JP6565275B2 - アクチュエータの制御装置 - Google Patents
アクチュエータの制御装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6565275B2 JP6565275B2 JP2015071733A JP2015071733A JP6565275B2 JP 6565275 B2 JP6565275 B2 JP 6565275B2 JP 2015071733 A JP2015071733 A JP 2015071733A JP 2015071733 A JP2015071733 A JP 2015071733A JP 6565275 B2 JP6565275 B2 JP 6565275B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- amount
- hydraulic
- boom
- actuator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Description
本実施例の積載型トラッククレーン1は、図1に示すように、走行機能を有する車両の本体部分となる車体10と、車体10の前側左右に設けられたアウトリガ11、11と、車体10に水平旋回可能に取り付けられた旋回台12と、旋回台12に立設されたコラム13と、コラム13に起伏自在に取り付けられた作業機としてのブーム14と、を備えている。
次に、図2のブロック図を用いて、本実施例のアクチュエータの制御装置Sの油圧系・制御系の構成について説明する。アクチュエータの制御装置Sは、油圧駆動系の構成として、走行用のエンジン41と、トランスミッション42と、トランスミッション42を介してエンジン41の動力を取り出すためのPTO43と、PTO43によって回転される油圧ポンプ44と、作動油を貯める作動油タンク45と、作動油(圧油)によって駆動される油圧アクチュエータとしてウインチ31と、起伏シリンダ32と、伸縮シリンダ33と、旋回モータ34と、ジャッキ35と、を備えている。
次に、図3のフローチャートを用いて、本実施例のアクチュエータの制御装置Sのコントローラ50における制御の流れについて説明する。以下の制御の流れの説明では、閾値油量が変化量として−9(リットル)に設定されていると仮定する。
まず、コントローラ50は、規制装置60としてのブーム・インターロックから、接地検出器48による接地が検出され規制が解除されたか否かを判断する。規制が解除されていなければ、判断を繰り返す。規制が解除されていれば、クレーン作業が開始されたとみなして、作動油タンク45内の油量を較正(すなわちゼロセット)したうえで、ステップS2へすすむ。
次に、油量検出器46によって作動油タンク45内の油量を検出(計測)する。ステップS3へすすむ。
次に、検出された油量を較正された油量からの変化量に変換したうえで、変化量が閾値油量である−9(リットル)以上となるか否かを判断する。変化量が−9(リットル)未満であれば、判断を繰り返す。変化量が−9(リットル)以上であれば、動作速度を減速するためにステップS4へすすむ。
最後に、コントローラ50は、動力調整手段47、並びに/又は、起伏シリンダ制御弁42、伸縮シリンダ制御弁43、及び/若しくは、旋回モータ制御弁44を、あらかじめ設定されたテーブルに基づいて制御するか、演算された動作速度となるように制御する。すなわち、エンジン41のアクセル開度を減少させたり、油圧アクチュエータ32〜34の速度を遅くしたりする。
次に、本実施例のアクチュエータの制御装置Sの奏する効果を列挙して説明する。
1 積載型トラッククレーン
11 アウトリガ
12 旋回台
14 ブーム
141 基端ブーム
142〜145 中間ブーム
146 先端ブーム
31 ウインチ
32 起伏シリンダ(油圧アクチュエータ)
33 伸縮シリンダ(油圧アクチュエータ)
34 旋回モータ(油圧アクチュエータ)
35 ジャッキ
41 エンジン
42 トランスミッション
43 PTO
44 油圧ポンプ
45 作動油タンク
46 油量検出器
50 コントローラ
51 ウインチ制御弁
52 起伏シリンダ制御弁
53 伸縮シリンダ制御弁
54 旋回モータ制御弁
60 規制装置
Claims (5)
- 移動式クレーンに搭載されるアクチュエータの制御装置であって、
エンジンから取り出した動力によって回転される油圧ポンプと、
前記油圧ポンプから送られる作動油によって駆動される複数の油圧アクチュエータと、
前記油圧アクチュエータの動作を制御する複数の制御弁と、
前記エンジンの動力を調整する動力調整手段と、
前記作動油を貯める作動油タンクと、
前記作動油タンク内の油量を検出する油量検出器と、
前記動力調整手段及び前記制御弁を制御するコントローラと、を備え、
前記コントローラは、前記油量検出器によって検出された前記油量に基づいて前記動力調整手段及び/又は前記制御弁を制御するように構成されており、
前記油圧アクチュエータとして、旋回、起伏、及び、伸縮可能なブームを含み、
前記コントローラは、検出された前記油量が所定の閾値油量以下になると、前記ブームの旋回、起伏、及び/又は伸縮の動作速度を減速するように、前記動力調整手段及び/又は前記制御弁を制御するように構成されている、アクチュエータの制御装置。 - 前記ブームは、特定の段数以降が同時伸縮するように構成され、
前記コントローラは、検出された前記油量が前記特定の段数以降に相当する閾値油量以下になると、前記ブームの旋回、起伏、及び/又は伸縮の動作速度を減速するように構成されている、請求項1に記載されたアクチュエータの制御装置。 - 前記コントローラは、前記ブームの起伏角度が所定角度以上となる姿勢での油量に基づいて、前記所定の閾値油量を設定されている、請求項1又は請求項2に記載されたアクチュエータの制御装置。
- 前記油圧アクチュエータとして、前記移動式クレーンの車体を支持する伸縮可能なジャッキを含み、
前記ジャッキが接地されていない状態で前記ブームの作動を規制する、規制装置をさらに備え、
前記コントローラは、前記規制装置による前記ブームの作動規制が解除されると、前記作動油タンク内の油量を較正するように構成されている、請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載されたアクチュエータの制御装置。 - 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載されたアクチュエータの制御装置を備える、移動式クレーン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015071733A JP6565275B2 (ja) | 2015-03-31 | 2015-03-31 | アクチュエータの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015071733A JP6565275B2 (ja) | 2015-03-31 | 2015-03-31 | アクチュエータの制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016190712A JP2016190712A (ja) | 2016-11-10 |
JP6565275B2 true JP6565275B2 (ja) | 2019-08-28 |
Family
ID=57246337
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015071733A Active JP6565275B2 (ja) | 2015-03-31 | 2015-03-31 | アクチュエータの制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6565275B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0618120U (ja) * | 1992-08-20 | 1994-03-08 | 株式会社アイチコーポレーション | ブーム作業車の安全装置 |
JP4966081B2 (ja) * | 2007-04-19 | 2012-07-04 | 株式会社タダノ | 作業機の作動油量制御装置 |
JP5506197B2 (ja) * | 2009-01-09 | 2014-05-28 | 株式会社タダノ | 作業車の安全装置及び作業車 |
-
2015
- 2015-03-31 JP JP2015071733A patent/JP6565275B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016190712A (ja) | 2016-11-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN109641730B (zh) | 液压起重机 | |
JP5543741B2 (ja) | クレーンの転倒防止装置 | |
CN109071191B (zh) | 液压起重机 | |
US11434113B2 (en) | Crane | |
JP2011016644A (ja) | 建設機械の油圧制御装置 | |
EP2456985B1 (en) | Control arrangement | |
WO2020166721A1 (ja) | 地切り制御装置及びクレーン | |
US10532916B2 (en) | Working machine | |
JP6565275B2 (ja) | アクチュエータの制御装置 | |
JP7184672B2 (ja) | 作業車両 | |
JP7323070B2 (ja) | 地切り制御装置、及び、クレーン | |
JPH11139771A (ja) | クレーンの旋回減速制御装置及びその制御方法 | |
JP2018092279A (ja) | アクチュエータの制御装置及びクレーン | |
JP5538773B2 (ja) | クレーンの衝撃緩和装置 | |
JP2008256048A (ja) | 昇降運転室を備えた旋回作業車 | |
JP7484731B2 (ja) | 地切り制御装置及びクレーン | |
JP6531527B2 (ja) | 移動式クレーンの動作切替装置 | |
JP7428146B2 (ja) | 地切り判定装置、地切り制御装置、移動式クレーン、及び、地切り判定方法 | |
JP3203457U (ja) | 作業機の油漏れ検知装置 | |
JP7396495B2 (ja) | 地切り制御装置、及び、移動式クレーン | |
JP7322901B2 (ja) | 地切り制御装置、及び移動式クレーン | |
JP2018020898A (ja) | クレーンの速度制御装置およびこれを備える車両搭載型クレーン | |
JP7435090B2 (ja) | ブームの先端位置の予測システム | |
JPH08245180A (ja) | 移動式作業機のアウトリガ装置 | |
WO2023176673A1 (ja) | シーブ装置格納展開方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180330 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190402 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190514 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190702 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190715 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6565275 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |