JP6560533B2 - リネン設備 - Google Patents

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Description

本発明は、リネン設備に関する。さらに詳しくは、布類を外観種類別に分けてスタックするリネン設備に関する。
ホテルや病院等では大量にタオルやシーツ、衣類等の布類が使用され、その使用済みの布類は回収してランドリー工場で洗濯・アイロン掛け・折り畳みが行われ、再度ホテルや病院等に運んで、そこで使用されることが一般的である。
ランドリー工場に設置されるリネン設備の一つに、投入機、ロールアイロナーおよび折畳み機をセットにして構成したものがある。このリネン設備は、投入機の出側にロールアイロナーの入側が接続され、ロールアイロナーの出側に折畳み機の入側が接続され、これらの装置により処理ラインが形成されている。そして、洗濯済みの布類が投入機に投入されるとたるみのない整姿状態に整えられ、ロールアイロナーでアイロン掛けが行なわれ、折畳み機で折り畳みが行われる。
特許文献1には、布類の長さ情報と厚さ情報によって布類の種類を判断し、折畳み機によって布類を種類ごとに分別することが開示されている。しかし、特許文献1の技術では、色や柄等の情報を取得することはできず、これらの情報により布類の種類を判断して分別することはできない。そのため、色や柄が複数種類の布類を処理する場合、予め作業員が目視により布類を色別や柄別に分別した後に、投入機に投入することが行われており、作業負担が大きかった。
特開2001−113100号公報
本発明は上記事情に鑑み、布類を外観種類別に分けてスタックできるリネン設備を提供することを目的とする。
第1発明のリネン設備は、コンベアを搬送される布類の、無地物、柄物、色種類および柄種類のいずれか一または複数を含む外観種類を判別する外観種類判別装置と、前記布類を積み重ねるスタック装置と、前記外観種類判別装置に接続された制御装置と、を備え、前記スタック装置は、前記布類を積み重ねた状態で保持する複数の排出部を備え、前記制御装置は、前記布類を、前記外観種類判別装置で判別した外観種類に対応する前記排出部に送るように、前記スタック装置の動作を制御し、前記制御装置は、前記外観種類判別装置で判別した外観種類が前記複数の排出部のいずれにも対応しない場合に、前記複数の排出部のうちいずれかの前記排出部から保持していた前記布類を排出するように、前記スタック装置の動作を制御し、空となった前記排出部に前記外観種類判別装置で判別した外観種類を新たに対応させることを特徴とする。
第2発明のリネン設備は、コンベアを搬送される布類の、無地物、柄物、色種類および柄種類のいずれか一または複数を含む外観種類を判別する外観種類判別装置と、前記布類を積み重ねるスタック装置と、前記外観種類判別装置に接続された制御装置と、を備え、前記スタック装置は、前記布類を積み重ねた状態で保持する複数の排出部を備え、前記制御装置は、前記布類を、前記外観種類判別装置で判別した外観種類に対応する前記排出部に送るように、前記スタック装置の動作を制御し、前記制御装置は、前記外観種類判別装置で判別した外観種類が前記複数の排出部のいずれにも対応しない場合に、前記複数の排出部に対応する外観種類のうち最も処理頻度の低い外観種類に対応する前記排出部から保持していた前記布類を排出するように、前記スタック装置の動作を制御し、空となった前記排出部に前記外観種類判別装置で判別した外観種類を新たに対応させることを特徴とする。
第3発明のリネン設備は、第2発明において、前記制御装置は、前記外観種類判別装置で判別した外観種類を集計し、外観種類ごとの処理頻度を求めることを特徴とする。
第4発明のリネン設備は、第1、第2または第3発明において、前記制御装置は、前記外観種類判別装置で外観種類を判別できなかった場合に、前記布類を、予め定められた前記排出部に送るように、前記スタック装置の動作を制御することを特徴とする。
第5発明のリネン設備は、コンベアを搬送される布類の、無地物、柄物、色種類および柄種類のいずれか一または複数を含む外観種類を判別する外観種類判別装置と、前記布類を積み重ねるスタック装置と、前記外観種類判別装置に接続された制御装置と、を備え、前記スタック装置は、前記布類を積み重ねた状態で保持する複数の排出部を備え、前記制御装置は、前記布類を、前記外観種類判別装置で判別した外観種類に対応する前記排出部に送るように、前記スタック装置の動作を制御し、前記制御装置は、前記外観種類判別装置で外観種類を判別できなかった場合に、前記布類を、予め定められた前記排出部に送るように、前記スタック装置の動作を制御することを特徴とする。
第1発明によれば、布類の外観種類を判別してその外観種類に対応する排出部に布類を送ることで、布類を外観種類別に分けてスタックできる。そのため、作業員が布類を外観種類別に分別する必要がなく、作業負担を軽減できる。また、全ての排出部が占有されている場合でも、いずれかの排出部を空にして新たな外観種類に対応させるので、布類を他の外観種類と混在させることなくスタックできる。そのため、外観種類の種類が排出部の数よりも多くても、布類を外観種類別に分けてスタックできる。
第2発明によれば、処理頻度の低い外観種類の布類を排出するので、処理頻度の高い外観種類の布類は所定量まで積み重ねられた後に排出されることとなり、積み重ね直し等の後処理を低減できる。
第3発明によれば、制御装置が処理の実績をもとに処理頻度を求めるので、スタック装置の動作が自動で最適化される。
第4、第5発明によれば、外観種類を判別できなかった布類を一つの排出部にまとめることで、その布類を他の外観種類に混在させることなく排出できる。
本発明の一実施形態に係るリネン設備の側面図である。 スタック部の正面図である。 外観種類と排出部との対応付けの処理のフローチャートである。
つぎに、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
(リネン設備)
図1に示すように、本発明の一実施形態に係るリネン設備Xは、投入機10、ロールアイロナー20および折畳み機30から構成されている。投入機10の出側にロールアイロナー20の入側が接続され、ロールアイロナー20の出側に折畳み機30の入側が接続され、これらの装置により処理ラインが形成されている。布類は、洗濯された後に投入機10に投入されて、たるみの無い整姿状態に整えられ、ロールアイロナー20でアイロン掛けが行なわれ、折畳み機30で折り畳みが行われる。なお「布類」としては、シーツや包布、ピロケース、浴衣、タオル等が挙げられる。
投入機10は、布類が投入される装置である。作業員が投入機10に布類を投入すると、投入機10は布類を広げて吊るし、たるみ等が無いように整姿状態にして、ロールアイロナー20に送り込む。
ロールアイロナー20は、投入機10から受け取った布類をアイロンがけする装置である。ロールアイロナー20には、1つまたは複数の加熱ロールが備えられている。布類を加熱ロールに接触させながら搬送することで、連続的に布類を乾燥させることができる。ロールアイロナー20の最終段には、折畳み機30の導入コンベア31が接続されており、アイロンがけ済みの布類を折畳み機30に送ることができる。
折畳み機30は、ロールアイロナー20から受け取った布類を折畳む装置である。折畳み機30は、布類を搬送する複数のコンベアと、コンベアで搬送されている布類を所定の折り位置で折畳む複数の折装置とを備えている。折装置は、折板と、折板を駆動させるアクチュエータとからなり、折板を2つのコンベアの接続部に向かって進退させるように構成されている。布類の折り位置がコンベアの接続部に達したタイミングで折板を駆動させ、布類の折り位置をコンベアの接続部に向かって突き込み、折畳まれた状態の布類をコンベアの接続部に進入させることで布類を折畳む。このような折動作を複数回繰り返すことで、布類を所定の形状に折畳むことができる。
折畳み機30の最終工程部分には、折畳まれた布類を積み重ねるスタック部40が設けられている。
図2に示すように、スタック部40は、折畳まれた布類を積み重ねた状態で一時保持する排出部41〜44を4つ備えている。以下、各排出部41〜44を、第1排出部41、第2排出部42、第3排出部43、第4排出部44と称する。
スタック部40には、分別コンベア45と、分別コンベア45の下方に設けられた案内板46とが備えられている。布類は分別コンベア45と案内板46とで挟持されつつ搬送される。
排出部41〜44は分別コンベア45の搬送方向に沿って設けられている。第1排出部41は、案内板46に形成された取り出し口41aと、取り出し口41aを開閉する扉41bとを備えている。扉41bは下方に向かって開く両開き式の扉であり、エアシリンダの駆動により開閉する。取り出し口41aの下方には、分別コンベア45と直交する排出コンベア41cが配置されている。同様に、第2排出部42〜第4排出部44は、それぞれ取り出し口42a〜44a、扉42b〜44b、および排出コンベア42c〜44cから構成されている。
布類が分別コンベア45で搬送されて所定の排出部41〜44、例えば第1排出部41に達すると、扉41bが開かれ、その布類が排出コンベア41cに落とされる。これを繰り返すことで、布類を分別しつつ種類ごとに積み重ねることができる。排出コンベア41c〜44cに落とされた布類は、所定量(所定枚数または所定厚み)積み重ねられた後に、排出コンベア41c〜44cの駆動によりスタック部40から排出される。
なお、スタック部40は特許請求の範囲に記載の「スタック装置」に相当する。スタック装置は、本実施形態のように折畳み機30等の他の装置と一体として構成されてもよいし、他の装置とは独立した装置としてもよい。また、排出部41〜44の数は特に限定されず、2つ以上の複数であればよい。
図1に戻り説明する。リネン設備Xには、布類の外観種類を判別する外観種類判別装置50が備えられている。本明細書において「外観種類」とは、「無地物」、「柄物」、「色種類」、「柄種類」を含む概念である。「無地物」とは、全体が一つの色、一定の織り方で構成された柄が付されていない布類を意味する。「柄物」とは、複数の色で構成された柄(色柄)および/または織り方の変化による柄(織柄)が付された布類を意味する。「色種類」とは、無地物のうち色の違いを指標として分けられた布類の種類を意味する。「柄種類」とは、柄物のうち柄の違いを指標として分けられた布類の種類を意味する。
外観種類判別装置50は、布類の外観種類を判別することができればその構成は特に限定されないが、例えば、特開2014−202700号公報に開示された色柄判別装置を用いることができる。
外観種類判別装置50は、布類を撮影するカメラ51と、カメラ51で撮影した画像を画像処理して外観種類を判別する画像処理装置52とを備える。カメラ51は、ロールアイロナー20と折畳み機30とを接続する導入コンベア31の近傍に設けられており、導入コンベア31を搬送される布類を撮影する。画像処理装置52は、カメラ51で撮影された布類の画像に画像処理を施すことで、布類が「無地物」であるか「柄物」であるか、どの「色種類」または「柄種類」であるかを判別する。
なお、布類に付された色の濃さは、アイロンがけの前後で変化する場合が多い。また、布類にシワがよっていると、見掛けの柄に影響を及ぼす。そのため、本実施形態のように、布類がロールアイロナー20から排出された後に外観種類を判別した方が、正確に判別することができるので好ましい。
リネン設備Xは制御装置60を備えている。制御装置60は、CPUやメモリなどで構成されたコンピュータであり、少なくとも折畳み機30のスタック部40の動作を制御するものである。制御装置60は外観種類判別装置50の画像処理装置52に接続されており、外観種類判別装置50で判別した外観種類が制御装置60に入力されている。
なお、リネン設備Xは、少なくともスタック装置(スタック部40)と外観種類判別装置50とを備えていればよく、投入機10やロールアイロナー20を含まない構成としてもよいし、他の装置を含む構成としてもよい。
(基本動作)
つぎに、リネン設備Xの基本動作を説明する。
まず、作業員が、洗濯済みの布類を投入機10に投入する。投入機10に投入された布類は、投入機10の内部に取り込まれて、ロールアイロナー20および折畳み機30の内部を搬送されつつ、乾燥処理および折畳み処理が行われる。
外観種類判別装置50は、ロールアイロナー20と折畳み機30との間の導入コンベア31を搬送される布類をカメラ51で撮影する。そして、その画像を画像処理装置52で画像処理して布類の外観種類を判別する。外観種類判別装置50の判別結果は制御装置60に入力される。
制御装置60は、対象の布類を、外観種類判別装置50で判別した外観種類に対応する排出部41〜44に送るように、スタック部40の動作を制御する。具体的には、外観種類判別装置50で判別した外観種類が外観種類Aであり、外観種類Aに対応する排出部が第1排出部41である場合、制御装置60は、対象の布類が搬送されて第1排出部41に達した時に扉41bを開き、その布類を排出コンベア41cに落とす。
ここで、外観種類と排出部41〜44との対応関係は、外観種類判別装置50で新たな外観種類が検知されるたびに、その外観種類を、まだ外観種類との対応付けがなされていない排出部41〜44に対応させて構築すればよい。この処理の詳細は後述する。また、外観種類と排出部41〜44との対応関係を予め定めておき、制御装置60に記憶させてもよい。
外観種類判別装置50のカメラ51の撮像位置から、スタック部40までは搬送距離があるため、外観種類判別装置50で外観種類を判別してからスタック部40を動作させるまでタイムラグが必要となる。制御装置60はこのタイムラグを考慮してスタック部40を動作させる。例えば、折畳み機30を構成するコンベアにロータリーエンコーダを設け、布類の搬送距離を求めるよう構成すれば、布類が対応する排出部41〜44に達したことを検知できる。この検知タイミングでスタック部40を動作させればよい。
以上のように、布類の外観種類を判別してその外観種類に対応する排出部41〜44に布類を送ることで、布類を外観種類別に分けてスタックできる。そのため、作業員が布類を外観種類別に分別する必要がなく、作業負担を軽減できる。
(強制排出動作)
ところで、布類を外観種類で分別すると、従来のように寸法で分別した場合に比べて、布類が多数の種類に分別される場合が多い。そのため、布類の種類が排出部41〜44の数よりも多くなる場合がある。この場合、以下に説明する強制排出動作を行い、布類を他の外観種類と混在させることなくスタックする。
図3に、外観種類と排出部41〜44との対応付けの処理のフローチャートを示す。
リネン設備Xに布類が投入されると、外観種類判別装置50はその布類の外観種類を判別する(ステップS1)。外観種類と排出部41〜44とが既に対応付けされている場合は、その情報が制御装置60の記憶装置に記憶されている。制御装置60は、記憶装置を参照して、外観種類判別装置50で判別した外観種類がいずれの排出部41〜44に対応するかを確認する(ステップS2)。
外観種類判別装置50で判別した外観種類が既にいずれかの排出部41〜44に対応している場合(ステップS3)、制御装置60は対応付けの処理をそのまま終了する。対象の布類は、その外観種類に対応する排出部41〜44に送られる。一方、外観種類判別装置50で判別した外観種類が、いずれの排出部41〜44にも対応していない場合(ステップS3)、制御装置60は次の処理を行う。
制御装置60は、いずれの外観種類にも対応していない排出部41〜44が存在する場合(ステップS4)、その未対応の排出部41〜44に外観種類判別装置50で判別した外観種類を対応させる(ステップS6)。そして、対象の布類を、その外観種類に対応する排出部41〜44に送る。
例えば、リネン設備Xの運転初期には、いずれの排出部41〜44も外観種類に対応付けされていない。ここで、リネン設備Xに布類が投入され、その布類の外観種類が外観種類Aと判別されたとする。この場合、制御装置60は第1排出部41に外観種類Aを対応させる。同様の手順で、制御装置60は第2排出部42に外観種類Bを、第3排出部43に外観種類Cを、第4排出部44に外観種類Dを対応させていく。このようにして、制御装置60は、外観種類判別装置50で新たな外観種類が検知されるたびに、その外観種類を、まだ外観種類との対応付けがなされていない排出部41〜44に対応させる。
ここで、外観種類判別装置50が5種類目(排出部41〜44の数より1つ多い種類)の外観種類Eを検知したとする。この場合、外観種類Eは排出部41〜44のいずれにも対応せず(ステップS3)、しかも、外観種類に対応していない排出部41〜44が存在しなくなる(全ての排出部41〜44がいずれかの外観種類に対応している)(ステップS4)。
この場合、制御装置60は、4つの排出部41〜44に対応する外観種類(A、B、C、D)のうち最も処理頻度の低い外観種類を特定し、その外観種類に対応する排出部41〜44から保持していた布類を排出する(ステップS5)。そして、空となった排出部41〜44に外観種類判別装置50で判別した外観種類を対応させる(スッテップS6)。
例えば、外観種類Dが最も処理頻度の低い外観種類である場合、外観種類Dに対応する第4排出部44から保持していた布類を排出する。そして、空となった第4排出部44に5種類目の外観種類Eを対応させ、外観種類Eの布類を第4排出部44に送る。
ここで、最も処理頻度の低い外観種類の決定方法は、例えば以下の方法で行われる。すなわち、制御装置60は、外観種類判別装置50で判別した外観種類を集計し、外観種類ごとの処理頻度を求める。処理頻度は、例えば、処理した布類の総数に対する外観種類ごとの布類の処理数として表される。そして、排出部41〜44に対応する外観種類のなかから、最も処理頻度の低い外観種類を特定する。このような方法とすれば、制御装置60が処理の実績をもとに自動で処理頻度を求めるので、スタック部40の動作が自動で最適化される。また他の方法として、外観種類ごとの処理頻度を予め定めておき、制御装置60に記憶させてもよい。
以上のように、全ての排出部41〜44が占有されている場合でも、いずれかの排出部41〜44を空にして新たな外観種類Eに対応させるので、布類を他の外観種類と混在させることなくスタックできる。そのため、外観種類の種類が排出部41〜44の数よりも多くても、布類を外観種類別に分けてスタックできる。
ところで、最も処理頻度の低い外観種類Dの布類は、本来スタック部40から排出されるのに必要な量に達する前に強制的に排出されることとなる。そのため、排出後に作業員の手作業により、布類を所定量まで積み重ねるなどの後処理が行われる。しかし、本実施形態では処理頻度の低い外観種類Dの布類を排出するので、処理頻度の高い外観種類(例えばA、B)の布類は所定量まで積み重ねられた後に排出されることとなる。したがって、積み重ね直し等の後処理を低減できる。
なお、リネン設備Xの運転前に、予め全ての排出部41〜44がいずれかの外観種類に対応付けられている場合、ステップS4において、外観種類に未対応の排出部41〜44が存在する場合はなくなる。そのため、ステップS4の判断(外観種類と未対応の排出部41〜44が存在するか否か)を行う必要はない。この場合、ステップS3において、外観種類判別装置50で判別した外観種類が、いずれの排出部41〜44にも対応していない場合に、ステップS4の判断を行うことなく、ステップS5(強制排出)とステップS6(外観種類と排出部との対応付け)を行えばよい。
また、上記実施形態では、最も処理頻度の低い外観種類に対応する排出部41〜44から布類を排出したが、空にする排出部41〜44は他の方法で定めてもよい。例えば、予め空にする排出部41〜44を定めておいてもよいし、現在保持されている布類の量によって、空にする排出部41〜44を定めてもよい。
(規格外外観種類)
布類が極端に色あせていたり、展開不良が生じていたり、破れや汚れなどの欠陥があったり、未登録の外観種類であったりすると、外観種類判別装置50は布類の外観種類を判別できない場合がある。このような規格外の外観種類に備えて、それ専用の排出部を用意しておいてもよい。
例えば、第4排出部44を規格外の外観種類用の排出部と定めておく。そして、制御装置60は、外観種類判別装置50で外観種類を判別できなかった場合に、その布類を、予め定められた排出部(第4排出部44)に送るように、スタック部40の動作を制御する。
このように、外観種類を判別できなかった布類を一つの排出部44にまとめることで、その布類を他の外観種類に混在させることなく排出できる。
X リネン設備
10 投入機
20 ロールアイロナー
30 折畳み機
40 スタック部
41〜44 排出部
45 分別コンベア
46 案内板
50 外観種類判別装置
51 カメラ
52 画像処理装置
60 制御装置

Claims (5)

  1. コンベアを搬送される布類の、無地物、柄物、色種類および柄種類のいずれか一または複数を含む外観種類を判別する外観種類判別装置と、
    前記布類を積み重ねるスタック装置と、
    前記外観種類判別装置に接続された制御装置と、を備え、
    前記スタック装置は、前記布類を積み重ねた状態で保持する複数の排出部を備え、
    前記制御装置は、前記布類を、前記外観種類判別装置で判別した外観種類に対応する前記排出部に送るように、前記スタック装置の動作を制御し、
    前記制御装置は、
    前記外観種類判別装置で判別した外観種類が前記複数の排出部のいずれにも対応しない場合に、
    前記複数の排出部のうちいずれかの前記排出部から保持していた前記布類を排出するように、前記スタック装置の動作を制御し、
    空となった前記排出部に前記外観種類判別装置で判別した外観種類を新たに対応させる
    ことを特徴とするリネン設備。
  2. コンベアを搬送される布類の、無地物、柄物、色種類および柄種類のいずれか一または複数を含む外観種類を判別する外観種類判別装置と、
    前記布類を積み重ねるスタック装置と、
    前記外観種類判別装置に接続された制御装置と、を備え、
    前記スタック装置は、前記布類を積み重ねた状態で保持する複数の排出部を備え、
    前記制御装置は、前記布類を、前記外観種類判別装置で判別した外観種類に対応する前記排出部に送るように、前記スタック装置の動作を制御し、
    前記制御装置は、
    前記外観種類判別装置で判別した外観種類が前記複数の排出部のいずれにも対応しない場合に、
    前記複数の排出部に対応する外観種類のうち最も処理頻度の低い外観種類に対応する前記排出部から保持していた前記布類を排出するように、前記スタック装置の動作を制御し、
    空となった前記排出部に前記外観種類判別装置で判別した外観種類を新たに対応させる
    ことを特徴とするリネン設備。
  3. 前記制御装置は、前記外観種類判別装置で判別した外観種類を集計し、外観種類ごとの処理頻度を求める
    ことを特徴とする請求項記載のリネン設備。
  4. 前記制御装置は、
    前記外観種類判別装置で外観種類を判別できなかった場合に、
    前記布類を、予め定められた前記排出部に送るように、前記スタック装置の動作を制御する
    ことを特徴とする請求項1、2または3記載のリネン設備。
  5. コンベアを搬送される布類の、無地物、柄物、色種類および柄種類のいずれか一または複数を含む外観種類を判別する外観種類判別装置と、
    前記布類を積み重ねるスタック装置と、
    前記外観種類判別装置に接続された制御装置と、を備え、
    前記スタック装置は、前記布類を積み重ねた状態で保持する複数の排出部を備え、
    前記制御装置は、前記布類を、前記外観種類判別装置で判別した外観種類に対応する前記排出部に送るように、前記スタック装置の動作を制御し、
    前記制御装置は、
    前記外観種類判別装置で外観種類を判別できなかった場合に、
    前記布類を、予め定められた前記排出部に送るように、前記スタック装置の動作を制御する
    ことを特徴とするリネン設備。
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