JPS6113861Y2 - - Google Patents

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JPS6113861Y2
JPS6113861Y2 JP13491980U JP13491980U JPS6113861Y2 JP S6113861 Y2 JPS6113861 Y2 JP S6113861Y2 JP 13491980 U JP13491980 U JP 13491980U JP 13491980 U JP13491980 U JP 13491980U JP S6113861 Y2 JPS6113861 Y2 JP S6113861Y2
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plate
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、レンジ,ガステーブル,コンロ等
の熱器具の使用により上昇する汚染空気を室外に
排出するために、熱器具の上方に配設される厨房
用排気装置に関する。
従来、熱器具の上方に配設され、上昇する汚染
空気を室外に排出する厨房用排気装置には種々の
構造、形状のものが知られているが、いずれのも
のにあつても、汚染空気を捕集するためのフード
と、排気フアン装置及びその駆動手段と、排気フ
アン装置及びその駆動手段を収納する箱状のケー
シング並びにダクト手段等を必須とし、下部をフ
ードに形成した単一のケーシングの内部に排気フ
アン装置及びその駆動手段を配設し、排気フアン
装置の吐出口にダクトを接続した構造が最も一般
的であつた。
しかしながら、従来公知の厨房用排気装置にあ
つては、フードを一体に有する単一のケーシング
内に全ての商品、機構が配設され、ダクトもこの
ケーシングの内部において接続しなければならな
いために、ダクトの接続作業がきわめて困難で、
しかも、全体として単一物に構成され、相当の重
量がある結果、建物躯体への取付、取応しが困難
で、一人での作業は不可能であつた。又、フード
を含む各種部品、機構の清掃作業が困難であつ
た。
この考案は、従来の厨房用排気装置にみられた
前記の如き欠点を除去すべくなされたものであつ
て、前面に排気フアン装置5を配設した取付パネ
ル1と、前面、背面及び下面を開放した方形箱状
のチヤンバー本体2と、チヤンバー本体2の前面
を閉塞する前面パネル3と、チヤンバー本体2の
下面に連接される上下面を開放したフード4の4
つの部材からなり、これら4つの部材を相互に着
脱自在に連結したことを特徴とする厨房用排気装
置である。
以下に図面を参照しつゝ詳細に説明する。第1
図を参照して、この考案に係る厨房用排気装置
は、第1図に示すように、建物躯体への取付パネ
ル1と、チヤンバー本体2、該チヤンバー本体2
の前面を閉塞する前面パネル3並びにフード4の
互に分離された4つの部材からなり、これら4つ
の部材を相互に着脱自在に連結して、厨房用排気
装置の製造、取付、運搬、清掃を簡単に行に得る
ようにしてある。
取付パネル1は図に示すように略方形の板状部
材からなり、前面には排気フアン装置5と該排気
フアン装置5の吐出口に連結されたダクト接続用
の連結管6が配設され、更に建物躯体の壁を通つ
て背後から延び出す排気ダクトを挿通するための
ダクト挿通孔7が形成される。チヤンバー本体2
は前面、背面並びに底面を開放した冂形状のフレ
ーム状部材からなり、その奥行寸法は排気装置の
奥行寸法と実質的に一致する。
チヤンバー本体2の内部略中央に仕切板8が配
設され、該仕切板8によりチヤンバー本体2内は
前後2つの空間9,10に区画される。後部空間
10は仕切板8によつてその前面と底面とを閉塞
されて背面のみを開放した実質的に一つの室に形
成され、該室10内に前記取付パネル1に配設さ
れた排気フアン装置5、連結管6並びに後述する
ダクト36が収納され、排気フアン装置5の前面
吸気口5aに整合して吸気孔11が仕切板8に形
成される。該吸気孔11の周縁を排気フアン装置
のベルマウスに相応する構造とすることによつ
て、排気フアン装置5の吸気口5aのベルマウス
を省略することが出来る。チヤンバー本体2の上
面及び側面には排気ダクトを挿通するための切欠
部12が適宜形成される。図示の実施例にあつて
は、ダクト挿通孔7と切欠部12はそれぞれ2個
形成されているが、1つであつても良いことは勿
論である。
前面パネル3はチヤンバー本体2の前面を閉塞
するに充分な大きさと形状を有し、且適宜のデザ
インと色彩を備える。前面パネル3の上部には室
内上部の汚染空気を吸入する開孔13が形成され
る。尚、この開孔13はチヤンバー本体2の上部
に形成しても良いであろう。この場合、開孔13
を形成するスペース分だけ前面パネル3の上部を
若干短かくしなければならないことは勿論であ
る。
フード4は上下面を開放した比較的高さの低い
方形の枠状部材からなり、内面には好しくは付着
した油分拭き取りを容易とするために塗面、例え
ばフツ素塗料を塗つた塗面を形成する。
前記取付パネル1の背面上部には第4,5図に
示すように段部14が形成され、該段部14内に
支持片15と固着片16が配設される。支持片1
5は上端を水平に折曲して躯体方向へ延び出した
断面L字状の板状の部材からなり、又、固着片1
6は上端を断面冂状に折した板状の部材あつて、
支持片15は取付パネル1の背面に該パネル1の
上面から若干下つた位置において、ビス、スポツ
ト溶接等適宜の手段で固着される。固着片16は
支持片15と取付パネル1との間に挾持された状
態で配設され、且上下動自在である。固着片16
の上下動をもたらすために、指掛辺16aが取付
パネル1の長孔17を貫通してパネル1の前方へ
延び出している。
そして、建物躯体18の上部に断面逆L字状の
受金具19を定着し、該受金具の上端水平辺19
aに支持片15の上端水平辺15aを載置し、固
着片16を下降させて、断面冂状の上端折曲部1
8bを支持片15と受金具19の上部に係入する
ことにより固着片16が受金具19と係合して、
取付パネル1の固着が達成される。このように、
取付パネル1は建物躯体18への固着に際して、
支持片15を受金具19に載置するものであり、
取付パネル11を上下動する必要がないため、取
付パネル1の上面を建物躯体の天井18aに近接
させて取り付けることが可能となり(第5図参
照)、取付パネル1と天井18aとの隙間を最小
限にすることが出来る。
第6図は、排気フアン装置5に連結された連結
管6の変形であつて、入口と出口とが直交するエ
ルボ状のものである。これにより、ダクトの取出
方向と排気フアン装置5の吐出口とが直交してい
る場合においても、確実なる接続が可能となる。
排気フアン装置5は従来の一つの大きな空間内に
フアンを配設して、該空間の適宜数個所に吐出口
を設けたものではなく、排気フアン装置5の最も
吐出力の強に位置に吐出口を1つのみ形成して、
最大の吐出口で排気を行い得るようにしてある。
これにより、外気圧の強弱や長尺なダクトの内部
抵抗によつて排気効率が低下するという従来の欠
点を解消することが出来る。
取付パネル1の下面には、第7図に示す取付板
20が固定される。該取付板20は、取付パネル
1の背面下部の凹部にスポツト溶接される定着辺
20a、下方へ垂直に延び出す取付辺20b並び
に前方へ水平に延び出す水平受辺20cを備え、
定着辺20aの下部には横長の案内辺20bが形
成される。取付辺20bには建物躯体18に定着
された受止ビス21を受け入れる切欠22が形成
され、又、水平受辺20cには1つの穴23と前
端へ向つて開放した切欠24が形成される。
取付パネル1の両側端に形成された断面方形の
スペース25の内部には、第8図にに示す断面L
状の垂直方向に延びたロツク板26が上下動自在
に配設される。該ロツク板26の下端水平辺26
aには前記取付板20の水平受辺20cの穴23
と整合するビス穴27が形成され、該ビス穴27
に穴23が通つて螺合されたビス28により、ロ
ツク板26が取付パネル1の内部において上下動
せしめられると共に、ビス28を締付ることによ
り、ロツク板26は下方へ引き下げられ固定され
る。ロツク板26の上部前面には取付パネル1の
周縁の前面上部に形成された長孔29と整合する
長孔30が形成される。
チヤンバー本体2の背面の両側縁上部、下面の
両側縁略中央部並びに前面パネル3の背面の両側
縁上部には、第9図に示す係止爪板31が取り付
けられ、この係止爪板31を受け入れるための長
孔32,33がチヤンバー本体2の前面両側縁上
部並びにフード4の上面両側縁略中央部にそれぞ
れ形成される。
係止爪板31は第9図に示すように一端に爪板
31aを有し、固定のための固定板部31bを備
える。そして、チヤンバー本体2の背面において
は爪板31aを上向きにして、前面パネル3の背
面においては、爪板31aを下向きにして、又チ
ヤンバー本体2の下面においては、爪板31aを
前向きにしてそれぞれ固定される。第10図に示
すものは、前記取付板20の案内孔20dに挿し
込まれる挿入案内板34であつて、フード4の背
面上部にスボツト溶接される。
次に、この考案に係る排気装置の建物躯体18
への取付けと、組立について説明すると、先ず取
付パネル1の下部の取付板20の切欠22を受止
ビス21に係入した後、支持片15を受金具19
に載置し、固着片16も指掛辺16aを介して下
降させ上端屈曲部16bを支持片15並びに受金
具19の上部に係入させて、取付パネル1を建物
躯体18に定着する。次に、ロツク板26を上方
へ上げつゝ、チヤンバー本体2の係止爪板31を
取付パネル1とロツク板26の長孔29,30に
挿入し、且つチヤンバー本体2の底面のビス35
を取付板20の水平受辺20cの切欠24に係入
させる。しかして、かゝる係止爪板31,ビス3
5の係入は、いずれもチヤンバー本体2を取付パ
ネル1に向つて水平に移動させるのみで出来るた
め、取付パネル1と同様にチヤンバー本体2と天
井18aとの間に隙間が発生するおそれはない。
係止爪板31を係入した後、ビス28を締め込ん
で、ロツク板26を下降固定させれば、ロツク板
26が係止爪板31の爪部31aと係合して、チ
ヤンバー本体2は取付パネル1に結合される。
次に、前面パネル3の係止爪板31をチヤンバ
ー本体2の長孔32に係入し、下方へ押し下げる
ことによつて、係止爪板31がチヤンバー本体2
の前面両側縁に係合して、前面パネル3が結合さ
れる。最後に、フード4の背面の挿込案内板34
を案内孔20dに挿入し、長孔33をチヤンバー
本体2の下面に係止爪板31に係入しつゝ、後方
へ水平に押し込めば、係止爪板31がフード4の
上面両側縁に結合してこれを吊り下げると共に、
挿入案内板34が案内孔20d内に係入してフー
ド4の背面は取付パネル1により支持される。か
くして、この考案に係る排気装置の取付、組立て
は完了するものであるが、4つの部材1,2,
3,4はいずれもきわめて簡単な作業で組み付け
ることが出来る結果、一人の作業者で充分に取
付、組立が可能となる。
尚、かゝる取付、組立作業において、取付パネ
ル1を躯体18に定着した後、チヤンバー本体2
を組付ける前に、ダクト36を連結管6に接続す
るものであるが、かゝるダクト36と連結管6と
の接続に際して第11,12図に示すように、連
結管6とダクト36を近傍させて、両者の間隙を
封塞するに充分な幅を有する締付バンド37を用
いて、接続すれば接続作業がきわめて簡便となる
であろう。締付バンド37は好しくはその両側部
を適宜間隙で内方へ向つて切り起し、締付時に切
起片38がダクト36及び連結管6の外周面に喰
い込むようにする。
このように、ダクト36と連結管6とを直接接
続することなく、締付バンド37を用いて接続
し、締付バンド37の幅によつて、ダクトと連結
管との間に若干の隙間が許容されるようにしてあ
ることは、種々の利点をもたらす。すなわち、従
来の予め連結管に接続されたダクトを適宜引き出
しつゝ、長さを調整して連結していたのである
が、かゝるダクトの引き出しが困難であると共に
接続部にテープを巻いて封塞しなければならず、
作業が面倒であつた。特に現在の集合家屋にあつ
てはダクトが長尺となつているため、連結管との
接続のためにダクトを引き出すことが困難で、両
者の間にフレキシブルパイプを介入させ、テープ
を巻き付けて隙間を塞いでおり、ダクトの接続に
は実際上大変な面倒さと困難さが存在していたの
であるが、かゝる問題点を全て解決することが可
能となるのである。全ての組み立て完了後、排気
フアン装置5とその制御ボタン39とをコネクタ
40を用いて接続し、フード4の上面にフイルタ
ー板を配置する。
以上のようにこの考案の厨房用排気装置によれ
ば、前面に排気フアン装置5を配設した取付パネ
ル1と、前面、背面及び下面を開放し排気装置の
奥行寸法を規定する方形箱状のチヤンバー本体2
と、チヤンバー本体2の前面を閉塞する前面パネ
ル3と、チヤンバー本体2の下面に連接される上
下面を開放したフード4の4つの部材からなり、
これら4つの部材を相互に着脱自在に連結してな
るので、排気装置の建物躯体への取り付け及び組
み立てを単一の作業者によつて、きわめて簡単に
行うことが出来、作業性の著しい向上を図ること
が出来る結果、取付コストの著しい低下を期待す
ることが出来ると共に、4つに分割された各部材
はそれらの製造、保管、運搬にきわめて便利とな
り、これらの費用を低下させる。更に、前面パネ
ル3とフード4とを適宜選択して組み合わせるこ
とによつて、排気装置の多種な要求に応ずること
が可能となる。又、フード4は単独で取り外せる
結果その内面の清掃が便利であると共に、フード
4の上面にフイルターを設ければ、汚染空気中に
含まれる油分はフイルターによつて除去され、ほ
とんどチヤンバー本体2内に入り込むことがない
ため、フード4の内面のみを油分を拭い取り易い
塗面としておくのみで、充分に汚染空気中の油分
に対処することが可能となり、高価な塗面を排気
装置の全内面に施す必要がなくなる等種々のすぐ
れた効果を達成することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は組立前の各部材の斜視図、第2図は組
立時の縦断面図、第3図は組立前の各部材の縦断
面図、第4図は取付パネルの背面上部の取付機構
を示す斜視図、第5図は取付パネルの取付状態を
示す一部縦断面図、第6図は連結管の変形を示す
斜視図、第7図は取付板の斜視図、第8図はロツ
ク板の斜視図、第9図は係止爪板の斜視図、第1
0図は挿込案内板の斜視図、第11図はダクト接
続部の斜視図、第12図は締付バンドの正面図で
ある。 1……取付パネル、2……チヤンバー本体、3
……前面パネル、4……フード、5……排気フア
ン装置、8……仕切板、9……前面空間、10…
…後部空間、11……吸気孔、18……建物躯
体、20……取付板、26……ロツク板、29,
30,32,33……長孔、31……係止爪板、
34……挿込案内板、36……ダクト、37……
締付バンド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前面に排気フアン装置5を配設した取付パネル
    1と、前面、背面及び下面を開放し排気装置の奥
    行寸法を規定する方形箱状のチヤンバー本体2
    と、チヤンバー本体2の前面を閉塞する前面パネ
    ル3と、チヤンバー本体2の下面に連接される上
    下面を開放したフード4の4つの部材からなり、
    これら4つの部材を相互に着脱自在に連結したこ
    とを特徴とする厨房用排気装置。
JP13491980U 1980-09-22 1980-09-22 Expired JPS6113861Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13491980U JPS6113861Y2 (ja) 1980-09-22 1980-09-22

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JP13491980U JPS6113861Y2 (ja) 1980-09-22 1980-09-22

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Publication Number Publication Date
JPS5760033U JPS5760033U (ja) 1982-04-09
JPS6113861Y2 true JPS6113861Y2 (ja) 1986-04-30

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ID=29495110

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JP13491980U Expired JPS6113861Y2 (ja) 1980-09-22 1980-09-22

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JP6576701B2 (ja) * 2015-06-17 2019-09-18 株式会社ハーマン レンジフード

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JPS5760033U (ja) 1982-04-09

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