JP6582839B2 - 乗物用シート - Google Patents
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Description
上記の構成であれば、乗物用シートの幅方向における表示画面形成体の両端部を表皮材の端部に引っ張られるようになる。これにより、表示画面形成体がより適切に張られるようになり、表示画面形成体における弛みや皺の発生をより効果的に抑制することが可能となる。
上記の構成であれば、シートバックの状態を第二状態に切り替えることで、有機EL材料の表面のうち、表示画面を形成する方の面が上方に向くようになる。これにより、表示画面がより見易くなる。
上記の構成であれば、駆動機構によって表示画面形成体の傾き角度を、表示画面がより見易くなる角度に調整することが可能となる。
上記の構成では、リクライニング装置によってシートクッションに対するシートバックの倒れ角度(前傾度合い)が変更された際、表示画面形成体の傾き角度を変更後の倒れ角度に応じて調整する。これにより、倒れ角度が変更された後にも、表示画面が見易くなる角度にて表示画面形成体の傾き角度を調整することが可能となる。
上記の構成では、スライドレール機構によってシート本体がスライド移動した際、表示画面形成体の傾き角度をスライド移動後のシート本体の位置に応じて調整する。これにより、シート本体がスライド移動した後にも、表示画面が見易くなる角度にて表示画面形成体の傾き角度を調整することが可能となる。
上記の構成では、駆動機構が表示画面形成体を回動させることにより、表示画面形成体の傾き角度が、表示画面の上端が下端よりも後方に位置しているときの角度(以下、回動前角度)から、表示画面の下端が上端よりも後方に位置しているときの角度(以下、回動後角度)へ切り替わる。このように傾き角度が回動前角度から回動後角度に切り替わるように表示画面形成体を駆動することで、表示画面がより見易くなる。
上記の構成では、表示画面形成体の下端部を後方に押すことで表示画面形成体を回動させる。このような構成であれば、表示画面形成体の傾き角度をより簡易な構成にて調整することが可能となる。
上記の構成では、表示画面形成体の回動動作に連動して伸縮部材が前後に伸縮する。これにより、表示画面形成体の傾き角度を調整する際、シートバックの下端部(厳密には、表示画面形成体の下方に位置する部分)が表示画面形成体の回動動作に追従して伸縮するようになる。この結果、傾き角度の調整が円滑に行われるようになる。
上記の構成では、上述の伸縮部材をより簡単な構成とすることが可能となる。すなわち、表示画面形成体の傾き角度を調整する際、より簡易な構成にて、シートバックの下端部を表示画面形成体の回動動作に追従させることが可能となる。
また、本発明の乗物用シートによれば、乗物用シートの幅方向における表示画面形成体の両端部を表皮材の端部に引っ張ることで、表示画面形成体をより適切に張り、表示画面形成体における弛みや皺の発生をより効果的に抑制することが可能となる。
また、本発明の乗物用シートによれば、シートバックの状態を第二状態に切り替えることで、有機EL材料の表面のうち、表示画面を形成する方の面を上方に向けることで、表示画面をより見易くすることが可能となる。
また、本発明の乗物用シートによれば、表示画面形成体の傾き角度を、表示画面がより見易くなる角度に調整することが可能となる。
また、本発明の乗物用シートによれば、シートクッションに対するシートバックの倒れ角度が変更された後にも、表示画面が見易くなる角度にて表示画面形成体の傾き角度を調整することが可能となる。
また、本発明の乗物用シートによれば、シート本体がスライド移動した後にも、表示画面が見易くなる角度にて表示画面形成体の傾き角度を調整することが可能となる。
また、本発明の乗物用シートによれば、駆動機構が表示画面形成体を回動させることにより、表示画面形成体の傾き角度を、表示画面がより見易くなる角度に調整することが可能となる。
また、本発明の乗物用シートによれば、表示画面形成体の傾き角度をより簡易な構成にて調整することが可能となる。
また、本発明の乗物用シートによれば、表示画面形成体の傾き角度を調整する際、シートバックの下端部が表示画面形成体の回動動作に追従して伸縮する結果、傾き角度が円滑に調整されるようになる。
また、本発明の乗物用シートによれば、表示画面形成体の傾き角度を調整する際、より簡易な構成にて、シートバックの下端部を表示画面形成体の回動動作に追従させることが可能となる。
本発明は、乗物の乗員が着座する乗物用シートに関するものである。以下では、乗物の一例として車両を例に挙げ、車両に搭載された乗物用シート(以下では「車両用シート」とも呼ぶ)の構成を本発明の具体的実施例として説明することとする。ただし、以下に説明する実施例は、あくまでも本発明の理解を容易にするための一例にすぎず、本発明を限定するものではない。つまり、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
なお、以下に説明するシート各部の位置や姿勢等については、特に断る場合を除き、車両用シートが着座可能な状態にあるときの内容であることとする。
第一実施例に係る車両用シートS1は、図1に示すように、一般的な車両用シートと同様の基本的構成を有している。具体的に説明すると、第一実施例に係る車両用シートS1は、乗員を後方から支えるシートバックSaと、乗員の臀部を支えるシートクッションSbと、を有する。また、シートバックSaの上端には、乗員の頭部を支えるヘッドレストScが取り付けられている。
第二実施例に係る車両用シートS2は、図4に示すように、シート本体Shと、シート本体Shの下方に設置されたスライドレール機構Tとを有する。シート本体Shは、乗員を後方から支えるシートバックSaと、乗員の臀部を支えるシートクッションSbと、を有する。第二実施例に係るシートバックSaは、第一実施例と同様、不図示のシートバックフレームに支えられたクッション材Cを表皮材Rで覆うことにより構成されている。
1a 生地部(外縁部)
1b パネル本体(有機エレクトロルミネッセンス材料)
2 伸縮部材
2a 襞部
10,20,30 駆動機構
11 アクチュエータ
12,22,32 回動軸
13 車両用ECU
14 倒れ角度センサ、15 スライド位置センサ
31 楔型スライダ
33 壁部材
C クッション材
H 開口
R 表皮材
r1 第一部分、r2 第二部分、r3 第三部分
S1 車両用シート(乗物用シート)
Sa シートバック、Sb シートクッション
Sc ヘッドレスト、Sh シート本体
Sp バックパネル
Sr リクライニング装置、T スライドレール機構
Claims (10)
- クッション材を表皮材にて覆うことで形成されたシートバックと、
該シートバックの背面を構成し、表示画面を形成する有機エレクトロルミネッセンス材料を備えるシート状の表示画面形成体と、を備え、
該表示画面形成体の外縁部のうちの少なくとも一部は、前記表皮材のうち前記シートバックの背面に配置される端部と隣り合った状態で当該端部に締結されており、
前記表皮材が前記クッション材を覆った状態において、前記表皮材の端部が前記少なくとも一部に対して張力を付与することを特徴とする乗物用シート。 - 前記表皮材は、前記シートバックにおいて前記背面とは反対側の表面を構成する第一部分と、該第一部分と連続しており前記乗物用シートの幅方向における前記シートバックの一端面を構成する第二部分と、該第二部分とは反対側で前記第一部分と連続しており前記幅方向における前記シートバックの他端面を構成する第三部分と、を有し、
前記第二部分の端部及び前記第三部分の端部の双方は、前記幅方向において間隔を空けて配置されており、
前記有機エレクトロルミネッセンス材料が前記間隔内に位置した状態で前記表示画面形成体の前記外縁部中、前記幅方向における端部に位置する部分が前記双方のうち、対応する端部に締結されていることを特徴とする請求項1に記載の乗物用シート。 - 前記シートバックの状態は、前記背面が後方を向いている第一状態と、前記背面が上方を向いている第二状態と、の間で切り替え可能であり、
前記シートバックの状態が前記第二状態にあるときに、前記有機エレクトロルミネッセンス材料の表面のうち、前記表示画面を形成する方の面が上方を向いていることを特徴とする請求項1又は2に記載の乗物用シート。 - 鉛直方向に対する前記表示画面形成体の傾き角度を調整するために前記表示画面形成体を駆動する駆動機構を更に備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の乗物用シート。
- 前記シートバックは、リクライニング装置を介してシートクッションと連結されており、
前記リクライニング装置が作動することにより、前記シートクッションに対する前記シートバックの倒れ角度が変更可能であり、
前記倒れ角度が変更した際、前記駆動機構は、前記傾き角度が変更後の前記倒れ角度に応じた角度となるように前記表示画面形成体を駆動することを特徴とする請求項4に記載の乗物用シート。 - 前記シートバックと、前記シートバックに連結されたシートクッションと、を有するシート本体と、
該シート本体をスライド移動させるためのスライドレール機構と、を備え、
該スライドレール機構によって前記シート本体がスライド移動した際、前記駆動機構は、前記傾き角度がスライド移動後の前記シート本体の位置に応じた角度となるように前記表示画面形成体を駆動することを特徴とする請求項4に記載の乗物用シート。 - 前記駆動機構は、前記乗物用シートの幅方向に沿う回動軸を中心として前記表示画面形成体を回動させる機構であり、
前記傾き角度は、前記駆動機構が前記表示画面形成体を回動させることで、前記表示画面の上端が下端よりも後方に位置しているときの角度から、前記下端が前記上端よりも後方に位置しているときの角度へ切り替わることを特徴とする請求項4に記載の乗物用シート。 - 前記駆動機構は、前記表示画面形成体の下端部を後方に押すことで前記回動軸を中心として前記表示画面形成体を回動させることを特徴とする請求項7に記載の乗物用シート。
- 前記シートバックにおいて前記表示画面形成体の下方に配置され、前記表示画面形成体の回動動作に連動して前後方向に伸縮する伸縮部材を更に備えることを特徴とする請求項7又は8に記載の乗物用シート。
- 前記乗物用シートは、前記シートバックと、シートクッションと、ヘッドレストと、を有し、
前記シートバックは、リクライニング装置を介してシートクッションと連結されており、
前記伸縮部材は、蛇腹状に形成された襞部を有し、前記表示画面形成体の回動動作に連動して前記襞部が屈伸することで前後方向に伸縮することを特徴とする請求項9に記載の乗物用シート。
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