JP2023049350A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のFFCを経由して駆動部へと電源を供給する構成において、不要なノイズの発生を抑える。【解決手段】第1露光装置及び第2露光装置を制御するための信号を送信するコントローラを有する制御基板と、第1露光装置を駆動するための第1ドライバICと、第2露光装置を駆動するための第2ドライバICとを有する駆動基板と、制御基板と駆動基板との間に接続され、電源を供給する第1電源線を有する第1ケーブルと、第1ケーブルとは別に制御基板と駆動基板との間に接続され、電源を供給する第2電源線を有する第2ケーブルと、を備え、駆動基板は、第1ケーブルの第1電源線と第1ドライバICとの間に接続された第1電源パターン、第2ケーブルの第2電源線と第2ドライバICとの間に接続された第2電源パターン、または第1ケーブルの第1電源線と第2ケーブルの第2電源線との間に接続された第3電源パターンのいずれかに、ノイズを除去するフィルタ回路を設けた。【選択図】 図4

Description

本発明は、感光体を露光する露光装置を備えた画像形成装置に関する。
従来、画像形成装置においては、画像データ生成部と、画像データに基づいてデバイスを駆動するための駆動部が分離されている構成が一般的である。例えば、一般的なレーザービームプリンタにおいては、画像データ生成部としてCPUやASIC等が、駆動部としてレーザードライバIC等が使用されている。制御信号や画像データなど多数の信号を高速に転送する必要があるため、画像データ生成部と駆動部は多数の信号線で接続される。一般的な画像形成装置における信号線の本数は20~50本程度となる。
近年、画像形成装置においては、小型化や多機能化が要求されており、画像形成装置内のユニット配置の自由度が低くなってきている。その結果、画像データ生成部と駆動部が離れた位置に配置されることがしばしば発生する。そのような場合、画像データ生成部と駆動部を接続するためのケーブルとして、フレキシブルフラットケーブル(以下、FFC)が活用されている。FFCは薄く、省スペース性や這いまわし性に優れているためである。
特許文献1には、回路が配置された基板と基板の間を、複数の導体線を含む1本のFFCで接続した構成が提案されている。また特許文献1には、基板上に、電気回路に接続された容量素子を配置し、1本のFFCに含まれる導体線と導体線とをつなぐ折り返し導体パターンを形成した構成が提案されている。
特開2019-21846号公報
前記駆動部は、カラー画像を形成する画像形成装置においては色毎に設けられ、色毎の駆動部は、コストメリットの観点から同一基板上に配置される。例えば、駆動部の配置の制約上、同一基板内において駆動部が離れてしまう場合がある。この場合、画像データ生成部と全ての駆動部を1本のFFCで接続することが困難となる。そこで、色毎の駆動部を備えたカラー画像形成装置においては、複数のFFCを使用して、それぞれの画像データ生成部と駆動部とを接続し、各FFCを経由して駆動部へと電源を供給する。
各FFC経由で供給された電源は、印刷結果の品位を確保するため、レーザービーム制御の精度に影響しないよう、各駆動部の電位レベルを均一にする必要がある。各駆動部の電位レベルを均一にするために、各FFCからの電源ラインを、前記複数の駆動部が配置された同一基板上で、同一の電源ラインとして全て接続させることが考えられる。しかし、この場合、各FFCからの電源ラインとこれを接続する基板上の電源パターンとをあわせた、ループ状のパターンが形成されてしまい、それがアンテナとなり、不要なノイズを発生しやすい構造になってしまう。
そこで本発明の目的は、複数のFFCを経由して駆動部へと電源を供給する構成において、不要なノイズの発生を抑えることである。
上記目的を達成するための本発明の代表的な構成は、第1感光体を露光する第1露光装置および第2感光体を露光する第2露光装置を制御するための信号を送信するコントローラを有する制御基板と、前記コントローラからの信号に基づいて前記第1露光装置を駆動するための第1ドライバICと、前記コントローラからの信号に基づいて前記第2露光装置を駆動するための第2ドライバICとを有する駆動基板と、前記制御基板と前記駆動基板との間に接続され、前記コントローラからの信号を前記第1ドライバICに伝送する第1信号線と、電源を供給する第1電源線とを有する第1ケーブルと、前記第1ケーブルとは別に前記制御基板と前記駆動基板との間に接続され、前記コントローラからの信号を前記第2ドライバICに伝送する第2信号線と、電源を供給する第2電源線とを有する第2ケーブルと、を備え、前記駆動基板は、前記第1ケーブルの第1電源線と前記第1ドライバICとの間に接続された第1電源パターンと、前記第2ケーブルの第2電源線と前記第2ドライバICとの間に接続された第2電源パターンと、前記第1ケーブルの第1電源線と前記第2ケーブルの第2電源線との間に接続された第3電源パターンと、を有し、前記第1電源パターン、前記第2電源パターン、または前記第3電源パターンのいずれかに、ノイズを除去するフィルタ回路を設けた、ことを特徴とする。
本発明によれば、複数のケーブルを経由してドライバICへと電源を供給する構成において、不要なノイズの発生を抑えることができる。
画像形成装置の構成を示す断面図 制御基板と露光手段が有する駆動基板との接続イメージ図 制御基板と露光手段が有する駆動基板との接続パターン図 実施例に係る制御基板と露光手段が有する駆動基板との接続パターン図 実施例に係るフィルタ回路 (a)比較例の接続構成における測定結果を示すグラフ、(b)実施例に係る接続構成における測定結果を示すグラフ 他の実施例に係る制御基板と露光手段が有する駆動基板との接続パターン図 他の実施例に係る制御基板と露光手段が有する駆動基板との接続パターン図
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、それらの相対配置などは、本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
まず、画像形成装置の全体構成について、図1を参照して概要を説明する。なお、図1は画像形成装置の一態様であるカラーレーザープリンタ100の全体構成を示す断面図である。
図1に示すカラーレーザープリンタ100は、感光体である4個の感光ドラム1a,1b,1c,1d(以下、感光ドラム1ともいう)を備えている。各感光ドラム1の周囲には、その回転方向に従って順に、複数の画像形成手段が配設されている。画像形成手段は、感光体に作用する一連のプロセスを実行するプロセス手段によって構成されている。
プロセス手段として、まず、感光ドラム1の表面を均一に帯電する帯電手段2a,2b,2c,2d(以下、帯電手段2ともいう)が配設されている。次に、画像情報に基づいてレーザービームを照射し感光ドラム1に静電潜像を形成する露光手段3が配設されている。次に、静電潜像にトナーを付着させてトナー像として顕像化する現像手段としての現像ユニット4a,4b,4c,4d(以下、現像ユニット4ともいう)が配設されている。次に、各感光ドラム上のトナー像を中間転写体である中間転写ベルト12eに転写させる転写手段としての一次転写ローラ12a,12b,12c,12dが配設されている。さらに、転写後の感光ドラム1の表面に残った転写後トナーを除去するクリーニング手段8a,8b,8c,8d(以下、クリーニング手段8ともいう)が配設されている。
本実施例では、感光ドラム1と、プロセス手段としての帯電手段2、現像ユニット4及びクリーニング手段8とは、プロセスカートリッジ7として、一体的にカートリッジ化されている。このプロセスカートリッジ7(7a,7b,7c,7d)は、カラーレーザープリンタ100に着脱可能となっている。これら4個のプロセスカートリッジ7a,7b,7c,7dは、同一構造であるが、異なる色、すなわち、イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブラック(K)のトナーによる画像を形成する点で相違している。
プロセスカートリッジ7a,7b,7c,7dは、現像ユニット4a,4b,4c,4dと、ドラムユニット5a,5b,5c,5dとによって構成されている。現像ユニット4a,4b,4c,4dは、感光ドラムにトナーを供給する現像ローラ24a,24b,24c,24dと、現像ローラにトナーを供給する現像剤塗布ローラ25a,25b,25c,25dと、トナーを収納したトナー容器と、を有している。ドラムユニット5a,5b,5c,5dは、感光体(像担持体)である感光ドラム1a,1b,1c,1dと、帯電手段2a,2b,2c,2dと、クリーニング手段(ドラムクリーニングブレード)8a,8b,8c,8dと、を有している。また、図示しない廃トナー容器も設けられている。
感光体である感光ドラム1a,1b,1c,1dは、アルミニウム製シリンダの外周面に有機光導伝体層(OPC)を塗布して構成したものであり、その両端部をフランジによって回転自在に支持されている。感光ドラムは、一方の端部に不図示の駆動モータから駆動力を伝達されることにより、図1に示す矢印方向(時計回り方向)に回転駆動される。
帯電手段2a,2b,2c,2dは、ローラ状に形成された導電性ローラであり、感光ドラム1a,1b,1c,1d表面に当接される。帯電手段2a,2b,2c,2dは、不図示の電源によって帯電バイアス電圧を印加することにより、感光ドラム1表面を一様に帯電させる。
露光手段3は、プロセスカートリッジ7a,7b,7c,7dの鉛直下方に配置され、画像信号に基づく露光を感光ドラム1a,1b,1c,1dに対して行う。露光手段3は、各色(イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブラック(K))ごとのレーザービームを出射するレーザーユニット104Y,104M,104C,104K(図2参照)を備える。露光手段3は、高速回転してこれら4光路のレーザビームを各感光ドラム1の回転軸方向に沿って偏向走査する偏向器(不図示)を備える。露光手段3は、各レーザーユニット104から出射したレーザービームを、回転するポリゴンミラーなどの偏向器で走査し、露光手段3内に設置された光学部材を介して各感光ドラム1を露光する。
なお、プリンタ100は、露光手段3を制御するための信号を送信するコントローラとしてのIC150を有する制御基板120を備える。制御基板120と露光手段3とは、フレキシブルフラットケーブル121,122により接続されている。以下、フレキシブルフラットケーブルをFFCという。FFCの接続等については、後述する。露光手段3は制御基板120により作成されたビデオ信号に基づき点灯制御される。
現像ユニット4a,4b,4c,4dは、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナーを収納したトナー容器を有する。現像ユニット4a,4b,4c,4dは、感光ドラム表面に隣接し、不図示の駆動部により回転駆動されると共に、図示しない現像バイアス電源により現像バイアス電圧を印加することにより現像を行う現像ローラ等を有する。
上述の構成により,感光ドラム1a,1b,1c,1dは、帯電手段2a,2b,2c,2dによって所定の負極性の電位に帯電された後、露光手段3によってそれぞれ静電潜像が形成される。この静電潜像は現像ユニット4a,4b,4c,4dによって反転現像されて負極性のトナーが付着され、それぞれY、M、C、Kのトナー像が形成される。
中間転写ベルトユニット12は、中間転写ベルト12e、駆動ローラ12f、テンションローラ12g、一次転写ローラ12a,12b,12c,12dを有する。中間転写ベルト12eは、駆動ローラ12f、テンションローラ12gに張架されており、テンションローラ12gにより矢印E方向に張力をかけられている。また、一次転写ローラ12a,12b,12c,12dは、各感光ドラム1a,1b,1c,1dに対向して、中間転写ベルト12eの内側に配設されており、不図示のバイアス印加手段により転写バイアスを印加する構成となっている。
各感光ドラムが矢印方向に回転し、中間転写ベルト12eが矢印F方向に回転する。感光ドラム1a,1b,1c,1d上に形成されたトナー像は、一次転写ローラ12a,12b,12c,12dに正極性のバイアスを印加することにより、感光ドラム1a上のトナー像から順次、中間転写ベルト12e上に一次転写される。そして、4色のトナー像が重なった状態で二次転写部15まで搬送される。
給送装置13は、シートSを収納する給紙カセット11内からシートSを給紙する給紙ローラ9と、給紙されたシートSを搬送する搬送ローラ対10とを有している。給紙カセット11は、図1中、本体手前方向へ引き抜くことができるよう構成されている。ユーザは給紙カセット11を引き抜き、装置本体から取り外した後、シートSをセットし装置本体へ挿入することでシート補給が完了する。
給紙カセット11に収納されたシートSは、給紙ローラ9に圧接され、分離パッド23によって一枚ずつ分離され(摩擦片分離方式)搬送される。そして、給送装置13から搬送されたシートSはレジストローラ対17によって二次転写部15に搬送される。二次転写部15において、二次転写ローラ16に正極性のバイアスを印加することにより、搬送されたシートSに、中間転写ベルト12e上の4色のトナー像を二次転写する。
定着手段である定着部14は、シートSに形成した画像に熱及び圧力を加えて定着させるものである。14aは円筒状の定着ベルトであり、ヒータ等の発熱手段を接着したベルトガイド部材14cにガイドされている。14bは弾性加圧ローラであり、定着ベルト14aを挟みベルトガイド部材14cと所定の圧接力をもって所定幅の定着ニップ部Nを形成している。加圧ローラ14bが不図示の駆動手段により回転駆動され、それに伴って円筒状の定着ベルト14aが回転し、不図示の内部ヒータにより定着ベルト14aは加熱される。
定着ニップ部Nが所定の温度に立ち上がって温調された状態において、画像形成部から搬送された未定着トナー画像が形成されたシートSが定着ニップ部Nの定着ベルト14aと加圧ローラ14bとの間に送られる。シートSは、画像面が上向き、即ち定着ベルト面に対向して導入され、定着ニップ部Nにおいて画像面が定着ベルト14aの外面に密着して定着ベルト14aと一緒に定着ニップ部Nを挟持搬送されていく。
この定着ニップ部Nを定着ベルト14aと一緒にシートSが挟持搬送されていく過程において、定着ベルト14a内のヒータ熱で加熱されシートS上の未定着トナー画像が加熱定着される。定着されたシートSは排紙ローラ対20によって排紙トレイ21に排出される。
一方、トナー像転写後に、感光ドラム1a,1b,1c,1d表面に残ったトナーは、クリーニング手段8a,8b,8c,8dによって除去される。除去されたトナーはドラムユニット5a,5b,5c,5d内の廃トナー容器(不図示)に回収される。
また、シートSへの二次転写後に中間転写ベルト12e上に残ったトナーは、転写ベルトクリーニング装置22によって除去される。除去されたトナーは、廃トナー搬送路(不図示)を通過し、装置奥面部に配置された廃トナー回収容器(不図示)へと回収される。
次に、制御基板120と露光手段3の接続について、図2及び図3を用いて説明する。
図2は、制御基板120と露光手段3が有する駆動基板123との接続イメージ図である。図3は、制御基板120と露光手段3が有する駆動基板123との接続パターン図である。
プリンタ100は、露光手段3を制御するための制御基板120と、露光手段3に設けられ、露光手段3を駆動するための駆動基板123と、を備えている。前述したように、前記制御基板120と前記露光手段3の駆動基板123とは、FFC121,122により接続されている。
制御基板120は、画像処理及びデバイス制御処理を行うIC150を有している。IC150は、レーザーユニット104Y,104M,104C,104Kを制御するための信号を送信するコントローラである。IC150は、シートS上に形成する画像情報に基づき、色毎に分離されたビデオ信号VDO(Y、M、C、K)の生成と、色毎のレーザードライバIC124の制御信号LDCTL(Y、M、C、K)を生成する。制御基板120のIC150で生成された前記信号は、FFC121,122を経由して、露光手段3の駆動基板123に入力される。
なお、レーザーユニット104Y,104Mは、それぞれ第1感光体としての感光ドラム1a,1bを露光する第1露光装置である。レーザーユニット104C,104Kは、それぞれ第2感光体としての感光ドラム1c,1dを露光する第2露光装置である。
駆動基板123は、露光手段3に設けられている。駆動基板123は、レーザービーム(Y,M,C,K)を出力するレーザーユニット104(Y,M,C,K)と、各レーザーユニット104を制御するレーザードライバIC124(Y,M,C,K)と、を備えている。レーザードライバIC124Y,124Mは、制御基板120のIC150からの信号に基づいて第1露光装置としてのレーザーユニット104Y,104Mを駆動するための第1ドライバICである。レーザードライバIC124C,124Kは、前記IC150からの信号に基づいて第2露光装置としてのレーザーユニット104C,104Kを駆動するための第2ドライバICである。
前記制御基板120と前記露光手段3の駆動基板123とは、前記2本のFFC121,122により接続されている。
一方のFFC121は、制御基板120と駆動基板123との間に接続され、IC150からの信号(VDO、LDCTL)をレーザードライバIC124Y,124Mに伝送し、電源を供給する第1ケーブルである。
他方のFFC122は、前記FFC121とは別に制御基板120と駆動基板123との間に接続され、IC150からの信号(VDO、LDCTL)をドライバIC124C,124Kに伝送し、電源を供給する第2ケーブルである。
更にビデオ信号VDOは、最終的に露光手段3内のレーザードライバIC124でLD信号(LD-Y、LD-M、LD-C、LD-K)として各レーザーユニット104(Y,M,C,K)へ入力される。各レーザーユニット104へ入力されるLD信号を制御することによって、レーザーユニット104から出力されるレーザービームが制御される。
図3に示すように、制御基板120は、前述のIC150の他に、FFC121を接続するコネクタ125と、FFC122を接続するコネクタ127と、を備えている。露光手段3の駆動基板123は、前述のレーザードライバIC124の他に、FFC121を接続するコネクタ126と、FFC122を接続するコネクタ128と、を備えている。
第1ケーブルであるFFC121を、制御基板120のコネクタ125と駆動基板123のコネクタ125とに接続し、制御基板120と駆動基板123とは接続される。FFC121は、IC150からの信号(VDO、LDCTL)をレーザードライバIC124Y,124Mに伝送する第1信号線121Y1,121Y2,121M1,121M2を有する第1ケーブルである。またレーザードライバIC124Y,124Mへの電源供給は、制御基板120からFFC121を介して供給される。すなわち、第1ケーブルであるFFC121は、電源(VDD)を供給する第1電源線121Vを有する。さらに第1ケーブルであるFFC121は、グランドGNDに接続されたグランド線121Gを有する。
第2ケーブルであるFFC122を、制御基板120のコネクタ127と駆動基板123のコネクタ128とに接続し、制御基板120と駆動基板123とは接続される。FFC122は、IC150からの信号(VDO、LDCTL)をドライバIC124C,124Kに伝送する第2信号線122C1,122C2,122K1,122K2を有する。またレーザードライバIC124C,124Kへの電源供給は、制御基板120からFFC122を介して供給される。すなわち、第2ケーブルであるFFC122は、電源(VDD)を供給する第2電源線122Vを有する。さらに第2ケーブルであるFFC122は、グランドGNDに接続されたグランド線122Gを有する。
前述したように、制御基板120と駆動基板123とをFFC121,122で接続する。これにより、制御基板120内のIC150の色毎のビデオ信号VDOと制御信号LDCTLが、それぞれFFC121の第1信号線及びFFC122の第2信号線を通して露光手段3内のレーザードライバIC124に送信可能となる。なお、図3においては、色毎に1つビデオ信号としているが、高速印刷に対応させて複数のチャンネル分の信号を用意させても良いことはいうまでもない。
更に制御基板120の電源VDDとグランドGNDが、FFC121の第1電源線121Vとグランド線121G及びFFC122の第2電源線122Vとグランド線122Gを通して駆動基板123に接続され、露光手段3の駆動基板123へ電源が供給される。
露光手段3内の駆動基板123は、FFC121の第1電源線121VとレーザードライバIC124Y,124Mとの間に接続された第1電源パターン141を有している。また露光手段3内の駆動基板123は、FFC122の第2電源線122VとレーザードライバIC124C,124Kとの間に接続された第2電源パターン142を有している。したがって、電源VDDは、FFC121の第1電源線121Vを通して駆動基板123に供給され、第1電源パターン141を通してレーザードライバIC124Y,124Mへと供給される。また電源VDDは、FFC122の第2電源線122Vを通して駆動基板123に供給され、第2電源パターン142を通してレーザードライバIC124C,124Kへと供給される。
さらに露光手段3内の駆動基板123は、FFC121の第1電源線121VとFFC122の第2電源線122Vとの間に接続された第3電源パターン143を有している。このように露光手段3内の駆動基板123において、第3電源パターン143により電源VDDを接続させることにより、露光手段3内の電圧レベルが均一化される。これにより、各レーザーユニット104から出力されるレーザービームが各色で同一のレベルとなり、安定し、印刷結果の品位を確保することができる。
しかし、図3で示した点線部のように、制御基板120と駆動基板123との間において、FFC121の第1電源線121VとFFC122の第2電源線122Vとの間が駆動基板123の第3電源パターン143で接続され、ループ状の電源パターンが形成されてしまう。そのパターン形状がアンテナとなり、レーザービームを制御するタイミングに共振し、不要な輻射ノイズが発生しやすい状態となってしまう。
そこで、本実施例では、前記電源パターン141,142,143のうちの1つの電源パターンである第3電源パターン143に、ノイズを除去するフィルタ回路130を設けている。本実施例について、図4を用いて説明する。図4は、本実施例に係る制御基板120と露光手段3が有する駆動基板123との接続パターン図である。
図4において、前述のループ状の電源パターンが形成された電源VDDを、露光手段3上の駆動基板123において、第3電源パターン143にフィルタ回路130を設けている。言い換えれば、図4に示すように、駆動基板123において、FFC121に電源VDDが供給されるレーザードライバIC124Y,124M(LDIC-Y、M)とFFC122に電源VDDが供給されるレーザードライバIC124C,124K(LDIC-C,K)との間にフィルタ回路130を追加する。これにより、アンテナとなっている共振箇所を抑制し、不要な輻射ノイズの発生を抑制することができる。
本実施例では、フィルタ回路130として、図5に示すように高周波でインピーダンスが高くなるような、例えばフェライトビーズのような素子を用いた構成を例示しているが、同様に高周波でインピーダンスが高くなるLCフィルタ等を用いても良い。
また、本実施例においては、レーザードライバIC124Y,M(LDIC-Y、M)と、レーザードライバIC124C,K(LDIC-C,K)との間にフィルタ回路130を追加した。すなわち、第3電源パターン143にフィルタ回路130を設けた構成を例示した。しかし、共振箇所で不要な輻射ノイズの発生を抑制される効果があれば、駆動基板123において、他の電源パターンにフィルタ回路を追加しても良い。
例えば、駆動基板123は、第1電源パターン141、または第2電源パターン142のいずれか一方にフィルタ回路を設けた構成としても良い。具体的には、図8に示すように、レーザードライバIC124Y(LDIC-Y)と、レーザードライバIC124M,C,K(LDIC-M,C,K)との間にフィルタ回路133を追加しても良い。言い換えれば、第1電源パターン141にフィルタ回路133を設けた構成としても良い。
あるいは、駆動基板123は、第1電源パターン141、第2電源パターン142、または第3電源パターン143のうちの複数の電源パターンにフィルタ回路を設けた構成としても良い。具体的には、図7に示すように、駆動基板123は、第1電源パターン141、第2電源パターン142、及び第3電源パターン143に、それぞれフィルタ回路130,131,132を設けた構成としても良い。
このように構成しても、前述した実施例と同様に、アンテナとなっている共振箇所を抑制し、不要な輻射ノイズの発生を抑制することができる。
図6(b)は、図4に示す実施例の回路構成とした時の測定結果を示すグラフである。図6(a)は、図3に示す回路構成の測定結果を示すグラフである。図3に示す回路構成は、複数のFFC121,122を経由してドライバICへと電源を供給する構成において、フィルタ回路を設けない比較例の回路構成である。図6(a)及び図6(b)において、両者を比較すると、高周波帯域となる500MHz~700MHzの周波数帯において、本実施例の回路構成は、比較例の回路構成に比べて、不要な輻射ノイズの発生が抑制できていることがわかる。
上述したように、本実施例によれば、複数のFFC121,122を経由して制御基板120から露光手段3の駆動基板123(ドライバIC)へと電源を供給する構成において、駆動基板123上の電源パターンにフィルタ回路を設けている。これにより、不要なノイズの発生を抑えることができる。
なお、本発明は、以上説明した実施例に限定されるものではなく、本発明の技術的思想内で多くの変形が可能である。また、実施形態に記載された効果は、本発明から最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、実施形態に限定されることはいうまでもない。
1a,1b,1c,1d …感光ドラム
3 …露光手段
100 …プリンタ
104Y,104M,104C,104K …レーザーユニット
120 …制御基板
121,122 …フレキシブルフラットケーブル(FFC)
121G …グランド線
121V …第1電源線
121Y1,121Y2,121M1,121M2 …第1信号線
122C1,122C2,122K1,122K2 …第2信号線
122G …グランド線
122V …第2電源線
123 …駆動基板
124Y,124M,124C,124K …レーザードライバIC
125,126,127,128 …コネクタ
130,131,132,133 …フィルタ回路
141 …第1電源パターン
142 …第2電源パターン
143 …第3電源パターン
150 …IC

Claims (6)

  1. 第1感光体を露光する第1露光装置及び第2感光体を露光する第2露光装置を制御するための信号を送信するコントローラを有する制御基板と、
    前記コントローラからの信号に基づいて前記第1露光装置を駆動するための第1ドライバICと、前記コントローラからの信号に基づいて前記第2露光装置を駆動するための第2ドライバICとを有する駆動基板と、
    前記制御基板と前記駆動基板との間に接続され、前記コントローラからの信号を前記第1ドライバICに伝送する第1信号線と、電源を供給する第1電源線とを有する第1ケーブルと、
    前記第1ケーブルとは別に前記制御基板と前記駆動基板との間に接続され、前記コントローラからの信号を前記第2ドライバICに伝送する第2信号線と、電源を供給する第2電源線とを有する第2ケーブルと、
    を備え、
    前記駆動基板は、前記第1ケーブルの第1電源線と前記第1ドライバICとの間に接続された第1電源パターンと、前記第2ケーブルの第2電源線と前記第2ドライバICとの間に接続された第2電源パターンと、前記第1ケーブルの第1電源線と前記第2ケーブルの第2電源線との間に接続された第3電源パターンと、を有し、前記第1電源パターン、前記第2電源パターン、または前記第3電源パターンのいずれかに、ノイズを除去するフィルタ回路を設けた、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記駆動基板は、前記第1電源パターン、前記第2電源パターン、または前記第3電源パターンのいずれか1つの電源パターンに前記フィルタ回路を設けた、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記駆動基板は、前記第3電源パターンに前記フィルタ回路を設けた、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記駆動基板は、前記第1電源パターン、または前記第2電源パターンのいずれか一方に前記フィルタ回路を設けた、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  5. 前記駆動基板は、前記第1電源パターン、前記第2電源パターン、または前記第3電源パターンのうちの複数の電源パターンに前記フィルタ回路を設けた、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 前記駆動基板は、前記第1電源パターン、前記第2電源パターン、及び前記第3電源パターンに、それぞれ前記フィルタ回路を設けた、
    ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
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