JP5375962B2 - アンテナモジュール - Google Patents

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Description

本発明は、アンテナモジュールに関し、より特定的には、高周波信号を送受信するアンテナを備えているアンテナモジュールに関する。
従来のアンテナモジュールに関する発明としては、例えば、特許文献1に記載のアンテナ一体型ストリップラインケーブル(以下、ストリップラインケーブルと称す)が知られている。図6は、特許文献1に記載のアンテナ一体型ストリップラインケーブル500の外観斜視図である。
ストリップラインケーブル500は、図6に示すように、絶縁体510,512、中心導体514、導電体516,518及びインピーダンスマッチング回路520により構成されている。また、ストリップラインケーブル500は、アンテナ部502、伝送線路部504及びカウンターポイズ部506の3つの領域からなる。
絶縁体510,512は、可撓性を有する材料により構成されている。絶縁体510の下面には導電体516が設けられている。絶縁体512の上面には導電体518が設けられている。また、中心導体514は、絶縁体510の上面において、該絶縁体510の長手方向に延在する線状導体である。絶縁体510と絶縁体512とは、絶縁体510の上面と絶縁体512の下面とが貼り合わされている。
ただし、絶縁体510,512の先端から使用周波数の波長λの略1/4の長さの領域(以下、先端領域と称す)では、絶縁体510と絶縁体512とは貼り合わされていない。具体的には、先端領域では、絶縁体512は、絶縁体510に対して垂直に立っている。そして、先端領域の絶縁体510、中心導体514及び導電体516は、アンテナ部502を構成している。すなわち、アンテナ部502における中心導体514から高周波信号が送受信される。一方、先端領域の絶縁体512及び導電体518は、カウンターポイズ部506を構成している。
更に、先端領域以外の絶縁体510,512、中心導体514、導電体516,518及びインピーダンスマッチング回路520は、伝送線路部504を構成している。また、伝送線路部504では、中心導体514及び導電体516,518は、ストリップラインを構成している。
また、インピーダンスマッチング回路520は、中心導体514の途中に設けられており、中心導体514よりも広い線幅を有している。これにより、アンテナ部502と伝送線路部504のストリップラインとの間のインピーダンスマッチングが取られている。
ところで、特許文献1に記載のストリップラインケーブル500は、以下に説明するように、直流抵抗値を大きくすることなく、かつ、特性インピーダンスの安定性を保ちつつ、伝送線路部504を小さな半径で湾曲させることができるように設計することが困難であるという問題を有している。より詳細には、ストリップラインケーブル500は、例えば、携帯電話に用いられる。近年、携帯電話の小型化が進んでおり、携帯電話内の僅かなスペースにストリップラインケーブル500を収める必要性が高くなっている。そのため、伝送線路部504をできるだけ小さな半径で湾曲させることが望まれている。そこで、例えば、絶縁体510,512の厚みを薄くすることが考えられる。これにより、ストリップラインケーブル500の剛性が低くなるので、伝送線路部504を小さな半径で湾曲させることができる。
しかしながら、ストリップラインケーブル500において、絶縁体510,512の厚みを薄くすると、中心導体514と導電体516,518との間隔が小さくなってしまう。そのため、中心導体514と導電体516,518との間の容量が大きくなってしまい、伝送線路部504のストリップラインの特性インピーダンスが所定の特性インピーダンス(例えば、50Ω又は75Ω)からずれてしまう。したがって、中心導体514の線幅を狭くすることにより、中心導体514と導電体516,518との間の容量を小さくする必要がある。その結果、ストリップラインケーブル500の直流抵抗値が大きくなってしまう。以上のように、特許文献1に記載のストリップラインケーブル500では、直流抵抗値を大きくすることなく、かつ、特性インピーダンスの安定性を保ちつつ、伝送線路部504を小さな半径で湾曲させることができるように設計することは困難であった。
特開平8−242117号公報
そこで、本発明の目的は、直流抵抗値を大きくすることなく、かつ、特性インピーダンスの安定性を保ちつつ、信号線路を小さな半径で湾曲させることができるアンテナモジュールを提供することである。
本発明の一形態に係るアンテナモジュールは、可撓性材料からなる複数の絶縁シートが積層されてなる本体と、前記本体に設けられているアンテナであって、高周波信号を送受信するアンテナと、前記本体に設けられている接続部であって、前記高周波信号が入出力する電子素子に接続される接続部と、前記本体に設けられ、かつ、ストリップライン構造又はマイクロストリップライン構造を有している信号線路であって、前記高周波信号を伝送する信号線路と、前記本体において、前記信号線路の一方の端部と前記アンテナとの間に設けられている第1のインピーダンスマッチング回路と、前記本体において、前記信号線路の他方の端部と前記接続部との間に設けられている第2のインピーダンスマッチング回路と、を備えていること、を特徴とする。
本発明によれば、直流抵抗値を大きくすることなく、かつ、特性インピーダンスの安定性を保ちつつ、信号線路を小さな半径で湾曲させることができる。
本発明の一実施形態に係るアンテナモジュールの外観斜視図である。 図2(a)は、図1のアンテナモジュールの分解図である。図2(b)は、アンテナモジュールの絶縁シートの拡大図である。 アンテナモジュールの等価回路図である。 図1のA−Aにおける断面構造図である。 変形例に係るアンテナモジュールの分解斜視図である。 特許文献1に記載のアンテナ一体型ストリップラインケーブルの外観斜視図である。
以下に、本発明の実施形態に係るアンテナモジュールについて図面を参照しながら説明する。
(アンテナモジュールの構成)
以下に、本発明の一実施形態に係るアンテナモジュールの構成について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るアンテナモジュール10の外観斜視図である。図2(a)は、図1のアンテナモジュール10の分解図である。図2(b)は、アンテナモジュール10の絶縁シート16aの拡大図である。図3は、アンテナモジュール10の等価回路図である。図4は、図1のA−Aにおける断面構造図である。図1ないし図4において、アンテナモジュール10の積層方向をz軸方向と定義する。また、アンテナモジュール10の長手方向をx軸方向と定義し、x軸方向及びz軸方向に直交する方向をy軸方向と定義する。
アンテナモジュール10は、例えば、携帯電話等の電子機器内において、湾曲させられて2つ折の状態で用いられる。アンテナモジュール10は、図1及び図2に示すように、本体12、アンテナ14、信号線路24、インピーダンスマッチング回路31,37、接続部46、グランド導体48及びビアホール導体b1〜b10を備えている。
本体12は、図1に示すように、アンテナ領域A1、信号線路領域A2及び接続領域A3の3つの領域に分けることができる。信号線路領域A2は、図1に示すように、x軸方向に延在している。アンテナ領域A1は、信号線路領域A2のx軸方向の負方向側に設けられている。アンテナ領域A1は、信号線路領域A2よりもy軸方向に大きな幅を有している。接続領域A3は、信号線路領域A2のx軸方向の正方向側に設けられている。接続領域A3は、信号線路領域A2よりもy軸方向に大きな幅を有している。本体12は、図2に示す絶縁シート16(16a〜16c)がz軸方向の正方向側から負方向側へとこの順に積層されて構成されている。
絶縁シート16は、可撓性を有する液晶ポリマー等の熱可塑性樹脂により構成されている。絶縁シート16の厚みは、その可撓性を確保するために、10μm以上100μm以下であることが好ましい。絶縁シート16a〜16cはそれぞれ、図2に示すように、アンテナ部18a〜18c、信号線路部20a〜20c及び接続部22a〜22cにより構成されている。アンテナ部18は、本体12のアンテナ領域A1を構成している。信号線路部20は、本体12の信号線路領域A2を構成している。接続部22a〜22cは、本体12の接続領域A3を構成している。なお、以下では、絶縁シート16のz軸方向の正方向側の主面を表面と称し、絶縁シート16のz軸方向の負方向側の主面を裏面と称す。
アンテナ14は、本体12のアンテナ領域A1に設けられており、高周波信号(例えば、2GHz程度)を送受信する。アンテナ14は、1枚の金属板が折り曲げられることにより作製されており、図1及び図2に示すように、放射板14a及び取り付け部14b,14cにより構成されている。放射板14aは、z軸方向から平面視したときにアンテナ領域A1と略一致する長方形状をなしており、電波を放射及び吸収する。取り付け部14b,14cは、放射板14aの2つの長辺の中点に接続されており、z軸方向の負方向側に折り曲げられている。そして、取り付け部14b,14cは、図2に示すように、z軸方向に延在しており、そのz軸方向の負方向側の端部においてアンテナ部18aの表面に対して取り付けられている。
接続部46は、接続導体T1,T2により構成されている。接続導体T1,T2は、高周波信号が入出力する電子素子(図示せず)と接続される。該電子素子は、高周波信号の処理回路を構成する回路素子である。具体的には、接続導体T1は、接続部22aの表面に設けられており、正方形状をなしている。接続導体T2は、接続部22aの表面に設けられており、接続導体T1と離れた状態で、接続導体T1のy軸方向の正方向側及び負方向側並びにx軸方向の正方向側の三方を囲むように設けられている。接続導体T1,T2には、外導体及び中心導体を備えているRFコネクタ(図示せず)が電子素子として実装される。接続導体T1は中心導体に接続され、接続導体T2は外導体に接続される。そして、RFコネクタには、同軸ケーブル等を介して、高周波信号に所定の処理を施す外部回路(図示せず)が接続されている。RFコネクタ、外部回路及び同軸ケーブル等は、処理回路を構成している。
信号線路24は、本体12の信号線路領域A2に設けられ、かつ、ストリップライン構造を有しており、高周波信号を伝送する。具体的には、信号線路24は、中心導体28及びグランド導体26,30により構成されている。中心導体28は、信号線路部20bの表面においてx軸方向に延在するように設けられている線状の導体層である。高周波信号は、該中心導体28を伝送される。更に、中心導体28の両端は、アンテナ領域A1及び接続領域A3に位置している。
グランド導体26は、図2に示すように、本体12の信号線路領域A2において中心導体28よりもz軸方向の正方向側に設けられ、具体的には、信号線路部20aの表面においてx軸方向に延在している。また、グランド導体26は、図4に示すように、中心導体28よりもy軸方向において広い線幅を有している。グランド導体26は、z軸方向から平面視したときに、中心導体28と重なっている。更に、グランド導体26の両端は、アンテナ領域A1及び接続領域A3に位置している。そして、グランド導体26のx軸方向側の端部は、接続導体T2に接続されている。
グランド導体30は、図2に示すように、本体12の信号線路領域A2において中心導体28よりもz軸方向の負方向側に設けられ、具体的には、信号線路部20cの表面においてx軸方向に延在している。また、グランド導体30は、図4に示すように、中心導体28及びグランド導体26よりもy軸方向において広い線幅を有している。グランド導体30は、z軸方向から平面視したときに、中心導体28と重なっている。これにより、中心導体28及びグランド導体26,30は、図4に示すように、ストリップライン構造を構成している。
インピーダンスマッチング回路31は、本体12のアンテナ領域A1において、信号線路24のx軸方向の負方向側の端部とアンテナ14との間に設けられている。インピーダンスマッチング回路31は、図2に示すように、線状導体32,34及びグランド導体36により構成されている。
アンテナ14とインピーダンスマッチング回路31とは、アンテナポートP1により接続されている。アンテナポートP1のシグナルポートが、線状導体32と取り付け部14bとの接続点である。また、アンテナポートP1のグランドポートが、線状導体34と取り付け部14cとの接続点である。
線状導体32は、アンテナ部18aの表面に設けられており、x軸方向に延在している線状の導体層である。線状導体32のy軸方向の負方向側の端部は、z軸方向から平面視したときに、中心導体28のx軸方向の負方向側の端部と重なっている。そして、ビアホール導体b1は、アンテナ部18aをz軸方向に貫通することにより、線状導体32のy軸方向の負方向側の端部と中心導体28のx軸方向の負方向側の端部とを接続している。また、線状導体32のy軸方向の正方向側の端部は、アンテナ14の取り付け部14bに接続されている。線状導体32は、中心導体28と略同じ比較的に細い線幅を有している。これにより、線状導体32は、図3に示すように、中心導体28とアンテナ14との間においてコイルL2を形成している。
線状導体34は、アンテナ部18aの表面に設けられており、x軸方向に延在していると共に、x軸方向の負方向側の端部においてy軸方向の正方向側に折れ曲がっているL字型の線状の導体層である。線状導体34のx軸方向の正方向側の端部は、グランド導体26に接続されている。線状導体34のy軸方向の正方向側の端部は、アンテナ14の取り付け部14cに接続されている。線状導体34は、中心導体28と略同じ比較的に細い線幅を有している。これにより、線状導体34は、図3に示すように、グランド導体26とアンテナ14との間においてコイルL3を形成している。
グランド導体36は、アンテナ部18cの表面の略全面を覆うように設けられており、グランド導体30のx軸方向の負方向側の端部に接続されている。これにより、本体12のアンテナ領域A1が容易に変形することを防止している。また、線状導体32,34は、z軸方向から平面視したときに、グランド導体36と重なっている。これにより、線状導体32,34及びグランド導体36は、マイクロストリップライン構造を構成している。よって、線状導体32とグランド導体36との間には、図3に示すように、容量C2が発生している。また、線状導体34とグランド導体36との間には、図3に示すように、容量C3が発生している。
ただし、線状導体34は、グランド導体36と電気的に接続されているので、容量C3には、容量C2に比べてはるかに少ない電荷しかチャージされない。より詳細には、グランド導体26のx軸方向の負方向側の端部は、z軸方向から平面視したときに、グランド導体36と重なっている。そして、ビアホール導体b2,b7はそれぞれ、アンテナ部18a,18bをz軸方向に貫通し、かつ、互いに接続されていることにより、グランド導体26のx軸方向の負方向側の端部とグランド導体36とを接続している。同様に、ビアホール導体b3,b8はそれぞれ、アンテナ部18a,18bをz軸方向に貫通し、かつ、互いに接続されていることにより、グランド導体26のx軸方向の負方向側の端部とグランド導体36とを接続している。これにより、線状導体34は、グランド導体26を介してグランド導体36と接続されている。よって、線状導体34には、グランド導体36と同様に接地電位が印加されるので、線状導体34とグランド導体36との間に発生する容量C3には、容量C2に比べてはるかに少ない電荷しかチャージされない。
以上のように、インピーダンスマッチング回路31は、コイルL2,L3と容量C2,C3の組み合わせからなるローパスフィルタにより構成されている。インピーダンスマッチング回路31は、信号線路24のx軸方向の負方向側の端部からアンテナ14側を見たときにおけるインピーダンスZ1(図3参照)と信号線路24のx軸方向の負方向側の端部から信号線路24側を見たときにおけるインピーダンスZ2(図3参照)との間でインピーダンスマッチングを取っている。そして、インピーダンスZ1とインピーダンスZ2とが共役の関係になるように、インピーダンスマッチング回路31の線状導体34が設計されている。インピーダンスZ1とインピーダンスZ2が共役の関係にあるとは、インピーダンスZ1がa+jbである場合に、インピーダンスZ2がa−jbであることをいう。これにより、アンテナ14と信号線路24との間における電力損失の発生が低減される。
インピーダンスマッチング回路37は、本体12の接続領域A3において、信号線路24のx軸方向の正方向側の端部と接続部46との間に設けられている。インピーダンスマッチング回路37は、図2に示すように、チップコンデンサC1、チップコイルL1及び線状導体38,40,44により構成されている。
線状導体38は、接続部22aの表面に設けられている線状の導体層である。線状導体38の一方の端部は、z軸方向から平面視したときに、中心導体28のx軸方向の正方向側の端部と重なっている。そして、ビアホール導体b4は、接続部22aをz軸方向に貫通することにより、線状導体38の一方の端部と中心導体28のx軸方向の正方向側の端部とを接続している。また、線状導体38の他端には、接続導体t1が設けられている。
線状導体40は、接続部22aの表面に設けられているT字型をなす線状の導体層である。具体的には、線状導体40は、線状導体40a,40bにより構成されている。線状導体40aは、図2に示すように、y軸方向に延在している線状の導体層である。線状導体40aのy軸方向の正方向側の端部には、接続導体t2が設けられている。また、線状導体40bのy軸方向の負方向側の端部には、接続導体t3が設けられている。一方、線状導体40bは、線状導体40aのy軸方向の中点近傍からx軸方向の正方向に延在している。そして、線状導体40bは、そのx軸方向の正方向側の端部において接続導体T1に接続されている。
線状導体44は、接続部22aの表面に設けられ、かつ、グランド導体26からy軸方向の正方向側に突出している線状の導体層である。線状導体44のy軸方向の正方向側の端部には、接続導体t4が設けられている。
チップコンデンサC1は、例えば、コンデンサを内蔵している積層型電子部品であり、外部電極50a,50bを備えている。チップコンデンサC1は、外部電極50aが接続導体t1に接続され、外部電極50bが接続導体t2に接続されるように、接続部22a上にはんだ実装される。線状導体38は、中心導体28とビアホール導体b4を介して電気的に接続されている。これにより、チップコンデンサC1は、図3に示すように、中心導体28と接続導体T1との間に接続されている。
チップコイルL1は、例えば、コイルを内蔵している積層型電子部品であり、外部電極52a,52bを備えている。チップコイルL1は、外部電極52aが接続導体t3に接続され、外部電極52bが接続導体t4に接続されるように、接続部22a上にはんだ実装される。線状導体44は、グランド導体26を介して接続導体T2に接続されている。これにより、チップコイルL1は、図3に示すように、接続導体T1と接続導体T2との間に接続されている。
以上のように、インピーダンスマッチング回路37は、チップコイルL1とチップコンデンサC1の組み合わせからなるハイパスフィルタにより構成されている。インピーダンスマッチング回路37は、信号線路24のx軸方向の正方向側の端部から電子素子が接続されている状態の接続部46側を見たときにおけるインピーダンスZ3(図3参照)と信号線路24のx軸方向の正方向側の端部から信号線路24側を見たときにおけるインピーダンスZ4(図3参照)との間でインピーダンスマッチングを取っている。そして、インピーダンスZ3とインピーダンスZ4とが共役の関係になるように、インピーダンスマッチング回路37のチップコイルL1及びチップコンデンサC1が選択されている。これにより、電子素子と信号線路24との間における電力損失の発生が低減される。
グランド導体48は、接続部22cの表面の略全面を覆うように設けられており、グランド導体30のx軸方向の正方向側の端部に接続されている。これにより、本体12の接続部領域A3が容易に変形することを防止している。また、グランド導体26のx軸方向の正方向側の端部及び接続導体T2は、z軸方向から平面視したときに、グランド導体48と重なっている。そして、ビアホール導体b5,b9は、接続部22a,22bをz軸方向に貫通し、かつ、互いに接続されていることにより、グランド導体26のx軸方向の正方向側の端部とグランド導体48とを接続している。同様に、ビアホール導体b6,b10は、接続部22a,22bをz軸方向に貫通し、かつ、互いに接続されていることにより、接続導体T2とグランド導体48とを接続している。
ここで、アンテナ14、信号線路24及び電子素子の特性インピーダンスについて説明する。アンテナ14は、空気中に電波を放射する又は空気中から電波を吸収するために、特性インピーダンスZ11(例えば、377Ω)を有している。電子素子は、例えば、RFコネクタであり、50Ω又は75Ωの特性インピーダンスを有する同軸ケーブルと接続されるので、同軸ケーブルと同じ特性インピーダンスZ12(例えば、50Ω又は75Ω)を有している。一方、信号線路24は、特性インピーダンスZ11,Z12よりも小さな特性インピーダンスZ13(例えば、30Ω)を有している。また、アンテナポートP1からアンテナ14側を見たときのインピーダンスZ01及びアンテナポートP1からインピーダンスマッチング回路31側を見たときのインピーダンスZ02は、通常では、1Ω〜25Ωである。すなわち、アンテナポートP1の特性インピーダンスZ0は、通常では、1Ω〜25Ωである。そこで、アンテナモジュール10では、アンテナ14と信号線路24との境界、及び、信号線路24と接続部46との境界にて高周波信号の反射が発生しないように、インピーダンスマッチング回路31,37が設けられている。すなわち、信号線路24が小さな半径で湾曲させられた場合であっても、接続部46側では安定した特性インピーダンスを確保できる。
また、アンテナポートP1の特性インピーダンスは、信号線路24の特性インピーダンス及び接続部46の接続導体T1,T2に接続される電子素子の特性インピーダンスよりも小さい。アンテナポートP1から接続部46へ向けて段階的に特性インピーダンスが変化するので、インピーダンス変換による損失が小さくなる。
(アンテナモジュールの製造方法)
以下に、アンテナモジュール10の製造方法について図面を参照しながら説明する。以下では、一つのアンテナモジュール10が作製される場合を例にとって説明するが、実際には、大判の絶縁シートが積層及びカットされることにより、同時に複数のアンテナモジュール10が作製される。
まず、表面の全面に銅箔が形成された液晶ポリマー等の熱可塑性樹脂からなる絶縁シート16を準備する。次に、フォトリソグラフィ工程により、図2に示すグランド導体26、線状導体32,34,38,40,44及び接続導体T1,T2を絶縁シート16aの表面に形成する。具体的には、絶縁シート16aの銅箔上に、図2に示すグランド導体26、線状導体32,34,38,40,44及び接続導体T1,T2と同じ形状のレジストを印刷する。そして、銅箔に対してエッチング処理を施すことにより、レジストにより覆われていない部分の銅箔を除去する。その後、レジストを除去する。これにより、図2に示すような、グランド導体26、線状導体32,34,38,40,44及び接続導体T1,T2が絶縁シート16aの表面に形成される。
次に、フォトリソグラフィ工程により、図2に示す中心導体28を絶縁シート16bの表面に形成する。また、フォトリソグラフィ工程により、図2に示すグランド導体30,36,48を絶縁シート16cの表面に形成する。なお、これらのフォトリソグラフィ工程は、グランド導体26、線状導体32,34,38,40,44及び接続導体T1,T2を形成する際のフォトリソグラフィ工程と同様であるので、説明を省略する。
次に、絶縁シート16a,16bのビアホール導体b1〜b10が形成される位置に対して、裏面側からレーザービームを照射して、ビアホールを形成する。その後、絶縁シート16a,16bに形成したビアホールに対して、銅を主成分とする導電性ペーストを充填し、図2に示すビアホール導体b1〜b10を形成する。
次に、絶縁シート16a〜16cをこの順に積み重ねる。そして、絶縁シート16a〜16cに対してz軸方向の正方向側及び負方向側から等方的に又は弾性体を介して力を加えることにより、絶縁シート16a〜16cを圧着する。最後に、アンテナ14をアンテナ領域A1にはんだ実装する。これにより、図1に示すアンテナモジュール10が得られる。
(効果)
アンテナモジュール10は、直流抵抗値を大きくすることなく、かつ、特性インピーダンスの安定性を確保しつつ、本体12の信号線路領域A2を小さな半径で湾曲させることができる。より詳細には、特許文献1に記載のストリップラインケーブル500では、絶縁体510,512の厚みを薄くすることにより、ストリップラインケーブル500の剛性を低くして、伝送線路部504を小さな半径で湾曲させている。
しかしながら、ストリップラインケーブル500において、絶縁体510,512の厚みを薄くすると、中心導体514と導電体516,518との間隔が小さくなってしまう。そのため、中心導体514と導電体516,518との間の容量が大きくなってしまい、伝送線路部504のストリップラインの特性インピーダンスが所定の特性インピーダンス(例えば、50Ω又は75Ω)からずれてしまう。したがって、中心導体514の線幅を狭くすることにより、中心導体514と導電体516,518との間の容量を小さくする必要がある。その結果、ストリップラインケーブル500の直流抵抗値が大きくなってしまう。
そこで、アンテナモジュール10では、インピーダンスマッチング回路31を信号線路24のx軸方向の負方向側の端部とアンテナ14との間に設けている。これにより、インピーダンスマッチング回路31は、信号線路24のx軸方向の負方向側の端部からアンテナ14側を見たときにおけるインピーダンスZ1と信号線路24のx軸方向の負方向側の端部から信号線路24側を見たときにおけるインピーダンスZ2との間でインピーダンスマッチングを取ることができる。更に、インピーダンスマッチング回路37を信号線路24のx軸方向の正方向側の端部と接続部46との間に設けている。これにより、インピーダンスマッチング回路37は、信号線路24のx軸方向の正方向側の端部から電子素子が接続されている状態の接続部46側を見たときにおけるインピーダンスZ3と信号線路24のx軸方向の正方向側の端部から信号線路24側を見たときにおけるインピーダンスZ4との間でインピーダンスマッチングを取ることができる。このように、信号線路24の両端にインピーダンスマッチング回路31,37を設けることにより、信号線路24の特性インピーダンスZ13が、アンテナ14の特性インピーダンスZ11及び電子素子の特性インピーダンスZ12と異なっていても、信号線路24とアンテナ14と電子素子との間でインピーダンスマッチングを取ることができるようになる。よって、信号線路24とアンテナ14と電子素子との間のインピーダンスマッチングを崩すことなく、本体12の厚みを薄くすることができる。その結果、本体12の厚みを薄くしても、中心導体28の幅を小さくする必要がなくなる。以上より、アンテナモジュール10は、直流抵抗値を大きくすることなく、かつ、特性インピーダンスの安定性を確保しつつ、本体12の信号線路領域A2を小さな半径で湾曲させることができる。
また、アンテナモジュール10では、以下に説明するように、直流抵抗値の低減を図ることができる。すなわち、アンテナモジュール10では、信号線路24の特性インピーダンスZ13が、アンテナ14の特性インピーダンスZ11及び電子素子の特性インピーダンスZ12と異なっていてもよい。そのため、信号線路24の中心導体28の線幅を大きくすることができる。その結果、アンテナモジュール10では、中心導体28の直流抵抗値が小さくなり、高周波信号の損失を低減できる。
また、アンテナモジュール10では、以下に説明するように、使用する電子機器毎に設計しなおす必要がなく、高い汎用性を得ることができる。より詳細には、電子素子は、RFコネクタのように特定の特性インピーダンス(例えば、50Ω又は75Ω)を有している。一方、アンテナモジュール10では、インピーダンスマッチング回路37を信号線路24のx軸方向の正方向側の端部と接続部46との間に設けている。これにより、インピーダンスマッチング回路37は、信号線路24のx軸方向の正方向側の端部から電子素子が接続されている状態の接続部46側を見たときにおけるインピーダンスZ3と信号線路24のx軸方向の正方向側の端部から信号線路24側を見たときにおけるインピーダンスZ4との間でインピーダンスマッチングを取っている。すなわち、接続部46に特定のインピーダンスを有する電子素子が接続されたときに、インピーダンスマッチングが取られるように、インピーダンスマッチング回路37を設計しておけばよい。その結果、電子素子の種類に関らず、信号線路24とアンテナ14と電子素子との間でインピーダンスマッチングが取られるようになる。よって、アンテナモジュール10の設計をしなおすことなく、多種の電子機器に用いることができる。
(変形例)
以下に、変形例に係るアンテナモジュールについて図面を参照しながら説明する。図5は、変形例に係るアンテナモジュール10'の分解斜視図である。図5において、図2と同じ構成については同じ参照符号を付した。
アンテナモジュール10,10'間の相違点は、アンテナ14,14'の構成である。より詳細には、アンテナ14は、金属板が折り曲げられることにより作製され、アンテナ領域A1に取り付けられていた。一方、アンテナ14'は、アンテナ部18aの表面に設けられている。すなわち、アンテナ14'は、グランド導体26、線状導体32,34,38,40,44及び接続導体T1,T2と同様に、銅箔によりアンテナ部18aの表面に設けられている。なお、アンテナモジュール10'のその他の構成は、アンテナモジュール10のその他の構成と同じであるので説明を省略する。
なお、アンテナモジュール10,10'では、インピーダンスマッチング回路37にチップコイルL1及びチップコンデンサC1が用いられている。しかしながら、インピーダンスマッチング回路37は、接続部22a〜22cに設けられた線状導体やグランド導体等によって構成されていてもよい。
また、アンテナモジュール10,10'では、インピーダンスマッチング回路31に線状導体32,34及びグランド導体36が用いられている。しかしながら、インピーダンスマッチング回路31は、チップコイル及びチップコンデンサによって構成されていてもよい。
また、アンテナモジュール10,10'では、接続部46に実装される電子素子は、RFコネクタであるとした。しかしながら、電子素子は、RFコネクタではなく、例えば、ICチップのような電子部品であってもよい。
なお、信号線路24は、ストリップライン構造を有しているが、マイクロストリップライン構造を有していてもよい。
本発明は、アンテナモジュールに有用であり、特に、直流抵抗値を大きくすることなく、かつ、特性インピーダンスの安定性を確保しつつ、信号線路を小さな半径で湾曲させることができる点において優れている。
T1,T2,t1〜t4 接続導体
b1〜b10 ビアホール導体
10,10' アンテナモジュール
12 本体
14,14' アンテナ
16a〜16c 絶縁シート
24 信号線路
26,30 グランド導体
28 中心導体
31,37 インピーダンスマッチング回路
46 接続部

Claims (6)

  1. 可撓性材料からなる複数の絶縁シートが積層されてなる本体と、
    前記本体に設けられているアンテナであって、高周波信号を送受信するアンテナと、
    前記本体に設けられている接続部であって、前記高周波信号が入出力する電子素子に接続される接続部と、
    前記本体に設けられ、かつ、ストリップライン構造又はマイクロストリップライン構造を有している信号線路であって、前記高周波信号を伝送する信号線路と、
    前記本体において、前記信号線路の一方の端部と前記アンテナとの間に設けられている第1のインピーダンスマッチング回路と、
    前記本体において、前記信号線路の他方の端部と前記接続部との間に設けられている第2のインピーダンスマッチング回路と、
    を備えていること、
    を特徴とするアンテナモジュール。
  2. 前記電子素子は、第1の特性インピーダンスを有し、
    前記信号線路は、前記第1の特性インピーダンスよりも小さな第2の特性インピーダンスを有していること、
    を特徴とする請求項1に記載のアンテナモジュール。
  3. 前記アンテナと前記第1のインピーダンスマッチング回路との接続ポートであるアンテナポートの特性インピーダンスが、前記第1の特性インピーダンス及び前記第2の特性インピーダンスよりも小さいこと、
    を特徴とする請求項2に記載のアンテナモジュール。
  4. 前記第1のインピーダンスマッチング回路は、前記信号線路の一方の端部から前記アンテナ側を見たときにおける第1のインピーダンスと該信号線路の一方の端部から該信号線路側を見たときにおける第2のインピーダンスとの間でインピーダンスマッチングを取っており、
    前記第2のインピーダンスマッチング回路は、前記信号線路の他方の端部から前記電子素子が接続されている状態の前記接続部側を見たときにおける第3のインピーダンスと該信号線路の他方の端部から該信号線路側を見たときにおける第4のインピーダンスとの間でインピーダンスマッチングを取っていること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のアンテナモジュール。
  5. 前記第1のインピーダンスと前記第2のインピーダンスとが共役の関係にあり、
    前記第3のインピーダンスと前記第4のインピーダンスとが共役の関係にあること、
    を特徴とする請求項4に記載のアンテナモジュール。
  6. 前記絶縁シートの厚みは、10μm以上100μm以下であること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のアンテナモジュール。
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