JP6562944B2 - 車両用のリアスポイラ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両、特に商用車、例えばトラック用のリアスポイラ装置に関し、車両は、少なくとも一つの後部ドア、特に二つの後部ドアを有する。このリアスポイラ装置は、概ね箱形の構造を有した車両か、又は、側壁と屋根及びこれらを後方に対して直角に閉鎖する後部ドアを有した車両に、特に適している。
特許文献1は、この種のリアスポイラ装置を開示する。当該装置は、輪郭を延ばして空気力学を考慮して(空気力学的に)空気を導くための導風部材を有する。これらの部材は、走行姿勢にて側壁と屋根を後方に延長し、特に断面積を小さくするように内側に向かって延在する。初期姿勢では、リアスポイラ装置は、仕舞い込まれている。このとき、初期姿勢において複数の面を互いに折り畳み込むために、折畳み機構が設けられており、ユーザが手動で操作するクランクハンドル付き連動杆によって折畳み工程が実行される。両側の側面導風部材は、後部の側方外側の領域に蝶着されており、屋根導風部材はそれに合わせて後部の上端部に蝶着されており、これにより、導風部材は、それぞれ内側に向かって畳み込まれ或いは折り込まれ、外側に向かって開動することができる。これらの部材は、仕舞い込み工程の際に折畳みを可能にする接続部を介して互いに連結されている。
従って、導風部材の取り付けは、後部ドアのヒンジ部分で行われる。しかしながら、このような取り付けは、一般には面倒であり、部分的に特殊なヒンジ構造を必要とする。後部ドアを270°前へ旋回して開ける場合には、導風部材のこういった取り付け方は不利である。それは、ヒンジ部分における取付スペースがどのみち限られていて、導風部材が、旋回による開動作の工程を邪魔しかねないからである。
特許文献2は、ヒンジを介して揺動可能な平板面が移動範囲(Fahrbereich)において空気力学的な最適化を可能にするフラップ手段(Klapploesung)を開示する。
特許文献3,4及び5は、邪魔されずに後部ドアを開けることができるように、導風部材がスライド可能或いは揺動可能に設けられているリアスポイラ装置を開示する。
この種の機構は、クランクハンドルのような操作連動杆等の場合は特に、ユーザには使い難いことが多い。操作装置を付け加えると、全体の重さとコストが増す。姿勢を変えると動かなくなることがある。それに、姿勢変更の動きが一義的に定まっていないこともあり得るので、ユーザにとって煩わしいばたつきが起きたり、或いは姿勢変更が不正確になる可能性がある。
米国特許第6799791号明細書 独国特許出願公開第10228658号明細書 独国実用新案公開第202009014476号明細書 独国実用新案公開第202009014510号明細書 独国実用新案公開第202009015009号明細書
本発明は、比較的少ないコストで作製可能で走行姿勢と後退姿勢との間の確実な姿勢変更(位置変更)を可能にするリアスポイラ装置を提供することを課題とする。
この課題は、請求項1に記載のリアスポイラ装置により解決される。下位請求項は、好ましい発展形態を記述する。さらに、車両の二つの後部ドアに取り付けるためのこの種の二つのリアスポイラ装置からなるリアスポイラ機構、及びこの種のリアスポイラ機構を有する車両とされている。
それ故、側面導風部材と屋根導風部材の姿勢変更の動きを連動させるような連結装置が設けられている。この連結は、有利には、屋根導風部材の下側ないし下面と、側面導風部材の上方端部領域ないし上方端部との間に形成されている。有利には、側面導風部材の連結子が、屋根導風部材の下側に沿って摺動ないし走行する。
従って、特許文献1におけるような折り線による折り目がなく、有利なことに、側面導風部材と屋根導風部材とが対等に連結するのでなく、屋根導風部材は、側面導風部材の上方端部が屋根導風部材の下側に沿って摺動或いは走行することで、側面導風部材を介して姿勢(位置)が変更される。この場合、側面導風部材の上側、有利には当該上側の連結子は、湾曲形状の経路或いは湾曲形状の輪郭を屋根導風部材の下側に描く。
連結装置は、押したり引いたりしても動かない連結部として形成されていてもよい。つまり、有利には例えば形状結合的な(確動ばめの)係合であってもよい。このために、例えば、レールガイドを設けてもよく、これにより、側面導風部材の上側ないし上方部分に設けられた連結子が、屋根導風部材の下側のレール内を摺動することになる。押したり引いたりすることに対しては動かないように形成することで、両方の終位置においても確かな接続を保証するしっかりとした連結が可能となる。その結果、姿勢を変更する際のバタつきや比較的大きな損耗も、低減ないし防止することができる。
このようなレール機構の代わりに、重力の助けを借りた、好ましくはバネによる荷重もかかった状態で連結するように、屋根導風部材を側面導風部材上に直に支承させることもできる。初期姿勢から走行姿勢へと立ち上げる過程では、屋根導風部材は、重力に逆らって、場合によっては、さらにバネの力に逆らって、上方へ揺動される。元の姿勢に戻るときには、屋根導風部材は、重力の助けを借りて下に向かって揺動することによって(有利にはバネの力が下に向かって補足的に働く。)、側面導風部材に追従する。
押したり引いたりしても動かない連結とバネの予荷重とは、いずれも、特にバタつき(Flattern)と振動(Vibrieren)、並びに周期的な変動(Schwingungen)を低減或いは防止するのに役立つとともに、走行風による変位を防ぐ役割もする。
側面導風部材は、有利には、強制ガイド(拘束ガイド)(Zwangsfuehrung)或いは一義的な案内を確実にする姿勢変更装置により姿勢が変更され、これにより、無用な自由度のために使い難くなることがなく、屋根導風部材に対する位置が不正確になることもない。有利には、ドアのヒンジ部分における軸周りの単純なフラップ運動が行われるのではなく、屋根導風部材の前方端部の位置を変更しながらの揺動運動が行われる。四つの互いに平行且つ互いに位置がずれたジョイント軸を有する四節連結部が特に有利である。四節連結は、特に、自身の軸間間隔が広い方或いは長さが長い方の主揺れ腕と、一ないし複数の副揺れ腕とにより行われる。その結果、側面導風部材が、後部ドアの上に平坦に載る走行姿勢から、前に向かいそして後に向かう、走行姿勢への揺動工程が可能となる。このような揺動運動は、特に、側面導風部材の前方端部が車両構造の側面或いは側壁に達することで、そこで面一で終端することをも可能にする。こうして、後部ドアのヒンジ部分は、他の用途や接続に縛られることがないし、揺動工程は、ユーザにより簡単に実施でき且つ手間をかけずに実現でき、初期姿勢と走行姿勢の位置を正確に設定することを可能にする。
このことから、さらなるメリットが生まれる:
四節連結部により、側面導風部材の連結子と、屋根導風部材の下側との間の円弧状の軌跡の弧長を長くするような、側面導風部材の揺動運動が可能になる。これにより、高い伝達比(hohe Kraftuntersetzung)が得られ、その結果、特に、単に前方端部においてのみ後部ドアに蝶着されて開動する側面導風部材に比べ、屋根導風部材に対して均一で僅かな力しか必要としない立ち上げ工程が実現される。
リアスポイラ装置全体が、後部ドアに設けられていてもよい。有利には、リアスポイラ装置は、その初期姿勢では、完全に平坦に後部ドアに載せた状態にできるので、後部ドアは、開いた後に270°ほど前方に揺動することができ、折り畳み込まれたリアスポイラ装置は、すっぽりと後部ドアと側壁の間に収納可能であり、このときに後部ドアは、側壁にロック可能とされている。
リアスポイラ装置は、二つの揺動可能な後部ドアのそれぞれに別々にかつ互いに独立に設けられていてもよい。こうして、当該リアスポイラ装置により、後部ドアの一方に対して選択的にアクセスすることが、他方の後部ドアのリアスポイラ装置を先に初期姿勢に折り畳み込むことをしなくても、できるようになる。
補足的に、強制的なガイド(拘束ガイド)を助けるバネ作用を働かせてもよい。そのために、側面導風部材のバネ負荷は、双安定的に形成することができ、それにより、それぞれ初期姿勢と走行姿勢へ予荷重がかけられているようにできる。従って、ユーザは、初期姿勢から始めて導風部材を先ず第一の揺動領域においてバネ作用に抗して途中の死点まで押し、そこからは第二の揺動領域において自立的或いは少なくともバネに助けられつつ走行姿勢への開放揺動工程が行われ、逆の場合は、走行姿勢から初期姿勢へと戻る。これにより、姿勢変更における誤動作を防ぐことができ、操作を容易にすることができる。
さらに、二つの後部ドアを有する車両の後部領域のための、二つのこのようなリアスポイラ装置からなるリアスポイラ機構が意図されているとともに、二つのリアスポイラ装置の初期姿勢から走行姿勢への確実な姿勢変更を可能にする車両であって、さらに、後部ドアへの選択的なアクセスと、リアスポイラ装置に邪魔されることなく、側壁に当たるまで前方に向けて後部ドアを前方へぱたんと開けることを可能にする車両とが意図されている。走行姿勢は、例えば、連結装置と、安定化作用を有する複数の揺れ腕(これらの揺れ腕は、有利には三角形を形成してそれにより高い安定性を保証する。)とにより補強され、変動しない。
初期姿勢と走行姿勢とは、補足的にロックされてもよい。これは、例えば、側方の揺れ腕を後部ドアにロックする、場合によっては補足的に屋根導風部材もロックする(ただし、屋根導風部材は既に連結装置によってもロックされる。)ロック装置による。
以下に、添付の図面に基づき、いくつかの実施形態について本発明を詳細に説明する。
初期姿勢における本発明の実施形態によるリアスポイラ装置を有する車両の後部領域を示す図である。 左側のリアスポイラ装置を立ち上げる(Aufstellen)際の中間ステップを示す図である。 走行姿勢での左側のリアスポイラ装置を示す図である。 押したり引いたりすることに対して動かない連結装置を有する第一の実施形態の完全な走行姿勢を示す図である。 重力の助けを借りる連結部を有する、図4に代わる実施形態における走行姿勢を示す図である。 連続した姿勢変更位置にある、屋根導風部材無しの右側の後部ドアの平面図である。 連続した姿勢変更位置にある、屋根導風部材無しの右側の後部ドアの平面図である。 連続した姿勢変更位置にある、屋根導風部材無しの右側の後部ドアの平面図である。
図1により、車両1、特に、例えばトラックのような商用車の後部領域が示されている。車両1は、車両構造2(特に車両フレームないし後部車両入口として示されている。)、側壁3、屋根4並びに(走行方向における)左側の後部ドア6及び右側の後部ドア8を有している。左側の後部ドア6には、左側のリアスポイラ装置9が付けられており、その姿勢を変更するところが図1乃至3に示されている。それに対応するように、右側の後部ドア8には、右側のリアスポイラ装置10が取り付けられている。右側のリアスポイラ装置は、図1乃至3においてはとりあえず初期姿勢にあり、図4においては外方に揺動された走行姿勢で示されており、図6乃至8は、姿勢変更を平面図で示している。二つのリアスポイラ装置9及び10は、それぞれの後部ドア6又は8だけに取り付けられており、後部ドア6又は8の揺動方向に合わせて互いに鏡映対称に設けられている。二つのリアスポイラ装置9及び10は、合わせてリアスポイラ機構13を構成する。
左側のリアスポイラ装置9及び右側のリアスポイラ装置10は、それぞれ互いに独立に且つユーザにより手動で動かすことができる。左側のリアスポイラ装置9は、左側の側面導風部材15、主揺れ腕16及び二つの副揺れ腕17を有している。主揺れ腕16及び二つの副揺れ腕17は、それぞれ左側の後部ドア6と側面導風部材15との間に蝶着されている。そのため、主揺れ腕16は、一端部で、つまりジョイント軸Aにある前方ジョイント16aにおいて左側の後部ドア6に蝶着されており、他端部で、ジョイント軸Cにある後方ジョイント16bを介して左側の側面導風部材15に蝶着されている。図3から明らかなように、後方ジョイント軸Cは、高い安定性を得るとともに、側面導風部材15のバタつきを効果的に抑制するために、側面導風部材15の後方端部の近くに位置させることができる。大型の主揺れ腕16に代えて、例えば、一列に並んだ二つのジョイント軸A及びBにより取り付けられた主揺れ腕16が設けられていてもよい。
二つの副揺れ腕17は、前方ジョイント軸Bにある前方ジョイント17aにおいて左側の後部ドア6に、そして、後方ジョイント軸Dにある後方ジョイント17bにおいて側面導風部材15にそれぞれ蝶着されている。図示された実施形態では、二つの副揺れ腕17は、共通の前方ジョイント軸Bで一列に並んだジョイント17a及び共通の後方ジョイント軸Dで一列に並んだジョイント17bにより、垂直方向に互いに上下して設けられており、安定性を良くするために、主揺れ腕16の上と下に設けられている。
主揺れ腕16及び二つの副揺れ腕17は、共に、四つのジョイント軸A,B,C,Dを持つ四節連結部18を形成し、図1の初期姿勢と図3の走行姿勢との間で側面導風部材の姿勢を変更する際に、側面導風部材15を強制的に案内し、或いは一義的に案内する。ここで、主揺れ腕16は、二つの副揺れ腕17よりも長く延び、より大きな作用長さを有して形成されており、換言すれば、主揺れ腕16のジョイント軸AとC間の距離は、副揺れ腕17のジョイント軸BとD間の距離よりも大きい。これにより、以下のように姿勢変更、或いは姿勢変更動作が実現される。
図1の初期姿勢では、二つの副揺れ腕17及び主揺れ腕16は、閉じられた、従ってYZ面内に拡がる後部ドア6上に平らに載っている。側面導風部材15は、後部ドア6、二つの副揺れ腕17及び主揺れ腕16上に平らに載っており、つまりは、側面導風部材は、平坦に且つそれゆえにYZ面内に延在するように揺れ腕16,17上へ載せられており且つ図1及び図6の平面図から分かるようにこれら揺れ腕を一部覆っている。後続の開揺動時に、ジョイント軸Dは、大体180°ないし180°よりやや少なめの揺動運動を行う。これに関して、図6,7,8には、右側のリアスポイラ装置10の姿勢変更が、側面導風部材25の揺動運動、主揺れ腕26のそのジョイント26a及び26bによる揺動運動、並びに副揺れ腕27のそのジョイント27a及び27bによる揺動運動とともに示されている。
これに合わせて、ジョイント軸D及びそれに伴い側面導風部材15,25の前方端部15a,25aも前方に揺動される。その結果、側面導風部材15,25の前方端部15a,25aは、車両構造2か又は側壁3かのどちらかにつながる位置にくる。特に、揺動運動は、揺動運動の際に前方端部15a,25aが側方で車両構造2につながるか或いは直に側壁3につながり、この結果、面一でほとんど角がない、流線形に(空気力学的に)輪郭を延長するための移行部が側壁3から後方に向かって得られるようにサポートされる。側面導風部材15,25は、このとき、図3,4及び8の走行姿勢において、その前方端部15a,25aから出て後方に向かいながら中央に向かって延びることで、その後方端部15b,25bが横方向にやや車両の中央に向けて位置がずれた状態になっているので、剥離渦を防止ないし低減するように流線形に(空気力学的に)断面が小さくなるように形成されることになる。
そのため、主揺れ腕16,26は、副揺れ腕17,27に比べてより小さな角度で揺動する。
終位置、すなわち図1の初期姿勢及び図3の走行姿勢或いは図4による両方の走行姿勢は、とりわけロック或いは固定装置64,65により確保することができる。このロック或いは固定装置は、後部ドア6に取り付けられており、特に副揺れ腕17を固定することができる。これは、二つの副揺れ腕17が二つの最終姿勢、つまり走行姿勢と初期姿勢とにおいて略平らで、後部ドア6上に載ることによるものである。こうして、四節連結部により、側面導風部材15と揺れ腕16,17が動かないようにロックされる。有利には、側面導風部材15の前方端部15aが補足的に例えば車両構造2或いは側壁3においてロックされる。とはいえ、一方の副揺れ腕17或いは両方の副揺れ腕17におけるロック65による固定で十分であるので、そのようなロックは、基本的にはなくてもよい。
左側のリアスポイラ装置9は、さらに屋根導風部材35を有しており、図示された実施形態では、その上方端部35aがフラップ軸Eにおいて車両構造2に蝶着されている。そのために、このフラップ軸Eは、横方向Yに延びており、特に車両構造2の上方端部の近くに形成されていてもよく、これにより、屋根導風部材35は、外方に移動させられた状態では、屋根4及び車両構造2の上側部分とほとんど面一で終わるようになっている。屋根導風部材35は、有利には、90°よりも小さい角度で開くように旋回する。これに対応して、右側のリアスポイラ装置10は、屋根導風部材36を有している。
側面導風部材15,25と屋根導風部材35,36の姿勢変更の動きは、実施形態が別々の連結装置40,44によって互いに連結されており、その結果、側面導風部材15,25の姿勢を変更すると、自動的に屋根導風部材35,36の姿勢が変更することになる。このとき、左側のリアスポイラ装置9と右側のリアスポイラ装置10は、互いに別々に動かすことができるので、例えば図3において、右側の後部ドア8へのアクセスが、左側のリアスポイラ装置9が開かれた状態で得られるようになっている。
図4により、固定した連結装置40が設けられている。この連結装置は、押したり引いたりすることに対しては動くことがないように、側面導風部材15の上縁15cと左側の側面導風部材35の下側35eとの間を連結する。左側及び右側の連結装置40は、それぞれ連結子41と連結受け部42とを有し、連結子41は、左側の側面導風部材15ないし右側の側面導風部材25の上縁15cに動かないように取り付けられており、屋根導風部材35又は36の下側35e又は36e側の連結受け部42内を走行することにより、連結受け部42が位置変更中の連結子41の位置の軌跡ないし経路をそれぞれ再現する。
個々の側面導風部材15,25の揺動工程と、位置が固定された揺動軸E周りの屋根導風部材35,36のフラップ工程ないし揺動工程とに対応して、図6乃至8の上面図から分かるように、然るべき湾曲形状の、例えば円弧状の連結受け部42が得られる。
このとき、側面導風部材15の姿勢変更の動きと屋根導風部材35との間に、一義的な案内と連結とが存在する。図1と図3の立ち上げ動作の際、連結受け部42内には連結子41の押しの力が存在し、図3から図1への戻し動作の際、屋根導風部材35は、自重により下方へ揺動し、その際に、自重による押しの力に加え、基本的に引張りに安定な連結が存在する。
連結受け部42は、特にレールとして、すなわち、特に摺動ガイド(Gleitfuehrung)として形成されていてもよく、このガイドが、例えば連結子41を二つの方角へ動かないようにすることで、連結子が一義的な軌道を描くようになっている。
図5の実施形態の場合、屋根導風部材35,36は、その下側35e,36eで支承部45の上に載っている。この支承部は、側面導風部材15,25の上縁15c,25cに取り付けられているか或いは側面導風部材15,25の一部として形成されている。そのため、図5の連結装置44は、支承部45と下側35e又は36e側の摺動面46により構成され、その場合、摺動面46は補強されていてもよいし、或いは、単に屋根導風部材35,36の下側35e又は36eの一部とされている。従って、屋根導風部材35と側面導風部材15の間が重力の助けを借りて連結しており、その場合には、屋根導風部材35と後部ドア6との間に必要に応じて付加的に設けられるバネ装置51がそれぞれの屋根導風部材35,36を下方に押す。そのため、図1から図3への立ち上げ工程の際に、屋根導風部材35は、重力に抗して上方に押される。逆方向に姿勢を戻す際には、重力によって自然に下側に向かってぱたんと閉まる。
両実施形態において、ユーザは、四節連結部及び側面導風部材15,25の一義的なガイドないし強制ガイドにより、例えば手を使って姿勢変更を行うことができる。四節連結部18のジョイントにおける摩擦が少ないこと、とりわけ、側面導風部材35,36の立ち上げ運動ないしフラップアップの力が抑えられることによって、リアスポイラ装置9ないし10を外に伸ばす際に、連結受け部42又は摺動面46の弧長が長いおかげで、全体的に必要な力が少なく、ユーザにより手動で行うことができる。従って、ロック64を解錠した後、ユーザは、例えば先ず側面導風部材15を把持し、外に向かって揺動させることができる。このとき、バネ装置68、例えば、姿勢変更を手助けし且つ走行姿勢側及び初期姿勢へバイアス(予荷重)がかかっている双安定バネ装置68が、設けられていてもよい。従って、走行姿勢及び初期姿勢からの姿勢変更が、死点を通り過ぎるまで先ずバネの作用に逆らいながら行われ、その後は、他の位置への姿勢変更がバネの力により手助けされる。従って、たった一回の操作工程により、リアスポイラ装置9ないし10、すなわち、それぞれの側面導風部材35,36も屋根導風部材35,36も走行姿勢へと姿勢変更される。走行姿勢から初期姿勢への逆の姿勢変更も、たった一回の操作工程により行われる。
図4の実施形態によれば、連結子41を有する連結装置40による、引きと押しに対して安定な連結を用いて、屋根導風部材35の安定化とロックが可能であり、さらに、例えば、屋根導風部材35の下側35eと後部ドア6との間に、支柱(Streben)を立てることができる。図5の実施形態では、支柱を介して、屋根導風部材35をさらにロック或いは施錠することができる。ただ、基本的にはバネ装置51でも既に十分ではある。
図1の初期姿勢から出発して、ユーザは、後部ドア6又は8を略270°前方へ揺動させることもできる。リアスポイラ装置9や10は、後部ドア6上に平らに当接しており、前方に揺動された状態では、後部ドア6と側壁3との間に収められ、後部ドア6は、このとき側壁3に慣用的なやり方でロックすることができる。

Claims (16)

  1. 少なくとも一つの後部ドア(6,8)を有する車両(1)のためのリアスポイラ装置(9,10)であって、少なくとも、
    後部ドアの上に載っている仕舞い込まれた初期姿勢と、輪郭を延長して空気力学的な導風を行うための走行姿勢との間で姿勢変更が可能な側面導風部材(15,25)、
    前記後部ドアとの間に前記初期姿勢の前記側面導風部材(15,25)を位置させる初期姿勢と、輪郭を延長して空気力学的な導風を行うための走行姿勢との間で姿勢変更が可能な屋根導風部材(35,36)、及び、
    前記側面導風部材(15,25)と前記屋根導風部材(35,36)の姿勢変更の動きを連動させるための連結装置(40,44)
    を有するリアスポイラ装置(9,10)において、
    前記連結装置(40,44)は、前記屋根導風部材(35)の下側の面(35e)に設けられた部分(42,46)と、前記側面導風部材(15)の上方端部(15c)に設けられた部分(41,45)とにより形成されており
    前記側面導風部材(15,25)の前記上方端部(15c,25c)は、前記姿勢変更の動きの際に、前記屋根導風部材(35,36)の前記下側の面(35e,36e)に沿って、前記下側の面(35e,36e)に対して平行状態を保ちながら摺動或いは走行することで、位置変更が可能とされ
    前記側面導風部材(15,25)の前記初期姿勢から前記走行姿勢への姿勢変更時に、前記連結装置(40,44)の前記上方端部(15c)に設けられた部分(41,45)が、前記屋根導風部材(35,36)の前記下側の面(35e,36e)に設けられた部分(42,46)を介して前記屋根導風部材(35,36)を持ち上げることで、前記屋根導風部材(35,36)の前記初期姿勢から前記走行姿勢への姿勢変更が行われることを特徴とするリアスポイラ装置。
  2. 請求項1に記載のリアスポイラ装置(9,10)において、
    前記側面導風部材(15,25)の前記上方端部15c,25c)は、前記姿勢変更の動きの際に、前記屋根導風部材(35,36)の前記下側の面(35e,36e)に対して湾曲形状、特に円弧形状による経路で位置変更が可能とされていることを特徴とするリアスポイラ装置。
  3. 請求項1又は2に記載のリアスポイラ装置(9,10)において、
    前記連結装置(40)は、前記側面導風部材(15,25)の前記上方端部(15c,25c)に設けられた連結子(41)と、前記屋根導風部材(35,36)の前記下側の面(35e)に形成された連結受け部(42)とを有し、前記連結受け部において、前記連結子(41)が受容されており且つ前記姿勢変更の動きのために案内されていることを特徴とするリアスポイラ装置。
  4. 請求項3に記載のリアスポイラ装置(9,10)において、
    前記連結装置(40)は、前記屋根導風部材(35,36)と前記側面導風部材(15,16)との間の連結部が、押したり引いたりすることに対して動かないように形成されていることを特徴とするリアスポイラ装置。
  5. 請求項3又は4に記載のリアスポイラ装置(9,10)において、
    前記連結受け部(42)は、レール及び/又は形状係合式のアンダーカット部係合として形成されていることを特徴とするリアスポイラ装置。
  6. 請求項1又は2に記載のリアスポイラ装置(9,10)において、
    前記屋根導風部材(35,36)は、その下側の面(35e,36e)が、前記側面導風部材(15,25)の前記上方端部(15c,25c)上に、及び/又は前記側面導風部材(15,25)の前記上方端部(15c,25c)に取り付けられた支承部(45)上に重力を受けて載ることを特徴とするリアスポイラ装置。
  7. 請求項6に記載のリアスポイラ装置(9,10)において、
    前記側面導風部材(15,25)へ下向きに前記屋根導風部材(35,36)のバネ予荷重をかけるためのバネ装置(51)が設けられていることを特徴とするリアスポイラ装置。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載のリアスポイラ装置(9,10)において、
    前記側面導風部材(15)は、姿勢変更装置(18)により、その初期姿勢とその走行姿勢との間で一義的に或いは一つだけの自由度で案内されていることを特徴とするリアスポイラ装置。
  9. 請求項8に記載のリアスポイラ装置(9,10)において、
    前記姿勢変更装置(18)は、四節連結部を備え、当該四節連結部は、四つのジョイント軸(A,B,C,D)を有し、前記後部ドア(6,8)側で前方ジョイント軸(A)に蝶着可能且つ前記側面導風部材(15,25)側で後方ジョイント軸(C)に蝶着可能な少なくとも一つの主揺れ腕(16,26)と、前記後部ドア(6,8)側で前方ジョイント軸(b)に蝶着可能且つ前記側面導風部材(15,25)側で後方ジョイント軸(D)に蝶着可能な少なくとも一つの副揺れ腕(17,27)と、を有し、前記四つのジョイント軸(A,B,C,D)は、互いに平行に延在するとともに別々であることを特徴とするリアスポイラ装置。
  10. 請求項9に記載のリアスポイラ装置(9,10)において、
    前記副揺れ腕(17,27)の前方ジョイント(17a,27a)は、前記主揺れ腕(16,26)の前方ジョイント(16a,26a)よりも前記車両の側壁(3)の近くに設けられており、
    前記副揺れ腕(17,27)は、前記初期姿勢から前記走行姿勢への前記姿勢変更の動きの際に、前記主揺れ腕(16)よりも大きな旋回角度で揺動を行うように形成されており、
    前記姿勢変更の動きの際に、前記側面導風部材(15,25)の前方端部(15a,25a)が、前記後部ドア(6,8)から後方へ、側方外側へ、そして前方へと揺動運動を行うように形成されており、
    前記側面導風部材(15,25)の前記前方端部(15a,25a)は、前記走行姿勢において、前記側壁(3)及び/又は前記車両構造(2)の側方部分に当接していることを特徴とするリアスポイラ装置。
  11. 請求項1から10のいずれか一項に記載のリアスポイラ装置(9,10)において、
    前記屋根導風部材(35,36)は、水平なフラップ軸(E)において前記後部ドア(6,8)に蝶着されており、姿勢変更の際に、垂直な待機姿勢から、直角に満たない角度だけ回って、後方端部(35b)が後方へ下がった走行姿勢へフラップ運動を行うことを特徴とするリアスポイラ装置。
  12. 請求項1から11のいずれか一項に記載のリアスポイラ装置(9,10)において、
    全体が前記後部ドア(6,8)に取付け可能であることを特徴とするリアスポイラ装置。
  13. 請求項12に記載のリアスポイラ装置(9,10)において、
    前記リアスポイラ装置(9,10)は、その初期姿勢において、前記後部ドア(6,8)を前方に開動したときに、好ましくは、前記後部ドア(6,8)の前記側壁(3)上でのロック状態において、前記後部ドア(6,8)と前記側壁(3)との間に収納可能であることを特徴とするリアスポイラ装置。
  14. 請求項9、10、請求項9または10を引用する請求項11、その請求項11、請求項9または10を引用する請求項12、その請求項12を引用する請求項13のいずれか一項に記載のリアスポイラ装置(9,10)において、
    当該リアスポイラ装置(9,10)を平らに構成するために、前記初期姿勢では、前記副揺れ腕(17,27)及び前記主揺れ腕(16,26)は、前記後部ドア(6,8)上に平らに載置することができ、
    前記側面導風部材(15,16)は、前記副揺れ腕(17,27)上、前記主揺れ腕(16,26)上及び前記後部ドア(6,8)上に平らにして載置することができ、
    前記屋根導風部材(35,36)は、前記側面導風部材(15,16)上に平らに載置することができることを特徴とするリアスポイラ装置。
  15. 車両(1)のためのリアスポイラ機構(13)であって、請求項1から14のいずれか一項に記載の左側のリアスポイラ装置(9)と、請求項1から14のいずれか一項に記載の右側のリアスポイラ装置(10)とを有し、互いに独立に前記初期姿勢と前記走行姿勢との間で姿勢変更可能とされているリアスポイラ機構(13)。
  16. 請求項15に記載のリアスポイラ機構(13)を有する車両(1)であって、
    屋根(4)、側壁(3)及び車両構造(2)並びにそれぞれ外側に向かって開くように揺動可能な二つの後部ドア(6,8)を有し、前記リアスポイラ−装置(9,10)が前記初期姿勢にあるときに、前記後部ドア(6,8)が、前記側壁(3)上に当接してロックされるように、閉鎖された位置から略270°ほど前方へ揺動可能である車両(1)。
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