JP6577280B2 - 超ウラン元素変換燃料集合体、超ウラン元素変換炉心および超ウラン元素変換燃料集合体設計方法 - Google Patents
超ウラン元素変換燃料集合体、超ウラン元素変換炉心および超ウラン元素変換燃料集合体設計方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6577280B2 JP6577280B2 JP2015152639A JP2015152639A JP6577280B2 JP 6577280 B2 JP6577280 B2 JP 6577280B2 JP 2015152639 A JP2015152639 A JP 2015152639A JP 2015152639 A JP2015152639 A JP 2015152639A JP 6577280 B2 JP6577280 B2 JP 6577280B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel
- transuranium element
- element conversion
- fuel assembly
- transuranium
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Description
図1は、第1の実施形態に係る超ウラン元素変換炉心の構成を示す水平断面図である。超ウラン元素変換炉心100は、複数の超ウラン元素変換燃料集合体1および複数の制御棒21を有する。超ウラン元素変換燃料集合体1は、互いに並列に格子状に配列され、鉛直方向に延びている。4体の超ウラン元素変換燃料集合体1はセルを構成する。制御棒21は、それぞれのセルの中央に配され、超ウラン元素変換燃料集合体1と並列に配され、図示しない制御棒駆動装置によって高さ方向の位置を制御される。
k∞=aE+b …(1)
a=fa(e,g) …(2)
b=fb(e,g) …(3)
図13は、第2の実施形態に係る超ウラン元素変換燃料集合体の燃料棒の構成を示す水平断面図である。本実施形態は、第1の実施形態の変形であり、燃料棒の構成が異なる。
図14は、第3の実施形態に係る超ウラン元素変換燃料集合体の燃料棒の構成を示す水平断面図である。
図15は、第4の実施形態に係る超ウラン元素変換燃料集合体の燃料棒の構成を示す水平断面図である。本実施形態における熱中性子割合増大構造としての超ウラン元素変換燃料集合体1は、小径燃料棒10eを有する。小径燃料棒10eは、小径の中実燃料ペレット12および小径の小径被覆管11cを有する。小径燃料棒10e間の間隔を維持しながら、燃料棒の径を縮小することにより、燃料に対する冷却材の体積比を増加させる。この結果、中性子の減速効果が大きくなり、熱中性子の割合を増加させ、第1ないし第3の実施形態と同様の効果を得ることができる。
図16は、第5の実施形態に係る超ウラン元素変換燃料集合体の燃料棒の構成を示す水平断面図である。本実施形態における熱中性子割合増大構造としての低密度燃料棒10fは、低密度ペレット14を有する。低密度ペレット14は、各部の寸法を変更することなしに、ウラン235およびTRUの密度を下げることにより、燃料に対する冷却材の比を増加させ、第4の実施形態と同様の効果を得るものである。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。たとえば、実施形態では、超ウラン元素変換燃料集合体1は、中実燃料棒10bおよび中空燃料棒10aの2種類の燃料棒を含む場合を示したが、たとえば、全てが中空燃料棒10aの場合でもよい。
Claims (4)
- 軽水冷却型原子炉の炉心に用いられ超ウラン元素の核変換のための超ウラン元素変換燃料集合体であって、
長手方向に延びて互いに平行に格子状に配列された複数の燃料棒と、
前記複数の燃料棒の径方向外側を包囲するチャンネルボックスと、
を備え、
前記複数の燃料棒はそれぞれ、
所定の燃焼度確保時点における当該超ウラン元素変換燃料集合体での無限中性子増倍率が所定の値以上となる条件を満たす濃度の核分裂性物質を有しかつ超ウラン元素を含む前記長手方向に積層された燃料ペレットと、
前記燃料ペレットを内包する被覆管と、
を有するとともに、
自己遮蔽による前記燃料ペレットの内部の中性子レベルの低下を抑制するために前記燃料ペレットの径方向中央部に原子炉冷却材の通路が形成されている、
ことを特徴とする超ウラン元素変換燃料集合体。 - 前記複数の燃料棒の中央領域に配されて筒状で原子炉冷却水を通過させる少なくとも1本のウォータロッドをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の超ウラン元素変換燃料集合体。
- 軽水冷却型原子炉の超ウラン元素変換炉心であって、
互いに並列に格子状に配列され、鉛直方向に延びた複数の超ウラン元素変換燃料集合体と、
前記複数の超ウラン元素変換燃料集合体と並列に配された反応度を制御するための制御棒と、
を具備し、
前記複数の超ウラン元素変換燃料集合体のそれぞれは、
長手方向に延びて互いに平行に格子状に配列された複数の燃料棒と、
前記複数の燃料棒の径方向外側を包囲するチャンネルボックスと、
を備え、
前記複数の燃料棒はそれぞれ、
所定の燃焼度確保時点における当該超ウラン元素変換燃料集合体での無限中性子増倍率が所定の値以上となる条件を満たす濃度の核分裂性物質を有しかつ超ウラン元素を含む前記長手方向に積層された燃料ペレットと、
前記燃料ペレットを内包する被覆管と、
を有するとともに、
自己遮蔽による前記燃料ペレットの内部の中性子レベルの低下を抑制するために前記燃料ペレットの径方向中央部に原子炉冷却材の通路が形成されている、
ことを特徴とする超ウラン元素変換炉心。 - 軽水冷却型原子炉の炉心における超ウラン元素の核変換のための、長手方向に延びて互いに平行に格子状に配列された複数の燃料棒と前記複数の燃料棒の径方向外側を包囲するチャンネルボックスとを備える超ウラン元素変換燃料集合体設計方法であって、
前記超ウラン元素変換燃料集合体の幾何形状パラメータの設定を行う幾何形状パラメータ設定ステップと、
前記超ウラン元素変換燃料集合体の核分裂性物質の燃料組成パラメータを設定する燃料組成パラメータ設定ステップと、
前記炉心内の燃料の燃焼計算を行う燃焼計算ステップと、
前記燃焼計算の結果、所定の燃焼度確保時点における当該超ウラン元素変換燃料集合体での無限中性子増倍率が所定の値以上であるか否かを判定し、前記所定の値以上と判定された場合は終了とする第1の判定ステップと、
前記第1の判定ステップで前記所定の値以上でないと判定された場合に、前記燃料組成パラメータを変更可能であるか否かを判定し、変更可能と判定された場合は前記燃料組成パラメータ設定ステップに移行する第2の判定ステップと、
前記第2の判定ステップで変更可能と判定されなかった場合に、前記幾何形状パラメータの変更が可能であるか判定し、可能と判定された場合は、前記幾何形状パラメータ設定ステップに移行する第3の判定ステップと、
を有し、
前記複数の燃料棒はそれぞれ長手方向に積層された燃料ペレットと前記燃料ペレットを内包する被覆管を有し、前記燃料ペレットの径方向中央部には自己遮蔽による前記燃料ペレットの内部の中性子レベルの低下を抑制するために原子炉冷却材の通路が形成されている、
ことを特徴とする超ウラン元素変換燃料集合体設計方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015152639A JP6577280B2 (ja) | 2015-07-31 | 2015-07-31 | 超ウラン元素変換燃料集合体、超ウラン元素変換炉心および超ウラン元素変換燃料集合体設計方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015152639A JP6577280B2 (ja) | 2015-07-31 | 2015-07-31 | 超ウラン元素変換燃料集合体、超ウラン元素変換炉心および超ウラン元素変換燃料集合体設計方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017032408A JP2017032408A (ja) | 2017-02-09 |
JP6577280B2 true JP6577280B2 (ja) | 2019-09-18 |
Family
ID=57987155
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015152639A Expired - Fee Related JP6577280B2 (ja) | 2015-07-31 | 2015-07-31 | 超ウラン元素変換燃料集合体、超ウラン元素変換炉心および超ウラン元素変換燃料集合体設計方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6577280B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7447046B2 (ja) | 2021-03-23 | 2024-03-11 | 株式会社東芝 | 軽水炉ウラン燃料集合体及び核燃料サイクルの運用方法 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6013283A (ja) * | 1983-07-04 | 1985-01-23 | 株式会社東芝 | 沸騰水型原子炉 |
JPH041593A (ja) * | 1990-04-17 | 1992-01-07 | Hitachi Ltd | 燃料集合体 |
JPH07191175A (ja) * | 1993-12-27 | 1995-07-28 | Hitachi Ltd | 燃料集合体 |
JP3628111B2 (ja) * | 1996-06-20 | 2005-03-09 | 株式会社東芝 | 原子炉燃料の非破壊燃焼度評価法 |
JP2006064678A (ja) * | 2004-08-30 | 2006-03-09 | Toshiba Corp | 原子炉の燃料集合体配置方法、燃料棒および燃料集合体 |
JP2007163245A (ja) * | 2005-12-13 | 2007-06-28 | Toshihisa Shirakawa | 自発中性子放出核燃料を装荷せる原子炉 |
US20090238321A1 (en) * | 2008-03-20 | 2009-09-24 | Areva Np Inc. | Nuclear power plant with actinide burner reactor |
-
2015
- 2015-07-31 JP JP2015152639A patent/JP6577280B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017032408A (ja) | 2017-02-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4516085B2 (ja) | 軽水炉 | |
JP4739379B2 (ja) | 軽水炉の炉心 | |
JP6577280B2 (ja) | 超ウラン元素変換燃料集合体、超ウラン元素変換炉心および超ウラン元素変換燃料集合体設計方法 | |
JP2016109585A (ja) | 高速炉炉心および高速炉 | |
JP6483389B2 (ja) | 高速中性子炉心設計方法 | |
JP6896561B2 (ja) | 軽水炉用燃料集合体、軽水炉炉心、軽水炉用燃料集合体製造方法およびmox燃料集合体製造方法 | |
JPS58135989A (ja) | 沸騰水型原子炉燃料集合体 | |
JP2017534864A (ja) | 原子力沸騰水型原子炉のための燃料集合体 | |
JP5524573B2 (ja) | 沸騰水型原子炉の炉心及び沸騰水型原子炉用燃料集合体 | |
Ahmed et al. | Burnup Characteristics of Transuranic Fuel With Burnable Poison in Dual Cooled Annular Rod of VVER-1000 | |
JP7010711B2 (ja) | 軽水炉の運転計画方法、軽水炉燃料の運用方法、軽水炉燃料集合体、および軽水炉炉心 | |
JP6668269B2 (ja) | 核燃料サイクルの運用方法 | |
JP2012145552A (ja) | 原子炉の炉心および原子炉 | |
JP5225363B2 (ja) | 燃料集合体 | |
RU2601558C1 (ru) | Способ эксплуатации ядерного реактора в топливном цикле с расширенным воспроизводством делящихся изотопов | |
JP2006064678A (ja) | 原子炉の燃料集合体配置方法、燃料棒および燃料集合体 | |
JP2013033065A (ja) | 軽水炉の炉心及び軽水炉用燃料集合体 | |
JP5524581B2 (ja) | 沸騰水型原子炉の炉心及び沸騰水型原子炉用燃料集合体 | |
JP5524582B2 (ja) | 沸騰水型原子炉の炉心及び沸騰水型原子炉用燃料集合体 | |
JP5225361B2 (ja) | 軽水炉の炉心 | |
JP2016038260A (ja) | 超ウラン元素核変換方法および超ウラン元素核変換炉心 | |
JP6877922B2 (ja) | 核燃料物質、燃料棒、燃料集合体、軽水炉炉心、および核燃料物質の製造方法 | |
Kotov et al. | Basic Concepts of a Modular Fast Sodium Reactor with Metallic Fuel | |
JP2021196287A (ja) | 軽水炉用燃料集合体、軽水炉炉心、および軽水炉燃料の製造方法 | |
JP2017072480A (ja) | 燃料ペレット、核燃料棒、燃料集合体、及び燃料ペレットの製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20171201 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20171201 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180305 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20181207 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190129 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190401 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190723 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190822 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6577280 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |