JP6556014B2 - 給油口装置 - Google Patents

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Description

この発明は、給油ノズルの挿入により給油口を開いてこの挿入を許容し給油を可能とする給油口装置に関する。
フィラーパイプ(インレットパイプなどとも称される。)の上端に取り付けられて、給油ガンの給油ノズルの挿入により開放されて給油を可能とする装置として、特許文献1及び2に示されるものがある。
特許文献1の装置は、前記給油ノズルにより押し開かれる上側の弁体と、下側の弁体とを有し、これにより、ねじ込み式の給油口キャップを不要としている。しかしながら、特許文献1の弁体は、一つの軸を中心に回動する構成であるため、弁体の下方に必要とされる弁体の開き位置への回動を許容するためのスペースを最小化できない。
対し、特許文献2の装置では、ダストフラップは一対の半円状のフラップから構成され、それぞれのフラップは閉じ位置において他方のフラップに突き合わされる部分と反対の部分において回動可能に支持される構成であり、フラップの下方に必要とされる開き位置への回動を許容するためのスペースを最小化可能である。しかしながら、かかるダストフラップを単純に半円状をなす一対のフラップから構成させた場合、一対のフラップの双方又はいずれか一方がその回動軸の軸中心線方向に若干の位置ズレをおこしたときに、フラップのシール性が低下するおそれがある。
特許第5666330号公報 特開2015−96360号公報
この発明が解決しようとする主たる問題点は、この種の給油口装置を構成する閉鎖部材を一対のフラップ体からより適切に構成できるようにする点にある。
前記課題を達成するために、この発明にあっては、給油口装置を、給油ノズルの導入により開き位置に回動されて給油口を開放させる閉鎖部材を備えてなる給油口装置であって、
前記閉鎖部材は、一対のフラップ体と、各フラップ体を付勢により閉じ位置に位置づける付勢手段とを備えてなり、
前記一対のフラップ体はそれぞれ、前記回動の中心となる回動組み付け部と、他方のフラップ体に対する当接部とを備えると共に、
各フラップ体の表面部に、前記閉じ位置において前記給油ノズルの通過口の口縁部に当接される前記表面部より前記給油ノズルの導入側に突き出すシール凸条と、前記シール凸条の端末に連続して前記当接部の少なくとも一部を縁取る前記表面部より前記給油ノズルの導入側に突き出す縁取り凸条とを形成させてなる、ものとした。
かかる構成によれば、一対のフラップ体の双方又はいずれか一方がその回動軸の軸中心線方向に所定位置より若干の位置ズレをおこした場合でも、前記通過口の口縁部に閉じ位置にあるフラップ体の前記縁取り凸条を圧接させることができ、このような場合でも前記閉鎖部材のシール性を低下させることがない。
前記一対のフラップ体はそれぞれ半円状をなし、その直線状部分を前記当接部とし、その弧状部分を縁取るように前記シール凸条を備えたものとすることが、この発明の好ましい態様の一つとされる。
また、前記フラップ体の表面部には、前記回動の中心軸に平行な向きの断面形状を弧状とする溝状凹所を設けると共に、前記縁取り凸条は前記当接部における前記溝状凹所外に位置される箇所にのみ形成させるようにすることが、この発明の好ましい態様の一つとされる。
この発明によれば、この種の給油口装置を構成する閉鎖部材を一対のフラップ体からより適切に構成することができる。
図1は、この発明の一実施の形態にかかる給油口装置の斜視構成図である。 図2は、前記給油口装置を構成するカバー部材をフュラーパイプ側となるホルダー部材から取り外した状態を示した斜視構成図である。 図3は、図2の状態からさらに、前記給油口装置を構成するガイド部材を取り外した状態を示した斜視構成図である。 図4は、図3の状態からさらに、前記給油口装置を構成するシール部材を取り外した状態を示した斜視構成図である。 図5は、前記カバー部材の斜視構成図である。 図6は、前記カバー部材を構成する一対のフラップ体が閉じ位置にある状態をこの一対のフラップ体のみを表して示した平面構成図である。 図7は、図6の状態において一対のフラップ体にズレが生じた場合を示した平面構成図である。 図8は、図7の状態の要部斜視構成図である。 図9は、前記ガイド部材の斜視構成図である。 図10は、前記給油口装置の平面図である。 図11は、図10におけるA−A線位置での断面構成図である。 図12は、図10におけるB−B線位置での断面構成図である。 図13は、図10におけるB−B線位置での断面構成図であり、一対のフラップ体が開き位置に回動した様子を示している。 図14は、図2の状態におけるフィラーパイプ側の平面構成図である。 図15は、図14におけるC−C線位置での断面構成図である。
以下、図1〜図15に基づいて、この発明の典型的な実施の形態について説明する。この実施の形態にかかる給油口装置は、フィラーパイプ(図示は省略する。)に取り付けられて、給油口5を構成するものであり、給油ノズルNの挿入により前記給油口5を開放してこの挿入を許容し、挿入された給油ノズルNが抜き出されたときは前記給油口5を自動的に閉鎖するものである。
すなわち、かかる給油口装置は、給油ガンの給油ノズルN(図11参照)が給油口5に挿入されたときは、後述する閉鎖部材11及び奥側閉鎖部材31を開き位置に回動させて給油ノズルNの挿入を許容して給油を可能とし、挿入された給油ノズルNが抜き出されたときは後述する閉鎖部材11及び奥側閉鎖部材31を閉じ位置に復動させて前記給油口5を自動的に閉鎖するものである。これにより、かかる給油口装置は、ねじ込み式の給油口5のキャップを不要とするものである。
かかる給油口装置は、図示しないフィラーパイプ(燃料注入パイプ)の上端部に取り付けられるものとなっている。
図示の例では、かかる給油口装置は、カバー部材1、ガイド部材2、シール部材3、ホルダー部材4から構成されている。
ホルダー部材4はフィラーパイプに取り付けられ、フィラーパイプと一体になって前記カバー部材1、ガイド部材2、シール部材3に対してはフィラーパイプ側となる。かかるホルダー部材4内には、シール部材3がはめ込まれ、このシール部材3内にガイド部材2がはめ込まれるようになっている。カバー部材1は、シール部材3及びガイド部材2を内蔵されたホルダー部材4の上端42側をその内側に納めてホルダー部材4に取り付けられるようになっている。
図示の例では、ホルダー部材4にはめ込まれたシール部材3は、図4中符号32で示すシール部材3の外側に形成された係合凸部をホルダー部材4に形成された窓孔40に係合させるようになっている。
また、図示の例では、シール部材3にはめ込まれたガイド部材2は、図3中符号21で示すガイド部材2の外側に形成された係合段部にシール部材3の内側に形成された係合片33を係合させるようになっている。
また、図示の例では、ホルダー部材4に取り付けられたカバー部材は、図2中符号12で示す窓孔にホルダー部材4の外側に形成された形成された係合凸部41を係合させるようになっている。
すなわち、この実施の形態にあっては、前記カバー部材1に備えられた後述の閉鎖部材11の奥側には前記給油ノズルNのガイド部材2が備えられ、前記ガイド部材2の奥側には前記給油ノズルNにより開閉される奥側閉鎖部材31を備えたシール部材3が備えられており、
前記カバー部材1の係合を解除して前記フィラーパイプ側から取り外すことで前記ガイド部材2の取り外しが許容されると共に、
前記ガイド部材2の取り外しにより前記シール部材3の取り外しが許容されるようにしてなっている。
(ホルダー部材4)
前記ホルダー部材4は、実質的に筒状を呈すると共に、上端42及び下端43を共に開放させている。図示の例では、ホルダー部材4はその下端43側をフィラーパイプにはめ込んでフィラーパイプに取り付けられるようになっている。ホルダー部材4は、上端42からその上下方向中程の位置までの間を太径部44とし、その下端43側を細径部45とし、前記太径部44と細径部45との間を下方に向かう連れてホルダー部材4の内外径を共に漸減させるテーパー部46とした構成となっている。前記シール部材3は、ホルダー部材4の上端42から太径部44内にはめ込まれるようになっている。図中符号47で示すのは、テーパー部46に上端を連通させて下方に延びる分岐管である。
(シール部材3)
前記シール部材3は、筒状主体34と、奥側閉鎖部材31とを備えてなる。筒状主体34は、上端及び下端を共に開放させると共に、実質的に円筒状を呈している。前記上端及び下端間において、筒状主体34の内部空間は隔壁35によって上下に区分されている。筒状主体34の外径は、ホルダー部材4の内径と実質的に等しくなっている。
前記隔壁35には、前記給油ノズルNの通過を許容する円形の通過口36が形成されている。前記奥側閉鎖部材31は、閉じ位置において付勢手段(図示は省略する。)の付勢により前記隔壁35に下側から圧接して前記通過口36を閉鎖し、これにより前記給油ノズルNが挿入されない限り前記給油口5の閉鎖状態を維持するようになっている。
(カバー部材1)
前記カバー部材1は、筒状主体13と、閉鎖部材11とを備えてなる。筒状主体13は、下端を開放させると共に、上端に周回状をなす内鍔13aを備えており、この内鍔13aによって上端開口を絞って給油ノズルNの通過口を形成した形態となっている。以下、カバー部材1のかかる通過口を手前側通過口6と称する。
図示の例では、かかる筒状主体13は、実質的に円筒状を呈している。筒状主体13の内径は、ホルダー部材4の上端42側の外径と実質的に等しくなっている。
前記閉鎖部材11は、閉じ位置において前記内鍔13aに下側から圧接して前記手前側通過口6を閉鎖し、これにより前記給油ノズルNが挿入されない限り前記給油口5の閉鎖状態を維持するようになっている。図示の例では、かかる前記閉鎖部材11は、一対のフラップ体14、14と、各フラップ体14を付勢により閉じ位置に位置づける付勢手段15とを備えている。
前記一対のフラップ体14、14はそれぞれ、前記回動の中心となる回動組み付け部141と、他方のフラップ体14に対する当接部142とを備えている。
図示の例では、前記手前側通過口6は、円形穴状を呈している。前記一対のフラップ体14、14はそれぞれ、平面視の状態で半円状を呈する主体部143を有している。すなわち、一対のフラップ体14、14の主体部143はそれぞれ、直線状部分143aと、弧状部分143bとを有しており、前記閉じ位置において、直線状部分143a同士を突き合わせて二つの主体部143、143は全体として円板状をなすようになっている。すなわち、かかるフラップ体14の主体部143における前記直線状部分143aが前記当接部142として機能するようになっている。
図示の例では、前記フラップ体14は、前記主体部143の弧状部分143bの外側に配される前記直線状部分143aに軸中心線を平行とする回動軸144をもって回動可能に筒状主体13に組み合わされるようになっている。前記主体部143の弧状部分143bからは外方に一対の腕部145、145が突き出しており、この腕部145に形成された軸穴145aに前記回動軸144を通して前記筒状主体13の内側に前記フラップ体14を回動可能に組み付けている。
図示の例では、前記付勢手段15は、前記一対の腕部145、145の間においてバネ巻回部15b内に前記回動軸144を通して配されると共に、バネ一端をフラップ体14の裏面部146に当接させ、かつ、バネ他端を前記筒状主体13側に固定させたねじりコイルバネ15aとなっている。
前記一対のフラップ体14、14の表面部147にはそれぞれ、前記閉じ位置において前記給油ノズルNの手前側通過口6の口縁部、つまり、前記内鍔13aの内面13bに当接されるシール凸条148と、前記シール凸条148の端末148aに連続して前記当接部142の少なくとも一部を縁取る縁取り凸条149とが形成されている。
この実施の形態にあっては、前記シール凸条148は前記フラップ体14の主体部143の弧状部分143bの全体を縁取るように形成されている。そして、前記閉じ位置において、前記フラップ体14は前記シール凸条148を前記内鍔13aの内面13bに隙間なく当接させて前記主体部143の弧状部分143bと筒状主体13との間をシールするようになっている。
これにより、この実施の形態にあっては、前記一対のフラップ体14、14の双方又はいずれか一方がその回動軸144の軸中心線方向に所定位置より若干の位置ズレをおこした場合(図7参照)でも、前記手前側通過口6の口縁部、つまり、前記内鍔13aの内面13bに閉じ位置にあるフラップ体14の前記縁取り凸条149を圧接させることができ、このような場合でも前記閉鎖部材11のシール性を低下させることがない。
また、この実施の形態にあっては、前記フラップ体14の表面部147には、前記回動の中心軸、つまり、前記回動軸144の軸中心線に平行な向きの断面形状を弧状とする溝状凹所143cが形成されている。図示の例では、溝状凹所143cは、フラップ体14の弧状部分143bの中央と直線状部分143aの中央とを結ぶ仮想の第一直線L1上の位置を底とし、前記直線状部分143aと弧状部分143bとの間に亘って形成されて前記仮想の第一直線L1に沿う向きを溝の長さ方向とし、この仮想の第一直線L1に直交する向きを溝の幅方向とし、前記弧状部分143bに近づくに連れて浅くなるように形成されている。そして、図示の例では、一対のフラップ体14、14が閉じ位置にある状態において、前記当接部142において一方のフラップ体14の溝状凹所143cと他方のフラップ体14の溝状凹所143cとが整合して連続するようになっている(図6)。また、この実施の形態にあっては、前記縁取り凸条149は前記当接部142における前記溝状凹所143c外に位置される箇所にのみ形成されている。これにより、この実施の形態にあっては、前記給油ノズルNの挿入時には給油ノズルNの先端はフラップ体14に溝状凹所143cを利用して当接されるようにすると共に、前記縁取り凸条149がこの当接を生じない箇所に設けられるようにしている。
(ガイド部材2)
前記ガイド部材2は、前記シール部材3の上端と前記隔壁35との間に、このシール部材3の上端側からはめ込まれるようになっている。ガイド部材2には前記はめ込み状態においてシール部材3の通過口36上に位置される通過口22が形成されている。
図示の例では、シール部材3の通過口36と、ガイド部材2の通過口22とにより、前記閉鎖部材11の奥側に、前記給油ノズルNの奥側通過口7を形成させている。
また、ガイド部材2の上面には、前記通過口22の口縁、つまり、前記奥側通過口7の口縁を傾斜下端23aとし前記カバー部材1の後述の手前側通過口6近傍を傾斜上端23bとする斜面であって、前記閉じ位置にある前記閉鎖部材11を構成するフラップ体14の前記当接部142の直下位置x(図12参照)を含んでこの直下位置xの両側に形成された前記給油ノズルNのガイド斜面23が備えられている。
前記ガイド斜面23は、前記傾斜上端23bに向かうに連れて、前記奥側通過口7の仮想の中心軸yとの距離を漸増させる傾斜を有すると共に、前記仮想の中心軸yに直交する向きの幅を漸減させるようになっている(図11、図12参照)。
また、この実施の形態にあっては、給油口装置は、鉛直線z(図11参照)に対し前記奥側通過口7の仮想の中心軸yを斜めに交叉させるように設置されるようになっていると共に、前記ガイド斜面23を前記仮想の中心軸yを挟んだ上側に位置される箇所に形成させている(図11)。
より具体的には、前記ガイド斜面23は、前記フラップ体14の回動軸144に直交する向きの仮想の直線であって前記直下位置xを通過する仮想の直線の集合体によって構成されている。前記ガイド斜面23は、平面視の状態において、前記奥側通過口7の側を底辺23cとする三角形状を呈している(図14)。
また、前記ガイド斜面23の外側には、前記閉じ位置にあるフラップ体14の前記開き位置への移動を許容する空間24を形成されている。図示の例では、前記ガイド斜面23の二つの斜辺23d、23dの外側にそれぞれ、前記空間24が形成されている。具体的には、前記ガイド斜面23は、前記ガイド部材2の上面側に形成された山状隆起部23eにおける前記奥側通過口7に向けられた隆起部正面23fによって構成されている。この隆起部正面23fの左右にはそれぞれ、上方に向かうにつれて山状隆起部23eの断面積を漸減させるように形成された隆起部側面23gが形成されており、これにより隆起部正面23f、つまり、ガイド斜面23の左右にそれぞれ前記空間24が形成されている。ガイド斜面23の斜辺23dと隆起部側面23gとは同面をなすと共に、これらはフラップの直線状部分143aの回動軌跡に倣うように形成されており(図12、図13)、これにより、前記閉じ位置にあるフラップ体14の前記開き位置への移動が許容されるようになっている。特に、この実施の形態にあっては、ガイド斜面23の斜辺23d及び隆起部側面23gとフラップ体14の自由端となる直線状部分143aとの間には可及的に隙間が生じないようにしてある。これは給油ノズルNをスムースに奥側通過口7に案内すると共に、給油ノズルNの外周部に備えられる図示しない螺旋状の線材(アンカーばねなどと称される。)を開き位置にあるフラップ体14とガイド斜面23及び隆起部側面23g間に噛み込ませないようにするためである。
給油ガンの給油ノズルNの給油口5への挿入操作がなされると、先ず前記閉鎖部材11を構成する一対のフラップ体14、14が開き位置に回動され前記手前側通過口6より奥への給油ノズルNの進入が許容される。前記手前側通過口6より奥へ給油ノズルNが進入すると、この給油ノズルNの先端を奥側通過口7の口縁を傾斜下端23aとし前記手前側通過口6近傍を傾斜上端23bとすると共に前記閉じ位置にある前記フラップ体14の前記当接部142の直下位置xを含んでこの直下位置xの両側に形成された前記ガイド斜面23に突き当てて前記奥側通過口7に案内することができる。
この実施の形態にあっては、給油口装置は、鉛直線zに対し前記奥側通過口7の仮想の中心軸yを斜めに交叉させるように設置されるようになっていることから、前記のように進入する給油ノズルNの前方に前記仮想の中心軸yの上側に位置されるガイド斜面23が位置し、前記給油ノズルNはこのガイド斜面23によってこのガイド斜面23の下側に位置される前記奥側通過口7にスムースに案内される。
なお、当然のことながら、本発明は以上に説明した実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成し得るすべての実施形態を含むものである。
N 給油ノズル
11 閉鎖部材
14 フラップ体
141 回動組み付け部
142 当接部
147 表面部
148 シール凸条
148a 端末
149 縁取り凸条
15 付勢手段
5 給油口

Claims (3)

  1. 給油ノズルの導入により開き位置に回動されて給油口を開放させる閉鎖部材を備えてなる給油口装置であって、
    前記閉鎖部材は、一対のフラップ体と、各フラップ体を付勢により閉じ位置に位置づける付勢手段とを備えてなり、
    前記一対のフラップ体はそれぞれ、前記回動の中心となる回動組み付け部と、他方のフラップ体に対する当接部とを備えると共に、
    各フラップ体の表面部に、前記閉じ位置において前記給油ノズルの通過口の口縁部に当接される前記表面部より前記給油ノズルの導入側に突き出すシール凸条と、前記シール凸条の端末に連続して前記当接部の少なくとも一部を縁取る前記表面部より前記給油ノズルの導入側に突き出す縁取り凸条とを形成させてなる、給油口装置。
  2. 前記一対のフラップ体はそれぞれ半円状をなし、その直線状部分を前記当接部とし、その弧状部分を縁取るように前記シール凸条を備えてなる、請求項1に記載の給油口装置。
  3. 前記フラップ体の表面部には、前記回動の中心軸に平行な向きの断面形状を弧状とする溝状凹所を設けると共に、前記縁取り凸条は前記当接部における前記溝状凹所外に位置される箇所にのみ形成させてなる、請求項1又は請求項2に記載の給油口装置。
JP2015200985A 2015-10-09 2015-10-09 給油口装置 Active JP6556014B2 (ja)

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