JP2018059611A - コルゲートチューブ - Google Patents

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一義 村尾
Kazuyoshi Murao
一義 村尾
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Abstract

【課題】電線束をチューブ内に容易に挿入し得るとともに、電線束を直線状に容易に保持して配索し得るコルゲートチューブを提供する。【解決手段】柔軟性を備えた合成樹脂で筒状に成型したコルゲートチューブの長手方向にスリットを形成したコルゲートチューブにおいて、コルゲートチューブ11の外周面に、該コルゲートチューブの長手方向に沿って複数条のリブ13を設けた。【選択図】図2

Description

本発明は、自動車に配索されるワイヤーハーネスを被覆するコルゲートチューブに関するものである。
従来、自動車に搭載された機器を電気的に接続するために車室内外に配設されるワイヤーハーネスは、車体との摩擦や機械的な衝撃あるいは浸水による損傷を防止するために、コルゲートチューブで被覆されることがある。
図5は従来のコルゲートチューブの一例を示す。コルゲートチューブ1は、例えば高密度ポリエチレンで筒状に成型されるとともに、外周面には長手方向に連続する凹凸により蛇腹状に形成されて、屈曲性が確保されている。また、長手方向にスリット2が形成され、このスリット2を押しひろげてワイヤーハーネスを構成する電線束3がチューブ内に挿入される。そして、コルゲートチューブ1の端部から電線束3にかけてテープ4が巻着されて、コルゲートチューブが電線束3に固定されている。
図6は、コルゲートチューブと同様にワイヤーハーネスを被覆するために使用されるPVCチューブの一例を示す。PVCチューブ5は、PVC樹脂で筒状に形成されるとともに、長手方向にスリット6が形成されている。そして、このスリット6を押しひろげて電線束3がチューブ内に挿入され、PVCチューブ5の端部から電線束3にかけてテープ4が巻着されて、PVCチューブ5が電線束3に固定されている。
特許文献1には、曲げ方向と角度を規制するリブを備えたコルゲートチューブが開示されている。
特開2014−173694号公報
図5に示すコルゲートチューブ1は、柔軟性があるので、電線束3をスリット2からチューブ内に容易に挿入可能である。しかし、柔軟性がある故に、コルゲートチューブ1で被覆したワイヤーハーネスを直線状に保持して配索することが難しい。また、コルゲートチューブ1の内径を、被覆しようとする電線束3の直径にほぼ等しい径に設定すると、電線束3の直径が増大した場合に、スリット2が開いてしまうため、十分な被覆効果を確保することが困難となる。
図6に示すPVCチューブ5は、柔軟性が低いので、PVCチューブ5で被覆したワイヤーハーネスを直線状に保持して配索することは容易である。しかし、柔軟性が低い故に、スリット6を開いて電線束3をチューブ内に挿入することが容易ではない。また、PVCチューブ5の内径を、被覆しようとする電線束3の直径にほぼ等しい径に設定すると、電線束3の直径が増大した場合に、スリット2が開いてしまう点は、コルゲートチューブ1と同様である。
この発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は電線束をチューブ内に容易に挿入し得るとともに、電線束を直線状に容易に保持して配索し得るコルゲートチューブを提供することにある。
上記課題を解決するコルゲートチューブは、柔軟性を備えた合成樹脂で筒状に成型したコルゲートチューブの長手方向にスリットを形成したコルゲートチューブにおいて、前記コルゲートチューブの外周面に、該コルゲートチューブの長手方向に沿って複数条のリブを設けたことを特徴とする。
この構成により、コルゲートチューブの直進性が向上する。
また、上記のコルゲートチューブにおいて、前記スリットの一側に、前記コルゲートチューブの内周面に沿って内側へ挿入可能とした調整片を設けることが好ましい。
この構成により、調整片をコルゲートチューブの内側に挿入するか否かを選択することにより、コルゲートチューブ内に挿入される電線束の直径の変化に対応可能となる。
また、上記のコルゲートチューブにおいて、前記調整片を除いて、前記コルゲートチューブの外周面に前記リブを連続して多数条形成することが好ましい。
この構成により、多数条のリブによりコルゲートチューブの直進性が確保される。
また、上記のコルゲートチューブにおいて、前記リブの外周面を、周方向に矩形とすることが好ましい。
この構成により、周方向に矩形となる多数条のリブでコルゲートチューブの直進性が確保される。
また、上記のコルゲートチューブにおいて、高密度ポリエチレンで成型することが好ましい。
この構成により、スリットから電線束をコルゲートチューブ内に挿入するための柔軟性が確保される。
本発明のコルゲートチューブによれば、電線束をチューブ内に容易に挿入し得るとともに、電線束を直線状に容易に保持して配索することができる。
一実施形態のコルゲートチューブを示す正面図。 一実施形態のコルゲートチューブを示す側面図。 電線束を挿入したコルゲートチューブを示す側面図。 電線束を挿入したコルゲートチューブを示す側面図。 従来例を示す正面図。 従来例を示す正面図。
以下、コルゲートチューブの一実施形態を図面に従って説明する。
図1及び図2に示すコルゲートチューブ11は、高密度ポリエチレン等の柔軟性を備えた合成樹脂で筒状に形成され、長手方向にスリット12が形成されている。そして、スリット12からチューブ内に電線束3を挿入可能となっている。
コルゲートチューブ11の外周面には、周方向にほぼ矩形の凸部が連続するように形成され、その凸部がコルゲートチューブ11の長手方向に沿って延びるリブ13として多数設けられている。従って、コルゲートチューブ11は、リブ13により屈曲し難く、直進性が確保されるようになっている。
また、スリット12の一方には、外周面にリブ13が形成されない薄肉状の調整片14が形成されている。調整片14は、コルゲートチューブ11の内周面に沿って、コルゲートチューブ11の内側に挿入可能となっている。
次に、上記のように構成されたコルゲートチューブ11の作用を説明する。
電線束3をコルゲートチューブ11内に挿入するには、スリット12を押しひろげて電線束3をチューブ内に挿入する。
図3に示すように、電線束3の直径がコルゲートチューブ11の内径より小さい場合には、調整片14をチューブの内周面に沿って内側へ挿入する。すると、電線束3がコルゲートチューブ11内でその内周面にほぼ密接する状態で保持される。
また、図4に示すように、電線束3の直径が大きい場合には、調整片14をコルゲートチューブ11の周面上に位置させる。
このようにして、コルゲートチューブ11内に電線束3を挿入し、コルゲートチューブの端部にテープを巻着すると、コルゲートチューブ11が電線束3に固定される。
上記のようなコルゲートチューブ11では、次に示す効果を得ることができる。
(1)柔軟性を有するコルゲートチューブ11のスリット12から電線束3をチューブ内に容易に挿入することができる。
(2)リブ13によりコルゲートチューブ11の直進性を確保することができる。従って、コルゲートチューブ11で被覆したワイヤーハーネスを直線状に容易に保持して配索することができる。
(3)被覆しようとする電線束3の直径が、調整片14をコルゲートチューブ11の内側に挿入した状態でのコルゲートチューブ11の内径となるように設定すれば、電線束3の直径が増大した場合にも、調整片14をコルゲートチューブ11の内側に挿入しないことにより、スリット12が開かれることなく、電線束3を被覆することができる。従って、電線束3の直径の変化に追随して、電線束3を安定して被覆することができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・リブの外周面は、半円形状の凸面としてもよい。
11…コルゲートチューブ、12…スリット、13…リブ、14…調整片。

Claims (5)

  1. 柔軟性を備えた合成樹脂で筒状に成型したコルゲートチューブの長手方向にスリットを形成したコルゲートチューブにおいて、
    前記コルゲートチューブの外周面に、該コルゲートチューブの長手方向に沿って複数条のリブを設けたことを特徴とするコルゲートチューブ。
  2. 請求項1に記載のコルゲートチューブにおいて、
    前記スリットの一側に、前記コルゲートチューブの内周面に沿って内側へ挿入可能とした調整片を設けたことを特徴とするコルゲートチューブ。
  3. 請求項2に記載のコルゲートチューブにおいて、
    前記調整片を除いて、前記コルゲートチューブの外周面に前記リブを連続して多数条形成したことを特徴とするコルゲートチューブ。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のコルゲートチューブにおいて、
    前記リブの外周面を、周方向に矩形としたことを特徴とするコルゲートチューブ。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のコルゲートチューブにおいて、
    高密度ポリエチレンで成型したことを特徴とするコルゲートチューブ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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