JP6697713B2 - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
作像動作が開始されると、感光体2が回転駆動され、帯電ローラ3によって感光体2の表面が所定の極性に一様に帯電される。次いで、読取装置又はコンピュータ等からの画像情報に基づいてLEDヘッドアレイ6が感光体2帯電面を露光し、静電潜像が形成される。そして、現像装置4によって感光体2上の静電潜像にトナーが供給されることにより、静電潜像はトナー画像として顕像化(可視像化)される。
図2に示すように、定着ローラ18内には加熱源としてのハロゲンヒータ22が設けられている。加圧ローラ19は、後述の加圧部材によって定着ローラ18に対して加圧されており、定着ローラ18と加圧ローラ19とが圧接する箇所には定着ニップNが形成されている。また、定着ローラ18は、装置本体100に設けられた駆動源からギヤを介して駆動力が伝達され図2中の矢印Aで示す方向に回転駆動可能に構成されている。一方、加圧ローラ19は、回転駆動する定着ローラ18に対して図2中の矢印Bで示す方向に従動回転するように構成されている。なお、本実施形態とは反対に、加圧ローラ19を駆動ローラとし、定着ローラ18を従動ローラとしてもよい。
ハロゲンヒータ22によって定着ローラ18が所定の温度に加熱され、定着ローラ18と加圧ローラ19とが回転している状態で、用紙が図2中の矢印C1で示す方向から定着ニップNへ進入すると、用紙は定着ローラ18と加圧ローラ19によって挟持されながら搬送される。このとき、用紙上の未定着画像が、定着ローラ18の熱によって加熱されると共に、定着ローラ18と加圧ローラ19とによって加圧されることで、用紙に画像が定着される。そして、画像が定着された用紙は定着ニップNから図2中の矢印C2方向へ排出される。
定着装置12は、外装部を構成する樹脂製のフレーム部材23を有する。フレーム部材23によって囲まれた空間内には、定着ローラ18や加圧ローラ19等が収容されている。フレーム部材23の正面には、定着装置12内に用紙を進入させるための入口部23aが形成され(図3参照)、フレーム部材23の背面には、定着装置12から用紙を排出するための出口部23bが形成されている(図4参照)。また、本実施形態では、フレーム部材23が、上部分(上フレーム部材)と下部分(下フレーム部材)とで分離可能に構成されている。
図5に示すように、定着ローラ18と加圧ローラ19の軸方向両端部には、それぞれ金属製の支持部材25が配置されており、両ローラ18,19の軸方向両端部は、軸受26,27を介して各支持部材25に回転可能に支持されている。また、加圧ローラ19は、定着ローラ18に対して接近離間可能に支持されている。詳しくは、加圧ローラ19を支持する軸受27が、支持部材25に設けられた長方形状の孔である軸受ガイド部25bに嵌め込まれている。この軸受ガイド部25bに沿って軸受27が案内されることで、加圧ローラ19は定着ローラ18に対して接近離間する。一方、定着ローラ18を支持する軸受26は、各支持部材25に設けられた円形の孔である軸受嵌合部25eに嵌め込まれている。これにより、定着ローラ18は、その軸位置が軸方向と直交する方向に移動しないように固定されている。
以下、図6及び図7を参照しつつ、加圧ローラ19を加圧する加圧機構と、その加圧力を調整する加圧力調整機構の構成について説明する。なお、加圧機構及び加圧力調整機構は、加圧ローラ19の軸方向の一端部側と他端部側とにそれぞれ設けられているが、互いに同様の構成であるので、片側の加圧機構及び加圧力調整機構の構成について説明する。
普通紙等の用紙を通紙する場合は、図6に示す通常の加圧状態にする。具体的には、図6に示すように、カム部材36を回転させて、回転中心から外周面までの距離の短い部分がカム受け部31dに対して当接するようにする。このようにすることで、加圧レバー31が加圧ローラ19を支持する軸受27の外周面に当接して軸受27を押圧する。これにより、加圧ローラ19が定着ローラ18に対して圧接され、これらのローラ18,19間に定着ニップ(ニップ幅N1)が形成される。
図8に示すように、本実施形態に係る定着装置12においては、加圧レバー31が、加圧ローラ19の軸方向(図の左右方向)において支持部材25とフレーム部材23との間に配置されている。このように、加圧レバー31が支持部材25とフレーム部材23との間に配置されることで、支持部材25とフレーム部材23とによって加圧レバー31の軸方向変位(ずれ)を規制することができる。これにより、加圧レバー31が軸受27に対して当たらなくなるのを防止することができるようになり、信頼性が向上する。また、軸受27を軸方向に短くしても軸受27に対する加圧レバー31の当接を確実に確保することができるようになるため、装置の小型化も図れるようになる。
図10に示す実施形態では、フレーム部材23を、支持部材25や加圧レバー31よりも軸方向外側(図の右側)に配置している。このように、本実施形態では、熱くなりやすい(熱伝導率の高い)金属製の支持部材25や加圧レバー31よりも、熱くなりにくい(熱伝導率の低い)樹脂製のフレーム部材23を軸方向外側に配置しているため、作業者が支持部材25や加圧レバー31に接触しにくくなり、安全性が向上する。
図12に示す実施形態では、加圧レバー31が樹脂製のフレーム部材23ではなく金属製の支持部材25に取り付けられている。本実施形態では、支持部材25の下部を定着装置12の正面側(図12における手前側)へ延ばし、その延ばした先端部に加圧レバー31を回動可能に取り付けている。このように、加圧レバー31が樹脂製のフレーム部材23よりも強度又は剛性の高い金属製の支持部材25に取り付けられていることで、フレーム部材23に加圧レバー31からの大きな荷重が直接かかるのを回避することができる。これにより、フレーム部材23の変形を抑制することができ、フレーム部材23の変形に伴う定着ニップ幅やニップ圧の変動を低減することができる。
18 定着ローラ(回転体)
19 加圧ローラ(回転体)
22 ハロゲンヒータ(加熱源)
23 フレーム部材
25 支持部材
25d 突出部
26 軸受
27 軸受
31 加圧レバー(加圧部材)
F フレーム部材と軸受との軸方向の隙間
t 加圧レバーの厚さ
Claims (6)
- 一対の回転体と、
前記一対の回転体を軸受を介して回転可能に支持する金属製の支持部材と、
前記支持部材が取り付けられる樹脂製のフレーム部材と、
前記一対の回転体の一方を支持する前記軸受の外周面に当接して前記一方の回転体を他方の回転体に対して加圧する加圧部材と、
を備え、
前記支持部材は、前記一方の回転体を支持する前記軸受の周囲に設けられた突出部を有し、
前記加圧部材は、前記回転体の軸方向において前記突出部と前記フレーム部材との間に配置され、
前記一方の回転体が前記他方の回転体に加圧された状態で、前記突出部は、前記軸受に当接する前記加圧部材の面とは反対側の面よりも加圧方向とは反対側へ突出しないように配置され、
前記フレーム部材と前記軸受の互いに対向する面の隙間は、前記加圧部材の厚さよりも小さいことを特徴とする定着装置。 - 前記フレーム部材は、前記支持部材よりも前記回転体の軸方向外側に配置される請求項1に記載の定着装置。
- 前記加圧部材は前記支持部材に取り付けられる請求項1又は2に記載の定着装置。
- 前記加圧部材は、前記一方の回転体を前記他方の回転体に対して接近させる方向とこれとは反対方向とに回動可能であって、
前記加圧部材が回動可能な範囲内のいずれの位置に配置されていても、前記加圧部材は、前記回転体の軸方向において前記支持部材と前記フレーム部材との間に配置される請求項1から3のいずれか1項に記載の定着装置。 - 前記回転体対のうちの一方は、加熱源によって加熱される定着ローラであり、他方は、前記定着ローラに対して加圧される加圧ローラである請求項1から4のいずれか1項に記載の定着装置。
- 請求項1から5のいずれか1項に記載の定着装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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JP2016099447A JP6697713B2 (ja) | 2016-05-18 | 2016-05-18 | 定着装置及び画像形成装置 |
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JP2016099447A Active JP6697713B2 (ja) | 2016-05-18 | 2016-05-18 | 定着装置及び画像形成装置 |
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- 2016-05-18 JP JP2016099447A patent/JP6697713B2/ja active Active
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