JP6552784B2 - 義歯洗浄用発泡組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、吸湿及び/または潮解が有意に抑制された義歯洗浄用発泡組成物に関する。
義歯は、欠損した歯を補うことを目的として行われる治療手段であり、部分床義歯、総義歯など様々なものが存在する。義歯は、粘膜をはじめとする口腔内を健康に保ち、口臭等を防ぐためにも、清潔に保つことが望ましい。義歯を清潔に保つ手段としては義歯洗浄剤の使用が適しており、義歯洗浄剤は義歯におけるバイオフィルムの形成、色素や歯垢の沈着、また、様々な汚れを除去する目的で用いられる。
従来、義歯洗浄剤の一つとして発泡性を有する義歯洗浄用の錠剤が頻用されており(特許文献1)、例えば該錠剤を投入した水に義歯を浸漬させることにより義歯の洗浄が行われてきた。発泡性の錠剤においては、視覚的及び物理的洗浄効果を高めることを目的として発泡力を向上させるために、発泡力が高く安価である炭酸水素ナトリウムが通常使用されてきた。
しかしながら、このような発泡性の錠剤は通常1錠ずつ個包装されており、個包装から取り出して空気中に放置すると、錠剤が吸湿、潮解を起こす。従来の発泡性の義歯洗浄剤はこのような特性を有することから、開封の手間の軽減、保管スペースの削減、コストの削減などを目的として錠剤を個包装せず複数錠をまとめて包装しようとしても、ひとたび開封すると錠剤同士がくっつく等の不都合が生じてしまい、従って、複数錠をまとめて包装することは困難であった。更に、吸湿、潮解した発泡性の錠剤は、錠剤に含まれる有効成分の不活化、見た目の悪化、錠剤を触った際に成分が皮膚に付着するなど、多くの不利益をもたらすという問題があった。
このため、従来とは異なって耐吸湿性、耐潮解性が改善された、効果、外観、取り扱いなどの点でより満足できる発泡性の義歯洗浄剤を提供することは重要である。
特開2008−050323号公報
本発明は、発泡性を有しながらも耐吸湿性、耐潮解性が向上された義歯洗浄剤を提供することを目的とする。
本発明者らは、前記課題を解決するために鋭意検討を重ねていたところ、発泡剤として含有される炭酸水素塩の含有量を8重量%以下とし、更に、炭酸塩とクエン酸とを組み合わせることによって、所望の発泡性を発揮させながらも、義歯洗浄剤の耐吸湿性、耐潮解性を著しく向上できることを見出した。本発明は該知見に基づき更に検討を重ねた結果完成されたものであり、以下に掲げるものである。
項1.発泡剤を含有する義歯洗浄用発泡組成物であって、発泡剤として含有される炭酸水素塩の含有量が該組成物中8重量%以下であり、且つ、炭酸塩、ならびにクエン酸及び/またはその塩を含有することを特徴とする義歯洗浄用発泡組成物。
項2.クエン酸及び/またはその塩1重量部に対して炭酸塩を0.1〜50重量部含有する、項1に記載の義歯洗浄用発泡組成物。
項3.前記組成物中のクエン酸及び/またはその塩の含有量が1〜12重量%である、項1または2に記載の義歯洗浄用発泡組成物。
項4.前記組成物中の炭酸塩の含有量が0.5〜50重量%である、項1〜3のいずれかに記載の義歯洗浄用発泡組成物。
項5.前記組成物中の炭酸水素塩、炭酸塩、ならびにクエン酸及び/またはその塩の合計量が2〜70重量%である、項1〜4のいずれかに記載の義歯洗浄用発泡組成物。
項6.炭酸水素塩を実質的に含有しないことを特徴とする、項1〜5のいずれかに記載の義歯洗浄用発泡組成物。
項7.更に界面活性剤を含有する、項1〜6のいずれかに記載の義歯洗浄用発泡組成物。
項8.項1〜7のいずれかに記載の義歯洗浄用発泡組成物を入れた水と義歯を接触させることを特徴とする、義歯洗浄方法。
本発明の義歯洗浄用発泡組成物は耐吸湿性及び耐潮解性に優れている。また、本発明の義歯洗浄用発泡組成物は、耐吸湿性及び耐潮解性が向上されており、更には所望の発泡性を発揮できる。
このように、本発明によれば、耐吸湿及び耐潮解性を備えながらも所望の発泡性を有していることから、義歯洗浄を効果的に行うことができる。また、本発明によれば、義歯洗浄用発泡組成物の個包装の有無を問わず所望の包装形態とでき、また、包装が開封された後であっても成分や外観の変化を格段に軽減できる。また、本発明によれば、包装開封後の義歯洗浄用発泡組成物を触った際に成分が皮膚に付着するなどの不快感や危険性も低減できる。
以下、本発明についてより詳細に説明する。
本発明の義歯洗浄用発泡組成物は、発泡剤として含有される炭酸水素塩の含有量が該組成物中8重量%以下であり、且つ、炭酸塩、ならびにクエン酸及び/またはその塩を含有することを特徴とする。
本発明において発泡剤とは、水存在下で二酸化炭素を発生するものをいう。
本発明において使用される炭酸水素塩は制限されず、従来公知の炭酸水素塩が挙げられる。例えば炭酸水素塩として、本分野において発泡剤の一成分として従来使用されてきた炭酸水素塩が好ましく挙げられる。このような炭酸水素塩として、より好ましくは炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等の炭酸水素のアルカリ金属塩が例示され、更に好ましくは炭酸水素ナトリウムが例示される。これらは1種単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。
本発明の義歯洗浄用発泡組成物において発泡剤として含有される炭酸水素塩の含有量は、該組成物中8重量%以下であり、本発明の効果が獲得される限り制限されない。発泡剤として含有される炭酸水素塩の含有量として、義歯洗浄用発泡組成物中に好ましくは5重量%以下、より好ましくは3重量%以下、更に好ましくは炭酸水素塩は実質的に含有されない。ここで、実質的に含有されないとは本発明の効果に影響を与えない程度に含有されていてもよく、本発明の義歯洗浄用発泡組成物中の発泡剤として含有される炭酸水素塩の含有量が、該組成物中0〜1重量%、好ましくは0〜0.1重量%が例示される。
また、本発明において、好ましくは義歯洗浄用発泡組成物中の炭酸水素塩が8重量%以下であり、好ましくは5重量%以下、より好ましくは3重量%以下、更に好ましくは炭酸水素塩は実質的に含有されない。実質的に含有されないとは前述同様に説明される。
本発明において使用される炭酸塩も制限されず、従来公知の炭酸塩が挙げられる。例えば炭酸塩として、本分野において発泡剤の一成分として従来使用されてきた炭酸塩が好ましく挙げられる。このような炭酸塩として、より好ましくは炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等の炭酸のアルカリ金属塩が例示され、更に好ましくは炭酸ナトリウムが例示される。炭酸塩は無水物であっても水和物であってもよく、好ましくは無水物である。これらは1種単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。
本発明において使用されるクエン酸及び/またはその塩も制限されず、従来公知のクエン酸及びまたはその塩が挙げられる。例えば本発明においてクエン酸及び/またはその塩は、本分野において発泡剤の一成分として従来使用されてきたクエン酸及び/またはその塩が好ましく挙げられ、クエン酸塩としてはナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩が挙げられる。クエン酸及び/またはその塩として、より好ましくはクエン酸が例示される。これらは1種単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。
本発明の義歯洗浄用発泡組成物において炭酸水素塩と炭酸塩の配合比は、本発明の効果が得られる限り制限されないが、炭酸塩1重量部に対して、好ましくは炭酸水素塩0〜5重量部が例示され、より好ましくは炭酸水素塩0〜3重量部、更に好ましくは0〜0.3重量部が例示される。
本発明の義歯洗浄用発泡組成物において炭酸塩とクエン酸及び/またはその塩(以下、「クエン酸及び/またはその塩」を「クエン酸等」と記載する場合がある)の配合比は、本発明の効果が得られる限り制限されないが、クエン酸等1重量部に対して、炭酸塩0.1〜50重量部が例示され、好ましくは炭酸塩0.1〜20重量部が例示され、より好ましくは0.1〜10重量部が例示され、更に好ましくは0.5〜10重量部が例示され、特に好ましくは炭酸塩2〜4重量部が例示される。
また、本発明の義歯洗浄用発泡組成物中の炭酸塩の含有量は、本発明の効果が得られる限り制限されないが、好ましくは0.5〜50重量%、より好ましくは3〜50重量%、更に好ましくは9〜28重量%、特に好ましくは14〜28重量%が例示される。
また、本発明の義歯洗浄用発泡組成物中のクエン酸等の含有量も、本発明の効果が得られる限り制限されないが、好ましくは1〜12重量%、より好ましくは3〜10重量%、更に好ましくは5〜8.5重量%が例示される。
炭酸水素塩、炭酸塩及びクエン酸等の合計量は本発明の効果が得られる限り制限されないが、本発明の義歯洗浄用発泡組成物中、例えば該合計量で2〜70重量%が例示され、好ましくは4〜60重量%が例示され、より好ましくは4〜55重量%が例示され、更に好ましくは21〜35重量%が例示される。炭酸水素塩が含有されない場合、これらの値は炭酸塩及びクエン酸等の合計量であるといえる。
本発明において発泡剤は、水中で前記炭酸水素塩及び/または前記炭酸塩と前記クエン酸等とが反応することによって二酸化炭素が発生する。この観点から、本発明において発泡剤として、本発明の効果を妨げないことを限度として、更に本分野において発泡剤の一成分として使用可能な成分を含有していてもよい。このような成分として、セスキ炭酸ナトリウムや、前記クエン酸等以外の酸等が例示される。酸として具体的には酒石酸、フマル酸、リンゴ酸、マレイン酸、グルコン酸、コハク酸、サリチル酸、アジピン酸、シュウ酸等の有機酸、これらのアルカリ金属塩やアルカリ土類金属塩等の塩が例示できる。これらは1種単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。
例えば本発明の義歯洗浄用発泡組成物が発泡剤としてクエン酸等以外の酸を更に含有する場合、本発明の効果が得られる限り制限されないが、クエン酸等とクエン酸等以外の酸との合計量1重量部に対して、炭酸塩0.05〜50重量部が好ましく例示され、炭酸塩0.1〜25重量部がより好ましく例示され、0.1〜5重量部が更に好ましく例示され、1〜3重量部が特に好ましく例示される。
また、この場合、本発明の効果が得られる限り限定されないが、例えば本発明の義歯洗浄用発泡組成物中、クエン酸等とクエン酸等以外の酸との合計量で1〜20重量%が好ましく例示され、2〜15重量%がより好ましく例示され、7〜15重量%が更に好ましく例示される。
また、この場合、炭酸水素塩、炭酸塩、クエン酸等、及びクエン酸等以外の酸の含有量は、本発明の効果が得られる限り制限されないが、例えば本発明の義歯洗浄用発泡組成物中、これらの合計量で2〜80重量%が例示され、より好ましくは5〜70重量%が例示され、更に好ましくは10〜61重量%が例示され、特に好ましくは26〜41重量%が例示され、る。炭酸水素塩が含有されない場合、これらの値は炭酸塩、クエン酸等、及びクエン酸等以外の酸の合計量であるといえる。
このような特徴を備える発泡剤とすることによって、所望の発泡性を発揮でき、更には耐吸湿性及び耐潮解性が顕著に向上された義歯洗浄用発泡組成物とすることができる。
本発明の義歯洗浄用発泡組成物には、本発明の効果を妨げない範囲で更に必要に応じて界面活性剤、キレート剤、酵素、着色料、抗菌・殺菌剤、香料、甘味料、防錆剤、漂白剤、歯石防止剤、発泡安定剤、保存剤、結合剤、滑沢剤、賦形剤、崩壊剤、消臭剤、防腐剤、pH調整剤、油性成分、流動化剤等の添加剤を含有してもよい。これらの添加剤も1種単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。これらの添加物の含有量も目的に応じて適宜設定すればよい。
例えば界面活性剤の一例として、本発明の効果が得られる限り制限されず、従来の義歯洗浄に使用されるカチオン性、アニオン性、非イオン性及び両性界面活性剤の別を問わず広く任意のものを用いることができる。
カチオン性界面活性剤としては、アルキル(C6〜C20)トリメチルアンモニウム塩,ジアルキル(C6〜C20)ジメチルアンモニウム塩、及びアルキル(C6〜C20)ジメチルベンジルアンモニウム塩等の第4級アンモニウム塩、アルキル(C6〜C20)アミン塩、アルキル(C6〜C20)アミンエチレンオキサイド付加物、アルキルピリジニウム塩等が例示される。本発明の義歯洗浄用発泡組成物にカチオン性界面活性剤が含有される場合、カチオン性界面活性剤の含有量としては、義歯洗浄用発泡組成物中、0.1〜4重量%が好ましく、0.1〜2重量%がより好ましい。
アニオン性界面活性剤としては、平均炭素数8〜16のアルキル基を有する直鎖または分岐鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩、平均8〜20の炭素原子を1分子中に有するオレフィンスルホン酸塩、平均炭素数8〜20のアルキル基を有する直鎖または分岐鎖アルキルスルホ酢酸塩、平均炭素数8〜20のアルキル基を有するアルキル硫酸塩、平均8〜20の炭素原子を1分子中に有するアルカンスルホン酸塩等が例示される。これらにおいて制限されないが、例えばアルキル基としてラウリル基、ミリスチル基等が例示される。本発明の義歯洗浄用発泡組成物にアニオン性界面活性剤が含有される場合、アニオン性界面活性剤としては、直鎖または分岐鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩、平均8〜20の炭素原子を1分子中に有するオレフィンスルホン酸塩、平均炭素数8〜20のアルキル基を有する直鎖または分岐鎖アルキルスルホ酢酸塩、平均炭素数8〜20のアルキル基を有するアルキル硫酸塩が好ましく、炭素数10〜18のアルキル基を有する直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩、10〜18の炭素原子を1分子中に有するオレフィンスルホン酸塩、炭素数10〜18のアルキル基を有する直鎖アルキルスルホ酢酸塩及び炭素数10〜18のアルキル基を有するアルキル硫酸塩がより好ましい。また、本発明の義歯洗浄用発泡組成物にアニオン性界面活性剤が含有される場合、アニオン性界面活性剤の含有量としては、義歯洗浄用発泡組成物中、0.1〜4重量%が好ましく、0.5〜3重量%がより好ましい。
非イオン性界面活性剤としては、高級アルコールエチレンオキサイド付加物、高級アルコールプロピレンオキサイド付加物、アルキルフェノールエチレンオキサイド付加物、アルキルフェノールプロピレンオキサイド付加物、脂肪酸エチレンオキサイド付加物、脂肪酸プロピレンオキサイド付加物、多価アルコール脂肪酸エステルエチレンオキサイド付加物、高級アルキルアミンエチレンオキサイド付加物、脂肪酸アミドエチレンオキサイド付加物、油脂のエチレンオキサイド付加物及びポリプロピレングリコールエチレンオキサイド付加物等のポリエチレングリコール型界面活性剤、ならびにグリセロールの脂肪酸エステル、ペンタエリスリトールの脂肪酸エステル、ソルビトール及びソルビタンの脂肪酸エステル、ショ糖の脂肪酸エステル、多価アルコールのアルキルエーテル及びアルカノールアミン類の脂肪酸アミド等の多価アルコール型界面活性剤等が例示される。また、本発明の義歯洗浄用発泡組成物に非イオン性界面活性剤が含有される場合、非イオン性界面活性剤の含有量としては、義歯洗浄用発泡組成物中、0.1〜4重量%が好ましく、0.5〜2重量%がより好ましい。
両性界面活性剤としては、平均炭素数10〜16のアルキル基を有するアルキルアミノプロピオン酸塩(例えばラウリルアミノプロピオン酸ナトリウム)等のアミノ酸型界面活性剤、平均炭素数10〜16のアルキル基を有するアルキルジメチルベタイン(ラウリルジメチルベタイン、ステアリルジメチルベタイン等)、ラウリルヒドロキシエチルベタイン等のベタイン型界面活性剤等が例示される。また、本発明の義歯洗浄用発泡組成物に両性界面活性剤が含有される場合、両性界面活性剤の含有量としては、義歯洗浄用発泡組成物中、0.1〜4重量%が好ましく、0.1〜3重量%がより好ましい。
これらの界面活性剤において、塩としては、ナトリウムやカリウム等のアルカリ金属塩、マグネシウムやカルシウム等のアルカリ土類金属塩、アンモニウム塩、アミン塩及び塩酸塩等の酸付加塩等が例示され、好ましくはナトリウム塩が例示される。
これらの界面活性剤の中でも、アニオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤が好ましく、良好な洗浄効果が得られるという観点から、アニオン性界面活性剤がより好ましい。
これらの界面活性剤は、1種単独で、または2種以上を組み合わせて用いることもできる。
また、例えばキレート剤として、本発明の効果が得られる限り制限されず、例えばエチレンジアミン四酢酸及び/またはその塩、ポリリン酸及び/またはその塩(例えばピロリン酸四ナトリウム、ピロリン酸二水素ナトリウム等)等が例示される。
例えば酵素として、本発明の効果が得られる限り制限されず、例えばプロテアーゼ、アルカラーゼ、アミラーゼ、リパーゼ、デキストラナーゼ、ムタナーゼ、グルカナーゼ等が例示される。
例えば着色料として、本発明の効果が得られる限り制限されず、例えば青色や黄色等の各種タール系色素、ブルーレーキやイエロータートラジンレーキ等のレーキ色素等の合成色素や天然色素が例示される。
例えば香料としては、本発明の効果が得られる限り制限されず、例えばメントール、サリチル酸、カルボン等のほか、スペアミント、ペパーミント、ハッカ油等の各種の精油が例示される。
抗菌・殺菌剤として、本発明の効果が得られる限り制限されず、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤、トリクロサン、イソプロピルメチルフェノール、クロロキシレノール、チモール等が例示される。
抗菌・殺菌剤として配合され得るカチオン性界面活性剤としては、ステアリルトリメチルアンモニウムクロライド、ラウリルトリメチルアンモニウムクロライド、セチルトリメチルアンモニウムクロライド、ベヘニルトリメチルアンモニウム等のアルキルトリメチルアンモニウムクロライド;ステアリルトリメチルアンモニウムブロマイド、ベヘニルトリメチルアンモニウムブロマイド等のアルキルトリメチルアンモニウムブロマイド;ジステアリルジメチルアンモニウムクロライド、ジココイルジメチルアンモニウムクロライド、ジオクチルジメチルアンモニウム等のジアルキルジメチルアンモニウムクロライド;ジ(POE)オレイルメチルアンモニウム(2EO)クロライド;テトラデシルジメチルベンジルアンモニウムクロライド、ステアリルジメチルベンジルアンモニウムクロライド等のアルキルジメチルベンジルアンモニウムクロライド;塩化ベンザルコニウム、塩化アルキルベンザルコニウム、塩化アルキルジメチルベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、ラノリン誘導四級アンモニウム塩、ステアリン酸ジエチルアミノエチルアミド、ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミド、塩化ベヘニン酸アミドプロピルジメチルヒドロキシプロピルアンモニウム、塩化ステアロイルコラミノホルミルメチルピリジニウム、塩化セチルピリジニウム、塩化トール油アルキルベンジルヒドロキシエチルイミダゾリニウム、ベンジルアンモニウム塩等が例示される。
抗菌・殺菌剤として配合され得る両性界面活性剤としては、アルキルアミノエチルグリシン及びその塩酸塩、アルキルジ(アミノエチル)グリシン及びその塩酸塩等のグリシン型両性界面活性剤;N−ラウロイル−N’−ヒドロキシエチル−N’−カルボキシメチルエチレンジアミンナトリウム、N−オレイル−N’−ヒドロキシエチル−N’−カルボキシメチルエチレンジアミンナトリウム、N−ココイル−N’−ヒドロキシエチル−N’−カルボキシメチルエチレンジアミンナトリウム、N−ラウロイル−N’−ヒドロキシエチル−N’−カルボキシメチルエチレンジアミンカリウム、N−オレイル−N’−ヒドロキシエチル−N’−カルボキシメチルエチレンジアミンカリウム、N−ラウロイル−N−ヒドロキシエチル−N’−カルボキシメチルエチレンジアミンナトリウム、N−オレイル−N−ヒドロキシエチル−N’−カルボキシメチルエチレンジアミンナトリウム、N−ココイル−N−ヒドロキシエチル−N’−カルボキシメチルエチレンジアミンナトリウム、N−ラウロイル−N−ヒドロキシエチル−N’,N’−ジカルボキシメチルエチレンジアミンモノナトリウム、N−オレイル−N−ヒドロキシエチル−N’,N’−ジカルボキシメチルエチレンジアミンモノナトリウム、N−ココイル−N−ヒドロキシエチル−N’,N’−ジカルボキシメチルエチレンジアミンモノナトリウム、N−ラウロイル−N−ヒドロキシエチル−N’,N’−ジカルボキシメチルエチレンジアミンジナトリウム、N−オレイル−N−ヒドロキシエチル−N’,N’−ジカルボキシメチルエチレンジアミンジナトリウム、N−ココイル−N−ヒドロキシエチル−N’,N’−ジカルボキシメチルエチレンジアミンジナトリウム等のカルボキシメチルアミン型両性界面活性剤;2−ウンデシル−N,N,N−(ヒドロキシエチルカルボキシメチル)−2−イミダゾリンナトリウム、2−ココイル−2−イミタゾリニウムヒドロキサイド−1−カルボキシエチロキシ2ナトリウム塩等のイミダゾリン型両性界面活性剤;ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ミリスチルベタイン等のアルキルベタイン型両性界面活性剤;ヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、パーム核油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、牛脂脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、硬化牛脂脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ラウリン酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ミリスチン酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、パルミチン酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ステアリン酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、オレイン酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン等のアミドベタイン型両性界面活性剤;アルキルベタイン型両性界面活性剤;アルキルアミドベタイン型両性界面活性剤;ヤシ油脂肪酸ジメチルスルホプロピルベタイン等のアルキルスルホベタイン型両性界面活性剤;アミドスルホベタイン型両性界面活性剤;ラウリルジメチルアミノヒドロキシスルホベタイン等のヒドロキシスルホベタイン型両性界面活性剤;カルボベタイン型両性界面活性剤;アミノカルボン酸型両性界面活性剤;ラウリルヒドロキシホスホベタイン等のホスホベタイン型両性界面活性剤等が例示される。
また、結合剤として、ポリビニルピロリドン、ポリ(オキシエチレン)(分子量20,000〜500,000)、ポリエチレングルコール(分子量約1000〜50,000)、カーボワックス(分子量4,000〜20,000)、ノニオン界面活性剤、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、セルロース、ゼラチン、クレー、ならびに乳糖、グルコース、キシリトール等の糖類等が例示される。
また、滑沢剤として安息香酸ナトリウム、タルク及びステアリン酸マグネシウム等、賦形剤としてソルビトール、硫酸ナトリウム等が例示される。
本発明の義歯洗浄用発泡組成物は、目的に応じて任意の形態とすればよい。本発明の義歯洗浄用発泡組成物の形態として、錠剤、粒剤、顆粒剤、散剤、丸剤等の固形状が例示される。本発明の義歯洗浄用発泡組成物の大きさや形状も、本発明の効果が得られる限り任意に設定すればよい。
本発明の義歯洗浄用発泡組成物は、前記成分や添加剤を混合し、公知の手順に従って必要に応じて造粒、打錠等して、所望の形態、大きさ、形状に製剤化することにより製造される。
本発明において義歯の洗浄は、本発明の義歯洗浄用発泡組成物を入れた水と義歯とを接触させることにより実施される。本発明の義歯洗浄用発泡組成物を入れた水と義歯とが接触する限り制限されないが、効果的に義歯を洗浄する観点から、義歯全体が本発明の義歯洗浄用発泡組成物を入れた水に浸漬するよう接触させることが好ましい。該接触は、水に本発明の義歯洗浄用発泡組成物を投入した後に更に義歯を投入することによって実施してもよく、水に義歯を投入した後に更に本発明の義歯洗浄用発泡組成物を投入することによって実施してもよい。
使用される水は制限されず、水道水、精製水、脱イオン水、生理食塩水等が挙げられる。使用される水の温度も制限されないが、より効果的に義歯を洗浄する観点から、5〜30℃の範囲が好ましく例示される。また、義歯の洗浄において、本発明の義歯洗浄用発泡組成物と水との使用量も制限されず、義歯の汚れの程度等に従い適宜設定すればよく、本発明の効果が得られる限り制限されないが、水約70〜200mlに対して本発明の義歯洗浄用発泡組成物1〜20g、好ましくは1〜10gを用いることが例示される。本発明の義歯洗浄用発泡組成物は、水に投入されることによって実質的に発泡が生じる。
本発明の義歯洗浄用発泡組成物が水に投入された後、水中に義歯洗浄用発泡組成物が固形状で認められなくなった際の溶液のpHも本発明の効果が得られる限り制限されないが、該溶液のpHとして6〜9が例示される。
また、本発明の義歯洗浄用発泡組成物を入れた水と義歯とを接触させる時間も本発明の効果が得られる限り制限されないが、例えば5分〜12時間、より好ましくは30分〜8時間が例示され、義歯の汚れ等によって適宜設定すればよい。また、本発明の義歯洗浄用発泡組成物の使用頻度も同様に制限されず、適宜設定すればよい。
このことから、本発明は、本発明の義歯洗浄用発泡組成物を入れた水と義歯を接触させることを特徴とする義歯洗浄方法を提供する。該方法は、義歯の洗浄にあたり、本発明の義歯洗浄用発泡組成物を入れた水と義歯を接触させる限り制限されず、その実施態様は前述の通りである。
前述のように、本発明の義歯洗浄用発泡組成物は耐吸湿性及び耐潮解性に優れている。また、本発明の義歯洗浄用発泡組成物は、耐吸湿性及び耐潮解性が向上され、更には所望の発泡性を発揮できる。このことから、本発明は更に、義歯洗浄用発泡組成物中の炭酸水素塩の含有量を8重量%以下とし、炭酸塩、ならびにクエン酸及び/またはその塩を用いることを特徴とする、義歯洗浄用発泡組成物の吸湿及び/または潮解抑制方法を提供する。該方法において使用される炭酸水素塩、炭酸塩、ならびにクエン酸及び/またはその塩、更に添加物、各成分の重量比や量等については前述と同様に説明される。
このような本発明によれば、義歯洗浄用発泡組成物において耐吸湿性及び耐潮解性を著しく向上できる。また、本発明によれば、義歯洗浄用発泡組成物において、耐吸湿性及び耐潮解性が向上され、更には所望の発泡性を発揮できる。このように、本発明によれば、耐吸湿及び耐潮解性を備えながらも所望の洗浄力を発揮でき、義歯洗浄用発泡組成物は個包装の有無を問わず、所望の包装形態とでき、更に、包装が開封された後であっても成分の変質や見た目の不快感を格段に軽減できる。また、本発明によれば、義歯洗浄用発泡組成物を触った際に皮膚に成分が付着するなどの不快感や危険性も低減できる。
以下、本発明について、実施例及び試験例を用いてより明確に説明する。ただし、本発明はかかる実施例及び試験例に制限されない。
試験例1
1−1.義歯洗浄用発泡組成物の作製、評価手順
表1に示す組成に従って各成分を混合し、径17φの金型を用いて3MPaで打錠成型することによって、1個あたりを2.56gの錠剤形態の義歯洗浄用発泡組成物(実施例1及び2)及び比較組成物(比較例1)を作製した。
なお、各組成物を作製するにあたり使用した成分については次の通りである。炭酸水素ナトリウム 商品名重炭酸ナトリウム、トクヤマ社製;クエン酸 商品名クエン酸(無水)、昭和化工社製、炭酸ナトリウム 商品名ソーダ灰ライト、トクヤマ社製;リンゴ酸 商品名リンゴ酸フソウS、扶桑化学工業社製;ラウリルスルホ酢酸ナトリウム 商品名LATHANOL LALPOWDER、Stepan Company社製;硫酸ナトリウム 商品名中性無水芒硝 A6、四国化成社製;ステアリン酸マグネシウム 商品名局方ステアリン酸マグネシウム、日本油脂社製;ソルビトール 商品名パーテック SI450、メルク社製。
実施例1及び2ならびに比較例1の各組成物について、発泡力を評価した。具体的には、25℃の水75mlを入れた200ml容メスシリンダーに、得られた組成物1錠を静かに投入し、投入5分後の泡の上端と下端をメスシリンダーにマークし、泡の体積を測定した。泡の体積が5ml以上を◎、3ml以上を○、2ml以上を△、2ml未満を×とした。該泡の体積は、発泡剤による二酸化炭素の発生が多ければ増加し、少なければ減少するため、義歯洗浄用発泡組成物の発泡性を定量的に評価することができる。
これとは別に、前述のようにして得られた各組成物を25℃、湿度60%の条件で45分間空気中に放置した後、各組成物の吸湿、潮解の状態について、次の◎、○、×の3段階で目視で評価した。
<吸湿、潮解の評価基準>
◎組成物の外観に変化がない。
○組成物の外観にやや変化あり(組成物表面に泡が少し認められる状態)。
×組成物の外観が明らかに変化している、または、組成物(錠剤)の原型をとどめていない。
各組成物について試験を3回行った。
1−2.評価結果
結果を表1に示す。
Figure 0006552784
表1から明らかなように、従来の発泡性の義歯洗浄剤と同様に炭酸水素ナトリウムを多く含有する比較例1では、良好な発泡力を示したものの、該比較例1では空気中に暴露すると原型をとどめず、耐吸湿性及び耐潮解性が著しく劣っていた。これに対して、実施例1及び2では、空気中に暴露しても外観に変化が認められないか、やや変化が認められた程度であり、耐吸湿性及び耐潮解性が高いことが分かった。また、実施例1及び2では、良好な発泡力も認められた。
これらの結果から、実施例1及び2の義歯洗浄用発泡組成物では、従来、高い発泡性が得られるとの理由から発泡剤として頻用され、多く含有されている炭酸水素ナトリウムの含有量が著しく低減されているか含有されていないにもかかわらず、良好な発泡力を維持しながらも、耐吸湿性及び耐潮解性が著しく向上されていることが分かった。
試験例2
2−1.義歯洗浄用発泡組成物の作製、評価手順
前記試験例1と同様に、表2に示す各成分を混合し、打錠することによって、1個あたりを2.56gの義歯洗浄用発泡組成物(実施例3〜11)を作製した。得られた各組成物について、前記試験例1と同様の方法により、発泡力を評価した。また、別途、実施例3〜11の各組成物を25℃、湿度60%の条件で45分間空気中に放置し、前記試験例1と同様に、吸湿、潮解性を評価した。各組成物について試験を3回行った。
2−2.評価結果
結果を表2に示す。
Figure 0006552784
表2から明らかなように、炭酸水素ナトリウムを含有しない実施例3〜11においても、十分な発泡力が認められ、また、空気中に暴露しても外観に変化が認められないか、やや変化が認められた程度であり、耐吸湿性及び耐潮解性が高いことが分かった。
これらの結果から、実施例3〜11の義歯洗浄用発泡組成物でも、従来、高い発泡性が得られるとの理由から発泡剤として頻用され、多く含有されている炭酸水素ナトリウムが含有されていないにもかかわらず、良好な発泡力を維持しながらも耐吸湿性及び耐潮解性が向上されていることが分かった。
処方例
以下、処方例に示す組成に従って各成分を混合し、試験例1同様の方法により、錠剤形態の義歯洗浄用発泡組成物を作製したところ、いずれの義歯洗浄用発泡組成物においても耐吸湿性及び耐潮解性に優れ、十分な発泡力が奏された。
Figure 0006552784
Figure 0006552784
Figure 0006552784
Figure 0006552784

Claims (4)

  1. 発泡剤を含有する義歯洗浄用発泡錠剤がまとめて包装されている義歯洗浄用製品であって、
    該義歯洗浄用発泡錠剤が、発泡剤として含有される炭酸水素塩の含有量が該錠剤中8重量%以下であり、且つ、該錠剤中、炭酸塩の含有量が3〜28重量%、ならびにクエン酸及び/またはその塩の含有量が1〜12重量%であ
    1回の使用個数を超える個数の複数の前記義歯洗浄用発泡錠剤がまとめて包装されていることを特徴とする義歯洗浄用製品
  2. 前記錠剤が、クエン酸及び/またはその塩1重量部に対して炭酸塩を0.5〜20重量部含有する、請求項1に記載の義歯洗浄用製品
  3. 前記錠剤中の炭酸水素塩、炭酸塩、ならびにクエン酸及び/またはその塩の合計量が4〜35重量%である、請求項1または2に記載の義歯洗浄用製品
  4. 前記錠剤中の炭酸水素塩の含有量が0〜1重量%である、請求項1〜3のいずれかに記載の義歯洗浄用製品
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