JP6565402B2 - 半導体集積回路装置 - Google Patents

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Description

この発明は、半導体集積回路装置に関する。
従来、自動車用や、医療用、産業用などの各種装置等に用いる圧力センサや加速度センサなどの物理量センサを備えた半導体物理量センサ装置などの半導体集積回路(IC:Integrated Circuit)装置では、トリミングにより物理量センサの出力特性を調整することが公知である。例えば感度、温度特性、オフセットなどをトリミングすることで、物理量センサの高精度化が図られている。
このトリミング手法として、従来のレーザートリミング手法には、トリミング後のアセンブリ工程で出力特性に変動が生じても再調整ができないという欠点がある。このため、近年、アセンブリ工程終了後に出力特性を調整可能なEPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)等を用いた電気的トリミング手法が用いられている。
EPROMを用いた電気的トリミングを行う半導体集積回路装置として、シフトレジスタに記憶された仮のトリミングデータを漸次変更しながらセンサ出力を測定することにより、所望のセンサ出力が得られるトリミングデータを確定し、それをEPROMに記憶させ、EPROMに記憶されたトリミングデータを用いてセンサ出力を調整する装置が提案されている(例えば、下記特許文献1参照。)。
しかしながら、EPROMによる電気的トリミングでは、EPROMに蓄積した電荷が抜けてしまったり、EPROMに電荷が注入されてしまうことにより、EPROMに書き込んだデータが変化(ビットが反転)するビット化けが発生するという問題がある。
そこで、同一のデータを記憶する2つ以上のEPROMをビットごとに設け、その論理和(OR)や多数決を取ることにより、同一のデータを記憶する2つ以上のEPROMの1つで電荷抜けや電荷注入が発生した場合でもデータが変わってしまうことを防止する冗長設計がなされることが一般的である。
従来の半導体集積回路装置の構成について説明する。図5は、従来の半導体集積回路装置の平面レイアウトの一例を示す平面図である。図5に示す従来の半導体集積回路装置のメモリ回路は、ICチップ(半導体チップ)100に作製された、EPROM101、スイッチ(Sw:Switch)102、シフトレジスタ(SR:Shift Register)103およびOR回路104を備える。ICチップ100の外周部には、ICチップ100の外周に沿って略矩形枠状に接地配線ライン113が配置され、接地端子(接地パッド)111に接続されている。接地配線ライン113よりも内側には、ICチップ100の3辺に相当する外周に沿って一部が開いた略矩形枠状(略U字状や略コの字状)に書き込み電圧配線ライン114が配置され、書き込み電圧端子(書き込み電圧パッド)112に接続されている。
接地配線ライン113と書き込み電圧配線ライン114との間には、同一のデータ(1ビット)を記憶してメモリ回路の1ビット分の記憶領域をなす2つ以上のEPROM101がメモリ回路の記憶容量分(ビット数分)並列に接続されている。メモリ回路の1ビット分の記憶領域5をなす2つ以上のEPROM101を1つのOR回路104に接続することで、EPROM101の電荷抜けに対する冗長設計がなされている。図5には、メモリ回路の記憶容量が2n(n:自然数)ビットであり、ビットごとに2つのEPROM101(a,bと図示、以下、101a,101bとする)を設けた場合を図示している。EPROM101a,101bに割り当てられたビット番号を1,2,3,4,・・・,n−3,n−2,n−1,n,n+1,n+2,n+3,n+4,・・・,2n−3,2n−2,2n−1,2nと図示する。OR回路104はEPROM101a,101bのデータの論理和を出力するため、EPROM101a,101bのうちの一方のEPROMで電荷抜けが発生した場合でもOR回路104からの出力Data(i)(i=1,2,・・・,2n−1,2n)が維持される。
このように複数のEPROM101を組み合わせてEPROM101のデータ保持特性に関する冗長性を向上させる場合、配線効率を向上させて、ICチップ100の面積の増大を抑制するために、ICチップ上において互いに近い位置に(例えば隣り合うように)配置された構成要素同士を組み合わせるのが一般的である。例えば、EPROM101は、接地配線ライン113と書き込み電圧配線ライン114との間に、接地配線ライン113に沿うように配置されている。隣り合うEPROM101a,101bに同一のデータが記憶されている。図5には、ICチップ100の1組の対辺に相当する外周にそれぞれ沿うように並列にEPROM101が配置された状態を示す。EPROM101a,101bにドレイン電圧を供給する各スイッチ102、これらのスイッチ102のオン・オフを制御するシフトレジスタ103、EPROM101a,101bに接続されるOR回路104も、それぞれ対応するEPROM101a,101bの近くに配置される。
EPROM101のドレインはスイッチ102を介して書き込み電圧配線ライン114に接続され、ソースは接地配線ライン113に接続されている。EPROM101は、ゲートを開放しフローティング(浮遊)状態にしたMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor:絶縁ゲート型電界効果トランジスタ)(不図示)である。フローティング状態のゲート(フローティングゲート)上には、酸化膜を介してコントロールゲートが設けられている。このため、EPROM101へのデータ書き込み時、スイッチ102をオンにして所定のEPROM101と書き込み電圧端子112とを導通させて書き込み電圧端子112に書き込み電圧を印加するとともに、EPROM101のコントロールゲートに閾値電圧以上の高電圧を印加する。これにより、所定のEPROM101のフローティングゲートに電荷が注入され蓄積される。
従来の半導体集積回路装置の別の一例の構成について説明する。図6は、従来の半導体集積回路装置の平面レイアウトの別の一例を示す平面図である。図6に示すように、接地配線ライン(以下、第1接地配線ラインとする)113の一部を内側に折り返すように延在させ、この延在させた部分(以下、第2接地配線ラインとする)115にすべてのEPROM101を接続した装置が提案されている。EPROM101の接地配線ライン上における接地端子111からの距離を長くして、EPROM101の接地配線ライン(第1,2接地配線ライン113,115)による寄生抵抗を高くすることで、外部から配線ラインに侵入するノイズ(以下、外的ノイズとする)に対する耐性を高めている。図6に示す従来の半導体集積回路装置の第2接地配線ライン115、EPROM101の接地配線ライン上の接続点の位置以外の構成は、図5に示す従来の半導体集積回路装置と同様である。
外的ノイズに対する耐性を高めた半導体集積回路装置として、EPROMの外部ノイズに対する保護機能を設けることで、外部ノイズによりEPROMへの意図しない書き込み(誤書き込み)が発生することを防止した装置が提案されている(例えば、下記特許文献2〜5参照。)。
特開2002−310735号公報 特開2009−231650号公報 特開2005−026307号公報 特開2012−209526号公報 特開2012−160611号公報
しかしながら、上述した従来の半導体集積回路装置では、ICチップ100の面積の増大を抑制するために、ICチップ上において互いに近い位置に配置された構成要素同士(例えば隣り合うEPROM101同士)を組み合わせてEPROM101の電荷抜けや電荷注入に対する冗長設計を行った場合、次の問題が生じる。
EPROM101の電荷抜けが発生する原因として自然劣化、酸化膜欠陥および外的ノイズが挙げられ、EPROM101の電荷注入が発生する原因として外的ノイズが挙げられる。自然劣化によるEPROM101の電荷抜けは、すべてのEPROM101で同じよう発生する。このため、図5に示すEPROM101の電荷抜けに対する冗長設計を行ったとしても、EPROM101のデータ保持特性に関する冗長性はほとんど得られない。図5に示すEPROM101の電荷抜けに対する冗長設計とは、隣り合う複数のEPROM101(101a,101b)に同一のデータを書き込んで、当該EPROM101同士を同一のOR回路104に接続した構成である。
一方、酸化膜欠陥によるEPROM101の電荷抜けは、ある確率で酸化膜内に存在する微小な結晶欠陥によるリーク電流によって発生する。このため、隣り合うEPROM101同士がともに酸化膜欠陥を有しデータ保持特性が低くなっている確率は、隣り合っていないEPROM101同士で同事象が発生する確率とほぼ変わらない。したがって、図5に示すEPROM101の電荷抜けに対する冗長設計を行うことで、EPROM101のデータ保持特性に関する冗長性が得られる。
しかしながら、隣り合うEPROM101同士は、外的ノイズによる悪影響を同程度に受けるため、EPROM101の電荷抜けや電荷注入が同程度に発生する。外的ノイズによる悪影響とは、端子111,112や外部の部品およびその配線付近などノイズを発生させる部品付近に配置されることによるEPROM101への誤書き込み、イグナイタなどコイルを含む部品付近に配置されることで生じるコイルの電磁誘導による書き込み電圧や接地電位の持ち上がりによる誤作動などである。このため、図5に示すEPROM101の電荷抜けに対する冗長設計を行ったとしても、EPROM101のデータ保持特性に関する冗長性は得られない。
また、保護機能を設けたり(上記特許文献2〜5参照)、EPROM101の接地配線ライン113,115による寄生抵抗を高くする(図6参照)などの対策は、ある一定の外的ノイズに対する耐圧を向上させるために有効であるが、すべての外的ノイズに対して有効ではない。このため、別の外的ノイズに対する耐性を向上させるには上記対策を実施しないほうがよい場合があるというトレードオフの関係となり、すべての外的ノイズに対してEPROM101の電荷抜けや電荷注入を防止するための耐性を向上させることは難しい。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、ICチップの面積の増大を抑制することができるとともに、EPROMのデータ保持特性を向上させることができる半導体集積回路装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、本発明の目的を達成するため、この発明にかかる半導体集積回路装置は、電気的な再書き込み動作によってデータを記憶する読み出し専用の複数のメモリを備えた半導体集積回路装置であって、接地電位を供給する接地端子と、半導体チップ上に配置され、前記接地端子と前記メモリとの間を接続する接地配線と、同一のデータを記憶した2つ以上の前記メモリを含む複数のメモリ群と、を備え、前記接地配線は、接地配線部と、前記接地配線部と接続され、当該接地配線部との接続箇所から延在し、かつ当該接地配線部と所定の距離を隔てて配置された延在接地配線部と、を有し、同一の前記メモリ群に含まれる少なくとも2つの前記メモリは隣り合って配置され、2つの前記メモリの一方は前記接地配線部に接続され、他方は前記延在接地配線部に接続されたことを特徴とする。
また、この発明にかかる半導体集積回路装置は、上述した発明において、同一の前記メモリ群に含まれる2つ以上の前記メモリと前記接地配線との接続点同士は、それぞれ他の前記メモリ群に含まれる前記メモリと前記接地配線との接続点を1つ以上挟んで隣り合うことを特徴とする。
また、この発明にかかる半導体集積回路装置は、上述した発明において、電源電圧を供給する電源電圧端子と、前記電源電圧以上の第1書き込み電圧を供給する第1書き込み電圧端子と、前記半導体チップ上に配置され、前記第1書き込み電圧端子と前記メモリとの間を接続する書き込み電圧配線と、をさらに備え、前記書き込み電圧配線は、書き込み電圧配線部と、前記書き込み電圧配線部と接続され、当該書き込み電圧配線部との接続箇所から延在し、かつ当該書き込み電圧配線部と所定の距離を隔てて配置された延在書き込み電圧配線部と、を有し、同一の前記メモリ群に含まれる少なくとも2つの前記メモリは隣り合って配置され、2つの前記メモリの一方は前記書き込み電圧配線部に接続され、他方は前記延在書き込み電圧配線部に接続されたことを特徴とする。
また、上述した課題を解決し、本発明の目的を達成するため、この発明にかかる半導体集積回路装置は、電気的な再書き込み動作によってデータを記憶する読み出し専用の複数のメモリを備えた半導体集積回路装置であって、電源電圧を供給する電源電圧端子と、前記メモリにデータを書き込むための、前記電源電圧以上の第1書き込み電圧を供給する第1書き込み電圧端子と、半導体チップ上に配置され、前記第1書き込み電圧端子と前記メモリとの間を接続する書き込み電圧配線と、同一のデータを記憶した2つ以上の前記メモリを含む複数のメモリ群と、を備え、前記書き込み電圧配線は、書き込み電圧配線部と、前記書き込み電圧配線部と接続され、当該書き込み電圧配線部との接続箇所から延在し、かつ当該書き込み電圧配線部と所定の距離を隔てて配置された延在書き込み電圧配線部と、を有し、同一の前記メモリ群に含まれる少なくとも2つの前記メモリは隣り合って配置され、2つの前記メモリの一方は前記書き込み電圧配線部に接続され、他方は前記延在書き込み電圧配線部に接続されたことを特徴とする。
また、この発明にかかる半導体集積回路装置は、上述した発明において、同一の前記メモリ群に含まれる2つ以上の前記メモリと前記書き込み電圧配線との接続点同士は、それぞれ他の前記メモリ群に含まれる前記メモリと前記書き込み電圧配線との接続点を1つ以上挟んで隣り合うことを特徴とする。
また、この発明にかかる半導体集積回路装置は、上述した発明において、前記メモリは、前記接地配線部と前記延在接地配線部との接続箇所よりも前記接地端子に近い部分に接続され、かつ前記書き込み電圧配線部と前記延在書き込み電圧配線部との接続箇所よりも前記第1書き込み電圧端子から離れた部分に接続されていることを特徴とする。
また、この発明にかかる半導体集積回路装置は、上述した発明において、前記メモリは、前記接地配線部と前記延在接地配線部との接続箇所よりも前記接地端子から離れた部分に接続され、かつ前記書き込み電圧配線部の前記延在書き込み電圧配線部との接続箇所よりも前記第1書き込み電圧端子に近い部分に接続されていることを特徴とする。また、この発明にかかる半導体集積回路装置は、上述した発明において、同一の前記メモリ群に含まれ、かつ隣り合って配置された少なくとも2つの前記メモリの一方は、前記接地配線部と前記延在接地配線部との接続箇所よりも前記接地端子に近い部分に接続され、かつ前記書き込み電圧配線部と前記延在書き込み電圧配線部との接続箇所よりも前記第1書き込み電圧端子から離れた部分に接続されている。当該2つの前記メモリの他方は、前記接地配線部と前記延在接地配線部との接続箇所よりも前記接地端子から離れた部分に接続され、かつ前記書き込み電圧配線部と前記延在書き込み電圧配線部との接続箇所よりも前記第1書き込み電圧端子に近い部分に接続されていることを特徴とする。
また、この発明にかかる半導体集積回路装置は、上述した発明において、同一の前記メモリ群に含まれる前記メモリは、前記半導体チップ上に隣り合うように配置されることを特徴とする。
また、この発明にかかる半導体集積回路装置は、上述した発明において、同一の前記メモリ群に含まれるすべての前記メモリのデータの論理和または多数決を取る論理回路をさらに備えることを特徴とする。
また、この発明にかかる半導体集積回路装置は、上述した発明において、検知した物理量に応じた電気信号を生成するセンサ素子と、前記センサ素子により生成された電気信号を外部へ出力する出力端子と、前記センサ素子の出力特性を調整するためのトリミングデータを入力するデータ入力端子と、前記データ入力端子から入力されたトリミングデータを一時的に記憶する補助メモリ回路と、前記補助メモリ回路に記憶されたトリミングデータを電気的な再書き込み動作によって記憶する読み出し専用の主メモリ回路と、電源電圧以上の第1書き込み電圧を供給する第1書き込み電圧端子と、前記電源電圧以上で、かつ前記第1書き込み電圧とは異なる第2書き込み電圧を前記主メモリ回路に供給する第2書き込み電圧端子と、前記補助メモリ回路に記憶されたデータに基づいて前記補助メモリ回路および前記主メモリ回路の動作を制御する動作選択回路と、前記補助メモリ回路に記憶されたトリミングデータ、または前記主メモリ回路に記憶されたトリミングデータに基づいて前記センサ素子の出力特性を調整する調整回路と、をさらに備え、前記主メモリ回路は、1つ以上の前記メモリ群を有することを特徴とする。
上述した発明によれば、ICチップ上における配置が互いに近く、かつ同一のデータを記憶する2つ以上のメモリ(EPROM)の接地配線上における接地端子からの距離を従来よりも離すことができる。これにより、配線効率を上げ、ICチップの増大を抑制することができるとともに、メモリ回路を構成する単位セル(素子の機能単位)の個数(メモリの個数)を増やすことなく、メモリのデータ保持特性に関する冗長性を向上させることができる。
本発明にかかる半導体集積回路装置によれば、ICチップの面積の増大を抑制することができるとともに、EPROMのデータ保持特性を向上させることができるという効果を奏する。
実施の形態1にかかる半導体集積回路装置のメモリ回路の平面レイアウトを示す平面図である。 実施の形態2にかかる半導体集積回路装置のメモリ回路の平面レイアウトを示す平面図である。 実施の形態3にかかる半導体集積回路装置のメモリ回路の平面レイアウトを示す平面図である。 本発明にかかる半導体集積回路装置の全体の構成の一例を示すブロック図である。 従来の半導体集積回路装置の平面レイアウトの一例を示す平面図である。 従来の半導体集積回路装置の平面レイアウトの別の一例を示す平面図である。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる半導体集積回路装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、以下の実施の形態の説明および添付図面において、同様の構成には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
(実施の形態1)
実施の形態1にかかる半導体集積回路装置のメモリ回路の構成について説明する。図1は、実施の形態1にかかる半導体集積回路装置のメモリ回路の平面レイアウトを示す平面図である。図1に示す実施の形態1にかかる半導体集積回路装置のメモリ回路は、ICチップ(半導体チップ)10に作製された、EPROM1、スイッチ(Sw)2、シフトレジスタ(SR)3およびOR回路4をそれぞれ複数備える。これら各構成要素は例えば同一のICチップ10にCMOS(相補型MOS)製造プロセスにより製造される能動素子および受動素子のみで構成される。EPROM1は、フローティング状態のゲート(フローティングゲート)を備えたMOSFETであり、フローティングゲート上に酸化膜を介して設けられたコントロールゲートを有する。スイッチ2は、例えばMOSFETである。
同一のデータを記憶する2つ以上のEPROM1は、メモリ回路の1ビット分の記憶領域5をなす。この記憶領域5は、メモリ回路の記憶容量分(ビット数分)配置されている。ここでは、メモリ回路の記憶容量を2n(n:自然数)ビットとし、1ビット分の記憶領域5が2つのEPROM1(図1にはa,bと図示、以下、1a,1bとする)で構成されている場合を例に説明する。同一のデータを記憶する2つ以上のEPROM1と、これらのEPROM1すべてに接続された1つのOR回路4、および、これらのEPROM1にそれぞれ接続されたEPROM1と同数のスイッチ2と、これらのスイッチ2すべてに接続された1つのシフトレジスタ3と、をICチップ10上においてそれぞれ互いに近い位置に(例えば隣り合うように)配置することが好ましい。その理由は、配線ライン13〜15の配線効率を上げて、ICチップ10の増大を抑制することができるからである。これらICチップ10上に配置されるEPROM1、スイッチ2、シフトレジスタ3、OR回路4および配線ライン13〜15の平面レイアウトの一例について説明する。
EPROM1は、例えば、略矩形状のICチップ10の外周部に、ICチップ10の1組の対辺に相当する外周10a,10bにそれぞれ沿うように並列に配置されている。隣り合うEPROM1a,1bに同一のデータが記憶され、1ビット分の記憶領域5が構成される。図1には、同一のデータを記憶するEPROM1a,1bに割り当てられたビット番号を1,2,3,4,・・・,n−3,n−2,n−1,n,n+1,n+2,n+3,n+4,・・・,2n−3,2n−2,2n−1,2nと図示する。また、図1には、1ビット〜nビットまでを割り当てたEPROM1a,1bをICチップ10の外周10aに沿って並列に配置し、(n+1)ビット〜2nビットまでを割り当てたEPROM1a,1bをICチップ10の外周10bに沿って並列に配置した状態を図示する。なお、4ビット〜(n−3)ビットを割り当てたEPROM1a,1b、および(n+4)ビット〜(2n−3)ビットを割り当てたEPROM1a,1bを簡略して図示する(スイッチ2、シフトレジスタ3およびOR回路4についても同様)。
同一のデータを記憶するEPROM1a,1bには、それぞれスイッチ2が1つずつ接続されている。スイッチ2は、例えば、EPROM1よりも内側に、かつ当該スイッチ2を接続したEPROM1に近い位置に配置されている。具体的には、スイッチ2は、例えば、当該スイッチ2に接続されたEPROM1内側に対向するように配置されていてもよい。すなわち、スイッチ2は、例えば、EPROM1よりも内側において、ICチップの外周10a,10bに略平行に並列に配置されていてもよい。EPROM1a,1bのソースは、それぞれ後述する接地配線ライン15,13に接続されている。EPROM1a,1bのドレインは、それぞれ異なるスイッチ2のソースに接続されている。スイッチ2のドレインは、後述する書き込み電圧配線ライン14に接続されている。
EPROM1へのデータの書き込みは、当該EPROM1に接続されたスイッチ2のオン・オフにより制御される。すなわち、書き込みを行うEPROM1に接続されたスイッチ2をオン状態とし、書き込みを行わないEPROM1に接続されたスイッチ2はオフ状態とすればよい。所定のスイッチ2をオンすることで、当該スイッチ2に接続されたEPROM1と書き込み電圧端子12とが導通される。そして、書き込み電圧端子12に書き込み電圧を印加して書き込み電圧配線ライン14を介してEPROM1のドレインに書き込み電圧を印加し、かつEPROM1のコントロールゲートに閾値電圧以上の高電圧を印加することで、所定のEPROM1のフローティングゲートに電荷が注入されて蓄積され、EPROM1へのデータの書き込みが完了する。
同一のデータを記憶するEPROM1a,1bに接続された各スイッチ2のゲートには、1つのシフトレジスタ3が接続されている。シフトレジスタ3は、例えば、スイッチ2よりも内側に、かつ当該シフトレジスタ3を接続したスイッチ2に近い位置に配置されている。具体的には、シフトレジスタ3は、例えば、当該シフトレジスタ3に接続されたスイッチ2の内側に、当該スイッチ2に対向するように配置されてもよい。すなわち、シフトレジスタ3は、例えば、スイッチ2よりも内側において、ICチップの外周10a,10bに略平行に並列に配置されていてもよい。すべてのシフトレジスタ3は電気的に接続されている。シフトレジスタ3は、スイッチ2のオン・オフを切り替える機能を有する。具体的には、シフトレジスタ3に接続された2つのスイッチ2は、シフトレジスタ3の状態が「1」である場合にオンし、「0」である場合にオフする。
OR回路4は、例えば、同一のEPROM1a,1bに接続されたスイッチ2よりも内側において、当該スイッチ2に接続されたシフトレジスタ3に近い位置に配置されている。具体的には、OR回路4は、例えば、スイッチ2よりも内側において、ICチップの外周10a,10bに略平行に並列に配置されていてもよい。OR回路4は、同一のデータを記憶してメモリ回路の1ビット分の記憶領域5をなす2つ以上のEPROM1(すなわちEPROM1a,1b)に接続され、当該2つ以上のEPROM1のデータの論理和をメモリ回路の1ビット分として出力する。すなわち、EPROM1a,1bのうちの一方のEPROMで電荷抜けが発生した場合でもOR回路4からの出力Data(i)(i=1,2,・・・,2n−1,2n)が維持されるように、EPROM1a,1bの電荷抜けに対する冗長設計がなされている。OR回路4の出力Data(i)は、シフトレジスタ3を経由して図示省略する端子(不図示)からメモリ回路の外部に出力される。
また、ICチップ10上には、接地端子(接地パッド)11、書き込み電圧端子(書き込み電圧パッド)12、接地配線ライン13および書き込み電圧配線ライン14が配置されている。接地端子11は、半導体集積回路装置の接地電位を供給する。書き込み電圧端子12は、半導体集積回路装置の電源電位よりも高く、スイッチ2を介してEPROM1にドレイン電圧(書き込み電圧)を供給する。接地端子11および書き込み電圧端子12は、例えば、ICチップ10のEPROM1、スイッチ2、シフトレジスタ3およびOR回路4などを配置していないもう1組の対辺に相当する外周10c,10dにそれぞれ配置されている。接地配線ライン13は、EPROM1よりも外側に、ICチップ10の外周10a〜10dに沿って略矩形枠状に配置され、ICチップ10の外周10c付近において接地端子11に接続されている。
ICチップ10上には、さらに、接地配線ライン(以下、第1接地配線ライン(接地配線部)とする)13と接続され、第1接地配線ライン13との接続箇所(以下、接地配線ライン接続箇所(接続点)とする)13aから延在し、かつ第1接地配線ライン13と所定の距離x1を隔てて配置された延在配線部(以下、第2接地配線ラインとする)15が配置されている。以下、例えば、第2接地配線ライン15の一方の端部で第1接地配線ライン13と接続されている場合を例に説明する。第1接地配線ライン13の一部から内側に、例えば第1接地配線ライン13と一部が開いた略矩形枠状(例えば略U字状や略コの字状、以下、まとめて開矩形状とする)をなして折り返すように第2接地配線ライン15が延在されている。第2接地配線ライン15は、第1接地配線ライン13とEPROM1との間に、第1接地配線ライン13と所定の距離x1を隔てて第1接地配線ライン13に略平行に配置されている。すなわち、第1,2接地配線ライン13,15は、EPROM1よりも外側において、ICチップ10の外周10a,10bに略平行に二重に配置されている。これによって、第1接地配線ライン13に隣り合うように略平行に、第1接地配線ライン13よりも接地端子11からの距離の離れた第2接地配線ライン15を配置することができる。第2接地配線ライン15の長さは、ICチップ10の外周10aに沿って並列に配置されたすべてのEPROM1a,1bに対向する長さであればよく、第1接地配線ライン13のICチップ10の外周10a,10bに平行な部分と略同じ長さであってもよい。
同一のデータを記憶するEPROM1a,1bのうちの一方のEPROM1aのソースは第2接地配線ライン15に接続され、他方のEPROM1bのソースは第1接地配線ライン13に接続されている。すなわち、同一のデータを記憶するEPROM1a,1bのうちの、一方のEPROM1aと第2接地配線ライン15との接続点6aと、他方のEPROM1bと第1接地配線ライン13との接続点6bとは、接地配線ライン上を隣り合わない、または、接地配線ライン上を直線的に隣り合わない。接地配線ライン上を隣り合わないとは、1つの記憶領域5を構成する(同一のデータを記憶する)EPROM1a,1bと接地配線ラインとの接続点6a,6b間に、他の記憶領域5を構成するEPROM1と接地配線ラインとの接続点が1つ以上含まれることである。接地配線ライン上を直線的に隣り合わないとは、1つの記憶領域5を構成するEPROM1a,1bと接地配線ラインとの接続点6a,6b間に、略平行に配置された第1,2接地配線ライン13,15の接続箇所13aが含まれることである。
このようにEPROM1a,1bと第1,2接地配線ライン13,15とを接続することで、一方のEPROM1aと接地配線ラインとの接続点6aは、接地端子11から接地配線ライン接続箇所13aを迂回して達する、接地端子11から離れた位置に配置される。他方のEPROM1bと接地配線ラインとの接続点6bは、接地端子11と接地配線ライン接続箇所13aとの間に配置される。これにより、同一のデータを記憶するEPROM1a,1bと接地配線ラインとの接続点6a,6b間のICチップ10上での距離が第1,2接地配線ライン13,15間の間隔x1に近い寸法であったとしても、当該接続点6a,6b間の接地配線ライン上の距離を広げることができる。すなわち、同一のデータを記憶するEPROM1a,1bのうちの一方のEPROM1aの接地配線ライン(第1,2接地配線ライン13,15)による寄生抵抗は、他方のEPROM1bの接地配線ライン(第1接地配線ライン13)による寄生抵抗よりも大きくなる。これにより、同一のデータを記憶するEPROM1a,1bの、接地端子11に対する電圧の持ち上がり度合い、すなわち外的ノイズ(外部から配線ラインに侵入するノイズ)に対する耐性を異ならせることができる。
書き込み電圧配線ライン14は、スイッチ2と、シフトレジスタ3およびOR回路4との間に、例えばICチップ10の外周10a,10b,10dに沿って開矩形状に配置され、書き込み電圧端子12に接続されている。書き込み電圧配線ライン14には、すべてのスイッチ2のドレインが接続されている。EPROM1a,1bは、それぞれ異なるスイッチ2を介して書き込み電圧配線ライン14に電気的に接続されている。スイッチ2のオン・オフにより、EPROM1への書き込み電圧(ドレイン電圧)の供給が制御される。EPROM1のコントロールゲートには、EPROM1へのデータの書き込み時に高電圧が印加される。コントロールゲートに高い電圧が印加され、EPROM1のドレインに書き込み電圧配線ライン14を介して書き込み電圧が印加されたときに、フローティングゲートに電荷が注入され蓄積されることで、EPROM1へのデータの書き込みがなされる。
以上、説明したように、実施の形態1によれば、一部が接続された第1,2接地配線ライン同士を所定の距離を隔てて二重に配置することで、ICチップ上における配置が互いに近く、かつ同一のデータを記憶する2つ以上のEPROMの接地配線ライン上における接地端子からの距離を従来よりも離すことができる。これにより、ICチップ上における配置が互いに近く、かつ同一のデータを記憶する2つ以上のEPROMの外的ノイズに対する耐性を異ならせることができる。このため、配線効率を上げ、ICチップの増大を抑制することができるとともに、メモリ回路を構成する単位セルの個数(EPROMの個数)を増やすことなく、EPROMのデータ保持特性に関する冗長性を向上させることができる。したがって、ノイズを発生させる部品に従来よりも近づけてEPROMやこのEPROMを搭載するメモリ回路およびICチップを配置することができるため、設計の自由度が向上する。
(実施の形態2)
次に、実施の形態2にかかる半導体集積回路装置のメモリ回路の構成について説明する。図2は、実施の形態2にかかる半導体集積回路装置のメモリ回路の平面レイアウトを示す平面図である。実施の形態2にかかる半導体集積回路装置が実施の形態1にかかる半導体集積回路装置と異なる点は、接地配線ラインではなく、書き込み電圧配線ラインを二重に配置した点である。すなわち、ICチップ10上における配置が互いに近い複数のEPROM1a,1bの書き込み電圧配線ライン上における書き込み電圧端子12からの距離をそれぞれ変えている。
書き込み電圧配線ライン(以下、第1書き込み電圧配線ライン(書き込み電圧配線部)とする)14は、スイッチ2と、シフトレジスタ3およびOR回路4との間に、例えばICチップ10の外周10a,10b,10dに沿って開矩形状に配置され、書き込み電圧端子12に接続されている。かつ、ICチップ10上には、さらに、第1書き込み電圧配線ライン14と接続され、第1書き込み電圧配線ライン14との接続箇所(接続点)14aから延在し、かつ第1書き込み電圧配線ライン14と所定の距離x2を隔てて配置された延在配線部(以下、第2書き込み電圧配線ラインとする)16が配置されている。以下、第2書き込み電圧配線ライン16の一方の端部で第1書き込み電圧配線ライン14と接続されている場合を例に説明する。第1書き込み電圧配線ライン14の一部から外側に、例えば第1書き込み電圧配線ライン14と開矩形状をなして折り返すように第2書き込み電圧配線ライン16が延在されている。第2書き込み電圧配線ライン16は、第1書き込み電圧配線ライン14とスイッチ2との間に、第1書き込み電圧配線ライン14と所定距離x2を隔てて第1書き込み電圧配線ライン14に略平行に配置されている。すなわち、第1,2書き込み電圧配線ライン14,16は、スイッチ2よりも内側において、ICチップ10の外周10a,10bに略平行に二重に配置されている。これによって、第1書き込み電圧配線ライン14に隣り合うように略平行に、第1書き込み電圧配線ライン14よりも書き込み電圧端子12からの距離の離れた第2書き込み電圧配線ライン16を配置することができる。第2書き込み電圧配線ライン16は、第1書き込み電圧配線ライン14の一部から内側に、例えば第1書き込み電圧配線ライン14と開矩形状をなして折り返すように延在されていてもよい。すなわち、第2書き込み電圧配線ライン16は、第1書き込み電圧配線ライン14とシフトレジスタ3との間に、第1書き込み電圧配線ライン14と所定距離x2を隔てて第1書き込み電圧配線ライン14に略平行に配置されていてもよい。第2書き込み電圧配線ライン16と、第1書き込み電圧配線ライン14の、当該第2書き込み電圧配線ライン16と二重に配置された部分とは略同じ長さであることが好ましい。第2書き込み電圧配線ライン16の長さは、ICチップ10の外周10aに沿って並列に配置されたすべてのスイッチ2に対向する長さであればよい。
同一のデータを記憶するEPROM1a,1bに接続された2つのスイッチ2のうち、一方のスイッチ2のドレインは第2書き込み電圧配線ライン16に接続され、他方のスイッチ2のドレインは第1書き込み電圧配線ライン14に接続されている。すなわち、同一のデータを記憶するEPROM1a,1bのうちの、一方のEPROM1aに接続されたスイッチ2と第2書き込み電圧配線ライン16との接続点7aと、他方のEPROM1bに接続されたスイッチ2と第1書き込み電圧配線ライン14との接続点7bとは、書き込み電圧配線ライン上を隣り合わない、または、書き込み電圧配線ライン上を直線的に隣り合わない。書き込み電圧配線ライン上を隣り合わないとは、1つの記憶領域5を構成する(同一のデータを記憶する)EPROM1a,1bと書き込み電圧配線ラインとの接続点7a,7b間に、他の記憶領域5を構成するEPROM1と書き込み電圧配線ラインとの接続点が1つ以上含まれることである。書き込み電圧配線ライン上を直線的に隣り合わないとは、1つの記憶領域5を構成するEPROM1a,1bと書き込み電圧配線ラインとの接続点7a,7b間に、略平行に配置された第1,2書き込み電圧配線ライン14,16の接続箇所(以下、書き込み電圧配線ライン接続箇所とする)14aが含まれることである。
このようにEPROM1a,1bと第1,2書き込み電圧配線ライン14,16とを接続することで、一方のEPROM1aと書き込み電圧配線ラインとの接続点7aは、書き込み電圧端子12から書き込み電圧配線ライン接続箇所14aを迂回して達する、書き込み電圧端子12から離れた位置に配置される。他方のEPROM1bと書き込み電圧配線ラインとの接続点7bは、書き込み電圧端子12と書き込み電圧配線ライン接続箇所14aとの間に配置される。これにより、同一のデータを記憶するEPROM1a,1bと書き込み電圧配線ラインとの接続点7a,7b間のICチップ10上での距離が第1,2書き込み電圧配線ライン14,16間の間隔x2に近い寸法であったとしても、当該接続点7a,7b間の書き込み電圧配線ライン上の距離を広げることができる。このため、同一のデータを記憶するEPROM1a,1bのうちの一方のEPROM1aの書き込み電圧配線ライン(第1,2書き込み電圧配線ライン14,16)による寄生抵抗は、他方のEPROM1bの書き込み電圧配線ライン(第1書き込み電圧配線ライン14)による寄生抵抗よりも大きくなる。これにより、実施の形態1と同様に、同一のデータを記憶するEPROM1a,1bの外的ノイズに対する耐性を異ならせることができる。
第2書き込み電圧配線ライン16は、第1書き込み電圧配線ライン14とシフトレジスタ3との間に、第1書き込み電圧配線ライン14に略平行に配置されていてもよい。接地配線ライン13は、実施の形態1の第1接地配線ラインと同様に配置されている。接地配線ライン13には、すべてのEPROM1a,1bのソースが接続されている。実施の形態2にかかる半導体集積回路装置の、第2書き込み電圧配線ライン16、EPROM1a,1bの接地配線ライン上の接続点の位置、スイッチ2の書き込み電圧配線ライン上の接続点の位置以外の構成は、実施の形態1と同様である。
以上、説明したように、実施の形態2によれば、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
(実施の形態3)
次に、実施の形態3にかかる半導体集積回路装置のメモリ回路の構成について説明する。図3は、実施の形態3にかかる半導体集積回路装置のメモリ回路の平面レイアウトを示す平面図である。実施の形態3にかかる半導体集積回路装置は、実施の形態1に実施の形態2を適用した半導体集積回路装置である。具体的には、実施の形態1と同様に、ICチップ10上に第1,2接地配線ライン13,15が配置され、同一のデータを記憶するEPROM1a,1bがそれぞれ第1,2接地配線ライン13,15に接続されている。かつ、実施の形態2と同様に、ICチップ10上に第1,2書き込み電圧配線ライン14,16が配置され、同一のデータを記憶するEPROM1a,1bにそれぞれドレイン電圧を供給する各スイッチ2がそれぞれ第2,1書き込み電圧配線ライン16,14に接続されている。
同一のデータを記憶するEPROM1a,1bのうち、一方のEPROM1aの接地配線ライン上における接地端子11からの距離が比較的短い場合、当該一方のEPROM1aの書き込み電圧配線ライン上における書き込み電圧端子12からの距離は比較的長いことが好ましい。具体的には、一方のEPROM1aは、接地配線ライン接続箇所13aよりも接地端子11側の部分に接続されており、かつ書き込み電圧配線ライン接続箇所14aよりも書き込み電圧端子12から離れた部分に接続されている。
同様に、同一のデータを記憶するEPROM1a,1bのうち、他方のEPROM1bの接地配線ライン上における接地端子11からの距離は比較的長くなるようにする。かつ当該他方のEPROM1bの書き込み電圧配線ライン上における書き込み電圧端子12からの距離は比較的短くなるようにすることが好ましい。具体的には、他方のEPROM1bは、接地配線ライン接続箇所13aよりも接地端子11から離れた部分に接続されており、かつ書き込み電圧配線ライン接続箇所14aよりも書き込み電圧端子12側の部分に接続されている。
このように1つのEPROM1において、接地配線ラインにおける外的ノイズに対する耐性と、書き込み電圧配線ラインにおける外的ノイズに対する耐性と、を異ならせることで、外部ノイズに対する耐性をより向上させることができる。
以上、説明したように、実施の形態3によれば、ICチップ上における配置が互いに近い複数のEPROMの、接地電圧ライン上における接地端子からの距離と、書き込み電圧配線ライン上における書き込み電圧端子からの距離と、を変えることができる。このため、実施の形態1,2と同様の効果をより得ることができる。
(実施の形態4)
次に、本発明にかかる半導体集積回路装置の全体の構成の一例について、半導体物理量センサ装置を例に説明する。図4は、本発明にかかる半導体集積回路装置の全体の構成の一例を示すブロック図である。この半導体物理量センサ装置20は、たとえば、動作選択回路21、補助メモリ回路22、主メモリ回路23、調整回路24、センサ素子で構成されるホイートストーンブリッジ回路25、増幅回路26および第1から第8までの8個の端子31〜38を備えている。動作選択回路21、補助メモリ回路22、主メモリ回路23、調整回路24、センサ素子で構成されるホイートストーンブリッジ回路25、増幅回路26は、例えば同一のICチップに例えばCMOS製造プロセスにより製造される能動素子および受動素子のみで構成される。
第1端子(接地端子(GND))31は、半導体物理量センサ装置20の接地電位を供給する端子である。第1端子31は、実施の形態1〜3にかかる半導体集積回路装置の接地端子に相当する。第2端子(電源端子(Vcc))32は、半導体物理量センサ装置20の動作電圧(電源電圧)を供給する端子である。第3端子(データ入力端子(DS))33は、直列ディジタルデータ(シリアルデータ)の入出力をおこなう端子である。第3端子33に入力される直列ディジタルデータは、例えばセンサ素子の出力特性を調整するためのトリミングデータである。第4端子(CLK)34は、外部クロックを入力する端子である。
第5端子(E)35は、ICチップ上に配置された内部ディジタル回路の制御信号を入力する端子である。第6端子(第1書き込み電圧端子(CG))36は、第2端子32に印加される動作電圧以上の電圧を主メモリ回路23に供給する端子である。第6端子36は、実施の形態1〜3の書き込み電圧端子に相当する。第7端子(第2書き込み電圧端子(EV))37は、第2端子32に印加される動作電圧以上で、かつ第6端子36の印加電圧とは異なる電圧を主メモリ回路23に供給する端子である。第8端子(出力端子(Vout))38は、半導体物理量センサ装置20により生成された信号を外部へ出力する端子である。
補助メモリ回路22は、前記外部クロックに基づく動作タイミングで、外部から供給された直列ディジタルデータを内部で使用するために並列ディジタルデータ(パラレルデータ)に変換する。また、補助メモリ回路22は、内部で使用している並列ディジタルデータを外部へ出力するために直列ディジタルデータに変換する。また、補助メモリ回路22は、動作選択回路21に制御データを供給する。主メモリ回路23は、第6端子36および第7端子37の印加電圧に応じて、補助メモリ回路22から供給された並列ディジタルデータよりなるトリミングデータを記憶する。主メモリ回路23は、実施の形態1〜3にかかる半導体集積回路装置のメモリ回路に相当する。
動作選択回路21は、第5端子35に入力された制御信号および補助メモリ回路22から供給された制御データに基づいて、補助メモリ回路22および主メモリ回路23にデータの入出力を制御する信号を供給する。すなわち、動作選択回路21からの制御信号により、補助メモリ回路22および主メモリ回路23の動作が制御される。ホイートストーンブリッジ回路25は、被測定媒体の物理量に応じた出力信号を発生する。増幅回路26は、ホイートストーンブリッジ回路25の出力信号を増幅し、それを第8端子38を介して外部へ出力する。調整回路24は、補助メモリ回路22または主メモリ回路23から供給されたトリミングデータに基づいて、ホイートストーンブリッジ回路25に対して温度特性を考慮した感度調整をおこない、また増幅回路26に対して温度特性を考慮したオフセット調整をおこなう。
以上、説明したように、実施の形態4によれば、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
以上において本発明は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、EPROM、スイッチ、シフトレジスタおよびOR回路の配置や、同一のデータを記憶するEPROMの個数、EPROMの接地配線ライン上の接続点の位置、スイッチの書き込み電圧端子上の接続点の位置などは要求される仕様等に応じて種々設定される。また、接地配線ラインや書き込み電圧配線ラインの延在配線部(第2接地配線ラインや第2書き込み電圧ライン)の配置は種々変更可能である。例えば、第1接地配線ライン(第1書き込み電源配線ライン)と第2接地配線ライン(第2書き込み電源配線ライン)との接続箇所は、第2接地配線ライン(第2書き込み電源配線ライン)の一方の端部で第1接地配線ライン(第1書き込み電源配線ライン)と接続されるものに限らず、第2接地配線ライン(第2書き込み電源配線ライン)の端部以外の箇所(接続点)で第1接地配線ライン(第1書き込み電源配線ライン)と接続されるものでもよい。この場合、例えば、第1,2接地配線ライン(第1,2書き込み電圧配線ライン)が略平行に配置された部分で、第1接地配線ライン(第1書き込み電圧配線ライン)との接続箇所から当該第1接地配線ライン(当該第1書き込み電圧配線ライン)に平行でかつ反対方向に向う2方向に略H状をなして折り返すように第2接地配線ライン(第2書き込み電圧配線ライン)が延在されていてもよい。さらには、接地配線ラインや電源配線ラインを三重以上に配置してもよいし、ICチップの頂点を共有する2辺に相当する外周に沿って略直角に延在させてもよい。また、OR回路に代えて多数決回路を用いることで、EPROMの電荷抜けおよび電荷注入に対する冗長設計がなされていてもよい。
以上のように、本発明にかかる半導体集積回路装置は、EPROMで構成されたメモリ回路を備えたさまざまな半導体集積回路装置に有用であり、特に自動車用や、医療用、産業用などの各種装置等に用いる圧力センサや加速度センサなどの物理量センサを備えた半導体物理量センサ装置に適している。
1,1a,1b EPROM
2 スイッチ
3 シフトレジスタ
4 OR回路
5 記憶領域
10 ICチップ
10a〜10d ICチップの外周
11 接地端子
12 書き込み電圧端子
13,15 接地配線ライン
14,16 書き込み電圧配線ライン
20 半導体物理量センサ装置
21 動作選択回路
22 補助メモリ回路
23 主メモリ回路
24 調整回路
25 ホイートストーンブリッジ回路
26 増幅回路
31 第1端子(GND)
32 第2端子(Vcc)
33 第3端子(DS)
34 第4端子(CLK)
35 第5端子(E)
36 第6端子(CG)
37 第7端子(EV)
38 第8端子(Vout)

Claims (12)

  1. 電気的な再書き込み動作によってデータを記憶する読み出し専用の複数のメモリを備えた半導体集積回路装置であって、
    接地電位を供給する接地端子と、
    半導体チップ上に配置され、前記接地端子と前記メモリとの間を接続する接地配線と、
    同一のデータを記憶した2つ以上の前記メモリを含む複数のメモリ群と、
    を備え、
    前記接地配線は、
    接地配線部と、
    前記接地配線部と接続され、当該接地配線部との接続箇所から延在し、かつ当該接地配線部と所定の距離を隔てて配置された延在接地配線部と、を有し、
    同一の前記メモリ群に含まれる少なくとも2つの前記メモリは隣り合って配置され、2つの前記メモリの一方は前記接地配線部に接続され、他方は前記延在接地配線部に接続されたことを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 同一の前記メモリ群に含まれる2つ以上の前記メモリと前記接地配線との接続点同士は、それぞれ他の前記メモリ群に含まれる前記メモリと前記接地配線との接続点を1つ以上挟んで隣り合うことを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路装置。
  3. 電源電圧を供給する電源電圧端子と、
    前記電源電圧以上の第1書き込み電圧を供給する第1書き込み電圧端子と、
    前記半導体チップ上に配置され、前記第1書き込み電圧端子と前記メモリとの間を接続する書き込み電圧配線と、
    をさらに備え、
    前記書き込み電圧配線は、
    書き込み電圧配線部と、
    前記書き込み電圧配線部と接続され、当該書き込み電圧配線部との接続箇所から延在し、かつ当該書き込み電圧配線部と所定の距離を隔てて配置された延在書き込み電圧配線部と、を有し、
    同一の前記メモリ群に含まれる少なくとも2つの前記メモリは隣り合って配置され、2つの前記メモリの一方は前記書き込み電圧配線部に接続され、他方は前記延在書き込み電圧配線部に接続されたことを特徴とする請求項1または2に記載の半導体集積回路装置。
  4. 電気的な再書き込み動作によってデータを記憶する読み出し専用の複数のメモリを備えた半導体集積回路装置であって、
    電源電圧を供給する電源電圧端子と、
    前記メモリにデータを書き込むための、前記電源電圧以上の第1書き込み電圧を供給する第1書き込み電圧端子と、
    半導体チップ上に配置され、前記第1書き込み電圧端子と前記メモリとの間を接続する書き込み電圧配線と、
    同一のデータを記憶した2つ以上の前記メモリを含む複数のメモリ群と、
    を備え、
    前記書き込み電圧配線は、
    書き込み電圧配線部と、
    前記書き込み電圧配線部と接続され、当該書き込み電圧配線部との接続箇所から延在し、かつ当該書き込み電圧配線部と所定の距離を隔てて配置された延在書き込み電圧配線部と、を有し、
    同一の前記メモリ群に含まれる少なくとも2つの前記メモリは隣り合って配置され、2つの前記メモリの一方は前記書き込み電圧配線部に接続され、他方は前記延在書き込み電圧配線部に接続されたことを特徴とする半導体集積回路装置。
  5. 同一の前記メモリ群に含まれる2つ以上の前記メモリと前記書き込み電圧配線との接続点同士は、それぞれ他の前記メモリ群に含まれる前記メモリと前記書き込み電圧配線との接続点を1つ以上挟んで隣り合うことを特徴とする請求項3または4に記載の半導体集積回路装置。
  6. 前記メモリは、前記接地配線部と前記延在接地配線部との接続箇所よりも前記接地端子に近い部分に接続され、かつ前記書き込み電圧配線部と前記延在書き込み電圧配線部との接続箇所よりも前記第1書き込み電圧端子から離れた部分に接続されていることを特徴とする請求項3に記載の半導体集積回路装置。
  7. 前記メモリは、前記接地配線部と前記延在接地配線部との接続箇所よりも前記接地端子から離れた部分に接続され、かつ前記書き込み電圧配線部と前記延在書き込み電圧配線部との接続箇所よりも前記第1書き込み電圧端子に近い部分に接続されていることを特徴とする請求項3に記載の半導体集積回路装置。
  8. 同一の前記メモリ群に含まれ、かつ隣り合って配置された少なくとも2つの前記メモリの一方は、前記接地配線部と前記延在接地配線部との接続箇所よりも前記接地端子に近い部分に接続され、かつ前記書き込み電圧配線部と前記延在書き込み電圧配線部との接続箇所よりも前記第1書き込み電圧端子から離れた部分に接続され、
    当該2つの前記メモリの他方は、前記接地配線部と前記延在接地配線部との接続箇所よりも前記接地端子から離れた部分に接続され、かつ前記書き込み電圧配線部と前記延在書き込み電圧配線部との接続箇所よりも前記第1書き込み電圧端子に近い部分に接続されていることを特徴とする請求項3に記載の半導体集積回路装置。
  9. 検知した物理量に応じた電気信号を生成するセンサ素子と、
    前記センサ素子により生成された電気信号を外部へ出力する出力端子と、
    前記センサ素子の出力特性を調整するためのトリミングデータを入力するデータ入力端子と、
    前記データ入力端子から入力されたトリミングデータを一時的に記憶する補助メモリ回路と、
    前記補助メモリ回路に記憶されたトリミングデータを電気的な再書き込み動作によって記憶する読み出し専用の主メモリ回路と、
    電源電圧以上の第1書き込み電圧を供給する第1書き込み電圧端子と、
    前記電源電圧以上で、かつ前記第1書き込み電圧とは異なる第2書き込み電圧を前記主メモリ回路に供給する第2書き込み電圧端子と、
    前記補助メモリ回路に記憶されたデータに基づいて前記補助メモリ回路および前記主メモリ回路の動作を制御する動作選択回路と、
    前記補助メモリ回路に記憶されたトリミングデータ、または前記主メモリ回路に記憶されたトリミングデータに基づいて前記センサ素子の出力特性を調整する調整回路と、
    をさらに備え、
    前記主メモリ回路は、1つ以上の前記メモリ群を有することを特徴とする請求項1または2に記載の半導体集積回路装置。
  10. 検知した物理量に応じた電気信号を生成するセンサ素子と、
    前記センサ素子により生成された電気信号を外部へ出力する出力端子と、
    前記センサ素子の出力特性を調整するためのトリミングデータを入力するデータ入力端子と、
    前記データ入力端子から入力されたトリミングデータを一時的に記憶する補助メモリ回路と、
    前記補助メモリ回路に記憶されたトリミングデータを電気的な再書き込み動作によって記憶する読み出し専用の主メモリ回路と
    記電源電圧以上で、かつ前記第1書き込み電圧とは異なる第2書き込み電圧を前記主メモリ回路に供給する第2書き込み電圧端子と、
    前記補助メモリ回路に記憶されたデータに基づいて前記補助メモリ回路および前記主メモリ回路の動作を制御する動作選択回路と、
    前記補助メモリ回路に記憶されたトリミングデータ、または前記主メモリ回路に記憶されたトリミングデータに基づいて前記センサ素子の出力特性を調整する調整回路と、
    をさらに備え、
    前記主メモリ回路は、1つ以上の前記メモリ群を有することを特徴とする請求項3〜8のいずれか一つに記載の半導体集積回路装置。
  11. 同一の前記メモリ群に含まれる前記メモリは、前記半導体チップ上に隣り合うように配置されることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一つに記載の半導体集積回路装置。
  12. 同一の前記メモリ群に含まれるすべての前記メモリのデータの論理和または多数決を取る論理回路をさらに備えることを特徴とする請求項1〜11のいずれか一つに記載の半導体集積回路装置。
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