JP6564304B2 - 断熱パネル - Google Patents
断熱パネル Download PDFInfo
- Publication number
- JP6564304B2 JP6564304B2 JP2015212835A JP2015212835A JP6564304B2 JP 6564304 B2 JP6564304 B2 JP 6564304B2 JP 2015212835 A JP2015212835 A JP 2015212835A JP 2015212835 A JP2015212835 A JP 2015212835A JP 6564304 B2 JP6564304 B2 JP 6564304B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- corner
- frame
- constituting
- shaped member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Refrigerator Housings (AREA)
Description
以下の説明では、断熱パネル20の構成について、図2の右側のルーフパネル15Aを例示して説明する。ルーフパネル15Aは、全体として長方形の板状をなしている。ルーフパネル15Aの一対の短辺は、縁部材32,33によって、それぞれ構成されており、ルーフパネル15Aの一対の長辺は、縁部材31及び凹枠材38によって、それぞれ構成されている。また、縁部材31は、角部材34,34を連結するものとされ、凹枠材38は、角部材36,37を連結するものとされる。そして、縁部材32は、角部材34,36を連結するものとされ、縁部材33(枠材構成部材の一例)は、角部材34,37(枠材における2つの角部の各々を構成する2つの角部材の一例)を連結するものとされる。なお、ルーフパネルを構成する角部材34,34,36,37は、例えば、射出成形によって成形される。
本実施形態のルーフパネル15Aを製造する際には、外殻体21Aに形成された注入孔(図示せず)から内部空間27に液状の発泡材25(断熱材)を注入し、発泡材25を充填する。この過程では、発泡材25の発泡に起因して内部空間27にガスが発生する。このため、本実施形態の外殻体21Aは、内部空間27で生じたガスを外部に排出することが可能なガス抜き部60(図9参照)を備えている。ガス抜き部60は、図9に示すように、例えば、角部材34、縁部材33及び角部材37に亘って設けられている。具体的には、ガス抜き部60は、角部材34側に設けられた隙間S1、隙間S2、第1排気路61と、縁部材33に設けられた第2排気路62と、角部材37に設けられた貫通孔63と、を備えている。
次に本実施形態の効果について説明する。本実施形態において、外殻体21Aの内部空間27に例えば2液性の発泡材25を供給すると、発泡材25は、発泡しつつ内部空間27(ひいては角部材34の内部空間27A)に充填される。この過程で発生するガスや内部空間27の空気は、隙間S1,S2、第1排気路61、第2排気路62の順番で通過し、貫通孔63から外部に排出される。なお、この時のガスの流れを図9の矢線A1〜A3で示す。また、発泡材25は、内部空間27内において水平方向に広がりつつ上昇するようにして充填される。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、ガス抜き部を備える断熱パネルとして、ルーフパネルを例示したが、これに限定されない。上記構成のガス抜き部がベースパネル16やサイドパネル17などに設けられていてもよい。また、上記実施形態では、プレハブ式冷蔵庫の断熱パネルを例示したが、これに限定されない。例えば、プレハブ式冷蔵庫以外の他の収納庫を構成する断熱パネルであってもよい。
(2)上記実施形態で説明した断熱パネルのサイズ、数、形、組み合わせの構成は一例に過ぎず、適宜変更可能である。例えば、プレハブ式冷蔵庫の天井が3枚の断熱パネルによって構成されていてもよい。
(3)上記実施形態では、角部材34、縁部材33及び角部材37に設けられたガス抜き部を例示したが、これに限定されない。例えば、図2の上側に配される角部材34、縁部材32及び角部材36にガス抜き部が設けられていてもよい。
(4)上記実施形態では、板状部材45を用いてガス抜き部を構成する場合を例示したが、これに限定されない。他の板状部材42,43,46を用いてガス抜き部を構成してもよい。また、ガス抜き部は、一つの枠材について複数箇所に設けられていてもよい。例えば、板状部材46を用いてガス抜き部を構成する場合には、図9に示すように、板状部材46と立壁部167(収容部35Fを構成する奥壁)の間の隙間S3,S4、上壁部52と板状部材46の間の空間161(第1排気路)、縁部材33に設けられた補強リブ33Bの裏側の空間162(第2排気路)によってガス抜き部を構成することができる。なお、空間162を第2排気路として用いる場合には、角部材37において空間162と重なる箇所に貫通孔を形成すればよい。また、板状部材42を用いてガス抜き部を構成する場合には、例えば、縁部材31に設けられた長手状の空間262(図5参照)を第2排気路として用いることができ、板状部材43を用いてガス抜き部を構成する場合には、例えば、縁部材31に設けられた長手状の空間362(図5参照)を第2排気路として用いることができる。
(5)上記実施形態において、隙間S2が設けられていなくてもよく、隙間S1と第1排気路61とが直接的に連通されていてもよい。
(6)上記実施形態では、板状部材45と立壁部67の間に隙間S1を形成する構成としたが、これに限定されない。例えば、立壁部67を備えていなくてもよく、板状部材45と側壁部54の間に隙間S1を形成する構成としてもよい。
(7)上記実施形態では、ガス抜き部の出口である貫通孔(第2排気路と連通される貫通孔)として、角部材37に形成されている貫通孔63を例示したが、これに限定されない。例えば、図10の変形例に示すように、貫通孔として、縁部材33(枠材構成部材)の底壁部33Aに設けられた貫通孔163を例示することができる。貫通孔163は、底壁部33Aにおける角部材37側の端部を切り欠いた形状をなしており、第2排気路62と連通されている。このため、貫通孔163を通じて第2排気路62内(ひいては内部空間27)のガスを外部に排出することができる(図10の矢線A4参照)。また、貫通孔163は、冷蔵庫本体10の天井を構成した際にサイドパネル17(図1参照)によって下方から覆われるため、目視されることがなく、意匠性を損なうことがない。なお、貫通孔163は、底壁部33Aの端部を切り欠いてなるものに限定されず、底壁部33Aの端部よりも内側に形成されていてもよい。
Claims (3)
- 互いに間隔を保ちつつ対向配置された一対の表面板と、
前記一対の表面板の周縁部を取り囲む枠材と、
前記一対の表面板及び前記枠材により囲まれた内部空間に充填された発泡材と、を備え、
前記枠材は、
当該枠材が有する2つの角部をそれぞれ構成する2つの角部材と、
前記2つの角部材を連結する長手状の枠材構成部材と、
前記2つの角部材のうち一方の角部材に取り付けられる板状部材と、を少なくとも備え、
前記枠材には、前記内部空間のガスを外部に排出することが可能なガス抜き部が設けられ、
前記一方の角部材は、前記板状部材が収容される板状部材収容部を有するものとされ、
前記板状部材収容部は、前記枠材構成部材側に開口されており、
前記ガス抜き部は、
前記板状部材収容部を構成する奥壁と前記板状部材の周端部との間に設けられた隙間と、
前記一方の角部材に設けられた第1排気路と、
前記枠材構成部材に設けられ、前記枠材構成部材の長手方向に沿って延びる形状をなす第2排気路と、
前記2つの角部材のうち他方の角部材又は前記枠材構成部材に設けられた貫通孔と、を備え、
前記第1排気路は、前記板状部材収容部を構成する壁部の内面と前記板状部材の板面との間に形成された空間とされ、
前記内部空間は、前記隙間を介して前記第1排気路と連通されており、
前記貫通孔は、前記第2排気路を介して、前記第1排気路と連通されている断熱パネル。 - 前記板状部材収容部には、前記板状部材に設けられた突起部に当接することで、前記奥壁側に前記板状部材が変位することを規制する位置規制部が設けられ、
前記突起部に対して、前記位置規制部とは反対側から、前記枠材構成部材における前記一方の角部材側の端部が当接されている請求項1に記載の断熱パネル。 - 前記板状部材は、前記奥壁に向かうにつれて、その板厚が小さくなる形状をなす請求項1又は請求項2に記載の断熱パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015212835A JP6564304B2 (ja) | 2015-10-29 | 2015-10-29 | 断熱パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015212835A JP6564304B2 (ja) | 2015-10-29 | 2015-10-29 | 断熱パネル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017083089A JP2017083089A (ja) | 2017-05-18 |
JP6564304B2 true JP6564304B2 (ja) | 2019-08-21 |
Family
ID=58713093
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015212835A Active JP6564304B2 (ja) | 2015-10-29 | 2015-10-29 | 断熱パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6564304B2 (ja) |
-
2015
- 2015-10-29 JP JP2015212835A patent/JP6564304B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017083089A (ja) | 2017-05-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4699732B2 (ja) | 冷蔵庫用ドアバスケットの取り付け構造体 | |
JP2009115368A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP6212322B2 (ja) | 断熱パネル | |
JP6564304B2 (ja) | 断熱パネル | |
JP6270308B2 (ja) | 断熱箱体 | |
JP7335681B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
JP3391731B2 (ja) | 断熱箱体及び断熱箱体の製造方法 | |
GB2457819A (en) | Battery Housing | |
EP3272515B1 (en) | Layered board | |
JP6633997B2 (ja) | 発泡樹脂製容器 | |
CN109813032A (zh) | 发泡用盖板、冰箱门端盖及冰箱 | |
US5458408A (en) | Enclosure with spill-resistant ventilation for electronic equipment | |
KR102134192B1 (ko) | 발포 구조체, 수지제 패널 | |
JP2016114267A (ja) | 断熱箱体およびこれを備える冷蔵庫 | |
JP6577771B2 (ja) | 断熱パネル | |
JP2013204900A (ja) | 断熱箱体及びそれを備えた冷蔵庫 | |
JP6404684B2 (ja) | 断熱パネル | |
JP6980429B2 (ja) | 断熱パネル | |
KR20200104728A (ko) | 기계실을 구비하는 냉장고 | |
KR100366459B1 (ko) | 냉장고 백플레이트 구조 | |
JP2017053594A (ja) | 断熱パネル | |
JP6784713B2 (ja) | 断熱箱体 | |
JP7110794B2 (ja) | 鉛蓄電池 | |
JP2023112848A (ja) | 冷蔵庫の扉および冷蔵庫 | |
CN116538749A (zh) | 冰箱的门以及冰箱 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180910 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190710 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190716 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190726 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6564304 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |