JP6569336B2 - 液体噴射装置及び液体供給方法 - Google Patents

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Description

本発明は、プリンターなどの液体噴射装置及び液体供給方法に関する。
液体噴射装置の一例であるインクジェット式のプリンターでは、印刷中にインクカートリッジの残量が少なくなると、別のインクカートリッジからの液体の供給を追加し、2つのインクカートリッジのインクを混合しつつ供給することがある(例えば、特許文献1)。
特開2005−53151号公報
ところで、インクカートリッジのインクが完全に無くなった後に次のインクカートリッジに切り替えるようにすれば、インクカートリッジにインクを残すことなく使い切ることができるが、印刷の途中にインクが無くなった場合には、インクカートリッジを切り替えるために印刷を中断しなければならない、という問題がある。
その点、上述のように使用中のインクカートリッジの残量が少なくなったときに次のインクカートリッジから追加でインクを供給するようにすれば、インクカートリッジを切り替えるために印刷を中止しなくてもよい、という利点がある。しかし、この場合には、インクカートリッジのインクを最後まで使い切ることが難しい、という課題がある。
なお、このような課題は、インクを噴射して印刷を行うプリンターに限らず、液体の供給を複数の液体収容体から行う場合には、概ね共通したものとなっている。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、複数の液体収容体から液体を供給する場合に、液体の供給を中断することなく液体収容体を切り替えることができるとともに、使用後の液体収容体に残る液体の量を少なくすることができる液体噴射装置及び液体供給方法を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
上記課題を解決する液体噴射装置は、液体を噴射可能な噴射ヘッドと、先に使用が開始される第1液体収容体及び前記第1液体収容体の次に使用が開始される第2液体収容体を含む複数の液体収容体と前記噴射ヘッドとを接続する供給流路と、前記液体収容体に収容された液体を前記供給流路に流出させるように構成された供給機構と、を備え、前記供給機構が第1のエネルギーに基づいて前記第1液体収容体に収容された液体を前記供給流路に流出させているときに、前記第1液体収容体の液体の残量が閾値を下回った場合には、前記第1のエネルギーより小さい第2のエネルギーに基づいて前記第2液体収容体に収容された液体を前記供給流路に流出させる。
この構成によれば、第1液体収容体の液体の残量が閾値を下回った段階で第2液体収容体からの液体の供給が追加されるので、第1液体収容体の残量が無くなった後には、液体噴射を中断することなく、第2液体収容体からの液体供給に切り替えることができる。また、第2液体収容体からの液体の供給が追加されたときに、残量が少なくなった第1液体収容体からは第2液体収容体よりも大きいエネルギーに基づいて液体が流出するので、第1液体収容体の液体が第2液体収容体よりも優先して供給される。その結果、残量が少なくなった第1液体収容体の液体を最後まで使い切ることができる。したがって、複数の液体収容体から液体を供給する場合に、液体の供給を中断することなく液体収容体を切り替えることができるとともに、使用後の液体収容体に残る液体の量を少なくすることができる。
上記液体噴射装置は、前記供給流路における液体の圧力の変化を検知することにより、前記液体収容体が収容する液体の残量が前記閾値を下回ったことを検知する検知部を備える。
例えば、液体の使用量に基づいて液体収容体の残量が閾値を下回ったと判断する場合には、使用量を算出する過程で誤差が生じるなどして、液体収容体の残量が算出した使用量以上に少なくなった場合に、液体の供給不足が生じる虞がある。また、液体収容体からの液体の流出量に基づいて液体の残量が閾値を下回ったと判断する場合には、収容量のばらつき等により、液体の供給不足が生じる虞がある。その点、上記構成によれば、検知部は、供給流路における液体の圧力の変化を検知することによって液体収容体の残量が閾値を下回ったことを検知するので、液体収容体の消費量や収容量に誤差がある場合にも、適切な供給圧力で液体を供給することができる。
上記液体噴射装置において、前記供給流路は、前記複数の液体収容体同士を接続する接続流路と、前記接続流路と前記噴射ヘッドとを接続する合流流路とを含み、前記供給機構は、媒体に対する液体の噴射時に、前記複数の液体収容体を選択的に加圧することで前記液体を加圧供給するように構成され、前記媒体に対する液体の噴射が終了した後に、前記第2液体収容体への加圧を解除し、加圧が解除されていない前記第1液体収容体から前記接続流路を通じて前記第2液体収容体に液体を流動させる。
この構成によれば、媒体に対する液体の噴射時には供給機構が複数の液体収容体を選択的に加圧して液体を加圧供給するので、液体噴射の途中で第1液体収容体の残量がなくなった場合には第2液体収容体に対する加圧を開始することで、第2液体収容体から液体を追加供給することができる。そのため、第1液体収容体の残量がなくなった場合にも、液体の噴射を中断することなく、次の第2液体収容体への切り替えを行うことができる。また、媒体に対する液体の噴射が終了した後に、第2液体収容体への加圧を解除することによって、加圧が解除されていない第1液体収容体に残った液体を、接続流路を通じて第2液体収容体に流動させることができる。これにより、使用後の第1液体収容体に残る液体の量をより少なくすることができるとともに、次の媒体に対する液体の噴射時には第2液体収容体に対して加圧を行えばよいので、加圧動作を効率よく行うことができる。
上記液体噴射装置において、前記供給流路は、前記複数の液体収容体に個別に接続される複数の導出流路と、前記複数の導出流路と前記噴射ヘッドとを接続する合流流路とを含み、前記導出流路には開閉弁が設けられ、前記合流流路には液体を一時貯留する液体貯留部が設けられ、前記第1液体収容体に接続される前記導出流路の開閉弁を開弁状態として媒体に対して液体を噴射しているときに前記第1液体収容体の液体の残量が閾値を下回ると、前記第2液体収容体に接続される前記導出流路の開閉弁を開弁状態として前記第2液体収容体からの液体の供給を追加し、前記媒体に対する液体の噴射が終了してから一定時間が経過した後に、前記第1液体収容体に接続される前記導出流路の開閉弁を閉弁状態とする。
この構成によれば、媒体に対する液体噴射時に第1液体収容体の液体の残量が閾値を下回ると、第2液体収容体に接続された導出流路の開閉弁が開弁状態となるので、第2液体収容体から合流流路への液体の流動が許容される。また、第1液体収容体に接続される導出流路の開閉弁は、媒体に対する液体噴射時に開弁状態となることにより第1液体収容体から合流流路への液体の流動を許容する。そして、第1液体収容体に接続される導出流路の開閉弁は、液体噴射の終了後、一定時間経過した後に閉弁状態となるので、その一定時間の間に、第1液体収容体に残る液体が合流流路に設けられた液体貯留部に流動する。そのため、使用後の第1液体収容体に残る液体の量をより少なくすることができる。
上記液体噴射装置は、前記液体収容体の液体の残量が閾値を下回ったことを報知する報知部を備え、前記報知部は、前記液体収容体の液体の残量が閾値を下回った場合に、媒体に対する液体の噴射が終了してから一定時間が経過した後に報知を行う。
この構成によれば、報知部は、液体収容体の液体の残量が閾値を下回ってもすぐにはその旨を報知せず、媒体に対する液体の噴射が終了してから一定時間が経過した後にその旨を報知するので、残量が閾値を下回ってから一定時間が経過するまでの間に、液体収容体に残った液体を使い切ることができる。
上記課題を解決する液体供給方法は、先に使用が開始される第1液体収容体及び前記第1液体収容体の次に使用が開始される第2液体収容体を含む複数の液体収容体から液体を供給する液体供給方法であって、第1のエネルギーに基づいて前記第1液体収容体に収容された液体を供給することと、前記第1液体収容体の液体の残量が閾値を下回った場合に、前記第1のエネルギーより小さい第2のエネルギーに基づいて前記第2液体収容体に収容された液体の供給を追加することと、を含む。
この構成によれば、上記液体噴射装置と同様の作用効果を得ることができる。
液体噴射装置の一実施形態を模式的に示す断面図。 図1に示す液体噴射装置の電気的構成を示すブロック図。 図1の液体噴射装置での液体収容体の切り替え処理ルーチンを示すフロー図。 図1の液体噴射装置で第1液体収容体から液体を供給するときの模式図。 図1の液体噴射装置で第2液体収容体からの液体供給を追加したときの模式図。 図1の液体噴射装置で使用される液体収容体の残量と供給圧力の関係を示すグラフ。 図1の液体噴射装置で第1液体収容体から第2液体収容体に液体を移すときの模式図。 図1の液体噴射装置で第2液体収容体からの液体供給を開始したときの模式図。 液体噴射装置の第1変更例を示す模式図。 液体噴射装置の第2変更例を示す模式図。
以下、液体噴射装置の実施形態について、図を参照して説明する。
図1に示すように、液体噴射装置11は、液体を噴射可能な複数のノズル12を有する噴射ヘッド13と、複数の液体収容体14と噴射ヘッド13とを接続する供給流路15と、供給機構16と、噴射ヘッド13に供給される液体の圧力を調整する圧力調整機構17と、報知部18と、を備える。報知部18は、例えば液晶パネル等の表示部であって、液体噴射装置11の動作状況や状態を表示することにより、ユーザーに報知を行う。また、液体噴射装置11は、噴射ヘッド13のメンテナンスを行うように構成されたメンテナンス装置41と、各構成要素の制御を行う制御部100と、を備える。
本実施形態の液体噴射装置11は、搬送方向に搬送される用紙などの媒体Sに対して噴射ヘッド13から液体の一例であるインクを噴射することで記録(印刷)を行うインクジェット式のプリンターである。液体噴射装置11は、一または複数の噴射ヘッド13と圧力調整機構17とを含む液体噴射部19を備える。本実施形態の液体噴射部19は、印刷範囲が媒体Sの幅全体に亘るように並列配置された複数の噴射ヘッド13を含むラインヘッドである。なお、供給流路15において圧力調整機構17の上流には、液体を濾過するためのフィルター20を設けることが好ましい。
液体収容体14は、例えば、収容容器21に収容された液体収容袋である。この液体収容体14は可撓性を有する袋からなり、内部に液体が収容されている。液体噴射装置11には、液体収容体14を収容した収容容器21の着脱可能なセット(カートリッジ)が、液体の種類(本実施形態ではインクの色)毎に複数装着される。
本実施形態の液体噴射装置11には、1種類の液体(例えばブラックインク)に対応する複数(例えば2つ)のカートリッジと、その他の種類の液体を収容したカートリッジとが、着脱可能に装着される。なお、液体噴射装置11において、使用する全ての液体について、複数のカートリッジを装着可能な構成にすることもできる。また、収容容器21は液体噴射装置11に対して取り外せないように装着して、液体収容体14のみ着脱交換するようにしてもよい。
供給機構16は、1種類の液体を収容した複数の液体収容体14(14F,14S)のうちの少なくとも一つに圧力を付与することにより、液体収容体14に収容された液体を供給流路15に流出させて、下流にある圧力調整機構17に向けて供給するように構成される。なお、複数の液体収容体14(14F,14S)のうち、先に使用が開始される液体収容体14を第1液体収容体14Fといい、第1液体収容体14Fの次に使用が開始される液体収容体14を第2液体収容体14Sという。よって、第1液体収容体14Fの液体を使い切って新しい物に交換した場合には、次に使用を開始した第2液体収容体14Sが第1液体収容体14Fとなり、交換した物が第2液体収容体14Sとなる。
供給流路15は、例えば、1種類の液体を収容した複数の液体収容体14に個別に接続される複数の導出流路22と、複数の導出流路22と噴射ヘッド13とを接続する合流流路23とを含む。複数の導出流路22には、それぞれ開閉弁24が個別に設けられることが好ましい。なお、第1液体収容体14Fに接続される導出流路22に設けられた開閉弁24を第1開閉弁24Fといい、液体収容体14を第2液体収容体14Sに接続される導出流路22に設けられた開閉弁24を第2開閉弁24Sという。
また、合流流路23には、液体を一時貯留する液体貯留部25が設けられることが好ましい。本実施形態において、第1液体収容体14Fに接続される導出流路22と第2液体収容体14Sに接続される導出流路22とは、合流流路23との合流地点において合流し、両導出流路22は複数(2つ)の液体収容体14(14F,14S)同士を接続する接続流路26を形成する。すなわち、供給流路15は、複数の液体収容体14同士を接続する接続流路26と、接続流路26と噴射ヘッド13とを接続する合流流路23とを含む。
供給機構16は、複数の収容容器21の内部空間に個別に連通する気体送出路28と、気体送出路28にそれぞれ設けられた圧力調整弁29と、気体送出路28を通じて収容容器21の内部空間に気体(例えば、空気)を送出する送出ポンプ30と、を備える。送出ポンプ30は複数の収容容器21に対応して個別に設けてもよいし、気体送出路28の下流部分を分岐させて、1つの送出ポンプ30から複数の収容容器21に気体を送出するようにしてもよい。
なお、第1液体収容体14Fを収容する収容容器21に連通する気体送出路28に設けられた圧力調整弁29を第1圧力調整弁29F、第2液体収容体14Sを収容する収容容器21に連通する気体送出路28に設けられた圧力調整弁29を第2圧力調整弁29Sという。
送出ポンプ30の駆動によって気体送出路28を通じて気体が送出されると、その気体が収容容器21内に入って収容容器21内の圧力が上昇する。すると、液体収容体14を構成する袋が圧縮されて、内部に収容された液体が加圧された状態で導出流路22に流出する。すなわち、供給機構16は、液体収容体14に収容された液体に正圧の圧力エネルギーを付与し、液体収容体14に収容された液体は、その圧力エネルギーに基づいて供給流路15に流出する。なお、送出ポンプ30は、導出流路22内の液体が所定の正圧に保たれるように、導出流路22の圧力低下に伴って随時駆動する。
液体噴射装置11は、液体収容体14が収容する液体の残量が所定の閾値を下回ったことを検知する検知部31を備えることが好ましい。検知部31は、供給流路15における液体の圧力の変化を検知することにより、液体収容体14が収容する液体の残量が所定の閾値を下回ったことを検知する構成を備えることが好ましい。
例えば、液体貯留部25の壁面の一部を可動壁部32とし、可動壁部32の変位に伴って移動する移動体33と、移動体33を可動壁部32に近づく方向に付勢する第1付勢部材34と、移動体33の移動に伴って変位するレバー35と、レバー35を移動体33に近づく方向に付勢する第2付勢部材36とを設ける。この場合、レバー35の変位を検出する光学式センサーを検知部31とすることができる。
すなわち、供給流路15における液体の圧力が所定の閾値より低下すると、可動壁部32が液体貯留部25の内側に向けて変位するのに伴って移動体33が第1付勢部材34の付勢力によって可動壁部32に近づく方向に移動する。すると、移動体33に押圧されていたレバー35が第2付勢部材36の付勢力によって変位し、光学式センサーである検知部31がそのレバー35の変位を検知する。
そのため、使用中の液体収容体14の残量が所定の閾値を下回って、供給流路15における液体の供給圧力が閾値PLとなったときに検知部31がレバー35の変位を検出するように設定しておけば、液体収容体14の残量が所定の閾値を下回ったことを検知することができる。
噴射ヘッド13が複数ある場合、合流流路23は液体貯留部25より下流で複数に分岐して、その分岐した下流端が各噴射ヘッド13に対応するように、液体噴射部19に接続される。また、圧力調整機構17は、各噴射ヘッド13において、液体の種類毎に設けられる。例えば、4種の液体がそれぞれ6つの噴射ヘッド13に供給される場合、1つの噴射ヘッド13には液体の種類毎に圧力調整機構17が4つ設けられる。
圧力調整機構17は、噴射ヘッド13に連通する圧力室17aを有し、液体の消費に伴って圧力室17aの圧力が所定の負圧より低下したときに、上流側から圧力室17aへの加圧された液体の流入を許容する。そのため、供給機構16によって供給流路15に加圧された液体が供給されていても、圧力室17aからノズル12までの領域にある液体の圧力は、所定の負圧に保持される。
次に、メンテナンス装置41の構成について説明する。
液体噴射装置11では、噴射ヘッド13において、ノズル12の目詰まりまたは異物の付着などに起因して生じる噴射不良の予防または解消のために、制御部100の制御により、フラッシング、キャッピング及び吸引クリーニングなどのメンテナンス動作を行う。メンテナンス装置41は、キャッピングを行うように構成されたキャップ42と、キャップ42を用いて吸引クリーニングを行うように構成された吸引機構43とを備える。
フラッシングとは、印刷とは無関係にノズル12から液滴を強制的に噴射(排出)することで、噴射不良の原因となる異物、気泡または変質した液体(例えば、溶媒成分の蒸発により増粘したインク)を排出するものである。フラッシングによって廃液として排出された液体は、キャップ42によって受容することができる。
キャップ42及び噴射ヘッド13は、図示しない機構により、ノズル12が開口する空間を閉空間として囲み形成するキャッピング位置と、ノズル12が開口する空間を開放空間とする開放位置との間で、相対移動するように構成される。そして、キャップ42がキャッピング位置に配置されることにより、キャッピングが行われる。液体の噴射を行わない時には、キャッピングを行ってノズル12の乾燥を抑制することによって、噴射不良の発生を予防する。また、フラッシングにより発生する廃液を受容するときには、キャップ42は開放位置に配置される。
吸引機構43は、上流端がキャップ42に接続される吸引チューブ45と、吸引チューブ45の下流端が導入される廃液収容部46と、吸引チューブ45の途中位置に設けられた吸引ポンプ47と、吸引チューブ45において吸引ポンプ47とキャップ42の間に設けられた減圧弁48と、を備える。そして、キャップ42をキャッピング位置に配置して形成した閉空間に、吸引ポンプ47の駆動によって生じた負圧を作用させると、その負圧によってノズル12から液体が吸引排出される吸引クリーニングが実行される。吸引クリーニングによってノズル12から排出された液体は、廃液として廃液収容部46に収容される。
なお、液体噴射装置11の使用開始時には、まず、送出ポンプ30の駆動によって収容容器21内を正圧にした後に吸引クリーニングを実行することにより、導出流路22からノズル12に至るまでの液体が流れる領域に液体を充填する。これを初期充填という。
次に、液体噴射装置11の電気的構成について説明する。
図2に示すように、液体噴射装置11が備える制御部100は、構成要素の駆動時間等を計時するためのカウンター101を備える。そして、制御部100は、送出ポンプ30、圧力調整弁29及び開閉弁24の駆動を制御することにより、噴射ヘッド13に向けた液体の加圧供給動作を実行させるとともに、加圧供給動作の実行時に噴射ヘッド13の駆動を制御することにより、液体の噴射動作(媒体Sに対する印刷動作)を実行させる。また、制御部100は、吸引ポンプ47及び減圧弁48の駆動を制御することにより、吸引クリーニングを実行させる。
また、制御部100は、液体収容体14の残量が所定の閾値を下回ったことを検知部31が検知した場合には、液体収容体14の切り替え動作を実行させる。また、制御部100は、使用していた液体収容体14の残量が無くなった場合には、所定のタイミングで報知部18に報知動作を実行させる。
次に、以上のように構成された液体噴射装置11が行う液体収容体14の切り替え動作について、第1液体収容体14Fを使用して媒体Sに印刷をしているときに、第1液体収容体14Fの残量が少なくなって、第2液体収容体14Sへの切り替えを行う場合を例にして説明する。なお、液体収容体14の切り替え動作は、印刷中に限らず、例えば噴射ヘッド13のメンテナンスのために液体を供給する場合などにも行われる。
液体噴射装置11において、噴射ヘッド13に向けて液体を供給する際には、まず、先に使用する第1液体収容体14Fに対応する第1圧力調整弁29F及び第1開閉弁24Fを開弁状態にして、制御部100が送出ポンプ30を駆動させる。このとき、制御部100は、次に使用する第2液体収容体14Sに対応する第2圧力調整弁29S及び第2開閉弁24Sは閉弁状態にしておく。
これにより、送出ポンプ30が送出する加圧された気体は、気体送出路を通じて第1液体収容体14Fを収容する収容容器21内にのみ導入され、第1液体収容体14Fが選択的に加圧される。
そして、加圧された第1液体収容体14Fの袋が押しつぶされることにより、第1液体収容体14Fに収容された液体が導出流路22及び合流流路23に流出し、供給流路15の液体の圧力が上昇する。これにより、供給流路15における液体の圧力が閾値PL以上になったことを検知部31が検知した場合には、制御部100が噴射ヘッド13に液体の噴射動作を開始させる。
こうして液体の供給動作及び噴射動作が開始されると、制御部100は、液体収容体14の切り替え処理ルーチンの実行を開始する。
まず、図3に示すように、制御部100は、供給流路15における液体の圧力Pが閾値PLを下回ったことを検知部31が検知したか否かを判定する(ステップS11)。
検知部31が供給流路15における液体の圧力Pが閾値PLを下回ったことを検知していない場合(ステップS11:NO)、第1液体収容体14Fのみからの液体の供給が継続される。一方、検知部31が供給流路15における液体の圧力Pが閾値PLを下回ったことを検知した場合(ステップS11:YES)、制御部100は処理をステップS12に移行する。
ステップS12において、制御部100は、第2液体収容体14Sに対応する第2圧力調整弁29Sを閉弁状態から開弁状態に変更し、また、第2液体収容体14Sに対応する第2開閉弁24Sを閉弁状態から開弁状態に変更する(ステップS12)。すなわち、第2液体収容体14Sに接続される導出流路22の第2開閉弁24Sは、媒体Sに対する液体噴射時に第1液体収容体14Fの液体の残量が閾値を下回った場合に開弁状態となる。
このとき、送出ポンプ30の駆動力または圧力調整弁29(29F,29S)の開く度合いを調整することにより、第1液体収容体14Fに付与される加圧力(第1のエネルギー)よりも、第2液体収容体14Sに付与される加圧力(第2のエネルギー)の方が、小さくなるように設定する。これにより、合流流路23には、第1液体収容体14Fに加えて、第2液体収容体14Sの液体も追加して供給される。
また、制御部100は、ステップS12を実行してからの経過時間Tをカウンター101により計時し、経過時間Tが予め設定された移行時間Tn以上になったか否かを判定する(ステップS13)。
そして、経過時間Tが移行時間Tn未満である場合(ステップS13:NO)、制御部100はカウンター101による計時を継続する。一方、経過時間Tが移行時間Tn以上になった場合(ステップS13:YES)、制御部100は、第1液体収容体14Fに対応する第1圧力調整弁29Fを開弁状態から閉弁状態に変更し、また、第1液体収容体14Fに対応する第1開閉弁24Fを開弁状態から閉弁状態に変更する(ステップS14)。このとき、送出ポンプ30の駆動力または第2圧力調整弁29Sの開く度合いを調整することにより、第2液体収容体14Sに付与される加圧力を大きくする(第2のエネルギーに相当する加圧力から第1のエネルギーに相当する加圧力に変更する)ことが好ましい。これにより、合流流路23に液体を供給する液体収容体14の切り替えが完了するので、制御部100は処理を終了する。
次に、本実施形態の液体噴射装置11及び液体噴射装置11における液体供給方法の作用について説明する。
図4に示すように、液体噴射装置11においては、先に使用を開始した第1液体収容体14Fの残量が多いときには、第2圧力調整弁29S及び第2開閉弁24Sを閉弁状態にすることにより、第1のエネルギーに基づいて第1液体収容体14Fに収容された液体を液体噴射部19に供給する。
また、図5に示すように、供給機構16が第1液体収容体14Fに第1のエネルギーを付与して液体を供給しながら媒体Sに印刷しているときに、第1液体収容体14Fの液体の残量が閾値を下回った場合には、第2圧力調整弁29S及び第2開閉弁24Sを開弁状態にする。そして、第1のエネルギーより小さい第2のエネルギーに基づいて、第2液体収容体14Sに収容された液体の供給を追加する。
すなわち、供給機構16が第1のエネルギーに基づいて第1液体収容体14Fに収容された液体を供給流路15に流出させているときに、第1液体収容体14Fの液体の残量が閾値を下回った場合には、第1のエネルギーより小さい第2のエネルギーに基づいて第2液体収容体14Sに収容された液体を供給流路15に流出させる。このように、供給機構16は、媒体Sに対する液体の噴射時に、複数の液体収容体14を選択的に加圧することで、液体を加圧供給するように構成される。
また、供給機構16では、液体を供給するために液体収容体14に付与する圧力を、液体収容体14毎に個別に解除することができるので、第2液体収容体14Sを加圧して液体を供給している間に、第1液体収容体14Fに対する加圧を解除して、第1液体収容体14Fの交換を行うことができる。
ここで、液体収容体14の袋を押しつぶして変形させながら液体を流出させる場合には、その液体の残量Qがわずか(ニアエンド)になると、袋を押しつぶすのに要する圧力が徐々に高くなる。
そのため、図6に示すように、残量Qが多いときと同様の高い加圧力(第1のエネルギーP1)で第1液体収容体14Fを加圧したとしても、液体の残量Qが一定の値(ニアエンドNE)より少なくなると、液体の供給圧力D1は急激に低下する。
一方、追加の液体供給を行う残量Qの多い第2液体収容体14Sは、第1のエネルギーP1よりも小さい第2のエネルギーP2で加圧したとしても、閾値PL以上の供給圧力D2を確保できるので、第1液体収容体14Fからの減少しつつある供給圧力D1と追加した第2液体収容体14Sの供給圧力D2とで閾値PLとすることができればよい。そして、第2液体収容体14Sからの液体の追加供給を開始してから第1液体収容体14Fからの供給を停止するまでの移行時間Tnは、媒体Sへの印刷動作に伴って第1液体収容体14F内の液体が第1のエネルギーP1で押し出される時間に基づいて設定することが好ましい。
なお、液体収容体14の切り替えを行う移行時間Tnにおいて、第1液体収容体14Fと第2液体収容体14Sの両方から液体を供給しているときには、接続流路26の液体の圧力が閾値PL以上となっているので、第1液体収容体14Fの供給圧力D1がそれを下回ると、それ以上第1液体収容体14Fから液体を流出させることができない。ただし、接続流路26の液体の圧力が低下すれば、第1液体収容体14Fから液体を流出させることは可能である。
そこで、図7に示すように、媒体Sに対する液体の噴射が終了した後に、第2液体収容体14Sに対応する第2圧力調整弁29Sを閉弁状態にして第2液体収容体14Sへの加圧を解除し、加圧が解除されていない第1液体収容体14Fから、第2液体収容体14Sに向けて、接続流路26を通じて残った液体を流動させることが好ましい。なお、残り少なくなった第1液体収容体14Fから第2液体収容体14Sに液体を流動させる場合には、液体噴射部19に向けて液体を供給するときよりも第1液体収容体14Fに付与する圧力を大きくしてもよい。
このように、第1液体収容体14Fに接続される導出流路22の第1開閉弁24Fは、媒体Sに対する液体噴射時に開弁状態とし、その液体噴射の終了後、一定時間経過した後に閉弁状態とするとよい。そうして、第1液体収容体14Fに残る液体の第2液体収容体14Sへの移し替えを行えば、第1液体収容体14Fに使用されずに残る液体をより少なくすることが可能になる。
よって、報知部18は、第1液体収容体14Fの液体の残量が閾値を下回ってから移行時間Tnが経過した後に媒体Sへの液体噴射が終了した場合には、その噴射動作の終了から一定時間(Tm)が経過した後に、第1液体収容体14Fの液体の残量が無くなったことをユーザーに報知することが好ましい。また、第1液体収容体14Fの液体の残量が閾値を下回ってから移行時間Tnが経過する前にその媒体Sへの噴射動作が終了した場合には、その噴射動作の終了から一定時間(Tn+Tm)が経過した後に、第1液体収容体14Fの液体の残量が無くなったことをユーザーに報知することが好ましい。このようにすれば、媒体Sへの液体噴射が終了した後、第1液体収容体14Fに残る液体を第2液体収容体14Sに絞り出して、第1液体収容体14Fに残る液体を可能な限り少なくすることができる。
そして、図8に示すように、印刷終了後に第1液体収容体14Fの液体を使い切った状態にしておくと、次に印刷を行うときには、第2液体収容体14Sに対してのみ加圧を行えばよいので、効率よく加圧動作を行うことができる。また、印刷動作を中断することなく、使い切った第1液体収容体14Fを新しい液体収容体14に交換することができる。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)第1液体収容体14Fの液体の残量が閾値を下回った段階で第2液体収容体14Sからの液体の供給が追加されるので、第1液体収容体14Fの残量が無くなった後には、液体噴射を中断することなく、第2液体収容体14Sからの液体供給に切り替えることができる。また、第2液体収容体14Sからの液体の供給が追加されたときに、残量が少なくなった第1液体収容体14Fからは第2液体収容体14Sよりも大きいエネルギーに基づいて液体が流出するので、第1液体収容体14Fの液体が第2液体収容体14Sよりも優先して供給される。その結果、残量が少なくなった第1液体収容体14Fの液体を最後まで使い切ることができる。したがって、複数の液体収容体14から液体を供給する場合に、液体の供給を中断することなく液体収容体14を切り替えることができるとともに、使用後の液体収容体14に残る液体の量を少なくすることができる。
(2)例えば、液体の使用量に基づいて液体収容体14の残量が閾値を下回ったと判断する場合には、使用量を算出する過程で誤差が生じるなどして、液体収容体14の残量が算出した使用量以上に少なくなった場合に、液体の供給不足が生じる虞がある。また、液体収容体14からの液体の流出量に基づいて液体の残量が閾値を下回ったと判断する場合には、収容量のばらつき等により、液体の供給不足が生じる虞がある。その点、上記実施形態によれば、検知部31は、供給流路15における液体の圧力の変化を検知することによって液体収容体14の残量が閾値を下回ったことを検知するので、液体収容体14の消費量や収容量に誤差がある場合にも、適切な供給圧力で液体を供給することができる。
(3)媒体Sに対する液体の噴射時には供給機構16が複数の液体収容体14を選択的に加圧して液体を加圧供給するので、液体噴射の途中で第1液体収容体14Fの残量がなくなった場合には第2液体収容体14Sに対する加圧を開始することで、第2液体収容体14Sから液体を追加供給することができる。そのため、第1液体収容体14Fの残量がなくなった場合にも、液体の噴射を中断することなく、次の第2液体収容体14Sへの切り替えを行うことができる。また、媒体Sに対する液体の噴射が終了した後に、第2液体収容体14Sへの加圧を解除することによって、加圧が解除されていない第1液体収容体14Fに残った液体を、接続流路26を通じて第2液体収容体14Sに流動させることができる。これにより、使用後の第1液体収容体14Fに残る液体の量をより少なくすることができるとともに、次の媒体Sに対する液体の噴射時には第2液体収容体14Sに対して加圧を行えばよいので、加圧動作を効率よく行うことができる。
(4)報知部18は、第1液体収容体14Fの液体の残量が閾値を下回ってもすぐにはその旨を報知せず、媒体Sに対する液体の噴射が終了してから一定時間が経過した後にその旨を報知するので、残量が閾値を下回ってから一定時間が経過するまでの間に、第1液体収容体14Fに残った液体を使い切ることができる。
なお、上記実施形態は以下に示す変更例のように変更してもよい。また、上記実施形態及び各変更例は、相互に組み合わせて用いることができる。
・供給機構16は、液体収容袋からなる液体収容体14を板ばね等の付勢部材で押しつぶすことで液体を加圧供給するものであってもよいし、液体収容体14内の液体を吸引した後に吐出するポンプであってもよい。すなわち、供給機構16は、液体収容体14に正圧を付与することで液体を供給するものであってもよいし、液体収容体14に負圧を付与することで液体を供給するものであってもよい。
あるいは、液体収容体14を噴射ヘッド13よりも高い位置に保持する保持部を供給機構16として用い、噴射ヘッド13との水頭差(位置エネルギー)に基づいて液体収容体14に収容された液体を供給流路15に流出させるように構成してもよい。この場合、供給機構16が液体収容体14を重力方向に沿って移動させることによって、液体収容体14に収容された液体が持つ位置エネルギーを変化させるようにしてもよい。
ただし、上記実施形態のように、収容容器21内に個別に気体を送出することによって液体収容体14を構成する袋を加圧するようにすれば、収容容器21に対する気体の送出を停止したり、収容容器21内を大気に連通させたりすることによって、液体収容体14に対する加圧の解除を容易かつ速やかに行うことができる。そのため、特に、残量の少ない第1液体収容体14Fから別の液体収容体14に液体を導入する構成を採用する場合には、収容容器21内に気体を送出して液体収容体14の加圧を行う構成を採用すれば、加圧の実行及び加圧の解除を容易かつ速やかに行うことができるので、好ましい。
・図9に示す第1変更例のように、先に使用が開始される第1液体収容体14F及びその次に使用が開始される第2液体収容体14Sに加えて、残量の少なくなった液体収容体14の液体を流入させるための液体収容体14として、第3液体収容体14Tを用いてもよい。この場合、第3液体収容体14Tには、予め液体を収容しておかなくてもよい。そうすると、第3液体収容体14T内の初期状態における圧力が相対的に低くなるので、第3液体収容体14Tに対して他の液体収容体14から液体を導入しやすくなる。その他、第3液体収容体14Tにおいて収容可能な液体の容量を他の液体収容体14より多くまたは少なくするなど、第3液体収容体14Tに係る構成を他の液体収容体14と異なるものにしてもよい。
また、第3液体収容体14Tに他の液体収容体14から流入させた液体は、媒体Sに対する液体噴射(印刷)に用いず、噴射ヘッド13のメンテナンスのためにノズル12から排出する液体として用いてもよい。このようにすれば、複数の液体収容体14から第3液体収容体14Tに液体を導入したとしても、その液体の品質のばらつきによる印刷品質の低下を抑制できるためである。
この場合には、第3液体収容体14Tに接続される導出流路22と合流流路23との接続部分に切替弁37を設けて、合流流路23に供給する液体を第3液体収容体14Tとその他の液体収容体14とで、切り替えられるようにすることが好ましい。そして、切替弁37は三方向弁として、第1液体収容体14F及び第2液体収容体14Sに残った液体を第3液体収容体14Tに導入することができるようにするとよい。また、例えば噴射ヘッド13のノズル12から液体を排出させるクリーニングの際には、第3液体収容体14Tから液体が供給されるように、切替弁37が流路を切り替えるようにするとよい。なお、クリーニングの際には、第3液体収容体14Tのみから液体を供給してもよいし、使用中の第1液体収容体14F及び第3液体収容体14Tから液体を供給してもよい。
・液体収容体14を装着する際には、導出流路22に気体が混入してしまうときがある。そのため、液体収容体14を液体噴射装置11に装着して使用を開始する前には、導出流路22からノズル12までの流路等に液体収容体14の液体を充填し直す再充填を行うことが好ましい。この場合には、流路内に気体が残らないように、複数(好ましくは、全て)の液体収容体14から液体を供給するとよい。
・液体収容体14の構成は任意に変更することができる。例えば、供給機構16が位置エネルギーに基づいて液体収容体14に収容された液体を供給流路15に流出させるように構成されたものである場合、液体収容体14は撓み変位可能な袋ではなく、液体を貯留可能なタンク等であってもよい。
・図10に示す第2変更例のように、1種類の液体を収容した複数の液体収容体14(14F,14S)は、異なる構造を備えるものであってもよい。
例えば、図10では、第1液体収容体14Fは上記実施形態と同様の収容容器21に収容された可撓性を有する袋からなるが、第2液体収容体14Sは液体を注入可能な注入孔38を有する液体を貯留可能なタンクからなる。そして、第1液体収容体14Fまたは第2液体収容体14Sは、液体噴射装置11に固定配置してもよい。
この構成を採用する場合には、第1液体収容体14Fに収容された液体は、上記実施形態と同様に、収容容器21の内部空間に連通する気体送出路28と、気体送出路28に設けられた圧力調整弁29と、気体送出路28に設けられた送出ポンプ30と、を備える供給機構16が付与する圧力エネルギーに基づいて供給流路15に流出する。
この場合、検知部31は、液体収容体14毎に設けることが好ましい。例えば、第1液体収容体14Fの残量を検知するための検知部31(31F)は第1液体収容体14Fまたは第1液体収容体14Fに接続される導出流路22に設けることが好ましい。また、タンクからなる第2液体収容体14Sを採用する場合、第2液体収容体14Sの残量を検知するための検知部31(31S)は第2液体収容体14S内に配置してもよい。
本変更例において、第2液体収容体14Sに対応する供給機構16Hは、第2液体収容体14Sを第1液体収容体14F及び液体噴射部19(圧力調整機構17)よりも高い位置に保持する保持部により構成される。そして、第2液体収容体14Sに接続される導出流路22に設けられた第2開閉弁24Sを開弁状態にすると、第2液体収容体14Sに収容された液体が位置エネルギーに基づいて供給流路15に流出する。
よって、第1液体収容体14Fの液体が少なくなった時に第1液体収容体14Fに対して供給機構16が付与する圧力エネルギー(第1のエネルギー)を解除し、第2開閉弁24Sを開弁状態にすることで、位置エネルギーに基づいて第2液体収容体14Sに収容された液体を第1液体収容体14Fに供給することができる。
なお、連続的に液体の噴射(印刷)を行っており、第2液体収容体14Sに収容された液体を第1液体収容体14Fに供給するタイミングがない状態で第1液体収容体14F内の液体の残量が閾値を下回ってしまった場合には、第1液体収容体14Fに対して供給機構16が付与する圧力エネルギー(第1のエネルギー)を解除するとともに第1開閉弁24Fを閉弁状態とし、第2開閉弁24Sを開弁状態とすることで、第2液体収容体14Sから液体供給を行うことができる。ただし、この場合、位置エネルギー(第2のエネルギー)だけでは噴射ヘッド13への供給能力が不足してしまうことがある為、噴射ヘッド13における液体の消費速度に制限をかけるのが望ましい。そして、第2液体収容体14Sからの液体供給をしている間に液体の噴射(印刷)が終了したところで、第1開閉弁24Fを開弁状態とすることで第2液体収容体14Sの液体を第1液体収容体14Fに供給する。
これにより、第1液体収容体14Fを交換することなく、液体の噴射を行うことが可能になる。また、液体が顔料など、沈降成分を含む場合には、第2液体収容体14Sから第1液体収容体14Fに液体を移すことにより、第1液体収容体14F内で液体を攪拌して、含有成分の沈降による液体の濃度の変化を緩和することができる。なお、第1液体収容体14Fの残量が少なくなったときに限らず、液体噴射装置11の電源投入時、印刷終了後、噴射ヘッド13のメンテナンス後、または第2液体収容体14Sへの液体注入後など、所定のタイミングで第2液体収容体14Sに収容された液体を第1液体収容体14Fに流入させて、第1液体収容体14F内の液体を攪拌するとともに、第1液体収容体14F内の液体の量を常に多い状態で維持するようにしてもよい。
・図10に示す第2変更例において、第1液体収容体14Fを交換しないタンク等とするとともに、第1液体収容体14Fに液体を補給する第2液体収容体14Sを着脱交換可能なカートリッジ(または、収容容器21に収容された可撓性を有する袋)としてもよい。この場合、第1液体収容体14Fから液体を供給している間であれば、液体の噴射を停止することなく第2液体収容体14Sの交換を行うことができる。
・上記実施形態において、第1液体収容体14Fに接続される導出流路22の第1開閉弁24Fは、媒体Sに対する液体噴射時に開弁状態とし、その液体噴射の終了後、一定時間Tm経過した後に閉弁状態としてもよい。この場合、媒体Sに対する液体の噴射が終了した後に、第2液体収容体14Sに対応する第2圧力調整弁29Sを閉弁するとともに第2液体収容体14Sに接続される導出流路22の第2開閉弁24Sを閉弁状態とすれば、加圧が解除されていない第1液体収容体14Fから液体貯留部25に向けて、残った液体を流動させることができる。
すなわち、媒体Sに対する液体噴射時に第1液体収容体14Fの液体の残量が閾値を下回ると、第2液体収容体14Sに接続された導出流路22の第2開閉弁24Sが開弁状態となるので、第2液体収容体14Sから合流流路23への液体の流動が許容される。また、第1液体収容体14Fに接続される導出流路22の第1開閉弁24Fは、媒体Sに対する液体噴射時に開弁状態となることにより第1液体収容体14Fから合流流路23への液体の流動を許容する。そして、第1液体収容体14Fに接続される導出流路22の第1開閉弁24Fは、液体噴射の終了後、一定時間経過した後に閉弁状態となるので、その一定時間の間に、第1液体収容体14Fに残る液体が合流流路23に設けられた液体貯留部25に流動する。そのため、使用後の第1液体収容体14Fに残る液体の量をより少なくすることができる。また、この場合には、第2液体収容体14Sへの加圧を解除しないで済むので、次に第2液体収容体14Sを使用して液体の噴射を行う時に、速やかに液体の供給を開始することが可能となる。
なお、印刷終了後には、噴射ヘッド13からの液体の排出を伴うメンテナンス動作を行うことが多いため、このメンテナンスのために液体が消費されることで液体貯留部25内の圧力が低下する。そのため、第1液体収容体14Fから液体貯留部25への液体の供給を行うことができる。
この場合にも、報知部18は、媒体Sに対する液体の噴射が終了してから一定時間が経過した後に、第1液体収容体14Fの液体の残量が無くなったことを報知することが好ましい。また、報知をせずに待機する一定時間は、第1液体収容体14Fに残った液体が液体貯留部25に流動するために必要な時間に設定することが好ましい。このようにすれば、媒体Sへの液体噴射が終了した後、第1液体収容体14Fに残る液体を液体貯留部25に絞り出して、第1液体収容体14Fに残る液体を可能な限り少なくすることができる。
・第1液体収容体14Fの液体を他の液体収容体14または液体貯留部25に移さない場合には、開閉弁24を一方向弁(液体収容体14から合流流路23への液体の流れを許容する一方で液体収容体14への逆流を抑制する一方向弁)としてもよい。この場合には、液体収容体14に対する圧力の付与を行うか否かによって、その液体収容体14から液体を供給するか否かを選択することができる。
・第1液体収容体14Fの残量が少なくなったときに第2液体収容体14Sからの追加供給をするか否かという選択、及び、第1液体収容体14Fの残りを第2液体収容体14Sまたは液体貯留部25に移すか否かという選択は、ユーザーが行うようにしてもよい。
・検知部31は、光学式センサーに限らず、任意の構成に変更することができる。例えば、液体の使用量に基づいて液体収容体14の残量が閾値を下回ったと判断するソフトカウンターを検知部としてもよいし、液体収容体14に設けられた残量センサーを検知部としてもよい。
・報知部は液晶パネル等の表示部に限らず、他の構成に変更することもできる。例えば、液体収容体14の液体の残量が閾値を下回った場合に点灯又は消灯する報知灯であってもよいし、音声やブザー音で報知を行ってもよいし、液体噴射装置11に接続されたホスト装置であるコンピューターのモニターを通じて報知を行うものであってもよい。
・液体噴射装置11は印刷範囲が媒体Sの幅全体に亘る液体噴射部(ラインヘッド)を有するものに限らず、噴射ヘッド13を保持するキャリッジが媒体Sの幅方向に移動しながら行う液体の噴射と、媒体Sの幅方向と交差する搬送方向への搬送とを交互に行うシリアルタイプのものであってもよい。
・噴射ヘッドが噴射する液体はインクに限らず、例えば機能材料の粒子が液体に分散又は混合されてなる液状体などであってもよい。例えば、液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ及び面発光ディスプレイの製造などに用いられる電極材や色材(画素材料)などの材料を分散または溶解のかたちで含む液状体を噴射して記録を行う構成にしてもよい。
・媒体は用紙に限らず、プラスチックフィルムや薄い板材などでもよいし、捺染装置などに用いられる布帛または衣類であってもよい。
さらに、上記実施形態及び各変更例から把握される技術的思想を以下に記載する。
(イ)液体を噴射可能な噴射ヘッドと、
前記噴射ヘッドに液体を供給する第1液体収容体及び前記第1液体収容体に液体を供給する第2液体収容体を含む複数の液体収容体と前記噴射ヘッドとを接続する供給流路と、
を備えることを特徴とする液体噴射装置。
この構成によれば、噴射ヘッドに液体を供給する第1液体収容体に収容された液体が減少した場合に、第2液体収容体に収容した液体を第1液体収容体に供給することができる。これにより、第1液体収容体の交換頻度を低下させることができる。なお、第1液体収容体の交換時には、その交換に伴って供給流路に気体が混入することがあるため、供給流路の液体を入れ替えるためのクリーニング(液体の再充填)を行うことがあり、クリーニングのために液体が消費されてしまうことがある。その点、第1液体収容体の交換頻度を低下させれば、クリーニングにより消費される液体を減らすことができる。
また、第2液体収容体に収容した液体を第1液体収容体に供給することにより、第1液体収容体に収容された液体を攪拌することができるので、液体が顔料等の沈降性の物質を含有している場合には、含有成分の沈降による液体の濃度変化を緩和することができる。
11…液体噴射装置、12…ノズル、13…噴射ヘッド、14…液体収容体、14F…第1液体収容体、14S…第2液体収容体、15…供給流路、16…供給機構、17…圧力調整機構、17a…圧力室、18…報知部、19…液体噴射部、20…フィルター、21…収容容器、22…導出流路、23…合流流路、24…開閉弁、24F…第1開閉弁、24S…第2開閉弁、25…液体貯留部、26…接続流路、28…気体送出路、29…圧力調整弁、29F…第1圧力調整弁、29S…第2圧力調整弁、30…送出ポンプ、31…検知部、32…可動壁部、33…移動体、34…第1付勢部材、35…レバー、36…第2付勢部材、37…切替弁、38…注入孔、41…メンテナンス装置、42…キャップ、43…吸引機構、45…吸引チューブ、46…廃液収容部、47…吸引ポンプ、48…減圧弁、100…制御部、S…媒体。

Claims (8)

  1. 液体を噴射可能な噴射ヘッドと、
    先に使用が開始される第1液体収容体及び前記第1液体収容体の次に使用が開始される第2液体収容体を含む複数の液体収容体と前記噴射ヘッドとを接続する供給流路と、
    前記供給流路を介して、前記液体収容体内の液体を前記噴射ヘッドに供給するように構成された供給機構と、
    を備え、
    前記供給機構が第1のエネルギーに基づいて前記第1液体収容体内の液体を供給しているときに、前記第1液体収容体の液体の残量が閾値を下回った場合には、前記供給機構は、前記第1のエネルギーに基づく前記第1液体収容体内の液体の供給を可能な状態としたまま、前記第1のエネルギーより小さい第2のエネルギーに基づ前記第2液体収容体内の液体の供給を可能な状態にする
    ことを特徴とする液体噴射装置。
  2. 前記供給流路における液体の圧力の変化を検知することにより、前記液体収容体が収容する液体の残量が前記閾値を下回ったことを検知する検知部を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の液体噴射装置。
  3. 前記供給流路は、前記複数の液体収容体同士を接続する接続流路と、前記接続流路と前記噴射ヘッドとを接続する合流流路とを含み、
    前記供給機構は、媒体に対する液体の噴射時に、前記複数の液体収容体を選択的に加圧することで前記液体を加圧供給するように構成され、
    前記媒体に対する液体の噴射が終了した後に、前記第2液体収容体への加圧を解除し、加圧が解除されていない前記第1液体収容体から前記接続流路を通じて前記第2液体収容体に液体を流動させる
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の液体噴射装置。
  4. 前記供給流路は、前記複数の液体収容体に個別に接続される複数の導出流路と、前記複数の導出流路と前記噴射ヘッドとを接続する合流流路とを含み、
    前記導出流路には開閉弁が設けられ、
    前記合流流路には液体を一時貯留する液体貯留部が設けられ、
    前記第1液体収容体に接続される前記導出流路の開閉弁を開弁状態として媒体に対して液体を噴射しているときに前記第1液体収容体の液体の残量が閾値を下回ると、前記第2液体収容体に接続される前記導出流路の開閉弁を開弁状態として前記第2液体収容体からの液体の供給を追加し、
    前記媒体に対する液体の噴射が終了してから一定時間が経過した後に、前記第1液体収容体に接続される前記導出流路の開閉弁を閉弁状態とする
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の液体噴射装置。
  5. 前記液体収容体の液体の残量が閾値を下回ったことを報知する報知部を備え、
    前記報知部は、前記液体収容体の液体の残量が閾値を下回った場合に、媒体に対する液体の噴射が終了してから一定時間が経過した後に報知を行う
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のうち何れか一項に記載の液体噴射装置。
  6. 先に使用が開始される第1液体収容体及び前記第1液体収容体の次に使用が開始される第2液体収容体を含む複数の液体収容体から液体を供給する液体供給方法であって、
    第1のエネルギーに基づいて前記第1液体収容体に収容された液体を供給することと、
    前記第1液体収容体の液体の残量が閾値を下回った場合に、前記第1のエネルギーより小さい第2のエネルギーに基づいて前記第2液体収容体に収容された液体の供給を追加することと、
    を含む液体供給方法。
  7. 液体を噴射可能な噴射ヘッドと、
    先に使用が開始される第1液体収容体及び前記第1液体収容体の次に使用が開始される第2液体収容体を含む複数の液体収容体と前記噴射ヘッドとを接続する供給流路と、
    前記供給流路を介して、前記液体収容体に収容された液体を前記噴射ヘッドに供給するように構成された供給機構と、
    を備え、
    前記供給機構は、第1の圧力で前記第1液体収容体を加圧することにより前記第1液体収容体に収容された液体を供給しているときに、前記第1液体収容体の液体の残量が閾値を下回った場合には、前記第1の圧力による前記第1液体収容体の加圧状態を維持しつつ、前記第1の圧力よりも低い第2の圧力によって前記第2液体収容体の加圧を行う
    ことを特徴とする液体噴射装置。
  8. 先に使用が開始される第1液体収容体及び前記第1液体収容体の次に使用が開始される第2液体収容体を含む複数の液体収容体から液体を供給する液体供給方法であって、
    第1の圧力で前記第1液体収容体を加圧することにより前記第1液体収容体に収容された液体を供給することと、
    前記第1液体収容体の液体の残量が閾値を下回った場合に、前記第1の圧力による前記第1液体収容体の加圧を維持しつつ、前記第1の圧力より小さい第2の圧力で前記第2液体収容体を加圧することにより前記第2液体収容体に収容された液体の供給を追加することと、
    を含む液体供給方法。
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