JP6562722B2 - 侵入監視装置及び侵入監視システム - Google Patents
侵入監視装置及び侵入監視システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6562722B2 JP6562722B2 JP2015116184A JP2015116184A JP6562722B2 JP 6562722 B2 JP6562722 B2 JP 6562722B2 JP 2015116184 A JP2015116184 A JP 2015116184A JP 2015116184 A JP2015116184 A JP 2015116184A JP 6562722 B2 JP6562722 B2 JP 6562722B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- intrusion
- monitoring
- color
- area
- identification code
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Burglar Alarm Systems (AREA)
- Alarm Systems (AREA)
Description
本願第1,4発明によれば、識別コードとして安価なカラーコード等のコードを利用できるので、監視対象者に高価なICタグを配布する必要がなく、運用コストを抑制することができる。
本願第3発明によれば、監視対象者が監視領域に侵入したときの撮影画像を記録するため、監視対象者への抑止効果が向上し、侵入禁止区域への侵入を抑制することができる。
本願第6発明によれば、物体を侵入禁止区域の境界に配置するだけで、侵入禁止区域への侵入を監視できるので、利便性がよい。
[侵入監視システムの概略]
図1を参照し、本願発明の実施形態に係る侵入監視システム1の概略について説明する。
図1のように、侵入禁止区域αは、カラーコーン(可搬可能な物体)50とコーンバー52とで囲まれた区域であり、作業所内の他の場所と区別されている。この侵入禁止区域αは、安全性等の理由により、作業員(監視対象者)90の侵入が禁止された区域である。しかし、作業員90が、不注意、近道等の理由で侵入禁止区域αに侵入することがある。そこで、侵入監視システム1は、侵入禁止区域αへの侵入を監視し、この侵入禁止区域αに侵入しようとする作業員90に警告するものである。
本実施形態の侵入監視システム1では、作業所に配置された撮影カメラ20及び警告灯40と、遠隔地に配置された侵入監視装置30とが、ネットワークNWを介して通信を行うこととする。
なお、図2では、作業員用カラーコード60における色の違いをハッチングやドットで表した。
まず、撮影カメラ20は、カラーコーン50に付けられたカラーコーン用カラーコード62を撮影し、撮影した撮影画像を侵入監視装置30に送信する。すると、侵入監視装置30は、受信した撮影画像に含まれるカラーコーン用カラーコード62を認識し、認識したカラーコーン用カラーコード62の位置を基準として、監視領域を設定する。
なお、図5では、監視領域βを短破線で図示し、後記する注意領域γを長破線で図示した。
図7を参照し、侵入監視システム1の構成について説明する(適宜図1参照)。
図7のように、侵入監視システム1は、監視センサ10と、撮影カメラ20と、侵入監視装置30と、警告灯40と、カラーコーン50(図1)とを備える。
以後、許可者の作業員用カラーコードを「許可者用カラーコード」と呼び、非許可者の作業員用カラーコードを「非許可者用カラーコード」と呼ぶ。
なお、監視領域設定手法の詳細は、後記する。
作業員用カラーコード認識手段343は、画像メモリ31から読み出した撮影画像に含まれる作業員用カラーコード60を認識するものである。
なお、侵入判定手法の詳細は、後記する。
図8を参照し、監視領域設定手法について、具体的に説明する(適宜図7参照)。
まず、例えば、侵入監視システム1の管理者が操作手段(不図示)を操作して、侵入監視装置30に監視領域βの設定を指令する(監視領域設定指令)。
なお、仮想カラーコードとは、監視領域βを設定するために図8のカラーコーン用カラーコード62以外のカラーコーン用カラーコードを仮想したものである。
fpw=幅(ピクセル)/実寸(メートル)×監視領域幅(メートル) …式(1)
また、監視領域設定手段33は、上側幅fpwと同様、監視領域の高さfphを算出する。
npw=実寸×f/Dnp×ピクセル数×撮像素子サイズ …式(2)
nph=実寸×f/Dnp×ピクセル数×撮像素子サイズ …式(3)
a1はカラーコーン用カラーコード62の中心Aを通る上側基準線の左端水平座標であり、a1=A−fpwとなる。
a2は上側基準線の右端水平座標であり、a2=A+fpwとなる。
a3は撮影画像の下側中央Bを通る下側基準線の左端水平座標であり、a3=B−npwとなる。
a4は下側基準線の右端水平座標であり、a4=B+npwとなる。
b1は上側基準線の垂直座標であり、b3は下側基準線の左端垂直座標である。
この上側基準線及び下側基準線は、監視領域βを計算するために定めた、撮影画像の水平軸に平行な線分である。
x1=min(a1,a3) …式(4)
x2=max(a2,a4) …式(5)
y1=min(b3−nph×c1/cch,b1−fph×c1/cch) …式(6)
なお、第1例〜第3例では、監視領域設定手段33が監視領域βを設定した後、画像処理手段34が侵入の判定を行うこととする。
図9を参照し、侵入判定手法の第1例について説明する(適宜図7参照)。
図9(a)のように、作業員90は侵入禁止区域αに侵入するときは、カラーコーン50の前を通過する。このとき、侵入監視装置30は、図9(b)のようにカラーコーン用カラーコード62が作業員90により遮られるので、そのカラーコーン用カラーコード62(図3)を認識できなくなる。
なお、侵入判定手段345は、撮影カメラ20毎に、その撮影カメラ20で撮影された撮影画像に何個のカラーコーン用カラーコード62が含まれるかを予め設定してもよい。
一方、侵入判定手段345は、カラーコーン用カラーコード62の数が減少した場合、今まで認識できていたカラーコーン用カラーコード62が認識できなくなったので、侵入禁止区域αへの侵入があったと判定する。
図10を参照し、侵入判定手法の第2例について説明する(適宜図7参照)。
前記した第1例では、侵入禁止区域αに侵入した作業員90が許可者又は非許可者であるかを区別できない。そこで、侵入監視装置30は、図10のように、監視領域βの領域内で許可者以外のカラーコードが認識された場合、侵入禁止区域αへの侵入があったと判定する。
ここで、許可者用カラーコードの数及び非許可者用カラーコードの数が0の場合、侵入判定手段345は、作業員用カラーコード60が認識されないので、侵入禁止区域αへの侵入がないと判定する。
一方、許可者用カラーコードの数又は非許可者用カラーコードの数が1以上の場合、侵入判定手段345は、作業員用カラーコード60が認識されたので、次の判定を行う。
ここで、非許可者用カラーコードの数が0の場合、侵入判定手段345は、全ての作業員用カラーコード60が許可者用カラーコードに一致するので、侵入禁止区域αへの非許可者の侵入がないと判定する。
一方、非許可者用カラーコードの数が1以上の場合、侵入判定手段345は、何れかの作業員用カラーコード60が許可者用カラーコードに一致しないので、侵入禁止区域αへの非許可者の侵入があったと判定する。
この第3例は、前記した第1例と第2例との判定手法を組み合わせたものである。つまり、侵入判定手段345は、第1例又は第2例の何れかに該当する場合、侵入禁止区域αへの侵入があったと判定する。
なお、具体的な判定手法は、侵入監視装置30の動作で説明する。
図11を参照し、侵入監視装置30の動作について説明する(適宜図7参照)。
ここでは、許可者用カラーコードと、非許可者用カラーコードと、カラーコーン用カラーコード62とが、カラーコード設定手段32に設定されていることとする。
侵入監視装置30は、監視領域設定手段33によって、撮影画像にカラーコーン用カラーコード62の位置に基づいて、監視領域βを設定する(ステップS2)。
侵入監視装置30は、作業員用カラーコード認識手段343によって、撮影画像の監視領域βに対して、許可者用カラーコード及び非許可者用カラーコードの認識処理を施す(ステップS3)。
侵入監視装置30は、侵入判定手段345によって、撮影画像を撮影画像記録手段36に記録する(ステップS8)。
つまり、侵入判定手段345は、判定対象の撮影画像からn枚前までの撮影画像の何れかで、何れかの作業員用カラーコード60が許可者用カラーコードに一致しない場合、ステップS7の処理に進む。
一方、侵入判定手段345は、判定対象の撮影画像からn枚前までの撮影画像で連続して、全ての作業員用カラーコード60が許可者用カラーコードに一致した場合、処理を終了する。
なお、侵入監視装置30には、ステップS5の処理で常にNoと判定するように予め設定できる。この場合、侵入監視装置30は、前記した第1例の侵入判定手法を実行することになる。
また、侵入監視装置30には、ステップS4の処理で常にNoと判定するように予め設定できる。この場合、侵入監視装置30は、前記した第2例の侵入判定手法を実行することになる。
以上のように、本願発明の実施形態に係る侵入監視システム1は、安価に印刷できるカラーコードを利用できるので、作業員90に高価なICタグを配布する必要がなく、運用コストを抑制することができる。
以上、本願発明の各実施形態を詳述してきたが、本願発明は前記した実施形態に限られるものではなく、本願発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
前記した実施形態では、カラーコードの配列構造が縦3個×横8個であることとして説明したが、これに限定されない。
10 監視センサ
20 撮影カメラ
30 侵入監視装置
31 画像メモリ
32 カラーコード設定手段
33 監視領域設定手段
34 画像処理手段
341 カラーコーン用カラーコード認識手段(物体用識別コード認識手段)
343 作業員用カラーコード認識手段(監視対象者用識別コード認識手段)
345 侵入判定手段
35 警告手段
36 撮影画像記録手段
40 警告灯
50 カラーコーン(物体)
60 作業員用カラーコード(監視対象者用識別コード)
62 カラーコーン用カラーコード(物体用識別コード)
Claims (6)
- 侵入禁止区域を識別するための可搬可能な物体に付けられた物体用識別コードが撮影された撮影画像を用いて、前記侵入禁止区域への侵入を監視する侵入監視装置であって、
前記撮影画像に含まれる物体用識別コードを認識する物体用識別コード認識手段と、
前記撮影画像に含まれる、監視対象者に付けられた監視対象者用識別コードを認識する監視対象者用識別コード認識手段と、
認識できていた前記物体用識別コードの数が減少した場合、又は、前記物体用識別コードの位置を基準として設定された監視領域内で侵入が許可された前記監視対象者以外の識別コードを認識した場合の少なくとも一方により、前記侵入禁止区域への侵入を判定する侵入判定手段と、
前記侵入判定手段で侵入があったと判定された場合、予め設定された警告動作を行う警告手段と、
を備えることを特徴とする侵入監視装置。 - 前記撮影画像で最も上に位置する前記物体用識別コードと前記撮影画像の下側中央とを結ぶ直線を求め、求めた前記直線を基準として前記監視領域を設定する監視領域設定手段、をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の侵入監視装置。
- 前記侵入判定手段で侵入があったと判定された場合、侵入があったと判定されたときの前記撮影画像を記録する撮影画像記録手段、
をさらに備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の侵入監視装置。 - 請求項1から請求項3までの何れか一項に記載の侵入監視装置と、
撮影画像を撮影し、ネットワークを介して、撮影した前記撮影画像を前記侵入監視装置に送信する撮影カメラと、
を備えることを特徴とする侵入監視システム。 - 侵入禁止区域に進行する監視対象者の有無を検知し、当該監視対象者が検知された場合、前記撮影カメラに前記撮影画像を撮影させる監視センサ、
をさらに備えることを特徴とする請求項4に記載の侵入監視システム。 - 物体用識別コードが付けられた、侵入禁止区域を識別するための可搬可能な物体、
をさらに備えることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の侵入監視システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015116184A JP6562722B2 (ja) | 2015-06-09 | 2015-06-09 | 侵入監視装置及び侵入監視システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015116184A JP6562722B2 (ja) | 2015-06-09 | 2015-06-09 | 侵入監視装置及び侵入監視システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017004184A JP2017004184A (ja) | 2017-01-05 |
JP6562722B2 true JP6562722B2 (ja) | 2019-08-21 |
Family
ID=57752057
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015116184A Active JP6562722B2 (ja) | 2015-06-09 | 2015-06-09 | 侵入監視装置及び侵入監視システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6562722B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7272118B2 (ja) * | 2019-06-04 | 2023-05-12 | 沖電気工業株式会社 | 侵入検知装置、プログラムおよび侵入検知システム |
JP7152370B2 (ja) | 2019-08-26 | 2022-10-12 | 日立建機株式会社 | 現場監視装置および現場監視システム |
-
2015
- 2015-06-09 JP JP2015116184A patent/JP6562722B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017004184A (ja) | 2017-01-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6282498B2 (ja) | 画像処理装置、その方法、及び、そのプログラム | |
JP4630137B2 (ja) | 対象物監視システム、対象物監視方法および対象物監視プログラム | |
KR101307698B1 (ko) | 출입 제한 영역 침입자 검출 시스템, 침입자 검출 장치, 출입 제한 영역 침입자 검출 방법 및 그 프로그램을 기록한 컴퓨터 판독 가능 기록 매체 | |
US20210185279A1 (en) | Systems and methods for personnel location at a drilling site | |
KR101036947B1 (ko) | 컴퓨터 영상 분석기술을 이용한 범죄 및 사고예방 자동경비 시스템 | |
JP2019016836A (ja) | 監視システム、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム | |
JP2020093890A (ja) | クレーン作業監視システム、クレーン作業監視方法、危険状態判定装置、及びプログラム | |
US10970551B2 (en) | Control apparatus and control method for determining relation of persons included in an image, and storage medium storing a program therefor | |
US20180039834A1 (en) | Method and device for detecting an overhead cable from an aerial vessel | |
JP6562722B2 (ja) | 侵入監視装置及び侵入監視システム | |
JP2016092693A (ja) | 撮像装置、撮像装置の制御方法およびプログラム | |
JP2009159448A (ja) | 物体検出装置及び物体検出方法 | |
KR101656642B1 (ko) | 영상을 이용한 집단 행동 분석 방법 | |
CN108419045B (zh) | 一种基于红外热成像技术的监控方法及装置 | |
JP2018097788A (ja) | モニタリングシステムおよび方法 | |
KR102290353B1 (ko) | 객체 인식을 이용한 무단횡단 경보 시스템 및 방법 | |
JP2017034511A (ja) | 移動体検出システム | |
WO2017104660A1 (ja) | 万引き犯行現場録画装置 | |
JP4993281B2 (ja) | 監視領域設定装置 | |
JP6941458B2 (ja) | 監視システム | |
JP5683345B2 (ja) | 建設工事誘導管理システム | |
KR101754137B1 (ko) | 구조물 감시 방법 및 구조물 감시 시스템 | |
JP7453072B2 (ja) | 情報処理装置、学習装置、領域設定方法、および学習方法 | |
JP6867089B2 (ja) | 物体検出システム | |
JP2019066368A (ja) | 構造物の変位検出システムおよび構造物の変位検出方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180424 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190313 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190423 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190527 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190716 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190723 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6562722 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |