JP7261376B2 - ガイド部材、定着装置、画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ガイド部材、定着装置および画像形成装置に関する。
画像形成装置に設けられる定着装置には、定着ローラ等の定着部材と加圧ローラなどの加圧部材とにより、用紙等のシートを加圧および加熱するための定着ニップが形成される。そして、定着ニップのシート搬送方向上流側には、シートを定着ニップへガイドするためのガイド部材が設けられる。
例えば特許文献1(特開2005-231822号公報)の定着装置では、定着ニップの上流側にシートガイドが設けられる。シートガイドは、固定されたガイド本体部と、ガイド本体部の下流側に、シート搬送方向と交差する方向へ揺動可能な揺動機構とを備える。揺動機構は、バネ等の弾性部材によってシート搬送方向と交差する方向へ付勢されており、シート搬送時にシートによって付勢方向と反対方向へ加圧されることにより、弾性部材の付勢力に抗してその反対側へ揺動する。
特許文献1のように、ガイド部材に固定ガイド部材と可動ガイド部材とを設ける構成では、可動ガイド部材を固定ガイド部材に対して相対移動可能に保持させる必要があり、簡易な構成で固定ガイド部材と可動ガイド部材とを精度良く位置決めし、シートを所定の方向へ精度良くガイドする機能を満足することが求められる。
上記の課題を解決するため、本発明は、固定ガイド面を有する固定ガイド部材と、前記固定ガイド面よりもシート搬送方向下流側に設けられた可動ガイド面を有する可動ガイド部材とを備えた、下流側のニップ部へシートをガイドするガイド部材であって、前記可動ガイド部材は、前記可動ガイド面を、シート搬送方向と交差する方向へ移動させることができ、前記固定ガイド部材はその長手方向の両側に挿入孔を有し、前記可動ガイド部材は、その長手方向の両側に前記固定ガイド部材に挿入する挿入部を有し、前記可動ガイド部材は、前記挿入部を前記挿入孔に対して前記可動ガイド部材の長手方向と交差する方向に挿入ることにより、前記可動ガイド面を前記固定ガイド部材に対して前記交差方向へ相対移動可能なように、前記固定ガイド部材に保持させることを特徴とする。
本発明によれば、可動ガイド部材を固定ガイド部材に対して、相対移動可能なように精度良く保持させることができる。
画像形成装置の概略構成図である。 画像形成装置に設けられる定着装置の概略断面図である。 可動ガイド部材を退避姿勢に配置した状態の定着装置の概略断面図である。 可動ガイド部材の固定ガイド部材に対する取り付け方向を示す斜視図である。 可動ガイド部材を固定ガイド部材に対して取り付ける様子を示す断面図である。 可動ガイド部材を固定ガイド部材に対して取り付ける様子を示す断面図である。 可動ガイド部材を固定ガイド部材に対して取り付ける様子を示す断面図である。 可動ガイド部材を固定ガイド部材に対して取り付ける様子を示す、スプリングに対応した位置の断面図である。 可動ガイド部材を固定ガイド部材に対して取り付ける様子を示す、スプリングに対応した位置の断面図である。 可動ガイド部材を固定ガイド部材に対して取り付ける様子を示す、スプリングに対応した位置の断面図である。 ガイド部材を取付部材に取り付ける様子を示す斜視図である。 ガイド部材による用紙ガイド時の様子を示す断面図である。
以下、本発明に係る実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
図1は、本発明の実施の一形態に係る画像形成装置の概略構成図である。まず、図1を参照して、画像形成装置の全体構成及び動作について説明する。
図1に示す画像形成装置は、モノクロ画像形成装置である。その装置本体(画像形成装置本体)100には、作像ユニットとしてのプロセスユニット1が着脱可能に装着されている。プロセスユニット1は、表面に画像を担持する像担持体としての感光体2と、感光体2の表面を帯電させる帯電手段としての帯電ローラ3と、感光体2上の潜像を可視画像化する現像手段としての現像装置4と、感光体2の表面をクリーニングするクリーニング手段としてのクリーニングブレード5等を備える。また、感光体2に対向する位置に、感光体2の表面を露光する露光手段としてのLEDヘッドアレイ6が配置されている。
プロセスユニット1には、画像形成用の粉体であるトナーを収容する粉体収容器としてのトナーカートリッジ7が着脱可能に装着されている。トナーカートリッジ7は、未使用のトナーを収容する未使用トナー収容部8と、使用された廃トナーを収容する廃トナー収容部9とを有する。
また、画像形成装置は、シートとしての用紙Pに画像を転写する転写装置10と、用紙を供給する給紙装置11と、用紙に転写された画像を定着させる定着装置12と、用紙を装置外へ排出する排紙装置13と、タイミングローラとしての一対のレジストローラ17とを備える。
転写装置10は、転写部材としての転写ローラ14を備える。転写ローラ14は、プロセスユニット1を装置本体100に装着した状態で感光体2と接触するように配置されている。また、転写ローラ14は、電源に接続されており、所定の直流電圧(DC)及び/又は交流電圧(AC)が印加されるようになっている。
給紙装置11は、用紙Pが収容される給紙カセット15と、給紙カセット15に収容されている用紙Pを給送する給紙ローラ16とを備える。
定着装置12は、第1の回転体としての定着ローラ18と、第2の回転体としての加圧ローラ19とを備える。定着ローラ18は、ヒータ等の加熱源によって加熱される。加圧ローラ19は、定着ローラ18側へ加圧され、定着ローラ18に接触して定着ニップを形成している。
排紙装置13は、用紙を装置外に排出する一対の排紙ローラ20を備える。また、装置本体100の外装上面部には、排紙ローラ20によって排出された用紙を載置するための排紙トレイ21が形成されている。
また、装置本体100内には、給紙カセット15から、レジストローラ17、転写ローラ14と感光体2との間の画像転写部(転写ニップ)、定着装置12を経由して、排紙ローラ20まで用紙Pを搬送するための搬送路R1が設けられている。さらに、画像形成装置100内には、両面印刷する際に定着装置12を通過した用紙Pを画像転写部に再度搬送するための両面搬送路R2が設けられている。
続けて、図1を参照しつつ、本実施形態に係る画像形成装置の作像動作について説明する。
作像動作が開始されると、感光体2が回転駆動され、帯電ローラ3によって感光体2の表面が所定の極性に一様に帯電される。次いで、読取装置又はコンピュータ等からの画像情報に基づいてLEDヘッドアレイ6が感光体2帯電面を露光し、静電潜像が形成される。そして、現像装置4によって感光体2上の静電潜像にトナーが供給されることにより、静電潜像はトナー画像として顕像化(可視像化)される。
また、作像動作が開始されると、給紙ローラ16が回転駆動を開始し、給紙カセット15から用紙Pが送り出される。送り出された用紙Pは、レジストローラ17によって搬送を一旦停止される。その後、所定のタイミングでレジストローラ17の回転駆動を開始し、感光体2上のトナー画像が画像転写部に達するタイミングに合わせて、用紙Pを画像転写部へ搬送する。
そして、用紙Pが画像転写部に搬送されると、転写ローラ14に所定の電圧が印加されることにより生じた転写電界によって感光体2上のトナー画像が用紙P上に転写される。また、このとき用紙Pに転写されなかった感光体2上のトナーは、クリーニングブレード5によって除去され、トナーカートリッジ7の廃トナー収容部9へ回収される。
トナー画像が転写された用紙Pは、定着装置12へと搬送され、定着ローラ18と加圧ローラ19とによって形成される定着ニップを通過することにより加熱及び加圧されて、用紙P上のトナー画像が定着される。そして、用紙Pは、排紙ローラ20によって装置外に排出され、排紙トレイ21上に載置される。
また、両面印刷を行う場合は、定着装置12を通過した用紙Pを装置外に排出せずにスイッチバックさせて両面搬送路R2に送る。用紙Pは両面搬送路R2を通ってレジストローラ17の手前側で搬送路R1に送り込まれ、レジストローラ17によって画像転写部へ再度搬送される。そして、用紙Pの裏面に画像が転写され、定着装置12によって裏面側の画像が定着された後、用紙Pは装置外へ排出される。
図2は、定着装置12の概略断面図である。なお、以降の図では、図1とは反対側、つまり、図1の紙面裏側の方向から見た定着装置を図示している。
図2に示すように、定着ローラ18内には加熱源としてのハロゲンヒータ22が設けられている。加圧ローラ19は、加圧レバー等によって定着ローラ18に対して加圧されており、定着ローラ18と加圧ローラ19とが圧接する箇所には定着ニップ(ニップ部)Nが形成されている。また、定着ローラ18は、装置本体100に設けられた駆動源からギヤを介して駆動力が伝達され図2中の矢印Aで示す方向に回転駆動可能に構成されている。一方、加圧ローラ19は、回転駆動する定着ローラ18に対して図2中の矢印Bで示す方向に従動回転するように構成されている。なお、本実施形態とは反対に、加圧ローラ19を駆動ローラとし、定着ローラ18を従動ローラとしてもよい。
図2を参照しつつ、定着装置12の動作について簡単に説明する。
ハロゲンヒータ22によって定着ローラ18が所定の温度に加熱され、定着ローラ18と加圧ローラ19とが回転している状態で、用紙が図2中の矢印C1で示す方向から定着ニップNへ進入すると、用紙は定着ローラ18と加圧ローラ19によって挟持されながら搬送される。このとき、用紙上の未定着画像が、定着ローラ18の熱によって加熱されると共に、定着ローラ18と加圧ローラ19とによって加圧されることで、用紙に画像が定着される。そして、画像が定着された用紙は定着ニップNから図2中の矢印C2方向へ排出される。
ところで、定着ニップNの用紙搬送方向上流側には、用紙Pを定着ニップNへガイドするガイド部材30が設けられる。ガイド部材30は、上流側の固定ガイド部材31と下流側の可動ガイド部材32とを有する。固定ガイド部材31は用紙をガイドするための固定ガイド面31aを有し、可動ガイド部材32は用紙をガイドするための可動ガイド面32aを有する。
可動ガイド部材32は、固定ガイド部材31に挿入したボス321を中心に回転可能に設けられる(図の両矢印F参照)。この回転動作により、可動ガイド部材32は、ガイド面32aを用紙搬送方向と交差する方向へ移動させ、言い換えると、ガイド面32aの用紙搬送方向に対する角度を変化させ、図2に示すように、ガイド面32aの先端が定着ニップNの側を向いた搬送姿勢と、図3に示すように、ガイド面32aの先端が定着ニップNから離反した退避姿勢とを往復することができる。
次に、ガイド部材30のより詳細な構成について説明する。
図4に示すように、固定ガイド部材31は、その長手方向の2箇所に挿入孔311を有する。可動ガイド部材32は、長手方向の2箇所に、挿入孔311に挿入される挿入部としてのボス321を有する。ボス321は、可動ガイド部材32の長手方向に向けて突出している。また、長手方向両側に設けられたボス321,321の間には突起部322と、突起部322に巻きつけられた、付勢部材としてのスプリング33が設けられる。スプリング33はトーションスプリングであり、弾性変形可能な弾性部材である。
図5に示すように、可動ガイド部材32を固定ガイド部材31に取り付ける際には、まず、ボス321を挿入孔311に対して、矢印D方向へ挿入する。
ボス321は、ガイド部材30の長手方向視で(つまり、図5の方向視で)、その外周面部が、対向する平面部321a、321aと、その両側をそれぞれつなぐ曲面部321b、321bとによって形成されている。またボス321は、その中央側に孔部を有する。
ボス321を挿入孔311に挿入する際には、まず、幅広の平面部321aを挿入方向と並行にした姿勢で、ボス321を挿入孔311に対して進入させ、図6に示すように、ボス321を挿入孔311の奥側へ挿入する(図の矢印E方向参照)。
ボス321を挿入孔311に挿入すると、可動ガイド部材32に設けられたスプリングの反力によって可動ガイド部材32が矢印F1方向へ回転移動する(スプリングの動作については後述する)。
以上により、図7に示すように、可動ガイド部材32が固定ガイド部材31に取り付けられ、ガイド部材30が組み立てられる。
次に、可動ガイド部材32の固定ガイド部材31に対する組み付け時(図5~図7参照)における、可動ガイド部材32に設けられたスプリング33(図4参照)の姿勢の変化および反力の作用について説明する。
図2および図8に示すように、スプリング33は、可動ガイド部材32の突起部322に取り付けられたコイル部33aと、コイル部33aの一端側に連続して設けられる第1アーム部33bと、他端側に連続して設けられる第2アーム部33cとを有する。図8に示すように、コイル部33aが突起部322に取り付けられた状態で、第1アーム部33bの端部側は、可動ガイド部材32のガイド面32aからその背面側へ延在する面である当接面32bに当接している。
可動ガイド部材32を固定ガイド部材31に組み付ける際には、前述のように、可動ガイド部材32を図5の姿勢で固定ガイド部材31に接近させる。このときスプリング33の断面では、図8に示すように、第2アーム部33cの端部側がまず固定ガイド部材31の背面31bに当接する。
そして、図5に示すように、可動ガイド部材32の固定ガイド部材31に対する組み付け方向は、ボス321の移動方向が挿入孔311によって規制されることで、矢印D方向に規制されている。従って、図8に示すように、突起部322およびそれに取り付けられたコイル部33aも同じく矢印D方向へ移動する。
ところで、スプリング33のコイル部33aは可動ガイド部材32の突起部322に取り付けられ、第1アーム部33bは当接面32bに当接しており、スプリング33のこれらの部分は可動ガイド部材32に対する位置関係が固定されている。従って、可動ガイド部材32が矢印D方向へ移動するほど、第2アーム部33cが固定ガイド部材31の背面31bに押し当てられ、背面31bに沿うようにして弾性変形しながら固定ガイド部材31の側へ進入する(図8の点線部参照)。
そして、図6に示すように、ボス321が挿入孔311の幅狭の入口部分を抜けて奥側まで進入すると、可動ガイド部材32の移動方向の規制が解除される。これにより、スプリング33に弾性復帰しようとする力が生じ(図8の実線部の形状に戻ろうとする力が生じ)、図9に示すように、可動ガイド部材32が矢印F1方向へ回転する。これにより、図10に示すように、可動ガイド部材32が固定ガイド部材31に当接する位置まで移動する。言い換えると、スプリング33の第1アーム部33bが、図10の点線部から実線部まで移動し、それに伴って可動ガイド部材32が回転する。可動ガイド部材32のこの位置が、図3および図7に示す位置であり、可動ガイド部材32の退避姿勢である。
以上のようにして、可動ガイド部材32を固定ガイド部材31に保持させることができる。このように本実施形態では、ボス321の挿入孔311に対する挿入によって構造的に可動ガイド部材32を固定ガイド部材31に組み付けることができ、ネジなどの固定部材を必要としない。従って、部品点数を減らすことができ、簡易な構成での組み付けが可能になる。
また、スプリング33の弾性復帰力によって可動ガイド部材32を回転させ固定ガイド部材31に突き当てることで、可動ガイド部材32の固定ガイド部材31に対する位置合わせを必要とすることなく、可動ガイド部材32を確実に退避姿勢に配置することができる。用紙Pを搬送前の可動ガイド部材32の姿勢を安定させることができる。
ところで、搬送されてきた用紙Pが退避姿勢の可動ガイド面32aを押圧することで、可動ガイド部材32は、スプリングの反力に抗して回転し(図9の矢印F1方向と反対の方向へ回転し)、搬送姿勢(図2参照)に姿勢を変化させることができる。
このように、用紙搬送方向下流側のガイド面を可動とすることで、ガイド面と用紙との間に生じる摩擦力を低減することができる。従って、用紙Pのガイド部材30や定着ニップNでのシワの発生、詰まりを防止したり、両面印刷時に、裏面の画像の擦れによる乱れやトナーの固着を抑制したりすることができる。また、上流側のガイド面を固定にすることで、用紙が連続で搬送されてきた場合、つまり、可動ガイド部材32が搬送姿勢から退避姿勢に戻り切らない状態で次の用紙Pが搬送されてきた場合でも、上流側のガイド面31aを同じ位置に配置することができ、用紙の搬送姿勢を安定させることができる。
また、スプリング33の反力と用紙Pとの押圧力とによって、可動ガイド部材32を退避姿勢と搬送姿勢との間での姿勢変更を可能にすることができ、姿勢変更のための特別な駆動機構を要しない。
以上のように本実施形態では、可動ガイド部材32を固定ガイド部材31に対して精度良く取り付け、退避姿勢と搬送姿勢とを往復させることができるため、ガイド部材30が用紙Pを安定して定着ニップNへ案内することができる。
次に、ガイド部材30を取り付ける取付部材34について説明する。
図11に示すように、取付部材34は、その長手方向の2箇所に取付孔341を有する。取付部材34は本実施形態では板金によって形成されるが、その他の材料であってもよい。
ガイド部材30は、固定ガイド部材31の取付ボス312を取付部材34の取付孔341に挿入することにより、取付部材34に取り付けられる。
図12に示すように、搬送される用紙Pに押されて可動ガイド部材32は矢印F2方向へ回転し、搬送姿勢に変化する。この際、可動ガイド部材32の矢印F2方向の回転範囲に制限がないと、用紙Pの押圧によって可動ガイド部材32が回転して図5で示した位相まで回転し、可動ガイド部材32が固定ガイド部材31から外れてしまうおそれがある。
これに対して本実施形態では、可動ガイド部材32が矢印F2方向へ一定量回転すると、ボス321の曲面部321bが挿入孔311を形成する内壁部311aに当接する。これにより、可動ガイド部材32の矢印F2方向への回転範囲を規制している。また、可動ガイド部材32が矢印F2方向へさらに回転すると、可動ガイド部材32の曲面部32cが取付部材34の天面34aに当接する。これにより、可動ガイド部材32の回転を規制している。これらにより、ネジなどによる固定をすることなく、可動ガイド部材32の固定ガイド部材31からの脱落を防止することが可能になる。ただし、どちらか一方の規制であってもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加え得ることは勿論である。
本発明に係る画像形成装置は、図1に示すモノクロ画像形成装置に限らず、カラー画像形成装置や、複写機、プリンタ、ファクシミリ、あるいはこれらの複合機等であってもよい。
シートとしては、用紙P(普通紙)の他、厚紙、はがき、封筒、薄紙、塗工紙(コート紙やアート紙等)、トレーシングペーパ、OHPシート、プラスチックフィルム、プリプレグ、銅箔等が含まれる。
1 画像形成装置
12 定着装置
18 定着ローラ(第1の回転体)
19 加圧ローラ(第2の回転体)
30 ガイド部材
31 固定ガイド部材
31a 固定ガイド面
311 挿入孔
32 可動ガイド部材
32a 可動ガイド面
321 ボス(挿入部)
33 スプリング(付勢部材)
33a コイル部
33b 第1アーム部
33c 第2アーム部
34 取付部材
N 定着ニップ(ニップ部)
P 用紙(シート)
特開2005-231822号公報

Claims (5)

  1. 固定ガイド面を有する固定ガイド部材と、
    前記固定ガイド面よりもシート搬送方向下流側に設けられた可動ガイド面を有する可動ガイド部材とを備えた、
    下流側のニップ部へシートをガイドするガイド部材であって、
    前記可動ガイド部材は、前記可動ガイド面を、シート搬送方向と交差する方向へ移動させることができ、
    前記固定ガイド部材はその長手方向の両側に挿入孔を有し、
    前記可動ガイド部材は、その長手方向の両側に前記固定ガイド部材に挿入する挿入部を有し、
    前記可動ガイド部材は、前記挿入部を前記挿入孔に対して前記可動ガイド部材の長手方向と交差する方向に挿入ることにより、前記可動ガイド面を前記固定ガイド部材に対して前記交差方向へ相対移動可能なように、前記固定ガイド部材に保持させることを特徴とするガイド部材。
  2. 前記可動ガイド部材を前記相対移動方向へ付勢する付勢部材をさらに有し、
    前記可動ガイド部材は、前記可動ガイド面を前記ニップ部へ向けた、前記シートを搬送するための搬送姿勢と、前記可動ガイド面を前記ニップ部の側から退避させた退避姿勢とを往復可能に設けられ、
    前記付勢部材の付勢力により、前記可動ガイド部材は前記退避姿勢の側へ付勢され、
    搬送される前記シートにより、前記可動ガイド部材は前記搬送姿勢の側へ押圧される請求項1記載のガイド部材。
  3. 前記付勢部材は弾性部材であり、
    前記挿入孔の前記挿入部に対する挿入によって前記付勢部材が弾性変形し、前記可動ガイド部材を前記退避姿勢の側へ押圧する弾性復帰力を生じる請求項2記載のガイド部材。
  4. 請求項1から3いずれか1項に記載のガイド部材と、
    前記ガイド部材のシート搬送方向下流側に設けられた第1の回転体と、
    前記第1の回転体に圧接し、第1の回転体との間に、前記ニップ部としての定着ニップを形成する第2の回転体とを備えた定着装置。
  5. 請求項4記載の定着装置を備えた画像形成装置。
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