JP6556193B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、レーザビームプリンタや複写機等の記録材に画像を形成する画像形成装置に関する。
近年、無線通信を利用してパソコンや携帯電話等の情報機器からプリントする画像データを受け取り、画像形成を行うことを可能とした画像形成装置がある。このような画像形成装置は、無線通信を行うための通信部を備えている。
特許文献1には、無線通信の受信部(通信部)を画像形成装置の本体内部に配置することが記載されている。
特開2006−53477
しかしながら、使用者が通信相手となる情報機器を画像形成装置の通信部に対向する位置にかざすことによって初めて通信が可能となるような、比較的通信可能な距離が短い、所謂、近距離無線通信(NFC)を行うための通信部を設ける場合、通信部をどのような位置にどのような向きで配置することが適当かは特許文献1には開示されていない。
そこで本発明は、上記課題に鑑みて、近距離無線通信を行う為の通信部を、良好な通信性やユーザビリティを確保しつつ画像形成装置に適切に配置することを目的とする。
本発明は、画像形成部と、前記画像形成部を覆うカバーと、前記カバーの上面部に設けられ、前記画像形成部によって画像が形成された記録材が排出され積載される積載部と、前記カバーの上面部より内側に配置され、近距離無線通信を行うためのアンテナと、少なくとも画像形成に関する情報を表示可能な表示部と、を備える画像形成装置において、前記アンテナは、記録材の排出方向と交差する方向に関して、前記積載部を挟んで前記表示部の反対側であって前記積載部よりも外側の位置で、前記カバーの上面部に対向して配置されており、且つ、記録材の排出方向に関して、前記表示部よりも下流側に配置されていることを特徴とする。
本発明によれば近距離無線通信を行う為のアンテナを、良好な通信性やユーザビリティを確保しつつ画像形成装置に適切に配置することができる。
第1比較例の画像形成装置の斜視図。 第2比較例の画像形成装置の斜視図。 画像形成装置の概略断面図。 (a)画像形成装置の斜視図、(b)(a)においてカバーの上面部を透過させた図。 (a)画像形成装置の上視図、(b)(a)においてカバーの上面部を透過させた図。 (a)カバーを外した状態の画像形成装置の前方斜視図、(b)通信部の近傍部分の拡大図、(c)通信部を取り外した保持部材近傍部分の拡大図。 (a)カバーを外した状態の画像形成装置の後方斜視図、(b)通信部の近傍部分の拡大図。 (a)画像形成装置の斜視図、(b)(a)においてカバーを透過させた図。 (a)画像形成装置の上視図、(b)(a)においてカバーを透過させた図。 (a)はカバーの上面部を裏側(下側)から見た図、(b)(a)の通信部近傍部分の拡大図。 (a)画像形成装置の斜視図、(b)画像形成装置の斜視図(携帯端末をかざした状態)、(c)画像形成装置の斜視図(携帯端末をかざしている時に記録材が排出されている状態)。 (a)カバーの上面部を透過させた画像形成装置の上視図、(b)アンテナ面近傍部分の拡大図。 図4(a)のC−C線部分での断面図。
<第1実施形態>
本発明の実施形態について説明する。なお、以降の説明において、例えば感光ドラム100a、10b、10c、10dなど、同様の構成を装置が複数有する場合、簡単のため感光ドラム100のように代表して構成及びその動作を説明する。
〔画像形成部〕
まず、画像形成装置の画像形成部について説明する。図3は、画像形成装置Sの概略断面図である。画像形成装置Sは、電子写真方式のタンデム型のレーザビームプリンタであり、4色カラー画像を紙やOHP等のシート状の記録材に形成可能である。
以下、画像形成部の構成を説明する。画像形成部は、各色ごとにドラム型の電子写真感光体(以下「感光ドラム」という)10(10a〜10d)を備えている。感光ドラム10は、画像形成装置Sによって回転自在に支持されており、駆動手段(不図示)によって矢印R1方向に回転駆動される。感光ドラム10の周囲には、その回転方向に沿って以下のプロセス手段が配置される。感光ドラム10を帯電する帯電ローラ11(11a〜11d)。感光ドラム10に画像情報に基づくレーザ光L(La〜Ld)を照射する露光ユニット2。感光ドラム10の表面にトナーを付着させる現像ローラ12(12a〜12d)。感光ドラム10からトナー像が一次転写される中間転写ベルト(中間転写体)10。感光ドラム10表面のトナーを除去するクリーニングブレード13(13a〜13d)。現像ローラ12a〜12dは互いに異なる色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)のトナーを感光ドラム10a〜10dにそれぞれ付着させる。
感光ドラム10は、アルミニウムシリンダの外周面にOPC(有機光半導体)等の光導電層を設けて構成したものである。帯電ローラ11は、芯金とその周囲を囲繞する導電性の弾性部材によって構成されており、感光ドラム10の表面に接触配置されて従動回転するとともに、電源(不図示)によって帯電バイアスが印加される。露光ユニット2は、筐体内に不図示のレーザ光La〜Ldを発光するレーザ光源、及び、レーザ光源から発せられたレーザ光を対応する感光ドラム10a〜10dへ導いて偏向走査を行うための各種光学部材を収容する。露光ユニット2は、画像情報に基づくレーザ光La〜Ldを帯電された感光ドラム10a〜10dの表面へ照射し、静電潜像を形成する。現像ローラ12は、感光ドラム10表面の静電潜像にトナーを付着させて静電潜像を現像して、感光ドラム10の表面にトナー画像を形成する。
中間転写ベルト15は、輪を作るよう無端状に形成されたベルトであり、互いに平行な3本の張架ローラに架け渡され、これらが回転することにより、中間転写ベルト15はその表面が矢印方向に移動するよう駆動(走行)される。また、中間転写ベルト15の輪の内側には、一次転写ローラ11(11a〜11d)が配置されており、中間転写ベルト15を感光ドラム10表面に押圧して、感光ドラム10と中間転写ベルト15との間に一次転写ニップ部N1(N1a〜N1d)を形成している。一次転写ローラ11には電源(不図示)によって一次転写バイアスが印加される。また、中間転写ベルト15の駆動方向で一次転写ニップ部N1(N1a〜N1d)の下流側には、二次転写ローラ12が配置されており、中間転写ベルト15との間に二次転写ニップ部N2を形成している。二次転写ローラ12には、電源(不図示)によって二次転写バイアスが印加される。
給紙ユニット40は、二次転写ニップ部N2へ記録材Pを給送するものであり、複数枚の記録材Pを収納可能である。
記録材Pの搬送方向(破線矢印方向)に関して、二次転写ニップ部N2の下流側には、記録材Pを加熱、及び、加圧して記録材P上にトナーを定着させる定着器50が設けられている。
以上説明した構成が記録材Pに画像を形成する画像形成部として機能する部分である。これらの画像形成部は、外装部材としてのカバー4によって覆われている。
〔画像形成動作〕
次に、上述した画像形成部による画像形成動作について説明する。感光ドラム10は矢印R1方向に回転駆動されながら以下の工程を経てその表面にトナー像が形成される。まず、帯電バイアスが印加された帯電ローラ11と当接して感光ドラム10の表面が帯電され所定の電位となる。その後、露光ユニット2によって画像情報に基づいたレーザ光Lを照射され、表面に静電潜像が形成される。感光ドラム表面の静電潜像は、現像ローラ12と対向する位置(当接する位置)でレーザ光を照射された部分にトナーが付着することにより、静電潜像が現像されたトナー像が現れる。各感光ドラム10に対してこのような動作を行うことにより、各感光ドラム上にそれぞれ異なる色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)のトナー像が形成される。
そして、一次転写ローラ11に印加された一次転写バイアスの作用により一次転写ニップN1で感光ドラム10上のトナー像が中間転写ベルト15上に転写される。また、各感光ドラム10上のトナー像は、中間転写ベルト15上に転写された際に互いに重なるようなタイミングで形成される。このため、中間転写ベルト15上には、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナー像が重なった4色のトナー像が形成されことになる。なお、一次転写ニップN1を通過した後に感光ドラム10上に残ったトナーはクリーナユニット5のクリーニングブレード13によって掻き取られる。
中間転写ベルト15上のトナー像は、中間転写ベルト15の回転により二次転写ニップ部N2まで搬送される。中間転写ベルト15上のトナー像は、二次転写ローラ12に印加された二次転写バイアスの作用により、二次転写ニップ部N2でタイミングを合わせて二次転写ニップ部N2に搬送される記録材P上に転写される。
トナー像が転写された記録材Pは定着器20へ搬送され、ここで加熱、及び、加圧をされ、トナー像が記録材Pに定着(溶融固着)される。これにより記録材P上に4色のカラー画像が形成される。二次転写ニップN2通過後の中間転写ベルト15の表面に残ったトナーは、不図示のベルトクリーナによって掻き取られる。
最後に定着器20を通過した記録材Pは、画像形成装置Sの装置本体外に排出され、通過したカバー4の上面部に設けられた積載部5上に積載される。以上が画像形成部による画像形成動作である。
カバー4の上面部には、画像形成部の画像形成動作を制御し操作するためのボタンを備える操作部としてのオペレーションパネル6が設けられている。このオペレーションパネル6には、画像形成に関する情報等を表示可能な表示部としてのディスプレイも設けられている。
また、カバー4の内側には近距離無線通信を行うため通信部31が設けられている。
〔通信部31〕
次にこの通信部31について説明する。図4(a)は画像形成装置Sの斜視図であり、図4(b)はカバー4の上面部を透過させて装置内部が見えるようにした図である。これらの図に示すように、通信部31は記録材Pの排出方向(E方向)に関して装置Sの下流側、即ち、この装置Sの正面側に設けられている。なお、近距離無線通信とはNFC(Near Field Communication)と呼ばれ、ISO/IEC 18092、ISO/IEC 21481等に代表される通信距離がおよそ10cm以下の短距離無線通信規格であり、FeliCa(登録商標)、Mifare(登録商標)等を含むものである。
次に、この通信部31を用いた通信方法について説明する。図11は画像形成装置Sの斜視図である。図11(a)に示すように、カバー4の上面部には、内部に通信部31が設けられていることを示すアイコン(目印)29が、通信部31の上方に設けられている。通信部31は図11(a)の点線で囲まれた部分に設けられている。
ユーザーがスマートフォンなど携帯端末の近距離無線通信の通信部を持った機器に保存されたデータを画像形成装置Sによって印刷する場合について説明する。ユーザーは画像形成装置Sによって印刷したい画像を携帯端末28上で選択して通信可能状態とする。次に、図11(b)に示すように、携帯端末28をカバー4の上面部上のアイコン29付近にかざして、画像形成装置Sの通信部31と携帯端末28に内蔵された通信部とが通信できるようにする。すると、携帯端末28内の通信部から画像形成装置Sの通信部31へと画像データが近距離無線通信で送信され、画像形成装置Sの通信部31はその画像データを受信し、画像データを処理する不図示の画像データ処理部へ送信する。これを受けて画像形成装置内Sにおいて上述した画像形成動作が行われ、図11(c)に示すように記録材P上に携帯端末28が送信した画像が印刷され、積載部5上に排出され積載される。このようにして近距離無線通信を用いて画像形成を行うことができる。
なお、通信部31は、画像データを受信する以外に、画像形成動作を開始する為の認証データを受信してもよいし、画像データの受信が完了したこと等を通知するデータを送信してもよい。また、通信部31と近距離無線通信する機器は携帯端末以外のものでもよく、例えばICカード等でもよい。
〔通信部31の配置〕
次に通信部の配置について説明する。図4(b)及び、図5(a)、(b)を用いて説明する。図5(a)は画像形成装置Sの上視図で、(b)はカバー4の上面部を透過させた上視図である。通信部31はアンテナ面22を備えた基板であり、画像形成動作を制御する制御部等と電気的に接続されている。このアンテナ面22で、近距離無線通信によって携帯端末28等の相手の通信部から送られた情報を受信する。通信部31のアンテナ面22はカバー4の上面部に略平行に設けられている。また、上述したように通信部31は、記録材Pの排出方向(E方向)に関して装置Sの下流側に配置している。このため、記録材Pの排出方向下流側を装置の正面側とする画像形成装置ではユーザーが携帯端末28等の相手となる通信部を通信部31にかざしやすい。
また、排出方向に直交する装置Sの幅方向(W方向)に関しては、積載部5であるカバー4の上面部の排紙領域の左側に配置されている。詳細には、図5(b)に示すように、積載部5とアンテナ面22の装置SのW方向中央側の端部との距離をL1とする。W方向に関して積載部5の内側を+、外側を−とすると、アンテナ面22の端部はL1>0の位置に配置されており、一部のアンテナ面22が積載部5と重なる位置に配置されている。しかしながら、アンテナ面22の一部が−側であるW方向に関して積載部5よりも外側に位置している。このため、画像形成装置Sから排出された記録材Pが積載部5上に積載されていても、アンテナ面22の少なくとも一部が積載部5上の記録材Pと重ならない位置にあり、良好な通信を行うことが可能となる。
また図5(b)に示すように、露光ユニット2には、不図示の画像データ処理部から送られる、画像データに基づき露光ユニット2を発光させる為の比較的高周波の信号を伝送するケーブル3が接続されている。このケーブル3と通信部31との距離が近いと、ケーブル3を伝送される比較的高周波の信号が通信部31に影響のあるノイズを発生させる可能性がある。しかし、本実施形態では、ケーブル3の延びる方向(W方向に略沿う方向)と、アンテナ面22の長手方向(W方向に略沿う方向)とが平行又は略平行になるように通信部31を配置している。このような向きにアンテナ面22を配置することで、アンテナ面22とケーブル3との距離が確保できノイズによる影響を低減して良好な通信性を保ちやすくなる。
また、積載部5を挟んでアンテナ面22の反対側にオペレーションパネル6を配置している。このため、アンテナ面22とオペレーションパネル6の位置が干渉することがなく、オペレーションパネル6の操作性、視認性も良好である。
次に、画像形成装置Sの鉛直方向の配置について説明する。図13には図4(a)のC−C線部分での断面図である。鉛直方向に関して、カバー4上面部からアンテナ面22までの距離L4は約1mmで、通信相手となる機器が約20mmまでカバー4上面部の外装面のアンテナ面22上方の部分に近づけば近距離無線通信部が可能となる距離に設定されている。
〔アイコン29の配置〕
次に、アイコン29とアンテナ面22との位置関係について説明する。図12(a)はカバー4の上面部を透過させた画像形成装置Sの上視図であり、(b)はアンテナ面22近傍部分の拡大図である。アイコン29は、ユーザーが相手となる通信部(携帯端末28(図11参照))をかざす際、画像形成装置Sのどこに相手の通信部(携帯端末28)をかざせば近距離無線通信機能を使用できるかを伝えるための目印である。図12において、アンテナ面22の幅方向の中心線をD―D線、アイコン29の幅方向の中心線をE−Eでそれぞれ示す。本実施形態では、D−D線とE−E線との距離L3が5mmとなる位置に、アイコン29を近距離無線通信のアンテナ面22を配置した。なお、相手の通信部がカバー4の上面部上にあれば、約50mm×約25mmのアンテナ面29に対向する領域だけでなく、アンテナ面29の端部と相手の通信部との距離がおよそ20mm以内の領域であれば通信可能である。このようにアイコン29をアンテナ面22の中心から積載部5から離れる方向にずれた位置配置することで、L3=0となるようにアイコン29を配置するよりも以下の点で有利である。一つは、ユーザーがー相手の通信部をアイコン29にかざしている間に記録材Pを排出した場合に、排出されてきた記録材Pが相手の通信部(携帯端末28等)やそれを持つユーザーの手に衝突する可能性が低くなる。もう一つは、積載部5に積載された記録材Pの整列が乱れてしまった場合でもアイコンが記録材Pに隠れにくい。また、もう一つは、積載部5に多数の記録材Pが積載されている状態で、積載部5上の記録材Pの陰にアイコン29が隠れて見えにくくなる可能性が低くなり、アイコン29を視認して認識しやすくなる。
〔通信部31の保持構成〕
次にアンテナ面22を備える通信部31の保持構成について説明する。図6(a)はカバー4を外した状態の画像形成装置Sの前方斜視図であり、(b)は通信部31の近傍部分の拡大図、(c)は(b)の通信部31を取り外した状態を示す図である。図7(a)はカバー4を外した状態の画像形成装置Sの後方斜視図であり、(b)は通信部31の近傍部分の拡大図である。
画像形成装置Sのカバー4の装置本体内側に、画像形成部を支持する装置本体の枠体としてフレーム1が設けられている。フレーム1は金属製の側板やステーで構成されている。アンテナ面22の良好な通信性能を得るため、通信部31は画像形成装置S内の金属部材である金属製のフレーム1から一定以上の距離を確保した位置に配置されている。具体的にはフレーム1上に保持部材23を取り付け、この保持部材23で通信部31を保持している。保持部材23には、通信部31を外れないように位置決めする保持形状部20及びが設けられている。このようにフレーム1に支持された保持部材23上に通信部31を保持することで、特にアンテナ面22の法線方向に関して、アンテナ面22とフレーム1との間の距離を一定に保って良好な通信性能を得ることができる。
図6(c)に示すように、保持部材23はケーブル32の位置を規制するケーブルガイド部23aを備える。このケーブルガイド部23aは、保持形状部20に保持される通信部31の下方でフレーム1よりも上方の空間にケーブル32を配置する。これにより、通信部31とフレーム1との間の距離を確保する為に設けられたフレーム1と通信部31との間の空間を利用して、ケーブル32を配置することができ、画像形成装置Sを小型化することができる。なお、ケーブル32は、画像形成装置S内のモータやソレノイド等を制御するための信号を伝送する。ケーブル32が伝送する信号は、前述したケーブル3が伝送する信号よりも比較的低周波な信号であり、アンテナ面22へのノイズの影響は殆ど無い。
保持部材23の保持形状部20に保持された通信部31の周りの複数箇所に突出部24(図6(c)参照)が設けられている。また、保持部材23には、露光ユニット2の筐体2aに当接可能な当接部25が設けられている。これらの突出部24と当接部25によって、通信部31の破損を防ぐ構成となっている。
突出部24は、通信部31よりも上方(カバー4の上面部側)に突出し、カバー4の上面部の通信部31に対向する部分の近くに位置している。このため、カバー4の上面部が外力により下方に撓むように変形しても支持部24がカバー4と接触するので、通信部31のアンテナ面22等にカバー4が接触して、通信部31を破損させることを防ぐことができる。カバー4の上面部が外力により下方(カバー4の上面部側の反対側)に撓んだ場合、突出部24を介して保持部材23がカバー4から力を受ける。この時、保持部材23のフレーム1から離れた部分はフレーム1へ力を逃がすことができず、変形してしまう。そこで、保持部材23が変形すると、保持部材23のフレーム1から離れた位置に設けられた当接部25が露光ユニット2の筐体2aに当接する。これにより、カバー4から保持部材23へかかる力を露光ユニット2に逃がすことができ、保持部材4のみでカバー4からの力を受けることがなく、保持部材23の変形を抑え、保持部材23の破損を抑えることができる。なお、当接部25は、図7(b)に破線で示した露光ユニット2の筐体2aの側壁の縁に対向する部分2bに当接可能となっている。また、カバー4から保持部材4に力がかかっていない状態で、当接部25は露光ユニット2の筐体2aの上部から約1mm〜2mm程度離れた位置に配置されている。
〔比較例〕
次に比較例と比較する。図1は第1比較例の画像形成装置S´の斜視図を示す図であり、図2は第2比較例の画像形成装置S´´の斜視図を示す図である。図1、2はいずれも外付けで近距離無線通信の通信部21を設けたものである。通信部21を外付けで設ける場合、以下に示すような不具合がある。
図1に示すように、画像形成装置S´の右側に壁面70がある場合、外付けの通信部21は装置正面向かって左側の21(a)の位置には配置することが可能である。しかし、通信部21が本体の外装面から突出しているので、画像形成装置S´が占有する面積が増加してしまう。
そこで、左右に壁面70がある空間に画像形成装置S´´を設置できるよう、通信部21を図2に示すように、カバー4の上面部の21(b)の位置や21(c)の位置に配置することが考えられる。しかし、カバー4上面部の面積の小さい装置では、21(b)のように、通信部21を排出される記録材Pの積載部5に重なる位置に配置した場合、記録材Pの排出を妨げる虞がある。また、記録材Pの排出を妨げないように21(c)に配置した場合、オペレーションパネル6の後方に通信部21が配置されることになるため、ユーザーが通信部21に相手となる通信部をかざしにくいし、視認性も良好ではない虞がある。
また、外付けの通信部21を使用する場合、画像形成装置本体と接続するケーブル27が必要となるため、ケーブル27を束ねる等の処理が煩雑だったり、外観を損なったりする虞がある。
これに対して、上述した本実施形態のように、カバー4の内側に通信部31を配置することで、通信部31が、外装面から突出したり、記録材Pの排出を妨げたり、オペレーションパネル6の視認性等を妨げたりすることもない。また、外観を損ないにくく、ケーブルの処理も比較的簡易可することができる。
以上説明したように本実施形態によれば、近距離無線通信を行う為の通信部を、カバー4より装置本体Sの内側で、アンテナ面22をカバー4の上面部に対向させて配置し、カバー4の上面部上にかざされた他の通信部と近距離無線通信可能とした。これにより、良好な通信性やユーザビリティを確保しつつ画像形成装置に適切に配置することができる。また、アンテナ面22を、カバー4の上面部の記録材Pの排出方向(E方向)に関して下流側で、且つ、装置の幅方向(W方向)に関して積載部5よりも外側の部分に少なくとも一部が対向する位置に配置することで、より良好な視認性、操作性、及び、通信性を確保することができる。
<第2実施形態>
次に第2実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同様の構成については同様の符号を付し詳細な説明を省略する。
〔通信部31の配置〕
図8(a)は画像形成装置Sの斜視図、(b)は図8(a)においてカバー4を透過させた図である。図9(a)は画像形成装置Sの上視図、(b)は図9(a)においてカバー4を透過させた図である。本実施形態ではカバー4上面部の上方に原稿の画像を読み取る画像読取部7を支持し、装置正面に向かって左側にオペレーションパネル6を支持し、装置向かって右側のカバー4の上面部の裏側に通信部31が設けられている。画像読取部7で読み取った画像は画像形成部で画像形成可能である。
ここで図9(b)に示すように、画像形成装置の幅方向(W方向)に関して、排紙領域の内側方向を+方向、排紙領域の外側方向を−方向と定義し、積載部5であるカバー4の上面部の排紙領域とアンテナ面22の幅方向で装置の内側の端部との距離L2と定義する。
この場合、L2<0となる位置に配置しており、幅方向においてアンテナ面22が完全に積載部5の外側に配置されている。また、記録材Pの排出方向(E方向)に関して、アンテナ面22を画像読取部7の端部よりも下流側に配置しているので、画像読取部7があってもアンテナ面22が画像読取部7に隠れにくく、ユーザーが携帯端末28等の相手となる通信部をかざしやすい。
〔通信部31の保持構成〕
次に、通信部31の保持構成について説明する。図10(a)はカバー4の上面部を裏側(下側)から見た図であり、(b)は図10(a)の通信部31近傍部分の拡大図である。本実施形態では、カバー4の上面部に設けた保持形状26で通信部31を保持している。このように通信部31をカバー4の上面部に保持することで、カバー4の上面部に設けられたアイコン29(図11(a)参照)と、アンテナ面22との相対位置関係を、第1実施形態のように保持部材23を介して決めるよりも精度良く決めることができる。また、第1実施形態のようにフレーム1に支持された保持部材23で通信部31を保持するよりも、アンテナ面22をカバー4の上面部に近づけることができ、第1実施形態と通信部31が同等の性能であれば、カバー4の上面部の表面部を基準とした近距離無線通信可能な距離をより長くすることができる。
以上説明したように本実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。良好な通信性やユーザビリティを確保しつつ画像形成装置に適切に配置することができる。また、通信部31をカバー4の上面部で保持することにより、第1実施形態よりも、カバー4の上面部の表面部を基準とした近距離無線通信可能な距離をより長くすることができる。
S 画像形成装置
4 カバー
5 積載部
6 オペレーションパネル
22 アンテナ面
23 保持部材
31 通信部

Claims (20)

  1. 画像形成部と、前記画像形成部を覆うカバーと、前記カバーの上面部に設けられ、前記画像形成部によって画像が形成された記録材が排出され積載される積載部と、前記カバーの上面部より内側に配置され、近距離無線通信を行うためのアンテナと、少なくとも画像形成に関する情報を表示可能な表示部と、を備える画像形成装置において、
    前記アンテナは、記録材の排出方向と交差する方向に関して、前記積載部を挟んで前記表示部の反対側であって前記積載部よりも外側の位置で、前記カバーの上面部に対向して配置されており、且つ、記録材の排出方向に関して、前記表示部よりも下流側に配置されていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記カバーの上面部に、前記画像形成部の画像形成動作を制御し操作するための操作部と、前記アンテナが設けられている位置を示す目印と、が配置されていることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  3. 鉛直方向に関して、前記目印は前記アンテナの上方に設けられることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置
  4. 前記カバーの上面部より内側に、フレームと、前記アンテナを保持する保持部材と、を備え、前記保持部材は前記フレームに取り付けられていることを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記保持部材は、前記アンテナよりも前記カバーの上面部側に突出した突出部を有し、前記突出部は、前記カバーの上面部が外力により変形した場合に前記カバーの上面部の内側と接触することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  6. 前記画像形成部は、トナー像を担持する感光体と、前記感光体を露光する露光ユニットと、を有し、
    前記保持部材は、前記保持部材が前記カバーの上面部側と反対側に撓んだ場合に、前記露光ユニットに当接する当接部を有することを特徴とする請求項又はに記載の画像形成装置。
  7. 前記アンテナは、前記カバーの上面部の内側であって、前記カバーに保持されていることを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 画像形成部と、前記画像形成部を覆うカバーと、前記カバーの上面部より内側に配置され、近距離無線通信を行うためのアンテナと、少なくとも画像形成に関する情報を表示可能な表示部と、を備え、前記画像形成部によって画像が形成された記録材が前記カバーの上面部に排出される画像形成装置において、
    前記アンテナは、記録材の排出方向と交差する方向に関して、前記カバーの上面部に排出された記録材を挟んで前記表示部の反対側であって、前記カバーの上面部に排出された記録材よりも外側に配置されており、且つ、記録材の排出方向に関して、前記表示部よりも下流側に配置されていることを特徴とする画像形成装置。
  9. 前記カバーの上面部に、前記画像形成部の画像形成動作を制御し操作するための操作部と、前記アンテナが設けられている位置を示す目印と、が配置されていることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  10. 鉛直方向に関して、前記目印は前記アンテナの上方に設けられることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  11. 前記カバーの上面部より内側に、フレームと、前記アンテナを保持する保持部材と、を備え、前記保持部材は前記フレームに取り付けられていることを特徴とする請求項乃至10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  12. 前記保持部材は、前記アンテナよりも前記カバーの上面部側に突出した突出部を有し、前記突出部は、前記カバーの上面部が外力により変形した場合に前記カバーの上面部の内側と接触することを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。
  13. 前記画像形成部は、トナー像を担持する感光体と、前記感光体を露光する露光ユニットと、を有し、
    前記保持部材は、前記保持部材が前記カバーの上面部側と反対側に撓んだ場合に、前記露光ユニットに当接する当接部を有することを特徴とする請求項11又は12に記載の画像形成装置。
  14. 前記アンテナは、前記カバーの上面部の内側であって、前記カバーに保持されていることを特徴とする請求項乃至10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  15. 原稿の画像を読み取る画像読取部を有し、記録材の排出方向に関して、前記アンテナは前記画像読取部の端部よりも下流側に配置されていることを特徴とする請求項乃至14のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  16. 画像形成部と、前記画像形成部を覆うカバーと、前記カバーの上面部に設けられ、前記画像形成部によって画像が形成された記録材が排出され積載される積載部と、前記カバーの上面部より内側に配置され、近距離無線通信を行うためのアンテナと、少なくとも画像形成に関する情報を表示可能な表示部と、原稿の画像を読み取る画像読取部と、を備える画像形成装置において、
    前記アンテナは、記録材の排出方向と交差する方向に関して、前記積載部を挟んで前記表示部の反対側であって前記積載部よりも外側の位置で、前記カバーの上面部に対向して配置されており、且つ、記録材の排出方向に関して、前記画像読取部の端部よりも下流側に配置されていることを特徴とする画像形成装置。
  17. 画像形成部と、前記画像形成部を覆うカバーと、前記カバーの上面部より内側に配置され、近距離無線通信を行うためのアンテナと、少なくとも画像形成に関する情報を表示可能な表示部と、原稿の画像を読み取る画像読取部と、を備え、前記画像形成部によって画像が形成された記録材が前記カバーの上面部に排出される画像形成装置において、
    前記アンテナは、記録材の排出方向と交差する方向に関して、前記カバーの上面部に排出された記録材を挟んで前記表示部の反対側であって、前記カバーの上面部に排出された記録材よりも外側に配置されており、且つ、記録材の排出方向に関して、前記画像読取部の端部よりも下流側に配置されていることを特徴とする画像形成装置。
  18. 前記近距離無線通信とは、NFC(Near Field Communication)であることを特徴とする請求項乃至17のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  19. 前記表示部は、前記カバーの上面部に設けられていることを特徴とする請求項乃至18のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  20. 前記アンテナは、前記アンテナが配置されている位置に対応する前記カバーの上面部に対してかざされた他の通信部と近距離無線通信可能であることを特徴とする請求項乃至19のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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