JP6862301B2 - レンジフード及びその設置方法 - Google Patents

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本発明は、ガスコンロ、電気コンロ、および電磁誘導加熱式クッキングヒータ(IHヒータ)などの加熱調理器具の上方に設置されて、調理中に発生する煙や湯気などの排気を吸い込み捕集して屋外に排出するためのレンジフード、及び、その設置方法に関する。
レンジフードは、吊り戸棚の間や、吊り戸棚と側壁面との間に設置されることが多く、レンジフード本体の前面に備えた化粧パネルが、吊り戸棚の前面に揃うように、かつ、レンジフードの下端が、吊り戸棚の下端と揃うように取り付けられる。
天井壁と吊り戸棚の下端との寸法は、吊り戸棚の高さによって種々異なるので、この寸法に応じて設置する化粧パネルの高さを変更することになる。そこで、特許文献1では、化粧パネルを、上部パネルと、該上部パネルに対して上下にスライド自在な下部パネルとで構成し、本体ハウジングの前部上方に位置する固定部に上部パネルを前面から係止固定し、この係止固定した上部パネルに対して下部パネルを上下スライド調節することで天井壁との間に化粧パネルを取り付けるようにしている。
特開2017−9137号公報
上記特許文献1では、本体ハウジングの前部上方に位置する固定部に上部パネルを係止連結した後、下部パネルを下方にスライド下降させるだけで、所望の高さに化粧パネルを調整することができ、高い位置で化粧パネルを上方へスライド操作して調整する必要がなく、また、予め設置すべき化粧パネルの高さを測定して、化粧パネルをスライド操作して調整する必要がなく、手間をかけること少なく、簡単かつ速やかに化粧パネルを取付けることができるものであるが、次のような不具合が発生することがあった。
すなわち、上下スライド自在な化粧パネルのスライド嵌合部位には、製作誤差等による多少のガタが存在しており、固定部に係止支持された上部パネルに対して下部パネルを所定の下方位置までスライド下降させた際に、上部パネルの下部と下部パネルの上部とのスライド嵌合部位に座屈が発生し、上部パネルと下部パネルとが前方に少し屈折してしまい、仕上がりが悪くなることがあった。
そして、このような現象は、上部パネルと下部パネルとの嵌合上下長さが短くなるほど、つまり、上部パネルに対して下部パネルを下方に大きくスライド下降させるほど発生しやすいものであった。
もちろん、上部パネルと下部パネルとの嵌合部位の加工精度を十分高くして、嵌合部位でのガタを極力少なくすることで、上部パネルと下部パネルとの屈折を抑制することが可能であるが、嵌合部位でのガタを少なくすると、施工前に上部パネルと下部パネルとを嵌合しておく操作や、組み付け作業における下部パネルのスライド操作が困難になって、化粧パネル設置作業が手間のかかるものとなる。
本発明は、このような実情に着目してなされたものであって、容易かつ仕上がり良く設置作業を行うことができる施工性に優れたレンジフード、および、その設置方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、次のように構成している。
(1)本発明のレンジフードは、排気用ファンを内装した本体ハウジングの前部に、前記本体ハウジングの前面及びその上方を覆う化粧パネルを取り付けるレンジフードにおいて、
前記化粧パネルは、上部パネルと、該上部パネルに対して上下にスライド自在な下部パネルとを備え、
前記上部パネルの上部を、前記本体ハウジングの前部上方に設置した上方固定部に、前面から係止及び離脱操作可能に係止する上方係止手段を備え、
前記上方係止手段は、前記上部パネルを、落下不能に前記上方固定部に係止するものであり、
上方固定部に前記上方係止手段を介して係止された上部パネルに対して前記下部パネルをスライド下降させた状態において、下部パネルの上部を、前記本体ハウジングの前方における上下中間部位に設置した下方固定部に係止して、下部パネル上部の前方への移動を阻止する下方係止手段を備える。
本発明によると、上下スライド自在な化粧パネルの上部パネルを、本体ハウジングの前部上方に位置する上方固定部に、上方係止手段を介して係止連結した後、下部パネルを下方にスライド下降させるだけで、所望の高さに化粧パネルを調整することができる。
これによって、高い位置で化粧パネルを上方へスライド操作して調整する必要がなく、また、予め設置すべき化粧パネルの高さを測定し、化粧パネルをスライド操作して、測定した高さに調整する必要がなく、手間をかけること少なく簡単かつ速やかに化粧パネルを取付けることができる。
また、スライド下降させた下部パネルの上部を、前記本体ハウジングの前方における上下中間部位に設置した下方固定部に、下方係止手段を介して係止して、下部パネル上部の前方への移動を阻止するので、上部パネルと下部パネルのスライド嵌合部にガタが存在していても、化粧パネルがその上下中間箇所において前方に屈折することが防止され、上部パネルと下部パネルとが直線状に連なる良好な仕上がりをもたらす。
(2)本発明の好ましい実施態様では、前記上方係止手段は、上方係止片と、該上方係止片が前後方向に挿抜操作される上方連結部とを備え、
前記上方係止片を、前記上部パネル及び前記上方固定部のいずれか一方に備えると共に、前記上方連結部を、前記上部パネル及び前記上方固定部のいずれか他方に備える。
この実施態様によると、上部パネル及び上方固定部のいずれか一方に備えられた上方係止片を、いずれか他方に備えられた上方連結部に挿入することによって、上部パネルが上方固定部に落下不能に係止されるので、ネジなどの連結具や工具を必要とすることなく、簡単な操作で、上部パネルを、落下を阻止した状態で上方固定部に係止連結することができる。上部パネルを上方固定部に係止連結した状態で、この上部パネルに対して下部パネルを下方にスライド下降させるだけで、化粧パネルを所望の高さに容易に調整することができる。また、前記上方係止片を前記上方連結部から抜き出すことによって、上部パネルを上方固定部から離脱させることができる。
(3)本発明の一実施態様では、前記下方係止手段は、下方係止片と、該下方係止片が上下方向に係脱操作される下方連結部とを備え、
前記下方係止片を、前記下部パネル及び前記下方固定部のいずれか一方に備えると共に、前記下方連結部を、前記下部パネル及び前記下方固定部のいずれか他方に備える。
この実施態様によると、上部パネルに対して下部パネルをスライド下降することで、下部パネル及び下方固定部のいずれか一方に備えられた下方係止片を、いずれか他方に備えられた下方連結部に係止して、下部パネル上部の前方への移動を阻止するので、ネジなどの連結具や工具を必要とすることなく、簡単な操作で、化粧パネルがその上下中間部位で前方に屈折することを防止することができる。
(4)本発明の他の実施態様では、前記本体ハウジングの前部に、高さ調節可能に設置固定される支持枠を備え、
前記支持枠の上部に前記上方固定部が設けられると共に、前記支持枠の上下中間箇所に前記下方固定部が設けられる。
この実施態様によると、支持枠を高さ調節して、支持枠の上部を天井壁面や吊り戸棚の側面などに連結することで、厨房奥壁面などに連結支持された本体ハウジングを一層強固に固定支持することができる。かつ、この支持枠を利用して、化粧パネルの上部パネルと下部パネルを所定位置に的確かつ仕上がり良く係止支持することができる。
(5)本発明のレンジフードの設置方法は、排気用ファンを内装した本体ハウジングの前部に、前記本体ハウジングの前面及びその上方を覆う化粧パネルを取り付けるレンジフードの設置方法であって、
前記本体ハウジングを壁面に固定し、
上部パネルと該上部パネルに対して上下にスライド自在な下部パネルとを備える前記化粧パネルの前記上部パネルを、前記本体ハウジングの前部上方に位置する上方固定部に、落下不能に支持し、
支持された前記上部パネルに対して前記下部パネルを所定位置まで下方スライドさせるとともに、下方スライドさせた下部パネルの上部を、前記本体ハウジングの前部における上下中間部位に位置する下方固定部にて、前後移動不能に係止支持する。
本発明によると、上下スライド自在な化粧パネルの上部パネルを、本体ハウジングの前部上方に位置する上方固定部に係止連結した後、下部パネルを下方にスライド下降させるだけで、所望の高さに化粧パネルを調整することができ、高い位置で化粧パネルを上方へスライド操作して調整する必要がなく、また、予め設置すべき化粧パネルの高さを測定して、化粧パネルをスライド操作して調整する必要がなく、手間をかけること少なく簡単かつ速やかに化粧パネルを取付けることができる。
しかも、スライド下降させた下部パネルの上部を、前記本体ハウジングの前方における上下中間部位に設置した下方固定部に係止して、下部パネル上部の前方への移動を阻止するので、上部パネルと下部パネルのスライド嵌合部にガタが存在していても、化粧パネルがその上下中間箇所において前方に屈折することが防止され、上部パネルと下部パネルとが直線状に連なる良好な仕上がりを得ることができる。
このように、本発明によれば、本体ハウジングの前面及びその前面を覆う化粧パネルを簡単迅速、かつ、仕上がり良く取付けることができ、レンジフード設置作業を容易に行うことが可能となる。
レンジフードを備えたシステムキッチンの一形態を示す概略正面図である。 レンジフードの斜視図である。 化粧パネルを分解したレンジフードの斜視図である。 化粧パネルの装着途中のレンジフードの斜視図である。 左側の支持枠を分解した斜視図である。 化粧パネルを分解した斜視図である。 化粧パネルの装着工程を示す斜視図である。 化粧パネルの装着工程を示す斜視図である。 上部パネルの組付け工程を示す要部の側面図である。 上部パネルの組付け状態を示す要部の側面図である。 図7におけるA部の拡大斜視図である。 図7におけるB部の拡大斜視図である。 図8におけるC部の拡大斜視図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るレンジフード1を備えたシステムキッチンの概略正面図であり、図2は、図1のレンジフード1の斜視図であり、図3は、化粧パネルを分解した状態のレンジフード1の斜視図である。
この例のシステムキッチンでは、図1に示すようにレンジ台2がシンク台3と調理台4の間に配置され、このレンジ台2の上方には、レンジフード1が、左右の吊り戸棚5,6の間に挟まれて設置されている。
レンジフード1は、図2,図3に示すように、排気用ファン(図示せず)を内装した矩形箱形の本体ハウジング11の下部に、調理中に発生する煙や湯気などの排気を吸引捕集する扁平なフードケース12が、レンジ台2の加熱部を上方から覆うように前方突出状態で連結された構造となっている。フードケース12で捕集された排気が、本体ハウジング11に接続される図示されていない排気ダクトを介して屋外に導かれ排出されるようになっている。
本体ハウジング11の前部左右両側には、フードケース12を介して縦長の支持枠13が立設固定されており、左右の支持枠13の前面にフードケース12と同幅の化粧パネル14が取り付けられる。
各支持枠13は、その横外側面がフードケース12の横外側面と一致するようにフードケース12の上面に立設固定された下部支持枠13Lと、これに対して上下にスライド可能に内嵌支持された上部支持枠13Uとからなる。上部支持枠13Uの上下複数の連結位置を選択して固定することによって、上部支持枠13Uの高さを調節できる構造となっている。左右の各支持枠13は、左右の吊り戸棚5,6の奥行き寸法が小さい場合には、前面の化粧パネル14と吊り戸棚5,6との間に生じる側面のすき間を塞ぐ機能を有しており、塞ぎ板とも呼称される。
本体ハウジング11の前面を覆う化粧パネル14は、幕板とも呼称され、図6に示すように、下端辺と左右両端辺が屈折補強された下部パネル14Lと、上端辺と左右両端辺が屈折補強された上部パネル14Uとからなる。この化粧パネル14は、下部パネル14Lに、上部パネル14Uが上下スライド可能に差し込み内嵌され、化粧パネル14全体が上下にスライド伸縮可能に構成されている。
上部パネル14Uの上部が、図3及び図5に示される支持枠13の上部に備えた上方連結部15に、以下に示す上方係止手段によって前面から挿抜操作可能に連結支持される。
この上方係止手段は、図3及び図9に示すように、上部パネル14Uにおける左右両端部から後ろ向き片持ち状に突出された上方係止片16と、上部支持枠13Uの上方連結部15とを備えている。
上方係止片16は、厚板材を屈曲して形成されており、上部パネル14Uの後端縦辺に沿って備えられた内折り辺14Uaの上部にネジ連結固定されている。上方連結部15は、上部支持枠13Uの前端縦辺に沿って備えられた内折り辺13Uaの一部を大きく屈折して一体連設されている。
また、下部パネル14Lの上部が、支持枠13の上下中間部位に備えた下方連結部17に、以下に示す下方係止手段によって上下方向から挿抜操作可能に連結支持される。
すなわち、下方係止手段は、図7、図11及び図12に示すように、下部パネル14Lにおける左右両端の上部から後ろ向き片持ち状に突出された下方係止片18と、下部支持枠13Lの上部に設けた下方連結部17とを備えている。
下方係止片18は、下部パネル14Lにおける内折り辺14Laの一部を屈折して後方に突出されている。下方連結部17は、下部支持枠13Lの前端縦辺に沿って備えられた内折り辺13Laの一部を切り出し延出して一体連設されている。
レンジフード1は以上のように構成されており、次に、このレンジフード1の設置手順を説明する。
先ず、図3に示される本体ハウジング11の上面に備えた取っ手20を用いて持上げ、厨房奥壁面の所定高さ位置に取付け固定する。この場合、予め、奥壁面にフック付きの取付けブラケット(図示せず)を位置決め固定しておき、本体ハウジング11を、取付けブラケットのフックに係合させる。この状態で、本体ハウジング11の左右上部奥端の連結金具21及び左右下部奥端の図示しない連結金具を介して厨房奥壁面に取付け固定する。
次に、レンジフード1に対して排気ダクトの接続処理、電源への接続処理、などの付随処理を行う。
その後、左右の各支持枠13の上部支持枠13Uと下部支持枠13Lとを組合せ、下部支持枠13Lを、本体ハウジング11に固定する。支持枠13の横側面には、図5に示すように複数の横向き取付け孔22が縦列状に予め形成されていると共に、支持枠13の上端には、縦向き取付け孔23が予め形成されている。複数の横向き取付け孔22のいずれかの横向き取付け孔22を用いて吊り戸棚5,6の横外側面に支持枠13をネジ連結し、縦向き取付け孔23を用いて支持枠13上端部を天井壁Wにネジ連結する。なお、レンジフード1の横一側面が厨房の側壁に対向される場合には、この側壁に支持枠13をネジ連結することができる。
次に、固定された本体ハウジング11の前方まで、短縮状態にセットした化粧パネル14を持上げ搬入し、化粧パネル14を少し傾斜した姿勢にして、上方係止片16を上方連結部15の上方に挿入し、化粧パネル14を垂直姿勢に変更しながら支持枠13に押し付けてゆく。
化粧パネル14全体が支持枠13の前面に当接された状態では、図7及び図10に示すように、先下がり傾斜姿勢の上方係止片16の基端内角部が、上方連結部15の上端に受止め係止され、これによって上部パネル14Uの落下が阻止されるとともに、上部パネル14Uの前方への抜け出しが阻止される。
次に、図2、図4及び図8に示すように、下部パネル14Lを下限まで、すなわち、下部パネル14Lの下端に備えた下部屈折辺14Lbがフードケース12の上面に当接するまで下方にスライドさせ、化粧パネル14の高さを所望の高さに調整する。
下部パネル14Lが下限までスライド下降された状態では、図8及び図13に示すように、下方係止片18が下部支持枠13Lの下方連結部17に直交姿勢で係止され、下部パネル14Lの上部が前方に移動することが阻止される。これによって、上部パネル14Uと下部パネル14Lとがスライド嵌合部位において前方に屈折することがなくなる。
次に、下部パネル14Lにおける下部屈折辺14Lbを下部支持枠13Lの下部前面に当てつけて、図2に示すように、左右二箇所において下部支持枠13Lの前端縦辺に沿って備えられた内折り辺13Laの下部にネジ24で締め込み固定する。これによって、天井壁Wからフードケース12の上面までを覆う化粧パネル14は、前方に浮き上がることなく、かつ、上下中間部位で前方に屈折することなくしっかりと固定される。
[他の実施形態]
本発明は、以下のような形態で実施することもできる。
(1)上記実施形態では、上部パネル14Uに上方係止片16を備え、上方固定部である上部支持枠13Uの上部に上方連結部15を備えているが、これとは逆に、上方固定部である上部支持枠13Uの上部前面に、前上り傾斜する上方係止片16を前方に向け突設し、この上方係止片16に上方から係合する上方連結部15を上部パネル14Uに設ける形態で実施することもできる。
(2)上記実施形態では、下部パネル14Lに下方係止片18を備え、下方固定部である下部支持枠13Lの上部に下方連結部17を備えているが、これとは逆に、下方固定部である下部支持枠13Lの上部に下方係止片18を前方に向け突設し、この下方係止片18に上方から係合する下方連結部17を下部パネル14Lの上部に設ける形態で実施することもできる。
(3)スライド下降させた下部パネル14Lの下部を、上記した下方係止手段と同様な係止手段を用いて下部支持枠13Lの下部に係止連結することもできる。
この実施形態によると、下部パネル14Lの上部及び下部をそれぞれ下部支持枠13Lに係止連結して、下部パネル14L全体を前方に浮き上がることなく支持することができ、特には下部パネル14の下部を支持枠13の下部にネジ連結する必要がなくなり、更に施工性が向上する。
(4)レンジフード1の横一側あるいは両横側に吊り戸棚や厨房の側壁が無く開放されている場合には、一方あるいは左右両方の支持枠13を、レンジフード1が連結される奥壁にまで及ぶ前後幅の大きいものにし、この幅広の支持枠13を、レンジフード1の横側を覆うサイドパネルとしても利用する仕様とすることもできる。
(5)上部パネル14Uを係止連結する上方固定部は、本体ハウジング11の前部左右に立設された支持枠13に限られるものではなく、レンジフード1に隣接する吊り戸棚の横側面、あるいは、天井壁Wあるいは側壁を上方固定部として利用することもできる。
11 本体ハウジング
13 支持枠
13L 下部支持枠
13U 上部支持枠
14 化粧パネル
14L 下部パネル
14U 上部パネル
15 上方連結部
16 上方係止片
17 下方連結部
18 下方係止片

Claims (5)

  1. 排気用ファンを内装した本体ハウジングの前部に、前記本体ハウジングの前面及びその上方を覆う化粧パネルを取り付けるレンジフードにおいて、
    前記化粧パネルは、上部パネルと、該上部パネルに対して上下にスライド自在な下部パネルとを備え、
    前記上部パネルの上部を、前記本体ハウジングの前部上方に設置した上方固定部に、前面から係止及び離脱操作可能に係止する上方係止手段を備え、
    前記上方係止手段は、前記上部パネルを、落下不能に前記上方固定部に係止するものであり、
    上方固定部に前記上方係止手段を介して係止された上部パネルに対して前記下部パネルをスライド下降させた状態において、下部パネルの上部を、前記本体ハウジングの前方における上下中間部位に設置した下方固定部に係止して、下部パネル上部の前方への移動を阻止する下方係止手段を備える、
    ことを特徴とするレンジフード。
  2. 前記上方係止手段は、上方係止片と、該上方係止片が前後方向に挿抜操作される上方連結部とを備え、
    前記上方係止片を、前記上部パネル及び前記上方固定部のいずれか一方に備えると共に、前記上方連結部を、前記上部パネル及び前記上方固定部のいずれか他方に備える、
    請求項1に記載のレンジフード。
  3. 前記下方係止手段は、下方係止片と、該下方係止片が上下方向に係脱操作される下方連結部とを備え、
    前記下方係止片を、前記下部パネル及び前記下方固定部のいずれか一方に備えると共に、前記下方連結部を、前記下部パネル及び前記下方固定部のいずれか他方に備える、
    請求項1または2に記載のレンジフード。
  4. 前記本体ハウジングの前部に、高さ調節可能に設置固定される支持枠を備え、
    前記支持枠の上部に前記上方固定部が設けられると共に、前記支持枠の上下中間箇所に前記下方固定部が設けられる、
    請求項1ないし3のいずれかに記載のレンジフード。
  5. 排気用ファンを内装した本体ハウジングの前部に、前記本体ハウジングの前面及びその上方を覆う化粧パネルを取り付けるレンジフードの設置方法であって、
    前記本体ハウジングを壁面に固定し、
    上部パネルと該上部パネルに対して上下にスライド自在な下部パネルとを備える前記化粧パネルの前記上部パネルを、前記本体ハウジングの前部上方に位置する上方固定部に、落下不能に支持し、
    支持された前記上部パネルに対して前記下部パネルを所定位置まで下方スライドさせるとともに、下方スライドさせた下部パネルの上部を、前記本体ハウジングの前部における上下中間部位に位置する下方固定部にて、前後移動不能に係止支持する、
    ことを特徴とするレンジフードの設置方法。
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