JP6562885B2 - ヒートシンク、該ヒートシンクを備えた冷却装置及び該ヒートシンクの製造方法、並びに冷却対象物の冷却方法 - Google Patents
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Description
(1) 冷却対象物に当接される当接面を有し、該当接面を通じて冷却対象物の熱が伝達される金属製の吸熱体と、該吸熱体の前記当接面に隣接する周囲の側面に突設される金属製の板状フィンとを備え、前記板状フィンが、前記当接面に対して板面が平行又は所定の角度以下の範囲で傾斜した形態に突設され、且つ該板面に開口する複数の貫通孔が形成されていることを特徴とするヒートシンク。
2 吸熱体
3 板状フィン
5 冷却装置
6 流体供給手段
7 スペーサ部材
8 電子基板
9 冷却対象物
20 当接面
21 側面
30 板面
31 貫通孔
32 端面
33 スキン領域
34 通孔
41−44 板材
51 取付ボルト
52 スペーサ
61 ファン
62 カバー体
81 CPU
610 ネジ孔
620 支持片
620a 通孔
PC コンピュータ
Claims (14)
- 冷却対象物に当接される当接面を有し、該当接面を通じて冷却対象物の熱が伝達される金属製の吸熱体と、該吸熱体の前記当接面に隣接する周囲の側面に突設される金属製の板状フィンとを備え、
前記板状フィンが、前記当接面に対して板面が平行又は所定の角度以下の範囲で傾斜した形態に突設され、且つ該板面に開口する複数の貫通孔が形成されており、
前記板状フィンは、前記吸熱体とは別に形成された板材の板面に隣接する端面を前記吸熱体の前記側面に接合することにより前記側面に突設されていることを特徴とするヒートシンク。 - 前記板状フィンが、前記側面の全周にわたって突設されている請求項1記載のヒートシンク。
- 前記板材が、金属凝固法で成形された一方向に伸びた複数の気孔を有するロータス型ポーラス金属成形体を、気孔の伸びる方向に交差する方向に切断加工したものであり、その周端部に、前記成形に用いられる型内壁によって前記気孔の存在しないスキン領域が形成されており、前記貫通孔が前記切断により分断された前記気孔である請求項1又は2記載のヒートシンク。
- 前記板状フィンが、前記側面の周方向に沿って、2枚以上の前記貫通孔を有する板材を端面同士互いに接合することにより連結して構成されている請求項1〜3の何れか1項に記載のヒートシンク。
- 請求項1〜4の何れか1項に記載のヒートシンクを備える冷却装置であって、
前記吸熱体に対して前記冷却対象物と反対側になる位置に、前記板状フィンの貫通孔に冷却用の流体を強制的に通すための流体供給手段が設けられた冷却装置。 - 前記流体供給手段として、前記貫通孔に空気を強制的に通すファンが設けられている請求項5記載の冷却装置。
- 前記板状フィンの外周を囲む筒状のカバー体を備えており、該カバー体の内部を前記流体供給手段により前記流体が強制的に軸方向に沿って流通し、その過程で該流体が前記板状フィンの貫通孔を通る請求項5又は6記載の冷却装置。
- 電子回路デバイスを備えるコンピュータ用基板であって、
前記電子回路デバイスを前記冷却対象物として、請求項1〜7の何れか1項に記載のヒートシンクを備える冷却装置を、該ヒートシンクの吸熱体の前記当接面が電子デバイスに当接した状態に取り付けてなるコンピュータ用基板。 - 請求項8記載のコンピュータ用基板を備えるコンピュータ。
- 冷却対象物に当接される当接面を有し、該当接面を通じて冷却対象物の熱が伝達される金属製の吸熱体と、該吸熱体の前記当接面に隣接する周囲の側面に突設される金属製の板状フィンとを備えるヒートシンクの製造方法であって、
金属凝固法により一方向に伸びる複数の気孔を有するロータス型ポーラス金属成形体を成形する手順と、
前記ロータス型ポーラス金属成形体を前記気孔の伸びる方向に交差する方向に切断加工し、これにより、周端部に前記成形に用いる型内壁によって形成された、前記気孔の存在しないスキン領域を有し、且つ前記切断により分断された前記気孔よりなる複数の貫通孔を有する板材を、前記吸熱体とは別に形成する手順と、
前記板材の板面に隣接する端面を前記吸熱体の前記側面に接合することにより、前記当接面に対して板面が平行又は所定の角度以下の範囲で傾斜した形態に前記側面に突設した前記板材よりなる前記板状フィンを設ける手順と、
を備えることを特徴とするヒートシンクの製造方法。 - 前記板状フィンを設ける手順が、前記板材を前記側面の全周にわたって突設してなる請求項10記載のヒートシンクの製造方法。
- 前記板状フィンを設ける手順が、前記側面の周方向に沿って、2枚以上の前記板材を端面同士互いに接合することにより連結してなる請求項10又は11記載のヒートシンクの製造方法。
- 請求項1〜7の何れか1項に記載のヒートシンクを備える冷却装置を用いて、冷却対象物を冷却する冷却方法であって、
前記吸熱体の当接面を前記冷却対象物に当接させた状態に前記冷却装置を設け、
前記冷却対象物の熱を前記吸熱体に伝熱させ、
該吸熱体に伝熱された熱を、その表面を流れる流体中に放熱するとともに前記板状フィンに伝熱させ、
前記板状フィンに伝熱された熱を、その表面を流れる流体中に放熱するとともに、前記板状フィンの各貫通孔を通過する流体中に放熱し、
これにより冷却対象物の熱を周囲の流体中に放熱することを特徴とする冷却対象物の冷却方法。 - 前記冷却対象物が、コンピュータ用基板上の電子回路デバイスである請求項13記載の冷却対象物の冷却方法。
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