JP4985638B2 - 画像形成装置および現像カートリッジ - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真方式のカラープリンタなどの画像形成装置、および、その画像形成装置に装着される現像カートリッジに関する。
電子写真方式のカラープリンタなどの画像形成装置として、たとえば、複数の感光ドラムと、各感光ドラムに接触する現像ローラを備え、着脱自在に設けられる複数の現像カートリッジとを備える画像形成装置が知られている(たとえば、特許文献1参照。)。
特開2007−199649号公報
しかるに、上記した特許文献1に記載の発明では、現像カートリッジを保護するための部材を備えていないので、現像カートリッジが離脱されたときには、現像ローラが、常時、露出している。
そのため、現像カートリッジが離脱されているときに、現像カートリッジを不用意に把持すると、露出している現像ローラに手が触れてしまうおそれや、露出している現像ローラが周辺の物品と接触して、破損してしまうおそれがある。
そこで、本発明の目的は、現像カートリッジが装置本体から離脱されているときに、現像剤担持体を保護することができる画像形成装置、および、その画像形成装置に装着される現像カートリッジを提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、画像形成装置であり、装置本体、前記装置本体内に設けられる感光体、前記装置本体内に設けられ、前記感光体に向かって光を出射して前記感光体を露光する露光手段、および、前記装置本体に対して着脱自在に設けられ、現像剤を収容する現像カートリッジを備え、前記現像カートリッジは、開口が形成される筐体と、前記筐体に前記開口から露出するように回転自在に支持され、前記現像カートリッジが前記装置本体に装着されるときに前記感光体と対向して、前記感光体に現像剤を供給する現像剤担持体と、前記現像剤担持体を保護する保護部材とを備え、前記保護部材は、前記現像剤担持体と間隔を隔てて、前記現像剤担持体の長手方向に沿って延び、前記現像剤担持体を部分的に被覆可能な保護部と、前記保護部と前記現像剤担持体の長手方向両端部とを連結する支持部とを備え、前記現像カートリッジが前記装置本体から離脱されるときに、前記現像剤担持体を保護する保護位置と、前記現像カートリッジが前記装置本体に装着されたときに、前記光と干渉しないように、前記現像剤担持体と前記感光体との間から退避する退避位置とに前記現像剤担持体の回転軸線を中心として揺動可能に構成され、前記退避位置は、前記感光体と前記現像剤担持体との対向位置に対して、前記光が前記感光体に入射する側に、配置されることを特徴としている。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記保護部は、線状に形成されていることを特徴としている。
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記保護部は、前記退避位置において、前記保護部と前記現像剤担持体との間を前記光が通過するように、設けられることを特徴としている。
また、請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記保護部は、前記退避位置において、前記光と前記現像剤担持体との間に配置されるように、設けられることを特徴としている。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記保護部は、樹脂により板状に形成されていることを特徴としている。
また、請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、前記保護部は、前記退避位置において、前記保護部と前記現像剤担持体との間を前記光が通過するように、設けられていることを特徴としている。
また、請求項7に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、前記保護部は、前記退避位置において、前記光と前記現像剤担持体との間に配置されるように、設けられることを特徴としている。
また、請求項8に記載の発明は、請求項1ないし7のいずれか一項に記載の発明において、前記保護部材は、前記保護部材を、前記退避位置と前記保護位置とに移動させる操作部を備え、前記操作部は、退避位置において、前記現像剤担持体の長手方向に投影したときに、前記光と重なることを特徴としている。
また、請求項9に記載の発明は、画像形成装置に対して着脱自在に設けられ、現像剤を収容する現像カートリッジであって、開口が形成される筐体と、前記筐体に前記開口から露出されるように回転自在に支持され、現像剤を担持する現像剤担持体と、前記現像剤担持体を保護する保護部材とを備え、前記保護部材は、前記現像剤担持体と間隔を隔てて、前記現像剤担持体の長手方向に沿って延び、線状に形成され、前記現像剤担持体を部分的に被覆可能な保護部、および、前記保護部と前記現像剤担持体の長手方向両端部とを連結する支持部を備え、前記現像剤担持体を保護する保護位置と前記保護位置から退避する退避位置とに前記現像剤担持体の回転軸線を中心として揺動することを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、現像カートリッジが現像剤担持体を保護する保護部材を備え、保護部材は、現像カートリッジが装置本体から離脱されるときに、現像剤担持体を保護する保護位置に位置し、現像カートリッジが装置本体に装着されたときに、露光手段から感光体に向かう光と干渉しないように、現像剤担持体と感光体との間から退避する退避位置に位置する。
そのため、現像カートリッジが装置本体から離脱されるときには、保護位置に位置する保護部材によって、現像剤担持体を保護することができる。
また、現像カートリッジが装置本体に装着されたときには、保護部材が退避位置に位置し、光と干渉しないように、現像剤担持体と感光体との間から退避して、画像形成することができる。
さらに、保護部材を退避するときに、露光手段から感光体に向かう光から離間するように退避させると、別途、保護部材を退避させるための空間が必要となる。
しかし、この構成によれば、光が感光体に入射する側、すなわち、光に近接するように、保護部材が退避する。
そのため、現像剤担持体、現像剤担持体と対向する感光体、および、感光体に光を出射する露出手段に囲まれた空間を利用して保護部材を退避させることができ、別途、保護部材を退避させるための空間を設ける必要がない。
その結果、画像形成装置の構成をコンパクトにすることができる。
また、この発明によれば、保護部は、現像剤担持体と間隔を隔てて、現像剤担持体の長手方向に沿って延びている。
そのため、現像カートリッジを交換するときに、現像カートリッジを不用意に把持しても、現像剤担持体の長手方向全てにわたって、現像剤担持体に触れることを防止することができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、保護部は、線状に形成されているので、保護部材をコンパクトに形成することができる。
また、請求項3に記載の発明によれば、保護部材が退避位置に配置されているときに、保護部と現像剤担持体との間を光が通過する。
そのため、退避位置において、確実に保護部と光との干渉を防止することができる。
また、請求項4に記載の発明によれば、保護部材が退避位置に配置されているときに、保護部は、光と現像剤担持体との間に配置される。
そのため、退避位置において、確実に保護部と光との干渉を防止することができる。
また、請求項5に記載の発明によれば、保護部は、樹脂製の板状に形成されているので、保護位置において、現像剤担持体を被覆することができる。
そのため、より確実に現像剤担持体を保護することができる。
また、請求項6に記載の発明によれば、保護部材が退避位置に配置されているときに、保護部と現像剤担持体との間を光が通過する。
そのため、退避位置において、確実に保護部と光との干渉を防止することができる。
また、請求項7に記載の発明によれば、保護部材が退避位置に配置されているときに、保護部は、光と現像剤担持体との間に配置される。
そのため、退避位置において、確実に保護部と光との干渉を防止することができる。
また、請求項8に記載の発明によれば、操作部を操作することにより、容易に保護部材を退避位置と保護位置とに移動させることができる。
しかも、操作部は、現像剤担持体の長手方向に投影したときに、光と重なるように形成されているので、操作部をより一層容易に操作することができる。
また、請求項9に記載の発明によれば、現像剤担持体を保護する保護部材を備え、保護部材は、現像剤担持体を保護する保護位置と保護位置から退避する退避位置とに位置する。
そのため、現像剤カートリッジが装置本体から離脱されるときには、保護位置に位置する保護部材によって、現像剤担持体を保護することができる。
さらに、保護部は、現像剤担持体と間隔を隔てて、現像剤担持体の長手方向に沿って延びている。
そのため、現像カートリッジを交換するときに、現像カートリッジを不用意に把持しても、現像剤担持体の長手方向全てにわたって、現像剤担持体に触れることを防止することができる。
しかも、保護部は、線状に形成されているので、保護部材をコンパクトに形成することができる。
1.カラーレーザプリンタの全体構成
図1は、本発明の画像形成装置の一例としてのカラーレーザプリンタの第1実施形態を示す側断面図である。
このカラーレーザプリンタ1は、横置きタイプのタンデム型カラーレーザプリンタであって、装置本体の一例としての本体ケーシング2内に、用紙Pを給紙するための給紙部3と、給紙された用紙Pに画像を形成するための画像形成部4とを備えている。
(1)本体ケーシング
本体ケーシング2は、画像形成部4を収容する側面視略矩形状のボックス状に形成されており、その一方側壁には、後述するプロセスユニット10を着脱させるためのフロントカバー5が設けられている。
なお、以下の説明において、フロントカバー5が設けられる側(図1における左側)を前側とし、その反対側(図1における右側)を後側とする。また、カラーレーザプリンタ1を前側から見たときを左右の基準とする。すなわち、図1の紙面手前側が右側であり、紙面奥側が左側である。
(2)給紙部
給紙部3は、用紙Pを収容する給紙トレイ6を備えている。給紙トレイ6は、本体ケーシング2内の底部に着脱自在に装着されている。給紙トレイ6の前端部上方には、給紙ローラ7と、Uターンパスからなる給紙パス8とが配置されている。
給紙ローラ7の回転により、給紙トレイ6に収容されている用紙Pが給紙パス8に向けて1枚ずつ給紙される。その後、用紙Pは、給紙パス8から、画像形成部4(感光ドラム15(後述)と搬送ベルト21(後述)との間)に向けて搬送される。
(3)画像形成部
画像形成部4は、露光手段の一例としてのスキャナユニット9、プロセスユニット10、転写ユニット11、および定着ユニット12を備えている。
(3−1)スキャナユニット
スキャナユニット9は、本体ケーシング2の上部に配置されている。スキャナユニット9は、鎖線で示すように、4つの感光ドラム15(後述)に向けて、画像データに基づいて、光の一例としてのレーザービームLをそれぞれ出射し、感光ドラム15(後述)を露光する。
(3−2)プロセスユニット
(3−2−1)プロセスユニットの構成
プロセスユニット10は、スキャナユニット9の下方であって、給紙部3の上方に配置されており、1つのプロセスフレーム13と、各色に対応する4つの現像カートリッジ14とを備えている。
プロセスフレーム13は、本体ケーシング2に対して、前後方向に沿ってスライド可能であり、着脱自在に設けられ、感光体の一例としての感光ドラム15、およびスコロトロン型帯電器16を収容している。
感光ドラム15は、左右方向に沿うように、前後方向に間隔を隔てて、イエロー、マゼンタ、シアンおよびブラックの各色に対応して、4つ、並列配置されている。
スコロトロン型帯電器16は、感光ドラム15の斜め後側上方に、感光ドラム15と間隔を隔てて対向配置されている。
現像カートリッジ14は、感光ドラム15の上側において、着脱自在に隣接配置され現像剤担持体の一例としての現像ローラ17を備えている。
現像ローラ17は、現像カートリッジ14の下端において、後側が露出するように、回転自在に支持されており、感光ドラム15に対して前側から接触するように配置されている。
また、現像ローラ17には、現像ローラ軸27が相対回転不能に挿通されている。現像ローラ軸27の左右方向長さは、現像ローラ17の左右方向長さよりも長く形成されている(図3参照)。
なお、現像カートリッジ14は、現像ローラ17にトナーを供給する供給ローラ18、現像ローラ17に供給されたトナーの厚みを規制する層厚規制ブレード(図示せず)を備え、それらの上方の空間には、各色に対応する現像剤の一例としてのトナーが収容されている。
(3−2−2)プロセスユニットでの現像動作
現像カートリッジ14内のトナーは、供給ローラ18に供給され、さらに、現像ローラ17に供給され、供給ローラ18と現像ローラ17との間で正極性に摩擦帯電される。
現像ローラ17に供給されたトナーは、現像ローラ17の回転に伴って、層厚規制ブレード(図示せず)によって厚さが規制され、一定厚さの薄層として現像ローラ17の表面に担持される。
一方、感光ドラム15の表面は、感光ドラム15の回転に伴って、スコロトロン型帯電器16により一様に正帯電された後、スキャナユニット9からのレーザービームL(図1破線参照。)の高速走査により露光される。これにより、用紙Pに形成すべき画像に対応した静電潜像が感光ドラム15の表面に形成される。
感光ドラム15がさらに回転すると、現像ローラ17の表面に担持され、かつ、正帯電されているトナーが、感光ドラム15の表面に形成されている静電潜像に供給される。これにより、感光ドラム15の静電潜像は可視像化され、感光ドラム15の表面には、反転現像によるトナー像が担持される。
(3−3)転写ユニット
転写ユニット11は、本体ケーシング2内において、給紙部3の上方であって、プロセスユニット10の下方において、前後方向に沿って配置されている。この転写ユニット11は、駆動ローラ19、従動ローラ20、各感光ドラム15と接触する搬送ベルト21、および4つの転写ローラ22を備えている。
駆動ローラ19および従動ローラ20は、前後方向に間隔を隔てて対向配置されており、それらの周りに搬送ベルト21が巻回されている。
各転写ローラ22は、各感光ドラム15と、それぞれ搬送ベルト21を挟んで対向するように、設けられている。
そして、給紙部3から給紙された用紙Pは、搬送ベルト21によって、前側から後側に向かって、各感光ドラム15と各転写ローラ22とが対向する転写位置を順次通過するように搬送される。その搬送中に、各感光ドラム15に担持されている各色のトナー像が、用紙Pに順次転写され、カラー画像が形成される。
(3−4)定着ユニット
定着ユニット12は、転写ユニット11の後方に配置され、加熱ローラ23、および加熱ローラ23に対向する加圧ローラ24を備えている。転写ユニット11において、用紙Pに転写されたカラー画像は、用紙Pが加熱ローラ23と加圧ローラ24との間を通過する間に、加熱および加圧されることによって用紙Pに熱定着される。
(4)排紙
トナー像が定着した用紙Pは、Uターンパスからなる排紙パス(図示せず)を通過して、排紙ローラ25に向けて搬送され、排紙ローラ25によって、本体ケーシング2の上面に形成された排紙トレイ26上に排紙される。
2.プロセスユニットの詳細
図2は、図1に示されるプロセスフレームを示す斜視図である。図3は、図1に示される現像カートリッジを説明する説明図であって、(a)は、ガードが保護位置にある状態を示し、(b)は、ガードが退避位置にある状態を示し、(c)は、現像カートリッジを下方から把持した状態を示す。図4は、現像カートリッジがプロセスフレームに装着された状態を示す側断面図である。図5は、図4に示す現像カートリッジの平面図である。
(1)プロセスユニットの構成
プロセスフレーム13は、図2に示すように、間隔を隔てて対向配置される左右1対の側板31と、両側板31間に架設されるフロントビーム32、リヤビーム33および4つのセンターフレーム34とを備えている。
両側板31は、側面視略矩形状に形成され、各感光ドラム15の左右方向両端部を回転自在に支持している。また、両側板31には、左右方向内面において、それぞれ4つのガイド溝35が形成されている。
各ガイド溝35は、両側板31の上端縁から下方に向かって切り欠かれ、上方が開放された側面視V字状に形成されている。また、各ガイド溝35は、前後方向に沿って並列配置され、現像カートリッジ14の装着を案内する。
フロントビーム32は、両側板31の前端部間に架設されている。また、リヤビーム33は、両側板31の後端部間に架設されている。
各センターフレーム34は、フロントビーム32とリヤビーム33との間において、互いに前後方向に間隔を隔てて並列配置され、それぞれ、スコロトロン型帯電器16を支持している。
現像カートリッジ14は、図3に示すように、筐体の一例としての現像フレーム41と、保護部材の一例としてのガード42とを備えている。
現像フレーム41は、ボックス状に形成されている。また、現像フレーム41の下端部には、左右方向全てにわたって、後側に向かって開放される開口43が形成されている。また、現像フレーム41には、開口43の左右方向外側において、現像ローラ17を支持する現像ローラ支持部49が設けられている。
開口43は、現像ローラ17の直径よりも長い上下方向長さ、および、現像ローラ17の左右方向長さよりも長い左右方向長さに形成されている。
現像ローラ支持部49は、現像フレーム41の左右方向両端面から左右方向外側に向かって突出する円筒形状に形成され、その内径は、現像ローラ軸27の直径よりもやや大径に形成されている。また、現像ローラ支持部49の上端部には、ストッパ48が形成されている。
ストッパ48は、現像ローラ支持部49の左右方向外面から左右方向外側に突出する突条として形成されている。
そして、現像ローラ17は、開口43内に、左右方向に沿って配置され、現像ローラ軸27の左右方向両端部は、現像ローラ支持部49を貫通して現像フレーム41よりも左右方向外側に配置されるように、現像ローラ支持部49に回転自在に支持されている。
ガード42は、金属製の針金から線状に形成されており、現像フレーム41の下端部において、後方に向かって突出して左右方向に沿って延びるように形成されている。また、ガード42は、保護部44、操作部46および左右1対の支持部45を一体的に備えている。
保護部44は、現像ローラ17と前後方向に間隔を隔てて左右方向に沿って一直線に延び、現像フレーム41よりもやや長い左右方向長さに形成されている。
操作部46は、保護部44の左端部から連続して、後方に向かって突出する平面視略U字形状に形成されている。
各支持部45は、保護部44の右端部、および操作部46にそれぞれ連続して、前後方向に延びている。また、支持部45の前端部には、上方斜め後方に向かって開放される側面視C字形状の支持環47が設けられている。
支持環47は、支持部45の前端部から連続して下方に向かって屈曲し、右側面視時計回りに約3/4周の円弧を形成するように、湾曲形成されている。また、支持環47は、現像ローラ17の左右方向両端部の直径よりもやや大径な内径を有し、上方斜め後方に向かって開放されている部分にストッパ48が配置されるように、現像ローラ17の左右方向両端部に相対回転自在に外嵌されている。これにより、ガード42は、現像フレーム41に対して揺動自在に連結されている。
そして、ガード42は、図示しないコイルバネにより、常には保護位置に向かうように、右側面視時計回りに付勢されている。
これにより、ガード42は、コイルバネの付勢力に抗して、保護位置(図3(a)参照。)から、退避位置(図3(b)参照。)へ移動する。また、逆に、コイルバネの付勢力により、退避位置(図3(b)参照。)から、保護位置(図3(a)参照。)へ移動する。
保護部44は、図3(a)に示すように、保護位置では、現像ローラ17の後方に配置される。詳しくは、ガード42は、支持環47の上端部がストッパ48に前方から当接することにより、右側面視時計回りの揺動を規制されている。そして、保護部44が現像ローラ17の後方に配置され、現像ローラ17は、保護部44により後方から保護されている。
また、保護部44は、図3(b)に示すように、退避位置では、現像ローラ17の上側に配置されている。そして、現像ローラ17は、保護部44に対して後方から露出されている。
(2)現像カートリッジの装着
現像カートリッジ14を本体ケーシング2に装着するには、まず、現像カートリッジ14を、現像ローラ軸27が両側板31のガイド溝35に嵌合されるように、現像ローラ17を下側にして、プロセスフレーム13に上方から装着する。
すると、図3(b)に示すように、ガード42の操作部46が対応するセンターフレーム34に上方から当接し、ガード42がコイルバネの付勢力に抗して、右側面視反時計回りに揺動し、保護位置から、感光ドラム15と現像ローラ17との接触位置に対して上側の退避位置に移動される。
そして、現像ローラ17が感光ドラム15に接触すると、現像カートリッジ14のプロセスフレーム13への装着が完了される。
次いで、フロントカバー5を開放して本体ケーシング2に対してプロセスフレーム13を後方に押し込み、プロセスフレーム13を本体ケーシング2に装着すると、現像カートリッジ14の本体ケーシング2への装着が完了する。
このとき、ガード42の保護部44は、レーザービームLの光路と現像ローラ17との間に配置される。
また、操作部46は、図5に示すように、左右方向に投影したときに、レーザービームLの光路と重なるように後方に向かって突出している。
そして、画像形成動作において、レーザービームLは、操作部46よりも右側において、保護部44の後方を通過するように、すなわち、ガード42と干渉しないように、スキャナユニット9から感光ドラム15に向かって出射される。
なお、現像カートリッジ14は、本体ケーシング2から引き出されたプロセスフレーム13から、上方に向かって引き抜かれることにより離脱される。
すると、ガード42は、コイルバネの付勢力により、左側面視反時計回りに揺動し、保護位置に配置され、現像ローラ17を保護する。
3.作用効果
(1)このカラーレーザプリンタ1によれば、図3および図4に示すように、現像カートリッジ14が現像ローラ17を保護するガード42を備え、ガード42は、現像カートリッジ14が本体ケーシング2から離脱されるときに、現像ローラ17を保護する保護位置に位置し、現像カートリッジ14が本体ケーシング2に装着されたときに、スキャナユニット9から感光ドラム15に向かうレーザービームLと干渉しないように、現像ローラ17と感光ドラム15との間から退避する退避位置に位置する。
そのため、現像カートリッジ14が本体ケーシング2から離脱されるときには、保護位置に位置するガード42によって、現像ローラ17を保護することができる。
また、現像カートリッジ14が本体ケーシング2に装着されたときには、ガード42が退避位置に位置し、レーザービームLと干渉しないように、現像ローラ17と感光ドラム15との間から退避して、画像形成することができる。
さらに、ガード42を退避するときに、スキャナユニット9から感光ドラム15に向かうレーザービームLから離間するように下側に揺動させると、別途、ガード42を退避させるための空間が必要となる。
しかし、このガード42によれば、レーザービームLが感光ドラム15に入射する上側、すなわち、レーザービームLに近接するように、ガード42が揺動する。
そのため、現像ローラ17、現像ローラ17と対向する感光ドラム15、および、感光ドラム15にレーザービームLを出射するスキャナユニット9に囲まれた空間を利用してガード42を退避させることができ、別途、ガード42を退避させるための空間を設ける必要がない。
その結果、カラーレーザプリンタ1の構成をコンパクトにすることができる。
(2)また、このカラーレーザプリンタ1によれば、図3に示すように、保護部44は、現像ローラ17と間隔を隔てて、左右方向に沿って延びている。
そのため、現像カートリッジ14を交換するときに、図3(c)に示すように、現像カートリッジ14を下側から不用意に把持しても、手は保護部44に干渉するので、左右方向全てにわたって、現像ローラ17に触れることを防止することができる。
しかも、保護部44は、手が現像ローラ17に触れることを防止すれば十分であり、現像ローラ17を同方向全てにわたって保護する必要がないため、針金から線状に形成されている。そのため、ガード42をコンパクトに形成することができる。
(3)また、このカラーレーザプリンタ1によれば、図4に示すように、ガード42が退避位置に配置されているときに、保護部44は、レーザービームLと現像ローラ17との間に配置される。
そのため、退避位置において、確実に保護部44とレーザービームLとの干渉を防止することができる。
(4)また、このカラーレーザプリンタ1によれば、図5に示すように、操作部46を操作することにより、容易にガード42を退避位置と保護位置とに移動させることができる。
しかも、操作部46は、保護部44よりも後側に突出し、左右方向に投影したときに、レーザービームLと重なるように形成されているので、操作部46をより一層容易に操作することができる。
4.第2実施形態
図6は、第2実施形態における現像カートリッジを説明する説明図であって、(a)は、ガードが保護位置にある状態を示し、(b)は、ガードが退避位置にある状態を示す。図7は、図6に示す現像カートリッジがプロセスフレームに装着された状態を示す側断面図である。図8は、図7に示す現像カートリッジの平面図である。なお、図6〜図8において、第1実施形態と同様の部材には、第1実施形態と同一の符号を付し、その説明を省略する。
第1実施形態では、ガード42の保護部44は、ガード42が退避位置に位置したときに、レーザービームLと現像ローラ17との間に配置されるように設けられている。
しかし、ガード51の保護部52は、図7に示すように、ガード51が退避位置に位置したときに、レーザービームLが保護部52と現像ローラ17との間を通過するように設けられてもよい。
(1)現像カートリッジ
現像カートリッジ50は、図6に示すように、保護部材の一例としてのガード51とを備えている。
ガード51は、金属製の針金から線状に形成されており、現像フレーム41の下端部において、第1実施形態のガード42よりも後方に向かって突出し、左右方向に沿って延びるように形成されている。また、ガード51は、保護部52および左右1対の支持部53を一体的に備えている。
保護部52は、現像ローラ17と前後方向に間隔を隔てて左右方向に沿って一直線に延び、現像フレーム41よりもやや長い左右方向長さに形成されている。
各支持部53は、保護部52の両端部にそれぞれ連続して、前後方向に延びている。なお、各支持部53は、操作部を兼ねている。
保護部52は、図6(a)に示すように、保護位置では、現像ローラ17の後方に配置される。そして、現像ローラ17は、保護部52により後方から保護されている。
また、保護部52は、図6(b)に示すように、退避位置では、現像ローラ17の上側に配置される。そして、現像ローラ17は、保護部52に対して後方から露出されている。
(2)現像カートリッジの装着
現像カートリッジ50は、本体ケーシング2から引き出されたプロセスフレーム13に装着されると、図6(b)に示すように、ガード51の支持部53が対応するセンターフレーム34に上方から当接し、ガード51が退避位置に移動される。
そして、現像ローラ17が感光ドラム15に接触し、現像カートリッジ50のプロセスフレーム13への装着が完了された後、本体ケーシング2に対してプロセスフレーム13を後方に押し込み、本体ケーシング2に装着すると、現像カートリッジ50の本体ケーシング2への装着が完了する。
このとき、ガード51の保護部52は、現像ローラ17とともに、レーザービームLの光路を挟むように配置される。
また、図8に示すように、支持部53は、左右方向に投影したときに、レーザービームLの光路と重なるように後方に向かって突出している。
そして、画像形成動作において、レーザービームLは、保護部52と現像ローラ17との間、かつ、両支持部53の間を通過するように、すなわち、ガード51と干渉しないように、スキャナユニット9から感光ドラム15に向かって出射される。
第2実施形態のカラーレーザプリンタ1によれば、ガード51が退避位置に配置されているときに、保護部44と現像ローラ17との間をレーザービームLが通過する。
そのため、退避位置において、確実に保護部44とレーザービームLとの干渉を防止することができる。
5.第3実施形態
図9は、第3実施形態における現像カートリッジを説明する説明図であって、(a)は、ガードが保護位置にある状態を示し、(b)は、ガードが退避位置にある状態を示す。図10は、図9に示す現像カートリッジがプロセスフレームに装着された状態を示す側断面図である。図11は、図10に示す現像カートリッジの平面図である。なお、図9〜図11において、第1実施形態と同様の部材には、第1実施形態と同一の符号を付し、その説明を省略する。
(1)現像カートリッジ
第1実施形態では、ガード42は、金属製の針金から線状に形成されているが、ガード61は、図9に示すように、樹脂により板状に形成されていてもよい。
現像カートリッジ60は、図9に示すように、保護部材の一例としてのガード61を備えている。また、現像カートリッジ60の現像フレーム41には、ストッパ67が設けられている。
ストッパ67は、現像ローラ支持部49の後方に近接配置され、現像フレーム41の左右方向両端面から左右方向外側に向かって突出する円柱形状に形成されている。
ガード61は、樹脂により幅挟の平板状に形成されており、現像フレーム41の下端部において、左右方向に沿って延び、現像ローラ17の後方を部分的に被覆するように形成されている。また、ガード61は、保護部62、操作部64および左右1対の支持部63を一体的に備えている。
保護部62は、現像ローラ17と前後方向に間隔を隔てて左右方向に沿って延び、現像フレーム41よりもやや長い左右方向長さに形成されている。保護部62は、保護位置において、現像ローラ17を部分的に被覆する(すなわち、現像ローラ17が部分的に露出する)幅挟の平板から形成されている。
操作部64は、保護部62の左端部に連続して、後方に向かって突出する平面視略矩形状に形成されている。
各支持部63は、保護部62の右端部、および操作部64にそれぞれ連続して、前後方向に延びている。また、支持部63の前端部には、側面視円環形状の支持環65が形成されている。
支持環65は、現像ローラ17の左右方向両端部の直径よりもやや大径な内径を有している。また、支持環65には、保護部62に対して径方向反対側に突出する側面視略矩形状の当接部66が形成されている。
そして、当接部66がストッパ67に下側から当接するように、支持環65が現像ローラ17の左右方向両端部に相対回転自在に外嵌されている。これにより、ガード61は、現像フレーム41に対して揺動自在に連結されている。
そして、ガード61は、図示しないコイルバネにより、常には保護位置に向かうように、右側面視時計回りに付勢されている。
これにより、ガード61は、コイルバネの付勢力に抗して、保護位置(図9(a)参照。)から、退避位置(図9(b)参照。)へ移動する。また、逆に、コイルバネの付勢力により、退避位置(図9(b)参照。)から、保護位置(図9(a)参照。)へ移動する。
保護部62は、図9(a)に示すように、保護位置では、現像ローラ17の後方に配置される。詳しくは、ガード61は、当接部66がストッパ67に下方から当接することにより、右側面視時計回りの揺動を規制されている。そして、保護部62が現像ローラ17の後方に配置され、現像ローラ17は、保護部62により後方から保護される。
また、保護部62は、図9(b)に示すように、退避位置では、現像ローラ17の上側に配置される。そして、現像ローラ17は、保護部62に対して後方から露出される。
(2)現像カートリッジのプロセスフレームへの装着
現像カートリッジ60が、本体ケーシング2から引き出されたプロセスフレーム13に上方から装着されると、図9(b)に示すように、ガード61の操作部64が対応するセンターフレーム34に上方から当接し、ガード61がコイルバネの付勢力に抗して、右側面視反時計回りに揺動し、感光ドラム15と現像ローラ17との接触位置に対して上側の退避位置に移動される。
そして、現像ローラ17が感光ドラム15に接触し、現像カートリッジ60のプロセスフレーム13への装着が完了された後、本体ケーシング2に対してプロセスフレーム13を後方に押し込み、本体ケーシング2に装着すると、現像カートリッジ60の本体ケーシング2への装着が完了する。
このとき、ガード61の保護部62は、レーザービームLの光路と現像ローラ17との間に配置される。
また、操作部64は、図11に示すように、左右方向に投影したときに、レーザービームLの光路と重なるように後方に向かって突出している。
そして、画像形成動作において、レーザービームLは、操作部64よりも右側において、保護部62の後方を通過するように、すなわち、ガード61と干渉しないように、スキャナユニット9から感光ドラム15に向かって出射される。
第3実施形態のカラーレーザプリンタ1によれば、保護部62は、現像ローラ17と間隔を隔てて、左右方向に沿って延びている。
そのため、現像カートリッジ60を交換するときに、現像カートリッジ60を不用意に把持しても、左右方向において、現像ローラ17に触れることを防止することができる。
しかも、保護部62は、樹脂により幅挟の平板形状に形成されているので、保護位置において、現像ローラ17を部分的に被覆することができる。
そのため、より確実に現像ローラ17を保護することができる。
また、第3実施形態のカラーレーザプリンタ1によれば、ガード61が退避位置に配置されているときに、保護部62は、レーザービームLと現像ローラ17との間に配置される。
そのため、退避位置において、確実に保護部62とレーザービームLとの干渉を防止することができる。
6.第4実施形態
図12は、第4実施形態における現像カートリッジを説明する説明図であって、(a)は、ガードが保護位置にある状態を示し、(b)は、ガードが退避位置にある状態を示す。図13は、図12に示す現像カートリッジがプロセスフレームに装着された状態を示す側断面図である。図14は、図13に示す現像カートリッジの平面図である。なお、図12〜図14において、第1実施形態と同様の部材には、第1実施形態と同一の符号を付し、その説明を省略する。
(1)現像カートリッジ
第1実施形態では、ガード42は、金属製の針金から線状に形成されているが、ガード71は、図12に示すように、樹脂により板状に形成され、レーザービームLを通す貫通穴75が形成されていてもよい。
現像カートリッジ70は、図12に示すように、現像ローラ17を保護する保護位置(図12(a)参照)と、保護位置から退避する退避位置(図12(b)参照)とに移動する保護部材の一例としてのガード71を備えている。
ガード71は、樹脂により、現像ローラ17の外周面に沿うように湾曲した板状に形成されており、現像フレーム41の下端部において、左右方向に沿って延びている。また、ガード71は、保護部72、操作部74および左右1対の支持部73を一体的に備えている。
保護部72は、現像ローラ17と前後方向に間隔を隔てて左右方向に沿って延び、現像フレーム41よりもやや短い左右方向長さに形成されている。また、保護部72は、第3実施形態の保護部62よりも幅広の平板であって、現像ローラ17の外周面に沿って断面円弧状に湾曲するように形成されている。また、保護部72には、貫通穴75が形成されている。
貫通穴75は、保護部72の略中央において、左右方向に沿って略矩形状に形成されている。また、貫通穴75は、レーザービームLの走査幅よりも長い左右方向長さで形成されている。
操作部74は、保護部72の左端部から側面視略逆L字状に突出する平面視略矩形状に形成されている。
各支持部73は、ガード71が保護位置(図12(a)参照)に配置されているときに、保護部72の上端部に配置されるように、保護部72の左右方向両端部において、左右方向外側に突出する円柱形状に形成されている。
また、各支持部73は、開口43の上方において現像フレーム41の左右方向両端部に形成されるガード支持穴76に、左右方向内側から回転自在に挿通されている。これにより、ガード71は、現像フレーム41に対して揺動自在に連結されている。
そして、ガード71は、図示しないコイルバネにより、常には保護位置に向かうように、右側面視時計回りに付勢されている。
これにより、ガード71は、コイルバネの付勢力に抗して、保護位置(図12(a)参照。)から、退避位置(図12(b)参照。)へ移動する。また、逆に、コイルバネの付勢力により、退避位置(図12(b)参照。)から、保護位置(図12(a)参照。)へ移動する。
保護部72は、図12(a)に示すように、保護位置では、現像ローラ17の後方を被覆する。そして、保護部72は、保護位置において、下端部が現像フレーム41の下端部に後方から当接することにより、右側面視時計回りの揺動が規制されている。
また、保護部72は、図12(b)に示すように、退避位置では、現像ローラ17の上側に配置されている。そして、現像ローラ17は、保護部72に対して後方から露出されている。
(2)現像カートリッジの装着
現像カートリッジ70を装着するには、まず、ガード71の操作部74を指で引き上げて、ガード71をコイルバネの付勢力に抗して、右側面視反時計回りに揺動させた状態で、本体ケーシング2に引き出されたプロセスフレーム13に上方から装着する。
すると、図13に示すように、ガード71が感光ドラム15と現像ローラ17との接触位置に対して上側の退避位置に配置され、現像ローラ17が感光ドラム15に接触して、現像カートリッジ70のプロセスフレーム13への装着が完了する。
そして、本体ケーシング2に対してプロセスフレーム13を後方に押し込み、本体ケーシング2に装着すると、現像カートリッジ70の本体ケーシング2への装着が完了する。
このとき、ガード71の貫通穴75は、図14に示すように、平面視において、レーザービームLの光路と重なるように配置される。
また、操作部74は、左右方向に投影したときに、レーザービームLの光路と重なるように後方に向かって突出している。
そして、画像形成動作において、レーザービームLは、図13に示すように、貫通穴75内を通過するように、すなわち、ガード71と干渉しないように、スキャナユニット9から感光ドラム15に向かって出射される。
第4実施形態のカラーレーザプリンタ1によれば、保護部72は、現像ローラ17と間隔を隔てて、左右方向に沿って延びている。
そのため、現像カートリッジ70を交換するときに、現像カートリッジ70を不用意に把持しても、左右方向において、現像ローラ17に触れることを防止することができる。
しかも、保護部72は、樹脂により板状に形成されるとともに、退避位置においてレーザービームLが通過する貫通穴75が形成されている。
そのため、保護位置において、現像ローラ17を被覆することができるとともに、退避位置において、貫通穴75にレーザービームLを通すことにより、確実に保護部72とレーザービームLとの干渉を防止することができる。
また、貫通穴75にレーザービームLを通すことにより、退避位置において、保護部72をレーザービームLの光路と重ねて配置することができる。そのため、保護部72を現像ローラ17の外周面に沿って長く形成することができる。その結果、より現像ローラ17を保護することができる。
7.その他の実施形態
第3実施形態では、ガード61は、樹脂により板状に形成され、ガード61の保護部62は、ガード61が退避位置に位置したときに、レーザービームLと現像ローラ17との間に配置されるように設けられている。
しかし、ガード61の保護部62は、ガード61が退避位置に位置したときに、レーザービームLが保護部62と現像ローラ17との間を通過するように設けられていてもよい。
このカラーレーザプリンタ1によれば、ガード61が退避位置に配置されているときに、保護部62と現像ローラ17との間をレーザービームLが通過する。
そのため、退避位置において、確実に保護部62とレーザービームLとの干渉を防止することができる。
本発明の画像形成装置の一例としてのカラーレーザプリンタの第1実施形態を示す側断面図である。 図1に示されるプロセスフレームを示す斜視図である。 図1に示される現像カートリッジを説明する説明図であって、(a)は、ガードが保護位置にある状態を示し、(b)は、ガードが退避位置にある状態を示し、(c)は、現像カートリッジを下方から把持した状態を示す。 現像カートリッジがプロセスフレームに装着された状態を示す側断面図である。 図4に示す現像カートリッジの平面図である。 第2実施形態における現像カートリッジを説明する説明図であって、(a)は、ガードが保護位置にある状態を示し、(b)は、ガードが退避位置にある状態を示す。 図6に示す現像カートリッジがプロセスフレームに装着された状態を示す側断面図である。 図7に示す現像カートリッジの平面図である。 第3実施形態における現像カートリッジを説明する説明図であって、(a)は、ガードが保護位置にある状態を示し、(b)は、ガードが退避位置にある状態を示す。 図9に示す現像カートリッジがプロセスフレームに装着された状態を示す側断面図である。 図10に示す現像カートリッジの平面図である。 第4実施形態における現像カートリッジを説明する説明図であって、(a)は、ガードが保護位置にある状態を示し、(b)は、ガードが退避位置にある状態を示す。 図12に示す現像カートリッジがプロセスフレームに装着された状態を示す側断面図である。 図13に示す現像カートリッジの平面図である。
符号の説明
1 カラーレーザプリンタ
2 本体ケーシング
9 スキャナユニット
14 現像カートリッジ
15 感光ドラム
17 現像ローラ
41 現像フレーム
42 ガード
43 開口
44 保護部
45 支持部
46 操作部
50 現像カートリッジ
51 ガード
52 保護部
53 支持部
60 現像カートリッジ
61 ガード
62 保護部
63 支持部
64 操作部
70 現像カートリッジ
71 ガード
72 保護部
73 支持部
74 操作部
75 貫通穴

Claims (9)

  1. 装置本体、
    前記装置本体内に設けられる感光体、
    前記装置本体内に設けられ、前記感光体に向かって光を出射して前記感光体を露光する露光手段、および、
    前記装置本体に対して着脱自在に設けられ、現像剤を収容する現像カートリッジを備え、
    前記現像カートリッジは、
    開口が形成される筐体と、
    前記筐体に前記開口から露出するように回転自在に支持され、前記現像カートリッジが前記装置本体に装着されるときに前記感光体と対向して、前記感光体に現像剤を供給する現像剤担持体と、
    前記現像剤担持体を保護する保護部材とを備え、
    前記保護部材は、
    前記現像剤担持体と間隔を隔てて、前記現像剤担持体の長手方向に沿って延び、前記現像剤担持体を部分的に被覆可能な保護部と、
    前記保護部と前記現像剤担持体の長手方向両端部とを連結する支持部と
    を備え、
    前記現像カートリッジが前記装置本体から離脱されるときに、前記現像剤担持体を保護する保護位置と、前記現像カートリッジが前記装置本体に装着されたときに、前記光と干渉しないように、前記現像剤担持体と前記感光体との間から退避する退避位置とに前記現像剤担持体の回転軸線を中心として揺動可能に構成され、
    前記退避位置は、前記感光体と前記現像剤担持体との対向位置に対して、前記光が前記感光体に入射する側に、配置されることを特徴とする、画像形成装置。
  2. 前記保護部は、線状に形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記保護部は、前記退避位置において、前記保護部と前記現像剤担持体との間を前記光が通過するように、設けられることを特徴とする、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記保護部は、前記退避位置において、前記光と前記現像剤担持体との間に配置されるように、設けられることを特徴とする、請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記保護部は、樹脂により板状に形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 前記保護部は、前記退避位置において、前記保護部と前記現像剤担持体との間を前記光が通過するように、設けられていることを特徴とする、請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記保護部は、前記退避位置において、前記光と前記現像剤担持体との間に配置されるように、設けられることを特徴とする、請求項5に記載の画像形成装置。
  8. 前記保護部材は、前記保護部材を、前記退避位置と前記保護位置とに移動させる操作部を備え、
    前記操作部は、退避位置において、前記現像剤担持体の長手方向に投影したときに、前記光と重なることを特徴とする、請求項1ないし7のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  9. 画像形成装置に対して着脱自在に設けられ、現像剤を収容する現像カートリッジであって、
    開口が形成される筐体と、
    前記筐体に前記開口から露出されるように回転自在に支持され、現像剤を担持する現像剤担持体と、
    前記現像剤担持体を保護する保護部材とを備え、
    前記保護部材は、
    前記現像剤担持体と間隔を隔てて、前記現像剤担持体の長手方向に沿って延び、線状に形成され、前記現像剤担持体を部分的に被覆可能な保護部、および、
    前記保護部と前記現像剤担持体の長手方向両端部とを連結する支持部を備え、
    前記現像剤担持体を保護する保護位置と
    前記保護位置から退避する退避位置とに前記現像剤担持体の回転軸線を中心として揺動することを特徴とする、現像カートリッジ。
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