JP6579739B2 - 検査装置および基板処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、検査装置およびそれを備えた基板処理装置に関する。
半導体基板、液晶表示装置用基板、プラズマディスプレイ用基板、光ディスク用基板、磁気ディスク用基板、光磁気ディスク用基板またはフォトマスク用基板等の各種基板に対する種々の処理工程において、基板の外観検査が行われる。
特許文献1に記載される基板処理装置では、基板上にレジスト膜が形成された後であって基板に露光処理が行われる前に、基板の外観検査が行われる。基板の外観検査では、基板が撮像装置によって撮像されることにより、基板の画像データが生成される。生成された画像データに基づいて、基板の外観上の欠陥が検出される。
特開2011−66049号公報
しかしながら、上記のように基板の画像データが生成される場合、生成された画像データに、モアレ(干渉縞)が生じることがある。この場合、画像データ上でモアレと欠陥との識別ができないことがあり、欠陥の検出精度が低下する。
本発明の目的は、高い精度で基板の外観検査を行うことが可能な検査装置およびそれを備えた基板処理装置を提供することである。
(1)第1の発明に係る検査装置は、基板の外観検査を行う検査装置であって、検査すべき基板を撮像することにより画像データを取得する画像データ取得部と、画像データ取得部により取得された画像データに基づいて、検査すべき基板に外観上の欠陥があるか否かの判定を行う判定部とを備え、判定部は、外観上の欠陥がないサンプル基板の画像データの平滑化を行うことによりモアレに起因する階調変化を含みかつ外観上の欠陥に起因する階調変化を含まない画像データを生成し、サンプル基板の平滑化前の画像データの各画素の階調値からサンプル基板の平滑化後の画像データの各画素の階調値を減算することによりサンプル基板の修正画像データを生成し、サンプル基板の修正画像データの階調値の出現頻度の分布に基づいて外観上の欠陥がない場合における階調値の範囲を予め設定し、基板の検査時に、検査すべき基板の修正画像データの各画素の階調値が設定された範囲内にあるか否かに基づいて、判定を行う。
この検査装置においては、検査すべき基板の画像データが取得され、取得された画像データに基づいて、検査すべき基板に外観上の欠陥があるか否かが判定される。その判定のために、取得された画像データの平滑化が行われ、平滑化前の画像データの各画素の階調値から平滑化後の画像データの各画素の階調値を減算することにより修正画像データが生成される。
通常、欠陥に起因する階調変化は、モアレに起因する階調変化よりも局所的または分散的に生じる。そのため、平滑化後の画像データは、モアレに起因する階調変化を含み、かつ外観上の欠陥に起因する階調変化を含まない。そこで、平滑化前の画像データの各画素の階調値から平滑化後の画像データの各画素の階調値が減算されることにより、モアレが除去された修正画像データが生成される。
その修正画像データに基づいて、検査すべき基板に外観上の欠陥があるか否かが判定されるので、モアレによって欠陥の検出精度が低下することが防止され、高い精度で基板の外観検査を行うことができる。
この場合、サンプル基板の修正画像データは、モアレによる階調変化および外観上の欠陥に起因する階調変化を含まない。したがって、サンプル基板の修正画像データの階調値および検査すべき基板の修正画像データの階調値に基づいて、検査すべき基板に外観上の欠陥があるか否かを正確に判定することができる。
(2)判定部は、移動平均フィルタ処理により画像データの平滑化を行ってもよい。この場合、短時間で容易に画像データの平滑化を行うことができる。
(3)判定部は、生成された修正画像データの各画素の階調値に一定の値を加算することにより加算画像データを生成してもよい。この場合、加算画像データに対応する画像が全体的に明るくなる。そのため、使用者は、その画像を違和感なく視認することができる。
)検査装置は、基板を保持しつつ回転させる基板保持回転装置をさらに備え、画像データ取得部は、基板保持回転装置により回転される基板の半径方向に沿った半径領域に光を照射する照明部と、基板の半径領域で反射される光を受光するラインセンサとを含んでもよい。
この場合、簡単な構成で基板の画像データを取得することができる。また、基板の回転に起因して画像データにモアレが生じても、画像データからモアレが除去されるので、モアレによって欠陥の検出精度が低下することが防止され、高い精度で基板の外観検査を行うことができる。
)第2の発明に係る基板処理装置は、基板に露光処理を行う露光装置に隣接するように配置される基板処理装置であって、露光装置による露光処理前に、基板上に感光性膜を形成する膜形成ユニットと、露光装置による露光処理後に、基板上の感光性膜に現像処理を行う現像処理ユニットと、膜形成ユニットによる感光性膜の形成後の基板の外観検査を行う上記の検査装置とを備える。
この基板処理装置においては、露光処理前の基板上に感光性膜が形成され、露光処理後の基板に現像処理が行われる。感光性膜の形成後の基板の外観検査が上記の検査装置により行われる。それにより、モアレによって欠陥の検出精度が低下することが防止され、高い精度で基板上の感光性膜の外観検査を行うことができる。
)検査装置は、膜形成ユニットによる感光性膜の形成後でかつ現像処理ユニットによる現像処理後の基板の外観検査を行ってもよい。
この場合、現像処理によってパターン化された感光性膜の外観検査を高い精度で行うことができる。
本発明によれば、高い精度で基板の外観検査を行うことができる。
基板処理装置の構成を示す模式的平面図である。 主として図1の塗布処理部、塗布現像処理部および洗浄乾燥処理部を示す基板処理装置の模式的側面図である。 主として図1の熱処理部および洗浄乾燥処理部を示す基板処理装置の模式的側面図である。 主として図1の搬送部を示す模式的側面図である。 検査ユニットの構成について説明するための模式的側面図である。 検査ユニットの構成について説明するための模式的斜視図である。 表面画像データの生成について説明するための図である。 表面画像に生じるモアレを模式的に示す図である。 モアレ除去処理のフローチャートである。 モアレ除去処理における表面画像の変化について説明するための図である。 しきい値設定処理のフローチャートである。 欠陥判定処理のフローチャートである。 下限しきい値および上限しきい値の設定例について説明するための図である。
以下、本発明の実施の形態に係る検査装置および基板処理装置について図面を用いて説明する。なお、以下の説明において、基板とは、半導体基板、液晶表示装置用基板、プラズマディスプレイ用基板、フォトマスク用ガラス基板、光ディスク用基板、磁気ディスク用基板、光磁気ディスク用基板またはフォトマスク用基板等をいう。
(1)基板処理装置の構成
(1−1)全体構成
図1は、基板処理装置100の構成を示す模式的平面図である。図1に示すように、基板処理装置100は、インデクサブロック11、第1の処理ブロック12、第2の処理ブロック13、洗浄乾燥処理ブロック14Aおよび搬入搬出ブロック14Bを備える。洗浄乾燥処理ブロック14Aおよび搬入搬出ブロック14Bにより、インターフェイスブロック14が構成される。搬入搬出ブロック14Bに隣接するように露光装置15が配置される。露光装置15においては、液浸法により基板Wに露光処理が行われる。
インデクサブロック11は、複数のキャリア載置部111および搬送部112を含む。各キャリア載置部111には、複数の基板Wを多段に収納するキャリア113が載置される。
搬送部112には、制御部114および搬送機構115が設けられる。制御部114は、基板処理装置100の種々の構成要素を制御する。搬送機構115は、基板Wを保持するためのハンド116を有する。搬送機構115は、ハンド116により基板Wを保持しつつその基板Wを搬送する。
第1の処理ブロック12は、塗布処理部121、搬送部122および熱処理部123を含む。塗布処理部121および熱処理部123は、搬送部122を挟んで対向するように設けられる。搬送部122と搬送部112との間には、基板Wが載置される基板載置部PASS1および後述する基板載置部PASS2〜PASS4(図4参照)が設けられる。搬送部122には、基板Wを搬送する搬送機構127および後述する搬送機構128(図4参照)が設けられる。
第2の処理ブロック13は、塗布現像処理部131、搬送部132および熱処理部133を含む。塗布現像処理部131および熱処理部133は、搬送部132を挟んで対向するように設けられる。搬送部132と搬送部122との間には、基板Wが載置される基板載置部PASS5および後述する基板載置部PASS6〜PASS8(図4参照)が設けられる。搬送部132には、基板Wを搬送する搬送機構137および後述する搬送機構138(図4参照)が設けられる。
洗浄乾燥処理ブロック14Aは、洗浄乾燥処理部161,162および搬送部163を含む。洗浄乾燥処理部161,162は、搬送部163を挟んで対向するように設けられる。搬送部163には、搬送機構141,142が設けられる。搬送部163と搬送部132との間には、載置兼バッファ部P−BF1および後述の載置兼バッファ部P−BF2(図4参照)が設けられる。載置兼バッファ部P−BF1,P−BF2は、複数の基板Wを収容可能に構成される。
また、搬送機構141,142の間において、搬入搬出ブロック14Bに隣接するように、基板載置部PASS9および後述の載置兼冷却部P−CP(図4参照)が設けられる。載置兼冷却部P−CPは、基板Wを冷却する機能を備える。載置兼冷却部P−CPにおいて、基板Wが露光処理に適した温度に冷却される。
搬入搬出ブロック14Bには、搬送機構146が設けられる。搬送機構146は、露光装置15に対する基板Wの搬入および搬出を行う。露光装置15には、基板Wを搬入するための基板搬入部15aおよび基板Wを搬出するための基板搬出部15bが設けられる。
(1−2)塗布処理部および塗布現像処理部の構成
図2は、主として図1の塗布処理部121、塗布現像処理部131および洗浄乾燥処理部161を示す基板処理装置100の模式的側面図である。
図2に示すように、塗布処理部121には、塗布処理室21,22,23,24が階層的に設けられる。塗布現像処理部131には、現像処理室31,33および塗布処理室32,34が階層的に設けられる。塗布処理室21〜24,32,34の各々には、塗布処理ユニット129が設けられる。現像処理室31,33の各々には、現像処理ユニット139が設けられる。
各塗布処理ユニット129は、基板Wを保持するスピンチャック25およびスピンチャック25の周囲を覆うように設けられるカップ27を備える。本実施の形態では、各塗布処理ユニット129に2組のスピンチャック25およびカップ27が設けられる。スピンチャック25は、図示しない駆動装置(例えば、電動モータ)により回転駆動される。
図1に示すように、各塗布処理ユニット129は、処理液を吐出する複数の塗布ノズル28およびその塗布ノズル28を搬送するノズル搬送機構29を備える。各塗布処理ユニット129においては、複数の塗布ノズル28のうちのいずれかの塗布ノズル28がノズル搬送機構29により基板Wの上方に移動される。図示しない駆動装置によりスピンチャック25が回転される状態で、その塗布ノズル28から処理液が吐出される。それにより、基板W上に処理液が塗布される。
本実施の形態においては、塗布処理室22,24の塗布処理ユニット129において、反射防止膜用の処理液が塗布ノズル28から基板Wに供給される。塗布処理室21,23の塗布処理ユニット129において、レジスト膜用の処理液が塗布ノズル28から基板Wに供給される。塗布処理室32,34の塗布処理ユニット129において、レジストカバー膜用の処理液が塗布ノズル28から基板Wに供給される。
図2に示すように、現像処理ユニット139は、塗布処理ユニット129と同様に、スピンチャック35およびカップ37を備える。本実施の形態では、各現像処理ユニット139に3組のスピンチャック35およびカップ37が設けられる。スピンチャック35は、図示しない駆動装置(例えば、電動モータ)により回転駆動される。
図1に示すように、現像処理ユニット139は、現像液を吐出する2つの現像ノズル38およびその現像ノズル38をX方向に移動させる移動機構39を備える。現像処理ユニット139においては、一方の現像ノズル38がX方向に移動しつつ各基板Wに現像液を供給し、続いて、他方の現像ノズル38が移動しつつ各基板Wに現像液を供給する。この場合、基板Wに現像液が供給されることにより、基板W上のレジストカバー膜が除去されるとともに、基板Wの現像処理が行われる。
洗浄乾燥処理部161には、複数(本例では4つ)の洗浄乾燥処理ユニットSD1が設けられる。洗浄乾燥処理ユニットSD1においては、露光処理前の基板Wの洗浄および乾燥処理が行われる。
図1および図2に示すように、塗布処理部121において塗布現像処理部131に隣り合うように流体ボックス部50が設けられる。同様に、塗布現像処理部131において洗浄乾燥処理ブロック14Aに隣り合うように流体ボックス部60が設けられる。流体ボックス部50および流体ボックス部60内には、塗布処理ユニット129および現像処理ユニット139への薬液の供給ならびに塗布処理ユニット129および現像処理ユニット139からの廃液および排気等に関する導管、継ぎ手、バルブ、流量計、レギュレータ、ポンプ、温度調節器等の流体関連機器が収納される。
(1−3)熱処理部の構成
図3は、主として図1の熱処理部123,133および洗浄乾燥処理部162を示す基板処理装置100の模式的側面図である。
図3に示すように、熱処理部123は、上方に設けられる上段熱処理部301および下方に設けられる下段熱処理部302を有する。上段熱処理部301および下段熱処理部302の各々には、複数の熱処理ユニットPHP、複数の密着強化処理ユニットPAHPおよび複数の冷却ユニットCPが設けられる。
熱処理ユニットPHPにおいては、基板Wの加熱処理および冷却処理が行われる。以下、熱処理ユニットPHPにおける加熱処理および冷却処理を単に熱処理と呼ぶ。密着強化処理ユニットPAHPにおいては、基板Wと反射防止膜との密着性を向上させるための密着強化処理が行われる。具体的には、密着強化処理ユニットPAHPにおいて、基板WにHMDS(ヘキサメチルジシラサン)等の密着強化剤が塗布されるとともに、基板Wに加熱処理が行われる。冷却ユニットCPにおいては、基板Wの冷却処理が行われる。
熱処理部133は、上方に設けられる上段熱処理部303および下方に設けられる下段熱処理部304を有する。上段熱処理部303および下段熱処理部304の各々には、冷却ユニットCP、エッジ露光部EEW、検査ユニットIPおよび複数の熱処理ユニットPHPが設けられる。エッジ露光部EEWにおいては、基板Wの周縁部の露光処理(エッジ露光処理)が行われる。検査ユニットIPにおいては、現像処理後の基板Wの外観検査が行われる。検査ユニットIPおよび図1の制御部114により、検査装置が構成される。検査ユニットIPの詳細については後述する。上段熱処理部303および下段熱処理部304において、洗浄乾燥処理ブロック14Aに隣り合うように設けられる熱処理ユニットPHPは、洗浄乾燥処理ブロック14Aからの基板Wの搬入が可能に構成される。
洗浄乾燥処理部162には、複数(本例では4つ)の洗浄乾燥処理ユニットSD2が設けられる。洗浄乾燥処理ユニットSD2においては、露光処理後の基板Wの洗浄および乾燥処理が行われる。
(1−4)搬送部の構成
図4は、主として図1の搬送部122,132,163を示す模式的側面図である。図4に示すように、搬送部122は、上段搬送室125および下段搬送室126を有する。搬送部132は、上段搬送室135および下段搬送室136を有する。上段搬送室125には搬送機構127が設けられ、下段搬送室126には搬送機構128が設けられる。また、上段搬送室135には搬送機構137が設けられ、下段搬送室136には搬送機構138が設けられる。
搬送機構127,128,137,138の各々は、ハンドH1,H2を有する。搬送機構127,128,137,138の各々は、ハンドH1,H2を用いて基板Wを保持し、X方向およびZ方向に自在に移動して基板Wを搬送することができる。
搬送部112と上段搬送室125との間には、基板載置部PASS1,PASS2が設けられ、搬送部112と下段搬送室126との間には、基板載置部PASS3,PASS4が設けられる。上段搬送室125と上段搬送室135との間には、基板載置部PASS5,PASS6が設けられ、下段搬送室126と下段搬送室136との間には、基板載置部PASS7,PASS8が設けられる。
上段搬送室135と搬送部163との間には、載置兼バッファ部P−BF1が設けられ、下段搬送室136と搬送部163との間には載置兼バッファ部P−BF2が設けられる。搬送部163においてインターフェイスブロック15と隣接するように、基板載置部PASS9および複数の載置兼冷却部P−CPが設けられる。
搬送機構127は、基板載置部PASS1,PASS2,PASS5,PASS6、塗布処理室21,22(図2)および上段熱処理部301(図3)の間で基板Wを搬送可能に構成される。搬送機構128は、基板載置部PASS3,PASS4,PASS7,PASS8、塗布処理室23,24(図2)および下段熱処理部302(図3)の間で基板Wを搬送可能に構成される。
搬送機構137は、基板載置部PASS5,PASS6、載置兼バッファ部P−BF1、現像処理室31(図2)、塗布処理室32および上段熱処理部303(図3)の間で基板Wを搬送可能に構成される。搬送機構138は、基板載置部PASS7,PASS8、載置兼バッファ部P−BF2、現像処理室33(図2)、塗布処理室34および下段熱処理部304(図3)の間で基板Wを搬送可能に構成される。
(1−5)動作
図1〜図4を参照しながら基板処理装置100の動作を説明する。インデクサブロック11のキャリア載置部111(図1)には、未処理の基板Wが収容されたキャリア113が載置される。搬送機構115は、キャリア113から基板載置部PASS1,PASS3(図4)に未処理の基板Wを搬送する。また、搬送機構115は、基板載置部PASS2,PASS4(図4)に載置された処理済みの基板Wをキャリア113に搬送する。
第1の処理ブロック12において、搬送機構127(図4)は、基板載置部PASS1(図4)に載置された基板Wを密着強化処理ユニットPAHP(図3)、冷却ユニットCP(図3)、塗布処理室22(図2)、熱処理ユニットPHP(図3)、冷却ユニットCP(図3)、塗布処理室21(図2)、熱処理ユニットPHP(図3)および基板載置部PASS5(図4)に順に搬送する。
この場合、密着強化処理ユニットPAHPにおいて、基板Wに密着強化処理が行われた後、冷却ユニットCPにおいて、反射防止膜の形成に適した温度に基板Wが冷却される。次に、塗布処理室22において、塗布処理ユニット129(図2)により基板W上に反射防止膜が形成される。続いて、熱処理ユニットPHPにおいて、基板Wの熱処理が行われた後、冷却ユニットCPにおいて、レジスト膜の形成に適した温度に基板Wが冷却される。次に、塗布処理室21において、塗布処理ユニット129(図2)により、基板W上にレジスト膜が形成される。その後、熱処理ユニットPHPにおいて、基板Wの熱処理が行われ、その基板Wが基板載置部PASS5に載置される。
また、搬送機構127は、基板載置部PASS6(図4)に載置された現像処理後の基板Wを基板載置部PASS2(図4)に搬送する。
搬送機構128(図4)は、基板載置部PASS3(図4)に載置された基板Wを密着強化処理ユニットPAHP(図3)、冷却ユニットCP(図3)、塗布処理室24(図2)、熱処理ユニットPHP(図3)、冷却ユニットCP(図3)、塗布処理室23(図2)、熱処理ユニットPHP(図3)および基板載置部PASS7(図4)に順に搬送する。また、搬送機構128(図4)は、基板載置部PASS8(図4)に載置された現像処理後の基板Wを基板載置部PASS4(図4)に搬送する。塗布処理室23,24(図2)および下段熱処理部302(図3)における基板Wの処理内容は、上記の塗布処理室21,22(図2)および上段熱処理部301(図3)における基板Wの処理内容と同様である。
第2の処理ブロック13において、搬送機構137(図4)は、基板載置部PASS5(図4)に載置されたレジスト膜形成後の基板Wを塗布処理室32(図2)、熱処理ユニットPHP(図3)、エッジ露光部EEW(図3)および載置兼バッファ部P−BF1(図4)に順に搬送する。
この場合、塗布処理室32において、塗布処理ユニット129により基板W上にレジストカバー膜が形成される。続いて、熱処理ユニットPHPにおいて、基板Wに熱処理が行われた後、エッジ露光部EEWにおいて、基板Wのエッジ露光処理が行われ、その基板Wが載置兼バッファ部P−BF1に載置される。
また、搬送機構137(図4)は、洗浄乾燥処理ブロック14Aに隣接する熱処理ユニットPHP(図3)から露光処理後でかつ熱処理後の基板Wを取り出し、その基板Wを冷却ユニットCP(図3)、現像処理室31(図2)、熱処理ユニットPHP(図3)、検査ユニットIP(図3)および基板載置部PASS6(図4)に順に搬送する。
この場合、冷却ユニットCPにおいて、現像処理に適した温度に基板Wが冷却された後、現像処理室31において、現像処理ユニット139により基板Wの現像処理が行われる。続いて、熱処理ユニットPHPにおいて、基板Wの熱処理が行われた後、検査ユニットIPにおいて、基板Wの外観検査が行われる。外観検査後の基板Wは、基板載置部PASS6に載置される。
搬送機構138(図4)は、基板載置部PASS7(図4)に載置されたレジスト膜形成後の基板Wを塗布処理室34(図2)、熱処理ユニットPHP(図3)、エッジ露光部EEW(図3)および載置兼バッファ部P−BF2(図4)に順に搬送する。また、搬送機構138(図4)は、洗浄乾燥処理ブロック14Aに隣接する熱処理ユニットPHP(図3)から露光処理後でかつ熱処理後の基板Wを取り出し、その基板Wを冷却ユニットCP(図3)、現像処理室33(図2)、熱処理ユニットPHP(図3)、検査ユニットIP(図3)および基板載置部PASS8(図4)に順に搬送する。塗布処理室34、現像処理室33および下段熱処理部304における基板Wの処理内容は、上記の塗布処理室32、現像処理室31および上段熱処理部303における基板Wの処理内容と同様である。
洗浄乾燥処理ブロック14Aにおいて、搬送機構141(図1)は、載置兼バッファ部P−BF1,P−BF2(図4)に載置された基板Wを洗浄乾燥処理部161の洗浄乾燥処理ユニットSD1(図2)および載置兼冷却部P−CP(図4)に順に搬送する。この場合、洗浄乾燥処理ユニットSD1において、基板Wの洗浄および乾燥処理が行われた後、載置兼冷却部P−CPにおいて、露光装置15(図1〜図3)における露光処理に適した温度に基板Wが冷却される。
搬送機構142(図1)は、基板載置部PASS9(図4)に載置された露光処理後の基板Wを洗浄乾燥処理部162の洗浄乾燥処理ユニットSD2(図3)に搬送し、洗浄および乾燥処理後の基板Wを洗浄乾燥処理ユニットSD2から上段熱処理部303の熱処理ユニットPHP(図3)または下段熱処理部304の熱処理ユニットPHP(図3)に搬送する。この熱処理ユニットPHPにおいては、露光後ベーク(PEB)処理が行われる。
インターフェイスブロック15において、搬送機構146(図1)は、載置兼冷却部P−CP(図4)に載置された露光処理前の基板Wを露光装置15の基板搬入部15a(図1)に搬送する。また、搬送機構146(図1)は、露光装置15の基板搬出部15b(図1)から露光処理後の基板Wを取り出し、その基板Wを基板載置部PASS9(図4)に搬送する。
なお、露光装置15が基板Wの受け入れをできない場合、露光処理前の基板Wが載置兼バッファ部P−BF1,P−BF2に一時的に収容される。また、第2の処理ブロック13の現像処理ユニット139(図2)が露光処理後の基板Wの受け入れをできない場合、露光処理後の基板Wが載置兼バッファ部P−BF1,P−BF2に一時的に収容される。
(2)検査ユニットの構成
図5および図6は、検査ユニットIPの構成について説明するための模式的側面図および模式的斜視図である。図5に示すように、検査ユニットIPは、保持回転部51、照明部52、反射ミラー53およびCCDラインセンサ54を含む。
保持回転部51は、スピンチャック511、回転軸512およびモータ513を含む。スピンチャック511は、基板Wの下面の略中心部を真空吸着することにより、基板Wを水平姿勢で保持する。モータ513によって回転軸512およびスピンチャック511が一体的に回転される。それにより、スピンチャック511により保持された基板Wが鉛直方向(Z方向)に沿った軸の周りで回転する。本例では、基板Wの表面が上方に向けられる。基板Wの表面とは、回路パターンが形成される基板Wの面である。
図6に示すように、照明部52は、帯状の検査光を出射する。検査光は、スピンチャック511により保持された基板Wの表面の半径方向に沿った線状の領域(以下、半径領域と呼ぶ)RRに照射される。半径領域RRで反射された検査光は、反射ミラー53によってさらに反射され、CCDラインセンサ54に導かれる。CCDラインセンサ54の受光量分布は、半径領域RRでの反射光の明るさの分布に相当する。CCDラインセンサ54の受光量分布に基づいて、基板Wの表面画像データが生成される。表面画像データは、基板Wの表面の画像(以下、表面画像と呼ぶ)を表す。本例では、CCDラインセンサ54の受光量分布が図1の制御部114に与えられ、制御部114により表面画像データが生成される。
図7は、表面画像データの生成について説明するための図である。図7(a),(b),(c)には、基板W上における検査光の照射状態が順に示され、図7(d),(e),(f)には、図7(a),(b),(c)の状態で生成される表面画像データに対応する表面画像が示される。なお、図7(a)〜(c)において、検査光が照射された基板W上の領域にドットパターンが付される。
図7(a)〜(c)に示すように、基板W上の半径領域RRに継続的に検査光が照射されつつ基板Wが回転される。それにより、基板Wの周方向に連続的に検査光が照射される。基板Wが1回転すると、基板Wの表面の全体に検査光が照射される。
基板Wが1回転する期間に得られるCCDラインセンサ54の受光量分布に基づいて、図7(d)〜(f)に示すように、矩形の表面画像SDを表す表面画像データが生成される。図7(d)〜(f)において、表面画像SDの横軸は、CCDラインセンサ54の各画素の位置に対応し、表面画像SDの縦軸は、基板Wの回転角度に対応する。この場合、基板Wの半径方向における基板Wの表面での反射光の明るさの分布が表面画像SDの横軸の方向に表される。また、基板Wの周方向における基板Wの表面での反射光の明るさの分布が表面画像SDの縦軸の方向に表される。基板Wが1回転した時点で、基板Wの表面全体での反射光の明るさの分布が1つの矩形の表面画像SDを表す表面画像データとして得られる。
生成された表面画像データに基づいて、基板Wの外観検査が行われる。本例においては、現像処理によってパターン化されたレジスト膜(以下、レジストパターンと呼ぶ)の外観検査が行われる。
(3)モアレ
上記のようにして生成される表面画像SD(表面画像データ)には、モアレ(干渉縞)が生じることがある。図8は、表面画像SDに生じるモアレを模式的に示す図である。図8の例では、縦軸の方向に表面画像SDの明るさが連続的に変化するように、モアレが生じている。本例において、表面画像SDの明るさは、各画素の階調値によって表される。階調値が大きいほど画素が明るい。
モアレは、表面画像SDに周期的な模様がある場合に生じやすい。基板処理装置100において処理される基板Wには、複数の素子にそれぞれ対応する複数の回路パターンが形成される。これらの回路パターンは、互いに同じ構成を有する。そのため、基板W上において、複数の回路パターンが周期的な模様となる。
例えば、レジストパターンは、複数の回路パターンに対応しており、基板Wにおいて周期的な模様となる。そのため、レジストパターンの外観検査のための表面画像SDには、モアレが生じやすい。
また、基板Wの製造工程においては、上記のレジスト膜形成処理、露光処理および現像処理を含むフォトリソグラフィー工程が、1つの基板Wに複数回にわたって行われる。そのため、初期の工程を除いて、基板Wには、回路パターンの少なくとも一部が形成されている。回路パターン上にレジスト膜等の他の膜が形成されていても、検査ユニットIPにおいて、検査光がこれらの膜を透過する。それにより、既に形成された回路パターンに起因して、表面画像SDにモアレが生じることもある。
また、基板Wの回路パターンは、基板Wの周方向においても周期性を有する。上記のように、表面画像SDは、基板Wが回転されつつ一定の半径領域RRに検査光が照射され、その反射光がCCDラインセンサ54によって受光されることにより生成される。したがって、このような基板Wの回転を伴う表面画像SDの生成方法も表面画像SDにモアレが生じる要因になる可能性がある。
表面画像SDにモアレが生じると、表面画像SDにおいて基板Wの外観上の欠陥とモアレとの識別ができない場合がある。それにより、基板Wの外観検査の精度が低下する。
(4)モアレ除去処理
本実施の形態では、表面画像SDからモアレを除去するためのモアレ除去処理が行われる。本例においては、図1の制御部114がモアレ除去処理を行う。図9は、モアレ除去処理のフローチャートである。図10は、モアレ除去処理における表面画像SDの変化について説明するための図である。図9および図10の例では、外観上の欠陥のある基板Wの表面画像SDからモアレが除去される。
図10(a)には、モアレ除去処理前の表面画像SDが示される。図10(a)の表面画像SDには、モアレおよび基板Wの欠陥DPが表される。通常、欠陥DPの階調値は、正常な部分の階調値より高い。しかしながら、モアレによる階調値のばらつきがあることにより、欠陥DPによる階調値のばらつきが認識されにくい。また、図10(a)には示されないが、この表面画像SDには、基板Wの表面構造が表される。ここで、基板Wの表面構造は、欠陥DPではなく、回路パターンおよびレジストパターン等の正常に形成された構造を意味する。
図9に示すように、まず、制御部114は、表面画像データの平滑化を行う(ステップS1)。表面画像データの平滑化とは、表面画像SDの濃淡変動を小さくすることである。例えば、移動平均フィルタ処理により表面画像データが平滑化される。移動平均フィルタ処理では、注目画素を中心とする規定数の周辺画素に関して階調値の平均が算出され、その平均値が注目画素の階調値とされる。本例では、表面画像SDの全画素が注目画素とされ、各画素の階調値がその周辺画素の平均値に変更される。表面画像SDの総画素数は、例えば5000(横)×10000(縦)であり、移動平均フィルタ処理における周辺画素の数は、例えば100(横)×100(縦)である。移動平均フィルタ処理における周辺画素の数は、想定される欠陥の大きさおよびモアレの大きさ等によって適宜設定されてもよい。
移動平均フィルタ処理により、短時間で容易に表面画像データを平滑化することができる。なお、移動平均フィルタ処理の代わりに、ガウシアンフィルタ処理またはメディアンフィルタ処理等の他の平滑化処理により、表面画像データの平滑化が行われてもよい。
図10(b)には、図9のステップS1における平滑化後の表面画像SDが示される。欠陥による階調値のばらつきおよび基板Wの表面構造による階調値のばらつきは、モアレによる階調値のばらつきに比べて局所的にまたは分散的に生じる。そのため、欠陥による階調値のばらつきおよび基板Wの表面構造による階調値のばらつきは、ステップS1の処理でなくなる。一方、モアレによる階調値のばらつきは広範囲において連続的に生じるので、ステップS1の処理ではなくならない。したがって、図10(b)の表面画像SDには、モアレのみが表され、欠陥DPおよび基板Wの表面構造が表されない。
次に、制御部114は、平滑化前の表面画像データの各画素の階調値から平滑化後の表面画像データの各画素の階調値を減算する(図9のステップS2)。これにより、表面画像SDからモアレが除去される。以下、ステップS2の処理後の表面画像データを修正画像データと呼ぶ。図10(c)には、修正画像データに対応する表面画像SDが示される。図10(c)の表面画像SDには、欠陥DPおよび基板Wの表面構造のみが表され、モアレが表されない。また、表面画像SDが全体的に暗い。
次に、制御部114は、修正画像データの各画素の階調値に一定の値を加算する(図9のステップS3)。以下、ステップS3の処理後の表面画像データを加算画像データと呼ぶ。例えば、階調値の範囲の中心値が各画素の階調値に加算される。階調値は、例えば0以上255以下の数値で表される。この場合、各画素の階調値に128が加算される。図10(d)には、加算画像データに対応する表面画像SDが示される。図10(d)の表面画像SDは、適度な明るさを有する。それにより、使用者が図10(d)の表面画像SDを違和感なく視認することができる。
これにより、制御部114は、モアレ除去処理を終了する。なお、図9のステップS3の処理は必ずしも行われなくてもよい。例えば、使用者が表面画像SDを視認することがない場合、図9のステップS3の処理は、行われなくてもよい。
(5)外観検査の詳細
本実施の形態では、欠陥のないサンプル基板の表面画像データに基づいて、外観検査におけるしきい値が設定される。設定されたしきい値を用いて、検査すべき基板W(以下、検査基板Wと呼ぶ)の外観上の欠陥の有無が判定される。
図11は、しきい値を設定するためのしきい値設定処理のフローチャートである。図12は、欠陥の有無を判定するための欠陥判定処理のフローチャートである。本例においては、図1の制御部114が、しきい値設定処理および欠陥判定処理を行う。
図11のしきい値設定処理において、制御部114は、まず、サンプル基板の表面画像データを取得する(ステップS11)。例えば、予め高い精度で検査が行われ、その検査で欠陥がないと判定された基板がサンプル基板として用意される。そのサンプル基板を用いて、表面画像データが生成される。表面画像データの生成は、上記の検査ユニットIPにより行われてもよく、他の装置により行われてもよい。
次に、制御部114は、取得された表面画像データに対して上記のモアレ除去処理を行う(ステップS12)。これにより、サンプル基板の表面画像データからモアレが除去される。
次に、制御部114は、モアレ除去処理後の表面画像データにおける階調値に基づいて、下限しきい値および上限しきい値を設定する(ステップS13)。これにより、制御部114は、しきい値設定処理を終了する。
図13は、下限しきい値および上限しきい値の設定例について説明するための図である。図13において、横軸は階調値を示し、縦軸は各階調値の出現頻度を示す。
図13の例では、表面画像データにおける階調値の下限値がTH1であり、上現値がTH2である。この場合、例えば、階調値の下限値TH1が下限しきい値に設定され、上限値TH2が上限しきい値に設定される。また、階調値の下限値TH1よりも小さい値が下限しきい値に設定されてもよく、階調値の上限値TH2よりも大きい値が上限しきい値に設定されてもよい。
仮に、しきい値設定処理において、モアレ除去処理が行われない場合、サンプル基板の表面画像データにおける階調値の出現範囲が広くなる。そのため、設定される下限しきい値と上限しきい値との間の範囲が広くなる。この場合、後述の欠陥判定処理において、実際には外観上の欠陥がある場合でも、外観上の欠陥がないと判定される可能性がある。
本実施の形態では、モアレが除去された表面画像データに基づいて、下限しきい値および上限しきい値が設定されるので、モアレによって下限しきい値と上限しきい値との間の範囲が広くなることが防止される。それにより、外観上の欠陥の有無を精度良く判定することができる。
しきい値設定処理は、基板処理装置100における上記の一連の動作が開始される前に行われる。しきい値設定処理により設定されたしきい値を用いて、制御部114は、図12の欠陥判定処理を行う。欠陥判定処理は、現像処理後に検査ユニットIPに搬入された基板(検査基板)Wに対して行われる。
図12に欠陥判定処理において、制御部114は、図7のように、検査ユニットIPにおけるCCDラインセンサ54の受光量分布に基づいて、検査基板Wの表面画像データを取得する(ステップS21)。次に、制御部114は、取得された表面画像データに対して上記のモアレ除去処理を行う(ステップS22)。これにより、検査基板Wの表面画像データからモアレが除去される。
次に、制御部114は、モアレ除去処理後の表面画像データにおいて、各画素の階調値が、図11のしきい値設定処理で設定された下限しきい値と上限しきい値との間の範囲内にあるか否かを判定する(ステップS23)。各画素の階調値が下限しきい値と上限しきい値との間の範囲内にある場合、制御部114は、検査基板Wに外観上の欠陥がないと判定し(ステップS24)、欠陥判定処理を終了する。一方、いずれかの画素の階調値が下限しきい値と上限しきい値との間の範囲外にある場合、制御部114は、検査基板Wに外観上の欠陥があると判定し(ステップS25)、欠陥判定処理を終了する。
欠陥判定処理で欠陥があると判定された検査基板Wは、基板処理装置100から搬出された後、欠陥がないと判定された基板Wとは異なる処理が行われる。例えば、欠陥があると判定された検査基板Wには、精密検査または再生処理等が行われる。
(6)効果
本実施の形態では、検査ユニットIPでの基板Wの外観検査において、モアレ除去処理が行われる。モアレ除去処理では、取得された表面画像データが平滑化され、平滑化前の表面画像データの各画素の階調値から平滑化後の表面画像データの各画素の階調値が減算される。これにより、モアレが除去された修正画像データが生成される。その修正画像データに基づいて、基板Wに外観上の欠陥があるか否かが判定される。それにより、モアレによる欠陥の検出精度の低下が防止され、高い精度で基板Wの外観検査を行うことができる。
(7)他の実施の形態
上記実施の形態では、検査ユニットIPにおいて、基板Wが回転されつつ基板Wの半径領域RRに検査光が照射され、その反射光がCCDラインセンサ54に導かれることによって表面画像データが生成されるが、他の方法で表面画像データが生成されてもよい。例えば、基板Wが回転されることなく、エリアセンサによって基板Wの表面の全体が撮像されることにより表面画像データが生成されてもよい。
また、上記実施の形態では、制御部114によって基板Wの外観検査におけるしきい値設定処理および欠陥判定処理が行われるが、本発明はこれに限らない。例えば、検査ユニットIPに対応するように外観検査用の制御部が設けられ、その制御部により外観検査における種々の処理が行われてもよい。あるいは、インデクサブロック11、第1および第2の処理ブロック12,13およびインターフェイスブロック14にそれぞれ対応するように複数のローカルコントローラが設けられ、そのうちの一のローカルコントローラ(例えば、第2の処理ブロック13に対応するローカルコントローラ)により外観検査における種々の処理が行われてもよい。
また、上記実施の形態では、検査ユニットIPにおいて現像処理後の基板Wの外観検査が行われるが、本発明はこれに限らない。例えば、レジスト膜が形成された後であって露光処理前の基板Wの外観検査が検査ユニットIPにより行われてもよい。また、レジスト膜の形成前の基板Wの外観検査が検査ユニットIPにより行われてもよい。
また、上記実施の形態では、第2の処理ブロック13に検査ユニットIPが設けられるが、検査ユニットIPの配置および数は、適宜変更されてもよい。例えば、第1の処理ブロック12に検査ユニットIPが設けられてもよく、またはインターフェイスブロック14に検査ユニットIPが設けられてもよい。
また、上記実施の形態では、液浸法により基板Wの露光処理を行う露光装置15に隣接する基板処理装置100に検査ユニットIPが設けられるが、本発明はこれに限らず、液体を用いずに基板Wの露光処置を行う露光装置に隣接する基板処理装置に検査ユニットIPが設けられてもよい。
また、上記実施の形態では、露光処理の前後に基板Wの処理を行う基板処理装置100に検査ユニットIPが設けられるが、他の基板処理装置に検査ユニットIPが設けられてもよい。例えば、基板Wに洗浄処理を行う基板処理装置に検査ユニットIPが設けられてもよく、または基板Wのエッチング処理を行う基板処理装置に検査ユニットIPが設けられてもよい。あるいは、基板処理装置に検査ユニットIPが設けられるのではなく、検査ユニットIPが単独で用いられてもよい。
(8)請求項の各構成要素と実施の形態の各要素との対応
以下、請求項の各構成要素と実施の形態の各要素との対応の例について説明するが、本発明は下記の例に限定されない。
上記の実施の形態では、検査ユニットIPおよび制御部114が検査装置の例であり、制御部114が画像データ取得部および判定部の例であり、表面画像データが画像データの例であり、保持回転部51が基板保持回転装置の例であり、照明部52が照明部の例であり、CCDラインセンサ54がラインセンサの例である。また、基板処理装置100が基板処理装置の例であり、露光装置15が露光装置の例であり、塗布処理ユニット129が膜形成ユニットの例であり、現像処理ユニット139が現像処理ユニットの例である。
請求項の各構成要素として、請求項に記載されている構成または機能を有する他の種々の要素を用いることもできる。
本発明は、種々の基板の外観検査に有効に利用することができる。
(9)参考形態
(1)第1の参考形態に係る検査装置は、基板の外観検査を行う検査装置であって、検査すべき基板を撮像することにより画像データを取得する画像データ取得部と、画像データ取得部により取得された画像データに基づいて、検査すべき基板に外観上の欠陥があるか否かの判定を行う判定部とを備え、判定部は、画像データ取得部により取得された画像データの平滑化を行い、平滑化前の画像データの各画素の階調値から平滑化後の画像データの各画素の階調値を減算することにより修正画像データを生成し、生成された修正画像データに基づいて判定を行う。
この検査装置においては、検査すべき基板の画像データが取得され、取得された画像データに基づいて、検査すべき基板に外観上の欠陥があるか否かが判定される。その判定のために、取得された画像データの平滑化が行われ、平滑化前の画像データの各画素の階調値から平滑化後の画像データの各画素の階調値を減算することにより修正画像データが生成される。
通常、欠陥に起因する階調変化は、モアレに起因する階調変化よりも局所的または分散的に生じる。そのため、平滑化後の画像データは、モアレに起因する階調変化を含み、かつ外観上の欠陥に起因する階調変化を含まない。そこで、平滑化前の画像データの各画素の階調値から平滑化後の画像データの各画素の階調値が減算されることにより、モアレが除去された修正画像データが生成される。
その修正画像データに基づいて、検査すべき基板に外観上の欠陥があるか否かが判定されるので、モアレによって欠陥の検出精度が低下することが防止され、高い精度で基板の外観検査を行うことができる。
(2)判定部は、移動平均フィルタ処理により画像データの平滑化を行ってもよい。この場合、短時間で容易に画像データの平滑化を行うことができる。
(3)判定部は、生成された修正画像データの各画素の階調値に一定の値を加算することにより加算画像データを生成してもよい。この場合、加算画像データに対応する画像が全体的に明るくなる。そのため、使用者は、その画像を違和感なく視認することができる。
(4)判定部は、平滑化後の画像データがモアレに起因する階調変化を含みかつ外観上の欠陥に起因する階調変化を含まないように、画像データの平滑化を行ってもよい。
この場合、モアレによる階調変化を含まず、かつ外観上の欠陥に起因する階調変化を含む修正画像データを適切に生成することができる。
(5)判定部は、外観上の欠陥がないサンプル基板の画像データの平滑化を行い、平滑化前の画像データの各画素の階調値から平滑化後の画像データの各画素の階調値を減算することにより修正画像データを生成し、サンプル基板の修正画像データの階調値および検査すべき基板の修正画像データの階調値に基づいて、判定を行ってもよい。
この場合、サンプル基板の修正画像データは、モアレによる階調変化および外観上の欠陥に起因する階調変化を含まない。したがって、サンプル基板の修正画像データの階調値および検査すべき基板の修正画像データの階調値に基づいて、検査すべき基板に外観上の欠陥があるか否かを正確に判定することができる。
(6)検査装置は、基板を保持しつつ回転させる基板保持回転装置をさらに備え、画像データ取得部は、基板保持回転装置により回転される基板の半径方向に沿った半径領域に光を照射する照明部と、基板の半径領域で反射される光を受光するラインセンサとを含んでもよい。
この場合、簡単な構成で基板の画像データを取得することができる。また、基板の回転に起因して画像データにモアレが生じても、画像データからモアレが除去されるので、モアレによって欠陥の検出精度が低下することが防止され、高い精度で基板の外観検査を行うことができる。
(7)第2の参考形態に係る基板処理装置は、基板に露光処理を行う露光装置に隣接するように配置される基板処理装置であって、露光装置による露光処理前に、基板上に感光性膜を形成する膜形成ユニットと、露光装置による露光処理後に、基板上の感光性膜に現像処理を行う現像処理ユニットと、膜形成ユニットによる感光性膜の形成後の基板の外観検査を行う上記の検査装置とを備える。
この基板処理装置においては、露光処理前の基板上に感光性膜が形成され、露光処理後の基板に現像処理が行われる。感光性膜の形成後の基板の外観検査が上記の検査装置により行われる。それにより、モアレによって欠陥の検出精度が低下することが防止され、高い精度で基板上の感光性膜の外観検査を行うことができる。
(8)検査装置は、膜形成ユニットによる感光性膜の形成後でかつ現像処理ユニットによる現像処理後の基板の外観検査を行ってもよい。
この場合、現像処理によってパターン化された感光性膜の外観検査を高い精度で行うことができる。
11 インデクサブロック
12 第1の処理ブロック
13 第2の処理ブロック
14 インターフェイスブロック
14A 洗浄乾燥処理ブロック
14B 搬入搬出ブロック
15 露光装置
51 保持回転部
52 照明部
53 反射ミラー
54 CCDラインセンサ
112,122,132,163 搬送部
121 塗布処理部
123,133 熱処理部
127,128,137,138 搬送機構
129 塗布処理ユニット
131 塗布現像処理部
132 搬送部
139 現像処理ユニット
161,162 洗浄乾燥処理部
163 搬送部
511 スピンチャック
512 回転軸
513 モータ
IP 検査ユニット
W 基板

Claims (6)

  1. 基板の外観検査を行う検査装置であって、
    検査すべき基板を撮像することにより画像データを取得する画像データ取得部と、
    前記画像データ取得部により取得された画像データに基づいて、検査すべき基板に外観上の欠陥があるか否かの判定を行う判定部とを備え、
    前記判定部は、外観上の欠陥がないサンプル基板の画像データの平滑化を行うことによりモアレに起因する階調変化を含みかつ外観上の欠陥に起因する階調変化を含まない画像データを生成し、前記サンプル基板の平滑化前の画像データの各画素の階調値から前記サンプル基板の平滑化後の画像データの各画素の階調値を減算することにより前記サンプル基板の修正画像データを生成し、前記サンプル基板の修正画像データの階調値の出現頻度の分布に基づいて前記外観上の欠陥がない場合における階調値の範囲を予め設定し、基板の検査時に、検査すべき基板の修正画像データの各画素の階調値が前記設定された範囲内にあるか否かに基づいて、前記判定を行う、検査装置。
  2. 前記判定部は、移動平均フィルタ処理により画像データの平滑化を行う、請求項1記載の検査装置。
  3. 前記判定部は、前記生成された修正画像データの各画素の階調値に一定の値を加算することにより加算画像データを生成する、請求項1または2記載の検査装置。
  4. 基板を保持しつつ回転させる基板保持回転装置をさらに備え、
    前記画像データ取得部は、
    前記基板保持回転装置により回転される基板の半径方向に沿った半径領域に光を照射する照明部と、
    基板の前記半径領域で反射される光を受光するラインセンサとを含む、請求項1〜のいずれか一項に記載の検査装置。
  5. 基板に露光処理を行う露光装置に隣接するように配置される基板処理装置であって、
    前記露光装置による露光処理前に、基板上に感光性膜を形成する膜形成ユニットと、
    前記露光装置による露光処理後に、基板上の感光性膜に現像処理を行う現像処理ユニットと、
    前記膜形成ユニットによる感光性膜の形成後の基板の外観検査を行う請求項1〜のいずれか一項に記載の検査装置とを備えた、基板処理装置。
  6. 前記検査装置は、前記膜形成ユニットによる感光性膜の形成後でかつ前記現像処理ユニットによる現像処理後の基板の外観検査を行う、請求項記載の基板処理装置。
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