JP2009159448A - 物体検出装置及び物体検出方法 - Google Patents

物体検出装置及び物体検出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】撮影された画像の中から不審物等の特定の物体を容易且つ迅速に検出する。
【解決手段】撮像手段から得られる画像情報に含まれる対象物から不審物の検出を行う不審物検出装置において、前記撮像手段により所定の間隔で撮影された映像情報を入力する入力手段と、入力した映像情報に含まれる画像と、予め設定される基準となる画像情報とを比較して、前記画像中の物体の有無を検出する物体検出手段と、前記物体検出手段から得られる検出結果が、予め設定される異常判定条件を満たす場合に異常の判定を行う異常判定手段と、前記異常判定手段により異常が検知された場合に、前記撮像手段により得られるライブ画像、前記基準画像、前記異常判定手段により得られる異常時画像とを用いて、画面を生成する画面生成手段を有することにより上記課題を解決する。
【選択図】図1

Description

本発明は、物体検出装置及び物体検出方法に係り、特に撮影された画像の中から不審物等の特定の物体を容易且つ迅速に検出するための物体検知装置及び物体検知方法に関する。
従来、銀行や郵便局、コンビニエンスストア等に設置されている現金自動預け払い機(ATM:Autoated Teller Machine)等の監視対象物体又は領域等に対して、所定位置にカメラ等を設置し、その内容を監視する監視システムが存在している。このとき、監視員の負担を軽減するために、カメラにより撮影された映像を編集することで、監視員に監視対象の異常を把握し易くする技術が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
なお、特許文献1では、監視場所の全体画像と、監視場所に発生した異常発生範囲の拡大画像とを同時に1つのモニタに表示するものである。
特開平11−252534号公報
しかしながら、上述した特許文献1に示されている手法では、異常発生を検知してから、所定時間経過後の変化を見ることができないため、誤報であっても異常と検知してしまう。
また、画像出力をリアルタイムに監視する際には、映像出力のみの画像しか確認することができず、例えば監視員が監視対象領域内に何か物体等が置かれているか否かを判断するためには、予め別の装置等に監視対象領域内を不審な物体がない状態で撮影された初期画像(基準画像)を蓄積し、リアルタイム映像と、予め蓄積された基準画像と見比べる必要が生じていた。
ここで、例えば、映像出力を2出力設けて、リアルタイム映像からの画像出力と基準画像とを、別々に出力したとしても、受け側の装置の映像入力数制限や、画像伝送等の問題で2つの画像を同時に確認できないことがあったり、またそのための設備等の追加やコストの増加等の問題があった。
また、時間の経過に伴って、監視対象にどのような変化があったか、本当に異常があったか否かを判断するためには、異常時の画像と基準画像の2種類の組み合わせだけでは困難な場合があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、監視員が撮影された監視カメラの映像から異常検知がし易いように、撮影された画像の中から不審物等の特定の物体を容易且つ迅速に検出するための物体検知装置及び物体検知方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本件発明は、以下の特徴を有する課題を解決するための手段を採用している。
請求項1に記載された発明は、撮像手段から得られる画像情報に含まれる対象物から不審物の検出を行う不審物検出装置において、前記撮像手段により所定の間隔で撮影された映像情報を入力する入力手段と、入力した映像情報に含まれる画像と、予め設定される基準となる画像情報とを比較して、前記画像中の物体の有無を検出する物体検出手段と、前記物体検出手段から得られる検出結果が、予め設定される異常判定条件を満たす場合に異常の判定を行う異常判定手段と、前記異常判定手段により異常が検知された場合に、前記撮像手段により得られるライブ画像、前記基準画像、前記異常判定手段により得られる異常時画像とを用いて、画面を生成する画面生成手段を有することを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、撮影された画像の中から不審物等の特定の物体を容易且つ迅速に検出することができる。
請求項2に記載された発明は、前記画面生成手段は、前記ライブ画像、前記基準画像、前記異常時画像を用いて、同一画面上に多分割又は時分割で表示させることを特徴とする。
請求項2記載の発明によれば、監視者に判断し易い画像を表示させることができる。
請求項3に記載された発明は、前記画面生成手段は、前記物体検出手段及び前記異常検出手段により得られる異常検出時における画像に関する付加情報を生成し、前記ライブ画像、前記基準画像、前記異常時画像と共に出力することを特徴とする。
請求項3記載の発明によれば、付加情報を確認することができるため、より高精度に不審物の監視を行うことができ、また正確な対応を行うことができる。
請求項4に記載された発明は、前記異常判定手段により異常と判定された場合に、通知用の内容を生成する通知手段を有することを特徴とする。
請求項4記載の発明によれば、監視者は通知内容を把握して迅速に状況を把握することができる。
請求項5に記載された発明は、撮像手段から得られる画像情報に含まれる対象物から不審物の検出を行う不審物検出方法において、前記撮像手段により所定の間隔で撮影された映像情報を入力する入力ステップと、入力した映像情報に含まれる画像と、予め設定される基準となる画像情報とを比較して、前記画像中の物体の有無を検出する物体検出ステップと、前記物体検出ステップから得られる検出結果が、予め設定される異常判定条件を満たす場合に異常の判定を行う異常判定ステップと、前記異常判定ステップにより異常が検知された場合に、前記撮像手段により得られるライブ画像、前記基準画像、前記異常判定手段により得られる異常時画像とを用いて、画面を生成する画面生成ステップを有することを特徴とする。
請求項5記載の発明によれば、撮影された画像の中から不審物等の特定の物体を容易且つ迅速に検出することができる。
請求項6に記載された発明は、前記画面生成ステップは、前記ライブ画像、前記基準画像、前記異常時画像を用いて、同一画面上に多分割又は時分割で表示させることを特徴とする。
請求項6記載の発明によれば、監視者に判断し易い画像を表示させることができる。
請求項7に記載された発明は、前記画面生成ステップは、前記物体検出ステップ及び前記異常検出ステップにより得られる異常検出時における画像に関する付加情報を生成し、前記ライブ画像、前記基準画像、前記異常時画像と共に出力することを特徴とする。
請求項7記載の発明によれば、付加情報を確認することができるため、より高精度に不審物の監視を行うことができ、また正確な対応を行うことができる。
請求項8に記載された発明は、前記異常判定ステップにより異常と判定された場合に、通知用の内容を生成する通知手段を有することを特徴とする。
請求項8記載の発明によれば、監視者は通知内容を把握して迅速に状況を把握することができる。
本発明によれば、撮影された画像の中から不審物等の特定の物体を容易且つ迅速に検出することができる。
以下に、本発明における物体検出装置及び物体検出方法を好適に実施した形態について、図面を用いて説明する。なお、以下に説明する実施形態では、物体検出装置の適用例としてATMブース等の所定監視領域を監視するカメラから撮影された画像に対する物体検知装置の適用例について、説明する。
図1は、物体検知装置を適用した物体検知システムの一例を示す図である。図1に示す物体検知システム10は、撮像装置11と、不審物検出装置12と、記録装置13と、中継装置14と、通信ネットワーク15と、監視センタ16とを有するよう構成されている。
撮像装置11は、例えば、カメラ等の撮像手段を所定の位置に設置し、そこから得られる所定の撮影範囲の映像を取得する。また、撮像装置11は、撮影された映像信号21(所定時間毎に撮影される画像や映像等の連続画像等も含む)を不審物検出装置12に出力する。
不審物検出装置12は、撮像装置11から得られる映像信号に対し、通常時には、入力画像をそのまま記録装置13や監視センタ16に各種情報を出力するために中継装置14に出力し、入力された映像信号を判断した結果、異常があると判断した場合には、予め設定された時間の分だけライブ画像や、基準画像(静止画)、異常時画像(静止画)、他の付加情報等を多分割に分割した画像を生成する。また、不審物検出装置12は、生成した画像は、記録装置13や中継装置14に出力する。また、不審物検出装置12は、不審物を検出した際には、異常検出信号を生成したり、撮像装置11からのエラー信号により故障(機器異常)を検出した際には、故障(機器異常)信号を生成し、生成した内容を中継装置14に出力する。
なお、不審物検出装置12は、カメラ11からのNTSC(National Television Standards Committee(国家テレビ標準化委員会))信号を入力し、通常時には、入力したNTSCの映像信号をそのまま出力する。また、異常時又は、要求があった場合には、後述する所定の編集をした後の映像を出力する。また、不審物検出装置12は、異常と判断された場合に、監視センタ16に対し警報信号や機器異常を出力する。また、不審物検出装置12は、後述する基準画像の更新指示を入力すると、基準画像の入力を行う。なお、不審物検出装置12における具体的な処理については後述する。
記録装置13は、不審物検出装置12からの編集された映像又は異常を検出した際の警報信号、故障時の故障信号等を記録する。また、記録装置13は、記録した情報を一定時間毎、予め設定された時間時点、又は不審物検出装置12や監視センタ16からの映像指示信号に基づいて、不審物検出監視センタ16に各種情報を出力するために中継装置14に出力する。なお、記録装置13は、例えば、ハードディスクレコーダ等のストレージ手段を用いることができる。
中継装置14は、所定のルート間でデータの送受信を行うための装置であり、例えばルーターやゲートウェイ等が該当する。図1に示す中継装置14は、不信物検出装置12と監視センタ16、及び記録装置13と監視センタ16をインターネット等に代表される通信ネットワーク15を介してデータの送受信を可能にする。なお、中継装置14は、不審物検出装置12と記録装置13間のデータの送受信を行うことができる。
監視センタ16は、撮像装置11から撮影された映像を用いて不審物検出装置12により編集された映像、不審物検出信号、異常信号、故障信号等の各種信号等を取得し、該当する所定の監視エリアの監視を行う。
また、監視センタ16は、必要に応じて映像の取得要求を不審物検出装置12や記録装置13に出力し、不審物検出装置12や記録装置13から所望する信号を取得する。なお、監視センタ16は、不審物検出装置12に対して、得られる映像の編集要求信号を出力し、例えば所定の配置に分割された複数の映像を取得することができる。
また、監視センタ16は、記録装置13に対して、得られた過去の映像(履歴映像)等を取得すための要求信号を出力し、その映像を取得することができる。
監視センタ16は、例えば複数の状態の画像情報に基づいて、所定時間経過後の状況を確認して、本当に異常な状態がどうかを判断するため、適切に画像確認を行うことができ、監視側の作業負担を軽減することができる。
つまり、図1に示すような遠隔画像監視システムにおいて、例えばATMブース等の監視対象における異常を正確に判断することができる。具体的には、ATM内に不正に盗撮カメラやスキミング装置等が設置された際に異常と検知し、画像監視に必要な情報を生成することができる。
<不審物検出装置12:機能構成例>
次に、上述した不審物検出装置12の具体的な機能構成例について図を用いて説明する。図2は、本実施形態における不審物検出装置の機能構成の一例を示す図である。図2に示す不審物検出装置12は、入力手段31と、出力手段32と、蓄積手段33と、物体検出手段34と、異常判定手段35と、通知手段36と、画面生成手段37と、送受信手段38と、制御手段39とを有するよう構成されている。
入力手段31は、撮像手段としての1又は複数のカメラ40等により人物が撮影されている画像や映像等の画像情報を、後述する送受信手段38から受信するための指示や、取得した画像や映像からカメラ40の所定位置(レンズの中心位置やカメラ本体の重心位置等)を基準として、対象物である人物までの距離を測定したり、人物の位置を測定するための測定指示等、人物の追跡における判定を行ったり、各種指示情報の入力を受け付ける。なお、入力手段31は、例えばタッチパネルや操作ボタン群、キーボード、マウス等のポインティングデバイス、音声により指示を入力するためのマイク等からなる。
ここで、画像や映像を撮影するためのカメラの種類としては、特に制限されないが、例えば高精細カメラ、望遠カメラ等を用いることができ、市販されている一般的な解像度を有する監視カメラに適用可能なカメラであればよい。また、カメラ40から得られる画像情報としては、画像や映像の他に、撮影した日時を示す撮影時間情報や、カメラ40を識別するカメラ識別情報、カメラ40のレンズの中心位置やカメラ本体の重心位置、画角、解像度等のカメラ情報、カメラ40又はカメラ40の周辺に設置されたマイク等の音声入力手段等により得られる音声情報等を有している。
また、出力手段32は、入力手段31により入力された指示内容や、カメラ40から得られる画像や映像、又は予め蓄積手段33等に蓄積されている画像や映像等を用いて、物体検出手段34により検出される物体の画像や、異常判定手段35により判定された結果、画面生成手段37により、編集される前後の画像等をディスプレイ等の画像出力手段により出力する。
ここで、出力手段32は、ディスプレイの他にもスピーカ等の音声出力手段を有し、例えば物体が検出された場合の警報信号や、所定の場所に設置されているカメラ40やカメラ40の付近に設けられたマイク等により取得した音等を音声データとして出力することができる。
また、蓄積手段33は、カメラ40により得られる画像情報(画像、映像、撮影時間情報、カメラ識別情報、カメラ情報、音声等を含む)や、物体検出手段34における物体検出結果、異常判定手段35における異常判定結果、通知手段36における通知内容、画面生成手段37により生成される画面等の各種情報を蓄積する。また、蓄積手段33は、物体検出手段34により物体検出を行う際に必要となる基準画像を蓄積する。
なお、この基準画像は、例えばATMブースの営業開始時刻、終了時刻のような定期的なタイミング、又は季節毎に1回といった時期的なタイミング、または設置した監視対象場所の管理者(例えば、銀行等)の指示等により任意のタイミングで画像の更新を行い、更新された画像が蓄積される。
また、このように基準画像を更新するのは、例えばATMブース内の背景部分にあるポスター等が貼り換わる場合があり、その場合に新たな基準画像を生成しておかないとそのポスター等が異常物として検出されてしまうからである。なお、基準画像は、例えば1日に数回更新される。
物体検出手段34は、撮影された映像中に含まれる複数の画像と、予め蓄積手段33や記録装置13等により記録されている画像とを画素差に基づいて検出し、画素の異なる領域が所定の画像範囲を超える場合に異常を検出する。これにより、単なるゴミ、虫等の場合の誤検出、画像ノイズ等による誤検出を防止することができる。
なお、物体検出手段34は、1つの画像で1又は複数の異常領域を検知する。更に、物体検出装置34は、検出された不審物を含む領域を円形、矩形等で画像上にマーキング表示した画像を生成する。これにより、監視する作業員等は不審物が検出された位置を容易に把握することができる。なお、物体検出手段34における具体的な検出内容については後述する。
異常判定手段35は、物体検出手段34により撮影された画像中の画面に何らかの物体が検知されているか否かを予め設定された異常判定条件により判断する。なお、異常判定条件としては、例えば、物体が検出された時間(いつ、どのくらいの間)、検出された位置(どこ)、及び形状(どの程度の大きさか)等のうち、少なくとも1つを用いるが、本発明においてはこれに限定されるものではない。例えば、異常判定条件に2台以上のカメラを用いてもよく、この場合には、例えば設置される2台以上の全てのカメラ、もしくは3台以上のカメラのうち予め選択される2台以上のカメラ等で検知されている場合に異常と判定する等の判断を行ってもよい。
また、異常判定手段35は、画像に含まれる対象物を追跡することで、その行動パターンと予め設定された不審者のパターンと照合して一致していれば異常と判断することもできる。
ここで、物体検出手段34と、異常判定手段35における処理動作を具体的に説明すると、物体を検出した場合には、まず検出時の画像にある「不審と思われるもの」と検出されたものを確認し、そして、それがもともとあったものなのか、あってよいものなのか基準時の画像と比較することにより確認する。
また、異常があった場合には、所定時間経過後にも、「不審と思われるもの」がブース内に放置されているか否かをライブ画像から確認し、残っている場合には異常と判断する。
なお、ATMブースの操作画面近くに小さい財布等の不審物が放置されたことを検知した場合にも、例えば、所定時間経過後に持ち主が現れ持って帰る等によりその対象物(不審物)がなくなった場合や、ライブ画像で確認して、小さい財布であり不審物ではない、とわかった場合には異常と判断しない。
また、異常判定手段35は、異常と判定された場所や時間、大きさ等の各種パラメータに応じてどのような異常であるかを判定する。例えば、異常判定手段35は、既に蓄積されている異常判定の履歴情報から財布等の荷物が置かれている場所が多い場所やカメラ等が設置される可能性の多い場所は大きさ等により異常判定の優先度や重要度を変えて出力することもできる。
ここで、物体検出手段34により得られる画像の中には、ATMブースの利用者が実際にATMを使用している場合にもその利用者を物体検出とみなしてしまう場合がある。この場合、画像中に含まれる領域の大きさと位置により、その物体が不審物か単なる利用者であるか否かの判定を行うことができる。
つまり、異常判定手段35は、人物がATMを通常利用する場合の画面中の位置や大きさ、動作、滞在する時間等を予めパラメータとして設定しておき、各種パラメータの条件を満たし(検知した情報と、各種パラメータ条件とを比較し)、ATMの利用者ではないことを判断した場合に、不審物であるとの判定を行う。なお、異常判定手段35における具体例については後述する。
通知手段36は、異常やカメラ40の故障を検知した場合に、警報信号や故障信号等を生成し、送受信手段38から通信ネットワーク15を介して監視センタ16に出力する。なお、通知手段36は、異常があると判断された画像の場合に、異常のあった場所がどこであるかを判断し、その場所に応じて対応する通知情報を生成する。
例えば、予め蓄積されている物体検出に関する履歴情報等に基づき、ATM機の脇や足元等の場所が荷物の置かれる可能性が高い領域であり、その領域内の異常を検出した場合には、「荷物が置かれている可能性がある」ことを示す通知情報を生成する。また、カメラ等が設置される可能性が多い領域内で異常を検出した場合には、例えば盗撮カメラもしくはスキミング装置等の機器が設置されている可能性があることを示す通知情報を出力する。
画面生成手段37は、カメラ40から取得される映像から監視センタ16に送信する画像を生成する。具体的には、画像生成手段37は、1つの映像の入力に対し、通常時には、入力された映像(ライブ映像)をそのまま出力し、異常検出時には、一定時間、ライブ画像・基準画像(静止画)、異常時画像(静止画)等を生成する。更に、画像生成手段37は、異常検出時における付加情報も生成する。
ここで、ライブ画像とは、例えば物体検出手段34等により、画像処理結果(不審物のマーキング等)を重畳させたライブ映像をいい、基準画像とは、例えば、装置内部に保存した基準静止画像(カラー又は白黒の静止画像)をいい、例えば、何も置かれていない正常時のATMブースの画像(静止画)をいう。
また、異常時画像とは、不審物を検出した瞬間の画像(カラー静止画像)をいい、例えばATMブース内に何かが置かれたことを検出したときの画像(静止画)をいう。
また、その他の付加情報とは、異常発生時刻、異常が発生してからの経過時間、警備対象先名、基準時間の更新日時、検出した物体のサイズ、位置、履歴情報(いままで、その監視対象において、何時頃に何度検知されているか)、異常検出時のパラメータ設定情報等が含まれる。
例えば、その他の付加情報として、履歴情報や異常検出時のパラメータ設定情報等を用いることにより、例えば、日差しの当たる位置等の影響により影が不審物として検出される可能性がある等を知ることができるため、設置環境により生じてしまう誤検出等を防止することができる。これにより、異常判定を高精度に行うことができる。
また、画面生成手段37は、上述したライブ画像・基準画像(静止画)、異常時画像(静止画)、付加情報のうち、少なくとも付加情報と他の1種類以上の画像からなる分割画像を生成する。
また、画面生成手段37は、監視センタ16からの指示により分割する順序や位置、配列、指示された画面のみを表示する等の処理を行う。なお、生成された画面情報は、送受信手段38を介して記録装置13や中継装置13を介して管理センタ16等に出力される。
更に、画面生成手段37は、異常と判断されなくなった場合には、通常時の画像(例えばライブ画像)を生成して生成した画像を出力する。
送受信手段38は、インターネットやLAN(Local Area Network)、アンテナ、通信回線等からなり、有線や無線等により撮像装置11としての所定のカメラ40や記録装置13等の外部蓄積装置等からのデータ又は制御信号の送受信を行う。
制御手段39は、不審物検出装置12における各構成部全体の制御を行う。具体的には、制御手段39は、カメラ40により得られる画像情報を受信して蓄積手段33に蓄積させたり、カメラからの撮影画像と予め設定された基準画像とから物体検出手段34における物体検出処理をさせたり、異常判定手段35により異常の有無を判定させたり、通知手段36により異常を通知させたり、画面生成手段37により正常時、異常時等における予め設定された各レイアウトを生成させる等の処理を行う。
<物体検出手段34の具体例>
ここで、物体検出手段34の具体例について図を用いて説明する。図3は、物体検出手段34における物体検出の内容を説明するための一例の図である。
通常、監視が開始されると、カメラ40等により映像が出力される。ここで、カメラ40から得られるライブ画像から、図3(a)に示すように、画像51−1に示すような画像を取得し、取得した画像51−1と、予め蓄積された基準画像との比較を行う。なお、図3(a)の画像51−1は、物体を検知しない例を示している。また、通常時は、カメラ40から入力したライブ画像のみの画像がそのまま出力される。
また、例えば、図3(b)に示すように、画像51−2中に物体としての不審物52を検知した場合には、その物体を検出した時の画像を抽出する。その後、抽出した画像の各画素単位の比較により画素の差がある領域を矩形等のマーキング領域53によりマーキングする。これにより、検知した位置や場所を画像中から明確に把握することができる。
なお、マーキング領域の形状については、矩形に限定される、円形、楕円形、星形等により不審物52の位置がわかるように表示される。具体的には、不審物52を囲むようにマーキング領域53の大きさを設定してもよく、ある所定の大きさのマーキング領域53を画面上の物体52がわかる位置に設定することもできる。また、マーキング領域53は、画面上に表示し続けてもよく、点滅して表示されるように設定してもよい。更に、真0キング領域53の色は、特に制限はなく、ある所定の色に特定してもよい、また表示する画像の背景色に対応させて目立つような色に変更させてもよい。
<画面生成手段37の生成される画面例>
次に、画面生成手段37における生成される画面例について図を用いて説明する。図4は、本実施形態における異常検出時に生成される画面例を説明するための図である。図4に示すように、画面生成手段37は、物体検出手段34により物体を検知され、更に異常判定手段35により異常と判定された場合に、異常用の画面を生成する。
具体的には、図4(a)に示すように、ライブ画像、基準画像(静止画)、異常時画像(静止画)を横並びに出力する。ここで、ライブ画像とは、画像処理結果(不審物のマーキング等)を重畳させたライブ映像を示し、基準画像とは、装置内部に保存した基準画像(カラー静止画像)を示し、異常時画像(静止画)とは、不審物を検出した瞬間の画像(カラー静止画像)を示している。
なお、順序等については特に制限はなく、上述した3つ画像が1画面上に表示されていればよい。
また、本実施形態においては、図4(b)に示すように、画像以外のその他情報(文字情報等)を表示することができる。なお、その他の付加情報としては、例えば上述したように異常発生時刻、異常が発生してからの経過時間、警備対象先名、基準時間の更新日時、検出した物体のサイズ、位置、履歴情報(今まで、その監視対象において、何時頃に何度検知されているか)、異常検出時のパラメータ設定情報等が含まれる。このように付加情報も併せて表示することにより、重要な異常が発生しているか否か、今までに発生した異常の履歴等を取得することができ、その結果を表示することで、警備員や監視員は、異常の内容を容易且つ正確に把握することができ、その対応を迅速に行うことができる。
なお、図4(b)に示す例では、ライブ画像、基準画像(所定時間毎の静止画)、及び異常時画像(異常検出時から所定時間後との静止画)を横に分割して表示し、画面したにその他の付加情報を多分割して表示することにより、一度に取得したい情報を把握することができる。したがって、より迅速に対応することができる。
なお、図4(a)〜(c)に示すように、複数の画像を表示する場合に、多分割で表示させてもよく、図4(d)に示すように、ある所定の時間間隔で、表示したい内容の画像を繰り返し表示させるようにしてもよい。図4に示す例では、例えば、ライブ画像、基準画像(静止画)、異常時画像(静止画)、付加情報(文字情報等)が所定のタイミングで繰り返し表示される。
なお、表示する順序については、本発明においてはこれに限定されず、また、表示される付加情報の内容については、これに限定されるものではない。したがって、図4(d)に示す例では、例えば、ライブ画像、異常時画像、付加情報を繰り返し表示させてもよい。また、図4(e)に示すように付加情報はそのまま表示させて、ライブ画像、基準画像、異常時画像を所定時間内で繰り返し表示させるようにしてもよい。
つまり、本発明において、異常時には、図4(a)〜(c)に示すように、多分罰画像を表示することもでき、また図4(d)、(e)に示すように、時分割画像を表示することもできる。
なお、通常時には、例えばカメラ入力されるライブ画像をそのまま表示することができる。また、物体検出処理は所定の時間間隔で行われているため、異常検知後に、上述した図4(a)〜(e)の画像が表示される。また、短い時間で不審物が取り除かれ、物体が検出されなくなった場合には、上述した図4(a)〜(e)に示されている画像から、通常時に表示する画像(例えば、基準画像)が生成され、生成された画像が表示される。
なお、本発明では、図4に示す画像は、管理センタからの指示により、通常時にでも図4(a)〜(e)に示す画像を異常時の画面を選択して表示させることもできる。更に、図4に示す画面をタッチパネル等にし、所定の画面を選択させることで、その画面のみを表示したり、過去の履歴と共に表示させることもできる。
<ハードウェア構成>
ここで、上述した不審物検出装置12は、専用の装置構成により本発明における対象物の追跡を行うこともできるが、各構成における処理をコンピュータに実行させることができる実行プログラムを生成し、例えば、汎用のパーソナルコンピュータ、サーバ等にプログラムをインストールすることにより、本発明における対象物の追跡処理を実現することができる。
ここで、本発明における実行可能なコンピュータのハードウェア構成例について図を用いて説明する。図5は、本発明における追跡処理が実現可能なハードウェア構成の一例を示す図である。
図5におけるコンピュータ本体には、入力装置61と、出力装置62と、ドライブ装置63と、補助記憶装置64と、メモリ装置65と、各種制御を行うCPU(Central Processing Unit)66と、ネットワーク接続装置67とを有するよう構成されており、これらはシステムバスBで相互に接続されている。
入力装置61は、使用者が操作するキーボード及びマウス等のポインティングデバイスを有しており、使用者からのプログラムの実行等、各種操作信号を入力する。出力装置62は、本発明における処理を行うためのコンピュータ本体を操作するのに必要な各種ウィンドウやデータ等を表示するディスプレイを有し、CPU66が有する制御プログラムによりプログラムの実行経過や結果等を表示することができる。
なお、入力手段61と出力手段62とは、例えばタッチパネル等のように一体型の入出力手段であってもよく、この場合にはユーザの指やペン型の入力装置等を用いて所定の位置をタッチして入力を行うことができる。
ここで、本発明において、コンピュータ本体にインストールされる実行プログラムは、例えばCD−ROM等の記録媒体68等により提供される。プログラムを記録した記録媒体68は、ドライブ装置63にセット可能であり、記録媒体68に含まれる実行プログラムが、記録媒体68からドライブ装置63を介して補助記憶装置64にインストールされる。
補助記憶装置64は、ハードディスク等のストレージ手段であり、本発明における実行プログラムや、コンピュータに設けられた制御プログラム、上述した監視対象の映像、物体検出結果、異常判定結果、通知結果、画像生成結果に関する各種情報等を蓄積し、必要に応じて入出力を行うことができる。
メモリ装置65は、CPU66により補助記憶装置64から読み出された実行プログラム等を格納する。なお、メモリ装置65は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等からなる。
CPU66は、OS(Operating System)等の制御プログラム、メモリ装置65により読み出され格納されている実行プログラムに基づいて、各種演算や各ハードウェア構成部とのデータの入出力等、コンピュータ全体の処理を制御して各処理を実現することができる。また、プログラムの実行中に必要な各種情報は、補助記憶装置64から取得することができ、また格納することもできる。
ネットワーク接続装置67は、通信ネットワーク等と接続することにより、実行プログラムを通信ネットワークに接続されている他の端末等から取得したり、プログラムを実行することで得られた実行結果又は本発明における実行プログラム自体を他の端末等に提供することができる。
上述したようなハードウェア構成により、特別な装置構成を必要とせず、低コストで効率的に不審物検出処理を実現することができる。また、プログラムをインストールすることにより、後述する不審物検出処理等を実現することができる。
<不審物検出処理手順>
次に、本発明における不審物検出における各実施形態についてフローチャート等を用いて説明する。なお、以下に示す各実施形態に対応したフローチャートは、一例として画像中の不審物の検出や判定等を行い、その後、画面を生成して表示するまで、の一連の処理動作について説明するが、例えば使用者等が処理を終了する指示を出すまで継続して実行されてもよい。
<不審物検出処理手順>
図6は、本実施形態における不審物検出処理手順を説明するためのフローチャートである。まず、所定の位置に設置された固定のカメラ等からの映像を入力し(S01)、入力された映像に対して、予め設定された基準画像と比較することにより、画像中に不審物が存在するか否かを判断する(S02)。
次に、物体が検出されたか否かを判断し(S03)、物体が検出された場合(S03において、YES)、検出された画像に対して異常判定を行う(S04)。なお、異常判定は、上述したように、予め設定された不審物の設定時間や設定場所、設定時刻等により判断することができる。
また、異常判定の結果、異常があったか否かを判断し(S05)、異常があった場合(S05において、YES)、上述した検出した位置や場所等に応じて異常の重要度を設定し(S06)、設定された重要度に基づいて、通知内容を生成し、生成した通知内容を出力する(S07)。
また、S07の処理が終了後、又は、S03の処理において、物体が検出されなかった場合(S03において、NO)、監視センタ等に表示するために、予め設定された条件に基づいて、通常画像(ライブ画像)、多分割画像、又は、時分割画像を生成し(S08)、生成した画像を出力する(S09)。
ここで、不審物検出処理を終了するか否かを判断し(S10において、YES)、不審物検出を終了しない場合(S10において、NO)、S01に戻り、後続の処理を継続して行う。また、S10の処理において、不審物検出処理を終了する場合(S10において、YES)、このまま処理を終了する。
なお、上述した不審物検出処理においては、画面生成時に、管理センタからの指示により通常時にでも異常時の画面を生成して出力することができる。
上述した処理により、撮影された画像の中から不審物等の特定の物体を容易且つ迅速に検出することができる。更に、検出した結果に基づいて、迅速且つ正確な対応を行うことができる。
上述したように本発明によれば、撮影された画像の中から不審物等の特定の物体を容易且つ迅速に検出することができる。具体的には、従来の技術のように、通常時の画像を常時確認している必要がなく、異常があったときに多分割又は時分割で表示をして、不審物判断のために必要な情報を生成することができる。このため、監視センタ側では適切な画像確認を行うことができる。
また、一定時間経過後の変化を踏まえて異常状態を判断するため、ATMブース等にバック等のものが置かれただけの状態と、スキミング装置や盗撮カメラ等が不正に設置された状況を区別し、正確に異常状態を判断することができる。
また、遠隔画像監視システムにおいて、異常状態の確認が容易且つ的確になり、不要な警報や警備員等の無駄な出動を減らすことができる。また、構成自体が簡易であり、監視センタ側の設備を問わないため、導入に際するコストが低い遠隔画像監視システムを実現することができる。
また、履歴情報を用いて、事前に異常の出やすい機種や、場所、時間帯等を付加情報として表示することで、異常検出の判断時における監視員は、内容の把握を迅速に行うことができ、更に適切な処理を行うことができる。また、その処理結果を異常検出のパラメータ設定に反映させることができるため、より正確な異常検出を実現することができる。
更に、通知手段における通知の内容を異常検出の重要度に応じて変化させることで、適切な対応を行うことができる。
なお、本発明における不審物検知手法は、例えば銀行や百貨店、スーパー、コンビニ、病院、住宅周辺等の監視システム等に適用することで、より高精度に不審者を追跡することができる。
以上本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。
物体検知装置を適用した物体検知システムの一例を示す図である。 本実施形態における不審物検出装置の機能構成の一例を示す図である。 物体検出手段34における物体検出の内容を説明するための一例の図である。 本実施形態における異常検出時に生成される画面例を説明するための図である。 本発明における追跡処理が実現可能なハードウェア構成の一例を示す図である。 本実施形態における不審物検出処理手順を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
10 物体検知システム
11 撮像装置
12 不審物検出装置
13 記録装置
14 中継装置
15 通信ネットワーク
16 監視センタ
21 映像信号
31 入力手段
32 出力手段
33 蓄積手段
34 物体検出手段
35 異常判定手段
36 通知手段
37 画面生成手段
38 送受信手段
39 制御手段
40 カメラ
51 画像
52 不審物
53 マーキング領域
61 入力装置
62 出力装置
63 ドライブ装置
64 補助記憶装置
65 メモリ装置
66 CPU
67 ネットワーク接続装置
68 記録媒体

Claims (8)

  1. 撮像手段から得られる画像情報に含まれる対象物から不審物の検出を行う不審物検出装置において、
    前記撮像手段により所定の間隔で撮影された映像情報を入力する入力手段と、
    入力した映像情報に含まれる画像と、予め設定される基準となる画像情報とを比較して、前記画像中の物体の有無を検出する物体検出手段と、
    前記物体検出手段から得られる検出結果が、予め設定される異常判定条件を満たす場合に異常の判定を行う異常判定手段と、
    前記異常判定手段により異常が検知された場合に、前記撮像手段により得られるライブ画像、前記基準画像、前記異常判定手段により得られる異常時画像とを用いて、画面を生成する画面生成手段を有することを特徴とする不審物検出装置。
  2. 前記画面生成手段は、
    前記ライブ画像、前記基準画像、前記異常時画像を用いて、同一画面上に多分割又は時分割で表示させることを特徴とする請求項1に記載の不審物検出装置。
  3. 前記画面生成手段は、
    前記物体検出手段及び前記異常検出手段により得られる異常検出時における画像に関する付加情報を生成し、前記ライブ画像、前記基準画像、前記異常時画像と共に出力することを特徴とする請求項1又は2に記載の不審物検出装置。
  4. 前記異常判定手段により異常と判定された場合に、通知用の内容を生成する通知手段を有することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の不審物検出装置。
  5. 撮像手段から得られる画像情報に含まれる対象物から不審物の検出を行う不審物検出方法において、
    前記撮像手段により所定の間隔で撮影された映像情報を入力する入力ステップと、
    入力した映像情報に含まれる画像と、予め設定される基準となる画像情報とを比較して、前記画像中の物体の有無を検出する物体検出ステップと、
    前記物体検出ステップから得られる検出結果が、予め設定される異常判定条件を満たす場合に異常の判定を行う異常判定ステップと、
    前記異常判定ステップにより異常が検知された場合に、前記撮像手段により得られるライブ画像、前記基準画像、前記異常判定手段により得られる異常時画像とを用いて、画面を生成する画面生成ステップを有することを特徴とする不審物検出方法。
  6. 前記画面生成ステップは、
    前記ライブ画像、前記基準画像、前記異常時画像を用いて、同一画面上に多分割又は時分割で表示させることを特徴とする請求項5に記載の不審物検出方法。
  7. 前記画面生成ステップは、
    前記物体検出ステップ及び前記異常検出ステップにより得られる異常検出時における画像に関する付加情報を生成し、前記ライブ画像、前記基準画像、前記異常時画像と共に出力することを特徴とする請求項5又は6に記載の不審物検出方法。
  8. 前記異常判定ステップにより異常と判定された場合に、通知用の内容を生成する通知手段を有することを特徴とする請求項5乃至7の何れか1項に記載の不審物検出方法。
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