JP6568651B2 - 配送計画立案システムおよび配送計画立案方法 - Google Patents

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Description

本発明は、物品の配送計画を立案する技術に関する。
本技術分野の背景技術として、特開2010−24006号公報(特許文献1)がある。この公報には、「オーダの着時間帯指定に対して、到着時刻を早めるように緩和することができ、さらには、時間帯指定遵守と車両台数のバランスを制御することができる配送計画立案方法を提供する」と記載されている(要約参照)。
特許文献1:特開2010−24006号公報
特許文献1には、配送オーダ情報に指定された荷物を配送先に届ける際の到着時刻情報を緩和することで、車両台数を削減する仕組みが記載されている。ところが、配送先がテナントビルの中にあったり、混雑する駅前にあったりする場合には、近隣の店舗との調整が必要になるため、実際には到着時刻を変えることができない。一方で、高速道路の利用距離、トラックドライバの拘束時間等、配送先との調整が不要な配送条件の制約もあり、これらの制約を緩和することで車両台数を削減できる可能性がある。このように、変更可能な制約は複数あり、実際に変更する難しさは制約によって異なる。できるだけ容易に変更できる制約を配送計画立案者が選択するためには、複数の制約の変更結果を比較して確認できる必要がある。
また、配送先との調整が不要な制約の中には、制約を緩和することで高速道路代金、運転手の賃金等のコストが発生する制約もある。したがって、配送コストを削減するためには車両台数を削減するだけでは不十分であり、車両代金、高速道路代金、運転手の賃金を加算した配送コストを削減しなければならない。
車両台数を削減するために到着時刻情報のみを緩和の対象としている特許文献1の仕組みでは、上述した複数の制約の変更結果を比較して確認すること、および、制約緩和による配送コストの削減を算出することはできない。
そこで、複数の制約を緩和し、配送コストを削減することが可能な複数の制約緩和案(制約の組合せおよび各制約の緩和幅)、配送コストを算出する配送計画立案システムを提供する。
上記課題を解決するために、本発明は、物品の配送計画を立案する配送計画立案システムであって、配送計画の立案の制約条件、及び、配送計画に基づいて配送コストを計算するために使用されるコスト情報を保持する記憶部と、前記制約条件を満たすように、前記制約条件の緩和前の配送計画を立案し、前記緩和前の配送計画の配送コストを前記コスト情報に基づいて計算する配送立案及びコスト計算部と、前記制約条件を緩和することによって制約緩和案を生成する制約緩和部と、を有し、前記配送立案及びコスト計算部は、さらに、前記制約緩和案を満たすように、前記制約条件の緩和後の配送計画を立案し、前記緩和後の配送計画の配送コストを前記コスト情報に基づいて計算し、前記緩和後の配送計画の配送コストが前記緩和前の配送計画の配送コストより低い場合、前記制約緩和案を出力することを特徴とする。
本発明の一態様によれば、制約緩和案を算出および提示することで、配送コストを削減することができる。
上記した以外の課題、構成、および効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の実施例の配送計画立案装置の機能構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施例の配送計画立案装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施例の配送計画立案装置が実行する配送計画立案処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施例の配送計画立案装置が参照する店舗情報の一例の説明図である。 本発明の実施例の配送計画立案装置が参照する拠点情報の一例の説明図である。 本発明の実施例の配送計画立案装置が参照するドライバ情報の一例の説明図である。 本発明の実施例の配送計画立案装置が参照するトラック情報の一例の説明図である。 本発明の実施例の配送計画立案装置が参照する高速料金情報の一例の説明図である。 本発明の実施例の配送計画立案装置が参照する距離情報の一例の説明図である。 本発明の実施例の配送計画立案装置が参照する速度情報の一例の説明図である。 本発明の実施例の配送計画立案装置が参照する制約緩和条件情報の一例の説明図である。 本発明の実施例の配送計画立案装置が出力する制約緩和条件設定画面の一例の説明図である。 本発明の実施例の配送計画立案装置が格納する配送計画経路情報の一例の説明図である。 本発明の実施例の配送計画立案装置が格納する通常配送計画コスト情報の一例の説明図である。 本発明の実施例の配送計画立案装置が実行する制約緩和処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施例の配送計画立案装置が格納する制約緩和配送計画コスト情報の一例の説明図である。 本発明の実施例の配送計画立案装置が格納する制約緩和条件組合せ情報の一例の説明図である。 本発明の実施例の配送計画立案装置が出力する制約緩和および配送コスト表示画面の一例の説明図である。 本発明の実施例の配送計画立案装置が出力する制約緩和および配送コスト量のグラフ表示の一例の説明図である。 本発明の実施例の配送計画立案装置が出力する配送計画ガントチャート表示画面の一例の説明図である。
以下、図面を用いて実施例を説明する。
図1は、本発明の実施例の配送計画立案装置の機能構成の一例を示すブロック図である。
配送計画立案装置100は、入力部110、記憶部120、配送立案・コスト計算部130、制約緩和部140、および表示部150を有する。
入力部110は、装置の外部に保存されたデータ(外部データ)の読み込みを行うユーザインタフェースである。
記憶部120は、後述するように、入力部110が読み込んだデータおよび配送立案・コスト計算部130が算出したデータを格納する。
配送立案・コスト計算部130は、記憶部120に格納されている店舗情報160、拠点情報161、ドライバ情報162、トラック情報163、高速料金情報164、距離情報165、速度情報166、および制約緩和条件情報167を読み込み、配送計画経路情報168、通常配送計画コスト情報169、制約緩和配送計画コスト情報170、および制約緩和条件組合せ情報171を算出して記憶部120に格納する。
制約緩和部140は、記憶部120に格納されている制約緩和条件情報の中から緩和する制約を選び出し、選び出した制約を段階的に緩和させた制約緩和案(すなわち制約の組合せおよび各制約の緩和幅)を生成する。
表示部150は、算出した配送計画経路情報、通常配送計画コスト情報、制約緩和配送計画コスト情報、および制約緩和条件組合せ情報を表示するためのユーザインタフェースである。
配送計画立案装置100は、配送計画立案処理を実装した配送計画立案プログラムによって制御される。
図2は、本発明の実施例の配送計画立案装置100のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
配送計画立案装置100は、CPU(Central Processing Unit)201、RAM(Random Access Memory)210、ROM(Read Only Memory)220、補助記憶装置230、表示装置240、入力装置250、メディア読取装置260、および通信装置270を有する。
CPU201は、各種演算を実行するユニットである。CPU201は、補助記憶装置230からRAM210にロードした所定の配送計画立案プログラムを実行することにより、各種処理を実行する。本実施例の制約緩和部140および配送立案・コスト計算部130が実行する処理は、実際には、CPU201が配送計画立案プログラムに従って実行する。
配送計画プログラムは、例えば、OS(Operation System)プログラム上で実行可能なアプリケーションプログラムである。
配送計画プログラムは、例えば、メディア読取装置260を介して可搬型記憶媒体から、補助記憶装置230にインストールされてもよい。
RAM210は、CPU201により実行されるプログラムや、プログラムの実行に必要なデータなどを格納するメモリである。
ROM220は、配送計画立案装置100の起動に必要なプログラムなどを格納するメモリである。
補助記憶装置230は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)などの装置である。フラッシュメモリなどを用いたSSD(Solid State Drive)であってもよい。
図1の記憶部120は、RAM210および補助記憶装置230の記憶領域の少なくとも一部に相当する。例えば、店舗情報160から制約緩和条件組合せ情報171は、補助記憶装置230に格納され、必要に応じてそれらの少なくとも一部がRAM210にコピーされてもよい。
表示装置240は、例えば、CRTディスプレイ、LCD(Liquid Crystal Display)、有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイなどの装置である。
入力装置250は、例えば、キーボード、マウス、マイクなどの装置である。
メディア読取装置260は、CD−ROM等の可搬性を有する可搬型記憶媒体の情報を読み出す装置である。
通信装置270はネットワーク280を介して外部装置との間でデータの入出力を行う。
配送計画立案装置100は、ネットワーク280を介して店舗配送量管理装置290から店舗情報160を取得してもよい。
配送計画立案装置100は、ネットワーク280を介してドライバ情報管理装置292からドライバ情報162を取得してもよい。
配送計画立案装置100は、ネットワーク280を介して道路情報管理装置294から、高速料金情報164および距離情報165を取得してもよい。
表示装置240が図1の表示部150に、入力装置250、メディア読取装置260および通信装置270が図1の入力部110に対応する。
図3は、本発明の実施例の配送計画立案装置100が実行する配送計画立案処理の一例を示すフローチャートである。
配送計画立案処理では、(1)入力部110が外部データ読込み処理310を行い、読み込んだデータを記憶部120に格納する。次に(2)、配送計画立案・コスト計算部130が配送計画立案処理320を行う。その後、(3)制約緩和部140が制約緩和処理330を行って制約緩和案を生成し、(4)記憶部120に格納された結果を検索して表示部150に表示する。
以下、図3の各処理(1)〜(4)について、図4〜図20を参照して説明する。
(1)外部データ読込み処理310
図3の外部データ読込み処理310では、外部データである店舗情報160、拠点情報161、ドライバ情報162、トラック情報163、高速料金情報164、距離情報165、速度情報166、および制約緩和条件情報167を入力部110が読み込み、記憶部120に格納する。具体的には、入力部110がメディア読取装置260または通信装置270から外部データを取り込み、補助記憶装置230に格納する。
図4は、本発明の実施例の配送計画立案装置100が参照する店舗情報160の一例の説明図である。
店舗情報160は、少なくとも、店舗名称410、店舗配送量420、店舗納品可能時間430、および店舗住所440を定義するデータ項目を有する。例えば、図4の店舗情報160の先頭のレコードは、名称が「A」である店舗(以下、店舗Aとも記載する。他の店舗についても同様)が神奈川県鎌倉市にあり、その店舗に0:00から1:00までの間に1トンの商品を配送する必要があることを示している。すなわち、この店舗納品可能時間430は、本実施例において配送計画を立案する際に満たす必要がある制約条件の一部である。
図5は、本発明の実施例の配送計画立案装置100が参照する拠点情報161の一例の説明図である。
拠点情報には、少なくとも、拠点名称510および拠点住所520を定義するデータ項目を有する。図5の例は、商品の一時保管および荷捌き等を行う拠点であるデポが神奈川県高座郡にあることを示している。
図6は、本発明の実施例の配送計画立案装置100が参照するドライバ情報162の一例の説明図である。
ドライバ情報162は、本実施例における配送作業者であるドライバに関する情報であり、少なくとも、ドライバ名称610、ドライバ拘束可能時間620および時間外コスト(単価)630を定義するデータ項目を有する。図6の例では、名称が「A」であるドライバを180分拘束可能であり、拘束時間が180分を超えた場合の単価が1時間当たり2000円であることを示している。ドライバ拘束可能時間620は、本実施例において、配送計画を立案する際に満たす必要がある制約条件の一部である。また、時間外コスト630は、本実施例において、立案した配送計画に基づいて配送コストを計算するために使用されるコスト情報の一部である。
図7は、本発明の実施例の配送計画立案装置100が参照するトラック情報163の一例の説明図である。
トラック情報163は、少なくとも、トラック名称710、最大積載量720、1台あたりのトラック料金730、トラック使用ドライバ740を定義するデータ項目を有する。さらにトラック荷卸時間750を定義してもよい。図7の例は、名称が「普通トラック」であるトラックの最大積載量が5トンであり、その1日の料金が1台あたり1万円であり、そのトラックを使用するドライバの名称が「A」であり、そのトラックからの荷卸しに要する時間が40分であることを示している。トラック料金730は、本実施例において、立案した配送計画に基づいて配送コストを計算するために使用されるコスト情報の一部である。
図8は、本発明の実施例の配送計画立案装置100が参照する高速料金情報164の一例の説明図である。
高速料金情報164は、少なくとも、区間810および高速料金820を定義するデータ項目を有する。図8の先頭のレコードの例は、デポと店舗Aとの間の移動に高速道路を利用した場合、4000円の料金が必要となることを示している。高速料金情報164は、同様に、任意の拠点と店舗の間、及び、店舗と店舗の間の移動に高速道路を利用した場合の料金の情報を含む。高速料金情報164は、本実施例において、立案した配送計画に基づいて配送コストを計算するために使用されるコスト情報の一部である。
図9は、本発明の実施例の配送計画立案装置100が参照する距離情報165の一例の説明図である。
距離情報165は、少なくとも、出発店舗または拠点を示すFrom910、到着店舗または拠点を示すTo920、一般道距離930および高速距離940を定義するデータ項目を有する。例えば、図9の2番目のレコードは、店舗Aを出発したトラック等が店舗Bに到着するまでの一般道の走行距離が10kmであり、その移動に利用できる高速道路がないことを示す。仮に店舗Aから店舗Bまでの移動に利用できる高速道路の区間がある場合には、その区間の長さが高速距離940として定義される。距離情報165は、同様に、任意の拠点と店舗の間、及び、店舗と店舗の間の移動距離の情報を含む。
図10は、本発明の実施例の配送計画立案装置100が参照する速度情報166の一例の説明図である。
速度情報166は、少なくとも、一般道速度1020および高速速度1030を定義するデータ項目を有する。さらに時間帯1010を定義してもよい。図10の例は、一般道を時速30kmで走行でき、高速道を時速60kmで走行できることを示す。これらの値は、例えば経験的に得られる平均速度等であってもよい。例えば道路混雑または交通規制等のために時間帯によって速度が異なる場合には、時間帯ごとに異なる速度が定義されてもよい。
図11は、本発明の実施例の配送計画立案装置100が参照する制約緩和条件情報167の一例の説明図である。
制約緩和条件情報167は、少なくとも、制約番号1110、緩和条件1120、緩和幅1130、最大緩和量1140、および使用可否1150を定義するデータ項目を有する。緩和条件1120は、緩和の対象となる制約条件を示し、緩和幅1130は、制約条件を緩和するときの緩和量の刻み幅を示し、最大緩和量1140は、許容される緩和量の最大値を示す。
例えば、図11の先頭のレコードは、店舗Aの納品可能時間を30分単位で前倒しでき、最大で60分前倒しできるという緩和条件を示している。ただし、この緩和条件に対応する使用可否1150の値「False」は、この緩和条件が使用不可である(すなわちこの緩和条件が制約緩和の対象ではない)ことを示している。使用可否1150の値は、ユーザが後述する制約緩和条件設定画面(図12)を介して設定することができる。仮にこの緩和条件が使用可能であり、最大緩和量「60分」が適用された場合、店舗Aの納品可能時間は、始期が60分前倒しされて、11:00から1:00までに延長される(図4参照)。
図11には、緩和条件の他の例として、店舗Dの納品可能時間の後倒し、高速利用距離の短縮、および拘束時間の延長が挙げられている。納品可能時間の後倒しは、納品可能時間の終期を後倒しすることで、納品可能時間を延長することである。高速利用距離とは、高速道路を利用する際の最短距離、すなわち、移動距離が何km以上であれば高速道路の利用を許可するかを示す値であり、制約条件の一部として記憶部120に保持される。例えばその値が30kmである場合、移動距離が30km以上である場合に高速道路の利用が許可され、その値が0kmに緩和された場合、距離に関わらず高速道路の利用が許可される。拘束時間の延長は、ドライバの拘束可能時間を超えて拘束することであり、超えた時間のコストは時間外単価に基づいて計算される。
図11に示す制約緩和条件は一例であり、配送計画立案の際に満たされるべき任意の制約について緩和条件を設定することができる。制約を緩和することによって、緩和する前には設定できなかった制約条件に基づいて配送計画を立案することが可能になる。例えば、使用可能なトラックの種類(最大積載量)、台数等を、緩和可能な制約として扱ってもよい。また、高速道路に限らず、種々の道路の利用条件を、緩和可能な制約として扱ってもよい。また、上記の制約条件の全てを緩和してもよいし、一部のみを緩和してもよい。
図12は、本発明の実施例の配送計画立案装置100が出力する制約緩和条件設定画面の一例の説明図である。
制約緩和条件設定画面には、外部データに定義された制約緩和条件情報167を表示する。各制約緩和条件には制約緩和の対象とするか否かを設定する対象設定ボックス1210を設け、ユーザによる選択を受け付ける。本実施例では、ユーザが対象設定ボックス1210にチェックを入力した緩和条件を制約緩和の対象とする。ユーザによる制約緩和対象の設定後、各制約緩和条件に対して記憶部120に格納された制約緩和条件情報167を検索し、当該制約緩和条件が制約緩和の対象であれば使用可否1150をTrueとし、対象外であればFalseとする。
本実施例では、店舗情報160に定義された店舗Dの納品可能時間430の終了を延長する「店舗D納品時間後倒し」条件、高速道路を利用する際の最短距離を延長する「高速道路利用距離」条件、トラックドライバの拘束時間を延長する「拘束時間延長」条件を制約緩和の対象とする。すなわち、図12において上記緩和条件の対象設定ボックス1210にユーザがチェックを入力すると、その情報が記憶部120に格納された制約緩和条件情報に取り込まれる。図11の制約緩和条件情報では、図12で緩和対象として設定された制約番号2、3、4の緩和条件の使用可否1150はTrue、左記以外の緩和条件の使用可否1150はFalseに設定されている。
なお、本実施例では道路種別を一般道と高速道路の2種類としたが、さらに他の道路種別を追加してもよい。また、制約緩和条件情報167は、外部データを読み込んだ後に、設定画面を表示して制約緩和の対象とする緩和条件を選択することによって生成されてもよい。
以上の図4〜図11の外部データ取り込みが終了すると、配送計画立案装置100は、(2)配送計画立案処理320を開始する。
(2)配送計画立案処理320
図3の配送計画立案処理320では、配送立案・コスト計算部130が、記憶部120に格納された店舗情報160の納品可能時間430以内に各店舗へトラックが到着し、各トラックの拘束時間が記憶部120に格納されたドライバ情報162のドライバ拘束可能時間620以内となるように配送計画を立案し、配送立案番号を与えて配送計画経路情報168に格納する。配送立案・コスト計算部130は、例えばメタヒューリスティクスなどを使った一般的な配送計画立案アルゴリズムによって配送計画を立案する。
図13は、本発明の実施例の配送計画立案装置100が格納する配送計画経路情報168の一例の説明図である。
配送計画経路情報168は、少なくとも、配送立案番号1310、トラック番号1320、トラック名称1330、From(トラックが出発した店舗または拠点名称)1340、To(トラックが到着した店舗または拠点名称)1350、トラックが移動に要した時間1360、作業時間1370、高速利用1380、および総拘束時間1390を定義するデータ項目を有する。
図13には、配送立案番号が「No.0」である一つの配送計画の経路に関する情報の例を示す。この計画では、トラック番号が「No.1」から「No.4」までの4台の普通トラックが使用され、トラック番号が「No.1」のトラックは、デポから店舗A、店舗B順に配送してデポに戻る。他のトラックは、それぞれ、デポと店舗C、店舗D、店舗Eとの間を往復する。デポと店舗との間の区間及び店舗間の区間のそれぞれの移動時間1360、作業時間1370、及びそれらを合計した拘束時間1390が計算される。高速利用1380は、それぞれの区間での高速道路の利用の有無を示し、図13に示す「×」は、いずれの区間でも高速道路が利用されないことを示す。
配送立案・コスト計算部130は、配送計画立案後、記憶部120に格納された配送計画経路情報168、ドライバ情報162、トラック情報163および高速料金情報164を使い、配送計画コスト情報を作成する。なお、作成した配送計画コスト情報は、配送計画を立案する際に制約緩和を行っていなければ通常配送計画コスト情報169に、制約緩和を行っている場合には制約緩和配送計画コスト情報170に格納する。
配送計画コスト情報を作成する際に、配送立案・コスト計算部130は、記憶部120に格納された配送計画経路情報168を使い、トラック代金の合計である総トラックコスト1430、高速道利用代金の合計である総高速コスト1440、運転手時間外賃金の合計である総時間外コスト1450を算出し、左記3つのコストを加算して総配送コスト1420を算出する。
総トラックコスト1430は、次のように求める。まず、配送立案・コスト計算部130は、配送計画経路情報168に含まれる情報のうち、コストを計算しようとする配送立案番号1310に対応するする情報に対して、トラック番号1320が重複しないように情報を抜き出す。次に、各情報のトラック名称1330を特定し、記憶部120に格納されたトラック情報163においてトラック名称710が当該トラック名称となる情報を特定し、トラック料金730を総トラックコストに加算する。図13の例では、配送立案・コスト計算部130は、トラック番号1320がNo.1の情報として1行目を抜き出す。1行目のトラック名称1330は普通トラックであるため、トラック情報のトラック名称710が普通トラックの情報を特定し、トラック料金1万円を加算する。同様に、配送立案・コスト計算部130は、トラック番号1320がNo.2の情報として4行目、No.3の情報として6行目、No.4の情報として8行目の情報を抜き出し、各々1万円を加算する。これによって、総トラックコスト1430は4万円となる。
総高速コスト1440は、次のように求める。配送立案・コスト計算部130は、配送計画経路情報168に含まれる情報のうち、コストを計算しようとする配送立案番号1310に対応する各情報について、高速利用1380が高速道路の利用ありを示す場合には記憶部120に格納された高速料金情報164を検索し、当該情報のFrom1340とTo1350における区間に一致する区間810を特定し、特定した情報の高速料金820を総高速コスト1440に加算する。図13の例では、配送計画経路情報の全ての行の高速利用1380は高速道路の利用がないことを示すため、総高速コストは0円である。
総時間外コスト1450は、次のように求める。配送立案・コスト計算部130は、配送計画経路情報168に含まれる情報のうち、コストを計算しようとする配送立案番号1310に対応する各情報について、トラック番号1320が同一の情報の総拘束時間1390を加算し、トラック番号ごとにトラック総拘束時間を求める。次に、配送立案・コスト計算部130は、記憶部120に格納されたトラック情報163を検索し、各トラック番号1320のトラック名称1330と同一のトラック名称710を有する情報を特定し、特定した情報のトラック使用ドライバ740と、記憶部120に格納されたドライバ情報162のドライバ名称610が同一の情報のドライバ拘束可能時間620を特定する。さらに、配送立案・コスト計算部130は、先ほど算出したトラック番号1320ごとに、トラック総拘束時間と特定したドライバ拘束可能時間620との差を時間外時間として算出し、時間外時間が正の場合には、時間外時間×ドライバ情報の時間外単価630を総時間外コスト1450に加算する。
本実施例では、全ての配送計画経路情報のトラック名称1330が普通トラックであり、トラック情報163のトラック使用ドライバ740はAとなる。ドライバ情報162からドライバAのドライバ拘束可能時間620は180分であり、一方、配送計画経路情報168のトラック番号No.1のトラック総拘束時間は60分+60分+20分=140分であり、これは180分未満となる。同様に、トラック番号No.2〜4もトラック総拘束時間は180分未満であるため、総時間外コストは0円となる。
なお、上記のような配送コストの計算は一例であり、実際には種々のコスト情報に基づいて、種々の方法で配送コストを計算することができる。例えば、最大積載量が異なる複数の種類のトラックが利用可能であり、種類によって利用料金が異なる場合には、トラック情報163がコスト情報としてトラックの種類ごとの利用料金の情報を含み、配送立案・コスト計算部130はそれに基づいて配送コストを計算してもよい。また、ドライバによって拘束時間内の単価(時給)が異なる場合には、ドライバ情報162がコスト情報としてドライバごとの拘束時間内の単価の情報を含み、配送立案・コスト計算部130はそれに基づいて配送コストを計算してもよい。また、必要に応じて、上記のコスト情報の一部のみを用いて配送コストを計算してもよい。
図14は、本発明の実施例の配送計画立案装置100が格納する通常配送計画コスト情報169の一例の説明図である。
通常配送計画コスト情報169は、少なくとも、総配送コスト1420、総トラックコスト1430、総高速コスト1440および総時間外コスト1450を定義するデータ項目を有する。これらの内容は、図13を参照して説明した通りである。通常配送計画コスト情報169は、コストの計算に用いられた配送計画を特定する配送立案番号1410をさらに含んでもよい。
以上の配送計画立案処理320が終了すると、配送計画立案装置100は、(3)制約緩和処理330を開始する。
(3)制約緩和処理330
図3の制約緩和処理330では、制約緩和部140が制約緩和案を生成し、生成した制約緩和案に対して配送立案・コスト計算部130にて配送計画立案処理320を行って配送計画を立案し、制約緩和配送計画コスト情報を作成する。
図15は、本発明の実施例の配送計画立案装置100が実行する制約緩和処理の一例を示すフローチャートである。
制約緩和処理330では、まず、制約緩和部140が、(3−1)記憶部120に格納された制約緩和条件情報167を検索し、1つの制約を最大限緩和して配送計画を立案することで配送コストが削減する制約を選び出す制約緩和の抽出処理1510を行う。次に、制約緩和部140は、(3−2)(3−1)にて選び出した制約を複数組合せ、記憶部120に格納された制約緩和条件情報167の緩和幅1130ずつ段階的に変化させ制約緩和案を生成する制約緩和案生成処理1520を行い、(3−3)生成された制約緩和案の配送計画立案・コスト算出処理1530を行う。制約緩和部140は、(3−2)と(3−3)を制約緩和の終了条件を満たすまで繰り返して行う。制約緩和の終了条件は、例えば、全ての制約緩和案に対して配送計画を立案したことである。
以下、図15の各処理について説明する。
(3−1)制約緩和の抽出処理1510
配送立案・コスト算出部130および制約緩和部140は、記憶部120に格納された制約緩和条件情報167に含まれる各情報について、使用可否1150がTrueとなっている場合には、以下の処理を行う。すなわち、制約緩和部140が当該情報の緩和条件1120を最大緩和量1140に緩和し、緩和された制約条件に基づいて配送立案・コスト計算部130が配送計画立案処理320を行い、配送計画コスト情報を作成する。作成された配送計画コスト情報の総配送コスト1620(図16参照)が、記憶部120に格納された通常配送計画コスト情報の(すなわち緩和前の)総配送コスト1420未満である(すなわち当該制約条件を緩和することによってコストが低下する)場合には、当該情報の使用可否1150をTrue、それ以外の場合はFalseにする。
上記のように、緩和条件1120を最大緩和量1140に緩和しても、その結果に基づいて計算された配送コストが緩和前の配送コスト以上である場合、その緩和条件1120は、それを緩和してもコストが低下する見込みがないと判断され、以下の処理の対象から除外される。これによって、コストを低下させる見込みのない緩和条件1120に対しては、最適な緩和量を特定するための以下の計算が省略されるため、計算量が削減される。ただし、計算量を制限する必要がない場合には、上記の処理1510を省略して、全ての緩和条件1120の使用可否1150をTrueとすることによって、全ての緩和条件1120を対象として下記の処理を行ってもよい。
本実施例では、図11の制約緩和条件情報167の制約番号1110の値2、3、4に対して上記の処理を実施する。制約番号1110の値2の場合には、店舗Dの納品可能時間を120分後ろに延長する。すなわち、図4の店舗情報160から店舗Dの店舗納品可能時間430は2:50〜3:30であるが、制約緩和によって、店舗Dの店舗納品可能時間を2:50〜5:30とみなす。この条件で配送立案・コスト算出部130が配送計画立案処理320を行うと、普通トラック3台を使用した配送計画が得られ、そのコストは、総トラックコスト3万円、総高速コスト0円、総時間外コスト0円、総配送コスト3万円となる。この総配送コスト3万円は、図14に示す通常配送計画コスト情報の総配送コスト4万円よりも安くなるため、制約緩和条件情報の使用可否1150はTrueのままとなる。
制約番号1110の値3に対して上記の処理を実施すると、普通トラック3台を使用し、高速道路1区間を利用する配送計画が得られ、総トラックコスト3万円、総高速コスト0.4万円、総時間外コスト0円、総配送コスト3.4万円となる。制約番号1110の値4に対して上記の処理を実施すると、普通トラック3台を使用し、時間外時間1時間を要する配送計画が得られ、総トラックコスト3万円、総高速コスト0円、総時間外コスト0.1万円、総配送コスト3.1万円となる。これによって、制約番号1110の値2、3、4が抽出される。
(3−2)制約緩和案の生成処理1520
制約緩和部140は、記憶部120に格納された制約緩和条件情報167を検索し、使用可否1150がTrueである制約を1つ以上選択し、各制約について当該情報の緩和幅1130ずつ緩和することで緩和量を決定し、制約緩和案を生成する。本実施例では、制約緩和条件情報167から使用可否1150がTrueである店舗D時間後倒し、高速利用距離、拘束時間延長の3つの緩和条件が制約緩和案生成の対象となる。
例えば店舗D納品時間後倒しのみを選択した場合には、制約緩和部140は、店舗Dの納品時間を10分延長した制約緩和案、20分延長した制約緩和案、のように10分ずつ延長し、最大120分まで緩和した制約緩和案を含む制約緩和案12案を生成する。同様に、高速利用距離のみを選択した場合には、制約緩和部140は、高速利用距離を100kmにした制約緩和案、90kmにした制約緩和案、のように10kmずつ減らし、最大で0kmまで緩和した制約緩和案までを含む制約緩和案10案を生成する。なお、緩和する前の高速利用距離の初期値が無限大である(すなわち移動距離に関わらず高速道路を利用しない)場合、その初期値に緩和幅を適用して緩和後の高速利用距離を計算することができないため、最小限の緩和を行ったときの高速利用距離の値(例えば100km)を予め決めておいてもよい。拘束時間延長も上記と同様に計算することができる。
また、例えば店舗D納品時間後倒しと高速利用距離の2つを選択した場合には、制約緩和部140は、店舗D納品時間後倒しを10分、高速利用距離を100kmとした制約緩和案、店舗D納品時間後倒しを20分、高速利用距離を100kmとした制約緩和案、のように各制約の各緩和量に対して全ての組合せを生成する。
(3−2)により1つの制約緩和案を決定すると、(3−3)へ進む。
(3−3)制約緩和案の配送立案・コスト算出処理1530
(3−2)により決定した制約緩和案に対して、配送立案・コスト計算部130が配送計画立案処理320を実施し、配送計画コスト情報を生成する。
配送立案・コスト計算部130は、生成された配送計画コスト情報の総配送コストが、記憶部120に格納された通常配送計画コスト情報169の総配送コスト1420未満である場合には、配送立案番号を与えて、生成された配送計画を配送計画経路情報168に格納し、その配送計画を生成するために使用した制約緩和案を制約緩和条件組合せ情報171に、生成した配送計画コスト情報を制約緩和配送計画コスト情報170に、それぞれ格納する。
本実施例では、(3−2)(3−3)を実施した結果、通常配送計画コスト情報169の総配送コスト1420よりも総配送コストを低減する制約緩和の組合せとして、図17に示す5通りの制約緩和条件組合せが生成される。図17の配送立案番号No.1、No.2、No.3では単一の制約条件(例えばNo.1では店舗D納品時間)が緩和されており、No.4とNo.5では2種類の制約条件(例えばNo.4では高速道路利用の有無と店舗D納品時間)が緩和されている。図17の配送立案番号1710に対する配送計画コストは、図16の配送立案番号1610が同一の情報に格納されている。例えば、配送立案番号No.1は店舗D納品時間を10分後倒しした制約緩和案であり、制約緩和配送計画コスト情報170は、この制約緩和案に従って制約条件が緩和されたときの総配送コストが3万円、総トラックコストが3万円、その他のコストが0円であったことを示している。
図16は、本発明の実施例の配送計画立案装置100が格納する制約緩和配送計画コスト情報170の一例の説明図である。
制約緩和配送計画コスト情報170は少なくとも、配送立案番号1610、総配送コスト1620、総トラックコスト1630、総高速コスト1640および総時間外コスト1650を定義するデータ項目を有する。
図17は、本発明の実施例の配送計画立案装置100が格納する制約緩和条件組合せ情報171の一例の説明図である。
制約緩和条件組合せ情報171は、少なくとも、配送立案番号1710、制約緩和1720および緩和幅1730を定義するデータ項目を有する。
配送立案・コスト計算部130は、制約緩和案の配送立案・コスト算出処理1530終了後に、終了条件(例えば全ての制約緩和案に対して配送計画を立案したか否か)のチェックを行い(処理1540)、終了条件を満たしていなければ(3−2)に戻る。終了条件を満たしていれば結果出力処理340を開始する。
(4)結果出力処理340
図3の結果出力処理340では、表示部150が、記憶部120に格納された配送計画経路情報と、制約緩和配送計画コスト情報と、制約緩和条件組合せ情報と、を表示する。例えば、CPU201が、制約緩和案及びそれに基づいて計算された配送コスト等を表示する画面のデータを生成して表示装置240に出力し、表示装置240が当該画面を表示してもよい。表示する結果の一例を図18〜20に示す。
図18は、本発明の実施例の配送計画立案装置100が出力する制約緩和および配送コスト表示画面の一例の説明図である。
制約緩和および配送コスト表示画面は、記憶部120に格納されている制約緩和条件組合せ情報171と、制約緩和配送計画コスト情報170とを組合せて表示する。制約緩和および配送コスト表示画面は、少なくとも、制約緩和によって得られた総配送コストおよび各制約の緩和幅を表示するデータ項目を有する。これによって、ユーザは、配送コスト削減のために必要な制約緩和の組および幅を容易に把握することができる。
図19は、本発明の実施例の配送計画立案装置100が出力する制約緩和および配送コスト量のグラフ表示の一例の説明図である。
制約緩和および配送コスト量のグラフ表示は、記憶部120に格納されている制約緩和条件組合せ情報171と制約緩和配送計画コスト情報170とを表示する。制約緩和および配送コスト量のグラフ表示は、制約緩和配送計画コスト情報170と、制約緩和条件組合せ情報171とを検索することによって得られた、配送コスト削減に必要な制約条件緩和幅を軸とし、総配送コストを表示する。本実施例では、店舗D納品時間後倒しを横軸、拘束時間延長を縦軸として、2つの緩和幅の大きさに対応する座標空間上の位置に円1910(又はその他の任意の図形でもよい)を表示し、その大きさによって配送コストを表示する。また配送コストの数値を円1910の中、または円1910に対応する吹き出し1920に表示する。これによってユーザは制約緩和によって発生するコストに対する配送全体のコストを容易に把握することができる。
図20は、本発明の実施例の配送計画立案装置100が出力する配送計画ガントチャート表示画面の一例の説明図である。
配送計画ガントチャート表示画面は、記憶部120に格納されている配送計画経路情報を表示する。配送計画ガントチャート表示画面では、時刻を横軸、トラック(例えばトラック番号)を縦軸とする。記憶部120に格納された配送計画経路情報を検索し、使用者が配送立案番号を特定することで、トラックの作業内容に要する時間を幅とした枠2010を用いて表示する。本実施例では、一般道を利用した移動を斜線背景、高速を利用した移動をドット背景、荷卸を背景なしの枠2010で表示している。これによってユーザはトラック作業内容を容易に把握することができる。なお、本実施例では、作業内容に合わせて背景模様を変更して表示したが、それぞれの作業内容を赤または青といった色で表示してもよい。
以上の本発明の実施例によれば、複数の制約緩和案を自動的に作成して、それぞれの配送コストを算出し、その結果をユーザが把握しやすい態様で提示することで、変更しやすい制約をユーザが選択して配送コストを削減することができる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明をわかりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部または全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の計算機読み取り可能な非一時的データ記憶媒体に置くことができる。
また、制御線及び情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。

Claims (14)

  1. 物品の配送計画を立案する配送計画立案システムであって、
    配送計画の立案の制約条件、及び、配送計画に基づいて配送コストを計算するために使用されるコスト情報を保持する記憶部と、
    前記制約条件を満たすように、前記制約条件の緩和前の配送計画を立案し、前記緩和前の配送計画の配送コストを前記コスト情報に基づいて計算する配送立案及びコスト計算部と、
    前記制約条件を緩和することによって制約緩和案を生成する制約緩和部と、を有し、
    前記配送立案及びコスト計算部は、さらに、
    前記制約緩和案を満たすように、前記制約条件の緩和後の配送計画を立案し、前記緩和後の配送計画の配送コストを前記コスト情報に基づいて計算し、
    前記緩和後の配送計画の配送コストが前記緩和前の配送計画の配送コストより低い場合、前記制約緩和案を出力することを特徴とする配送計画立案システム。
  2. 請求項1に記載の配送計画立案システムであって、
    前記記憶部は、前記制約条件の最大緩和量を示す制約緩和条件をさらに保持し、
    前記配送立案及びコスト計算部は、
    前記制約条件を前記最大緩和量まで緩和した制約緩和案を生成して緩和後の配送計画を立案し、前記緩和後の配送計画の配送コストを前記コスト情報に基づいて計算し、
    前記緩和後の配送計画の配送コストが前記緩和前の配送計画の配送コストより低い場合、前記制約条件を前記最大緩和量より小さい緩和量まで緩和した一つ以上の制約緩和案を生成して一つ以上の緩和後の配送計画を立案し、前記一つ以上の緩和後の配送計画の配送コストを前記コスト情報に基づいて計算することを特徴とする配送計画立案システム。
  3. 請求項2に記載の配送計画立案システムであって、
    前記制約緩和条件は、緩和量の刻み幅を含み、
    前記配送立案及びコスト計算部は、前記制約条件を前記刻み幅に基づいて決定した一つ以上の緩和量まで緩和することによって前記一つ以上の制約緩和案を生成することを特徴とする配送計画立案システム。
  4. 請求項1に記載の配送計画立案システムであって、
    前記制約条件は、前記物品の配送先への納品時間、配送作業者の拘束時間、及び、配送のための道路の利用条件の少なくとも一つを含み、
    前記コスト情報は、配送に使用する車両の利用料金、前記配送作業者の時間外料金、及び、前記道路の利用料金の少なくとも一つを含むことを特徴とする配送計画立案システム。
  5. 請求項4に記載の配送計画立案システムであって、
    前記記憶部は、一つ以上の前記配送先の所在地及び前記各配送先に配送される物品の量を示す配送先情報と、一つ以上の配送拠点の所在地を示す拠点情報と、前記車両が移動する経路における移動速度を示す速度情報と、前記配送作業者の拘束時間を示す作業者情報と、前記車両の最大積載量、前記車両を使用する配送作業者及び前記車両からの物品の荷卸しに要する時間を示す車両情報と、前記各拠点と前記各配送先との間の移動距離及び前記各配送先相互間の移動距離を示す距離情報と、をさらに保持し、
    前記配送立案及びコスト計算部は、前記配送先情報、前記拠点情報、前記速度情報、前記作業者情報及び前記距離情報に基づいて、前記制約条件及び前記制約緩和案をそれぞれ満たすように、前記緩和前の配送計画及び前記緩和後の配送計画を立案することを特徴とする配送計画立案システム。
  6. 請求項4に記載の配送計画立案システムであって、
    前記制約緩和案において緩和された制約条件の種類及び緩和量と、前記緩和後の配送計画のコストと、を表示する表示部をさらに有することを特徴とする配送計画立案システム。
  7. 請求項6に記載の配送計画立案システムであって、
    前記表示部は、前記制約条件の緩和量に対応する座標空間上の位置に、前記緩和後の配送計画のコストの大きさに対応する大きさの図形を表示することによって、前記制約緩和案において緩和された制約条件の種類及び緩和量と、前記緩和後の配送計画のコストと、を表示することを特徴とする配送計画立案システム。
  8. プロセッサと、前記プロセッサに接続される記憶装置と、を有する計算機システムが物品の配送計画を立案するための配送計画立案方法であって、
    前記記憶装置は、配送計画の立案の制約条件、及び、配送計画に基づいて配送コストを計算するために使用されるコスト情報を保持し、
    前記配送計画立案方法は、
    前記プロセッサが、前記制約条件を満たすように、前記制約条件の緩和前の配送計画を立案し、前記緩和前の配送計画の配送コストを前記コスト情報に基づいて計算する第1手順と、
    前記プロセッサが、前記制約条件を緩和することによって制約緩和案を生成する第2手順と、
    前記プロセッサが、前記制約緩和案を満たすように、前記制約条件の緩和後の配送計画を立案し、前記緩和後の配送計画の配送コストを前記コスト情報に基づいて計算する第3手順と、
    前記プロセッサが、前記緩和後の配送計画の配送コストが前記緩和前の配送計画の配送コストより低い場合、前記制約緩和案を出力する第4手順と、を含むことを特徴とする配送計画立案方法。
  9. 請求項8に記載の配送計画立案方法であって、
    前記記憶装置は、前記制約条件の最大緩和量を示す制約緩和条件をさらに保持し、
    前記第2手順は、前記プロセッサが、前記制約条件を前記最大緩和量まで緩和した制約緩和案を生成する手順を含み、
    前記第3手順は、
    前記プロセッサが、前記制約条件を前記最大緩和量まで緩和した制約緩和案を満たすように緩和後の配送計画を立案し、前記緩和後の配送計画の配送コストを前記コスト情報に基づいて計算する手順と、
    前記プロセッサが、前記緩和後の配送計画の配送コストが前記緩和前の配送計画の配送コストより低い場合、前記制約条件を前記最大緩和量より小さい緩和量まで緩和した一つ以上の制約緩和案を生成して一つ以上の緩和後の配送計画を立案し、前記一つ以上の緩和後の配送計画の配送コストを前記コスト情報に基づいて計算する手順と、を含むことを特徴とする配送計画立案方法。
  10. 請求項9に記載の配送計画立案方法であって、
    前記制約緩和条件は、緩和量の刻み幅を含み、
    前記第3手順は、前記プロセッサが、前記制約条件を前記刻み幅に基づいて決定した一つ以上の緩和量まで緩和することによって前記一つ以上の制約緩和案を生成する手順を含むことを特徴とする配送計画立案方法。
  11. 請求項8に記載の配送計画立案方法であって、
    前記制約条件は、前記物品の配送先への納品時間、配送作業者の拘束時間、及び、配送のための道路の利用条件の少なくとも一つを含み、
    前記コスト情報は、配送に使用する車両の利用料金、前記配送作業者の時間外料金、及び、前記道路の利用料金の少なくとも一つを含むことを特徴とする配送計画立案方法。
  12. 請求項11に記載の配送計画立案方法であって、
    前記記憶装置は、一つ以上の前記配送先の所在地及び前記各配送先に配送される物品の量を示す配送先情報と、一つ以上の配送拠点の所在地を示す拠点情報と、前記車両が移動する経路における移動速度を示す速度情報と、前記配送作業者の拘束時間を示す作業者情報と、前記車両の最大積載量、前記車両を使用する配送作業者及び前記車両からの物品の荷卸しに要する時間を示す車両情報と、前記各拠点と前記各配送先との間の移動距離及び前記各配送先相互間の移動距離を示す距離情報と、をさらに保持し、
    前記第1手順は、前記配送先情報、前記拠点情報、前記速度情報、前記作業者情報及び前記距離情報に基づいて、前記制約条件を満たすように、前記緩和前の配送計画を立案する手順を含み、
    前記第3手順は、前記配送先情報、前記拠点情報、前記速度情報、前記作業者情報及び前記距離情報に基づいて、前記制約緩和案を満たすように、前記緩和後の配送計画を立案する手順を含むことを特徴とする配送計画立案方法。
  13. 請求項11に記載の配送計画立案方法であって、
    前記計算機システムは、前記プロセッサに接続される表示装置をさらに有し、
    前記第4手順は、前記表示装置が、前記制約緩和案において緩和された制約条件の種類及び緩和量と、前記緩和後の配送計画のコストと、を表示する手順を含むことを特徴とする配送計画立案方法。
  14. 請求項13に記載の配送計画立案方法であって、
    前記第4手順は、前記表示装置は、前記制約条件の緩和量に対応する座標空間上の位置に、前記緩和後の配送計画のコストの大きさに対応する大きさの図形を表示することによって、前記制約緩和案において緩和された制約条件の種類及び緩和量と、前記緩和後の配送計画のコストと、を表示する手順を含むことを特徴とする配送計画立案方法。
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