JP6569537B2 - ワイヤハーネス - Google Patents
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Description
本発明のワイヤハーネスは、前記軸心部が、屈曲性を有する芯材からなるものとしてもよい。ここで、軸心部が中空である場合には、複数の電線を芯材に巻き付けて螺旋状にした後に芯材を抜き取る必要があるけれども、上記のような構成によれば、芯材を抜き取らなくて良いから、ワイヤハーネスを容易に製造することができる。
また、本発明のワイヤハーネスは、スライドドアと車体との間に架け渡されるスライドドア用ワイヤハーネスであるものとしてもよい。
以下、本発明を具体化した実施例1について、図1〜図3を参照しつつ詳細に説明する。
本実施例におけるワイヤハーネス10は、図1に示すように、自動車のスライドドアDと車体Bとの間に架け渡されるものである。スライドドアDは、車体B側に備えられた図示しないスライドレールに沿って、車体Bに対して前後方向にスライドする。ワイヤハーネス10は、スライドドアDに備えられたスイッチ等の電子機器と、車体Bに備えられた制御装置等の電子機器とを接続するとともに、スライドドアDの電子機器に給電するものである。
軸心部12は、径方向に広がりをもった断面円形状をなしている。軸心部12は、屈曲性を有する一の芯材13からなる。芯材13は、複数の電線11によって構成されている。芯材13は、複数の電線11が一括して撚り合わされ(集合撚りされ)たものである。芯材13を構成する複数の電線11(以後、第1電線11Fと称する)は、それぞれ周方向に回りながら次第に軸方向に延びた緩い螺旋状をなしている。第1電線11Fは、相対的に耐屈曲性が高い電線11によって構成されている。
本実施例のワイヤハーネス10は、複数の電線11が、軸心部12を中心に螺旋状に巻かれた形態をなしている。ここで、本実施例のように電線の本数が比較的多いワイヤハーネスは、全ての電線を集合させて一括で撚り合わせると、螺旋ピッチが広くなりがちである。このため、ワイヤハーネスの全長に対し、各電線の長さ寸法に十分な余裕をもたせることが難しく、ワイヤハーネスの屈曲半径に対し、各電線の屈曲半径を十分に大きくすることが難しい。ゆえに、相対的に耐屈曲性の低い電線が、規定の屈曲回数に満たない屈曲回数で断線してしまう虞がある。しかしながら、上記構成によれば、ワイヤハーネス10の全長に比して各電線11の長さ寸法を十分に大きくすることができ、ワイヤハーネス10の屈曲半径に比して各電線11の屈曲半径を十分に大きくすることができる。したがって、全ての電線を耐屈曲性の高い電線にしたり、ワイヤハーネスの屈曲半径を大きくしなくても、各電線11の屈曲寿命が延びるから、コストの増加や設置スペースの拡大を招くことなく、ワイヤハーネス10の耐屈曲性を高めることができる。
次に、本発明を具体化した実施例2に係るワイヤハーネス30を図4によって説明する。
本実施例のワイヤハーネス30は、軸心部12が、軸方向と交差する方向に並べられた複数の芯材13を有している点で、実施例1とは相違する。なお、実施例1と同様の構成には同一符号を付して重複する説明を省略する。
軸心部12および外周部14を含むワイヤハーネス30の断面(ワイヤハーネス30の軸方向と交差する方向の断面)は、二の芯材13の並び方向に長い形状をなしている。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例では、本発明を、自動車のスライドドアDと車体Bとの間に架け渡されるスライドドア用ワイヤハーネス10(30)に適用した場合について説明したが、これに限らず、本発明は、所定の屈曲動作が繰り返し行われる各種ワイヤハーネスに広く適用することができる。
(2)上記実施例では、外周部14が一層の電線11からなるものとされているが、これに限らず、外周部は、多層の電線からなるものとしてもよく、その際には、耐屈曲性が低い電線をより外側の層に巻回するようにしてもよい。
(3)上記実施例では、軸心部12が、屈曲性を有する芯材13からなるものとされているが、これに限らず、軸心部は中空であってもよい。
(4)上記実施例では、芯材13が、複数の電線11によって構成されているが、これに限らず、芯材は、例えば樹脂製の棒状部材であってもよい。
(5)上記実施例では、芯材13が、複数の電線11を撚り合わせてなるが、これに限らず、芯材は、直線状をなす複数の電線を束ねたものであってもよい。
(6)上記実施例では、相対的に耐屈曲性の高い電線11が芯材13を構成し、耐屈曲性の低い電線11が螺旋状に巻かれた形態をなしているが、これに限らず、相対的に耐屈曲性の低い電線を芯材とし、相対的に耐屈曲性の高い電線を螺旋状に巻回してもよく、また、相対的に耐屈曲性の高い電線と相対的に耐屈曲性の低い電線とが、軸心部または外周部に混在してもよい。
(7)上記実施例では、複数の電線11の屈曲寿命が異なる場合について説明したが、これに限らず、本発明は、複数の電線の屈曲寿命がほぼ均等である場合にも適用することができ、そのような場合には、全ての電線が外周部を構成するものとしてもよい。
(8)上記実施例2では、二の芯材13が一列に並べられているが、これに限らず、三以上の芯材を一列もしくは複数列に並べても良い。
11…電線
11F…第1電線(芯材を構成する電線)
11S…第2電線(軸心部を中心に螺旋状に巻かれた電線)
12…軸心部
13…芯材
Claims (4)
- 導体を絶縁被覆で被覆した被覆付きの第1電線及び第2電線を有し、
複数の前記第1電線が螺旋状に撚り合わされて構成された芯材からなる軸心部を中心に、複数の前記第2電線が前記軸心部の外周面に沿って前記第1電線の螺旋ピッチよりも小さい螺旋ピッチで螺旋状に巻かれた形態をなしているワイヤハーネス。 - 前記第1電線が、相対的に耐屈曲性の高い電線であり、前記第2電線が、相対的に耐屈曲性の低い電線である請求項1に記載のワイヤハーネス。
- 前記軸心部が、軸方向と交差する方向に並べられた複数の前記芯材を有し、
前記軸心部および前記第2電線を含む前記交差方向の断面が、前記芯材の並び方向に長い形状をなしている請求項1又は請求項2に記載のワイヤハーネス。 - スライドドアと車体との間に架け渡されるスライドドア用ワイヤハーネスである請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のワイヤハーネス。
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