JP6582964B2 - ロータリ圧縮機 - Google Patents

ロータリ圧縮機

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Description

本発明は、空気調和機や冷凍機などに用いられるロータリ圧縮機(以下、単に「圧縮機」とも言う)に関する。
例えば、特許文献1には、ロータリ圧縮機において、モータのロータの上方に回転軸と同期回転する円板状の油分離板を設け、この油分離板により前記ロータの積層鉄心に貫通して形成した冷媒通路孔を通過して吐出する冷媒ガスに混合するミスト状の潤滑油を分離するとともに、前記ロータの下側に筒状のキャップ型エンド部材を前記冷媒通路孔に連通させて配置し、前記筒状のキャップ型エンド部材により圧縮部から吐出するミスト状の潤滑油が混合する冷媒ガスを前記冷媒通路孔にガイドし、集中させるようにしたロータリ圧縮機が記載されている。
特開平9−151886号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたロータリ圧縮機は、筒状のキャップ型エンド部材がロータの下側に取付けられていてロータとともに回転する。そのため、冷媒回路から潤滑油が回収されて油面がキャップ型エンド部材の下端より高くなると、キャップ型エンド部材が潤滑油を撹拌するためモータの抵抗が大きくなり、圧縮機の効率が悪化する、という問題がある。また、そのとき、上マフラーカバー(上端板カバー)に設けられた冷媒の吐出口が潤滑油の中に沈むので、吐出口から吐出された冷媒ガスが大量の潤滑油を吹き上げ、油分離板で分離しきれずに、潤滑油が冷媒回路内に流出してしまう、という問題がある。
本発明は、圧縮機筐体内で十分に油分離・回収を行うことができ、圧縮機の効率を悪化させることのないロータリ圧縮機を得ることを目的とする。
本発明は、上部に冷媒を吐出する吐出管が設けられ側面下部に冷媒を吸入する吸入管が設けられ密閉された縦置き円筒状の圧縮機筐体と、前記圧縮機筐体内に配置されるモータと、前記圧縮機筐体内の前記モータの下方に配置され回転軸を介して前記モータに駆動され前記吸入管を介して冷媒を吸入し圧縮して前記吐出管から吐出する圧縮部と、を有し、前記モータは、前記圧縮機筐体に固定された円筒状のステータと、該ステータ内に配置され前記回転軸に固定された円柱状のロータと、を有し、前記ロータには、円環状に配置された複数の冷媒通し孔が設けられ、前記圧縮部は、環状に形成されたシリンダと、前記シリンダの上側を閉塞する上端板及び前記シリンダの下側を閉塞する下端板と、前記上端板に設けられ前記回転軸を支持する主軸受部及び前記下端板に設けられ前記回転軸を支持する副軸受部と、前記回転軸に設けられた偏心部と、前記偏心部に嵌合され前記シリンダの内周面に沿って公転し前記シリンダ内にシリンダ室を形成するピストンと、前記シリンダに設けられたベーン溝から前記シリンダ室内に突出し前記ピストンと当接して前記シリンダ室を吸入室と圧縮室に区画するベーンと、前記上端板を覆って前記上端板との間に上端板カバー室を形成し前記上端板カバー室と前記圧縮機筐体の内部とを連通する上端板カバー吐出孔を有する上端板カバーと、前記上端板に設けられ前記圧縮室と前記上端板カバー室とを連通させる上吐出孔と、前記上吐出孔を開閉するリード弁型の上吐出弁と、を備えるロータリ圧縮機において、前記上端板カバーにおける前記上端板カバー吐出孔の外側に下端が固着され外径が前記モータのロータの外径より小さく内径中心が前記回転軸の軸上にあり、前記内径が前記円環状に配置された複数の冷媒通し孔のうち前記ロータの最も外周側にある冷媒通し孔に外接する円の径よりも大きく、かつ前記内径が前記上端板カバー吐出孔の内径よりも大きく、前記上端板カバー吐出孔を内側に囲む円筒状の冷媒ガイド部材と、前記回転軸の上端に取付けられ前記ロータの上端から上方に離間して前記複数の冷媒通し孔を覆う油分離板と、を備えることを特徴とする。
本発明に係るロータリ圧縮機は、圧縮機筐体内で十分に油分離・回収を行うことができ、圧縮機の効率を悪化させることがない。
図1は、本発明に係るロータリ圧縮機の実施例を示す縦断面図である。 図2は、実施例の圧縮部(回転軸を除く)の上方から見た分解斜視図である。
以下に、本発明を実施するための形態(実施例)につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本発明に係るロータリ圧縮機の実施例を示す縦断面図であり、図2は、実施例の圧縮部(回転軸を除く)の上方から見た分解斜視図である。
図1に示すように、ロータリ圧縮機1は、密閉された縦置き円筒状の圧縮機筐体10内の下部に配置されたロータリ型の圧縮部12と、圧縮部12の上方に配置され、回転軸15を介して圧縮部12を駆動するモータ11と、圧縮機筐体10の側部に固定され内部が下吸入管104、アキュムレータ下L字管31S及び上吸入管105、アキュムレータ上L字管31Tを介して下シリンダ121Sの下吸入室131S及び上シリンダ121Tの上吸入室131Tと接続される縦置き円筒状のアキュムレータ25と、圧縮機筐体10の下部に固定され複数の弾性支持部材(図示せず)が係止されロータリ圧縮機1全体を支持する取付脚310と、を備えている。
また、圧縮機筐体10の上部中央には、圧縮機筐体10を貫通して冷媒を空気調和機の冷媒回路(冷凍サイクル)に吐出するための吐出管107が備えられ、アキュムレータ25の上部中央にはアキュムレータ25の筐体を貫通して冷媒を空気調和機の冷媒回路(冷凍サイクル)から吸入するためのアキュムレータ入口管255が備えられている。
モータ11は、外側に円筒状のステータ111と内側に円柱状のロータ112を備え、ステータ111は圧縮機筐体10の内周面に焼嵌めにより固定され、ロータ112は圧縮部12の回転軸15に焼嵌め固定されている。
回転軸15は、上偏心部152Tの上方の主軸部153が上端板160Tに設けられた主軸受部161Tに回転自在に嵌合し、下偏心部152Sの下方の副軸部151が下端板160Sに設けられた副軸受部161Sに回転自在に嵌合し、下偏心部152S及び上偏心部152Tがそれぞれ下ピストン125S及び上ピストン125Tに回転自在に嵌合することによって、ロータリ型の圧縮部12全体に対して回転自在に支持されるとともに、回転によって下ピストン125S及び上ピストン125Tを公転運動させる。
図2に示すように、圧縮部12は、上から上端板カバー170T、上端板160T、上シリンダ121T、中間仕切板140、下シリンダ121S、下端板160S、下端板カバー170Sを積層して構成され、圧縮部12全体は上下から、略同心円上に配置された複数の通しボルト174,175及び補助ボルト176によって互いに固定されている。
下シリンダ121Sには、下吸入管104と嵌合する下吸入孔135Sが設けられている。上シリンダ121Tには、上吸入管105と嵌合する上吸入孔135Tが設けられている。また、下シリンダ121Sの下シリンダ室130Sには、下ピストン125Sが配置されている。上シリンダ121Tの上シリンダ室130Tには、上ピストン125Tが配置されている。
下シリンダ121Sには、下シリンダ室130Sから放射状に外方へ延びる下ベーン溝128Sが設けられ、下ベーン溝128Sには下ベーン127Sが配置されている。上シリンダ121Tには、上シリンダ室130Tから放射状に外方へ延びる上ベーン溝128Tが設けられ、上ベーン溝128Tには上ベーン127Tが配置されている。
下シリンダ121Sには、外側面から下ベーン溝128Sと重なる位置に下シリンダ室130Sに貫通しない深さで下スプリング穴124Sが設けられ、下スプリング穴124Sには下スプリング126Sが配置されている。上シリンダ121Tには、外側面から上ベーン溝128Tと重なる位置に上シリンダ室130Tに貫通しない深さで上スプリング穴124Tが設けられ、上スプリング穴124Tには上スプリング126Tが配置されている。
下シリンダ室130Sは、上下をそれぞれ中間仕切板140及び下端板160Sで閉塞している。上シリンダ室130Tは、上下をそれぞれ上端板160T及び中間仕切板140で閉塞している。
下シリンダ室130Sは、下ベーン127Sが下スプリング126Sによって下ピストン125Sの外周面に当接されることによって、下吸入孔135Sに連通する下吸入室131Sと、下端板160Sに設けられた下吐出孔190Sに連通する下圧縮室133Sと、に区画されている。上シリンダ室130Tは、上ベーン127Tが上スプリング126Tによって上ピストン125Tの外周面に当接されることによって、上吸入孔135Tに連通する上吸入室131Tと、上端板160Tに設けられた上吐出孔190Tに連通する上圧縮室133Tと、に区画されている。
下吐出孔190Sの出口側には、互いに密着固定された下端板160Sと下端板カバー170Sとの間に下端板カバー室180Sが形成され、下端板カバー室180Sは、下端板160Sに凹部181S(図1参照)を備え、この凹部181Sには、下吐出孔190Sを逆流して下圧縮室133Sに冷媒が流れ込むのを防止する下吐出弁200Sと下吐出弁200Sの開度を規制する下吐出弁押さえ201Sが収容されている。
上吐出孔190Tの出口側には、互いに密着固定された上端板160Tと上端板カバー170Tとの間に上端板カバー室180Tが形成され、上端板カバー室180Tは、上端板160Tに凹部181Tを備え、凹部181Tには、上吐出孔190Tを逆流して上圧縮室133Tに冷媒が流れ込むのを防止する上吐出弁200Tと上吐出弁200Tの開度を規制する上吐出弁押さえ201Tが収容されている。
次に、回転軸15の回転による冷媒の流れを説明する。下シリンダ室130S内及び上シリンダ室130T内において、回転軸15の回転によって回転軸15の下偏心部152S及び上偏心部152Tにそれぞれ嵌合された下ピストン125S及び上ピストン125Tがそれぞれ下シリンダ室130S及び上シリンダ室130Tの内周面に沿って公転することにより、下吸入室131S及び上吸入室131Tが容積を拡大しながらアキュムレータ25を経由してそれぞれ下吸入管104及び上吸入管105から冷媒を吸入する。
また、下圧縮室133S及び上圧縮室133Tが容積を縮小しながら冷媒を圧縮し、圧縮した冷媒の圧力がそれぞれ下吐出弁200S及び上吐出弁200Tの外側の下端板カバー室180S及び上端板カバー室180Tの圧力より高くなると下吐出弁200S及び上吐出弁200Tが開いて下圧縮室133S及び上圧縮室133Tからそれぞれ下端板カバー室180S及び上端板カバー室180Tへ冷媒が吐出される。
下端板カバー室180Sに吐出された冷媒は、冷媒通路孔136及び上端板カバー室180Tを通って上端板カバー吐出孔172T(図1参照)から圧縮機筐体10内部に吐出される。上端板カバー室180Tに吐出された冷媒は、上端板カバー吐出孔172Tから圧縮機筐体10内部に吐出される。
圧縮機筐体10内部に吐出された冷媒は、ステータ111外周に設けられた上下を連通する切欠き(図示せず)、又はステータ巻線111Mの隙間(図示せず)、又はステータ111とロータ112との間の隙間115等を通ってモータ11の上方に導かれ、圧縮機筐体10上部の吐出管107から吐出される。
次に、図1を参照して、実施例のロータリ圧縮機1の特徴的な構成について説明する。図1に示すように、ロータ112には、ロータ112を軸方向に貫通する複数の冷媒通し孔116が設けられている。複数の冷媒通し孔116は、回転軸15を中心とする環状に配置されている。回転軸15の上端には、灰皿形の油分離板117が取付けられている。油分離板117の外縁部118は、ロータ112の上端から離間して冷媒通し孔116を覆っている。
上端板カバー170Tの上部には、円筒状の冷媒ガイド部材173が溶接により固着されている。冷媒ガイド部材173の外径φDは、ロータ112の外径φDよりも小さくする。冷媒ガイド部材173の内径φDは、内径が、中心が回転軸15の軸上にあり円環状に配置された複数の冷媒通し孔116のうち前記ロータの最も外周側にある冷媒通し孔に外接する円の径φDよりも大きい。上端板カバー吐出孔172Tは、冷媒ガイド部材173の内側に囲まれている。
ロータ112の下端と冷媒ガイド部材173の上端との間の間隙は、上端板カバー吐出孔172Tから吐出された冷媒が冷媒ガイド部材173の外側に漏れるのを少なくするために、なるべく小さくするのがよい。例えば、間隙は、1mm以上2mm以下とする。
次に、上端板カバー吐出孔172Tから吐出された冷媒の流れを説明する。上端板カバー吐出孔172Tから吐出された冷媒は、冷媒ガイド部材173内を上昇し、大部分が冷媒通し孔116を通って油分離板117の外縁部118に衝突する。冷媒は、衝突の衝撃により潤滑油を分離し、油分離板117の外縁部118とステータ巻線111Mとの間の間隙を通って圧縮機筐体10内を上昇し、吐出管107を通って圧縮機筐体10外へ吐出される。
油分離板117で分離された潤滑油は、ステータ111とロータ112との間の隙間115、及びステータ巻線111Mの隙間(図示せず)、及びステータ111外周に設けられた上下を連通する切欠き(図示せず)を通って圧縮機筐体10下部に落下する。
従来、冷媒ガイド部材173がないときは、上端板カバー吐出孔172Tから吐出された冷媒は、冷媒通し孔116、及びステータ111とロータ112との間の隙間115、及びステータ巻線111Mの隙間(図示せず)、及びステータ111外周に設けられた上下を連通する切欠き(図示せず)を通って上昇するが、ステータ111とロータ112との間の隙間115、及びステータ巻線111Mの隙間(図示せず)、及びステータ111外周に設けられた上下を連通する切欠き(図示せず)を通って上昇する冷媒は、油分離板117の外縁部118に衝突せず、潤滑油を分離することができなかった。
実施例の油分離板117の外縁部118を有するロータリ圧縮機1は、上端板カバー吐出孔172Tから吐出される冷媒の大部分が冷媒通し孔116を通って油分離板117の外縁部118に衝突し、圧縮機筐体10内で十分に潤滑油の分離・回収を行うことができる。
また、冷媒回路から潤滑油が回収されて油面が高くなっても、冷媒ガイド部材173は潤滑油を撹拌しないので、モータの抵抗は大きくならず、圧縮機の効率が悪化することはない。さらに、冷媒ガイド部材173が上端板カバー吐出孔172Tを内側に囲んでいるので、上端板カバー吐出孔172Tが潤滑油の中に沈むことはなく、上端板カバー吐出孔172Tから吐出された冷媒が潤滑油を吹き上げることはない。
本発明は、単シリンダ式ロータリ圧縮機及び2段圧縮式ロータリ圧縮機に適用することができる。
以上、実施例を説明したが、前述した内容により実施例が限定されるものではない。また、前述した構成要素には、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、前述した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。さらに、実施例の要旨を逸脱しない範囲で構成要素の種々の省略、置換及び変更のうち少なくとも1つを行うことができる。
1 ロータリ圧縮機
10 圧縮機筐体
11 モータ
12 圧縮部
15 回転軸
25 アキュムレータ
31S アキュムレータ下L字管
31T アキュムレータ上L字管
104 下吸入管(吸入管)
105 上吸入管(吸入管)
107 吐出管
111 ステータ
111M ステータ巻線
112 ロータ
116 冷媒通し孔
121S 下シリンダ(シリンダ)
121T 上シリンダ(シリンダ)
124S 下スプリング穴
124T 上スプリング穴
125S 下ピストン(ピストン)
125T 上ピストン(ピストン)
126S 下スプリング
126T 上スプリング
127S 下ベーン(ベーン)
127T 上ベーン(ベーン)
128S 下ベーン溝(ベーン溝)
128T 上ベーン溝(ベーン溝)
130S 下シリンダ室(シリンダ室)
130T 上シリンダ室(シリンダ室)
131S 下吸入室(吸入室)
131T 上吸入室(吸入室)
133S 下圧縮室(圧縮室)
133T 上圧縮室(圧縮室)
135S 下吸入孔
135T 上吸入孔
136 冷媒通路孔
140 中間仕切板
151 副軸部
152S 下偏心部(偏心部)
152T 上偏心部(偏心部)
153 主軸部
160S 下端板
160T 上端板
161S 副軸受部
161T 主軸受部
170S 下端板カバー
170T 上端板カバー
172T 上端板カバー吐出孔
173 冷媒ガイド部材
174,175 通しボルト
176 補助ボルト
180S 下端板カバー室
180T 上端板カバー室
190S 下吐出孔
190T 上吐出孔
200S 下吐出弁
200T 上吐出弁
201S 下吐出弁押さえ
201T 上吐出弁押さえ
255 アキュムレータ入口管
310 取付脚

Claims (2)

  1. 上部に冷媒を吐出する吐出管が設けられ側面下部に冷媒を吸入する吸入管が設けられ密閉された縦置き円筒状の圧縮機筐体と、前記圧縮機筐体内に配置されるモータと、前記圧縮機筐体内の前記モータの下方に配置され回転軸を介して前記モータに駆動され前記吸入管を介して冷媒を吸入し圧縮して前記吐出管から吐出する圧縮部と、を有し、
    前記モータは、
    前記圧縮機筐体に固定された円筒状のステータと、
    該ステータ内に配置され前記回転軸に固定された円柱状のロータと、を有し、
    前記ロータには、円環状に配置された複数の冷媒通し孔が設けられ、
    前記圧縮部は、
    環状に形成されたシリンダと、
    前記シリンダの上側を閉塞する上端板及び前記シリンダの下側を閉塞する下端板と、
    前記上端板に設けられ前記回転軸を支持する主軸受部及び前記下端板に設けられ前記回転軸を支持する副軸受部と、
    前記回転軸に設けられた偏心部と、
    前記偏心部に嵌合され前記シリンダの内周面に沿って公転し前記シリンダ内にシリンダ室を形成するピストンと、
    前記シリンダに設けられたベーン溝から前記シリンダ室内に突出し前記ピストンと当接して前記シリンダ室を吸入室と圧縮室に区画するベーンと、
    前記上端板を覆って前記上端板との間に上端板カバー室を形成し前記上端板カバー室と前記圧縮機筐体の内部とを連通する上端板カバー吐出孔を有する上端板カバーと、
    前記上端板に設けられ前記圧縮室と前記上端板カバー室とを連通させる上吐出孔と、
    前記上吐出孔を開閉するリード弁型の上吐出弁と、
    を備えるロータリ圧縮機において、
    前記上端板カバーにおける前記上端板カバー吐出孔の外側に下端が固着され外径が前記モータのロータの外径より小さく内径中心が前記回転軸の軸上にあり、前記内径が、前記円環状に配置された複数の冷媒通し孔のうち前記ロータの最も外周側にある冷媒通し孔に外接する円の径よりも大きく、かつ前記内径が前記上端板カバー吐出孔の内径よりも大きく、前記上端板カバー吐出孔を内側に囲む円筒状の冷媒ガイド部材と、
    前記回転軸の上端に取付けられ前記ロータの上端から上方に離間して前記複数の冷媒通し孔を覆う油分離板と、
    を備えることを特徴とするロータリ圧縮機。
  2. 前記ロータの下端と前記冷媒ガイド部材の上端との間の間隙は、1mm以上2mm以下とされていることを特徴とする請求項1に記載のロータリ圧縮機。
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