JP6558251B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、絶縁基板に線状の導体を配置してなるアンテナ素子を含んだアンテナ装置、および、該アンテナ装置を備えた電子機器に関する。
特許文献1には、携帯電話、車載テレビ等用の受信機に用いられるアンテナが記載されている。特許文献1に記載のアンテナは、フレキシブル基板を備える。フレキシブル基板の表面には、放射導体となる線状導体が配置されている。
このような平面状のアンテナは、フレキシブル基板における線状導体が形成される面と受信機の筐体の表面および裏面とが略平行になるように配置されていることがある。また、このような平面状のアンテナは、当該アンテナが接続される回路基板と筐体との間に配置されている。
特開2008−193299号公報
しかしながら、上述の構成では、例えば筐体を薄くする等の理由によって、アンテナの線状導体と、回路基板に実装された表面実装部品や導体パターンとが近接することがある。このような近接が生じると、アンテナの線状導体と、回路基板の表面実装部品や導体パターンとの間に電界結合が発生してしまう。この電界結合は、アンテナにとって不要な結合である。そして、この電界結合によって、アンテナの放射電力に損失が生じてしまう。
本発明の目的は、不要な電界結合による放射電力の損失を抑制できるアンテナ装置、および、当該アンテナ装置を備えた電子機器を提供することにある。
この発明のアンテナ装置は、回路基板と、回路基板の主面に近接して配置された平板状のアンテナ素子とを備える。アンテナ素子は、第1絶縁基板、線状導体、および、第2絶縁基板を備える。第1絶縁基板は、主面に平行な面を有する。線状導体は、第1絶縁基板の主面に対向する面に配置されている。第2絶縁基板は、第1絶縁基板の主面に対向する面と反対側の面に配置されている。第2絶縁基板の比誘電率は、第1絶縁基板の比誘電率よりも高い。第2絶縁基板の厚みは、第1絶縁基板の厚みよりも厚い。
この構成では、線状導体は、第2絶縁基板側に電界結合しやすくなり、回路基板との電界結合が抑制される。
また、この発明のアンテナ装置では、線状導体における第1絶縁基板に当接する面の粗さは、当接しない反対側の面の粗さよりも粗いことが好ましい。
この構成では、線状導体と第1絶縁基板との接合の信頼性が高くなる。また、線状導体の第1絶縁基板に当接する第1面と反対側の第2面から線状導体に給電することによって、第2面に電荷が集中する。しかしながら、この構成を用いることによって、電荷が集中する面の平坦度が高く、電力損失が抑制される。
また、この発明のアンテナ装置では、第1絶縁基板の主材料と第2絶縁基板の主材料は同じであることが好ましい。
この構成では、第1絶縁基板と第2絶縁基板とを、接着剤等を介することなく直接接合しており、第1絶縁基板と第2絶縁基板との界面剥離が抑制される。これにより、第1絶縁基板と第2絶縁基板との接合の信頼性が高くなる。
また、この発明のアンテナ装置では、第1絶縁基板、線状導体、および、第2絶縁基板は、可撓性を有することが好ましい。
この構成では、アンテナ素子を曲げて配置することが可能になる。
また、この発明の電子機器は、上述のいずれかに記載のアンテナ装置と筐体とを備える。筐体は、アンテナ素子および回路基板を収容し、アンテナ素子の近傍に導体部を有する。アンテナ素子は、回路基板と筐体との間に配置されている。第1絶縁基板は、第2絶縁基板よりも回路基板側に配置されている。
この構成では、アンテナ素子の線状導体と筐体の導体部との電界結合が強くなり、線状導体と回路基板との電界結合が抑制される。これにより、アンテナ素子の線状導体の不要な電界結合が抑制される。
また、この発明の電子機器では、第2絶縁基板は筐体に当接していることが好ましい。
この構成では、電気機器の形状を小型にし、且つ、線状導体と筐体の導体部との電界結合が強くなり、線状導体と回路基板との電界結合が抑制される。
また、この発明の電子機器は、上述の可撓性を有する材料を用いたアンテナ素子を含むアンテナ装置と、筐体とを備える。筐体は、アンテナ素子および回路基板を収容し、アンテナ素子の近傍に導体部を有する。アンテナ素子は、第1絶縁基板が第2絶縁基板よりも回路基板側になるように、回路基板と筐体との間に配置されている。アンテナ素子は、筐体の形状に合わせて湾曲している。
この構成では、筐体の形状、および、アンテナ素子の配置位置に応じた形状で、アンテナ素子が配置される。これにより、アンテナ素子が実現し得る形状が多くなり、上述の作用効果とともに、例えば、筐体の設計の自由度、アンテナ素子の指向性の自由度が向上する。
この発明によれば、アンテナを形成する導体が不要な電界結合を生じることによる放射電力の損失を抑制できる。
本発明の第1の実施形態に係るアンテナ装置のアンテナ素子の分解斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る電子機器の構成を示す側面断面図である。 本発明の第1の実施形態に係るアンテナ装置のアンテナ素子の部分拡大の側面断面図である。 本発明の第2の実施形態に係るアンテナ装置のアンテナ素子の分解斜視図である。 本発明の第3の実施形態に係る電子機器の構成を示す側面断面図である。 本発明の第4の実施形態に係る電子機器の構成を示す側面断面図である。
本発明の第1の実施形態に係るアンテナ装置および電子機器について、図を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係るアンテナ装置のアンテナ素子の分解斜視図である。図2は、本発明の第1の実施形態に係る電子機器の構成を示す側面断面図である。
図1に示すように、アンテナ素子10は、第1絶縁基板11、線状導体12、第2絶縁基板13、および、接着剤14を備える。第1絶縁基板11と第2絶縁基板13は、平板である。図1、図2に示す態様では、第1絶縁基板11と第2絶縁基板13を平面視した形状は同じである。なお、第1絶縁基板11と第2絶縁基板13を平面視した形状は異なっていてもよい。
第2絶縁基板13の厚みD13は、第1絶縁基板11の厚みD11よりも厚い。第2絶縁基板13の比誘電率εr13は、第1絶縁基板11の比誘電率εr11よりも高い。例えば、第2絶縁基板13の材料をポリイミド(PI)とし、第1絶縁基板11の材料を液晶ポリマ(LCP)とすることによって、この比誘電率の関係を実現できる。
第1絶縁基板11と第2絶縁基板13は、互いの平板面が対向するように、接着剤14によって接着されている。接着剤14は、絶縁性を有するものであり、第1絶縁基板11および第2絶縁基板13の材料に近い物性を有するものであることが好ましい。
線状導体12は、例えば、逆Fアンテナの放射導体として機能する形状であり、第1絶縁基板11における第2絶縁基板13側とは反対側の面に配置されている。線状導体12には、コネクタ接続用のパッド導体120が接続されている。線状導体12は、例えば銅箔によって形成されている。
このように、本実施形態のアンテナ素子10は、厚み方向に沿って、線状導体12、第1絶縁基板11、第2絶縁基板13の順に並ぶ形状である。
図2に示すように、電子機器20は、アンテナ素子10、筐体30、および回路基板40を備える。アンテナ素子10および回路基板40は、筐体30の内部に収容されている。アンテナ素子10および回路基板40によって、アンテナ装置100が構成されている。筐体30は、導体部311,312と樹脂部32とを備える。この樹脂部32は、非導体部310である。
アンテナ素子10は、回路基板40と筐体30との間に配置されている。アンテナ素子10は、平板面が筐体30の導体部311および樹脂部32の主面と回路基板40の主面(実装面)とに略平行になるように、配置されている。アンテナ素子10は、主に樹脂部32に対向することが好ましい。これにより、アンテナ素子10から放射される電波が非導体部310を介して、外部に効率的に伝搬される。
アンテナ素子10と回路基板40、アンテナ素子10と筐体30は近接している。なお、アンテナ素子10と筐体30は当接してもよい。これにより、アンテナ素子10を内蔵した状態であっても、電子機器20を小型、薄型にすることができる。
アンテナ素子10では、第1絶縁基板11が第2絶縁基板13よりも回路基板40に近い側に配置され、第2絶縁基板13が第1絶縁基板11よりも筐体30の導体部311および樹脂部32に近い側に配置されている。言い換えると、第2絶縁基板13における第1絶縁基板11側と反対側の面が筐体30の導体部311および樹脂部32に対向し、第1絶縁基板11における線状導体12が配置される面が回路基板40に対向している。
回路基板40は、ベース基板41、コネクタ42、および実装部品43を備える。コネクタ42および実装部品43は、ベース基板41の表面(実装面)に実装されている。回路基板40は、実装面がアンテナ素子10側を向くように、筐体30内に配置されている。
コネクタ42は、アンテナ素子10の線状導体12に接続するパッド導体120に接続している。この構成により、アンテナ素子10は、回路基板40から給電される。
上述の構成では、線状導体12と回路基板40とが近接している。しかしながら、線状導体12における回路基板40と反対側に、比誘電率が高く、厚みの厚い第2絶縁基板13が配置されているので、線状導体12は、第2絶縁基板13を介して、筐体30の導体部311,312と電界結合(図2の点線のキャパシタで示したような結合)が生じ易くなる。すなわち、線状導体12とグランド用の導体との電界結合が生じ易くなる。したがって、線状導体12と回路基板40および実装部品43との電界結合が抑制される。これにより、アンテナ装置100での不要な電界結合が抑制され、アンテナ装置100の電力損失を抑制することができる。
また、線状導体12は、相対的に比誘電率が低い第1絶縁基板11に配置されており、相対的に比誘電率が高い第2絶縁基板13から離間されている。この構成によって、線状導体12の線間容量の発生を抑制することができる。これにより、アンテナ素子10の放射特性、周波数特性等のアンテナ特性の劣化を抑制することができる。ここで、第1絶縁基板11の厚みD11を薄くすることによって、上述の第2絶縁基板13による電界結合の誘導の効果は大きくなるが、線間容量が発生し易くなる。したがって、これらの電界結合の誘導の効果と、線間容量の抑制の効果を考慮して、第1絶縁基板11の厚みD11を決定すればよい。さらに、電界結合の誘導の効果を考慮して、第2絶縁基板13の厚みD13を、第1絶縁基板11の厚みD11よりも少なくとも厚くして、所定の厚みに決定すればよい。
以上のように、本実施形態のアンテナ装置100、電子機器20を用いることによって、電子機器20を小型、薄型にしながら、アンテナ装置100の不要な電界結合を抑制でき、アンテナ装置100の電力損失を抑制することができる。
なお、アンテナ素子10では、線状導体12の形状を、図3に示すような形状にすることが好ましい。図3は、本発明の第1の実施形態に係るアンテナ装置のアンテナ素子の部分拡大の側面断面図である。
図3に示すように、アンテナ素子10の線状導体12では、第1絶縁基板11に当接する第1面121の表面粗さは、第1絶縁基板11に当接する面と反対側の第2面122の表面粗さよりも大きい。このような構成によって、アンカー効果から、線状導体12の第1絶縁基板11への接合強度が向上する。また、このアンカー効果によって、線状導体12と第1絶縁基板11とを接着材不要で接合することができる。これにより、接着剤等の接着材が存在することによる不所望な特性変化等を抑制できる。
また、図2に示すように、線状導体12への給電は第2面122側から行われる。この場合、第2面122側に電荷が集中する。第2面122は、表面粗さが小さい平坦面であるので、電荷集中が生じても、電力損失が生じ難い。したがって、アンテナ素子10の放射効率の劣化を抑制することができる。
また、表面粗さが大きい第1面121が第2絶縁基板13に対向し、表面粗さが小さい第2面122が回路基板40に対向することによって、線状導体12は、第2絶縁基板13側の対向面積が大きくなる。したがって、線状導体12は、第2絶縁基板13側に電界結合しやすくなり、不要な電界結合をさらに抑制することができる。
次に、本発明の第2の実施形態に係るアンテナ装置および電子機器について、図を参照して説明する。図4は、本発明の第2の実施形態に係るアンテナ装置のアンテナ素子の分解斜視図である。本実施形態に係るアンテナ素子10Aは、第1の実施形態に係るアンテナ素子10に対して、第2絶縁基板13Aの材料および厚みD13Aが異なり、接着剤14を省略した点で異なる。
第2絶縁基板13Aは、第1絶縁基板11と同じ主材料からなる。具体的には、例えば、第1絶縁基板11が液晶ポリマからなる場合に、第2絶縁基板13Aは、液晶ポリマに対して誘電体フィラーを添加している。これにより、第2絶縁基板13Aの比誘電率εr13Aは、第1絶縁基板11の比誘電率εr11よりも高い。第1絶縁基板11と第2絶縁基板13Aは、加熱プレスによって接合されている。
このような構成とすることによって、第1絶縁基板11と第2絶縁基板13Aとの間の異種材料界面を小さくでき、第1絶縁基板11と第2絶縁基板13Aとの接合の信頼性を向上することができる。例えば、アンテナ素子10Aを曲げた際に生じる界面剥離を抑制することができる。
次に、本発明の第3の実施形態に係るアンテナ装置および電子機器について、図を参照して説明する。図5は、本発明の第3の実施形態に係る電子機器の構成を示す側面断面図である。
図5に示すように、本実施形態に係る電子機器20Bは、第1の実施形態に係る電子機器20に対して、筐体30Bの形状、アンテナ素子10Bの構成および配置において異なる。
アンテナ素子10Bは、第2の実施形態に係るアンテナ素子10Aと同じ構造であり、第1絶縁基板11、線状導体12、および、第2絶縁基板13Aを備える。第1絶縁基板11、線状導体12、および、第2絶縁基板13Aは可撓性を有している。
筐体30Bは、導体部311,312B、樹脂部32を備える。導体部312Bの一部は、導体部311および樹脂部32とともに、筐体30Bの一面を形成しており、導体部312Bの他部は、導体部311および樹脂部32によって形成される平面に直交する方向に延びる形状である。言い換えれば、導体部312は、略直角に曲がる曲部を有する。
アンテナ素子10Bは、この曲部を含むように、筐体30Bの内面に沿って配置されている。アンテナ素子10Bは、筐体30Bに当接している。この際、第2絶縁基板13Bが筐体30Bに当接している。
このような構成とすることによって、線状導体12と筐体30Bの導体部311,312Bとの電界結合をより生じ易くすることができる。特に、図5の場合には、線状導体12と導体部312Bとの電界結合をより生じ易くすることができる。これにより、アンテナ装置100Bの不要な電界結合をさらに抑制することができる。
また、アンテナ素子10Bと筐体30Bとの間に隙間が無いので、電子機器20Bをより小型や薄型に形成することができる。
また、本実施形態に示すように、アンテナ素子10Bを曲げて配置することが可能であるので、アンテナ素子10Bが実現し得る形状が多くなる。これにより、筐体へのアンテナ素子の配置態様のバリエーションを広げることができ、筐体の設計の自由度、アンテナ素子の指向性の設計の自由度が向上する。
次に、本発明の第4の実施形態に係るアンテナ装置および電子機器について、図を参照して説明する。図6は、本発明の第4の実施形態に係る電子機器の構成を示す側面断面図である。
図6に示すように、本実施形態に係る電子機器20Cは、第1の実施形態に係る電子機器20に対して、アンテナ素子10Cの構成において異なる。
アンテナ素子10Cは、第2の実施形態に係るアンテナ素子10Aに対して、第2絶縁基板13Cの形状において異なる。
第2絶縁基板13Cは、第1絶縁基板11の線状導体12が配置される面と反対側の面において、全面に配置されておらず、部分的に配置されている。第2絶縁基板13Cは、線状導体12と筐体30の導体部311,312との電界結合が主として生じる部分だけに配置されている。例えば、図6の場合であれば、線状導体12が形成される領域の外周の部分が導体部311,312に近接している。この場合、導体部311,312に近接する線状導体12の外周部に重なるように、第2絶縁基板13Cを配置する。
このような構成であっても、アンテナ装置100Cでの不要な電界結合を抑制することができる。また、線状導体12と導体部311,312との間に電界を集中し易くなる。また、第2絶縁基板13Cを小さくでき、アンテナ素子10Cの材料費を安くできる。
なお、上述の各実施形態の構成は、適宜組合せが可能である。
10,10A,10B,10C:アンテナ素子
11:第1絶縁基板
12:線状導体
13,13A,13B,13C:第2絶縁基板
14:接着剤
20,20B,20C:電子機器
30,30B:筐体
32:樹脂部
40:回路基板
41:ベース基板
42:コネクタ
43:実装部品
100,100B,100C:アンテナ装置
120:パッド導体
121:第1面
122:第2面
310:非導体部
311,312,311,312B:導体部

Claims (3)

  1. 回路基板と、
    前記回路基板の主面に近接して配置された平板状のアンテナ素子と、
    前記アンテナ素子および前記回路基板を収容し、前記アンテナ素子の近傍に導体部を有する筐体と、を備え、
    前記アンテナ素子は、
    前記主面に平行な面を有する第1絶縁基板と、
    前記第1絶縁基板の前記主面に対向する面に配置された線状導体と、
    前記第1絶縁基板の前記主面に対向する面と反対側の面に配置された第2絶縁基板と、を備え、
    前記回路基板と前記筐体との間に配置されており、
    前記第2絶縁基板の比誘電率は、前記第1絶縁基板の比誘電率よりも高く、
    前記第1絶縁基板の主材料と前記第2絶縁基板の主材料は同じであり、且つ、前記第2絶縁基板には、前記主材料と異なる材料が含まれており、
    前記第1絶縁基板は、前記第2絶縁基板よりも前記回路基板側に配置されている、
    電子機器。
  2. 回路基板と、
    前記回路基板の主面に近接して配置された平板状のアンテナ素子と、
    前記アンテナ素子および前記回路基板を収容し、前記アンテナ素子の近傍に導体部を有する筐体と、を備え、
    前記アンテナ素子は、
    前記主面に平行な面を有する第1絶縁基板と、
    前記第1絶縁基板の前記主面に対向する面に配置された線状導体と、
    前記第1絶縁基板の前記主面に対向する面と反対側の面に配置された第2絶縁基板と、を備え、
    前記第1絶縁基板が前記第2絶縁基板よりも回路基板側になるように、前記回路基板と前記筐体との間に配置されており、
    前記第2絶縁基板の比誘電率は、前記第1絶縁基板の比誘電率よりも高く、
    前記筐体は、屈曲部を有しており、
    前記アンテナ素子の前記第1絶縁基板および前記第2絶縁基板は、前記筐体の前記屈曲部の形状に合わせて湾曲している、
    電子機器。
  3. 回路基板と、
    前記回路基板の主面に近接して配置された平板状のアンテナ素子と、
    前記アンテナ素子および前記回路基板を収容し、前記アンテナ素子の近傍に導体部を有する筐体と、を備え、
    前記アンテナ素子は、
    前記主面に平行な面を有する第1絶縁基板と、
    前記第1絶縁基板の前記主面に対向する面に配置された線状導体と、
    前記第1絶縁基板の前記主面に対向する面と反対側の面に配置された第2絶縁基板と、を備え、
    前記第1絶縁基板が前記第2絶縁基板よりも回路基板側になるように、前記回路基板と前記筐体との間に配置されており、
    前記第2絶縁基板の比誘電率は、前記第1絶縁基板の比誘電率よりも高く、
    前記第2絶縁基板は、前記導体部と前記線状導体との電界結合が主として生じる部分だけに配置されている、
    電子機器。
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