JP2017534864A - 原子力沸騰水型原子炉のための燃料集合体 - Google Patents
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Abstract
本発明は、原子力沸騰水型原子炉のための燃料集合体12に関する。燃料集合体は、燃料棒23を備える。燃料棒の少なくとも95%は、235UリッチのUの形の核燃料物質を含む。燃料棒の少なくとも20%は、燃料棒41、32、26、9の第1のセットに属する。この第1のセットの燃料棒は、235UリッチのUおよびThを含む。第1のセットは、燃料棒41、32の第1および第2のサブセットを備える。第1のサブセットの各燃料棒41におけるThとUとの間の重量に関する比率は、第2のサブセットの各燃料棒32におけるThとUとの間の重量に関する比率に比べてより高い。本発明は、原子力沸騰水型原子炉およびかかる原子炉を作動する方法にも関する。【選択図】図3
Description
本発明は、原子力沸騰水型原子炉(nuclear power boiling water reactor)のための燃料集合体に関する。本発明はまた、原子力沸騰水型原子炉および核エネルギープラントの原子力沸騰水型原子炉を作動する方法に関する。
主に2種類の現代の軽水炉がある。すなわち、沸騰水型原子炉(BWR)および加圧水型原子炉(PWR)。これらの種類の原子炉において、異なる条件が存在する。したがって、異なる種類の原子炉に含まれるパーツ上には異なる要件ある。PWRでは、燃料棒は、高圧の下で液相にある水によって主に冷却される。BWRでは、圧力はより低い。そして、燃料棒が液相にある水および蒸気相にある水の両方によって囲まれるように、燃料棒を冷却する水は、蒸発する。水が通常燃料集合体を通って下から上へ流れるので、蒸気の量は燃料集合体の上部でより高い。PWRおよびBWRの異なる作動原理のために、燃料集合体は、異なる設計を有し、そしてそれらは、多くの詳細に関して互いに異なる。したがって、特定の燃料集合体がPWR用であるかまたはBWR用であるかは、当業者に明らかである。
原子力沸騰水型原子炉のための燃料集合体において、多くの燃料棒がある。そしてそれは、核燃料物質を含む。上記したように、燃料集合体が原子炉において稼動中であるときに、冷却媒体(通常水)は、燃料集合体を通って上へ流れる。この水は、いくつかの機能を満たす。それは、燃料棒が過熱されないように、燃料棒を冷却するための冷却媒体として機能する。水はまた、中性子減速材として役立つ。すなわち、水は中性子を低速度に減速させる。これにより、中性子が核分裂反応を誘発する確率は増加する。
ウランは、現在稼動中の原子炉において主に使用される核燃料である。この種の原子炉のコアは、ウラン燃料を含む燃料棒を有する多数の燃料集合体を有する。燃料集合体の特定の少量(fraction)は、原子炉の稼動の間、照射によって発生する反応性の損失を補償するために、定期的に取り出されて、新規な燃料集合体と置き換えられる。
ウラン系燃料は、通常、235Uリッチである238Uに基づく。BWRのための燃料集合体において、燃料集合体における燃料棒の位置に応じて、異なる燃料棒のための濃縮程度は、通常異なる。BWRの設計のために、燃料の量に対する中性子減速媒体(水)の量の比率は、燃料集合体における異なる位置にとって異なる。したがって、よりよく減速された燃料棒がより低い濃縮度を有するように、そして、よりよく減速されなかった燃料棒がより高い濃縮度を有するように、濃縮度は変化する。
燃料集合体におけるいくつかの燃料棒の核燃料物質は、ウランに加えて、可燃性吸収体(burnable absorber)(すなわち高い中性子吸収断面を有する同位元素)を通常含む。中性子の吸収に応じて、同位元素は、低い中性子吸収断面を有する同位元素に転換される。この種の可燃性吸収体の目的は、それらが新しい間、燃料集合体の反応性を低下させることである。ところが、可燃性吸収体核が中性子を吸収した後、寿命後期の反応性は、いかなる可燃性吸収体によってももはや実質的に減らされない。可燃性吸収体を使用する利点は、可燃性吸収体がない場合に比べて、原子炉コアにおける燃料集合体間のパワー配分がより均一であるということである。均一なパワー配分は、より高いシャットダウンマージンに結果としてなる。というのも、高い反応性燃料集合体のクラスタは回避されることができるからである。加えて、コアにおけるより低いピークパワーは、特定のパワー限界をローカルに超える危険なしに、より高い平均パワーレベルを許容する。可燃性吸収体の使用の欠点は、可燃性吸収体を含む燃料棒のパワーが強く減らされるということである。これは、最初の可燃性吸収体同位元素に関連した残留する吸収同位元素に起因して、そして、これらの燃料棒における核分裂性のUの換算質量に起因して、燃料集合体のより大きい内部ピークパワー、および燃料集合体の寿命の後半の間のわずかに低下する反応性も結果としてなる。
核燃料としてのTh(ウランまたは他の核分裂性物質を混合される)の使用は、多数の特許およびアカデミックな刊行物において提案された。
特許文献1および特許文献2は、核分裂性物質の種領域(seed region)および中性子捕獲によって核分裂性物質に転換可能な潜在核燃料物質の包括的領域(blanket region)を含むアクティブコアを有する種包括的なタイプの原子炉を記載する。包括的領域は、Thを含む。
特許文献3は、異種のブリーダまたはコンバータタイプの原子炉(neutronic reactor)を記載する。原子炉コアは、種燃料集合体および包括的燃料集合体を有する。包括的燃料集合体は、Thを含むことができる。
特許文献4は、PWRを記載する。核分裂性物質の濃度を低下させることによって、またはそれらの領域の中性子吸収体を提供することによって、水減速材のローカル過剰により生じる強化された流動の領域における燃料エレメントの過熱は回避されることが記載される。燃料棒の特定のゾーン(ゾーンI)の過熱を回避するために、別のゾーン(ゾーンII)は、第3のゾーン(ゾーンIII)よりもリッチにされない燃料を含み、そして、例えばThO2がUO2と混ざるようにかなりの割合の232Thを含んでもよい。
ウラン燃料集合体における可燃性吸収体のいくらかを交換するThの使用は、Cheuk Wah Lauによって博士号命題において提案された(ISBN 978−91−7385−990−5)。この仕事において、すべてのウラン燃料棒およびいくらかの可燃性吸収体含有燃料棒は、濃縮ウランおよび軽微な少量のTh(50%以下)を含むロッドによって置き換えられることが提唱される。ウランの濃縮およびThの少量は、すべてのトリウム含有ロッドのために等しい。
先行技術からみて、本発明の目的は、反応性を制御するために可燃性吸収体の必要性が減らされる原子力沸騰水型原子炉のための燃料集合体を提供することである。別の目的は、より均一なパワー配分が得られるこの種の燃料集合体を提供することである。さらなる目的は、U濃縮度の変化を用いる必要性が減らされるこの種の燃料集合体を提供することである。別の目的は、反応性における変化が時間とともに減らされるこの種の燃料集合体を提供することである。
上記目的は、請求項1に記載の燃料集合体によって達成される。
本発明によれば、核燃料物質におけるThとUとの間の比率は、異なる燃料棒の間をこのように変化する。Thが中性子吸収機能を遂行するので、可燃性吸収体の必要性は、本発明によって減らされる。可燃性吸収体の量を減らすことによって、燃料集合体の中の内部パワープロフィールはより均一になる。というのも、より少ないロッドは、可燃性吸収体によって強く減らされるそれらの反応性を有することを必要とするからである。前述の比率における変化は、均一なパワー配分が得られるように、異なる比率を有する燃料棒を燃料集合体内に配置するために用いることができる。したがって、Uのさまざまな濃縮度を使用する必要性は、減らされる。さらに、燃料集合体が原子炉において使用されるときにThが233U(すなわち核分裂性物質)に転換されるので、反応性の変化は時間とともに減少される。233Uの生成によって生じる寿命終端のより高い反応性は、異なるエージの燃料集合体間の反応性の違いを減少させる。そして、コアのより均一なパワー配分を産生する。
好ましくは、燃料集合体におけるすべての燃料棒は、235UリッチのUの形の核燃料物質を含む。
好ましくは、すべてのTh、またはThの少なくとも99%以上は、232Thである。
好適な実施形態によれば、燃料集合体は長さ3mを超える。好ましくは、大部分の燃料棒(燃料棒の50%以上、好ましくは70%以上)は、長さ3mを超える。燃料集合体は、いくらかのより短い燃料棒(いわゆる部分長式燃料棒)を含んでもよい。好ましくは、燃料集合体の燃料棒は、互いに平行に配置される。使用の間、それらは、そして燃料集合体全体は、通常、鉛直方向に延びる。好ましくは、燃料集合体は、非沸騰水のための1つ以上のチャネルを備える。
この文書において、定義済み燃料集合体および異なる同位元素の比率は、原子力沸騰水型原子炉において使われる新規な燃料集合体を参照する。使用の間、いくらかの同位元素は他の同位元素(または他の元素)に転換される。それにより、例えば核分裂性同位元素の比率は変化する。
概念「核燃料物質」は、核分裂性物質(例えばUO2における235U)および核分裂性同位元素に転換可能な物質(例えばThO2における232Th)の両方に関連して本明細書において用いられる。燃料棒は、いくらかの他の成分(例えば包括的なペレットおよびばね)を含んでもよい。そしてそれは、核燃料物質を構成しない。しかしながら、概念がこの文書において使われるように、例えば、核燃料物質に含まれてよい可燃性吸収体および、結合剤物質、焼結エンハンサ、潤滑剤、U3O8およびポア形成剤などの他の添加剤は、核燃料物質の一部をなす。
本発明による燃料集合体の一実施形態によれば、燃料棒の前記第1のセットはまた、燃料棒の第3のサブセットを備え、前記第3のサブセットの各燃料棒におけるThとUとの間の重量に関する比率は、前記第2のサブセットの各燃料棒におけるThとUとの間の重量に関する比率に比べてより低い。
本発明による燃料集合体のさらなる実施形態によれば、燃料棒の前記第1のセットはまた、燃料棒の第4のサブセットを備え、前記第4のサブセットの各燃料棒におけるThとUとの間の重量に関する比率は、前記第3のサブセットの各燃料棒におけるThとUとの間の重量に関する比率に比べてより低い。
核燃料物質のThとUとの間のさまざまな比率を有するこの種のサブセットを有することによって、さらに改良された燃料集合体は達成される。また時間とともに、パワー配分がさらに均一になるように、異なる比率を有する異なる燃料棒は、次いで配置されることができる。また、U濃縮度を変化させることの必要性は、さらに減らされる。
燃料集合体がThとUとの間の重量に関する異なる比率を有する4つより多い(またはより少ない)この種のサブセットを備えてもよいことは、留意されなければならない。
燃料集合体が例えばこの種の4つのサブセットを有する場合、異なるサブセットのための核燃料物質のThとUとの間の重量に関する比率は、例えば、以下の通りでもよい。
第1のサブセット:比率は、関係Th/(Th+U)が重量に関して0.35〜0.60(例えば0.41)であるようなものである。
第2のサブセット:比率は、関係Th/(Th+U)が重量に関して0.29〜0.34(例えば0.32)であるようなものである。
第3のサブセット:比率は、関係Th/(Th+U)が重量に関して0.15〜0.28(例えば0.26)であるようなものである。
第4のサブセット:比率は、関係Th/(Th+U)が重量に関して0.05〜0.14(例えば0.09)であるようなものである。
第1のサブセット:比率は、関係Th/(Th+U)が重量に関して0.35〜0.60(例えば0.41)であるようなものである。
第2のサブセット:比率は、関係Th/(Th+U)が重量に関して0.29〜0.34(例えば0.32)であるようなものである。
第3のサブセット:比率は、関係Th/(Th+U)が重量に関して0.15〜0.28(例えば0.26)であるようなものである。
第4のサブセット:比率は、関係Th/(Th+U)が重量に関して0.05〜0.14(例えば0.09)であるようなものである。
本発明による燃料集合体のさらなる実施形態によれば、各サブセットのすべての燃料棒において、Uの235U濃縮度は、4.00〜6.00%の範囲内、好ましくは4.50〜5.00%の範囲内にある。この種の濃縮程度は、高い反応性を有効にする。さらに、濃縮度が前記サブセットの異なる燃料棒間で低い程度にまたは全てでなく変化するのみであることは、有利である。
この実施形態によれば、濃縮度の定義済みの範囲は、燃料棒の少なくとも第1および第2のサブセットのために、好ましくはまた燃料棒の第3のサブセットのために、より好ましくは燃料棒のすべてのサブセットのためにこのように本当である。
本発明による燃料集合体のさらなる実施形態によれば、前記サブセットの燃料棒は、Uの235U濃縮度と同じ濃縮度、または少なくとも実質的に同じ濃縮度(好ましくは4.95%)を有する。燃料棒の同じ、高い、濃縮度を有することによって、高い反応性が得られる。そして、核燃料棒の生産は単純化される。本発明によって、ThとUとの間の比率の変化のために、前記燃料棒における濃縮度の変化なしでさえ、均一なパワー配分はまだ得られる。
「実質的に同じ」によって、例えば生産許容度のために、濃縮度がわずかに変化することができることがここで意味される。
この実施形態によれば、定義済みの同じ濃縮度、または少なくとも実質的に同じ濃縮度は、燃料棒の少なくとも第1および第2のサブセットのために、好ましくはまた燃料棒の第3のサブセットのために、より好ましくは燃料棒のすべてのサブセットのためにこのように本当である。
本発明による燃料集合体のさらなる実施形態によれば、重量に関してThとUとの間のより低い比率を有するサブセットの燃料棒が配置される所に比べて、燃料集合体が原子力沸騰水型原子炉において使用中であるときに、重量に関してThとUとの間のより高い比率を有する燃料棒がより多くの減速材がある所に配置されるように、燃料棒の前記サブセットは燃料集合体において配置される。したがって、前記比率における変化は、U濃縮度を変化させる代わりに使われることができる。
異なるサブセットの燃料棒は、それが原子力沸騰水型原子炉において使われるときにより均一なパワー配分が核燃料集合体において達成されるように、そして燃料集合体の内部ピークパワーが減らされるように、配置される。
本発明による燃料集合体のさらなる実施形態によれば、前記燃料集合体における燃料棒の25%〜80%、好ましくは35%〜70%は、燃料棒の前記第1のセットに属する。前記第1のセットのこの種の多くの燃料棒を有することによって、上記した目的および利点は、効率的な方法で得られる。
本発明による燃料集合体のさらなる実施形態によれば、燃料棒の20%〜90%の、より好ましくは燃料棒の25%〜75%の各1本は、燃料棒の第2のセットに属し、この第2のセットの各燃料棒は、235UリッチのUを含むが、いかなるThもいかなる可燃性吸収体も含まないか、または、Thまたは可燃性吸収体のいかなる相当量も少なくとも含まず、第2のセットにおけるUの235U濃縮度は、4.00〜6.00%の範囲内、好ましくは4.50〜5.00%の範囲内、最も好ましくは4.95%にある。核燃料物質におけるThまたは可燃性吸収体のいかなる相当量もなしに、この種の多くの燃料棒を用いて、高い反応性は得られる。
表現「いかなる相当量もない」は、例えば不純物に起因して、非常に低い微々たる量が存在してもよいことを意味する。
本発明による燃料集合体のさらなる実施形態によれば、燃料棒の3%〜20%の、より好ましくは燃料棒の5%〜15%の各1本は、燃料棒の第3のセットに属し、この第3のセットの各燃料棒は、235UリッチのUおよび少なくとも1つの種類の可燃性吸収体も含む。可燃性吸収体は、例えば、Gd、ErまたはBであることができる。新規な燃料集合体の反応性を低下させるために、いくらかの燃料棒において核燃料物質の可燃性吸収体を使用することは、有利である。しかしながら、本発明によって、可燃性吸収体を含む非常に少ない(または少しもない)この種の燃料棒だけが使われることを必要とする。
前記第3のセットの各燃料棒の核燃料物質における可燃性吸収体の重量に関する量は、例えば1.0%〜10%、好ましくは3.0%〜5.0%にあってよい。好ましくは、前記第3のセットの各燃料棒は、いかなるThも、またはThのいかなる相当量も少なくとも含まない。いかなる適切な種類の可燃性吸収体も、用いられてよい。
本発明による燃料集合体のさらなる実施形態によれば、前記第2のセットの各燃料棒において、Uの235U濃縮度は、前記サブセットの燃料棒におけるUの235U濃縮度と同じか、または少なくとも実質的に同じである。Uの同じ濃縮度を有するそれほど多くの燃料棒を有することによって、高い反応性が達成されることができると同時に、核燃料の製作はさらに単純化される。
本発明による燃料集合体のさらなる実施形態によれば、燃料棒の2%〜10%の、より好ましくは燃料棒の4%〜8%の各1本は、燃料棒の第4のセットに属し、この第4のセットの各燃料棒は、235UリッチのUを含むが、いかなるThもいかなる可燃性吸収体も含まないか、または、Thまたは可燃性吸収体のいかなる相当量も少なくとも含まず、第4のセットにおけるUの235U濃縮度は、4.00%未満、好ましくは1.50〜3.00%の範囲内にある。よく調整された燃料棒の232Thから233Uへの過剰な転換を回避するために、Uのより低い濃縮度を有するいくつかの燃料棒を使用することは、有利であるように見えた。そしてそれは、燃料集合体の寿命終端の方へのこれらの燃料棒の不均衡に高いパワーに至る。本発明によって、非常に少ない(または少しもない)この種の燃料棒だけが使われることを必要とする。
本発明による燃料集合体のさらなる実施形態によれば、前記燃料棒における核燃料物質のUはUO2の形で存在し、ThはThO2の形で存在する。この種の合成物は、核燃料として有利なことが公知である。
本発明による燃料集合体のさらなる実施形態によれば、前記燃料棒の核燃料物質は、それらが被覆管内で核燃料ペレットのスタックを形成するように、互いの上に配置されるペレットを形成し、全く同一の燃料棒の中の核燃料物質を有する異なるペレットは同じ組成を有する。この種のペレットの使用は、核燃料のために有利なことが公知である。全く同一の燃料棒の中の異なる燃料ペレットが同じ組成を有するので、核燃料集合体の製作は容易になる。
本発明の別の目的は、有利な特性を有する原子力沸騰水型原子炉を提供することにある。この目的は、コアを備える原子力沸騰水型原子炉であって、前述の実施形態のいずれか1つにしたがう燃料集合体が前記コア内に配置される、原子力沸騰水型原子炉によって達成される。この種の原子力沸騰水型原子炉によって、上記した利点は、原子炉において実施される。
本発明のさらなる目的は、原子力沸騰水型原子炉を作動する有利な方法を提供することにある。この目的は、核エネルギープラントの原子力沸騰水型原子炉を作動する方法であって、原子炉のコア内に前述の実施形態のいずれか1つにしたがう複数の燃料集合体を配置するステップ、エネルギーが生成されるように前記原子炉を作動するステップ、を含む、方法によって達成される。原子力沸騰水型原子炉を作動するこの方法によって、上述の利点は達成される。
本発明の一実施形態は、ここで図に関して記載される。
図1は、このように原子力沸騰水型原子炉(BWR)を有する核エネルギープラントを図式的に示す。プラントは、原子炉容器10を備える。原子炉容器10のコアには、多数の燃料集合体12が配置される。原子炉容器10には、制御棒13もある。制御棒13は、原子炉の稼動を制御するために燃料集合体12の間に挿入されることができる。原子炉容器10からの蒸気は、導管14を介してタービン15に伝導される。タービン15の助けを借りて、電気エネルギーは、発電機16によって発生する。タービン15からの蒸気は、復水器17に導かれる。復水器17は、導管18内を輸送される冷水によって冷却される。コンデンサ17からの水は、導管19を介して原子炉容器10にフィードバックされる。
図2は、BWRのための本発明の一実施形態による燃料集合体12を図式的に示す。燃料集合体は、長さ約4mでよく、長さ方向Lを定める。図2は、燃料集合体の上下の部分を示す。燃料集合体12は、燃料集合体の底部に接続部材20を有する。燃料集合体12の最上部には、ハンドル22がある。燃料集合体12は、多くの燃料棒23を備える。燃料チャネル25は、燃料棒23を囲む。この実施形態によれば、燃料チャネル25は、概して正方形の形状(図3参照)を有し、したがって4つの隅部を有する。1つの隅部は、図2に24で示される。図2では、燃料チャネル25の内部の燃料棒23を示すために燃料チャネル25の一部が除去される点に留意する必要がある。
燃料集合体12が原子力BWRにおいて使用中であるときに、水は、接続部材20を介して底部で燃料チャネル25内に入る。そして、生成された蒸気は、燃料チャネル25の最上部で出る。
本発明の一実施形態によれば、各燃料棒23は、被覆管52(図4参照)および、被覆管52内でそれらがスタックを形成するように配置されるペレット50の形の核燃料物質を含む。核燃料ペレット50は、UO2の形の核燃料物質から成る。Uは、235Uリッチである。
図3は、本発明の一実施形態による燃料集合体12の断面図を図式的に示す。
図3のすべての小円は、燃料棒23(図2も参照)である。燃料棒は、上記した燃料チャネル25によって囲まれる。燃料集合体は、2つの水チャネル28も備える。使用中に、非沸騰水は、これらの水チャネル28を通って流れる。水チャネル28内の水は、中性子減速材として機能する。
燃料集合体12が原子力BWRにおいて使われるときに、燃料集合体12の側部のうちの2つ(図3の左への側部および図3の上の側部)は、制御棒ブレードが挿入されてよいスペースの次に配置される。隅部24は、十字形の制御棒のクロス中心を示す。この種の制御棒の設計は当業者に知られているので、制御棒は、ここでさらに詳細に記載されない。
図3に41、32、26および9で示される燃料棒は、燃料棒の第1のセットを一緒に構成する。この第1のセットの各燃料棒の核燃料物質は、前述のUO2に加えて、ThO2も含む。
燃料棒41、32、26、9の第1のセットは、燃料棒の第1、第2、第3および第4のサブセットを含む。重量に関して、異なるサブセットの燃料棒におけるThとUとの間の比率は、互いに異なる。
図示された実施形態では、第1のサブセットは、41で示される6本の燃料棒を有する。このサブセットにおける各燃料棒のThとUとの間の比率は、重量に関して、関係Th/(Th+U)が約0.41であるようなものである。
第2のサブセットの燃料棒は、32で示される。この種の7本の燃料棒が、図示された実施形態にある。この第2のサブセットにおける各燃料棒のThとUとの間の比率は、重量に関して、関係Th/(Th+U)が約0.32であるようなものである。
第3のサブセットの燃料棒は、26で示される。この種の18本の燃料棒が、図示された実施形態にある。この第3のサブセットにおける各燃料棒のThとUとの間の比率は、重量に関して、関係Th/(Th+U)が約0.26であるようなものである。
第4のサブセットの燃料棒は、9で示される。この種の14本の燃料棒が、図示された実施形態にある。この第4のサブセットにおける各燃料棒のThとUとの間の比率は、重量に関して、関係Th/(Th+U)が約0.09であるようなものである。
図3においてマークされない(空の小円)燃料棒は、燃料棒の第2のセットを構成する。これらの燃料棒は、UO2の形の核燃料物質から成るが、いかなるThおよびいかなる可燃性吸収体からも成らない。図示された実施形態では、この種の32本の燃料棒がある。
今までに記載された燃料棒(すなわち、41、32、26、9および空の小円で示される燃料棒)の各々にとって、Uの235U濃縮度は4.95%である。
図3では、9本の燃料棒は、Gdで示される。これらの燃料棒は、燃料棒の第3のセットを構成する。このタイプの各燃料棒は、UO2に加えて、可燃性吸収体も含む。この実施形態によれば、これらの燃料棒の各々の核燃料物質は、重量に関して、可燃性吸収体としてのGd2O3約3.5%を含む。235U濃縮度は、前記第1のセットおよび前記第2のセットの燃料棒に比べて、これらの燃料棒においていくらか低くてもよい。
図3に十字によって印がついた燃料棒は、燃料棒の第4のセットを構成する。燃料棒のこのセットの各燃料棒の核燃料物質は、235UリッチのUから成るが、いかなるThおよびいかなる可燃性吸収体からも成らない。さらに、燃料棒のこの第4のセットのUの235U濃縮度は、3.00%より小さい。この実施形態によれば、この種の5本の燃料棒29は濃縮度2.08%を有し、そして、1本の燃料棒30は濃縮度1.88%を有する。燃料棒30は、十字形の制御棒のクロス中心の次に配置されることを意図する隅部24に配置される。
燃料棒41、32、26、9の前述のサブセットに関して、ThとUとの間の重量に関してより高い比率を有する燃料棒は、より低いかかる比率を有するサブセットの燃料棒が配置される場所に比べて、燃料集合体が原子力BWRにおいて使用中であるときにより多くの減速材(より多くの水)がある場所に概して配置される点に留意する必要がある。BWRのための燃料集合体では、より多くの減速材は、燃料集合体の隅部の近くに概してある点に留意することができる。
この実施形態では上記の材料に加えて、当業者に知られているように、燃料棒の核燃料物質は、少量の他の添加剤を含んでよい。
各燃料棒13において、核燃料物質は、図4に関連して記載されるやり方でペレット50の形で配置される。全く同一の燃料棒23の中の異なる核燃料ペレット50は、同じ組成を有する。
図1は、原子炉容器10の内側で原子炉のコアが上記した実施形態による複数の核燃料集合体12をロードされたときの、本発明による原子力沸騰水型原子炉の実施形態も例示する。
本発明によれば、核エネルギープラントの原子力沸騰水型原子炉を作動する方法は、原子炉のコア内に上記した実施形態による複数の核燃料集合体12を配置すること、そして、例えば図1に示す発電機16の助けを借りて、エネルギーが生成されるように原子炉を作動すること、を含む。
本発明は、本明細書に記載されている実施例に限定されなくて、以下の請求項の範囲内で変化されることができて、修正されることができる。
Claims (15)
- 原子力沸騰水型原子炉のための燃料集合体(12)であり、
各々被覆管(52)および前記被覆管内に配置される核燃料物質を含む複数の燃料棒(23)、
前記複数の燃料棒を囲む燃料チャネル(25)、を備え、
前記燃料棒(23)の少なくとも95%の各1本は、235UリッチのUの形の核燃料物質を含み、
前記燃料棒の少なくとも20%の各1本は、燃料棒(41、32、26、9)の第1のセットに属し、この第1のセットの各燃料棒は、235UリッチのUおよびThを含む、燃料集合体(12)であって、
燃料棒の前記第1のセットは、燃料棒(41、32)の少なくとも第1および第2のサブセットを備え、前記第1のサブセットの各燃料棒(41)におけるThとUとの間の重量に関する比率は、前記第2のサブセットの各燃料棒(32)におけるThとUとの間の重量に関する比率に比べてより高い、
ことを特徴とする燃料集合体(12)。 - 燃料棒(41、32、26、9)の前記第1のセットはまた、燃料棒(26)の第3のサブセットを備え、前記第3のサブセットの各燃料棒(26)におけるThとUとの間の重量に関する比率は、前記第2のサブセットの各燃料棒(32)におけるThとUとの間の重量に関する比率に比べてより低い、請求項1に記載の燃料集合体(12)。
- 燃料棒(41、32、26、9)の前記第1のセットはまた、燃料棒(9)の第4のサブセットを備え、前記第4のサブセットの各燃料棒(9)におけるThとUとの間の重量に関する比率は、前記第3のサブセットの各燃料棒(26)におけるThとUとの間の重量に関する比率に比べてより低い、請求項2に記載の燃料集合体(12)。
- 各サブセットのすべての燃料棒(41、32、26、9)において、Uの235U濃縮度は、4.00〜6.00%の範囲内、好ましくは4.50〜5.00%の範囲内にある、請求項1〜3のいずれか1項に記載の燃料集合体(12)。
- 前記サブセットの前記燃料棒(41、32、26、9)は、Uの235U濃縮度と同じ濃縮度、または少なくとも実質的に同じ濃縮度(好ましくは4.95%)を有する、請求項4に記載の燃料集合体(12)。
- 重量に関してThとUとの間のより低い比率を有するサブセットの燃料棒が配置される所に比べて、前記燃料集合体が前記原子力沸騰水型原子炉において使用中であるときに、重量に関してThとUとの間のより高い比率を有する燃料棒がより多くの減速材がある所に配置されるように、燃料棒の前記サブセットは前記燃料集合体において配置される、請求項1〜5のいずれか1項に記載の燃料集合体(12)。
- 前記燃料集合体における前記燃料棒(23)の25%〜80%、好ましくは35%〜70%は、燃料棒(41、32、26、9)の前記第1のセットに属する、請求項1〜6のいずれか1項に記載の燃料集合体(12)。
- 前記燃料棒の20%〜90%の、より好ましくは前記燃料棒の25%〜75%の各1本は、燃料棒の第2のセット(図3の空の小円)に属し、この第2のセットの各燃料棒は、235UリッチのUを含むが、いかなるThもいかなる可燃性吸収体も含まないか、または、Thまたは可燃性吸収体のいかなる相当量も少なくとも含まず、前記第2のセットにおけるUの235U濃縮度は、4.00〜6.00%の範囲内、好ましくは4.50〜5.00%の範囲内、最も好ましくは4.95%にある、請求項1〜7のいずれか1項に記載の燃料集合体(12)。
- 前記燃料棒の3%〜20%の、より好ましくは前記燃料棒の5%〜15%の各1本は、燃料棒(Gd)の第3のセットに属し、この第3のセットの各燃料棒は、235UリッチのUおよび少なくとも1つの種類の可燃性吸収体も含む、請求項1〜8のいずれか1項に記載の燃料集合体(12)。
- 前記第2のセットの各燃料棒(空の小円)において、Uの235U濃縮度は、前記サブセットの燃料棒(41、32、26、9)におけるUの235U濃縮度と同じか、または少なくとも実質的に同じである、請求項8または9に記載の燃料集合体(12)。
- 前記燃料棒の2%〜10%の、より好ましくは前記燃料棒の4%〜8%の各1本は、燃料棒(29、30)の第4のセットに属し、この第4のセットの各燃料棒(29、30)は、235UリッチのUを含むが、いかなるThもいかなる可燃性吸収体も含まないか、または、Thまたは可燃性吸収体のいかなる相当量も少なくとも含まず、前記第4のセットにおけるUの235U濃縮度は、4.00%未満、好ましくは1.50〜3.00%の範囲内にある、請求項1〜10のいずれか1項に記載の燃料集合体(12)。
- 前記燃料棒(23)における核燃料物質のUはUO2の形で存在し、ThはThO2の形で存在する、請求項1〜11のいずれか1項に記載の燃料集合体(12)。
- 前記燃料棒の前記核燃料物質は、それらが前記被覆管(52)内で核燃料ペレットのスタックを形成するように、互いの上に配置されるペレットを形成し、全く同一の燃料棒(23)の中の核燃料物質を有する異なるペレットは同じ組成を有する、請求項1〜12のいずれか1項に記載の燃料集合体(12)。
- コアを備える原子力沸騰水型原子炉であって、請求項1〜13のいずれか1項に記載の燃料集合体(12)が前記コア内に配置される、原子力沸騰水型原子炉。
- 核エネルギープラントの原子力沸騰水型原子炉を作動する方法であって、
前記原子炉のコア内に請求項1〜13のいずれか1項に記載の複数の燃料集合体(12)を配置するステップ、
エネルギーが生成されるように前記原子炉を作動するステップ、
を含む、方法。
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