JP6555285B2 - 伝動システム、および、回転電機 - Google Patents
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Description
回転電機は、内燃機関(11)の駆動軸(111)を回転可能な回転トルクを出力可能なトルク出力部(210)、トルク出力部に連結する回転軸(211)、回転軸と一体に回転可能に設けられる回転電機プーリ(22)、および、トルク出力部の駆動を制御可能な制御部(28,38,48)を有する。
駆動軸プーリは、駆動軸と一体に回転可能に設けられる。
無端伝動部材は、回転電機プーリおよび駆動軸プーリに掛け回され、回転軸と駆動軸との間において回転トルクを伝達可能である。
オートテンショナは、無端伝動部材に当接可能に設けられ無端伝動部材の張力を調整可能である。
本発明の伝動システムでは、回転電機は、駆動軸の回転をアシストするとき、所定の条件において駆動軸の回転をアシスト可能な第一回転トルク(Tord,Thigh)に比べ小さい第二回転トルク(Tlow)を出力する。
第1態様では、所定の条件は、オートテンショナが有し無端伝動部材に当接可能に設けられ無端伝動部材の張り方向および緩み方向へ移動可能なテンショナプーリ(271)の基準位置からの変位、移動方向、および、移動速度に基づいて設定される条件である。また、所定の条件は、テンショナプーリの基準位置からの変位が変位下限値(Pt1)になったときから当該変位下限値より大きい修正値(Pt2)になるときまでとする。
第2態様では、制御部は、無端伝動部材の張力が回転電機プーリまたは駆動軸プーリに対して無端伝動部材が滑り始めるときの無端伝動部材の張力より大きくなるよう第二回転トルクを設定する。
トルク出力部は、駆動軸を回転可能な回転トルクを出力可能である。
回転軸は、トルク出力部に連結する。
回転電機プーリは、回転軸と一体に回転可能に設けられる。
制御部は、トルク出力部の駆動を制御可能である。
本発明の回転電機は、駆動軸の回転をアシストするとき、所定の条件において駆動軸の回転をアシスト可能な第一回転トルク(Tord,Thigh)に比べ小さい第二回転トルク(Tlow)を出力する。
制御部は、無端伝動部材の張力が回転電機プーリまたは駆動軸プーリに対して無端伝動部材が滑り始めるときの無端伝動部材の張力より大きくなるよう第二回転トルクを設定する。
また、本発明の回転電機は、制御部が内燃機関の状態にあわせてトルク出力部の駆動を制御する。これにより、オートテンショナによって無端伝動部材の張りを維持することができるため、本発明の回転電機が適用される伝動システムでは、回転電機が出力する回転トルクを駆動軸に確実に伝達することができる。
また、本発明の伝動システムでは、例えば、アイドルストップ状態から内燃機関の駆動を開始するとき回転電機を力行作動とは反対の方向に回転することなく無端伝動部材の張りを維持することができる。これにより、エンジンの駆動を開始するとき、エンジンの駆動開始の指令が出されてから実際にエンジンが駆動開始するまでの時間を短くすることができる。
第一実施形態による伝動システムおよび回転電機を図1〜6に基づいて説明する。第一実施形態による伝動システム1は、図2に示すエンジンシステム10に適用される。エンジンシステム10は、「内燃機関」としてのエンジン11、トランスミッション12、スタータ13、および、伝動システム1を備える。
補機プーリ25は、円板状に形成され、例えば、空調用コンプレッサ250の回転軸251と一体に回転可能に設けられる。
このように、ベルト26は、クランクシャフト111と回転軸211、241、251との間において回転トルクを伝達可能に形成されている。
また、回転電機21は、エンジンECU29の指令に基づいて正回転し、クランクシャフト111の回転をアシストするアシストモータとして回転駆動を行うことも可能である。
突出部277は、一方の端部が付勢部278によってテンショナ本体部273から突出するよう形成されている。突出部277の当該一方の端部には、アーム272の他方の端部を回転可能に支持している。
付勢部278は、突出部277の他方の端部を支持している。付勢部278は、突出部277の一方の端部をテンショナ本体部273から突出するよう突出部277を付勢している。これにより、テンショナプーリ271がベルト26に当接する。
付勢部278が伸長する方向である伸長方向に突出部277を付勢するとテンショナプーリ271は、図1に示す実線矢印Fa27の方向に移動し、ベルト26の張力は増すこととなる。また、付勢部278が収縮する方向である収縮方向に突出部277を付勢するとテンショナプーリ271は、図1に示す実線矢印Fb27の方向に移動し、ベルト26の張力は減ることとなる。
図5(b)には、回転電機21が出力する力行作動の回転トルクの時間変化を示す。
図5(c)には、ベルト26の張力の時間変化を示す。図5(c)には、ベルト26と回転電機プーリ22および駆動軸プーリ23との間における滑りの限界を示す滑り限界mTbを示す。ここで滑り限界mTbとは、回転電機プーリ22または駆動軸プーリ23に対してベルト26が滑り始めるときのベルト26の張力である。すなわち、ベルト26を介した回転電機プーリ22と駆動軸プーリ23との間での回転トルクの伝達において、ベルト26の張力が滑り限界mTb以下になると、回転電機プーリ22と駆動軸プーリ23との間での回転トルクの伝達が確実に行われなくなることを示す。
図5(d)には、エンジン11のエンジン回転数の時間変化を示す。
図5(e)には、クランクシャフト111の出力トルク(以下、「クランク出力トルク」という)の時間変化を示す。図5(e)では、ある時刻におけるクランク出力トルクがクランク出力トルクの基準値Tcsに比べ大きいとき当該時刻におけるクランク出力トルクをプラス(図5(e)に示す「+」側)で示し、クランク出力トルクが基準値Tcsに比べ小さいときクランク出力トルクをマイナス(図5(e)に示す「−」側)で示す。
図4に示すS131において、回転電機21による回転トルクの出力を休止とする「所定の条件」としてのトルク出力休止条件を設定する。図5に示すように、エンジン11のピストンが、吸気行程におけるTDCに位置するときのクランク角を0degCAとし、排気行程におけるTDCに位置するときのクランク角を360degCAとする。第一実施形態では、このクランク角が0degCAから30degCAまでの間、および、180degCAから210degCAまでの間において、回転電機21の回転トルクの出力を休止するトルク出力休止条件として設定する。クランク角が0degCAから30degCAまでの間、および、180degCAから210degCAまでの間の角度は、特許請求の範囲に記載の「駆動軸の回転数に基づいて設定される条件」に相当する。
次に、S134において、トルク指令値を設定する。S134では、休止時トルクTlowを回転電機用ECU28のROMに収納する。これにより、今回の回転トルクの演算プロセスを終了する。
次に、S136において、トルク指令値を設定する。S136では、通常時トルクTordを回転電機用ECU28のROMに収納する。これにより、今回の回転トルクの演算プロセスを終了する。
このときのエンジンシステム10の各部の特性の時間変化を図5に基づいて説明する。
時刻t101において回転電機21の力行作動が開始された直後、エンジン11では、図5(a)に示すように、クランク角が大きくなっていく。時刻t101以降、クランク角が180degCAになるまでは、回転電機21の力行作動の回転トルクは、図5(b)に示すように、通常時トルクTordとなっている。
このように、S104における指令において、回転電機21は、図5(b)に示すような時間変化の力行作動の回転トルクを出力する。第一実施形態では、回転電機21が出力する回転トルクは、図5の時刻ts3〜te3、ts4〜te4においても休止時トルクTlowの0となる。このS104によって、ベルト26の張力が滑り限界mTbを下回ることはない。
最初に、図5に基づいて第一実施形態におけるクランク角とエンジン回転数とエンジン11におけるクランク出力トルクとの関係を説明する。
第一実施形態において、エンジン回転数は、図5(d)に示すように、クランク角が0degCAから180degCAになるまでの間に一旦大きくなってから小さくなる時間変化を示す。このとき、エンジン回転数が大きくなるときは、図5(e)に示すように、エンジン11におけるクランク出力トルクは主にプラスとなる。クランク出力トルクがプラスになると、クランクシャフト111の回転トルクは大きくなる。一方、エンジン回転数が小さくなるときは、図5(e)に示すように、エンジン11におけるクランク出力トルクは主にマイナスになる。クランク出力トルクがマイナスになると、クランクシャフト111の回転トルクは小さくなる。
第一実施形態では、さらに、クランク角が180degCAから360degCAとなるまでの間にエンジン回転数は、図5(d)に示すように、一旦大きくなってから小さくなる。このとき、クランク角とクランクシャフト111の回転トルクとの関係は、クランク角が0degCAから180degCAになるまでの間と同様である。
この状態では、ベルト26の第二の部位262には、駆動軸プーリ23側から回転電機プーリ22側に作用する力(図6(a)の白抜き矢印Ra3)が作用しつつ、回転電機プーリ22側から駆動軸プーリ23側に作用する力(図6(a)の白抜き矢印Ra4)が作用する。一方、ベルト26の第一の部位261には、駆動軸プーリ23の方向に引っ張られる力(図6(a)の白抜き矢印Ra5)が作用しつつ、回転電機プーリ22の方向に引っ張られる力(図6(a)の白抜き矢印Ra6)が作用する。これにより、ベルト26の第一の部位261は、張った状態となるため、回転電機21の力行作動の回転トルクは、クランクシャフト111に確実に伝達される。
このとき、回転電機21が出力する力行作動の回転トルクによって回転電機プーリ22が正回転に回転する(図6(b)の二点鎖線の白抜き矢印Rb2)と、ベルト26には次のような力が作用する。第二の部位262には、駆動軸プーリ23の方向に引っ張られる力(図6(b)の白抜き矢印Rb3)が作用しつつ、回転電機プーリ22側から駆動軸プーリ23側に作用する力(図6(b)の二点鎖線の白抜き矢印Rb4)が作用する。また、第一の部位261には、駆動軸プーリ23側から回転電機プーリ22側に作用する力(図6(b)の白抜き矢印Rb5)が作用しつつ、回転電機プーリ22の方向に引っ張られる力(図6(b)の二点鎖線の白抜き矢印Rb6)が作用する。これにより、クランクシャフト111の回転トルクの大きさ、すなわち、白抜き矢印Rb3,Rb5の大きさによっては、オートテンショナ27によっても第一の部位261の張りが維持されなくなるおそれがあるため、回転電機21の力行作動の回転トルクがクランクシャフト111に確実に伝達されないことが予想される。
このように、第一実施形態による伝動システム1では、回転電機21の力行作動の回転トルクの大きさをクランク角と相関関係にあるクランクシャフト111の回転トルクの大きさに応じて変更し、クランクシャフト111の回転トルクの変動によって低下したベルト26の張力を回復させる。これにより、ベルト26の張力を滑り限界mTb以上に維持することができるため、駆動軸プーリ23および回転電機プーリ22に対するベルト26の滑りを防止することができる。したがって、第一実施形態では、回転電機21の回転トルクをクランクシャフト111に確実に伝達することができる。
第二実施形態による伝動システムを図7に基づき説明する。第二実施形態は、トルク出力休止条件の設定の方法が第二実施形態と異なる。
第三実施形態による伝動システムを図8に基づき説明する。第三実施形態は、トルク出力休止条件の設定の方法が第一実施形態と異なる。
また、演算が比較的簡単なエンジン回転数にしたがってトルク出力休止条件が設定されているため、回転電機用ECU28における制御ロジックの規模を小さくすることができる。
第四実施形態による伝動システムを図9に基づき説明する。第四実施形態は、トルク出力休止条件の設定の方法が第一実施形態と異なる。
また、演算が比較的簡単なクランクシャフト111の角加速度にしたがってトルク出力休止条件が設定されているため、回転電機用ECU28における制御ロジックの規模を小さくすることができる。
第五実施形態による伝動システムを図10に基づき説明する。第五実施形態は、トルク出力休止条件の設定の方法が第一実施形態と異なる。
また、演算が比較的簡単なクランクシャフト111の角加速度にしたがってトルク出力休止条件が設定されているため、回転電機用ECU28における制御ロジックの規模を小さくすることができる。
第六実施形態による伝動システムを図11、12に基づき説明する。第六実施形態は、トルク出力休止条件の設定の方法が第一実施形態と異なる。
また、規定値Pt2は、規定値Pt1に比べ大きい値として設定されている。規定値Pt2は、特許請求の範囲に記載の「修正値」に相当する。
回転電機用ECU38が休止時トルクTlowを力行トルク指令値としてトルク出力部210に出力し続けた後、テンショナ変位が規定値Pt2になる時刻te1,te2,te3,te4に、通常時トルクTordを力行トルク指令値としてトルク出力部210に出力する。これにより、図12(c)に示すように、ベルト26は、張力が滑り限界mTbを下回ることなく、張った状態を維持する。
第七実施形態による伝動システムを図13、14に基づき説明する。第七実施形態は、トルク出力休止条件の設定の方法が第六実施形態と異なる。
また、伝動システム7では、演算が比較的簡単な回転電機回転数にしたがってトルク出力休止条件が設定されているため、回転電機用ECU48における制御ロジックの規模を小さくすることができる。
第八実施形態による伝動システムを図15に基づき説明する。第八実施形態は、休止時トルクの大きさが第一実施形態と異なる。
第九実施形態による伝動システムを図16に基づき説明する。第九実施形態は、通常時トルクの大きさが第一実施形態と異なる。
第十実施形態による伝動システムを図17に基づき説明する。第十実施形態は、オートテンショナの付勢部の特性が第一実施形態と異なる。
また、図17では、縦軸に付勢部278の減衰力を示す。ここで減衰力とは、テンショナプーリ271が伸長方向または収縮方向に移動するとき、当該移動する方向に移動することを妨げる力を指す。
上述の実施形態では、「無端伝動部材」としてベルトを用いるとした。しかしながら、回転電機の回転軸とクランクシャフトとを連結する部材はこれに限定されない。
また、上述の実施形態では、オートテンショナが伸びるとベルトの張力は増し、オートテンショナが縮むとベルトの張力は減るとした。しかしながら、オートテンショナの伸縮とベルトの張力との関係はこれに限定されない。
11・・・エンジン(内燃機関)
111・・・駆動軸
21,31,41・・・回転電機
211・・・回転軸
22・・・回転電機プーリ
23・・・駆動軸プーリ
26・・・ベルト(無端伝動部材)
27、37・・・オートテンショナ
28,38,48・・・回転電機用ECU(制御部)
Tord,Thigh・・・通常時トルク(第一回転トルク)
Tlow・・・休止時トルク(第二回転トルク)
Claims (14)
- 内燃機関(11)の駆動軸(111)を回転可能な回転トルクを出力可能なトルク出力部(210)、前記トルク出力部に連結する回転軸(211)、前記回転軸と一体に回転可能に設けられる回転電機プーリ(22)、および、前記トルク出力部の駆動を制御可能な制御部(28,38,48)を有する回転電機(21,31,41)と、
前記駆動軸と一体に回転可能に設けられる駆動軸プーリ(23)と、
前記回転電機プーリおよび前記駆動軸プーリに掛け回され、前記回転軸と前記駆動軸との間において回転トルクを伝達可能な無端伝動部材(26)と、
前記無端伝動部材に当接可能に設けられ前記無端伝動部材の張力を調整可能なオートテンショナ(27、37)と、
を備え、
前記回転電機は、前記駆動軸の回転をアシストするとき、所定の条件において前記駆動軸の回転をアシスト可能な第一回転トルク(Tord,Thigh)に比べ小さい第二回転トルク(Tlow)を出力し、
前記所定の条件は、前記オートテンショナが有し前記無端伝動部材に当接可能に設けられ前記無端伝動部材の張り方向および緩み方向へ移動可能なテンショナプーリ(271)の基準位置からの変位、移動方向、および、移動速度に基づいて設定される条件であり、
前記所定の条件は、前記テンショナプーリの基準位置からの変位が変位下限値(Pt1)になったときから当該変位下限値より大きい修正値(Pt2)になるときまでとする伝動システム。 - 内燃機関(11)の駆動軸(111)を回転可能な回転トルクを出力可能なトルク出力部(210)、前記トルク出力部に連結する回転軸(211)、前記回転軸と一体に回転可能に設けられる回転電機プーリ(22)、および、前記トルク出力部の駆動を制御可能な制御部(28,38,48)を有する回転電機(21,31,41)と、
前記駆動軸と一体に回転可能に設けられる駆動軸プーリ(23)と、
前記回転電機プーリおよび前記駆動軸プーリに掛け回され、前記回転軸と前記駆動軸との間において回転トルクを伝達可能な無端伝動部材(26)と、
前記無端伝動部材に当接可能に設けられ前記無端伝動部材の張力を調整可能なオートテンショナ(27、37)と、
を備え、
前記回転電機は、前記駆動軸の回転をアシストするとき、所定の条件において前記駆動軸の回転をアシスト可能な第一回転トルク(Tord,Thigh)に比べ小さい第二回転トルク(Tlow)を出力し、
前記制御部は、前記無端伝動部材の張力が前記回転電機プーリまたは前記駆動軸プーリに対して前記無端伝動部材が滑り始めるときの前記無端伝動部材の張力より大きくなるよう前記第二回転トルクを設定する伝動システム。 - 前記第二回転トルクは、0より大きい請求項2に記載の伝動システム。
- 前記所定の条件は、前記回転軸または前記駆動軸の回転信号に基づいて設定される条件である請求項1〜3のいずれか一項に記載の伝動システム。
- 前記内燃機関の回転数を検出可能に設けられ当該回転数に応じた前記回転信号としての機関回転数信号を出力可能な機関回転数検出部(291)をさらに備え、
前記制御部は、前記機関回転数検出部が出力する前記機関回転数信号に基づいて前記回転電機の駆動を制御する請求項4に記載の伝動システム。 - 前記回転電機の回転数を検出可能に設けられ当該回転数に応じた前記回転信号としての電機回転数信号を出力可能な電機回転数検出部(481)をさらに備え、
前記制御部は、前記電機回転数信号に基づいて前記回転電機の駆動を制御する請求項4に記載の伝動システム。 - 前記所定の条件は、前記オートテンショナが有し前記無端伝動部材に当接可能に設けられ前記無端伝動部材の張り方向および緩み方向へ移動可能なテンショナプーリ(271)の基準位置からの変位、移動方向、および、移動速度に基づいて設定される条件である請求項2に記載の伝動システム。
- 前記所定の条件は、前記テンショナプーリの基準位置からの変位が変位下限値(Pt1)になったときから当該変位下限値より大きい修正値(Pt2)になるときまでとする請求項7に記載の伝動システム。
- 前記変位下限値は、前記無端伝動部材の張力が前記回転電機プーリまたは前記駆動軸プーリに対して前記無端伝動部材が滑り始めるときの前記テンショナプーリの基準位置からの変位に比べ大きい請求項1または8に記載の伝動システム。
- 前記テンショナプーリの基準位置からの変位を検出可能に設けられ当該変位に応じた変位信号を出力可能な変位検出部(274)をさらに備え、
前記制御部は、前記変位信号に基づいて前記回転電機の駆動を制御する請求項1、8または9に記載の伝動システム。 - 前記第一回転トルクは、前記駆動軸の回転を維持可能な回転トルクに比べ大きい請求項1〜10のいずれか一項に記載の伝動システム。
- 前記オートテンショナは、前記無端伝動部材に当接可能に設けられ前記無端伝動部材の張り方向および緩み方向へ移動可能なテンショナプーリ(271)を有し、
前記オートテンショナは、前記テンショナプーリを現状より前記緩み方向に移動するときの減衰力が前記テンショナプーリを現状より前記張り方向に移動するときの減衰力に比べ大きい請求項1〜11のいずれか一項に記載の伝動システム。 - 内燃機関(11)の駆動軸(111)と一体に回転可能な駆動軸プーリ(23)と、
前記駆動軸プーリを掛け回され、前記駆動軸に回転トルクを伝達可能な無端伝動部材(26)と、
前記無端伝動部材に当接可能に設けられ前記無端伝動部材の張力を調整可能なオートテンショナ(27、37)と、
を備える伝動システム(1,3,6,7)に適用される回転電機であって、
前記駆動軸を回転可能な回転トルクを出力可能なトルク出力部(210)と、
前記トルク出力部に連結する回転軸(211)と、
前記回転軸と一体に回転可能に設けられる回転電機プーリ(22)と、
前記トルク出力部の駆動を制御可能な制御部(28,38,48)と、
を備え、
前記駆動軸の回転をアシストするとき、所定の条件において前記駆動軸の回転をアシスト可能な第一回転トルク(Tord,Thigh)に比べ小さい第二回転トルク(Tlow)を出力し、
前記制御部は、前記無端伝動部材の張力が前記回転電機プーリまたは前記駆動軸プーリに対して前記無端伝動部材が滑り始めるときの前記無端伝動部材の張力より大きくなるよう前記第二回転トルクを設定する回転電機。 - 前記第一回転トルクは、前記駆動軸の回転を維持可能な回転トルクに比べ大きい請求項13に記載の回転電機。
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