JP2007225918A - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 この定着装置(定着部)70は、加熱ローラ71の周面と加圧ローラ72の周面とが互いに当接する当接部へ用紙Pを案内する案内部材73と、一方の端部が加圧ローラ72の回転の中心軸を回転の中心軸にして回動可能に支持され且つ他方の端部が案内部材73の加圧ローラ72側の端部に固定されたアーム部材74と、を備える。この定着装置70によれば、用紙Pが撓んで案内部材73が押し下げられても、アーム部材74により案内部材73と加圧ローラ72との間の距離が一定に維持される。この結果、案内部材73が押し下げられたとき、同案内部材73の端部が加圧ローラ72の周面と接触することを回避することができる。更に、加圧ローラ72と案内部材73との間の絶縁状態が破壊されることを防止することができる。
【選択図】 図5
Description
前記記録媒体と接する接触面を有するとともに、同接触面により前記当接部へ同記録媒体を案内する案内部材と、
前記接触面が前記記録媒体と接している状態における同記録媒体から同接触面へ向かう向きである押付方向に前記案内部材を移動可能とする変位機構と、
前記案内部材が前記押付方向に移動するにつれて、同案内部材と、前記2つのローラの一方であって前記当接部よりも同押付方向側に回転の中心軸を有する近接ローラと、の間の距離である案内部材ローラ間距離が長くなるように、又は、同案内部材が同押付方向に移動する際の同案内部材ローラ間距離が一定となるように、前記変位機構による同案内部材の移動に伴う同案内部材ローラ間距離の変化を規制する規制機構と、
を備える。
シート状の記録媒体上にトナーを転写するとともに同記録媒体を搬送する転写部と、
回転の中心軸が平行であるとともに周面が互いに当接する2つのローラを備え且つ同2つのローラが互いに当接する当接部へ前記転写部により搬送される前記記録媒体を導入することにより前記転写されたトナーを同記録媒体に定着させる定着部と、
を含み、前記記録媒体上に前記トナーによる画像を形成する装置である。
前記記録媒体と接する接触面を有するとともに、同接触面により前記当接部へ同記録媒体を案内する案内部材と、
前記接触面が前記記録媒体と接している状態における同記録媒体から同接触面へ向かう向きである押付方向に前記案内部材を移動可能とする変位機構と、
前記案内部材が前記押付方向に移動するにつれて、同案内部材と、前記2つのローラのうちの前記当接部よりも同押付方向側に回転の中心軸を有する近接ローラと、の間の距離である案内部材ローラ間距離が長くなるように、又は、同案内部材が同押付方向に移動する際の同案内部材ローラ間距離が一定となるように、前記変位機構による同案内部材の移動に伴う同案内部材ローラ間距離の変化を規制する規制機構と、
を備える。
以下、本発明の各実施形態に係る定着装置について、図面を参照しながら説明する。この定着装置は、図1に概略側断面を示したカラー印刷を行うことが可能なレーザプリンタ(画像形成装置)10に適用される。
本体ケーシング20の頂部には、背面側の端部近傍の所定の位置(排紙位置)にて排紙用開口部20aが形成されている。本体ケーシング20の頂部には、排紙用開口部20aから排紙されるシート状の記録媒体としての用紙Pを積み重ねた状態にて保持するための凹部20bが形成されている。
給紙部30は、給紙トレイ31と、用紙搬送部32と、を備えている。
給紙トレイ31は、積み重ねられた用紙Pを収容する略直方体状のトレイである。給紙トレイ31は、上部が開放されている。給紙トレイ31は、上記メインフレームの前面側の底部(最も下面側の部分)に脱着可能に装着されている。給紙トレイ31には、用紙押圧板31aと分離パッド31bとが配設されている。
プロセスカートリッジ部40は、複数(本例では、4つ)のプロセスカートリッジ40Y,40M,40C及び40Kを備える。各プロセスカートリッジ40Y,40M,40C及び40Kは、上記メインフレームの上部(最も上面側の部分)に脱着可能に装着されている。本例では、プロセスカートリッジ40Y,40M,40C及び40Kは、この順序にてレーザプリンタ10の前面側から背面側に向けて配置されている。
スキャナユニット部50は、プロセスカートリッジ40Y,40M,40C及び40Kのそれぞれに対応する4つのスキャナユニット50Y,50M,50C及び50Kを備えている。
転写部60は、プロセスカートリッジ部40及びスキャナユニット部50の下面側に配置されている。転写部60は、ベルト61と、転写ローラ62と、を含んでいる。
定着部70は、用紙搬送方向において転写部60よりも下流側に配置されている。定着部70は、図1、定着部70の上方からの斜視図である図2、定着部70の側面図である図3及び定着部70の下方からの斜視図である図4に示したように、加熱ローラ71と、加圧ローラ72と、案内部材73と、アーム部材74と、クリーニングローラ75と、を備えている。
案内部材73は、電位がトナーが有する電荷の極性(即ち、正極性)と異なる負の極性の電位(本例では、−1000V)となるように図示しないバイアス用回路に接続されることによりバイアスが印加されるようになっている。
再び図1を参照しながら説明を続けると、排紙部80は、レーザプリンタ10の最も背面側に配置されている。排紙部80は、排紙ガイド81と、排紙ローラ82と、を備えている。
排紙ローラ82は、用紙Pをレーザプリンタ10の上面へ排出するための一対のローラである。排紙ローラ82は、排紙用開口部20aの近傍にて互いに対向するように配置されている。排紙ローラ82は、上記メインフレームにより回転可能に支持されている。排紙ローラ82の一方は、上記駆動力伝達機構により伝達された駆動力によって回転するようになっている。排紙ローラ82の他方は、同排紙ローラ82の一方の回転に従動して回転するようになっている。
制御部90は、上記メインフレームの底部であって給紙部30よりも背面側に配置されている。制御部90は、レーザプリンタ10の各可動部を駆動するために上記メインフレームに備えられた各種のモータ、アクチュエータ及びセンサ等、スキャナユニット部50に備えられたレーザ発光部及びポリゴンモータ51a等、各種のバイアス用回路並びに各種の電源供給回路と電気的に接続されていて、これらに対して所定のタイミングにて指示信号を送出するようになっている。
次に、上記のように構成されたレーザプリンタ10の作動について、ユーザがレーザプリンタ10に対して画像データを含む印刷指示信号を送出した時点から説明する。
次に、本発明の第2実施形態に係る定着装置について説明する。第2実施形態に係る定着装置は、上記第1実施形態のアーム部材74に代わる規制部材を備える点のみにおいて上記第1実施形態に係る定着部70と相違している。以下、かかる相違点を中心として説明する。
このように、ガイド面を有する規制部材により規制機構を構成すれば、案内部材101の位置に対する案内部材ローラ間距離Dを自由に設定することができる。
Claims (9)
- 回転の中心軸が平行であるとともに周面が互いに当接する2つのローラを備え、同2つのローラが互いに当接する当接部へトナーが転写されたシート状の記録媒体を導入することにより同トナーを同記録媒体に定着させる定着装置であって、
前記記録媒体と接する接触面を有するとともに、同接触面により前記当接部へ同記録媒体を案内する案内部材と、
前記接触面が前記記録媒体と接している状態における同記録媒体から同接触面へ向かう向きである押付方向に前記案内部材を移動可能とする変位機構と、
前記案内部材が前記押付方向に移動するにつれて、同案内部材と、前記2つのローラの一方であって前記当接部よりも同押付方向側に回転の中心軸を有する近接ローラと、の間の距離である案内部材ローラ間距離が長くなるように、又は、同案内部材が同押付方向に移動する際の同案内部材ローラ間距離が一定となるように、前記変位機構による同案内部材の移動に伴う同案内部材ローラ間距離の変化を規制する規制機構と、
を備えた定着装置。 - 請求項1に記載の定着装置において、
前記規制機構は、一方の端部が前記近接ローラの回転の中心軸と平行な直線を回転の中心軸にして回動可能に支持されるとともに、他方の端部が前記案内部材に係合されたアーム部材を備える定着装置。 - 請求項2に記載の定着装置において、
前記アーム部材は、前記案内部材の前記近接ローラ側の端部である近接ローラ側端部と同近接ローラの回転の中心軸とを通る直線上の位置であって同近接ローラの回転の中心軸から同近接ローラ側端部と遠ざかる側の位置に同アーム部材の回転の中心軸が配置された定着装置。 - 請求項2に記載の定着装置において、
前記アーム部材は、回転の中心軸が前記近接ローラの回転の中心軸と同軸となるように配置された定着装置。 - 請求項2乃至請求項4のいずれか一項に記載の定着装置において、
前記アーム部材は、前記案内部材の接触面と同アーム部材とがなす角度が変更可能に同案内部材に係合されている定着装置。 - 請求項1に記載の定着装置において、
前記規制機構は、前記近接ローラの回転の中心軸と平行な面であって前記案内部材が前記押付方向に移動する際に同案内部材と摺接する面であるガイド面を備える定着装置。 - 請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の定着装置において、
前記案内部材は、導電性材料からなり、同案内部材の電位が前記トナーが有する電荷の極性と異なる極性の電位となるようにバイアスが印加された定着装置。 - 請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の定着装置において、
前記近接ローラは、導電性材料からなり、接地された定着装置。 - シート状の記録媒体上にトナーを転写するとともに同記録媒体を搬送する転写部と、
回転の中心軸が平行であるとともに周面が互いに当接する2つのローラを備え且つ同2つのローラが互いに当接する当接部へ前記転写部により搬送される前記記録媒体を導入することにより前記転写されたトナーを同記録媒体に定着させる定着部と、
を含み、前記記録媒体上に前記トナーによる画像を形成する画像形成装置において、
前記定着部は、
前記記録媒体と接する接触面を有するとともに、同接触面により前記当接部へ同記録媒体を案内する案内部材と、
前記接触面が前記記録媒体と接している状態における同記録媒体から同接触面へ向かう向きである押付方向に前記案内部材を移動可能とする変位機構と、
前記案内部材が前記押付方向に移動するにつれて、同案内部材と、前記2つのローラのうちの前記当接部よりも同押付方向側に回転の中心軸を有する近接ローラと、の間の距離である案内部材ローラ間距離が長くなるように、又は、同案内部材が同押付方向に移動する際の同案内部材ローラ間距離が一定となるように、前記変位機構による同案内部材の移動に伴う同案内部材ローラ間距離の変化を規制する規制機構と、
を備えた画像形成装置。
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JP2020193091A (ja) * | 2019-05-29 | 2020-12-03 | 株式会社リコー | ガイド部材、定着装置、画像形成装置 |
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