JP6554505B2 - 小型車両の表示物 - Google Patents

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Description

本発明は、小型車両の表示物に関する。
従来、車両に関するエンブレム等の情報を車両の側面等に表示する表示物が知られている(例えば、特許文献1〜5参照)。
特許文献1では、自動二輪車の燃料タンクの左右の外側面に、エンブレムを燃料タンクと一体成形によって埋設固定している。
特許文献2では、フロントフォークのボトムブリッジに設けられるベースプレートの止具を、エンブレムプレートで前方から覆うことで、止具を隠すようにして外観性を向上させている。
特許文献3では、車両のフェアリングの一側面に対をなして並列に貼り付けられるエンブレムの間に、位置決め帯体を設け、エンブレムを簡単に且つ高精度に貼り付けできようにしている。
特許文献4では、自動二輪車のフェンダー等の外観部材の反射面にエンブレムを反射像として表示することで、エンブレムの視認者に斬新な印象を与えている。
特許文献5では、自動二輪車のフェンダー等に、装飾や保護のためのフィルム状のカバーを取り付けている。
実公昭58−174388号公報 実公昭61−27779号公報 特公昭62−169191号公報 特開2010−58537号公報 特開2006−123755号公報
上記従来のような表示物では、エンブレム等の情報を視認者に見易く表示することを前提としながら、外観性及び取り付け性の向上を図る工夫がされている。これらの表示物は、近年の使用の状況に応じて、さらに容易に且つ簡便に設けられることが常に求められる。また、昨今では、普段は目立たない場所に表示されるいわゆる隠し文字のような表示を設けることが、需要者の喜びに繋がる傾向がある。また、このような表示は、表示物を備える小型車両の提供者にとっては、細かな気配りを表すものとなる。このため、あえて目立たない場所に表示部を容易に設けられるようにすることも望まれる。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、表示部をより容易に設けることを可能とし、また、補助機能部品等の普段は目立たない場所にもエンブレム等を表示することができる小型車両の表示物を提供することを目的とする。
本発明は、小型車両(1)に設けられ、当該小型車両(1)のフェンダー(40,60)の側面(44,66)に所定の情報(51c,71c)を表示する小型車両の表示物において、前記フェンダー(40,60)の左右の前記側面(44,66)にそれぞれ設けられる表示部(51,71)を備え、左右の前記表示部(51,71)の少なくともいずれかには前記所定の情報(51c,71c)が表示され、左右の前記表示部(51,71)を繋ぐ連結部(52,72)を左右の前記表示部(51,71)の間に備え、前記表示部(51,71)と前記連結部(52,72)とは、一体に形成された一枚のフィルム状部材であり、前記連結部(52,72)は、前記小型車両(1)の前後方向よりも左右方向に長く、前記フィルム状部材は、前記フェンダー(40,60)に貼り付けられた状態において、前記小型車両(1)の前後方向よりも左右方向に長く、前記連結部(52,72)は、前記表示部(51,71)とは異なる情報を提供することを特徴とする。
た、本発明は、小型車両(1)に設けられ、当該小型車両(1)のフェンダー(40,60)の側面(44,66)に所定の情報(51c,71c)を表示する小型車両の表示物において、前記フェンダー(40,60)の左右の前記側面(44,66)にそれぞれ設けられる表示部(51,71)を備え、左右の前記表示部(51,71)の少なくともいずれかには前記所定の情報(51c,71c)が表示され、左右の前記表示部(51,71)を繋ぐ連結部(52,72)を左右の前記表示部(51,71)の間に備え、前記表示部(51,71)と前記連結部(52,72)とは、一体に形成された一枚のフィルム状部材であり、前記連結部(52,72)は、前記小型車両(1)の前後方向よりも左右方向に長く、前記フィルム状部材は、前記フェンダー(40,60)に貼り付けられた状態において、前記小型車両(1)の前後方向よりも左右方向に長く、前記表示部(51,71)はエンブレムであり、前記所定の情報(51c,71c)は、前記小型車両(1)の機種の識別情報であることを特徴とする
また、本発明は小型車両(1)に設けられ、当該小型車両(1)のフェンダー(40,60)の側面(44,66)に所定の情報(51c,71c)を表示する小型車両の表示物において、前記フェンダー(40,60)の左右の前記側面(44,66)にそれぞれ設けられる表示部(51,71)を備え、左右の前記表示部(51,71)の少なくともいずれかには前記所定の情報(51c,71c)が表示され、左右の前記表示部(51,71)を繋ぐ連結部(52,72)を左右の前記表示部(51,71)の間に備え、前記表示部(51,71)と前記連結部(52,72)とは、一体に形成された一枚のフィルム状部材であり、前記連結部(52,72)は、前記小型車両(1)の前後方向よりも左右方向に長く、前記フィルム状部材は、前記フェンダー(40,60)に貼り付けられた状態において、前記小型車両(1)の前後方向よりも左右方向に長く、前記表示部(51,71)はエンブレムであり、前記所定の情報(51c,71c)は前記小型車両(1)の製造元あるいは販売元のブランド表示であることを特徴とする
さらに、上記発明において、前記小型車両(1)は、前輪(2)を覆うフロントフェンダー(40)または後輪(3)を覆うリアフェンダー(60)の少なくともいずれかを備える鞍乗り型車両であり、左右の前記表示部(51,71)は、前記フロントフェンダー(40)または前記リアフェンダー(60)の少なくともいずれかの左右の前記側面(44,66)に設けられても良い。
また、上記発明において、前記小型車両(1)は、前輪(2)を覆うフロントフェンダー(40)を備える鞍乗り型車両であり、左右の前記表示部(51)は、前記フロントフェンダー(40)の前端部に設けられても良い。
また、上記発明において、前記フロントフェンダー(40)は、車両側面視において、その前端を頂部(45a,48a)とする三角形状部(45,48)を有し、左右の前記表示部(51)は、前記三角形状部(45,48)に設けられても良い。
さらに、本発明は小型車両(1)に設けられ、当該小型車両(1)のフェンダー(40,60)の側面(44,66)に所定の情報(51c,71c)を表示する小型車両の表示物において、前記フェンダー(40,60)の左右の前記側面(44,66)にそれぞれ設けられる表示部(51,71)を備え、左右の前記表示部(51,71)の少なくともいずれかには前記所定の情報(51c,71c)が表示され、左右の前記表示部(51,71)を繋ぐ連結部(52,72)を左右の前記表示部(51,71)の間に備え、
前記表示部(51,71)と前記連結部(52,72)とは、一体に形成された一枚のフィルム状部材であり、前記連結部(52,72)は、前記小型車両(1)の前後方向よりも左右方向に長く、前記連結部(52)は、前記小型車両(1)の車両区分の情報を示す標識であり、前記表示部(51,71)とは異なる情報を提供することを特徴とする
本発明に係る小型車両の表示物によれば、小型車両の左右の側面にそれぞれ設けられる表示部を備え、左右の表示部の少なくともいずれかには所定の情報が表示され、左右の表示部を繋ぐ連結部を左右の表示部の間に備え、左右の表示部と連結部とは一体である。この構成によれば、左右の表示部と連結部とは一体であるため、左右に振り分けられた表示部を一体に位置決めでき、表示物を容易に小型車両に設けることができ、特に、車両のフェンダーなどの補助機能部品の左右に情報を表示する際に有効である。
また、上記発明において、連結部は、表示部とは異なる情報を提供しても良い。この構成によれば、連結部を利用して、表示部とは異なる情報を提供できる。
また、上記発明において、表示部はエンブレムであり、所定の情報は、小型車両の機種の識別情報であっても良い。この構成によれば、小型車両の機種の識別情報を表示するエンブレムを、小型車両の左右の側面に容易に設けることができる。
また、上記発明において、表示部はエンブレムであり、所定の情報は小型車両の製造元あるいは販売元のブランド表示であっても良い。この構成によれば、小型車両の製造元あるいは販売元のブランド表示を小型車両の左右の側面に容易に設けることができ、車両の所有者はこれを見つけることで所有の喜びと安心を得られ、製造元及び販売元は広告の効果及びブランド価値の蓄積を得ることができる。
さらに、上記発明において、小型車両は、前輪を覆うフロントフェンダーまたは後輪を覆うリアフェンダーの少なくともいずれかを備える鞍乗り型車両であり、左右の表示部は、フロントフェンダーまたはリアフェンダーの少なくともいずれかの左右の側面に設けられていても良い。この構成によれば、泥除けとして設けられるフロントフェンダー及びリアフェンダーの左右の側面など、あえて目立たない場所にも所定の情報を表示する機能を持たせることができる。
また、上記発明において左右の前記表示部は、フロントフェンダーの前端部に設けられていても良い。この構成によれば、表示部をフロントフェンダーの前端部における左右の側面の目立たない場所にあえて設けることができ、視認者が表示部を発見した際の喜びを提供できる。
また、上記発明において、フロントフェンダーは、車両側面視において、その前端を頂部とする三角形状部を有し、左右の表示部は、三角形状部に設けられていても良い。これにより、シャープな形状の三角形状部に表示部が設けられるため、表示部を発見したときの印象が良好になる。
さらに、上記発明において、前記連結部は、前記小型車両の種類の情報を提供しても良い。この構成によれば、小型車両の種類の情報を提供する連結部の左右の意外性のある場所にエンブレムが設けられるため、視認者が表示部を発見した際に喜びを感じ易い。
本発明の実施の形態に係る自動二輪車の左側面図である。 フロントフォーク及びフロントフェンダーの分解斜視図である。 フロントフェンダーの周辺部を左前方側から見た斜視図である。 リアフレーム及びリアフェンダーの分解斜視図である。 フェンダー下部を後方から見た図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。なお、説明中、前後左右および上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号LHは車体左方を示している。
図1は、本発明の実施の形態に係る自動二輪車1の左側面図である。なお、図1では、左右一対で設けられるものは、符号を含め左側のものだけが図示されている。
自動二輪車1(小型車両)は、車体フレーム10と、前輪2を操舵可能に支持する操舵系11と、車体フレーム10の後部に支持されるパワーユニット12と、後輪3と、乗員が跨るようにして着座するシート13とを備えるスクーター型の鞍乗り型車両である。
車体フレーム10は、その前端に設けられるヘッドパイプ14と、ヘッドパイプ14から後下方に延びるメインフレーム15と、メインフレーム15の下端から後方に延びるロアフレーム16と、ロアフレーム16から後上がりに後方へ延びるリアフレーム17と、メインフレーム15の上部から後方に延びてリアフレーム17の前部に連結される中間フレーム18とを備える。
操舵系11は、ヘッドパイプ14に軸支されるステアリングシャフト20と、前輪2の左右の両側に配置されて前輪2を支持する左右一対のフロントフォーク21,21と、ステアリングシャフト20の下端に固定され左右のフロントフォーク21,21の上部を連結するブリッジ部材22と、ステアリングシャフト20の上端に固定されるハンドル23とを備える。
前輪2は、フロントフォーク21,21の下端部間に渡される前輪車軸2aに軸支される。
パワーユニット12は、後輪3の駆動源としてのエンジンと後輪3を支持するスイングアームとの機能を備えたユニットスイングエンジンである。パワーユニット12は、その前端部に設けられるピボット軸(不図示)を介して揺動自在に車体フレーム10に軸支される。後輪3は、パワーユニット12の後端部の後輪車軸3aに軸支される。
自動二輪車1は、車体フレーム10等の車体を覆う車体カバー25を備える。
車体カバー25は、ヘッドパイプ14を前方及び左右側方から覆うフロントカバー26と、フロントカバー26の後方に配置されて乗員の脚部の前方に位置するレッグシールド27と、シート13の下方の車体を側方から覆うリアカバー28と、レッグシールド27の下方及びリアカバー28の前部の下方の部分を覆うロアカバー29とを備える。
また、自動二輪車1は、前輪2を上方から覆うフロントフェンダー40と、後輪3を上方から覆うリアフェンダー60とを備える。フロントフェンダー40及びリアフェンダー60は、本発明の実施の形態においての補助機能部品である。なお、フェンダーの場合は、補助機能とは、車両本体への泥除け機能である。
シート13は、上面が開口した収納ボックス(不図示)を上方から覆う。シート13は、その前端のヒンジ(不図示)を介して開閉可能に設けられている。
図2は、フロントフォーク21,21及びフロントフェンダー40の分解斜視図である。ここで、フロントフォーク21,21は左右対称に設けられるため、図2では、左側のフロントフォーク21のみを図示し、右側のフロントフォーク21は不図示である。
図1及び図2を参照し、フロントフォーク21は、ブリッジ部材22に固定される固定チューブ31と、固定チューブ31の下端部に嵌合し、固定チューブ31に対してフロントフォーク21の軸方向にストローク自在に設けられる可動チューブ32とを備える。
前輪車軸2aは、左右の可動チューブ32,32の下端部の車軸支持孔32aに支持される。
可動チューブ32の上端部の前面及び後面には、フロントフェンダー40が取り付けられるフェンダーステー32b,32cが設けられている。
図3は、フロントフェンダー40の周辺部を左前方側から見た斜視図である。
フロントフェンダー40は、フロントフォーク21,21の可動チューブ32,32に取り付けられて左右の可動チューブ32,32の間に位置し、前輪2の外周部2bを上方から覆う。フロントフェンダー40及び前輪2は、可動チューブ32,32と一体にストロークする。
フロントフェンダー40は、前輪2の前部の上部を上方から覆うフロントフェンダー前部41と、前輪2の後部の上部を上方から覆うフロントフェンダー後部42とを一体に備える。
フロントフェンダー前部41は、車両側面視では、可動チューブ32,32よりも前方に位置し、その前縁41aは、フロントカバー26の前端よりも前方に位置する。
前輪2の外周部2bは、その回転方向から見た場合、幅方向の中央部が最も高くなる円弧状のプロファイルに形成されている。
フロントフェンダー前部41は、前輪2の外周部2bのプロファイルに沿って円弧状の樋形状に形成されるフェンダー上面部43と、フェンダー上面部43の左右の側縁43a,43a(幅方向の側縁)から下方に延びる左右のフェンダー側面部44,44とを備える。
また、フロントフェンダー前部41は、図1の車両側面視において略水平に前後方向に延びる下縁41bと、車両側面視において前下がりに延びて下縁41bの前端に合流する上縁41cとを備える。すなわち、フロントフェンダー前部41には、車両側面視で前方側に向けて先細る三角形状部45,45が、下縁41b及び上縁41cによって区画される。三角形状部45,45の前端の頂部45aは、車両側面視で下縁41bと上縁41cとが三角形状部45,45の前端で交わる部分である。なお、図1では、三角形状部45はドット表示によって図示されている。
フェンダー上面部43は、前輪2の外周部2bに沿って可動チューブ32,32側から前輪2の周方向に前方へ延びる。フェンダー上面部43は、車両側面視では、前輪2の外周部2bに沿って前下がりに前方へ延びる。フェンダー上面部43の左右の側縁43a,43aも、前輪2の外周部2bに沿って前下がりに前方へ延びる。左右の側縁43a,43aは、フェンダー上面部43とフェンダー側面部44,44との境界となる稜線としてフロントフェンダー前部41の表面に表れている。
前縁41aは、フェンダー上面部43の前縁であり、前方に凸となる円弧状に形成されている。
フェンダー側面部44,44は、前輪2の左右の側面よりも車幅方向外側に位置し、前輪2の上部における側面部を車幅方向外側から覆う。
稜線となる側縁43a,43aが前下がりであるのに対し、フェンダー側面部44,44の下縁44a,44aは、車両側面視では略水平に形成されている。これにより、フェンダー側面部44,44の前部には、車両側面視において前方側に向けて先細る第2の三角形状部48,48が形成される。第2の三角形状部48,48の前端の頂部48aは、側縁43aと下縁44aとが第2の三角形状部48,48の前端で交わる部分である。なお、下縁44aは、フロントフェンダー前部41の下縁41bの後部を構成する。
また、フロントフェンダー前部41は、フェンダー側面部44,44の後端部から後方にそれぞれ延出する後方延出部46,46を備える。
フロントフェンダー後部42は、フロントフェンダー前部41よりも幅方向のサイズが小さく形成されており、後方延出部46,46は、フロントフェンダー後部42の前部の側面を外側方から覆う。
フロントフェンダー後部42の前部の左右の側面には、フェンダー固定ボルト47,47が挿通される固定孔部42a,42aがそれぞれ形成されている。
左側のフロントフォーク21は、可動チューブ32の上部が、フロントフェンダー40の左側の後方延出部46とフロントフェンダー前部41との間の空間に配置される。
フロントフェンダー40は、フロントフェンダー40の内側から固定孔部42a,42aに挿通されるフェンダー固定ボルト47,47によって、左側の可動チューブ32のフェンダーステー32b,32cに固定される。
右側のフロントフォーク21(不図示)は、可動チューブ32の上部が、フロントフェンダー40の右側の後方延出部46とフロントフェンダー前部41との間の空間に配置され、左側のフロントフォーク21と同様に、フェンダー固定ボルト47,47によって可動チューブ32に固定される。
フェンダーステー32bは、後方延出部46によって車幅方向外側から覆われて隠れる。このため、フロントフェンダー40の周辺部の外観性が良い。
自動二輪車1は、フロントフェンダー40に設けられる前側表示物50を備える。前側表示物50は、自動二輪車1に関する情報を表示するステッカー(ラベル)であり、フロントフェンダー40の表面に貼り付けられている。
詳細には、前側表示物50は、フィルム状の表面基材と、台紙と、表面基材と台紙との間に設けられる粘着層とを備えて提供される。前側表示物50が貼り付けられる際には、台紙がはがされ、表面基材は、その裏面の粘着層を介してフロントフェンダー40の表面に接着される。図1〜図3には、表面基材が図示されており、以下の説明では、前側表示物50は上記表面基材を意味する。
前側表示物50は、フロントフェンダー前部41の前端に設けられ、前縁41aに沿って貼り付けられる。前側表示物50は、フロントフェンダー前部41の左右のフェンダー側面部44,44及びフェンダー上面部43に跨って貼り付けられ、前縁41aに沿うように略U字状に屈曲する帯状に形成されている。
前側表示物50は、左右のフェンダー側面部44,44に貼り付けられる左右一対の表示部51,51と、左右の表示部51,51を車幅方向(左右方向)に繋ぐ連結部52とを備える。前側表示物50は、表示部51,51と連結部52とが一体に形成された一枚のフィルム状部材である。連結部52は、表示部51,51の間に位置し、フェンダー上面部43に貼り付けられる。
前側表示物50の連結部52は、フロントフェンダー前部41の前縁41aに沿って左右の側縁43a,43a間に連続的に設けられる。連結部52は、連結部52の略全体に設けられる前面表示部52aと、連結部52の周縁部の全周に設けられる枠状の縁取り部52bとを備える。
前面表示部52aと縁取り部52bとは互いに異なる色で着色されている。例えば、前面表示部52aはその全面が白色に着色された表示であり、縁取り部52bは黒色に着色された表示である。
連結部52は、例えば日本では、日本の法規における車両の種類(車両区分)の情報を示す表示(標識)である。日本では、交通社会における慣例として、車両の種類を容易に見分けるために、フロントフェンダー40の前端に連結部52のような帯状の表示をすることが行われている。連結部52の表示は、車両の排気量が50ccを超え125cc以下であり、自動二輪車1が「第二種原動機付自転車」の車両区分に属することを示している。
連結部52は、樋状に湾曲したフェンダー上面部43に設けられるため、車両正面視だけでなく、車両側面視においても視認される。
左右の表示部51,51は、左右対称に設けられるため、ここでは、左側の表示部51を参照して説明する。
表示部51及び連結部52は、車両側面視において、フロントフェンダー前部41の三角形状部45に設けられる。
詳細には、表示部51は、フェンダー側面部44において第2の三角形状部48の前端部に貼り付けられている。表示部51の車幅方向の外縁51aは、フェンダー上面部43の側縁43aと略平行である。表示部51の車幅方向の内縁51bは、側縁43aに重なって側縁43aに沿って延びている。表示部51は、車幅方向よりも前後方向に長い帯状に形成されている。また、内縁51bは、縁取り部52bの左右の側縁を兼ねる。
表示部51は、自動二輪車1に関する所定の情報を表示する。表示部51は、連結部52とは異なる情報を表示する。
詳細には、図3に示すように、表示部51は、各種文字、絵柄或は図形等によって表される表示51c(所定の情報)が設けられたエンブレムである。表示51cは、自動二輪車1の機種名や自動二輪車1の製造メーカー等を示す。本実施の形態では、表示51cには、自動二輪車1の機種名を示す文字として「PCX」と表記したものを例として示す。機種名は、自動二輪車1の略称、型式及びニックネーム等であっても良い。
表示部51は、背景部51dが連結部52の前面表示部52aとは異なる色で着色されており、背景部51dの色は、例えば、縁取り部52bと同じ黒色である。
表示51cは、背景部51dとは異なる色で着色されており、表示51cの色は、例えば白色である。
ここで、製造メーカー等を示す表示とは、例えば、自動二輪車1の製造元や販売元のブランド表示である。
前側表示物50は、左右の表示部51,51及び連結部52が一体であるため、車両の種類を表示する連結部52をフェンダー上面部43に貼り付ける作業と同時に、左右の表示部51,51もフェンダー側面部44,44に貼り付けることができる。このため、表示部51,51を、フェンダー側面部44,44に容易に貼り付けることができる。また、表示部51,51及び連結部52が一体であるため、左右の表示部51,51の相対位置を精度良く位置決めできる。また、表示部51,51及び連結部52が一体であるため、表示部51,51を強固に貼り付けることができる。
さらに、表示部51の内縁51bがフェンダー上面部43の側縁43aに沿っているため、内縁51b及び側縁43aの方向性を目印にして前側表示物50の貼り付け位置を判別でき、貼り付け作業が容易である。また、表示部51,51の表記がフロントフェンダー40からの視覚的な方向性に沿うので、視認者に好感を持たせることができる。
また、表示部51の内縁51bがフェンダー上面部43の側縁43aに重なるようにしても良い。この構成によれば、内縁51b及び側縁43aを目印にして前側表示物50の貼り付け位置を判別でき、貼り付け作業がさらに容易になるとともに、視覚的にすっきりしたものになり、視認者にさらに好感を持たせることができる。
表示部51,51は、フェンダー側面部44,44に設けられるため、車両側面視で視認される。詳細には、表示部51,51の表示51c,51aは、フロントフェンダー40の前端の側面で目立たない場所にあえて配置される隠れ表示であるため、一見しただけではその存在を気付かれ難い。これにより、表示51c,51aを発見した視認者は、発見の喜びを感じることになる。また、表示51c,51aは、自動二輪車1の製造メーカーの細かな気配りを表すものとして視認者に評価され得る。
さらに、表示部51,51は、法規における車両の種類を示す連結部52に隣接した意外性のある場所に設けられるため、視認者が発見の喜びを感じ易い。
図4は、リアフレーム17及びリアフェンダー60の分解斜視図である。
リアフレーム17,17は左右一対で設けられる。リアフレーム17,17の後端部は、車幅方向に延びるクロスメンバ17aによって互いに連結される。リアフレーム17,17の後部には、フェンダーステー17b,17bが設けられる。
リアフェンダー60は、リアフレーム17,17の後部に沿うように後方へ延びるフェンダー上部61と、フェンダー上部61の後端部から後下方へ斜めに延びるフェンダー下部62とを備える。
リアフェンダー60は、フェンダー上部61に車幅方向外側から挿通されてフェンダーステー17b,17bに締結されるフェンダー固定ボルト63,63と、フェンダー上部61の後部に後方から挿通されてクロスメンバ17aに締結されるフェンダー固定ボルト64とによって車体フレーム10に固定される。
図5は、フェンダー下部62を後方から見た図である。
図1、図4及び図5を参照し、フェンダー下部62は、自動二輪車1の最後端に位置し、後輪3の上部の後部を後上方から覆う。
フェンダー下部62は、後輪3の外周部を後方から覆う板状のフェンダー後面部65と、フェンダー後面部65の左右の側縁から前方に延びる左右のフェンダー側面部66,66とを備える。
自動二輪車1は、フェンダー下部62の下端部に設けられる後側表示物70を備える。後側表示物70は、自動二輪車1に関する情報を表示するステッカーであり、フェンダー下部62の表面に貼り付けられている。
後側表示物70は、フェンダー下部62に合うように形状が前側表示物50に対し変更されているが、基本構成は前側表示物50と同様である。
すなわち、後側表示物70は、左右のフェンダー側面部66,66に貼り付けられる左右一対の表示部71,71と、左右の表示部71,71を車幅方向(左右方向)に繋ぐ連結部72とを備える。後側表示物70は、表示部71,71と連結部72とが一体に形成された一枚のフィルム状部材である。連結部72は、表示部71,71の間に位置し、フェンダー後面部65に貼り付けられる。
詳細には、連結部72は、フェンダー下部62の幅方向中央に設けられる標識部72aと、標識部72aの左右の側縁から左右に延出して表示部71,71に繋がる延出部72b,72bとを備える。
標識部72aは、その1つの頂点が上方を指向するように配置される正三角形状に形成されている。標識部72aは、例えば日本では、日本の法規における車両の種類(車両区分)の情報を示す表示である。日本では、交通社会における慣例として、車両の種類を容易に見分けるために、リアフェンダー60に標識部72aを表示することが行われている。標識部72aの表示は、車両の排気量が50ccを超え125cc以下であり、自動二輪車1が「第二種原動機付自転車」の車両区分に属することを示している。
標識部72aは、例えば白色である。延出部72b,72bは、標識部72aとは異なる色であり、例えば、透明に形成されている。このため、延出部72b,72bによって標識部72aと表示部71,71とを繋いで一体に形成した場合であっても、標識部72aを単体として区別でき、標識部72aの視認性が良い。
エンブレムである表示部71,71には、表示51c,51cと同様の表示71c,71cが設けられている。
表示部71,71は、フェンダー側面部66,66に設けられるため、車両側面視で視認される。詳細には、表示部71,71の表示71c,71cは、フェンダー下部62の下端部の側面で目立たない場所に配置される隠れ表示であるため、一見しただけではその存在を気付かれ難い。これにより、表示71c,71cを発見した視認者は、発見の喜びを感じることになる。また、表示71c,71cは、自動二輪車1の製造メーカーの細かな気配りを表すものとして視認者に評価され得る。
以上説明したように、本発明を適用した実施の形態によれば、自動二輪車1の前側表示物50は、自動二輪車1の左右の側面にそれぞれ設けられる表示部51,51を備え、左右の表示部51,51には所定の情報が表示され、左右の表示部51,51を繋ぐ連結部52を左右の表示部51,51の間に備え、左右の表示部51,51と連結部52とは一体である。この構成によれば、左右の表示部51,51と連結部52とは一体であるため、左右に振り分けられた表示部51,51を一体に位置決めでき、前側表示物50を容易に自動二輪車1に設けることができる。また、これを用いることで、自動二輪車1の前側の補助機能部品等の目立たない場所にも表示部51,51を容易に設けることができる。
また、後側表示物70は、自動二輪車1の左右の側面にそれぞれ設けられる表示部71,71を備え、左右の表示部71,71には所定の情報が表示され、左右の表示部71,71を繋ぐ連結部72を左右の表示部71,71の間に備え、左右の表示部71,71と連結部72とは一体である。この構成によれば、左右の表示部71,71と連結部72とは一体であるため、左右に振り分けられた表示部71,71を一体に位置決めでき、後側表示物70を容易に自動二輪車1に設けることができる。これを用いることで、自動二輪車1の後側の補助機能部品等の目立たない場所にも表示部71,71を容易に設けることができる。
また、連結部52は、表示部51,51とは異なる情報を提供する。これにより、連結部52を利用して、表示部51,51とは異なる情報を提供できる。
また、連結部72は、表示部71,71とは異なる情報を提供する。これにより、連結部72を利用して、表示部71,71とは異なる情報を提供できる。
また、表示部51,51及び表示部71,71はエンブレムであり、所定の情報は、自動二輪車1の機種の識別情報である。これにより、自動二輪車1の機種の識別情報を表示するエンブレムを、自動二輪車1の左右の側面の目立たない場所に容易に設けることができる。
また、表示部51,51及び表示部71,71はエンブレムであり、所定の情報は自動二輪車1の製造元あるいは販売元のブランド表示である。この構成によれば、自動二輪車1の製造元あるいは販売元のブランド表示を自動二輪車1の左右の側面に容易に設けることができ、自動二輪車1の所有者はこれを見つけることで所有の喜びと安心を得られ、製造元及び販売元は広告の効果及びブランド価値の蓄積を得ることができる。
さらに、自動二輪車1は、前輪2を覆うフロントフェンダー40を備える鞍乗り型車両であり、左右の表示部51,51は、フロントフェンダー40の左右のフェンダー側面部44,44に設けられている。これにより、通常は目立たない泥除けとして設けられるフロントフェンダー40のフェンダー側面部44,44に、所定の情報を表示する機能を持たせることができる。
また、自動二輪車1は、後輪3を覆うリアフェンダー60を備える鞍乗り型車両であり、左右の表示部71,71は、リアフェンダー60の左右のフェンダー側面部66,66に設けられている。これにより、通常は目立たない泥除けとして設けられるリアフェンダー60のフェンダー側面部66,66に、所定の情報を表示する機能を持たせることができる。
また、左右の表示部51,51は、フロントフェンダー40の前端部に設けられている。これにより、表示部51,51をフロントフェンダー40の前端部における左右のフェンダー側面部44,44の目立たない場所に設けることができ、視認者が表示部51,51を発見した際の喜びを提供することができる。
また、フロントフェンダー40は、車両側面視において、その前端を頂部45aとする三角形状部45,45を有し、左右の表示部51,51は、三角形状部45,45に設けられている。これにより、シャープな形状の三角形状部45,45に表示部51,51が設けられるため、表示部を発見したときの印象が良好になる。さらに、表示部51,51は、フェンダー側面部44,44に形成されるシャープな形状の第2の三角形状部48,48に設けられるため、表示部51,51を発見したときの印象がさらに良好になる。
さらに、連結部52は、自動二輪車1の種類の情報を提供する。これにより、自動二輪車1の種類の情報を提供する連結部52の左右の意外性のある場所にエンブレムが設けられるため、視認者が表示部51,51を発見した際の喜びをより感じやすい。
なお、上記実施の形態は本発明を適用した一態様を示すものであって、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。
上記実施の形態では、フロントフェンダー前部41のフェンダー上面部43とフェンダー側面部44,44とは、稜線となる側縁43a,43aを境界として区別できるものであったが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、フロントフェンダー前部41は、幅方向の略全体に亘って湾曲する樋状に形成されても良い。この場合、表示部51,51は、フロントフェンダー前部41上において、車両側面視で視認される側面に設けられていれば良い。
また、上記実施の形態では、表示51c,51aは、左右の表示部51,51の両方に設けられるものとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。表示51cは、左右の表示部51,51の少なくとも一方に設けられれば良く、例えば、左右の他方の表示部51は空白にして背景部51dのみとしても良く、或は、左右の一方に型式を、左右の他方にニックネームやキャラクタデザインなどの別の情報を提供するものであっても良い。
また、エンブレムである表示部51,51に表記されるものは、機種名以外の製造元あるいは販売元のブランドであっても良い。
また、上記実施の形態では、フロントフェンダー40に前側表示物50が設けられ、リアフェンダー60に後側表示物70が設けられる構成を例に挙げて説明したが、これに限らず、前側表示物50または後側表示物70の少なくともいずれかを設けた構成としても良い。
さらに、上記実施の形態では小型車両としての自動二輪車1は、スクーターを例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明は、モーターサイクルなどの他の自動二輪車、前輪または後輪を2つ備えた3輪の鞍乗り型車両、4輪以上を備えた鞍乗り型車両など全ての鞍乗り型車両に適用可能である。
また、上記実施の形態では、左右に設けられる機種の情報である表示51c,51cを比較的小さく表示して発見の喜びを高めるものとしたが、これに限らず、比較的大きくして目立つようにした表示を、普段表示する場所でない部位に表示することで、意外性をより喚起するものとしても良い。
1 自動二輪車(小型車両、鞍乗り型車両)
2 前輪
3 後輪
40 フロントフェンダー
44,44 フェンダー側面部(側面)
45 三角形状部
45a 頂部
50 前側表示物(表示物)
51,51 表示部
51c,51c 表示(所定の情報)
52 連結部
60 リアフェンダー
66,66 フェンダー側面部(側面)
70 後側表示物(表示物)
71,71 表示部
71c,71c 表示(所定の情報)
72 連結部

Claims (7)

  1. 小型車両(1)に設けられ、当該小型車両(1)のフェンダー(40,60)の側面(44,66)に所定の情報(51c,71c)を表示する小型車両の表示物において、
    前記フェンダー(40,60)の左右の前記側面(44,66)にそれぞれ設けられる表示部(51,71)を備え、左右の前記表示部(51,71)の少なくともいずれかには前記所定の情報(51c,71c)が表示され、
    左右の前記表示部(51,71)を繋ぐ連結部(52,72)を左右の前記表示部(51,71)の間に備え、
    前記表示部(51,71)と前記連結部(52,72)とは、一体に形成された一枚のフィルム状部材であり、前記連結部(52,72)は、前記小型車両(1)の前後方向よりも左右方向に長く、
    前記フィルム状部材は、前記フェンダー(40,60)に貼り付けられた状態において、前記小型車両(1)の前後方向よりも左右方向に長く、
    前記連結部(52,72)は、前記表示部(51,71)とは異なる情報を提供することを特徴とする小型車両の表示物。
  2. 小型車両(1)に設けられ、当該小型車両(1)のフェンダー(40,60)の側面(44,66)に所定の情報(51c,71c)を表示する小型車両の表示物において、
    前記フェンダー(40,60)の左右の前記側面(44,66)にそれぞれ設けられる表示部(51,71)を備え、左右の前記表示部(51,71)の少なくともいずれかには前記所定の情報(51c,71c)が表示され、
    左右の前記表示部(51,71)を繋ぐ連結部(52,72)を左右の前記表示部(51,71)の間に備え、
    前記表示部(51,71)と前記連結部(52,72)とは、一体に形成された一枚のフィルム状部材であり、前記連結部(52,72)は、前記小型車両(1)の前後方向よりも左右方向に長く、
    前記フィルム状部材は、前記フェンダー(40,60)に貼り付けられた状態において、前記小型車両(1)の前後方向よりも左右方向に長く、
    前記表示部(51,71)はエンブレムであり、前記所定の情報(51c,71c)は、前記小型車両(1)の機種の識別情報であることを特徴とする小型車両の表示物。
  3. 小型車両(1)に設けられ、当該小型車両(1)のフェンダー(40,60)の側面(44,66)に所定の情報(51c,71c)を表示する小型車両の表示物において、
    前記フェンダー(40,60)の左右の前記側面(44,66)にそれぞれ設けられる表示部(51,71)を備え、左右の前記表示部(51,71)の少なくともいずれかには前記所定の情報(51c,71c)が表示され、
    左右の前記表示部(51,71)を繋ぐ連結部(52,72)を左右の前記表示部(51,71)の間に備え、
    前記表示部(51,71)と前記連結部(52,72)とは、一体に形成された一枚のフィルム状部材であり、前記連結部(52,72)は、前記小型車両(1)の前後方向よりも左右方向に長く、
    前記フィルム状部材は、前記フェンダー(40,60)に貼り付けられた状態において、前記小型車両(1)の前後方向よりも左右方向に長く、
    前記表示部(51,71)はエンブレムであり、前記所定の情報(51c,71c)は前記小型車両(1)の製造元あるいは販売元のブランド表示であることを特徴とする小型車両の表示物。
  4. 前記小型車両(1)は、前輪(2)を覆うフロントフェンダー(40)または後輪(3)を覆うリアフェンダー(60)の少なくともいずれかを備える鞍乗り型車両であり、
    左右の前記表示部(51,71)は、前記フロントフェンダー(40)または前記リアフェンダー(60)の少なくともいずれかの左右の前記側面(44,66)に設けられることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の小型車両の表示物。
  5. 前記小型車両(1)は、前輪(2)を覆うフロントフェンダー(40)を備える鞍乗り型車両であり、左右の前記表示部(51)は、前記フロントフェンダー(40)の前端部に設けられることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の小型車両の表示物。
  6. 前記フロントフェンダー(40)は、車両側面視において、その前端を頂部(45a,48a)とする三角形状部(45,48)を有し、
    左右の前記表示部(51)は、前記三角形状部(45,48)に設けられることを特徴とする請求項記載の小型車両の表示物。
  7. 小型車両(1)に設けられ、当該小型車両(1)のフェンダー(40,60)の側面(44,66)に所定の情報(51c,71c)を表示する小型車両の表示物において、
    前記フェンダー(40,60)の左右の前記側面(44,66)にそれぞれ設けられる表示部(51,71)を備え、左右の前記表示部(51,71)の少なくともいずれかには前記所定の情報(51c,71c)が表示され、
    左右の前記表示部(51,71)を繋ぐ連結部(52,72)を左右の前記表示部(51,71)の間に備え、
    前記表示部(51,71)と前記連結部(52,72)とは、一体に形成された一枚のフィルム状部材であり、前記連結部(52,72)は、前記小型車両(1)の前後方向よりも左右方向に長く、
    前記連結部(52)は、前記小型車両(1)の車両区分の情報を示す標識であり、前記表示部(51,71)とは異なる情報を提供することを特徴とする小型車両の表示物。
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