JP6562458B2 - 加工液浄化システム - Google Patents
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Description
この発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、モータを用いない簡単でかつコンパクトな構造で駆動力を得て高効率に浮遊油を除去することが可能な加工液浄化システムの提供を目的としている。
前記貯留槽に貯留する加工液を加工装置に供給し、この加工に用いた加工液を前記貯留槽へ戻して循環させる循環経路を備え、
前記循環経路から分岐する供給通路に浮遊油除去装置を配置し、
前記浮遊油除去装置は、
前記貯留槽の液面に浮遊する浮遊油を回収する油回収部と、
供給される水の水力を回転力に変換する駆動部と、
前記駆動部で変換された回転力を減速して前記油回収部へ伝達する動力伝達部を備え、
前記駆動部は、
水力により回転して回転力を得る水車と、
前記水車に水力を導くガイドパイプを含むことを特徴とする加工液浄化システムである。
前記貯留槽に貯留する加工液を加工装置に供給し、この加工に用いた加工液を前記貯留
槽へ戻して循環させる循環経路と、
前記循環経路に配置され、前記加工に用いた加工液から遠心力により加工液に含まれる微細物を分離して除去する遠心分離装置を備え、
前記循環経路から分岐する供給通路に浮遊油除去装置を配置し、
前記浮遊油除去装置は、
前記貯留槽の液面に浮遊する浮遊油を回収する油回収部と、
供給される水の水力を回転力に変換する駆動部と、
前記駆動部で変換された回転力を減速して前記油回収部へ伝達する動力伝達部を備え、
前記駆動部は、
水力により回転して回転力を得る水車と、
前記水車に水力を導くガイドパイプを含むことを特徴とする加工液浄化システムである。
かつ前記供給通路に流量調節弁を配置し、
前記流量調節弁により前記浮遊油除去装置に供給する流量を調節すると共に、
一部の加工液を前記貯留槽に戻すことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の加工液浄化システムである。
対向して配置された一対のガイド円盤と、
前記一対のガイド円盤の間に等間隔で配置される水受け羽根を有し、
前記ガイドパイプは、
前記水受け羽根の全面に水を供給する水通路を有することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の加工液浄化システムである。
水が流入する断面円形の流入通路を有する液流入部から前記水車に近接する長さであり、
前記流入通路の径が前記ガイドパイプの水通路の径と同径か、または水通路の径より大きいことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の加工液浄化システムである。
前記動力伝達部から伝達される回転力で回転する駆動ローラと、
前記貯留槽の液中に配置される従動ローラと、
前記駆動ローラと前記従動ローラに掛け渡される浮遊油が付着する回収ベルトと、
前記回収ベルトに付着する浮遊油を掻き落として回収する掻き落し部を有することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の加工液浄化システムである。
前記水車を回転させる水の水量が、1〜100L/minの範囲内であることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の加工液浄化システムである。
前記水受け羽根の数が、3枚〜16枚であることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の加工液浄化システムである。
入力ギヤと出力ギヤを有し、
入力ギヤと出力ギヤのギヤ比は、1/1〜1/100の範囲内であることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の加工液浄化システムである。
この実施の形態の浮遊油除去装置を図1乃至図4に基づいて説明する。図1は浮遊油除去装置の斜視図、図2は浮遊油除去装置の側面図、図3は液流入部の径とガイドパイプの径との関係を示す図、図4は水車の水受け羽根とガイドパイプの径との関係を示す図である。
この実施の形態の加工液浄化システムを図5に基づいて説明する。図5は加工液浄化システムの構成図である。
この実施の形態の加工液浄化システムを図6に基づいて説明する。図6は加工液浄化システムの構成図である。
2 装置本体
3 液流入部
3a 流入通路
10 油回収部
11 駆動ローラ
12 従動ローラ
13 回収ベルト
14 掻き落し部
14a スクレーパ
14b 浮遊油溜め部
15 支持プレート
20 駆動部
21 水車
21a,21b 一対のガイド円盤
21c 水受け羽根
21d 回転軸
22 ガイドパイプ
22a 水通路
30 動力伝達部
31 入力ギヤ
32 出力ギヤ
33a〜33d 中間ギヤ
100 加工液浄化システム
101 貯留槽
102 加工装置
103 循環経路
104 遠心分離装置
105 供給通路
106 循環ポンプ
107 流量調節弁
108 戻し通路
Claims (9)
- 加工液を貯留する貯留槽と、
前記貯留槽に貯留する加工液を加工装置に供給し、この加工に用いた加工液を前記貯留槽へ戻して循環させる循環経路を備え、
前記循環経路から分岐する供給通路に浮遊油除去装置を配置し、
前記浮遊油除去装置は、
前記貯留槽の液面に浮遊する浮遊油を回収する油回収部と、
供給される水の水力を回転力に変換する駆動部と、
前記駆動部で変換された回転力を減速して前記油回収部へ伝達する動力伝達部を備え、
前記駆動部は、
水力により回転して回転力を得る水車と、
前記水車に水力を導くガイドパイプを含むことを特徴とする加工液浄化システム。 - 加工液を貯留する貯留槽と、
前記貯留槽に貯留する加工液を加工装置に供給し、この加工に用いた加工液を前記貯留
槽へ戻して循環させる循環経路と、
前記循環経路に配置され、前記加工に用いた加工液から遠心力により加工液に含まれる微細物を分離して除去する遠心分離装置を備え、
前記循環経路から分岐する供給通路に浮遊油除去装置を配置し、
前記浮遊油除去装置は、
前記貯留槽の液面に浮遊する浮遊油を回収する油回収部と、
供給される水の水力を回転力に変換する駆動部と、
前記駆動部で変換された回転力を減速して前記油回収部へ伝達する動力伝達部を備え、
前記駆動部は、
水力により回転して回転力を得る水車と、
前記水車に水力を導くガイドパイプを含むことを特徴とする加工液浄化システム。 - 前記浮遊油除去装置に供給された加工液を前記貯留槽へ戻して循環させ、
かつ前記供給通路に流量調節弁を配置し、
前記流量調節弁により前記浮遊油除去装置に供給する流量を調節すると共に、
一部の加工液を前記貯留槽に戻すことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の加工液浄化システム。 - 前記水車は、
対向して配置された一対のガイド円盤と、
前記一対のガイド円盤の間に等間隔で配置される水受け羽根を有し、
前記ガイドパイプは、
前記水受け羽根の全面に水を供給する水通路を有することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の加工液浄化システム。 - 前記ガイドパイプは、
水が流入する断面円形の流入通路を有する液流入部から前記水車に近接する長さであり、
前記流入通路の径が前記ガイドパイプの水通路の径と同径か、または水通路の径より大きいことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の加工液浄化システム。 - 前記油回収部は、
前記動力伝達部から伝達される回転力で回転する駆動ローラと、
前記貯留槽の液中に配置される従動ローラと、
前記駆動ローラと前記従動ローラに掛け渡される浮遊油が付着する回収ベルトと、
前記回収ベルトに付着する浮遊油を掻き落として回収する掻き落し部を有することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の加工液浄化システム。 - 前記駆動部は、
前記水車を回転させる水の水量が、1〜100L/minの範囲内であることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の加工液浄化システム。 - 前記水車は、
前記水受け羽根の数が、3枚〜16枚であることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の加工液浄化システム。 - 前記動力伝達部は、
入力ギヤと出力ギヤを有し、
入力ギヤと出力ギヤのギヤ比は、1/1〜1/100の範囲内であることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の加工液浄化システム。
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JP2015196794A JP6562458B2 (ja) | 2015-10-02 | 2015-10-02 | 加工液浄化システム |
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JP2015196794A JP6562458B2 (ja) | 2015-10-02 | 2015-10-02 | 加工液浄化システム |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2015196794A Active JP6562458B2 (ja) | 2015-10-02 | 2015-10-02 | 加工液浄化システム |
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JP6041380B2 (ja) * | 2012-11-09 | 2016-12-07 | 株式会社industria | 加工液浄化システム |
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- 2015-10-02 JP JP2015196794A patent/JP6562458B2/ja active Active
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