JP6572161B2 - 操作検知装置 - Google Patents
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Description
図5(a)の実線矢印の開操作に示すように、操作者が意識して、操作領域にある各電極A,B,Cをこの順で辿るように、ドアハンドル30の表面部ASを指FGでなぞると、各電極A,B,Cからは、図5(b)の時間t1から時間t5に示すように所定の時間差を持って、電気信号がそれぞれ制御部36に出力される。すると、車載コントローラ22(図1参照)は、制御部36からの許可信号または禁止信号の入力と、そのときのスライドドア13の状態とに応じて、図6の「出力パターン1」に示すようなスライドドア13(駆動ユニット21)の制御を実行する。ただし、操作者が勢い良く各電極A,B,Cをその順でなぞった後に、指FGが電極X2に到達した場合であっても、スライドドア13(駆動ユニット21)は同様に制御される。また、スライドドア13が全閉状態にある場合には、車載コントローラ22は、ラッチ機構(図示せず)をリリースする制御も実行する。
図5(a)の破線矢印の閉操作に示すように、操作者が意識して、操作領域にある各電極C,B,Aをこの順で辿るように、ドアハンドル30の表面部ASを指FGでなぞると、各電極C,B,Aからは、図5(b)の時間t5から時間t1に示すように所定の時間差を持って、電気信号がそれぞれ制御部36に出力される。すると、車載コントローラ22は、制御部36からの許可信号または禁止信号の入力と、そのときのスライドドア13の状態とに応じて、図6の「出力パターン2」に示すようなスライドドア13(駆動ユニット21)の制御を実行する。ただし、操作者が勢い良く各電極C,B,Aをその順でなぞった後に、指FGが電極X1に到達した場合であっても、スライドドア13(駆動ユニット21)は同様に制御される。また、スライドドア13が閉動作から全閉状態となるときには、車載コントローラ22は、ラッチ機構をロックする制御も実行する。
図5(a)の実線矢印の開操作に示すように、操作者が意識して、ドアハンドル30の表面部ASにおける操作領域(図2の網掛け部分参照)を指FGでなぞった場合であって、そのスライド量(移動量)が足りない場合、つまり開操作の方向に電極を2つ跨ぐような操作をした場合には、車載コントローラ22は、以下のような制御を実行する。つまり、スライドドア13がどのような状態であっても、図6の「出力パターン3」に示すようなスライドドア13(駆動ユニット21)の動作を禁止する制御を実行する。なお、開操作の方向に電極を2つ跨ぐ操作パターンには、図6の「出力パターン3」にも示されるように、電極A→B,電極B→C,電極C→X2をそれぞれなぞる3パターンがある。
図5(a)の破線矢印の閉操作に示すように、操作者が意識して、ドアハンドル30の表面部ASにおける操作領域を指FGでなぞった場合であって、そのスライド量(移動量)が足りない場合、つまり閉操作の方向に電極を2つ跨ぐような操作をした場合には、車載コントローラ22は、以下のような制御を実行する。つまり、スライドドア13がどのような状態であっても、図6の「出力パターン4」に示すようなスライドドア13(駆動ユニット21)の動作を禁止する制御を実行する。なお、閉操作の方向に電極を2つ跨ぐ操作パターンには、図6の「出力パターン4」にも示されるように、電極C→B,電極B→A,電極A→X1をそれぞれなぞる3パターンがある。
操作者や同乗者等がドアハンドル30に近接すると、当該操作者や同乗者等と各電極X1,A,B,C,X2との間の静電容量が変化する場合がある。例えば、同乗者がドアハンドル30の前を衣服で擦るように車両前方側から車両後方側に移動すると、電極X1をスタートとして、各電極X1,A,B,C,X2から電気信号が発生する。この場合には、車載コントローラ22は、スライドドア13がどのような状態であっても、図6の「出力パターン5」に示すようなスライドドア13(駆動ユニット21)の動作を禁止する制御を実行する。つまり、制御部36は、誤検知用の電極X1からの電気信号を最初に検知した場合には、各電極A,B,Cをこの順で辿っていたとしても「誤操作」として認識し、スライドドア13(駆動ユニット21)の動作を許可しない。ここで、電極X2をスタートとして、各電極X2,C,B,A,X1から電気信号が発生した場合や、各電極A,B,Cから連続すること無く単独でそれぞれ電気信号が発生した場合にも同様に制御される。
図11(a)に示すように、制御部36(図4参照)は、システム起動時において、全ての発光ダイオード37を緑色で点滅(発光)させる。また、制御部36は、システム異常時において、全ての発光ダイオード37を赤色で点滅(発光)させる。これにより、操作者はシステムの状態を外部から容易に把握することができる。
図11(b)に示すように、制御部36は、システムがスタンバイの状態で、かつスライドドア13(図1参照)が全閉の場合に、各電極A,B,Cに対応した発光ダイオード37のみを、その順番A→B→Cで青色に点滅(発光)させる。これにより、操作者は、ドアハンドル40の操作領域(図10の網掛け部分参照)を操作するよう誘導され、より確実にスライドドア13を開操作することができる。ここで、「発光パターン2」のようにする制御部36の制御は、本発明における操作誘導時発光制御を構成している。また、上述とは逆に、スライドドア13が全開の場合には、各電極C,B,Aに対応した発光ダイオード37を、その順番C→B→Aで黄色に点滅(発光)させる。
図11(c)に示すように、制御部36は、タイムアウト前の正常時において、操作者の指FGが触れているところを緑色に点灯(発光)させ、これにより操作者に対して操作感を与える。一方、制御部36は、タイムアウト後の誤判定時において、全ての発光ダイオード37を赤色に点灯(発光)させる。これにより、操作者は自身の操作方法が悪いこと、つまり指FGをスライドさせる速度が遅いことを、外部から容易に把握することができる。
図11(d)に示すように、制御部36は、誤検知用の電極X1または誤検知用の電極X2からの電気信号を最初に検知した場合に、全ての発光ダイオード37を赤色に点灯(発光)させる。これにより、操作者は、制御部36が誤検知したことを、外部から容易に把握することができる。
図11(e)に示すように、制御部36は、スライドドア13(駆動ユニット21)が開動作中である場合に、各電極X1,A,B,C,X2に対応した各発光ダイオード37を、その順番で順次青色で点滅(発光)させる。一方、制御部36は、スライドドア13(駆動ユニット21)が閉動作中である場合に、各電極X2,C,B,A,X1に対応した各発光ダイオード37を、その順番で順次黄色で点滅(発光)させる。つまり、各発光ダイオード37は、スライドドア13の移動方向に順に点滅される。これにより、スライドドア13が開いている最中であること、または閉じている最中であることを、外部から容易に把握することができ、視覚的にも有効である。ここで、「発光パターン5」のようにする制御部36の制御は、本発明におけるドア移動時発光制御を構成している。
11 車体
12 開口部
13 スライドドア(ドア)
14 ガイドレール
15 窓ガラス
20 パワースライドドア装置
21 駆動ユニット
22 車載コントローラ
30 ドアハンドル(操作検知装置)
31 第1支持部
32 第2支持部
33 近接センサユニット(操作検知装置)
34 センサ基板(基板)
35 電極部品
35a 電極取付板
36 制御部
37 発光ダイオード(発光素子)
AS 表面部(透過部)
BS 裏面部
FG 指
W 連通孔
A,B,C 電極(他の電極,操作用の電極)
X1,X2 電極(誤検知用の電極)
40 ドアハンドル(操作検知装置)
41 窓部(透過部)
Claims (8)
- ドアを開閉する駆動ユニットを動作させるドアハンドルを備えた操作検知装置であって、
前記ドアハンドルの内部に前記ドアの移動方向に並んで設けられ、操作者の近接により当該操作者との間の静電容量が変化する複数の電極を有し、
前記複数の電極のうちの前記ドアの移動方向両側に設けられた一対の電極が、前記駆動ユニットの駆動を禁止させるための誤検知用の電極とされる、
操作検知装置。 - 請求項1記載の操作検知装置において、
前記複数の電極は、前記ドアハンドルの前記ドアがある内側とは反対の外側における前記操作者の近接を検知する、
操作検知装置。 - 請求項1または2記載の操作検知装置において、
前記複数の電極は、前記ドアハンドルの内部の基板に設けられ、
前記基板には、前記静電容量の変化に基づいて、前記駆動ユニットの駆動を許可する許可信号および前記駆動ユニットの駆動を禁止する禁止信号を発生する制御部が設けられている、
操作検知装置。 - 請求項3記載の操作検知装置において、
前記基板には、前記複数の電極にそれぞれ対応した発光素子が設けられ、
前記ドアハンドルには、前記発光素子の発光状態を外部に知らせる透過部が設けられている、
操作検知装置。 - 請求項4記載の操作検知装置において、
前記制御部は、前記発光素子を種々の色に発光させる、
操作検知装置。 - 請求項4または5記載の操作検知装置において、
前記制御部は、前記操作者の近接により静電容量が変化した前記電極に対応した前記発光素子を発光させる、操作時発光制御を行う、
操作検知装置。 - 請求項4〜6のいずれか1項に記載の操作検知装置において、
前記制御部は、前記誤検知用の電極を除く他の電極に対応した前記発光素子のみを発光させる、操作誘導時発光制御を行う、
操作検知装置。 - 請求項4〜7のいずれか1項に記載の操作検知装置において、
前記制御部は、前記複数の発光素子を、前記ドアの移動方向に順に点滅させる、ドア移動時発光制御を行う、
操作検知装置。
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