JP2017017802A - 電線保護チューブおよびワイヤハーネス - Google Patents
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Abstract
【課題】二輪車のハンドル首振り部等に配索される電線の断線を防止する電線保護チューブ及びワイヤハーネスを提供する。【解決手段】ワイヤハーネス1を構成する電線保護チューブ3は、樹脂成形体である環状リブ4と小径短管部5とが一列に交互に配列され、かつ、環状リブ4の孔と小径短管部5の孔とが同一径で、電線2を通す一本の通路6を形成したチューブ本体部7を備える。環状リブ4は、最大径である稜線部の一側および他側に小径短管部5へ向けて傾斜する第1の截頭円錐面部4aおよび第2の截頭円錐面部4bを有し、チューブ本体部7を180度U字状に折り曲げたときに、曲げ範囲において小径短管部5が片側で延伸することにより、小径短管部5の延伸側と反対側で互いに隣接する環状リブ4の第1の截頭円錐面部4aと第2の截頭円錐面部4bが密着する。【選択図】図3
Description
本発明は、電線保護チューブおよびワイヤハーネスに関する。
従来、内視鏡、カテーテルおよびワイヤガイド等を構成するために、金属または樹脂製のコイルを芯材として管状の被覆膜を形成させた可撓管や、内周壁面部を環状または螺旋状の溝が形成された硬質樹脂層とし、外周壁面部を内周壁面部よりも軟質である軟質樹脂層とした通信線用保護管が知られている(例えば、特許文献1、2参照)。
さらに、図4に示すように、二輪車に適用される従来の一般的なワイヤハーネス101は、例えば、エラストマーを筒状に成形した電線保護チューブ102に電線103を挿通させている。特に、二輪車のハンドル首振り部では、ワイヤハーネス101を屈曲させた状態で配索し、フレームに対するハンドルの回動性を保つようにしている。
しかしながら、上述したワイヤハーネス101は、二輪車のハンドルの回動操作等に伴ってワイヤハーネス101が180度まで折り曲げられると、電線保護チューブ102自体が二つ折り状態となって電線103に断線が生じることが懸念されるという問題があった。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、二輪車のハンドル首振り部等に配索される電線の断線を防止することができる電線保護チューブおよびワイヤハーネスを提供することを目的としている。
本発明に係る電線保護チューブは、上記目的達成のため、樹脂成形体である環状リブと小径短管部とが一列に交互に配列され、かつ、前記環状リブの孔と前記小径短管部の孔とが同一径で電線を通す一本の通路を形成したチューブ本体部を備え、前記環状リブは、軸方向中央部に対応する径が最大径であり、最大径である稜線部の一側および他側に前記小径短管部へ向けて傾斜する傾斜面を有し、前記チューブ本体部をU字状に折り曲げたときに、前記小径短管部が片側で延伸することにより、前記小径短管部の延伸側と反対側で互いに隣接する前記環状リブの傾斜面同士が密着し、180度の折り曲げ範囲に、3〜8個有するように設けられている構成である。
また本発明に係るワイヤハーネスは、上記目的達成のため、電線と、前述の電線保護チューブとを備え、前記チューブ本体部の前記通路に前記電線を挿通した構成である。
上記構成により、本発明に係る電線保護チューブおよびワイヤハーネスは、電線を通路に挿通したチューブ本体部の所定個所を180度まで曲げると、チューブ本体がU字状に折り曲げられるときに、小径短管部が片側で延伸するとともに、小径短管部の延伸側と反対側で互いに隣接する前記環状リブの傾斜面同士が密着し、180度の折り曲げ範囲に、3〜8個の環状リブが傾斜面を密着して並び、小径短管部が扁平状に閉塞することなく、電線を圧迫しないで保護することができる。
このため、本発明に係る電線保護チューブおよびワイヤハーネスは、チューブ本体部自体が二つ折り状態にならず、チューブ本体部の通路に挿通されて二輪車のハンドル首振り部等に配索される電線の断線を防止することができる。
本発明によれば、二輪車のハンドル首振り部等に配索される電線の断線を防止することができる電線保護チューブおよびワイヤハーネスを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態に係る電線保護チューブおよびワイヤハーネスについて、図面を参照して説明する。
図1〜図3に示すように、本実施の形態に係るワイヤハーネス1は、電線2と、電線保護チューブ3とを有し、図示しない二輪車のハンドル首振り部に配索される。
電線保護チューブ3は、エチレンポリプロピレンジエンゴム等のエラストマーにより形成される樹脂成形体であり、環状リブ4と小径短管部5とが一列に交互に配列され、かつ、環状リブ4の孔と小径短管部5の孔とが同一径で電線2を通す一本の通路6を形成したチューブ本体部7を備えている。
環状リブ4は、軸方向中央部に対応する径が最大径であり、最大径の稜線部4cの一側および他側に、小径短管部5へ向けて傾斜する第1の截頭円錐面部4aおよび第2の截頭円錐面部4bを有するそろばん玉状に形成されている。
環状リブ4の軸方向断面形状において、第1の截頭円錐面部4aと第2の截頭円錐面部4bとの間の頂角θは、60度に設定されている。
ここで、第1の截頭円錐面部4aは、本発明における一側の傾斜面、第2の截頭円錐面部4bは、本発明における他側の傾斜面に相当する。
小径短管部5は、例えば、肉厚が1.0〜2.5mmで延伸性を有し、軸方向の長さが1.0〜3.0mmである。
ワイヤハーネス1、すなわち、チューブ本体部7の通路6に電線2が挿通された電線保護チューブ3は、例えば、二輪車のハンドル首振り部に配索されるのに適した形状になるように図板上で曲げられ、電線2の端部に図示しないコネクタ等の部品が装着される。
電線2と電線保護チューブ3とは、両端において、図示しない粘着テープをハーフラップ状に巻き付けたテープ巻き固定部によって相互に固定されている。
本実施の形態にワイヤハーネス1は、二輪車のハンドルの回動操作等に伴って、通路6に電線2を挿通したチューブ本体部7の所定個所が180度までU字状になるように最小の曲率半径で折り曲げられると、曲げ領域に4個の環状リブ4と5個の小径短管部5とが位置することになる。
曲げ領域において隣接する4個の環状リブ4は、曲率半径中心側で稜線部4cが近接し、第1の截頭円錐面部4aと第2の截頭円錐面部4bとが3個所で当接する。曲げ領域に位置する5個の小径短管部5は、曲率半径中心から離れた側で延伸して、前述した第1の截頭円錐面部4aと第2の截頭円錐面部4bとが当接することを補助する。
このため、チューブ本体部7は、曲げ領域において5個の小径短管部5を節として緩やかに曲がり、チューブ本体部7自体が二つ折り状態にならず、チューブ本体部7の通路6に挿通されて二輪車のハンドル首振り部等に配索される電線2の断線を防止することができる。
本実施の形態に係るワイヤハーネス1および電線保護チューブ3は、チューブ本体部7の所定個所が180度までU字状に曲がるように最小の曲率半径で折り曲げたときに、曲げ領域に4個の環状リブ4と5個の小径短管部5が位置するものを例示したが、チューブ本体部7の所定個所を前述したように折り曲げたときに、例えば、曲げ領域に3,5〜8個の環状リブ4が存在するように、環状リブ4の軸方向断面形状における第1の截頭円錐面部4aと第2の截頭円錐面部4bとの間の頂角θを決めることができる。
本実施の形態に係るワイヤハーネス1および電線保護チューブ3は、環状リブ4の最大径の稜線部4cを線状としたが、軸方向に幅を有する円筒面、またはクラウン状の円筒面とするもできる。
本実施の形態に係るワイヤハーネス1および電線保護チューブ3は、チューブ本体部7の通路6に一本の電線2を挿通させているが、複数本の電線2をチューブ本体部7の通路6に挿通させることもできる。
以上説明したように、本発明に係る電線保護チューブおよびワイヤハーネスは、二輪車のハンドル首振り部等に配索される電線の断線を防止することができるという効果を有し、電線保護チューブおよびワイヤハーネス全般に有用である。
1 ワイヤハーネス
2 電線
3 電線保護チューブ
4 環状リブ
4a 第1の截頭円錐面部(傾斜面)
4b 第2の截頭円錐面部(傾斜面)
5 小径短管部
6 通路
7 チューブ本体部
2 電線
3 電線保護チューブ
4 環状リブ
4a 第1の截頭円錐面部(傾斜面)
4b 第2の截頭円錐面部(傾斜面)
5 小径短管部
6 通路
7 チューブ本体部
Claims (2)
- 樹脂成形体である環状リブと小径短管部とが一列に交互に配列され、かつ、前記環状リブの孔と前記小径短管部の孔とが同一径で電線を通す一本の通路を形成したチューブ本体部を備え、
前記環状リブは、軸方向中央部に対応する径が最大径であり、最大径である稜線部の一側および他側に前記小径短管部へ向けて傾斜する傾斜面を有し、前記チューブ本体部をU字状に折り曲げたときに、前記小径短管部が片側で延伸することにより、前記小径短管部の延伸側と反対側で互いに隣接する前記環状リブの傾斜面同士が密着し、180度の折り曲げ範囲に、3〜8個有するように設けられていることを特徴とする電線保護チューブ。 - 電線と、請求項1に記載の電線保護チューブとを備え、前記チューブ本体部の前記通路に前記電線を挿通したことを特徴とするワイヤハーネス。
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