JP6576701B2 - レンジフード - Google Patents

レンジフード Download PDF

Info

Publication number
JP6576701B2
JP6576701B2 JP2015122027A JP2015122027A JP6576701B2 JP 6576701 B2 JP6576701 B2 JP 6576701B2 JP 2015122027 A JP2015122027 A JP 2015122027A JP 2015122027 A JP2015122027 A JP 2015122027A JP 6576701 B2 JP6576701 B2 JP 6576701B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
locking
locking piece
panel
upper panel
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015122027A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017009137A (ja
Inventor
安平 幸司
幸司 安平
Original Assignee
株式会社ハーマン
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ハーマン filed Critical 株式会社ハーマン
Priority to JP2015122027A priority Critical patent/JP6576701B2/ja
Publication of JP2017009137A publication Critical patent/JP2017009137A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6576701B2 publication Critical patent/JP6576701B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24CDOMESTIC STOVES OR RANGES ; DETAILS OF DOMESTIC STOVES OR RANGES, OF GENERAL APPLICATION
    • F24C15/00Details
    • F24C15/20Removing cooking fumes
    • F24C15/2078Removing cooking fumes movable
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24CDOMESTIC STOVES OR RANGES ; DETAILS OF DOMESTIC STOVES OR RANGES, OF GENERAL APPLICATION
    • F24C15/00Details
    • F24C15/20Removing cooking fumes
    • F24C15/2071Removing cooking fumes mounting of cooking hood

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ventilation (AREA)

Description

本発明は、ガスコンロ、電気コンロ、および電磁誘導加熱式クッキングヒータ(IHヒータ)などの加熱調理器具の上方に設置されて、調理中に発生する煙や湯気などの排気を吸い込み捕集して屋外に排出するためのレンジフードに関する。
レンジフードは、吊り戸棚の間や、吊り戸棚と側壁面との間に設置されることが多く、レンジフード本体の前面に備えた化粧パネルが、吊り戸棚の前面に揃うように、かつ、レンジフードの下端が、吊り戸棚の下端と揃うように取り付けられる。
天井壁と吊り戸棚の下端との寸法は、吊り戸棚の高さによって種々異なるので、この寸法に応じて設置する化粧パネルの高さを変更することになる。そこで、特許文献1では、化粧パネル(前面パネル)の上部に上下にスライド調節可能な幕板と呼称される延長化粧パネルを取付け、幕板を上下スライド調節することで天井壁と化粧パネルの間を埋めるようにしている。
他の従来例として、現場で、天井壁と吊り戸棚の下端との寸法に応じた設置すべき化粧パネルの高さを予め測定し、上下にスライド調節可能な化粧パネルを、測定した高さになるようにスライド操作して調整し、この調整した化粧パネルを取付けるようにしている。
実公平5−39388号公報
上記特許文献1では、上部に幕板を備えた化粧パネルを本体ハウジングにネジ締め固定し、次に、幕板を天井壁に当たるまで上方へスライド操作し、化粧パネル前面の左右においてネジ締め操作を行って、幕板が落下しないように固定することになる。
このように横幅の大きい幕板を上方へ平行にスライド操作して高さ調整してネジ締め固定する作業を、高い位置で行うのは、容易でなく、煩わしいものである。
また、上記他の従来例では、現場において、予め設置すべき化粧パネルの高さを測定し、上下にスライド調節可能な化粧パネルを、測定した高さになるようにスライド操作して調整する必要があり、作業が面倒である。
本発明は、このような実情に着目してなされたものであって、設置作業を容易に行うことができる施工性に優れたレンジフードを提供することを目的とする。
前記の課題を解決するために、本発明は、次のように構成している。
(1)本発明のレンジフードは、排気用ファンを内装した本体ハウジングの前部に、前記本体ハウジングの前面及びその上方を覆う化粧パネルを取り付けるレンジフードにおいて、
前記化粧パネルは、上部パネルと、該上部パネルに対して上下にスライド自在な下部パネルとを備え、
前記上部パネルを、前記本体ハウジングの前部上方に位置する固定部に、前面から挿抜操作可能に係止する係止手段を備え、
前記係止手段は、前記上部パネルに備えられる係止片と、前記固定部に備えられると共に、前記係止片が前後方向に挿抜操作される連結部とを備えており、
前記固定部が、前記本体ハウジングに立設された高さ調節可能な支持枠の上部であり、
前記連結部は、前記係止片を前後方向に抜け止め係止する係止部と、前記係止片を上下方向に受止める受け部とを備え、
前記係止片の前記係止部への係止によって、上部パネルの前方への移動が阻止され、前記係止片を前記受け部で受止めることで、上部パネルの落下が阻止されるものであり、
前記係止片は、弾性変形可能であり、前記上部パネルを前後方向に移動させて、前記係止片を弾性変形させることによって、前記係止片を前記係止部へ係止あるいは前記係止部から離脱させるものであり、
前記係止片は、前記上部パネルから片持ち状に突設されると共に、先端側が斜め上方に屈曲された屈曲部を有し、
前記受け部と該受け部に対向する係止部とによって、前記係止片が挿抜される装着口が形成され、該装着口の奥側の前記係止部に、前記係止片の前記屈曲部が弾性的に当接して係止される
本発明によると、上下スライド自在な化粧パネルの上部パネルを、本体ハウジングの前部上方に位置する固定部に、係止手段を介して係止連結した後、下部パネルを下方にスライド下降させるだけで、所望の高さに化粧パネルを調整することができる。
これによって、高い位置で化粧パネルを上方へスライド操作して調整する必要がなく、また、予め設置すべき化粧パネルの高さを測定し、化粧パネルをスライド操作して、測定した高さに調整する必要がなく、手間をかけること少なく簡単かつ速やかに化粧パネルを取付けることができる。
本発明によると、上部パネルに備えられた係止片を、固定部に備えられた連結部に挿入することによって、上部パネルが固定部に落下不能に係止されるので、ネジなどの連結具や工具を必要とすることなく、簡単な操作で、上部パネルを、落下を阻止した状態で固定部に係止連結し、この上部パネルに対して下部パネルを下方にスライド下降させるだけで、化粧パネルを所望の高さに容易に調整することができる。また、前記係止片を前記連結部から抜き出すことによって、上部パネルを固定部から離脱させることができる。
本発明によると、レンジフードの設置高さに対応して支持枠高さを調節しておくことで、上部パネルの係止片を、支持枠上部の連結部に挿入して落下不能に係止して、下部パネルを下方にスライド下降させることによって、化粧パネルを所望の高さに調整して取り付けることができる。
本発明によると、上部パネルの係止片を、支持枠の連結部に挿入することによって、係止片が係止部に係止されて上部パネルの抜け出しが阻止されると共に、係止片が受け部に受止められて上部パネルの落下が阻止される。
本発明によると、化粧パネルを本体ハウジング側に押付けるようにして、上部パネルの係止片を支持枠の連結部に挿入することによって、係止片を弾性変形させて連結部の係止部に係止させることができる一方、化粧パネルを本体ハウジング側から前方へ引き出するようにして、上部パネルの係止片を支持枠の連結部から抜き出すことによって、係止片を弾性変形させて連結部の係止部から離脱させることができる。
これによって、化粧パネルの上部パネルを、ワンタッチ操作で簡単に、本体ハウジング側の支持枠に係止させ、あるいは、支持枠から離脱させることができる。
本発明によると、上部パネルから片持ち状に突設された弾性変形可能な係止片を、支持枠の連結部の装着口に挿入することによって、係止片の斜め上方に屈曲した屈曲部が、連結部の係止部に弾性的に当接して係止されると共に、連結部の受け部によって、係止片が受止められて上部パネルが落下不能に支持される。
本発明のレンジフードは、排気用ファンを内装した本体ハウジングの前部に、前記本体ハウジングの前面及びその上方を覆う化粧パネルを取り付けるレンジフードにおいて、
前記化粧パネルは、上部パネルと、該上部パネルに対して上下にスライド自在な下部パネルとを備え、
前記上部パネルを、前記本体ハウジングの前部上方に位置する固定部に、前面から挿抜操作可能に係止する係止手段を備え、
前記係止手段は、前記上部パネルに備えられる係止片と、前記固定部に備えられると共に、前記係止片が前後方向に挿抜操作される連結部とを備えており、
前記固定部が、前記本体ハウジングに立設された高さ調節可能な支持枠の上部であり、
前記連結部は、前記係止片を前後方向に抜け止め係止する係止部と、前記係止片を上下方向に受止める受け部とを備え、
前記係止片の前記係止部への係止によって、上部パネルの前方への移動が阻止され、前記係止片を前記受け部で受止めることで、上部パネルの落下が阻止されるものであり、
前記係止片は、弾性変形可能であり、前記上部パネルを前後方向に移動させて、前記係止片を弾性変形させることによって、前記係止片を前記係止部へ係止あるいは前記係止部から離脱させるものであり、
前記係止片は、前記上部パネルから片持ち状に突設され、かつ、中間部が折返されると共に、先端部が丸められたカール部を有し、前記受け部と該受け部に対向する係止部とによって、前記係止片が挿抜される装着口が形成され、該装着口の奥側の前記係止部に、前記係止片の前記カール部が弾性的に当接して係止される。
本発明によると、上部パネルから片持ち状に突設された弾性変形可能な係止片を、支持枠の連結部の装着口に挿入することによって、係止片の先端部が丸められたカール部が、連結部の係止部に弾性的に当接して係止されると共に、連結部の受け部によって、係止片が受止められて上部パネルが落下不能に支持される。
)本発明の他の実施態様では、前記固定部に係止された前記上部パネルに対してスライド下降させた下部パネルの下部を、本体ハウジング側に固定する止着手段を備える。
この実施態様によると、本体ハウジング側に係止連結した上部パネルに対してスライド下降させた下部パネルの下部を、本体ハウジング側に止着することで、化粧パネル全体を、排気ファンの運転に伴ってガタ付くようなことなく、上下でしっかり固定することができる。
このように、本発明によれば、本体ハウジングの前面及びその前面を覆う化粧パネルを簡単かつ速やかに取付けることができるので、レンジフード設置作業を容易に行うことが可能となる。
レンジフードを備えたシステムキッチンの一形態を示す概略正面図である。 レンジフードの斜視図である。 化粧パネルを分解したレンジフードの斜視図である。 化粧パネルの装着途中のレンジフードの斜視図である。 上部パネル装着構造の斜視図である。 化粧パネルの装着工程を示す要部の側面図である。 化粧パネルの装着工程を示す要部の側面図である。 化粧パネルの装着工程を示す要部の側面図である。 上部パネル装着構造の別実施形態を示す斜視図である。 図9の上部パネル装着構造の要部の側面図である。 上部パネル装着構造の参考例を示す斜視図である。 図11の上部パネル装着構造の要部の側面図である。 上部パネル装着構造の参考例を示す斜視図である。 図13の上部パネル装着構造の要部を示す側面図である。 下部パネル止着構造の別実施形態を示す斜視図である。 図15の下部パネル止着構造の要部の縦断側面図である。 参考例における化粧パネルを分解したレンジフードの斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るレンジフード1を備えたシステムキッチンの概略正面図であり、図2は、図1のレンジフード1の斜視図であり、図3は、化粧パネルを分解した状態のレンジフード1の斜視図である。
この例のシステムキッチンでは、レンジ台2がシンク台3と調理台4の間に配置され、このレンジ台2の上方には、レンジフード1が、左右の吊り戸棚5,6の間に挟まれて設置されている。
レンジフード1は、図示されていない排気用ファンを内装した矩形箱形の本体ハウジング11の下部に、調理中に発生する煙や湯気などの排気を吸引捕集する扁平なフードケース12が、レンジ台2の加熱部を上方から覆うように前方突出状態で連結された構造となっている。フードケース12で捕集された排気が、本体ハウジング11に接続される図示されていない排気ダクトを介して屋外に導かれ排出されるようになっている。
本体ハウジング11の前部左右両側には、縦長の支持枠13が立設固定されており、左右の支持枠13の前面にフードケース12と同幅の化粧パネル14が取り付けられる。
各支持枠13は、その横外側面がフードケース12の横外側面と一致するように、本体ハウジング11の上面に立設固定された下部支持枠13Lと、これに対して上下にスライド可能に内嵌支持された上部支持枠13Uとからなる。上部支持枠13Uの上下複数の連結位置を選択して固定することによって、上部支持枠13Uの高さを調節できる構造となっている。左右の各支持枠13は、左右の吊り戸棚5,6の奥行き寸法が小さい場合には、前面の化粧パネル14と吊り戸棚5,6との間に生じる側面のすき間を塞ぐ機能を有しており、塞ぎ板とも呼称される。
本体ハウジング11の前面を覆う化粧パネル14は、幕板とも呼称され、下端辺と左右両端辺が屈折補強された下部パネル14Lと、上端辺と左右両端辺が屈折補強された上部パネル14Uとからなる。この化粧パネル14は、下部パネル14Lに、上部パネル14Uが上下スライド可能に差し込み内嵌され、化粧パネル14全体が上下にスライド伸縮可能に構成されている。
上部パネル14Uの上部が、図3に示される支持枠13の上部に備えた連結部15に、前面から挿抜操作可能に連結支持される。
係止手段は、図3及び図5に示すように、上部パネル14Uにおける左右両端部の内面から片持ち状に突出された係止片16と、上部支持枠13Uの連結部15とを備えている。上部支持枠13Uの連結部15は、係止片16が挿抜される装着口17、係止部18、及び、受け部19を備えている。
係止片16は、弾性変形可能な帯状のバネ板材を屈曲して形成されており、その先端側には、斜め上方に屈曲された屈曲部16aが備えられている。連結部15の係止部18は、図6の側面図にも示されるように、上部支持枠13Uの前端に沿って備えられた内折り辺13Uaに一体連設されており、側方視でU形に屈曲形成されている。また、受け部19は、前記内折り辺13Uaの内面に、別部材を溶接固定して構成されており、係止部18に下方から対向する逆U形に屈曲形成されている。そして、係止部18と受け部19との間に係止片16が挿抜される装着口17が形成されている。
レンジフード1は以上のように構成されており、次に、このレンジフード1の設置手順を説明する。
先ず、図3に示される本体ハウジング11の上面に備えた取っ手20を用いて持上げ、厨房奥壁面の所定高さ位置に取付け固定する。この場合、予め、奥壁面にフック付きの取付けブラケット(図示せず)を位置決め固定しておき、本体ハウジング11を、取付けブラケットのフックに係合させる。この状態で、本体ハウジング11の左右上部奥端の連結金具21及び左右下部奥端の図示しない連結金具を介して厨房奥壁面に取付け固定する。
次に、レンジフード1に対して排気ダクトの接続処理、電源への接続処理、などの付随処理を行う。
その後、左右の各支持枠13の上部支持枠13Uと下部支持枠13Lとを組合せ、下部支持枠13Lを、本体ハウジング11に固定する。支持枠13の横側面には、複数の横向き取付け孔22が縦列状に予め形成されていると共に、支持枠13の上端には、縦向き取付け孔23が予め形成されている。複数の横向き取付け孔22のいずれかの横向き取付け孔22を用いて吊り戸棚5,6の横外側面に支持枠13をネジ連結し、縦向き取付け孔23を用いて支持枠13上端部を天井壁Wにネジ連結する。なお、レンジフード1の横一側面が厨房の側壁に対向される場合には、この側壁に支持枠13をネジ連結することができる。
次に、固定された本体ハウジング11の前方まで、短縮状態にセットした化粧パネル14を持上げ搬入し、図6及び図7に示すように、化粧パネル14を少し傾斜した姿勢にして、係止片16を装着口17に挿入し、化粧パネル14を垂直姿勢に変更しながら支持枠13に押し付けてゆく。
この際、係止片16は弾性変形されながら係止部18と受け部19との間の装着口17を通過し、化粧パネル14全体が支持枠13の前面に当接された状態では、図8に示すように、係止片16の屈曲部16aが係止部18に下方から弾性的に当接し、上部パネル14Uの前方への抜け出しが阻止される。また、同時に係止片16が受け部19の上面に受止められて上部パネル14Uの落下が阻止される。
次に、図4に示すように、下部パネル14Lを下限まで、すなわち、下部パネル14Lの下端に備えた下部屈折辺14Laがフードケース12の上面に当接するまで下方にスライドさせ、化粧パネル14の高さを所望の高さに調整する。この場合、下部パネル14Lが自重でスライド下降するように、上部パネル14Uと下部パネル14Lとをスライド抵抗少なく嵌合させておいてもよく、あるいは、少し外力を加えることで下部パネル14Lが下降する程度のスライド抵抗を与えておいてもよい。
次に、下部パネル14Lにおける下部屈折辺14Laを下部支持枠13Lの下部前面に当てつけて、図2に示すように、左右二箇所においてネジ24で締め込み固定する。これによって天井壁Wからフードケース12の上面までを覆う化粧パネル14は前方に浮き上がることなくしっかりと固定される。
なお、点検整備や分解の際には、ネジ24を取り外した後、下部パネル14Lを持上げスライドさせ、短縮させた化粧パネル14の下部を手前に引いて傾けながら前方に少し強く引き出すことで、係止片16を弾性変形させて連結部15の係止部18から離脱させて抜き出し、化粧パネル14を手前に取り外すことができる。
[他の実施形態及び参考例
(1)図9,図10に示すように、弾性変形可能な帯状のバネ板材からなる係止片16を、先端側にV形に大きく屈曲した屈曲部16aを備えると共に、この屈曲部16aの外向き先端部に、丸めたカール部16bを備える構成とする。屈曲部16aを弾性変形させながら係止片16を、上部支持枠13Uの装着口17に挿入し、上部パネル14Uが上部支持枠13Uの前面に当接する挿入限界において、弾性復元した屈曲部16aのカール部16bが、装着口17の内方上部に位置する係止部18に、内方から弾性的に当接して、上部パネル14Uの前方への抜け止めがなされる。同時に、係止片16を、装着口17の内方下部に位置する受け部19で受止めて、上部パネル14Uの落下を阻止するようにしてもよい。
この実施形態によると、化粧パネル14を天井壁Wと平行に移動させて支持枠13に取り付けることができるので、上部パネル1Ubの上端を天井壁Wにほとんど隙間無く接近させて化粧パネル14を取り付けることができる。
化粧パネル14を取り外す際には、下部パネル14Lを持上げスライドさせ、短縮させた化粧パネル14の上部を前方に少し強く引き出すことで、係止片16を連結部15から抜き外して化粧パネル14を手前に取り外すことができる。
(2)図11,図12の参考例に示すように、下向きに屈曲されて折返された数mm程度の段差を有する折返し部16cを係止片16の先端に設けると共に、上部支持枠13Uの装着口17を前記折返し部16cが通過できる上下幅に形成する。装着口17に係止片16を挿入した後、化粧パネル14を少し落し込んで折返し部16cを、受け部19の奥端に下方に屈折連設した係止部18に係止することで、上部パネル14Uの前方への抜け出し、及び、下方への落下を阻止した状態に支持することもできる。
但し、この参考例によると、折返し部16cの段差分だけ化粧パネル14を、押し上げて上部支持枠13Uに挿入して落し込み係止することになるので、上部パネル14Uの上端と天井壁Wとの間に落し込み量に相当する大きさ(数mm程度)の隙間が生じることになる。
なお、上記折返し部16cは、折返すことなく、下方へ屈曲させるだけであってもよい。
(3)図11,図12に示す落し込み係止構造を、図13,図14の参考例に示すように変形することもできる。すなわち、上部パネル14Uにおける左右の折返し辺14Uaから下方に屈曲したフック状の係止片16を折出し突設すると共に、上部支持枠13Uの内折り辺13Uaに係止片16が通過できる上下長さを有するスリット状の装着口17を形成する。この装着口17に係止片16を挿入した後、化粧パネル14を少し落し込んでフック状の係止片16を装着口17の下端内面(係止部18)に係止すると共に、係止片16を装着口17の下端(受け部)に乗せつけることで、上部パネル14Uの前方への抜け出し、及び、下方への落下を阻止した状態に支持することもできる。
この参考例によると、別部材を用いることなく係止片16と連結部15を形成することができ、製作コストの節減に寄与する。
(4)スライド下降させた下部パネル14Lを、下部支持枠13Lに固定する止着手段として、図15,図16に示すような係止方式を採用することもできる。
すなわち、下部パネル14Lにおける左右の折返し辺14Lbから下向きのフック25を折出し突設し、上部パネル14Lを上部支持枠13Uの連結部15に係止連結した後、下部パネル14Lを下方にスライド移動させる際に、フック25を、下部支持枠13Lの下部に立設されているリブ壁26に上方から係合止着させることで、下部パネル14Lをガタつくことなく係止支持する構造とすることもできる。なお、リブ壁26の上端には、フック25を係合案内するノッチ27がV形に切り込み形成されており、左右のノッチ27への係合によって下部パネル14Lの左右位置決めがなされる。
この実施形態によると、装着した化粧パネル14の下部を、前方に浮き上がることなく係止支持することができ、下部パネル14の下部を支持枠13の下部にネジ連結する必要がなくなり、更に施工性が向上すると共に、部品を節減することができる。
)レンジフード1の横一側あるいは両横側に吊り戸棚や厨房の側壁が無く開放されている場合には、一方あるいは左右両方の支持枠13を、レンジフード1が連結される奥壁にまで及ぶ前後幅の大きいものにし、この幅広の支持枠13を、レンジフード1の横側を覆うサイドパネルとしても利用する仕様とすることもできる。
6)参考例として、レンジフード1に隣接する吊り戸棚の横側面、あるいは、天井壁Wあるいは側壁を固定部として利用することもできる。例えば、図17に示すように、化粧パネル14の横幅と同じ長さに形成した横長の支持金具28を別途用意して現場に持ち込み、天井壁W(あるいは、吊り戸棚の横側面、厨房の側壁、等)に位置決めしてネジ連結し、本体ハウジング11の前部上方に位置する支持金具28の左右に備えた連結部15に、上部パネル14Uを、係止片16を介して係止連結し、下降スライドさせた下部パネル14Lの下端部を、本体ハウジング11の前部に設けた左右の支持枠13に止着する形態とすることもできる。
)上部パネル14Uを上部支持枠13Uの上下二箇所に、例えば、図11,図12の参考例で示される係止手段を用いて係止連結すれば、上部パネル14U全体を前方への浮き上がり無くしっかりと係止支持することができる。この場合には、この上部パネル14Uに対してスライド下降させた下部パネル14Lは支持枠13に特に止着しない自由状態にしておいてもよい。但し、この場合は、自由状態の下部パネル14Lが、排気ファン運転に伴って振動することがないように、上部パネル14Uに対して下部パネル14Lをガタつきなく嵌合支持しておく必要がある。
11 本体ハウジング
13 支持枠
13L 下部支持枠
13U 上部支持枠
14 化粧パネル
14L 下部パネル
14U 上部パネル
15 連結部
16 係止片
17 装着口
18 係止部
19 受け部

Claims (3)

  1. 排気用ファンを内装した本体ハウジングの前部に、前記本体ハウジングの前面及びその上方を覆う化粧パネルを取り付けるレンジフードにおいて、
    前記化粧パネルは、上部パネルと、該上部パネルに対して上下にスライド自在な下部パネルとを備え、
    前記上部パネルを、前記本体ハウジングの前部上方に位置する固定部に、前面から挿抜操作可能に係止する係止手段を備え、
    前記係止手段は、前記上部パネルに備えられる係止片と、前記固定部に備えられると共に、前記係止片が前後方向に挿抜操作される連結部とを備えており、
    前記固定部が、前記本体ハウジングに立設された高さ調節可能な支持枠の上部であり、
    前記連結部は、前記係止片を前後方向に抜け止め係止する係止部と、前記係止片を上下方向に受止める受け部とを備え、
    前記係止片の前記係止部への係止によって、上部パネルの前方への移動が阻止され、前記係止片を前記受け部で受止めることで、上部パネルの落下が阻止されるものであり、
    前記係止片は、弾性変形可能であり、前記上部パネルを前後方向に移動させて、前記係止片を弾性変形させることによって、前記係止片を前記係止部へ係止あるいは前記係止部から離脱させるものであり、
    前記係止片は、前記上部パネルから片持ち状に突設されると共に、先端側が斜め上方に屈曲された屈曲部を有し、
    前記受け部と該受け部に対向する係止部とによって、前記係止片が挿抜される装着口が形成され、該装着口の奥側の前記係止部に、前記係止片の前記屈曲部が弾性的に当接して係止される、
    ことを特徴とするレンジフード。
  2. 排気用ファンを内装した本体ハウジングの前部に、前記本体ハウジングの前面及びその上方を覆う化粧パネルを取り付けるレンジフードにおいて、
    前記化粧パネルは、上部パネルと、該上部パネルに対して上下にスライド自在な下部パネルとを備え、
    前記上部パネルを、前記本体ハウジングの前部上方に位置する固定部に、前面から挿抜操作可能に係止する係止手段を備え、
    前記係止手段は、前記上部パネルに備えられる係止片と、前記固定部に備えられると共に、前記係止片が前後方向に挿抜操作される連結部とを備えており、
    前記固定部が、前記本体ハウジングに立設された高さ調節可能な支持枠の上部であり、
    前記連結部は、前記係止片を前後方向に抜け止め係止する係止部と、前記係止片を上下方向に受止める受け部とを備え、
    前記係止片の前記係止部への係止によって、上部パネルの前方への移動が阻止され、前記係止片を前記受け部で受止めることで、上部パネルの落下が阻止されるものであり、
    前記係止片は、弾性変形可能であり、前記上部パネルを前後方向に移動させて、前記係止片を弾性変形させることによって、前記係止片を前記係止部へ係止あるいは前記係止部から離脱させるものであり、
    前記係止片は、前記上部パネルから片持ち状に突設され、かつ、中間部が折返されると共に、先端部が丸められたカール部を有し、
    前記受け部と該受け部に対向する係止部とによって、前記係止片が挿抜される装着口が形成され、該装着口の奥側の前記係止部に、前記係止片の前記カール部が弾性的に当接して係止される、
    ことを特徴とするレンジフード。
  3. 前記固定部に係止された前記上部パネルに対してスライド下降させた下部パネルの下部を、本体ハウジング側に固定する止着手段を備える、
    請求項1または2に記載のレンジフード。
JP2015122027A 2015-06-17 2015-06-17 レンジフード Active JP6576701B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015122027A JP6576701B2 (ja) 2015-06-17 2015-06-17 レンジフード

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015122027A JP6576701B2 (ja) 2015-06-17 2015-06-17 レンジフード

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017009137A JP2017009137A (ja) 2017-01-12
JP6576701B2 true JP6576701B2 (ja) 2019-09-18

Family

ID=57761473

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015122027A Active JP6576701B2 (ja) 2015-06-17 2015-06-17 レンジフード

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6576701B2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6802717B2 (ja) * 2017-01-20 2020-12-16 タカラスタンダード株式会社 レンジフード、及び、レンジフードにおける幕板の取付方法
JP6862301B2 (ja) * 2017-06-30 2021-04-21 株式会社ハーマン レンジフード及びその設置方法
JP6941260B2 (ja) * 2017-09-27 2021-09-29 富士工業株式会社 レンジフードおよびレンジフードの設置方法
CN110388670A (zh) * 2018-04-19 2019-10-29 宁波方太厨具有限公司 一种吸油烟机的安装结构
CN108870497B (zh) * 2018-08-31 2024-04-16 浙江友邦智能厨电有限公司 一种集烟腔可升降的吸油烟机
JP7113704B2 (ja) * 2018-09-03 2022-08-05 株式会社Lixil レンジフード及びレンジフードの横幕板の固定方法
JP2020106190A (ja) * 2018-12-27 2020-07-09 株式会社ハーマン レンジフード
JP7223924B2 (ja) * 2019-02-27 2023-02-17 パナソニックIpマネジメント株式会社 レンジフード
CN110553293B (zh) * 2019-09-09 2024-02-23 浙江玉禾电器有限公司 一种吸油烟机风管罩及其安装方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6113861Y2 (ja) * 1980-09-22 1986-04-30
JPH0833220B2 (ja) * 1990-06-04 1996-03-29 三菱電機株式会社 レンジフード
JPH1151436A (ja) * 1997-08-06 1999-02-26 Matsushita Seiko Co Ltd センターフード
JP2005061769A (ja) * 2003-08-19 2005-03-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd レンジフード

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017009137A (ja) 2017-01-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6576701B2 (ja) レンジフード
US10240801B2 (en) System and method for mounting undercabinet ventilation hood
US20150047198A1 (en) System and method for mounting undercabinet ventilation hood
KR20130132357A (ko) 씽크대용 주방선반
JP2011158224A (ja) レンジフードの設置構造
JP2018204852A (ja) レンジフードパネル取付具
KR20150136787A (ko) 오븐
EP3751203A1 (en) Mounting apparatus for mounting a home appliance
JP6862301B2 (ja) レンジフード及びその設置方法
JP4598283B2 (ja) 化粧板の取付構造
JP2009270768A (ja) レンジフード
KR101289355B1 (ko) 주방용구용 걸이대 고정시스템
JP6261026B2 (ja) スライド収納装置
JP6802717B2 (ja) レンジフード、及び、レンジフードにおける幕板の取付方法
JP5524605B2 (ja) レンジフード用保持装置
CN107912967B (zh) 一种钢丝侧支架易拆装装置
EA036065B1 (ru) Вытяжной колпак с крепежным устройством для встраивания в настенный шкаф
JP6770819B2 (ja) キャビネット
JP6114657B2 (ja) 加熱調理器及びレールユニット
CN218915041U (zh) 用于悬挂抽油烟机的挂架及烟机组件
US12012317B2 (en) Range hood support lift
JP4419509B2 (ja) 壁取付型キャビネット
JP2011045697A (ja) 浴室用カウンター
CN110959091B (zh) 对烹调物承载体的接纳轨予以特殊固定的烹调设备
KR101061285B1 (ko) 벽걸이 조립 구조체

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180517

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190226

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190426

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190820

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190821

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6576701

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250