており、走行シーンが直線であると判定すると(S12:YES)、ドライバの視線方向に対する判定範囲を決定し(S17、判定範囲決定手順に相当する)、ドライバの視線方向が判定範囲から外れている時間に対する判定時間を決定する(S18、判定時間決定手順に相当する)。
制御部7は、ドライバモニタリングシステム3から入力する映像信号を用い、ドライバの視線状態を判定し(S19、視線状態判定手順に相当する)、そのドライバの視線状態と、判定範囲及び判定時間とを用い、ドライバが脇見状態であるか否かを判定する(S20、脇見状態判定手順に相当する)。
制御部7は、ドライバの視線方向が判定範囲から外れている時間が判定時間継続した判定し、ドライバが脇見状態であると判定すると(S20:YES)、表示指令信号及び音声出力指令信号を情報通知デバイス6に出力し、脇見状態である旨を知らせる警告を情報通知デバイス6から通知させ(S21)、低速域判定処理を終了する。一方、制御部7は、ドライバの視線方向が判定範囲から外れている時間が判定時間継続しなかったと判定し、ドライバが脇見状態でないと判定すると(S20:NO)、脇見状態である旨を知らせる警告を情報通知デバイス6から通知させることなく、低速域判定処理を終了する。
制御部7は、走行シーンが左カーブ、右カーブ、左折、右折の何れかであると判定すると(S13〜S16:YES)、それぞれ判定範囲を決定し(S22,S26,S30,S34)、判定時間を決定し(S23,S27,S31,S35)、ドライバの視線状態を判定し(S24,S28,S32,S36)、ドライバが脇見状態であるか否かを判定する(S25,S29,S33,S37)。即ち、制御部7は、自車両の車速が低速域であると判定すると、走行シーンに応じて判定範囲及び判定範囲を変更し、ドライバが脇見状態であるか否かを判定する。
制御部7は、中速域判定処理を開始すると、前述した低速域判定処理で説明したS11〜S37と同様のS41〜S67を行う。制御部7は、高速域判定処理を開始すると、前述した低速域判定処理で説明したS11〜S37や中速域判定処理で説明したS41〜S67と同様のS71〜S97を行う。即ち、制御部7は、自車両の車速が中速域又は高速域であると判定したときも、走行シーンに応じて判定範囲及び判定時間を変更し、ドライバが脇見状態であるか否かを判定する。
制御部7は、低速域判定処理、中速域判定処理、高速域判定処理の何れかを終了すると、安全運転支援処理の終了条件が成立したか否かを判定し(S8)、安全運転支援処理の終了条件が成立していないと判定すると(S8:NO)、ステップS1に戻り、ステップS1以降を繰り返して行う。制御部8は、例えばイグニッションスイッチがオンからオフに切り換わる等の安全運転支援処理の終了条件が成立したと判定すると(S8:YES)、安全運転支援処理を終了する。尚、制御部8は、例えばドライバが所定操作を行ったこと等を安全運転支援処理の終了条件に加えても良い。
以上説明したように本実施形態によれば、次に示す効果を得ることができる。
安全運転支援装置2において、自車両の車速及び自車両の走行シーンを用いて判定範囲及び判定時間を決定し、その判定範囲及び判定時間を用いてドライバが脇見状態であるか否かを判定するようにした。これにより、自車両の車速及び自車両の走行シーンを用いて多面的にドライバが脇見状態であるか否かを判定することができ、ドライバが脇見状態であるか否かを高い精度で判定することができる。
又、安全運転支援装置2において、自車両の走行シーンとして、直進、カーブ、右左折の何れであるかを判定するようにした。これにより、自車両が直進道路を走行する場合、自車両がカーブ道路を走行する場合、自車両が交差点内を右左折する場合の区分により、ドライバが脇見状態であるか否かを判定することができる。
本発明は、上記した実施形態で例示したものに限定されることなく、その範囲を逸脱しない範囲で任意に変形又は拡張することができる。
自車両の車速を低速域、中速域、高速域の3区分で判定する構成を例示したが、自車両の車速を2区分や4以上の区分で判定する構成でも良い。
図面中、2は安全運転支援装置、7は制御部、7aは車速判定部、7dは走行シーン判定部、7eは視線状態判定部、7fは判定範囲決定部、7gは判定時間決定部、7hは脇見状態判定部である。

Claims (2)

  1. 自車両の車速を判定する車速判定部(7a)と、
    自車両の走行シーンを判定する走行シーン判定部(7d)と、
    ドライバの視線状態を判定する視線状態判定部(7e)と、
    自車両の車速及び自車両の走行シーンを用い、自車両の車速及び自車両の走行シーンに依存する判定範囲を決定する判定範囲決定部(7f)と、
    自車両の車速及び自車両の走行シーンを用い、自車両の車速及び自車両の走行シーンに依存する判定時間を決定する判定時間決定部(7g)と、
    ドライバの視線状態と、前記判定範囲及び前記判定時間とを用い、ドライバの視線方向が判定範囲から外れている時間が判定時間継続したか否かを判定し、ドライバが脇見状態であるか否かを判定する脇見状態判定部(7h)と、を備え
    前記走行シーン判定部は、自車両の走行シーンとして、少なくともカーブ道路の走行、交差点内の右左折の何れであるかを判定し、
    前記判定範囲決定部は、自車両の走行シーンとして、少なくともカーブ道路の走行、交差点内の右左折の何れかが前記走行シーン判定部に判定されると、車両の前後方向の基準線より傾いた中心線を設定し、その中心線を中心とする車速及び自車両の走行シーンに応じた判定角度の範囲を判定範囲として決定する安全運転支援装置(2)。
  2. 安全運転支援装置(2)の制御部(7)に、
    自車両の車速を判定する車速判定手順と、
    自車両の走行シーンとして、少なくともカーブ道路の走行、交差点内の右左折の何れであるかを判定する走行シーン判定手順と、
    自車両の車速及び自車両の走行シーンを用い、自車両の車速及び自車両の走行シーンに依存する判定範囲を決定し、自車両の走行シーンとして、少なくともカーブ道路の走行、交差点内の右左折の何れであるかを前記走行シーン判定手順により判定すると、自車両の前後方向の基準線より傾いた中心線を設定し、その中心線を中心とする車速及び自車両の走行シーンに応じた判定角度の範囲を判定範囲として決定する判定範囲決定手順と、
    自車両の車速及び自車両の走行シーンを用い、自車両の車速及び自車両の走行シーンに依存する判定時間を決定する判定時間決定手順と、
    ドライバの視線状態を判定する視線状態判定手順と、
    ドライバの視線状態と、前記判定範囲及び前記判定時間とを用い、ドライバの視線方向が判定範囲から外れている時間が判定時間継続したか否かを判定し、ドライバが脇見状態であるか否かを判定する脇見状態判定手順と、を実行させる安全運転支援プログラム
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