JP6577436B2 - 小型建設機械 - Google Patents

小型建設機械 Download PDF

Info

Publication number
JP6577436B2
JP6577436B2 JP2016186058A JP2016186058A JP6577436B2 JP 6577436 B2 JP6577436 B2 JP 6577436B2 JP 2016186058 A JP2016186058 A JP 2016186058A JP 2016186058 A JP2016186058 A JP 2016186058A JP 6577436 B2 JP6577436 B2 JP 6577436B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
monitor
gate lock
engine
construction machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016186058A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018048530A (ja
JP2018048530A5 (ja
Inventor
沢哉 野村
沢哉 野村
川本 純也
純也 川本
湯上 誠之
誠之 湯上
幸平 前田
幸平 前田
嘉勝 隅田
嘉勝 隅田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Tierra Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Tierra Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Tierra Co Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Tierra Co Ltd
Priority to JP2016186058A priority Critical patent/JP6577436B2/ja
Priority to PCT/JP2017/006682 priority patent/WO2018055790A1/ja
Publication of JP2018048530A publication Critical patent/JP2018048530A/ja
Publication of JP2018048530A5 publication Critical patent/JP2018048530A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6577436B2 publication Critical patent/JP6577436B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/16Cabins, platforms, or the like, for drivers
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/26Indicating devices

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)

Description

本発明は、運転席の右前方に配置されたモニタと、運転席の乗降口に配置されたゲートロックレバーとを備えている後方小旋回型、超小旋回型のミニショベル等の小型建設機械に関する。
この種の従来技術が特許文献1に開示されている。この従来技術は、小型建設機械を構成する旋回作業車であり、走行体と、走行体上に配置された旋回体と、この旋回体に取り付けられた作業装置とを備えている。旋回体上には運転席が設けられており、後方小旋回型、超小旋回型を構成するための旋回体上の機器配置スペースの制約を受けて運転席の下方にエンジンが収納されたエンジン室が配置されている。後方小旋回型、超小旋回型は、少なくとも旋回体の後端側が走行体の車幅内に収まるように円形状に形成されている。
なお、特許文献1には示されていないが、この種の小型建設機械を構成する旋回作業車には、エンジンによって駆動されて前述した走行体、旋回体、及び作業装置などの駆動系を駆動する駆動回路に圧油を供給する油圧ポンプ、及び駆動系を遠隔操作するために操作装置に操作圧を供給するパイロットポンプが備えられている。
また、特許文献1に開示された従来技術は、機器配置スペースの制約の関係から運転席の周囲に接近して配置され、走行体、旋回体、及び作業装置を操作する各操作レバー(操作装置に含まれる)と、運転席の右前方に配置され稼動状況を表示するモニタとを備えている。また、油圧ポンプから前述した駆動回路への圧油の供給を停止または許容する信号を出力するゲートロックスイッチを操作する上げ下げ可能なゲートロックレバーを備えている。このゲートロックレバーは、旋回体における運転席への乗降口を開閉するために、運転席側方における乗降口側に対して上下方向に回動可能に取り付けられている。
ゲートロックレバーを上げて乗降口を開けたときには、前述のゲートロックスイッチが上げ動作に連動してオフとなって油圧ポンプから駆動回路への圧油の供給が停止され、ゲートロックレバーを下げて乗降口を閉じたときには、前述のゲートロックスイッチがオンとなって油圧ポンプから駆動回路への圧油の供給が許容される。したがって、ゲートロックレバーが下げられた状態において各操作レバーのいずれかを操作すると、油圧ポンプからの圧油が駆動回路に供給されて作業を開始する。
特許第5841008号公報
前述した特許文献1に開示された従来技術は、ゲートロックレバーが下げられた状態にあるときに、エンジンが駆動されて油圧ポンプからの圧油が駆動回路へ供給される状態になり、運転席に着座したオペレータが運転席の右前方に配置されたモニタの画面を操作するためにモニタに設けられたモニタスイッチを作動させる各種ボタンを操作しようとすると、運転席に接近して配置されている操作レバーに接触する虞がある。なお、小型建設機械にあっては、降車したオペレータがゲートロックレバーが下げられた状態にあるときに、旋回体の脇の位置からモニタの画面操作を行うことがあるが、上記と同様に操作レバーに接触する虞がある。このようにモニタの画面操作時において誤ってオペレータの腕等が操作レバーに接触すると、オペレータが意図しない誤動作を生じる虞がある。
上記課題を解決するために、本発明の目的は、ゲートロックレバーを下げた状態でのモニタの画面操作を停止して誤動作を抑制することができる小型建設機械を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、走行体と、走行体上に配置された旋回体と、前記旋回体に取り付けられた作業装置と、旋回体上に設けられた運転席と、前記運転席の下方に配置されてエンジンが収納されるエンジン室と、前記エンジンによって駆動されて前記走行体、前記旋回体、及び前記作業装置を駆動する駆動回路に圧油を供給する油圧ポンプと、前記運転席の周囲に配置されて前記走行体、前記旋回体、及び前記作業装置を操作する操作装置と、前記運転席の右前方に配置されたモニタと、旋回体上における前記運転席への乗降口へ上下方向の回動可能に配置され、前記乗降口を開放する上げ位置では、前記操作装置による前記作業装置の駆動をできない状態にし、前記乗降口を閉じる下げ位置では、前記操作装置による前記作業装置の駆動を可能な状態にさせるゲートロックレバーとを備えた小型建設機械において、前記モニタには、画面操作を行うためのモニタスイッチが設けられるとともに、前記小型建設機械の作業で必要な表示がなされた正常画面の一部において前記モニタスイッチの操作に連動して表示される特定の表示がされており、前記ゲートロックレバーが前記上げ位置にある場合に限り、前記モニタスイッチの操作を有効として前記モニタに前記特定の表示をさせ、前記エンジンの駆動状態にあって前記ゲートロックレバーが下げ位置にある場合に限り、前記モニタスイッチの操作を無効として前記特定の表示を停止させ、前記特定の表示の代わりに前記モニタスイッチの操作が無効である旨を警告表示させる制御装置を備えることを特徴としている。
本発明に係る小型建設機械は、エンジンが駆動されてゲートロックレバーが下げられ、油圧ポンプからの圧油が作業装置などの駆動系を駆動する駆動回路に供給可能な状態では、制御装置によりモニタスイッチの操作を無効にし、かつモニタの正常画面における一部の特定の表示が停止する。すなわちモニタとしての機能が制限された状態となってモニタを正常に操作できないことをオペレータに注意喚起することができる。これにより従来では生じる虞のあったモニタの画面操作時のオペレータの腕や手が操作装置へ接触することが抑えられ、走行体、旋回体、及び作業装置の誤動作を抑制することができる。
本発明に係る小型建設機械の一実施形態を構成するミニショベルを示す側面図である。 図1の要部拡大図である。 本実施形態に備えられたモニタを示す図で、モニタスイッチ有効処理の状態を示す正面図である。 本実施形態に備えられたモニタを示す図で、モニタスイッチ無効処理の状態を示す正面図である。 本実施形態に備えられたモニタに設けられた制御装置における処理手順を示すフローチャートである。
以下、本発明に係る小型建設機械の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように本実施形態に係る小型建設機械は、少なくとも旋回体の後端側が走行体の車幅内に収まるように円形状に形成された後方小旋回型のキャノピタイプのミニショベルから構成されている。
走行体1の上に前述した運転室7を有する旋回体2が配置され、旋回体2に上下方向の回動可能に土砂の掘削作業等を行う作業装置3が取り付けられている。作業装置3は、旋回体2に取り付けられた前述のブーム4と、このブーム4の先端に取り付けられたアーム5と、このアーム5の先端に取り付けられた前述のバケット6とを含んでいる。また、この作業装置3は、ブーム4を駆動するブームシリンダ4aと、アーム5を駆動するアームシリンダ5aと、バケット6を駆動するバケットシリンダ6aとを含んでいる。
図2にも示すように、運転室7内には、オペレータが着座する運転席8が配置されている。運転席8の下方に位置する旋回体2の部分には、図1に示すように、エンジンが収納されたエンジン室16が設けられている。旋回体2の後方部分には、重量バランスを確保するカウンターウエイト15が設けられている。
図示しないが、エンジンによって駆動されて走行体1、旋回体2、及び作業装置3などの駆動系を駆動する駆動回路に圧油を供給する油圧ポンプ、及び駆動系を遠隔操作するために各操作装置の操作圧を供給するパイロットポンプが、エンジン室16内に設けられている。
図2に示すように、運転席8の前側位置には、走行体1を走行操作する操作装置10a,10bが配置されており、運転席8の左右位置には、作業装置3を上下方向に回動操作させる、あるいは旋回体2を旋回操作させる操作装置12a,12bが配置されている。すなわち、当該後方小旋回型を構成する旋回体上の機器配置スペースの制約を受けて、運転席8の周囲に接近させて操作装置10a,10b,12a,12bが配置されている。
運転席8の右前方には、稼動状況を表示するモニタ14が配置されている。また、運転席8の乗降口には、ゲートロックレバー13が配置されており、このゲートロックレバー13により油圧ポンプから前述した駆動回路への圧油の供給を停止または許容する信号を出力するゲートロックスイッチ22(図3及び図4に示す)を操作する。ゲートロックレバー13は、旋回体2における運転席8への乗降口を開閉するために、運転席8の側方における乗降口側に対して上下方向に回動可能に取り付けられている。
ゲートロックレバー13を上げて乗降口を開けたときには、ゲートロックスイッチ22が上げ動作に連動してオフとなり、油圧ポンプから駆動回路への圧油の供給が停止されて、走行体1、旋回体2、及び作業装置3が駆動できない状態となる。ゲートロックレバー13を下げて乗降口を閉じたときには、ゲートロックスイッチ22がオンとなり、油圧ポンプから駆動回路への圧油の供給が許容されて、操作装置10a,10b及び操作装置12a,12bを操作して走行体1、旋回体2、及び作業装置3の駆動が可能となる。したがって、ゲートロックレバー13が下げられた状態において操作装置10a,10b,12a,12bのいずれかを操作すると油圧ポンプからの圧油が駆動回路に供給されて作業が開始する。
図3、図4に示すように、エンジンの駆動状態にあって、ゲートロックレバー13が下げられた状態にあるとき、モニタ14に設けられた画面操作を行うモニタスイッチを作動させるモニタボタンの操作を無効として、モニタ14の正常画面におけるミニショベルの作業で通常必要な表示(水温計、燃料計、その他の重要なもの)は表示されるものの、一部の特定の表示を停止させる制御装置14aを備えている。この制御装置14aは、例えばモニタ14の内部に設けられている。制御装置14aには、キー穴へのエンジンキーの挿入、回動操作によってオンとなるキースイッチ20から出力された信号と、エンジンの回転数を検出する回転数センサ21から出力された信号と、前述したゲートロックスイッチ22から出力された信号とが入力される。
前述したモニタボタンは、メニューボタン14b、内容選択・変更ボタン14c、作業モードを切り替えるモード切替ボタン14d、及び決定ボタン14eを含んでいる。メニューボタン14b、内容選択・変更ボタン14c、モード切替ボタン14d、あるいは決定ボタン14eが操作されると、該当するモニタスイッチが作動し、図3に示すように表示部14fに正常画面が表示される。
なお、制御装置14aによってモニタスイッチを作動させるメニューボタン14b、内容選択・変更ボタン14c、モード切替ボタン14d、及び決定ボタン14eの操作が無効とされると、図4に示すようにモニタ14の表示部14fの正常画面における一部の特定の表示が停止する。一部の特定の表示とは、ゲートロックレバー13を上げた状態で有効となっているモニタボタンの操作に連動して表示されるA/I(オートアイドル)の状態、作業モードの状態、ML(クレーンモード)の状態を表す表示である。
制御装置14aは、キースイッチ20から出力された信号に基づいてキースイッチ20がオンか否か判別するキースイッチ判別部と、回転数センサ21から出力された信号に基づいてエンジンが駆動状態にあるか否か判別するエンジン駆動判別部と、ゲートロックスイッチ22から出力された信号に基づいてゲートロックスイッチ22がオフか否か判別するゲートロック判別部と、モニタスイッチを構成するメニューボタン14bのスイッチ、内容選択・変更ボタン14cのスイッチ、モード切替ボタン14dのスイッチ、及び決定ボタン14eのスイッチのいずれかが操作されたか否か判別するモニタスイッチ判別部とを有している。
キースイッチ判別部でキースイッチ20がオンと判別され、エンジン駆動判別部でエンジンが駆動状態にあると判別され、かつ、ゲートロック判別部でゲートロックスイッチ22がオフとなっていない、すなわちオンとなっていると判別されたとき、制御装置14aは、前述したモニタスイッチを構成するメニューボタン14bのスイッチ、内容選択・変更ボタン14cのスイッチ、モード切替ボタン14dのスイッチ、及び決定ボタン14eのスイッチの操作を無効として、図4に示すように、モニタ14の表示部14fの正常画面における一部の特定の表示を停止させる。
また、制御装置14aは、前述のようにキースイッチ判別部でキースイッチ20がオンと判別され、エンジン駆動判別部でエンジンが駆動状態にあると判別され、かつ、ゲートロック判別部でゲートロックスイッチ22がオンとなっていると判別されたとき、図4に示すように、モニタ14の表示部14fにモニタスイッチを構成するメニューボタン14bのスイッチ、内容選択・変更ボタン14cのスイッチ、モード切替ボタン14dのスイッチ、及び決定ボタン14eのスイッチの操作が無効である旨の警告表示、例えば「モニタSW操作は無効です。」を上記「一部の特定の表示」の所に切り換えて表示させる。
また、制御装置14aは、キースイッチ判断部でキースイッチ20がオンと判別され、エンジン駆動判別部でエンジンが駆動状態にあると判別され、かつ、ゲートロック判別部でゲートロックスイッチ22がオフとなっていると判別されたとき、モニタスイッチを構成するメニューボタン14bのスイッチ、内容選択・変更ボタン14cのスイッチ、モード切替ボタン14dのスイッチ、及び決定ボタン14eのスイッチの操作を有効として、図3に示すように、モニタ14の表示部14fに正常画面を表示させる。
また、制御装置14aは、キースイッチ判別部でキースイッチ20がオンとなっていない、すなわちオフと判別されたとき、及びエンジン駆動判別部でエンジンが駆動状態にないと判別されたとき、モニタスイッチを構成するメニューボタン14bのスイッチ、内容選択・変更ボタン14cのスイッチ、モード切替ボタン14dのスイッチ、及び決定ボタン14eのスイッチの操作を有効として、図3に示すように、モニタ14の表示部14fに正常画面を表示させる。
次に本実施形態に備えられたモニタ14の制御装置14aにおける処理手順を図5のフローチャートに基づいて説明する。
今例えば、オペレータがゲートロックレバー13を上げ、ゲートロックスイッチ22をオフにした状態で、すなわち油圧ポンプからの圧油の駆動回路への供給が停止されて、走行体1、旋回体2、及び作業装置3の駆動を行なえない状態で、運転席8に着座し、エンジンキーをキー穴に挿入し回動させてエンジンを駆動したものとする。また、このようにゲートロックレバー13を上げた状態で、メニューボタン14b、内容選択・変更ボタン14c、モード切替ボタン14d、及び決定ボタン14eのいずれかを操作して該当するモニタスイッチを作動させたものとする。
[ステップS1] キースイッチ20から出力された信号に基づいて、キースイッチ20がオンか否か制御装置14aのキースイッチ判別部で判別される。今は、キースイッチ20がオンと判別され、ステップS2に進む。なお、キースイッチ判別部でキースイッチ20がオンでない、すなわちオフと判別されたときはステップS4に進む。
[ステップS2] 制御装置14aのエンジン駆動判別部で回転数センサ21から出力された信号に基づいて、エンジンが駆動状態か否か判別される。今は、エンジンが駆動状態と判別され、ステップS3に進む。なお、エンジンが駆動状態にないと判別されたときは、ステップS4に進む。
[ステップS3] 制御装置14aのゲートロック判別部でゲートロックスイッチ22から出力された信号に基づいて、ゲートロックレバー13が上げられてゲートロックスイッチ22がオフの状態か否か判別される。今はゲートロックレバー13が上げられてゲートロックスイッチ22がオフの状態であることからステップS4に進む。なお、ゲートロックレバー13が下げられてゲートロックスイッチ22がオンと判別されたときは、ステップS6に進む。
[ステップS4] 制御装置14aのモニタスイッチ判別部で、モニタスイッチを構成するメニューボタン14bのスイッチ、内容選択・変更ボタン14cのスイッチ、モード切替ボタン14dのスイッチ、及び決定ボタン14eのスイッチのいずれかが操作されたか否か判別される。今は例えばメニューボタン14bのスイッチ、内容選択・変更ボタン14cのスイッチ、モード切替ボタン14dのスイッチ、及び決定ボタン14eのスイッチのいずれかが操作されたと判別されて、ステップS5に進む。なお、メニューボタン14bのスイッチ、内容選択・変更ボタン14cのスイッチ、モード切替ボタン14dのスイッチ、及び決定ボタン14eのスイッチのいずれも操作されていないと判別されたときは、ステップS1に戻る。
[ステップS5] 制御装置14aは、メニューボタン14bのスイッチ、内容選択・変更ボタン14cのスイッチ、モード切替ボタン14dのスイッチ、及び決定ボタン14eのスイッチのうちの該当するモニタスイッチの操作に応じた表示を、図3に示すように、モニタ14の表示部14fに表示する。
なお仮に、エンジンが駆動され、運転席8に着座したオペレータがゲートロックレバー13を下げ、ゲートロックスイッチ22をオンにした状態、すなわち油圧ポンプからの圧油の駆動回路への供給を許容し、走行体1、旋回体2、及び作業装置3の駆動が可能な状態で、メニューボタン14b、内容選択・変更ボタン14c、モード切替ボタン14d、及び決定ボタン14eのいずれかが操作されて該当するモニタスイッチを作動させたものとする。このとき前述したステップS3のゲートロック判別部の判別はノーとなり、ステップS6に進む。
[ステップS6] 制御装置14aは、モニタスイッチの操作が無効である旨の警告音、例えばブザー音を発生させる。次にステップS7に進む。
[ステップS7] 制御装置14aは、モニタスイッチを構成するメニューボタン14bのスイッチ、内容選択・変更ボタン14cのスイッチ、モード切替ボタン14dのスイッチ、及び決定ボタン14eのスイッチの全てのスイッチの操作を無効とし、モニタ14の表示部14fにおける正常画面の一部の特定の表示を停止させ、代わりに警告表示を行う。例えば図4に示すように、「モニタSW操作は無効です。」を表示部14fに表示する。
ステップS5及びステップS7の処理の後は、制御装置14aの処理は終了する。
以上のように構成した本実施形態にあっては、エンジンが駆動されてゲートロックレバー13が下げられ、油圧ポンプからの圧油が走行体1、旋回体2、及び作業装置3などの駆動系を駆動する駆動回路に供給可能な状態では、制御装置14aにより、モニタスイッチを構成するメニューボタン14bのスイッチ、内容選択・変更ボタン14cのスイッチ、モード切替ボタン14dのスイッチ、及び決定ボタン14eのスイッチの操作を無効にしてモニタ14の正常画面における一部の特定の表示が停止する。すなわちモニタ14としての機能が制限された状態となってモニタ14を正常に操作できないことをオペレータに注意喚起することができる。これにより、モニタ14の画面操作でオペレータの腕や手が操作装置10a,10b,12a,12bへ接触することが抑えられ、走行体1、旋回体2、及び作業装置3の誤動作を抑制することができる。
また、本実施形態は、制御装置14aによってモニタスイッチを構成するメニューボタン14bのスイッチ、内容選択・変更ボタン14cのスイッチ、モード切替ボタン14dのスイッチ、及び決定ボタン14eのスイッチの操作が無効にされる際に、モニタ14の正常画面における一部の特定の表示を停止させ、これに代えて無効の旨の警告表示をモニタ14の表示部14fに表示させ、警告音であるブザー音を発生させるので、エンジンが駆動されてゲートロックレバー13が下げられた状態では、モニタ14を操作できないことを目と耳を通してオペレータに強く注意喚起することができる。
なお、前述した実施形態では、制御装置14aをモニタ14の内部に設けたが、モニタ14とは別体に制御装置14aを設けた構成にしてもよい。
また、前述した実施形態は、キャノピを備えたミニショベルによって構成されていたが、キャブを備えたミニショベルなどの小型建設機械にも本発明は適用することができる。
1 走行体
2 旋回体
3 作業装置
4 ブーム
4a ブームシリンダ
5 アーム
5a アームシリンダ
6 バケット
6a バケットシリンダ
7 運転室
8 運転席
10a 操作装置
10b 操作装置
12a 操作装置
12b 操作装置
13 ゲートロックレバー
14 モニタ
14a 制御装置
14b メニューボタン
14c 内容選択・変更ボタン
14d モード切替ボタン
14e 決定ボタン
14f 表示部
15 カウンターウエイト
16 エンジン室
20 キースイッチ
21 回転数センサ
22 ゲートロックスイッチ

Claims (4)

  1. 走行体と、走行体上に配置された旋回体と、前記旋回体に取り付けられた作業装置と、旋回体上に設けられた運転席と、前記運転席の下方に配置されてエンジンが収納されるエンジン室と、前記エンジンによって駆動されて前記走行体、前記旋回体、及び前記作業装置を駆動する駆動回路に圧油を供給する油圧ポンプと、前記運転席の周囲に配置されて前記走行体、前記旋回体、及び前記作業装置を操作する操作装置と、前記運転席の右前方に配置されたモニタと、旋回体上における前記運転席への乗降口へ上下方向の回動可能に配置され、前記乗降口を開放する上げ位置では、前記操作装置による前記作業装置の駆動をできない状態にし、前記乗降口を閉じる下げ位置では、前記操作装置による前記作業装置の駆動を可能な状態にさせるゲートロックレバーとを備えた小型建設機械において、
    前記モニタには、画面操作を行うためのモニタスイッチが設けられるとともに、前記小型建設機械の作業で必要な表示がなされた正常画面の一部において前記モニタスイッチの操作に連動して表示される特定の表示がされており、
    前記ゲートロックレバーが前記上げ位置にある場合に限り、前記モニタスイッチの操作を有効として前記モニタに前記特定の表示をさせ、
    前記エンジンの駆動状態にあって前記ゲートロックレバーが下げ位置にある場合に限り、前記モニタスイッチの操作を無効として前記特定の表示を停止させ、前記特定の表示の代わりに前記モニタスイッチの操作が無効である旨を警告表示させる制御装置を備える
    ことを特徴とする小型建設機械。
  2. 請求項1に記載の小型建設機械において、
    前記ゲートロックレバーが上げ位置となったときにオフとなり、前記ゲートロックレバーが下げ位置となったときはオンとなるゲートロックスイッチを有し、
    前記制御装置は、
    前記エンジンが駆動状態にあるか否かを判別するエンジン駆動判別部と、
    前記ゲートロックスイッチがオフとなっているか否か判別するゲートロック判別部とを有しており、
    前記エンジン駆動判別部で前記エンジンが駆動状態にあると判別され、かつ、前記ゲートロック判別部で前記ゲートロックスイッチがオフとなっていないと判別されたとき、前記モニタスイッチの操作を無効として前記特定の表示を停止させ、前記特定の表示の代わりに前記モニタスイッチの操作が無効である旨を警告表示させる
    ことを特徴とする小型建設機械。
  3. 請求項2に記載の小型建設機械において、
    前記制御装置は、
    前記エンジン駆動判別部で前記エンジンが駆動状態にあると判別され、かつ、前記ゲートロック判別部で前記ゲートロックスイッチがオフとなっていると判別されたとき、前記モニタスイッチの操作を有効として前記モニタに前記特定の表示させる
    ことを特徴とする小型建設機械。
  4. 請求項3に記載の小型建設機械において、
    前記制御装置は、
    前記エンジン駆動判別部で前記エンジンが駆動状態にないと判別されたとき、前記モニタスイッチの操作を有効として前記モニタに前記特定の表示させる
    ことを特徴とする小型建設機械。
JP2016186058A 2016-09-23 2016-09-23 小型建設機械 Active JP6577436B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016186058A JP6577436B2 (ja) 2016-09-23 2016-09-23 小型建設機械
PCT/JP2017/006682 WO2018055790A1 (ja) 2016-09-23 2017-02-22 小型建設機械

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016186058A JP6577436B2 (ja) 2016-09-23 2016-09-23 小型建設機械

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2018048530A JP2018048530A (ja) 2018-03-29
JP2018048530A5 JP2018048530A5 (ja) 2018-09-06
JP6577436B2 true JP6577436B2 (ja) 2019-09-18

Family

ID=61690874

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016186058A Active JP6577436B2 (ja) 2016-09-23 2016-09-23 小型建設機械

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6577436B2 (ja)
WO (1) WO2018055790A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP4316888A1 (en) 2022-08-02 2024-02-07 Yanmar Holdings Co., Ltd. Display device and construction machine

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021241591A1 (ja) * 2020-05-25 2021-12-02 住友建機株式会社 ショベル及びショベルの操作装置
JPWO2022210662A1 (ja) * 2021-03-31 2022-10-06

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4128407B2 (ja) * 2002-07-25 2008-07-30 新キャタピラー三菱株式会社 エンジン装置および作業機械
JP4318170B2 (ja) * 2003-08-25 2009-08-19 株式会社小松製作所 建設機械
JP4079113B2 (ja) * 2004-04-19 2008-04-23 日立建機株式会社 建設機械の表示装置
JP5215805B2 (ja) * 2008-10-07 2013-06-19 日立建機株式会社 建設機械
DE102009021280A1 (de) * 2009-05-14 2010-11-18 GM Global Technology Operations, Inc., Detroit Kraftfahrzeug mit einem Touchpad im Lenkrad und Verfahren zur Ansteuerung des Touchpads
JP6292617B2 (ja) * 2014-04-16 2018-03-14 キャタピラー エス エー アール エル 作業機械用タッチパネルモニタの入力制御方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP4316888A1 (en) 2022-08-02 2024-02-07 Yanmar Holdings Co., Ltd. Display device and construction machine

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018048530A (ja) 2018-03-29
WO2018055790A1 (ja) 2018-03-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102646808B1 (ko) 작업 기계 및 주위 감시 시스템
JP5737598B2 (ja) 電動式建設機械
JP4079113B2 (ja) 建設機械の表示装置
JP6577436B2 (ja) 小型建設機械
US7772969B2 (en) Vehicle with always forward system
KR102496324B1 (ko) 배터리식 작업 기계
US20220364333A1 (en) Work machine
US11549237B2 (en) Work vehicle and control system for work vehicle
JP2009068164A (ja) 作業機械の制御装置
WO2019189507A1 (ja) 建設機械
JP4318170B2 (ja) 建設機械
JP4569739B2 (ja) 建設機械の表示装置
KR20170107001A (ko) 건설 기계의 그립 히터 장치
JP2015140637A (ja) 建設機械
JP6604982B2 (ja) 油圧ショベル
KR102494287B1 (ko) 작업 기계
JP2015001071A (ja) 建設機械の走行警報装置
JP5079666B2 (ja) 双腕型作業機
JP7510895B2 (ja) 作業機械の表示システム
JP2007092285A (ja) 作業機
CN115680055A (zh) 作业机械的控制方法、作业机械用控制程序、作业机械用控制系统以及作业机械
JP5819265B2 (ja) 建設機械
JP7441699B2 (ja) 作業機械
JP2014105497A (ja) 建設機械
JP6894334B2 (ja) 作業車両

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180726

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180726

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190618

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190809

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190820

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190822

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6577436

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150