JP6567239B2 - 走行支援装置、走行支援システム及び走行支援方法 - Google Patents

走行支援装置、走行支援システム及び走行支援方法 Download PDF

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Description

本発明は、隊列走行中の車両群に含まれる複数台の車両のうちの最後尾車両において、当該車両群に対する後続車両の走行を支援する走行支援装置、走行支援システム及び走行支援方法に関する。
従来、人間の運転により走行する1台の先頭車両と、いわゆる「自動運転」により先頭車両に追従して走行する1台以上の追従車両とを含む車両群による隊列走行を実現するシステムが開発されている。
特許文献1には、先頭車両の運転者が先頭車両のターンシグナルスイッチを操作したとき、当該操作に応じて追従車両のターンシグナルを点灯させるターンシグナル制御装置が開示されている。これにより、先頭車両の運転者が先頭車両のターンシグナルを点灯させたタイミングにて、隊列走行中の車両群が右折又は左折することを後続車両の運転者に知らせることができる。また、右折又は左折のために追従車両が減速することを後続車両の運転者に予測させることができる。すなわち、特許文献1のターンシグナル制御装置は、隊列走行中の車両群に対する後続車両の走行を支援するものである。
特開2000−293791号公報
近年、自動運転技術の進歩に伴い、先頭車両、中間車両及び最後尾車両を含む全車両が自動運転により走行する隊列走行を実現するシステムが開発されている。また、車両毎に異なる出発地が設定されており、走行経路上の分岐点における車両の加入が自在な隊列走行を実現するシステムも開発されている。さらに、車両毎に異なる目的地が設定されており、走行経路上の分岐点における車両の離脱が自在な隊列走行を実現するシステムも開発されている。このため、隊列走行中の車両群が交差点を走行するとき、当該車両群に含まれる各車両が個別に当該交差点を右折、左折又は直進する状況が生じている。
例えば、先頭車両が交差点を直進した後、中間車両が当該交差点を右折又は左折し、最後尾車両が当該交差点を直進する状況が生じている。かかる状況においては、中間車両の右折又は左折のために最後尾車両が減速するにもかかわらず、最後尾車両のターンシグナルは点灯しない。また、先頭車両のターンシグナルが点灯しないため、仮に特許文献1のターンシグナル制御装置を用いたとしても最後尾車両のターンシグナルは点灯しない。このため、中間車両が右折又は左折することを後続車両の運転者に知らせることができず、中間車両の右折又は左折のために最後尾車両が減速することを後続車両の運転者に予測させることもできないという問題があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、走行経路上の分岐点における車両の離脱が自在な隊列走行において、隊列走行中の車両群に含まれる複数台の車両のうちの少なくとも一部の車両の右折又は左折のために最後尾車両が減速することを後続車両の運転者に予測させることができる走行支援装置、走行支援システム及び走行支援方法を提供することを目的とする。
本発明の走行支援装置は、隊列走行中の車両群に含まれる複数台の車両のうちの最後尾車両において車両群に対する後続車両の走行を支援する走行支援装置であって、複数台の車両のうちの交差点における右左折車両を示す情報、及び右左折車両のうちの最も先頭側の車両の減速タイミングを示す情報を取得する情報取得部と、右左折車両のうちの最も先頭側の車両の減速タイミングにて、最後尾車両の方向指示器を点灯させる方向指示器制御部とを備えるものである。
本発明によれば、上記のように構成したので、走行経路上の分岐点における車両の離脱が自在な隊列走行において、隊列走行中の車両群に含まれる複数台の車両のうちの少なくとも一部の車両の右折又は左折のために最後尾車両が減速することを後続車両の運転者に予測させることができる。
隊列走行中の車両群が進入予定の交差点に接近した状態における、当該交差点と、当該車両群に含まれる複数台の車両と、当該車両群に対する後続車両との位置関係を示す説明図である。 本発明の実施の形態1に係る隊列走行制御システム及び走行支援システムの要部を示すブロック図である。 図3Aは、本発明の実施の形態1に係る走行支援装置のハードウェア構成を示すブロック図である。図3Bは、本発明の実施の形態1に係る走行支援装置の他のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る走行支援装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1に係る走行支援装置による第1制御の詳細な処理内容を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係る隊列走行制御システム及び走行支援システムの要部を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2に係る走行支援装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係る走行支援装置による第2制御の詳細な処理内容を示すフローチャートである。 隊列走行中の車両群が進入予定の交差点に接近した状態における、当該交差点と、当該車両群に含まれる複数台の車両と、当該車両群に対する加入予定車両との位置関係を示す説明図である。 仮に隊列走行中の車両群が交差点に進入する直前に新たな車両が当該車両群に加入した場合における、当該交差点と、当該車両群に含まれる複数台の車両との位置関係を示す説明図である。 本発明の実施の形態3に係る隊列走行制御システム及び走行支援システムの要部を示すブロック図である。 本発明の実施の形態3に係る走行支援装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態3に係る走行支援装置の他の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態3に係る走行支援装置による第3制御の詳細な処理内容を示すフローチャートである。
以下、この発明をより詳細に説明するために、この発明を実施するための形態について、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
図1は、隊列走行中の車両群が進入予定の交差点に接近した状態における、当該交差点と、当該車両群に含まれる複数台の車両と、当該車両群に対する後続車両との位置関係を示す説明図である。図2は、実施の形態1に係る隊列走行制御システム及び走行支援システムの要部を示すブロック図である。図3Aは、実施の形態1に係る走行支援装置のハードウェア構成を示すブロック図である。図3Bは、実施の形態1に係る走行支援装置の他のハードウェア構成を示すブロック図である。図1〜図3を参照して、実施の形態1の隊列走行制御システム100及び走行支援システム200について説明する。
図1に示す如く、先頭車両V、中間車両V〜VN−1及び最後尾車両Vを含む車両群VGが隊列走行している。車両群VGに含まれる車両V〜Vの台数Nは2以上の値であれば良いが、図1に示す例においてNは4以上の値である。車両V〜Vの各々は自動運転により走行中であり、交差点Iを個別に右折、左折又は直進するものである。
車両群VGが進入予定の交差点Iに接近したとき、車両群VGに対する後続車両Vが最後尾車両Vの後方を走行している場合がある。後続車両Vは人間の運転により走行中であり、走行支援システム200による走行支援の対象となる車両である。
図2に示す如く、車両V〜Vは無線通信装置1〜1を有しており、いわゆる「V2X」により相互に通信自在である。すなわち、無線通信装置1〜1間の通信は車車間通信、路車間通信又は歩車間通信のいずれによるものであっても良く、如何なるネットワーク2を介したものであっても良い。
また、車両V〜Vは隊列走行制御装置3〜3を有している。隊列走行制御装置3〜3は、無線通信装置1〜1を用いた無線通信により、車両V〜Vに関する情報を共有するものである。
より具体的には、隊列走行制御装置3〜3は、車両V〜Vの各々の出発地、経由地、目的地及び走行経路を示す情報を共有する。また、隊列走行制御装置3〜3は、車両V〜Vの各々の走行位置及び走行速度などを示す情報を共有する。
以下、隊列走行制御装置3〜3により共有される情報を総称して「共有情報」という。隊列走行制御装置3〜3は、共有情報に基づき車両V〜Vの各々における自動運転を制御することにより、車両群VGによる隊列走行を制御するものである。
無線通信装置1〜1の各々は、例えば、V2X用の受信機、送信機及びアンテナなどにより構成されている。隊列走行制御装置3〜3の各々は、例えば、ECU(Electronic Control Unit)及び車載情報機器などにより構成されている。無線通信装置1〜1、ネットワーク2及び隊列走行制御装置3〜3により、隊列走行制御システム100の要部が構成されている。
ここで、隊列走行制御システム100は、車両V〜V毎に異なる目的地が設定された隊列走行、すなわち走行経路上の分岐点における車両の離脱が自在な隊列走行に対応したものである。このため、車両V〜Vの各々は交差点Iを個別に右折、左折又は直進するようになっている。
また、最後尾車両Vは走行支援装置4を有している。最後尾車両Vに設けられた隊列走行制御装置3は、共有情報に基づき、走行支援装置4に以下の情報を出力する機能を有している。
すなわち、共有情報は車両V〜Vの各々の走行経路を示すものである。隊列走行制御装置3は、車両V〜Vの各々の走行経路に基づき、車両V〜Vのうちの交差点Iを直進する車両(以下「直進車両」という。)を示す情報(以下「直進車両情報」という。)、及び、車両V〜Vのうちの交差点Iを右折又は左折する車両(以下「右左折車両」という。)を示す情報(以下「右左折車両情報」という。)を生成する。隊列走行制御装置3は、直進車両情報及び右左折車両情報を走行支援装置4に出力する。
また、隊列走行制御装置3は、車両V〜Vの各々の走行経路に基づき、右左折車両のうちの最も先頭側の車両の交差点Iにおける右左折方向を示す情報、及び、右左折車両のうちの最も先頭側の車両を除く各車両の交差点Iにおける右左折方向を示す情報(以下、総称して「第1右左折方向情報」という。)を生成する。隊列走行制御装置3は、第1右左折方向情報を走行支援装置4に出力する。
また、共有情報は車両V〜Vの各々の走行位置及び走行速度などを示すものである。隊列走行制御装置3は、車両V〜Vの各々の走行位置及び走行速度などに基づき、右左折車両のうちの最も先頭側の車両が交差点Iにおける右折又は左折のために減速するタイミング(以下「減速タイミング」という。)を示す情報(以下「減速タイミング情報」という。)を生成する。隊列走行制御装置3は、減速タイミング情報を走行支援装置4に出力する。
また、隊列走行制御装置3は、車両V〜Vの各々の走行位置及び走行速度などに基づき、右左折車両のうちの最も先頭側の車両を除く各車両が交差点Iにおける右折又は左折のために当該各車両の方向指示器を点灯させるべきタイミング(以下「点灯タイミング」という。具体的には、例えば、当該各車両と交差点I間の距離が30メートル以下の値になるタイミング。)を示す情報(以下「点灯タイミング情報」という。)を生成する。隊列走行制御装置3は、点灯タイミング情報を走行支援装置4に出力する。
また、隊列走行制御装置3は、車両V〜Vの各々の走行位置及び走行速度などに基づき、右左折車両のうちの最も後尾側の車両が交差点Iを右折又は左折するタイミング(以下「右左折タイミング」という。)を示す情報(以下「右左折タイミング情報」という。)を生成する。隊列走行制御装置3は、右左折タイミング情報を走行支援装置4に出力する。
以下、隊列走行制御装置3が走行支援装置4に出力する情報を総称して「第1制御用情報」という。
情報取得部5は、隊列走行制御装置3が出力した第1制御用情報を取得するものである。方向指示器制御部6は、情報取得部5が取得した第1制御用情報を用いて、以下のように最後尾車両Vの方向指示器7を点灯又は消灯させる制御を実行するものである。
まず、方向指示器制御部6は、右左折車両のうちの最も先頭側の車両が交差点Iに接近したとき、当該車両の減速タイミングにて、当該車両の右左折方向に応じて最後尾車両Vの方向指示器7を点灯させる制御を実行する。当該制御には、第1制御用情報のうちの右左折車両情報、第1右左折方向情報及び減速タイミング情報が用いられる。
次いで、方向指示器制御部6は、右左折車両のうちの最も先頭側の車両を除く各車両が交差点Iに接近したとき、当該各車両における方向指示器の点灯タイミングにて、当該各車両の右左折方向に応じて最後尾車両Vの方向指示器7を点灯させる制御を実行する。当該制御には、第1制御用情報のうちの右左折車両情報、第1右左折方向情報及び点灯タイミング情報が用いられる。
次いで、方向指示器制御部6は、最後尾車両Vが直進車両である場合、右左折車両のうちの最も後尾側の車両の右左折タイミングにて、最後尾車両Vの方向指示器7を消灯させる制御を実行する。当該制御には、第1制御用情報のうちの直進車両情報、右左折車両情報及び右左折タイミング情報が用いられる。
以下、方向指示器制御部6による制御を総称して「第1制御」という。
例えば、車両群VGに8台の車両V〜Vが含まれており、先頭車両Vが交差点Iを直進し、中間車両Vが交差点Iを右折し、中間車両Vが交差点Iを直進し、中間車両Vが交差点Iを左折し、中間車両Vが交差点Iを右折し、中間車両Vが交差点Iを左折し、中間車両V及び最後尾車両Vが交差点Iを直進するものとする。
この場合、まず、方向指示器制御部6は、中間車両Vの減速タイミングにて、中間車両Vの右左折方向に応じて、最後尾車両Vの方向指示器7を右折方向に点灯させる。
次いで、方向指示器制御部6は、中間車両Vにおける方向指示器の点灯タイミングにて、中間車両Vの右左折方向に応じて、最後尾車両Vの方向指示器7を左折方向に点灯させる。すなわち、方向指示器制御部6は、方向指示器7を右折方向の点灯状態から左折方向の点灯状態に切り替える。
次いで、方向指示器制御部6は、中間車両Vにおける方向指示器の点灯タイミングにて、中間車両Vの右左折方向に応じて、最後尾車両Vの方向指示器7を右折方向に点灯させる。すなわち、方向指示器制御部6は、方向指示器7を左折方向の点灯状態から右折方向の点灯状態に切り替える。
次いで、方向指示器制御部6は、中間車両Vにおける方向指示器の点灯タイミングにて、中間車両Vの右左折方向に応じて、最後尾車両Vの方向指示器7を左折方向に点灯させる。すなわち、方向指示器制御部6は、方向指示器7を右折方向の点灯状態から左折方向の点灯状態に切り替える。
その後、中間車両Vが交差点Iを左折するタイミングにて、方向指示器制御部6は最後尾車両Vの方向指示器7を消灯させる。
情報取得部5及び方向指示器制御部6により、走行支援装置4の要部が構成されている。走行支援装置4及び方向指示器7により、走行支援システム200の要部が構成されている。
図3に、走行支援装置4の要部のハードウェア構成を示す。図3Aに示す如く、走行支援装置4はコンピュータにより構成されており、プロセッサ11及びメモリ12を有している。メモリ12には、当該コンピュータを図2に示す情報取得部5及び方向指示器制御部6として機能させるためのプログラムが記憶されている。メモリ12に記憶されたプログラムをプロセッサ11が読み出して実行することにより、情報取得部5及び方向指示器制御部6の機能が実現される。
プロセッサ11は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ又はDSP(Digital Signal Processor)などにより構成されている。メモリ12は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)若しくはEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)などの半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスク又は光磁気ディスクなどにより構成されている。
または、図3Bに示す如く、情報取得部5及び方向指示器制御部6の機能が専用の処理回路13により実現されるものであっても良い。処理回路13は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field−Programmable Gate Array)、SoC(System−on−a−Chip)若しくはシステムLSI(Large−Scale Integration)又はこれらを組み合わせたものである。
なお、情報取得部5及び方向指示器制御部6の各部の機能それぞれを処理回路13で実現しても良いし、各部の機能をまとめて処理回路13で実現しても良い。また、情報取得部5及び方向指示器制御部6のうちの一部の機能を図3Aに示すプロセッサ11及びメモリ12により実現し、残余の機能を図3Bに示す処理回路13により実現しても良い。
次に、図4のフローチャートを参照して、走行支援装置4の動作について説明する。
まず、ステップST1にて、情報取得部5は、隊列走行制御装置3が出力した第1制御用情報を取得する。情報取得部5は、当該取得した第1制御用情報を方向指示器制御部6に出力する。
次いで、ステップST2にて、方向指示器制御部6は、ステップST1で情報取得部5から入力された第1制御用情報を用いて第1制御を実行する。
次に、図5のフローチャートを参照して、ステップST2における第1制御の詳細な処理内容について説明する。以下、第1制御の説明において、右左折車両のうちの最も先頭側の車両を「最初の右左折車両」といい、右左折車両のうちの最も先頭側の車両を除く各車両を「次の右左折車両」といい、右左折車両のうちの最も後尾側の車両を「最後の右左折車両」という。
まず、ステップST11にて、方向指示器制御部6は、右左折車両情報を参照して、少なくとも1台の右左折車両が存在するか否か、すなわち車両V〜Vのうちの少なくとも1台の車両が交差点Iを右折又は左折するものであるか否かを判定する。
右左折車両が1台も存在しない場合、すなわち車両V〜Vのうちの全車両が交差点Iを直進するものである場合(ステップST11“NO”)、方向指示器制御部6の処理は終了する。
他方、少なくとも1台の右左折車両が存在する場合、すなわち車両V〜Vのうちの少なくとも1台の車両が交差点Iを右折又は左折するものである場合(ステップST11“YES”)、方向指示器制御部6は、減速タイミング情報を参照して、最初の右左折車両の減速タイミングを待つ。方向指示器制御部6は、最初の右左折車両の減速タイミングにて、第1右左折方向情報を参照して、最初の右左折車両の右左折方向に応じて最後尾車両Vの方向指示器7を点灯させる(ステップST12)。
次いで、ステップST13にて、方向指示器制御部6は、右左折車両情報を参照して、次の右左折車両が存在するか否かを判定する。
次の右左折車両が存在する場合(ステップST13“YES”)、方向指示器制御部6は、点灯タイミング情報を参照して、当該次の右左折車両における方向指示器の点灯タイミングを待つ。方向指示器制御部6は、当該次の右左折車両における方向指示器の点灯タイミングにて、第1右左折方向情報を参照して、当該次の右左折車両の右左折方向に応じて最後尾車両Vの方向指示器7を点灯させる(ステップST14)。次いで、方向指示器制御部6の処理はステップST13に戻り、方向指示器制御部6は当該次の右左折車両に対する更に次の右左折車両が存在するか否かを判定する。
他方、次の右左折車両が存在しない場合(ステップST13“NO”)、ステップST15にて、方向指示器制御部6は、直進車両情報及び右左折車両情報を参照して、最後尾車両Vが直進車両であるか右左折車両であるかを判定する。
最後尾車両Vが直進車両である場合(ステップST15“YES”)、方向指示器制御部6は、右左折タイミング情報を参照して、最後の右左折車両の右左折タイミングを待つ。方向指示器制御部6は、最後の右左折車両の右左折タイミングにて、最後尾車両Vの方向指示器7を消灯させる(ステップST16)。
なお、最後尾車両Vが右左折車両である場合、必然的に最後尾車両Vは最後の右左折車両となるため、最終回のステップST14の処理により最後尾車両Vの右左折方向に応じて方向指示器7が点灯する。その後、最後尾車両Vの右折又は左折が完了したとき、ハンドルの戻りに応じて方向指示器7が消灯する。このため、方向指示器制御部6による消灯用の制御は不要であり、ステップST16の処理はスキップされる(ステップST15“NO”)。
第1制御により、車両V〜Vのうちの少なくとも1台の車両、すなわち右左折車両が交差点Iを右折又は左折することを後続車両Vの運転者に知らせることができる。また、右左折車両のうちの最も先頭側の車両の減速タイミングにて、右左折車両の右折又は左折のために最後尾車両Vが減速することを後続車両Vの運転者に予測させることができる。さらに、先頭車両Vが交差点Iを直進する場合であっても、これらの効果を得ることができる。
なお、第1制御用情報は、直進車両情報、右左折車両情報、第1右左折方向情報、減速タイミング情報、点灯タイミング情報及び右左折タイミング情報に限定されるものではない。第1制御用情報は、これらの情報のうちの一部の情報のみを含むものであっても良く、これらの情報と異なる他の情報を含むものであっても良い。すなわち、第1制御用情報は、走行支援装置4において第1制御に相当する制御の実行を可能ならしめるものであれば、如何なる内容を示す情報であっても良い。
また、隊列走行制御システム100は、図2に示すシステム構成に限定されるものではなく、如何なるシステム構成によるものであっても良い。例えば、無線通信装置1〜1がネットワーク2を介してサーバ装置と通信自在であり、隊列走行制御装置3〜3と当該サーバ装置とが連携することにより車両群VGの隊列走行を制御するものであっても良い。または、車両V〜Vのうちの少なくとも1台の車両にスマートフォン又はPND(Portable Navigation Device)などの携帯情報端末が持ち込まれており、隊列走行制御装置3〜3と当該携帯情報端末とが連携することにより車両群VGの隊列走行を制御するものであっても良い。または、隊列走行制御装置3〜3と、当該サーバ装置と、当該携帯情報端末とが連携することにより車両群VGの隊列走行を制御するものであっても良い。
また、隊列走行制御システム100は、走行経路上の分岐点における車両の離脱が自在であり、かつ、当該分岐点における車両の加入が自在な隊列走行に対応したものであっても良い。ここで、車両の離脱又は加入により、車両Vが車両群VGにおける先頭車両から中間車両又は最後尾車両に移行する場合、車両V〜VN−1の各々が車両群VGにおける中間車両から先頭車両又は最後尾車両に移行する場合、及び、車両Vが車両群VGにおける最後尾車両から先頭車両又は中間車両に移行する場合が生じ得る。したがって、後続車両V用の走行支援システム200は、車両群VGに含まれ得る全車両の各々に設けるのが好適である。図2において、車両Vを除く車両V〜VN−1の各々に設けられた走行支援システム200は図示を省略している。
また、隊列走行制御システム100により制御される隊列走行は、中間車両V〜VN−1及び最後尾車両Vが自動運転により走行するものであれば良い。すなわち、先頭車両Vは人間の運転により走行するものであっても良い。
以上のように、実施の形態1の走行支援装置4は、隊列走行中の車両群VGに含まれる複数台の車両V〜Vのうちの最後尾車両Vにおいて車両群VGに対する後続車両Vの走行を支援する走行支援装置4であって、複数台の車両V〜Vのうちの交差点Iにおける右左折車両を示す情報、及び右左折車両のうちの最も先頭側の車両の減速タイミングを示す情報を取得する情報取得部5と、右左折車両のうちの最も先頭側の車両の減速タイミングにて、最後尾車両Vの方向指示器7を点灯させる方向指示器制御部6とを備える。これにより、車両V〜Vのうちの少なくとも1台の車両、すなわち右左折車両が交差点Iを右折又は左折することを後続車両Vの運転者に知らせることができる。また、右左折車両のうちの最も先頭側の車両の減速タイミングにて、右左折車両の右折又は左折のために最後尾車両Vが減速することを後続車両Vの運転者に予測させることができる。さらに、先頭車両Vが交差点Iを直進する場合であっても、これらの効果を得ることができる。
また、情報取得部5は、右左折車両のうちの最も先頭側の車両の右左折方向を示す情報を取得し、方向指示器制御部6は、右左折車両のうちの最も先頭側の車両の減速タイミングにて、右左折車両のうちの最も先頭側の車両の右左折方向に応じて最後尾車両Vの方向指示器7を点灯させる。ステップST12の処理により、右左折車両のうちの最も先頭側の車両の右左折方向を後続車両Vの運転者に知らせることができる。
また、情報取得部5は、右左折車両のうちの最も先頭側の車両を除く各車両における方向指示器の点灯タイミングを示す情報、及び右左折車両のうちの最も先頭側の車両を除く各車両の右左折方向を示す情報を取得し、方向指示器制御部6は、右左折車両のうちの最も先頭側の車両を除く各車両における方向指示器の点灯タイミングにて、右左折車両のうちの最も先頭側の車両を除く各車両の右左折方向に応じて最後尾車両Vの方向指示器7を点灯させる。ステップST14の処理により、右左折車両のうちの最も先頭側の車両を除く各車両の右左折方向を後続車両Vの運転者に知らせることができる。
また、情報取得部5は、複数台の車両V〜Vのうちの交差点Iにおける直進車両を示す情報、及び右左折車両のうちの最も後尾側の車両の右左折タイミングを示す情報を取得し、方向指示器制御部6は、最後尾車両Vが直進車両である場合、右左折車両のうちの最も後尾側の車両の右左折タイミングにて、最後尾車両Vの方向指示器7を消灯させる。ステップST16の処理により、最後尾車両Vが交差点Iを直進する場合において、点灯状態の方向指示器7を適切なタイミングにて消灯させることができる。
実施の形態2.
図6は、実施の形態2に係る隊列走行制御システム及び走行支援システムの要部を示すブロック図である。図6を参照して、実施の形態2の隊列走行制御システム100a及び走行支援システム200aについて説明する。
なお、図6において、図2に示すブロックと同様のブロックには同一符号を付して説明を省略する。走行支援装置4aのハードウェア構成は実施の形態1にて図3を参照して説明したものと同様であるため、図示及び説明を省略する。交差点Iと、車両群VGに含まれる車両V〜Vと、車両群VGに対する後続車両Vとの位置関係は図1に示すものと同様であるため、図1を援用して説明する。
隊列走行制御システム100aにおける隊列走行制御装置3〜3は、実施の形態1の隊列走行制御システム100における隊列走行制御装置3〜3と同様に、車両V〜Vに関する情報を共有する。最後尾車両Vに設けられた隊列走行制御装置3は、共有情報に基づき、走行支援装置4aに以下の情報を出力する機能を有している。
すなわち、共有情報は車両V〜Vの各々の走行経路を示すものである。隊列走行制御装置3は、車両V〜Vの各々の走行経路に基づき、車両V〜Vのうちの交差点Iにおける直進車両を示す情報、すなわち直進車両情報と、車両V〜Vのうちの交差点Iにおける右左折車両を示す情報、すなわち右左折車両情報とを生成する。隊列走行制御装置3は、直進車両情報及び右左折車両情報を走行支援装置4aに出力する。
また、隊列走行制御装置3は、車両V〜Vの各々の走行経路に基づき、右左折車両のうちの最も後尾側の車両の交差点Iにおける右左折方向を示す情報(以下「第2右左折方向情報」という。)を生成する。隊列走行制御装置3は、第2右左折方向情報を走行支援装置4aに出力する。
また、共有情報は車両V〜Vの各々の走行位置及び走行速度などを示すものである。隊列走行制御装置3は、車両V〜Vの各々の走行位置及び走行速度などに基づき、右左折車両のうちの最も先頭側の車両の減速タイミングを示す情報、すなわち減速タイミング情報を生成する。隊列走行制御装置3は、減速タイミング情報を走行支援装置4aに出力する。
また、隊列走行制御装置3は、車両V〜Vの各々の走行位置及び走行速度などに基づき、右左折車両のうちの最も後尾側の車両の右左折タイミングを示す情報、すなわち右左折タイミング情報を生成する。隊列走行制御装置3は、右左折タイミング情報を走行支援装置4aに出力する。
以下、隊列走行制御装置3が走行支援装置4aに出力する情報を総称して「第2制御用情報」という。
情報取得部5aは、隊列走行制御装置3が出力した第2制御用情報を取得するものである。方向指示器制御部6aは、情報取得部5aが取得した第2制御用情報を用いて、以下のように最後尾車両Vの方向指示器7を点灯又は消灯させる制御を実行するものである。
まず、方向指示器制御部6aは、右左折車両のうちの最も先頭側の車両が交差点Iに接近したとき、当該車両の減速タイミングにて、右左折車両のうちの最も後尾側の車両の右左折方向に応じて最後尾車両Vの方向指示器7を点灯させる制御を実行する。当該制御には、第2制御用情報のうちの右左折車両情報、第2右左折方向情報及び減速タイミング情報が用いられる。
次いで、方向指示器制御部6aは、最後尾車両Vが直進車両である場合、右左折車両のうちの最も後尾側の車両の右左折タイミングにて、最後尾車両Vの方向指示器7を消灯させる制御を実行する。当該制御には、第2制御用情報のうちの直進車両情報、右左折車両情報及び右左折タイミング情報が用いられる。
以下、方向指示器制御部6aによる制御を総称して「第2制御」という。
例えば、車両群VGに8台の車両V〜Vが含まれており、先頭車両Vが交差点Iを直進し、中間車両Vが交差点Iを右折し、中間車両Vが交差点Iを直進し、中間車両Vが交差点Iを左折し、中間車両Vが交差点Iを右折し、中間車両Vが交差点Iを左折し、中間車両V及び最後尾車両Vが交差点Iを直進するものとする。
この場合、方向指示器制御部6aは、中間車両Vの減速タイミングにて、中間車両Vの右左折方向に応じて、最後尾車両Vの方向指示器7を左折方向に点灯させる。その後、中間車両Vが交差点Iを左折するタイミングにて、方向指示器制御部6aは最後尾車両Vの方向指示器7を消灯させる。
情報取得部5a及び方向指示器制御部6aにより、走行支援装置4aの要部が構成されている。走行支援装置4a及び方向指示器7により、走行支援システム200aの要部が構成されている。
次に、図7のフローチャートを参照して、走行支援装置4aの動作について説明する。
まず、ステップST21にて、情報取得部5aは、隊列走行制御装置3が出力した第2制御用情報を取得する。情報取得部5aは、当該取得した第2制御用情報を方向指示器制御部6aに出力する。
次いで、ステップST22にて、方向指示器制御部6aは、ステップST21で情報取得部5aから入力された第2制御用情報を用いて第2制御を実行する。
次に、図8のフローチャートを参照して、ステップST22における第2制御の詳細な処理内容について説明する。以下、第2制御の説明において、右左折車両のうちの最も先頭側の車両を「最初の右左折車両」といい、右左折車両のうちの最も後尾側の車両を「最後の右左折車両」という。
まず、ステップST31にて、方向指示器制御部6aは、右左折車両情報を参照して、少なくとも1台の右左折車両が存在するか否か、すなわち車両V〜Vのうちの少なくとも1台の車両が交差点Iを右折又は左折するものであるか否かを判定する。
右左折車両が1台も存在しない場合、すなわち車両V〜Vのうちの全車両が交差点Iを直進するものである場合(ステップST31“NO”)、方向指示器制御部6aの処理は終了する。
他方、少なくとも1台の右左折車両が存在する場合、すなわち車両V〜Vのうちの少なくとも1台の車両が交差点Iを右折又は左折するものである場合(ステップST31“YES”)、方向指示器制御部6aは、減速タイミング情報を参照して、最初の右左折車両の減速タイミングを待つ。方向指示器制御部6aは、最初の右左折車両の減速タイミングにて、第2右左折方向情報を参照して、最後の右左折車両の右左折方向に応じて最後尾車両Vの方向指示器7を点灯させる(ステップST32)。
次いで、ステップST33にて、方向指示器制御部6aは、直進車両情報及び右左折車両情報を参照して、最後尾車両Vが直進車両であるか右左折車両であるかを判定する。
最後尾車両Vが直進車両である場合(ステップST33“YES”)、方向指示器制御部6aは、右左折タイミング情報を参照して、最後の右左折車両の右左折タイミングを待つ。方向指示器制御部6aは、最後の右左折車両の右左折タイミングにて、最後尾車両Vの方向指示器7を消灯させる(ステップST34)。
なお、最後尾車両Vが右左折車両である場合、必然的に最後尾車両Vは最後の右左折車両となるため、ステップST32の処理により最後尾車両Vの右左折方向に応じて方向指示器7が点灯する。その後、最後尾車両Vの右折又は左折が完了したとき、ハンドルの戻りに応じて方向指示器7が消灯する。このため、方向指示器制御部6aによる消灯用の制御は不要であり、ステップST34の処理はスキップされる(ステップST33“NO”)。
第2制御により、車両V〜Vのうちの少なくとも1台の車両、すなわち右左折車両が交差点Iを右折又は左折することを後続車両Vの運転者に知らせることができる。また、右左折車両のうちの最も先頭側の車両の減速タイミングにて、右左折車両の右折又は左折のために最後尾車両Vが減速することを後続車両Vの運転者に予測させることができる。さらに、先頭車両Vが交差点Iを直進する場合であっても、これらの効果を得ることができる。
なお、第2制御用情報は、直進車両情報、右左折車両情報、第2右左折方向情報、減速タイミング情報及び右左折タイミング情報に限定されるものではない。第2制御用情報は、これらの情報のうちの一部の情報のみを含むものであっても良く、これらの情報と異なる他の情報を含むものであっても良い。すなわち、第2制御用情報は、走行支援装置4aにおいて第2制御に相当する制御の実行を可能ならしめるものであれば、如何なる内容を示す情報であっても良い。
また、隊列走行制御システム100aは、実施の形態1に係る隊列走行制御システム100と同様の種々の変形例を採用することができる。
以上のように、実施の形態2の走行支援装置4aは、隊列走行中の車両群VGに含まれる複数台の車両V〜Vのうちの最後尾車両Vにおいて車両群VGに対する後続車両Vの走行を支援する走行支援装置4aであって、複数台の車両V〜Vのうちの交差点Iにおける右左折車両を示す情報、及び右左折車両のうちの最も先頭側の車両の減速タイミングを示す情報を取得する情報取得部5aと、右左折車両のうちの最も先頭側の車両の減速タイミングにて、最後尾車両Vの方向指示器7を点灯させる方向指示器制御部6aとを備える。これにより、車両V〜Vのうちの少なくとも1台の車両、すなわち右左折車両が交差点Iを右折又は左折することを後続車両Vの運転者に知らせることができる。また、右左折車両のうちの最も先頭側の車両の減速タイミングにて、右左折車両の右折又は左折のために最後尾車両Vが減速することを後続車両Vの運転者に予測させることができる。さらに、先頭車両Vが交差点Iを直進する場合であっても、これらの効果を得ることができる。
また、情報取得部5aは、右左折車両のうちの最も後尾側の車両の右左折方向を示す情報を取得し、方向指示器制御部6aは、右左折車両のうちの最も先頭側の車両の減速タイミングにて、右左折車両のうちの最も後尾側の車両の右左折方向に応じて最後尾車両Vの方向指示器7を点灯させる。ステップST32の処理により、右左折車両のうちの最も後尾側の車両の右左折方向を後続車両Vの運転者に知らせることができる。
また、情報取得部5aは、複数台の車両V〜Vのうちの交差点Iにおける直進車両を示す情報、及び右左折車両のうちの最も後尾側の車両の右左折タイミングを示す情報を取得し、方向指示器制御部6aは、最後尾車両Vが直進車両である場合、右左折車両のうちの最も後尾側の車両の右左折タイミングにて、最後尾車両Vの方向指示器7を消灯させる。ステップST34の処理により、最後尾車両Vが交差点Iを直進する場合において、点灯状態の方向指示器7を適切なタイミングにて消灯させることができる。
実施の形態3.
図9は、隊列走行中の車両群が進入予定の交差点に接近した状態における、当該交差点と、当該車両群に含まれる複数台の車両と、当該車両群に対する加入予定車両との位置関係を示す説明図である。図10は、仮に隊列走行中の車両群が交差点に進入する直前に新たな車両が当該車両群に加入した場合における、当該交差点と、当該車両群に含まれる複数台の車両との位置関係を示す説明図である。図11は、実施の形態3に係る隊列走行制御システム及び走行支援システムの要部を示すブロック図である。図9〜図11を参照して、実施の形態3の隊列走行制御システム100b及び走行支援システム200bについて説明する。
なお、図11において、図2に示すブロックと同様のブロックには同一符号を付して説明を省略する。走行支援装置4bのハードウェア構成は実施の形態1にて図3を参照して説明したものと同様であるため、図示及び説明を省略する。
隊列走行制御システム100bは、走行中における車両の離脱が自在であり、かつ、走行中における車両の加入が自在な隊列走行に対応したものである。このため、図9に示す如く、車両群VGが進入予定の交差点Iに接近したとき、車両群VGに対する加入予定車両VN+1が最後尾車両Vの後方を走行している場合がある。加入予定車両VN+1は自動運転により走行中であり、近い将来において(例えば、車両群VGが交差点Iに進入する直前に、又は車両群VGが交差点Iを脱出した直後に)車両群VGに加入することが予定されている車両である。
仮に、車両群VGが交差点Iに進入する直前に車両VN+1が車両群VGに加入した場合、図10に示す如く、車両群VGは(N+1)台の車両V〜VN+1を含むものとなり、車両VN+1が車両群VGにおける最後尾車両となる。車両VN+1の加入により、車両Vは車両群VGにおける最後尾車両から中間車両に移行する。以下、車両VN+1が車両群VGに未加入の状態、すなわち図9に示す状態を前提に説明する。
図11に示す如く、加入予定車両VN+1は車両群VGに未加入であるものの、無線通信装置1N+1及び隊列走行制御装置3N+1を有している。このため、車両V〜Vに設けられた隊列走行制御装置3〜3は、車両V〜Vに関する情報に加えて、加入予定車両VN+1に関する情報を共有することができる。
より具体的には、隊列走行制御装置3〜3は、加入予定車両VN+1の出発地、経由地、目的地及び走行経路を示す情報を共有する。また、隊列走行制御装置3〜3は、加入予定車両VN+1の走行位置及び走行速度などを示す情報を共有する。
最後尾車両Vに設けられた隊列走行制御装置3は、共有情報に基づき、走行支援装置4bに以下の情報を出力する機能を有している。
すなわち、共有情報は車両V〜Vの各々の走行位置及び加入予定車両VN+1の走行位置を示すものである。隊列走行制御装置3は、最後尾車両Vの走行位置及び加入予定車両VN+1の走行位置に基づき、加入予定車両VN+1が最後尾車両Vの後方を走行中であるか否かを示す情報を生成する。加入予定車両VN+1が最後尾車両Vの後方を走行中である場合、隊列走行制御装置3は、最後尾車両Vの走行位置及び加入予定車両VN+1の走行位置に基づき、最後尾車両Vと加入予定車両VN+1間の車間距離を示す情報を生成する。
以下、加入予定車両VN+1が最後尾車両Vの後方を走行中であるか否かを示す情報、及び、最後尾車両Vと加入予定車両VN+1間の車間距離を示す情報を総称して「加入予定車両情報」という。隊列走行制御装置3は、加入予定車両情報を走行支援装置4bに出力する。
また、隊列走行制御装置3は、実施の形態1にて説明したものと同様の第1制御用情報を生成して、当該生成した第1制御用情報を走行支援装置4bに出力する。または、隊列走行制御装置3は、実施の形態2にて説明したものと同様の第2制御用情報を生成して、当該生成した第2制御用情報を走行支援装置4bに出力する。
また、共有情報は車両V〜Vの各々の走行経路を示すものであり、かつ、車両V〜Vの各々の走行位置及び走行速度などを示すものである。隊列走行制御装置3は、最後尾車両Vの走行経路に基づき、最後尾車両Vが右左折車両であるか直進車両であるかを示す情報を生成する。最後尾車両Vが右左折車両である場合、隊列走行制御装置3は、最後尾車両Vの走行経路に基づき、交差点Iにおける最後尾車両Vの右左折方向を示す情報を生成するとともに、最後尾車両Vの走行位置及び走行速度などに基づき、交差点Iにおける最後尾車両Vの右折又は左折のために方向指示器7を点灯させるべきタイミング(すなわち点灯タイミング。具体的には、例えば、最後尾車両Vと交差点I間の距離が30メートル以下の値になるタイミング。)を示す情報を生成する。
以下、最後尾車両Vが右左折車両であるか直進車両であるかを示す情報、交差点Iにおける最後尾車両Vの右左折方向を示す情報、及び、交差点Iにおける最後尾車両Vの右折又は左折のために方向指示器7を点灯させるべきタイミングを示す情報を総称して「第3制御用情報」という。隊列走行制御装置3は、第3制御用情報を走行支援装置4bに出力する。
情報取得部5bは、隊列走行制御装置3が出力した加入予定車両情報、第1制御用情報又は第2制御用情報、及び、第3制御用情報を取得するものである。
方向指示器制御部6bは、車両群VGが交差点Iに接近したとき、情報取得部5bが取得した加入予定車両情報を用いて、加入予定車両VN+1が最後尾車両Vの後方を走行中であるか否かを判定するとともに、加入予定車両VN+1が最後尾車両Vの後方を走行中である場合は最後尾車両Vと加入予定車両VN+1間の車間距離が閾値未満の値であるか否かを判定するものである。
なお、この閾値は、最後尾車両Vの走行速度に応じた可変値(例えば、走行速度が高くなるにつれて次第に大きくなり、走行速度が低くなるにつれて次第に小さくなる値)に設定されたものであっても良く、又は走行速度によらず一定値(例えば30メートル)に設定されたものであっても良い。閾値が可変値に設定されている場合、情報取得部5bは、最後尾車両Vの走行速度を示す情報を隊列走行制御装置3から取得して、当該取得した情報を方向指示器制御部6bに出力するものであっても良い。
方向指示器制御部6bは、加入予定車両VN+1が最後尾車両Vの後方を走行中でない場合、又は、加入予定車両VN+1が最後尾車両Vの後方を走行中であり、かつ、最後尾車両Vと加入予定車両VN+1間の車間距離が閾値以上の値である場合、情報取得部5bが取得した第1制御用情報を用いて第1制御を実行するか、又は情報取得部5bが取得した第2制御用情報を用いて第2制御を実行するものである。
方向指示器制御部6bは、加入予定車両VN+1が最後尾車両Vの後方を走行中であり、かつ、最後尾車両Vと加入予定車両VN+1間の車間距離が閾値未満の値である場合、情報取得部5bが取得した第3制御用情報を用いて、以下のように最後尾車両Vの方向指示器7を点灯させる制御を実行するものである。すなわち、方向指示器制御部6bは、最後尾車両Vが右左折車両である場合、交差点Iにおける最後尾車両Vの右折又は左折のために方向指示器7を点灯させるべきタイミングにて、交差点Iにおける最後尾車両Vの右左折方向に応じて方向指示器7を点灯させる制御(以下「第3制御」という。)を実行する。
情報取得部5b及び方向指示器制御部6bにより、走行支援装置4bの要部が構成されている。走行支援装置4b及び方向指示器7により、走行支援システム200bの要部が構成されている。
次に、図12のフローチャートを参照して、走行支援装置4bの動作について説明する。
まず、ステップST41にて、情報取得部5bは、隊列走行制御装置3が出力した加入予定車両情報を取得する。情報取得部5bは、当該取得した加入予定車両情報を方向指示器制御部6bに出力する。
次いで、ステップST42にて、方向指示器制御部6bは、ステップST41で情報取得部5bから入力された加入予定車両情報を参照して、加入予定車両VN+1が最後尾車両Vの後方を走行中であるか否かを判定する。加入予定車両VN+1が最後尾車両Vの後方を走行中である場合(ステップST42“YES”)、ステップST43にて、方向指示器制御部6bは、ステップST41で情報取得部5bから入力された加入予定車両情報を参照して、最後尾車両Vと加入予定車両VN+1間の車間距離が閾値未満の値であるか否かを判定する。
加入予定車両VN+1が最後尾車両Vの後方を走行中でない場合(ステップST42“NO”)、又は、加入予定車両VN+1が最後尾車両Vの後方を走行中であり、かつ、最後尾車両Vと加入予定車両VN+1間の車間距離が閾値以上の値である場合(ステップST42“YES”かつステップST43“NO”)、走行支援装置4bの処理は図12Aに示すステップST44aに進むか、又は図12Bに示すステップST44bに進む。すなわち、情報取得部5bが第1制御用情報を取得して方向指示器制御部6bが第1制御を実行するか(ステップST44a,ST45a)、又は情報取得部5bが第2制御用情報を取得して方向指示器制御部6bが第2制御を実行する(ステップST44b,ST45b)。
なお、第1制御の詳細な処理内容は、実施の形態1にて図5のフローチャートを参照して説明したものと同様であるため、図示及び説明を省略する。また、第2制御の詳細な処理内容は、実施の形態2にて図8のフローチャートを参照して説明したものと同様であるため、図示及び説明を省略する。
他方、加入予定車両VN+1が最後尾車両Vの後方を走行中であり、かつ、最後尾車両Vと加入予定車両VN+1間の車間距離が閾値未満の値である場合(ステップST42“YES”かつステップST43“YES”)、ステップST46にて、情報取得部5bは、隊列走行制御装置3が出力した第3制御用情報を取得する。情報取得部5bは、当該取得した第3制御用情報を方向指示器制御部6bに出力する。
次いで、ステップST47にて、方向指示器制御部6bは、ステップST46で情報取得部5bから入力された第3制御用情報を用いて第3制御を実行する。
次に、図13のフローチャートを参照して、ステップST47における第3制御の詳細な処理内容について説明する。
まず、ステップST51にて、方向指示器制御部6bは、第3制御用情報を参照して、最後尾車両Vが右左折車両であるか直進車両であるかを判定する。
最後尾車両Vが直進車両である場合(ステップST51“NO”)、方向指示器制御部6bの処理は終了する。
他方、最後尾車両Vが右左折車両である場合(ステップST51“YES”)、方向指示器制御部6bは、第3制御用情報を参照して、交差点Iにおける最後尾車両Vの右折又は左折のために方向指示器7を点灯させるべきタイミングを待つ。当該タイミングにて、方向指示器制御部6bは、第3制御用情報を参照して、交差点Iにおける最後尾車両Vの右左折方向に応じて方向指示器7を点灯させる(ステップST52)。
なお、ステップST52の処理により方向指示器7が点灯した後、最後尾車両Vの右折又は左折が完了したとき、ハンドルの戻りに応じて方向指示器7が消灯する。このため、方向指示器制御部6bによる消灯用の制御は不要である。
車両VN+1は自動運転により走行中であり、走行支援システム200bによる走行支援は不要である。すなわち、車両VN+1が車両Vの後方を走行中であり、かつ、車両Vと車両VN+1間の車間距離が閾値未満の値である場合、車両VN+1が車両群VGに未加入であるか加入済みであるかにかかわらず、走行支援システム200bによる走行支援の対象となる後続車両Vが車両Vの後方を走行していない蓋然性が高い。そこで、車両Vにおける走行支援用の第1制御又は第2制御をキャンセルして、車両Vの右左折方向に応じて方向指示器7を点灯させることにより、不要な走行支援用の制御が実行されるのを回避することができる。
ただし、図9に示す如く車両群VGが交差点Iに接近した状態にて、図示しない後続車両Vが加入予定車両VN+1の後方を走行している可能性がある。そこで、加入予定車両VN+1に設けられた隊列走行制御装置3N+1が車両V〜Vに設けられた隊列走行制御装置3〜3と同様の情報を共有し、加入予定車両VN+1に設けられた図示しない走行支援システム200bが第1制御又は第2制御を実行するものであっても良い。
なお、加入予定車両情報は、加入予定車両VN+1に関する情報であって、方向指示器制御部6bによるステップST42,ST43の判定処理を可能ならしめるものであれば、如何なる内容を示す情報であっても良い。
また、第1制御用情報は、走行支援装置4bにおいて第1制御に相当する制御の実行を可能ならしめるものであれば、如何なる内容を示す情報であっても良い。
また、第2制御用情報は、走行支援装置4bにおいて第2制御に相当する制御の実行を可能ならしめるものであれば、如何なる内容を示す情報であっても良い。
また、第3制御用情報は、走行支援装置4bにおいて第3制御に相当する制御の実行を可能ならしめるものであれば、如何なる内容を示す情報であっても良い。
また、隊列走行制御システム100bは、実施の形態1,2に係る隊列走行制御システム100,100aと同様の種々の変形例を採用することができる。
以上のように、情報取得部5bは、車両群VGに対する加入予定車両VN+1に関する情報を取得し、方向指示器制御部6bは、加入予定車両VN+1が最後尾車両Vの後方を走行中であり、かつ、最後尾車両Vと加入予定車両VN+1間の車間距離が閾値未満の値である場合、交差点Iにおける最後尾車両Vの右左折方向に応じて最後尾車両Vの方向指示器7を点灯させる。これにより、最後尾車両Vにおいて不要な走行支援用の制御が実行されるのを回避することができる。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
本発明の走行支援装置、走行支援システム及び走行支援方法は、隊列走行中の車両群に対する後続車両の走行支援に用いることができる。
〜1,1N+1 無線通信装置、2 ネットワーク、3〜3,3N+1 隊列走行制御装置、4,4a,4b 走行支援装置、5,5a,5b 情報取得部、6,6a,6b 方向指示器制御部、7 方向指示器、11 プロセッサ、12 メモリ、13 処理回路、100,100a,100b 隊列走行制御システム、200,200a,200b 走行支援システム。

Claims (8)

  1. 隊列走行中の車両群に含まれる複数台の車両のうちの最後尾車両において前記車両群に対する後続車両の走行を支援する走行支援装置であって、
    前記複数台の車両のうちの交差点における右左折車両を示す情報、及び前記右左折車両のうちの最も先頭側の車両の減速タイミングを示す情報を取得する情報取得部と、
    前記右左折車両のうちの最も先頭側の車両の減速タイミングにて、前記最後尾車両の方向指示器を点灯させる方向指示器制御部と、
    を備えることを特徴とする走行支援装置。
  2. 前記情報取得部は、前記右左折車両のうちの最も先頭側の車両の右左折方向を示す情報を取得し、
    前記方向指示器制御部は、前記右左折車両のうちの最も先頭側の車両の減速タイミングにて、前記右左折車両のうちの最も先頭側の車両の右左折方向に応じて前記最後尾車両の方向指示器を点灯させる
    ことを特徴とする請求項1記載の走行支援装置。
  3. 前記情報取得部は、前記右左折車両のうちの最も先頭側の車両を除く各車両における方向指示器の点灯タイミングを示す情報、及び前記右左折車両のうちの最も先頭側の車両を除く各車両の右左折方向を示す情報を取得し、
    前記方向指示器制御部は、前記右左折車両のうちの最も先頭側の車両を除く各車両における方向指示器の点灯タイミングにて、前記右左折車両のうちの最も先頭側の車両を除く各車両の右左折方向に応じて前記最後尾車両の方向指示器を点灯させる
    ことを特徴とする請求項2記載の走行支援装置。
  4. 前記情報取得部は、前記右左折車両のうちの最も後尾側の車両の右左折方向を示す情報を取得し、
    前記方向指示器制御部は、前記右左折車両のうちの最も先頭側の車両の減速タイミングにて、前記右左折車両のうちの最も後尾側の車両の右左折方向に応じて前記最後尾車両の方向指示器を点灯させる
    ことを特徴とする請求項1記載の走行支援装置。
  5. 前記情報取得部は、前記複数台の車両のうちの前記交差点における直進車両を示す情報、及び前記右左折車両のうちの最も後尾側の車両の右左折タイミングを示す情報を取得し、
    前記方向指示器制御部は、前記最後尾車両が前記直進車両である場合、前記右左折車両のうちの最も後尾側の車両の右左折タイミングにて、前記最後尾車両の方向指示器を消灯させる
    ことを特徴とする請求項2から請求項4のうちのいずれか1項記載の走行支援装置。
  6. 前記情報取得部は、前記車両群に対する加入予定車両に関する情報を取得し、
    前記方向指示器制御部は、前記加入予定車両が前記最後尾車両の後方を走行中であり、かつ、前記最後尾車両と前記加入予定車両間の車間距離が閾値未満の値である場合、前記交差点における前記最後尾車両の右左折方向に応じて前記最後尾車両の方向指示器を点灯させる
    ことを特徴とする請求項2から請求項4のうちのいずれか1項記載の走行支援装置。
  7. 隊列走行中の車両群に含まれる複数台の車両のうちの最後尾車両において前記車両群に対する後続車両の走行を支援する走行支援システムであって、
    前記複数台の車両のうちの交差点における右左折車両を示す情報、及び前記右左折車両のうちの最も先頭側の車両の減速タイミングを示す情報を取得する情報取得部と、
    前記右左折車両のうちの最も先頭側の車両の減速タイミングにて、前記最後尾車両の方向指示器を点灯させる方向指示器制御部と、
    を備えることを特徴とする走行支援システム。
  8. 隊列走行中の車両群に含まれる複数台の車両のうちの最後尾車両において前記車両群に対する後続車両の走行を支援する走行支援方法であって、
    情報取得部が、前記複数台の車両のうちの交差点における右左折車両を示す情報、及び前記右左折車両のうちの最も先頭側の車両の減速タイミングを示す情報を取得するステップと、
    方向指示器制御部が、前記右左折車両のうちの最も先頭側の車両の減速タイミングにて、前記最後尾車両の方向指示器を点灯させるステップと、
    を備えることを特徴とする走行支援方法。
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