JP6558944B2 - 綴じ具と表紙との固定構造、及びファイル - Google Patents
綴じ具と表紙との固定構造、及びファイル Download PDFInfo
- Publication number
- JP6558944B2 JP6558944B2 JP2015094452A JP2015094452A JP6558944B2 JP 6558944 B2 JP6558944 B2 JP 6558944B2 JP 2015094452 A JP2015094452 A JP 2015094452A JP 2015094452 A JP2015094452 A JP 2015094452A JP 6558944 B2 JP6558944 B2 JP 6558944B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hole
- cover
- fixture
- substrate
- binding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Sheet Holders (AREA)
Description
がある。また、正確でない状態で綴じ具を背表紙に固定させるために押し込むと、位置決め突片が第一固定具に当接してこれを押し込んでしまい、第二固定具が係合位置に移動しても位置ずれにより第一固定具に係合しないことも想定される。
じ具を表紙から取り外したりすることができる。また、第一位置は、綴じ具を表紙に固定する位置として機能することができる。第一位置では、第二固定具は、基板穴と表紙穴とを貫通する鉛直部と係合するため、綴じ具を表紙に強固に固定することができる。また、第二位置は、綴じ具を表紙から取り外す位置として機能することができる。第二位置では、第二固定具と基板とが固定され、綴じ具を表紙から取り外す状態が維持される。そのため、綴じ具を表紙から容易に取り外すことができる。
。つまり、第二固定具が第二位置にある状態の綴じ具を表紙の固定位置に添接させた状態で綴じ具を表紙側に押すだけで、綴じ具を表紙部に固定することができる。
図1から図3に示すように、第1実施形態に係るファイル10は、書類等を綴じ込むもので、ファイル本体1、綴じ具2、固定具5(第一固定具6、第二固定具7)を備える。
図1から図3に加えて、図4も参照しながら説明すると、ファイル本体1は、本発明の表紙に相当し、背表紙11、表表紙12、裏表紙13を備える。背表紙11は、上下方向に細長い長方形であり、内側に綴じ具2が固定される。表表紙12及び裏表紙13は、綴じ込まれる書類よりも一回り大きい面積を有する長方形であり、背表紙11の左右方向の両端部に開閉自在に夫々連なっている。
次に、図1から図3に加えて、図5から図8も参照しながら、綴じ具2について説明す
る。綴じ具2は、背表紙11に固定されるベース部材3、ベース部材の側壁部31,31に対して着脱自在な綴じ部材4(第一綴じ部材41、第二綴じ部材42)を備える。第一綴じ部材41と第二綴じ部材42が組み合わされた状態でベース部材3に取り付けられることで、書類等の綴じ込みが行われる。なお、綴じ具2の書類等を綴じる機能は、従来の綴じ具と本質的に同質である。そこで、書類等を綴じる機能に関する説明は簡単にし、固定する機能に関する構成の説明を詳しく行うものとする。
向して形成されている。摺動案内壁334は、上下方向に延びており、基板33から内側に立ち上げられ、先端が折り曲げられている。摺動案内壁334は、第二固定具7の左右方向の両側縁を支持して、第二固定具7を第一位置と第二位置との間で摺動させる。第一位置は、綴じ具2を背表紙11に固定する位置であり、第二位置は、綴じ具2を背表紙11から取り外す位置である。
次に、図1から図3に加えて、図9、図10も参照しながら、第一固定具6について説明する。第一固定具6は、後述する第二固定具7と係合して、綴じ具2をファイル本体1の背表紙11に固定する。第一固定具6は、添接部62、鉛直部61、係合突起部63を備える。添接部62は、平面視において左右方向に長い長方形のプレートからなり、ファイル本体1の背表紙11の裏側に添接される。添接部62は、一部が突出しており、この突出した部分に係合突起部63が形成されている。鉛直部61は、長手方向に2つ形成され、添接部62から立設しており、背表紙11に形成された表紙穴14とベース部材3の基板33に形成された基板穴338を貫通する。鉛直部61は、綴じ具2を背表紙11に固定する第一位置において、第二固定具7と係合する。係合突起部63は、円柱状であり、添接部62の突出した部分から立設しており、背表紙11に形成された第一位置決め穴部15を貫通する。また、係合突起部63は、第二固定具7が第二位置にあるとき、綴じ具2の基板33に形成された係合穴335を貫通する。第二固定具7が第二位置にあるとき、係合突起部63が、係合穴335と係合している、後述する第二固定具7の係合突部73(係合穴335に入り込んでいる係合突部73)を押し込むことができる。その結果、係合突起部63は、係合突部73と係合穴335との係合を解除する。
部611の頂部に添接部62と略平行に連なる係止板612と、この係止板612の左右方向の両端部に設けられ、添接部62側へ突出したガイド部613と、軸部611の左右方向の両側に添接部62から立設する起立片614,614と、を備える。係止板612は、第一位置において、第二固定具7の内側方向への動きを規制するとともに、第二固定具7の上下方向への動きを規制する。ガイド部613は、第一固定位置において、第二固定具7のガイド溝722に収容される。軸部611は、添接部62と係止板612とを接続する。起立片614,614は、軸部611を保護する。例えば、起立片614,614設けない場合、軸部611の側面が背表紙11に形成された表紙穴14の左右方向の縁と直接接触する。この場合、軸部611に過度の負荷がかかる虞がある。第一実施形態に係る第一固定具6は、起立片614,614を備えることで、軸部611への負荷を抑制することができる。
次に、図1から図3に加えて、図11から図16も参照しながら、第二固定具7について説明する。第二固定具7は、第一固定具6と係合して、綴じ具2をファイル本体1の背表紙11に固定する。第二固定具7は、摺動案内壁との接触部71、クサビ部72、係合突部73、付勢部材の受部74、カバー部75、押圧スライド操作部76、を備える。
73は、第一位置及び第一位置と第二位置の移動の際においては、ベース部材3の基板33に形成された収容穴336に収容される。また、係合突部73は、第二位置では、ベース部材3の基板33に形成された係合穴335に係合される。なお、係合突起73の先端は、係合孔335と係合し易いように傾斜面が形成されている。
次に、綴じ具の取り外し、及び固定方法について、第一固定具6や第二固定具7の動作も交えて説明する。図17、図19、図21、図22に示すように、第一位置では、第一固定具6と第二固定具7が係合し、綴じ具2がファイル本体1の背表紙11に固定されている。第一位置では、付勢部材8によって第二固定具7が付勢されており、2つの第二固定具7は離れた状態にある。下側の第二固定具7と上側の第二固定具7は、動作の向きが逆向きである以外は、基本的には同様の動作をする。そこで、以下の説明では、下側の第二固定具7を例に説明する。
し指と引き合わせるように夫々の第二固定具7を押し込むとよい。
第1実施形態に係るファイル10によれば、第一固定具6の鉛直部61が基板穴338と表紙穴14とを貫通した状態で、第二固定具7を基板33上で摺動させ、第一固定具6に対して第二固定具7を相対変位することで、第一固定具6及び第二固定具7が相互に係合して綴じ具2の基板33及びファイル本体1の背表紙11を挟持する。つまり、第二固定具7を基板33上で摺動させるといった単純な動作により、綴じ具2をファイル本体1の背表紙11に取り付けることができる。また、第二固定具7が裏側へ向けて押し込まれると、係合突起部63が、綴じ具2の基板33に形成された係合穴335に入り込む。係合突起部63が係合穴335に入り込むと、係合突起部63が、係合穴335に入り込んでいる係合突部73を押し込むため、押し込まれた係合突部73が、係合穴335から脱する。下側の第二固定具7には、下側への付勢力が作用しているため、下側の第二固定具7は、下側に移動し、第一位置へ至る。つまり、つまり、第二固定具7を裏側に押し込むといった単純な動作により、綴じ具2をファイル本体1の背表紙11に固定することができる。
第2実施形態に係るファイル10は、第1実施形態と同じく書類等を綴じ込むものであるが、ファイル本体1の背幅が第1実施形態よりも狭いものである。これに伴い、綴じ具2の基板33、第一固定具6、第二固定具7が第1実施形態と異なっている。なお、第1
実施形態と同様の構成(同等の機能を有するものを含む)については、同一符号を付し、説明を割愛する。
図24、図25に示すように、ファイル本体1は、背表紙11、表表紙12、裏表紙13を備える。背表紙11は、第1実施形態に係る背表紙11よりも左右方向の長さが狭く、内側に綴じ具2が固定されている。なお、図24、図25では、上側の第二固定具7は、第一位置にあり、下側の第二固定具7は、第二位置にある。
次に、図24、図25に加えて、図27も参照しながら、綴じ具2について説明する。第二実施形態に係る綴じ具2は、第1実施形態と比較して背幅が狭く、また、基板33に形成される穴部等の位置や形状が異なっている。そこで、以下、基板33を中心に説明する。
第二位置との間で摺動させる。
次に、図24、図25に加えて、図28、図29も参照しながら、第2実施形態に係る第一固定具6について説明する。第2実施形態に係る第一固定具6は、第二固定具7と係合して、綴じ具2をファイル本体1の背表紙11に固定する。第一固定具6は、添接部62、鉛直部61、係合突起部63、位置決め突起68を備える。添接部62は、平面視において上下方向に長いひし形のプレートからなり、ファイル本体1の背表紙11の裏側に添接される。鉛直部61は、添接部62の中央部に形成され、添接部62から立設しており、背表紙11に形成された表紙穴14とベース部材3の基板33に形成された基板穴338を貫通する。鉛直部61は、綴じ具2を背表紙11に固定する第一位置において、第二固定具7と係合する。係合突起部63は、円柱状であり、長手方向の一方の角部近傍から立設しており、背表紙11に形成された第一位置決め穴部15を貫通する。また、係合突起部63は、第二固定具7が第二位置にあるとき、綴じ具2の基板33に形成された係合穴335を貫通する。係合突起部63の頂部は、係合穴335と係合し易いよう、鉛直部61側が低くなるように僅かに傾斜している。第二固定具7が第二位置にあるとき、係合突起部63は、係合穴335と係合している第二固定具7の係合突部73を押し込むことができる。その結果、係合突起部63は、係合突部73と係合穴335との係合を解除する。また、位置決め突起68は、背表紙11に形成された第二位置決め穴部16、基板33に形成された位置決め突起穴部339を貫通する。位置決め突起68は、円柱状であり、長手方向の他方の角部近傍から立設している。
次に、図24、図25に加えて、図30から図32も参照しながら、第二実施形態に係る第二固定具7について説明する。第2実施形態に係る第二固定具7は、第一固定具6と係合して、綴じ具2をファイル本体1の背表紙11に固定する。第二固定具7は、摺動案内壁との接触部71、クサビ部72、係合突部73、付勢部材の受部74、カバー部75、押圧スライド操作部76、を備える。
通する、上下方向に延びる直線状の開口部721と、開口部721の左右方向の両側に形成され、鉛直部61のガイド部613を収容する、上下方向に延びる直線状のガイド溝722を含む。ガイド溝722は、ガイド部613の断面形状に対応して設計されている。第一位置では、ガイド溝722へガイド部613が収容され、第一固定具6の鉛直部61を構成する係止板612がガイド溝722を覆う。そのため、第二固定具7の内側方向への移動が第一固定具6によって規制されることになる。
次に、綴じ具2の取り外し、及び固定方法について、第一固定具6や第二固定具7の動作も交えて説明する。図24、図25に示すように、上側の第二固定具7のように、第一位置では、第一固定具6と第二固定具7が係合しており、綴じ具2がファイル本体1の背表紙11に固定されている。上側の第二固定具7は、付勢部材の受部74が付勢部材8の第二脚部と接して上側に付勢されるため、上側に付勢されている。そのため、上側の第二固定具7は、付勢部材8により、下側への移動が規制されている。また、第二固定具7における、摺動案内壁との接触部71は、摺動案内壁334に収容される。そのため、上側の第二固定具7は、摺動案内壁334により、左右方向への移動が規制されている。また、上側の第二固定具7のクサビ部72は、第一固定具6の鉛直部61と係合している。そのため、鉛直部61は、第一位置において、第二固定具7の内側方向への動きを規制するとともに、第二固定具7の上側への動きを規制している。その結果、上側の第二固定具7は、第一固定具6と係合することで、左右方向、内側、上側への移動が規制される。換言すると、第一位置では、上側の第一固定具6は、付勢力に抗う下側への移動のみが許容されている。なお、係合突部73は、第一位置では、ベース部材3の基板33に形成された収容穴336に収容されている。
等を当て、下側に押し込む。例えば、上側の第二固定具7の押圧スライド操作部76に人差し指を当て、下側の第二固定具7の押圧スライド操作部76に親指を当て、親指と人差し指と引き合わせるように夫々の第二固定具7を押し込むとよい。
め、運搬コストや保管コストを低減できる。
第3実施形態に係るファイル10は、第1実施形態と同じく書類等を綴じ込むものであるが、付勢部材等を有さないため、第1実施形態に係るファイル10よりも簡易な構成となっている。
図33から図35に示すように、ファイル本体1は、背表紙11、表表紙12、裏表紙13を備える。背表紙11は、上下方向に細長い長方形であり、内側に綴じ具2が固定さ
れる。表表紙12及び裏表紙13は、綴じ込まれる書類よりも一回り大きい面積を有する長方形であり、背表紙11の左右方向の両端部に開閉自在に夫々連なっている。背表紙11には、後述する第二固定具の鉛直部61が貫通する表紙穴14が形成されている。表紙穴14は、鉛直部61の外形に合わせて四角形に形成されており、鉛直部61の位置に合わせて4つ形成されている。
図33から図35に加えて、図36も参照しながら、綴じ具2について説明する。綴じ具2は、背表紙11に固定されるベース部材3、ベース部材の側壁部31,31に対して着脱自在な第一綴じ部材41、第二綴じ部材42を備える。第一綴じ部材41と第二綴じ部材42が組み合わされた状態でベース部材3に取り付けられることで、書類等の綴じ込みが行われる。なお、綴じ具2の書類等を綴じる機能は、従来の綴じ具と本質的に同質である。そこで、書類等を綴じる機能に関する説明は簡単にし、固定する機能に関する構成の説明を詳しく行うものとする。
次に図33から図35に加えて、図37も参照しながら、第一固定具6について説明する。第一固定具6は、後述する第二固定具7と係合して、綴じ具2をファイル本体1の背表紙11に固定する。第一固定具6は、添接部62、鉛直部61を備える。添接部62は、平面視において左右方向に長い長方形のプレートからなり、ファイル本体1の背表紙11の裏側に添接される。鉛直部61は、長手方向に2つ形成され、添接部62から立設しており、背表紙11に形成された表紙穴14とベース部材3の基板33に形成された基板穴338を貫通する。鉛直部61は、綴じ具2を背表紙11に固定する第一位置において、第二固定具7と係合する。
次に、図33から図35に加えて、図38、図39も参照しながら、第二固定具7について説明する。第二固定具7は、第一固定具6と係合して、綴じ具2をファイル本体1の背表紙11に固定する。第二固定具7は、摺動案内壁との接触部71、クサビ部72、係合突部73、押圧スライド操作部76、を備える。
の端部よりも更に突出している。より詳細には、第二位置においても、平面視において押圧スライド操作部76がパイプ管413よりも上下方向の端部側に位置するように、押圧スライド操作部76が第二固定具7の端部よりも更に突出している。
次に、綴じ具の取り外し、及び固定方法について、第一固定具6や第二固定具7の動作も交えて説明する。図33、図34、図40、図41に示すように、第一位置では、第一固定具6と第二固定具7が係合し、綴じ具2がファイル本体1の背表紙11に固定されている。なお、下側の第二固定具7と上側の第二固定具7は、動作の向きが逆向きである以外は、基本的には同様の動作をする。そこで、以下の説明では、下側の第二固定具7を例に説明する。
336に収容された、可撓板片78に形成された係合突部73が、収容穴336の上側縁に接する。更に、押圧スライド操作部76を押し込むと、可撓板片78が内側に撓み、これにともない可撓板片78に形成された係合突部73も内側に移動する。そして、係合突部73は、収容穴336の上側の縁を乗り越える。更に、押圧スライド操作部76を押し込むと、可撓板片78に形成された係合突部73は、収容穴336と同一軸線上にある係合穴335と係合する。係合突部73が係合穴335と係合する位置が、第二位置である。
第3実施形態に係るファイル10によれば、第一固定具6の鉛直部61が基板穴338と表紙穴14とを貫通した状態で、第二固定具7を基板33上で摺動させ、第一固定具6に対して第二固定具7を相対変位することで、第一固定具6及び第二固定具7が相互に係合して綴じ具2の基板33及びファイル本体1の背表紙11を挟持する。つまり、第二固定具7を基板33上で摺動させるといった単純な動作により、綴じ具2をファイル本体1の背表紙11に取り付け、又は取り外すことができる。
果、更に容易に、綴じ具2の取り付けや取り外しを行うことが可能となる。
2・・・綴じ具
3・・・ベース部材
33・・・基板
331・・・位置決め突片
334・・・摺動案内壁
5・・・固定具
6・・・第一固定具
61・・・鉛直部
62・・・添接部
63・・・係合突起部
68・・・位置決め突起
7・・・第二固定具
72・・・クサビ部
73・・・係合突部
76・・・押圧スライド操作部
10・・・ファイル
11・・・背表紙
12・・・表表紙
13・・・裏表紙
14・・・表紙穴
15・・・第一位置決め穴部
16・・・第二位置決め穴部
Claims (4)
- 綴じ部材を備えた綴じ具の基板の固定面を表紙の被固定面に対向させて固定具により両者を固定する固定構造であって、
前記基板は、摺動案内壁と基板穴と位置決め突片とを有し、前記表紙は、表紙穴と前記位置決め突片が挿入される位置決め穴部とを有し、
前記固定具は、
前記基板穴と前記表紙穴とを貫通する鉛直部と、当該鉛直部に連設されて、当該貫通した状態で表紙の被固定面の反対面に添接される添接部と、を有する第一固定具と、
当該第一固定具に着脱自在に形成された第二固定具と、を含み、
前記位置決め突片は、当該位置決め突片を前記位置決め穴部に挿入すると前記基板穴と前記表紙穴とが略同一軸上に並ぶように形成され、
前記位置決め突片が前記位置決め穴部に挿入されて前記鉛直部が前記基板穴と前記表紙穴とを貫通した状態で、かつ、各固定具が相互に係合していない状態で、前記第一固定具に対して前記第二固定具を前記基板上で前記摺動案内壁に沿って相対変位させたときに、各固定具が相互に係合して前記基板及び前記表紙を挟持する、
綴じ具と表紙との固定構造。 - 前記第二固定具は、
前記基板上に立設された前記摺動案内壁によって前記基板上の第一位置と第二位置との間を摺動可能に規制され、
前記第一位置にあるとき、前記基板穴と前記表紙穴とを貫通した前記鉛直部に係合し、
前記第二位置にあるとき、前記第二固定具の前記基板に接する面に設けられた係合突部と、前記基板における所定の位置に設けられた係合穴と、が係合して第二固定具と基板とが固定される、
請求項1に記載の綴じ具と表紙との固定構造。 - 前記基板穴の面積および前記表紙穴の面積は、ともに前記鉛直部最大断面積と略同じである、請求項1に記載の綴じ具と表紙との固定構造。
- 綴じ部材を備えた綴じ具と、
前記綴じ具の基板が固定される表紙と、
前記綴じ具の基板の固定面を前記表紙の被固定面に対向させて両者を固定する固定具と、を備えるファイルであって、
前記基板は摺動案内壁と基板穴と位置決め突片とを有し、前記表紙は表紙穴と前記位置決め突片が挿入される位置決め穴部とを有し、
前記固定具は、
前記基板穴と前記表紙穴とを貫通する鉛直部と、当該鉛直部に連設されて、当該貫通した状態で表紙の被固定面の反対面に添接される添接部と、を有する第一固定具と、
当該第一固定具に着脱自在に形成された第二固定具と、を含み、
前記位置決め突片は、当該位置決め突片を前記位置決め穴部に挿入すると前記基板穴と前記表紙穴とが略同一軸上に並ぶように形成され、
前記位置決め突片が前記位置決め穴部に挿入されて前記鉛直部が前記基板穴と前記表紙穴とを貫通した状態で、かつ、各固定具が相互に係合していない状態で、前記第一固定具に対して前記第二固定具を前記基板上で前記摺動案内壁に沿って相対変位させたときに、各固定具が相互に係合して前記基板及び前記表紙を挟持する、
ファイル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015094452A JP6558944B2 (ja) | 2015-05-01 | 2015-05-01 | 綴じ具と表紙との固定構造、及びファイル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015094452A JP6558944B2 (ja) | 2015-05-01 | 2015-05-01 | 綴じ具と表紙との固定構造、及びファイル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016210054A JP2016210054A (ja) | 2016-12-15 |
JP6558944B2 true JP6558944B2 (ja) | 2019-08-14 |
Family
ID=57549634
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015094452A Active JP6558944B2 (ja) | 2015-05-01 | 2015-05-01 | 綴じ具と表紙との固定構造、及びファイル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6558944B2 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2208627B (en) * | 1987-08-15 | 1992-03-11 | Nigel Eagers | Improvements in or relating to binder assemblies |
JP3556753B2 (ja) * | 1995-11-17 | 2004-08-25 | 株式会社ニフコ | 書類綴じ具の取付構造 |
JP2000229494A (ja) * | 1999-02-12 | 2000-08-22 | Plus Property Corp | ファイルの綴じ具取付け装置 |
JP4647381B2 (ja) * | 2005-04-26 | 2011-03-09 | 株式会社キングジム | バインダー及びその締結部材 |
JP2007210343A (ja) * | 2007-03-30 | 2007-08-23 | Kokuyo Co Ltd | バインダー |
-
2015
- 2015-05-01 JP JP2015094452A patent/JP6558944B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016210054A (ja) | 2016-12-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2014034099A (ja) | 綴じ具 | |
JP6558944B2 (ja) | 綴じ具と表紙との固定構造、及びファイル | |
JP5149102B2 (ja) | ファイル | |
JP6484104B2 (ja) | 綴じ具と表紙との固定構造、及びファイル | |
KR20220087346A (ko) | 집게용 논슬립 조립체 | |
JP6475587B2 (ja) | 綴じ具と表紙との固定構造、及びファイル | |
WO2016178364A1 (ja) | 綴じ具と表紙との固定構造、及びファイル | |
JP5123969B2 (ja) | 綴じ具 | |
JP4755115B2 (ja) | 綴じ具 | |
JP5617098B2 (ja) | 綴じ具及びファイル | |
JP2016210055A (ja) | 綴じ具と表紙との固定構造、及びファイル | |
JP5845398B2 (ja) | 綴じ具及びファイル | |
JP3421919B2 (ja) | ファイル | |
KR200395473Y1 (ko) | 서류철 보조기 | |
KR200386933Y1 (ko) | 서류철 보조기 | |
JP4375137B2 (ja) | ファイル及び綴じ具取付部材 | |
KR200485704Y1 (ko) | 문서철용 접힘홈 생성장치 | |
KR100627662B1 (ko) | 서류철 보조기 | |
JP6160050B2 (ja) | ファイル | |
JP2022132272A (ja) | 綴じ具用の押さえ具及び綴じ具 | |
JP5361063B2 (ja) | 綴じ具 | |
JP2013226712A (ja) | 綴じ具及びファイル | |
JP6161981B2 (ja) | カッターナイフ | |
JP4229847B2 (ja) | 綴じ具及びファイル | |
JP3107691U (ja) | ステープル引抜き器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180312 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190118 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190129 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190319 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190709 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190716 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6558944 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |