JP6549823B2 - 端子圧着装置、端子圧着用歯形、および圧着接続構造体の製造方法 - Google Patents

端子圧着装置、端子圧着用歯形、および圧着接続構造体の製造方法 Download PDF

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本発明は、電線を圧着端子に圧着するための端子圧着装置、端子圧着用歯形、および圧着接続構造体の製造方法に関する。
近年、自動車の多機能化および高性能化に伴い自動車に様々な電装機器が搭載されるようになったために、自動車の電気回路は複雑化し、各電装機器に電力を安定的に供給することが必要不可欠になっている。様々な電装機器が搭載された自動車には、複数本の被覆電線を束ねることによって形成されたワイヤーハーネスが配索され、ワイヤーハーネス同士をコネクタで接続することによって電気回路が形成されている。また、ワイヤーハーネス同士を接続するコネクタの内部には、被覆電線を圧着部で圧着接続する圧着端子が設けられ、雄型の圧着端子と雌型の圧着端子とを嵌合接続することによって被覆電線同士が接続されるようになっている。
このような圧着端子に被覆電線の被覆を除去して露出させた電線を圧着する端子圧着装置としては、特許文献1に開示されているものが知られている。特許文献1には、電線を端子金具から所定の高さだけ上方で支持するガイド部材と、ガイド部材に支持された電線の先端を当接させるストッパとを設け、電線の導電部をストッパに当接させた状態で、電線をガイド部材により端子金具の上方で支持させた後、クリンパを下降させ、電線の先端を端子金具に押し付けて圧着する端子圧着装置が記載されている。
また、この端子圧着装置によって電線が圧着される圧着端子として、特許文献2に記載されたものが知られている。特許文献2には、先端の絶縁被膜を剥がしてアルミニウム芯線を露出させた導体先端部の圧着接続を許容する圧着部を備えた圧着端子であって、断面環状の圧着部の先端を、圧着底部とバレル片の内面同士を密着させるとともに、断面凹状に形成した凹状封止部を備えた圧着端子が記載されている。
特開2010−277852号公報 国際公開第2014/014104号
しかしながら、本発明者が、上述した従来の端子圧着装置を用いて、特許文献2に記載されたような凹状封止部を有する圧着端子に電線を挿入して圧着したところ、凹状封止部が偏平状になる側に拡がる可能性があることが判明した。本発明者の検討によれば、この偏平状になる側に拡がる理由は、溶接によって凹状封止部を形成した際に焼きなまされることにより、凹状封止部の強度が低下することに起因する。
この凹状封止部が偏平状になる側に拡がってしまうと、凹状封止部の機械的強度が低くなり、圧着端子に電線を圧着させて製造される圧着接続構造体の止水性を確保するための封止部分の強度が低くなる可能性も生じる。また、凹状封止部のような封止部に限らず、圧着端子の機械的強度を高く維持するために凹状部を設けた圧着端子においても、凹状部が偏平状に拡がってしまうと、強度が低くなる可能性が生じる。そのため、圧着端子における凹状部の形状を維持しつつ、圧着端子に電線を圧着させることができる端子圧着装置、端子圧着用歯形、および圧着接続構造体の製造方法の開発が求められていた。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、その目的は、凹状部を備えた圧着端子に電線を圧着させる場合に、凹状部の形状を維持しつつ圧着端子に電線を圧着できる端子圧着装置、端子圧着用歯形、および圧着接続構造体の製造方法を提供することにある。
上述した課題を解決し、上記目的を達成するために、本発明に係る端子圧着装置は、圧着部の先端側に、圧着部の長手方向に垂直な断面形状が凹状の凹状部を有する圧着端子を載置可能に構成された第1の端子圧着用歯型と、第1の端子圧着用歯型上に載置された圧着端子の圧着部を加締める第2の端子圧着用歯型と、を着脱可能に構成され、圧着端子に電線を圧着させる端子圧着装置において、圧着端子における凹状部に対応した位置に、凹状部の形状を保持可能に構成された形状保持部が設けられていることを特徴とする。
本発明に係る端子圧着装置は、上記の発明において、形状保持部が、端子圧着装置に対して一体的に設けられ、圧着端子の凹状部に対応した位置に凹状部の形状を保持可能に構成された形状保持領域をなすことを特徴とする。
本発明に係る端子圧着装置は、上記の発明において、形状保持部が、凹状部の外形状に沿った面を有して構成されていることを特徴とする。
本発明に係る端子圧着装置は、上記の発明において、形状保持部が、圧着端子の少なくとも圧着時に、凹状部が拡がる幅方向に沿った両端部に少なくとも接する壁面から構成されていることを特徴とする。また、本発明に係る端子圧着装置は、この構成において、形状保持部を構成する壁面における、両端部が接する壁面間が凹状部に向かってテーパ状に拡がっていることを特徴とする。
本発明に係る端子圧着用歯型は、圧着部の先端側に凹状部を有する圧着端子に電線を圧着させる端子圧着装置に着脱可能に構成されているとともに、圧着端子を圧着可能に構成された端子圧着用歯型において、圧着端子の凹状部に対応した位置に、凹状部の形状を保持可能に形成された形状保持領域が設けられていることを特徴とする。
本発明に係る端子圧着用歯型は、上記の発明において、形状保持領域が、凹状部の外形状に沿った面を有して構成されていることを特徴とする。
本発明に係る端子圧着用歯型は、上記の発明において、形状保持領域が、圧着端子の少なくとも圧着時に、凹状部が拡がる幅方向に沿った両端部に少なくとも接する壁面から構成されていることを特徴とする。また、本発明に係る端子圧着用歯型は、この構成において、形状保持領域を構成する壁面における両端部が接する壁面間が、凹状部に向かってテーパ状に拡がっていることを特徴とする。
本発明に係る圧着接続構造体の製造方法は、第1の端子圧着用歯型と第2の端子圧着用歯型とを用いて、導体部および導体部を被覆する被覆部を有する被覆電線を、圧着部の一方の端部側に圧着部の長手方向に垂直な断面形状が凹状の凹状部を有する圧着端子に圧着させる圧着接続構造体の製造方法において、圧着部の他方の端部から被覆電線を挿通し、凹状部を保持した状態で、第1の端子圧着用歯型上に載置された圧着端子に対して、第2の端子圧着用歯型を下降させて圧着部を加締めることを特徴とする。
本発明に係る端子圧着装置、端子圧着用歯形、および圧着接続構造体の製造方法によれば、凹状部を備えた圧着端子に電線を圧着させる場合においても、凹状部の形状を維持しつつ圧着端子に電線を圧着させることが可能となる。
図1は、本発明の一実施形態における圧着端子を幅方向中央部で分断した縦断斜視図である。 図2は、本発明の一実施形態における圧着端子の製造方法を説明するための斜視図である。 図3は、本発明の一実施形態における圧着端子の製造方法を説明するための斜視図である。 図4は、本発明の一実施形態における圧着端子の圧着部の先端側の凹状封止部を形成する方法を説明するための一部断面斜視図である。 図5は、本発明の一実施形態における圧着端子の圧着部の先端側の凹状封止部を形成する方法を説明するための一部断面斜視図である。 図6は、本発明の一実施形態における圧着端子の圧着部の先端側の凹状封止部を形成する方法を説明するための一部断面斜視図である。 図7は、本発明の一実施形態による端子圧着装置を説明するための側面図である。 図8は、図7に示す端子圧着装置における第1の実施例による形状保持部を示す正面図である。 図9は、図7に示す端子圧着装置における第2の実施例による形状保持部を示す正面図である。 図10は、図7に示す端子圧着装置における第3の実施例による形状保持部を示す正面図である。 図11は、図7に示す端子圧着装置における第4の実施例による形状保持部を示す正面図である。 図12は、図7に示す端子圧着装置における第5の実施例による形状保持部を示す正面図である。 図13は、本発明の一実施形態における圧着端子に被覆電線を圧着接続する前の状態を示す斜視図である。 図14は、本発明の一実施形態における圧着端子に被覆電線を圧着接続した後の状態を示す斜視図である。 図15は、本発明の一実施形態における圧着端子に被覆電線を圧着接続した後の状態を示す斜視図である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。なお、以下の一実施形態により本発明が限定されるものではない。また、各図面において、同一または対応する要素には適宜同一の符号を付し、重複した説明を適宜省略する。さらに、図面は模式的なものであり、各要素の寸法の関係などは、現実のものとは異なる場合があることに留意する必要がある。図面の相互間においても、互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている場合がある。
(圧着端子の構成)
まず、本発明の一実施形態による端子圧着装置によって電線が圧着される圧着端子について説明する。図1は、本発明の一実施形態である圧着端子を幅方向中央部で分断した縦断斜視図である。
図1に示すように、この一実施形態における圧着端子10は、ボックス部20と圧着部30とを備える。ボックス部20は、例えば雌型圧着端子として形成され、長手方向Xの先端側である前方から後方に向かって、雄型圧着端子が有する挿入タブが挿入される中空四角柱体を成している。また、圧着部30は、所定長さのトランジション部40および凹状封止部41を介してボックス部20の後方に設けられた後方視略O型形状を成している。
なお、本明細書中において、長手方向Xとは、圧着部30で圧着接続される被覆電線の長手方向と一致する方向を意味し、幅方向Yとは、略水平な平面内において長手方向Xに対し交差する方向を意味する。さらに、高さ方向Zとは、長手方向Xおよび幅方向Yが含まれる平面に対して略垂直な方向を意味する。また、本明細書中においては、圧着部30に対するボックス部20側の方向を前方と表記し、逆にボックス部20に対する圧着部30側の方向を後方と表記する。
圧着端子10は、表面に錫メッキ(Snメッキ)処理が施された黄銅等の銅合金条を平面展開した圧着端子10の形状に打ち抜いた後、中空四角柱体のボックス部20と後方視略O型形状の圧着部30とからなる立体的な端子形状に銅合金条を曲げ加工し、圧着部30を溶接したクローズバレル形式の端子である。
ボックス部20は、長手方向Xの後方に向かって折り曲げられ、雄型圧着端子の挿入タブに接触する弾性接触片21を備えている。ボックス部20は、底面部22の幅方向Y両側部に連設された側面部23を重なり合うように折り曲げることによって、長手方向Xの前方側から見て略四角形状に構成されている。
被覆電線200を圧着する前の圧着部30は、圧着面31および圧着面31の幅方向Y両側に延出したバレル構成片32を丸めてバレル構成片32の対向端部32a同士を突き合せ溶接することによって、後方視略O型形状に形成されている。バレル構成片32の長手方向Xの長さは、被覆電線200から露出する導体部の長手方向Xの長さより長く形成されている。
圧着部30は、被覆電線200の絶縁被覆202を圧着する被覆圧着範囲30aと、被覆電線200から露出した電線露出部201aを圧着する電線圧着範囲30bと、電線圧着範囲30bより前方を押しつぶすように変形させた封止部30cと、を備える。
また、圧着部30の内面には、幅方向Yに延びる溝からなる電線用係止溝34が、長手方向Xに沿って所定間隔を隔てて複数本形成されている。具体的に、圧着部30における電線圧着範囲30bの内面には、圧着状態において被覆電線200から露出した電線が食い込む電線用係止溝34(セレ−ションとも呼ばれる)が、長手方向Xに所定間隔を隔てて、例えば断面矩形凹形状に3本形成されている。また、電線用係止溝34は、圧着面31からバレル構成片32の途中まで形成され、被覆電線200から露出した電線を食い込ませることによって圧着部30と電線との間の導通性を向上させている。また、圧着部30の先端部分の封止部30cとボックス部20との間においては、長手方向Xの前方側から見て幅方向Yに広い断面略U字状の凹状部としての凹状封止部41が形成されている。
(圧着端子の製造方法)
次に、以上のように構成された凹状封止部41を有する圧着端子10の製造方法について説明する。図2および図3は、この一実施形態における圧着端子10の製造方法を説明するための斜視図である。図2および図3に示すように、この一実施形態においては、長手方向溶接箇所W1が高さ方向Zに変化する溶接を行う。この場合、様々な形状の止水性のある圧着部30を構成することができる。
すなわち、まず、図2に示すように、プレス加工によって端子形状に打ち抜いた板材としての銅合金条を丸めた後、長手方向Xの前端部分をつぶすことにより、封止部30cを含む圧着部30の形状をあらかじめ形成する。そして、丸めることによって突き合わされる対向端部32a同士を、長手方向Xに沿った長手方向溶接箇所W1に沿ってファイバーレーザー溶接を行う。また、幅方向Yの幅方向溶接箇所W2に沿って溶接を行うことにより封止する。以上により、圧着部30を完成させる。これにより、図2および図3に示すように、上述したプレス加工からファイバーレーザー溶接までの一連の工程を通じて、圧着端子10を裏返すことなく加工できる。そのため、製造工程を簡略化することができ、例えば数百個/分程度の圧着端子10の量産化が可能になって、量産化に伴って低コスト化を実現できる。
また、図4は、この一実施形態による凹状封止部の形成方法を説明するための一部断面斜視図であり、図5および図6は、図4における点線囲み部分aを示す一部断面斜視図である。まず、図4および図5に示すように、電線露出部201aの先端201aaよりも前方側において、互いに対向する圧着底部41aとバレル構成片32との内面同士を密着させて、ボックス部20と圧着部30との間に、偏平状封止部41pを形成する。偏平状封止部41pを形成した後、幅方向Yに沿ってファイバーレーザー溶接を行うことによって封止する。その後、図5および図6に示すように、偏平状封止部41pを、クリンパ治具などの型部材(図示せず)を用いて加圧して断面略U字状に変形させる。これにより、長手方向Xの前方側から見て幅方向Yに広い断面略U字状の凹状封止部41が形成され、内側中央部に凹部41cが形成される。
このように凹状封止部41を形成することにより、圧着端子10における止水性を確保することができる。また、凹形状の凹状封止部41を形成していることによって、幅方向Yの断面偏平状に形成した場合に比して機械的強度が向上し、圧着端子10の強度を確保できる。これにより、圧着部30の先端側から水分が浸入することを防止できるとともに、中折れ等に耐え得る強度を有する凹状封止部41を形成できる。
(端子圧着装置)
次に、以上のように構成された圧着端子10に電線を圧着させる際に用いられる、本発明の一実施形態による端子圧着装置について説明する。図7は、この一実施形態による端子圧着装置300を示す。図7に示すように、端子圧着装置300は、被覆電線200を圧着端子10に圧着して接続するための装置である。また、端子圧着装置300の前後左右上下方向については、上述した圧着端子10のX方向、Y方向、およびZ方向と同様であり、図7において上方、下方、右方、および左方がそれぞれ、上方、下方、後方、および前方となる。
図7に示すように、端子圧着装置300は、装置台300a上に設けられた、アンビル設置台302、凹状支持部材303A、形状保持部材303B、電線押さえ部材304、ガイド部材305、カットホルダ306、押さえ装置307、および端子載置部308と、後述するクリンパを昇降させる昇降部301と、を備えて構成される。また、可動の端子圧着用歯型である第2の端子圧着用歯型としてのインシュレーションバレル用クリンパ301aおよびワイヤバレル用クリンパ301b(以下、クリンパ301a,301b)は、端子圧着装置300に対して昇降部301で着脱可能に構成され、圧着端子10に対して下降して圧着部30を加締める、加締め手段である。同様に、固定の端子圧着用歯型である第1の端子圧着用歯型としてのアンビル302aは、端子圧着装置300に対してアンビル設置台302上で着脱可能に構成されているとともに、圧着端子10の圧着部30を載置可能に構成されている。これらのクリンパ301a,301bおよびアンビル302aはそれぞれ、圧着される圧着端子10の形状や加締めの方法に応じて、適切な形状のクリンパ301a,301bおよびアンビル302aが選択されて端子圧着装置300に装着される。
また、電線押さえ部材304は、圧着時に被覆電線200を押さえるためのものであり、インシュレーションバレル用クリンパ301aの後面に上下動可能に設けられている。ガイド部材305は、クリンパ301a,301bに対して後方側に所定距離だけ離れた位置に設けられ、圧着する被覆電線200をガイドする。ガイド部材305は、上縁に被覆電線200を支持する切り欠き305aが形成された板状部材からなり、被覆電線200をガイドする所望の位置に調節可能に構成されている。ガイド部材305は、カットホルダ306との間にスペーサ(図示せず)を挟むことによって、前後方向、すなわち圧着端子10に近接したり離隔したりする方向に移動可能に構成されている。
カットホルダ306は、スライドカッタ(図示せず)とともに、圧着端子10がつながって連続供給される際の細いつなぎ部であるキャリアKを剪断して切断するための切断手段である。また、押さえ装置307は、加締め時に圧着端子10がズレないように押さえるための装置である。さらに、端子載置部308は、圧着端子10における例えばボックス部20を載置固定するための圧着端子載置手段である。
さらに、形状保持部としての凹状支持部材303Aは、アンビル302aに対して前方側に隣接して、後述する圧着端子10の凹状封止部41を支持可能で、凹状封止部41に対応した位置に設けられている。また、必要に応じて、凹状支持部材303Aに対応した上方の位置に、形状保持部としての形状保持部材303Bが設けられる。そして、凹状支持部材303Aおよび形状保持部材303Bの両方またはいずれか一方によって、凹状封止部41における凹形状を維持するための形状保持部が構成される。
(第1の実施例)
図8は、この一実施形態の第1の実施例による形状保持部である凹状支持部材303Aの前方側から見た正面図である。図8に示すように、凹状支持部材303Aは、圧着端子10における凹状封止部41を支持可能に構成されている。そして、凹状封止部41の形状を保持するために、凹状支持部材303Aの上面は、圧着端子10の長手方向Xに垂直な凹状封止部41の下部形状に沿った形状を有する。この凹状支持部材303Aは、少なくとも圧着部30を加締める際に、凹状封止部41を載置保持して、凹状封止部41における凹形状を維持するように構成されている。
(第2の実施例)
図9は、この一実施形態の第2の実施例による形状保持部である凹状支持部材303Aおよび形状保持部材303Bの前方側から見た正面図である。図9に示すように、第2の実施例においては、第1の実施例による凹状支持部材303Aに対して対向して設けられた凸形状の形状保持部材303Bがさらに設けられている。そして、凹状封止部41の形状を保持するために、形状保持部材303Bの下面は、圧着端子10の長手方向Xに垂直な凹状封止部41の上部形状に沿った形状を有する。そして、少なくとも圧着部30を加締める際に、凹状支持部材303Aと形状保持部材303Bとによって凹状封止部41を挟持することによって、凹状封止部41における凹形状を維持できる。
(第3の実施例)
図10は、この一実施形態の第3の実施例による形状保持部材303Cの前方側から見た正面図である。図10に示すように、第3の実施例による形状保持部材303Cは、凹状封止部41に対面する下部に規制壁303Caが設けられている。規制壁303Caは、凹状封止部41を載置した時に、規制壁303Caの内壁面が凹状封止部41の幅方向Yに沿った両端部に少なくとも接するように構成されている。そして、少なくとも圧着部30を加締める際に、形状保持部材303Cによって凹状封止部41を幅方向Yに沿った両端部で規制することにより、凹状封止部41の凹形状を維持できる。なお、第3の実施例においては、凹状封止部41を挟持する部分が正面視断面矩形状の空間から構成されているが、規制壁303Caの内壁面を下方側が拡がるように高さ方向Zに対して傾斜させ、凹状封止部41を挟持する部分を正面視断面台形状の空間としても良い。
(第4の実施例)
図11は、この一実施形態の第4の実施例による凹状支持部材303Dの前方側から見た正面図である。図11に示すように、第4の実施例による凹状支持部材303Dは、上部に規制壁303Daが設けられ、圧着端子10の載置時に、規制壁303Daの内壁面が、凹状封止部41が拡がる幅方向Yに沿った両端部に少なくとも接するように構成されている。
(第5の実施例)
図12は、この一実施形態の第5の実施例による凹状支持部材303Dの前方側から見た正面図である。図12に示すように、第5の実施例による凹状支持部材303Dは、上部に規制壁303Dbが設けられている。この規制壁303Dbは、凹状封止部41に対して上方に向かって拡がるテーパ状に形成されている。そして、規制壁303Dbの内壁面が、凹状封止部41が拡がる幅方向Yに沿った両端部近傍に少なくとも接するように構成されている。また、規制壁303Dbの壁面間がテーパ状に上方に向かって拡がっていることにより、圧着端子10の載置時に、第4の実施例に比して凹状封止部41を安定して載置でき、位置ずれを抑制できる。
なお、上述の第1,第4、および第5の実施例における、端子圧着装置300の構成部分としての凹状支持部材303A,303Dは、装置台300aに対して着脱可能に構成しても良い。また、この一実施形態においては、凹状支持部材303A,303Dと端子載置部308とを別体で構成しているが、必ずしも別体に限定されるものではなく、凹状支持部材303A,303Dは、端子載置部308と一体に形成して、端子載置部308の一部から構成しても良い。
また、この一実施形態においては、凹状支持部材303A,303Dとアンビル302aとを別体で構成しているが、必ずしも別体に限定されるものではなく、端子圧着用歯型としてのアンビル302aと凹状支持部材303A,303Dとを一体に形成しても良い。すなわち、凹状支持部材303A,303Dをアンビル302aの一部として、端子圧着用歯型の一部から構成することも可能である。この場合、凹状支持部材303Aの上曲面がアンビル302aの一部からなる凹状支持領域となり、凹状支持部材303Dの規制壁303Daの内壁面が、アンビル302aの一部からなる形状保持領域となる。
さらに、上述の第2および第3の実施例における、端子圧着装置300の構成部分としての形状保持部材303B,303Cは、端子圧着装置300に対して着脱可能に構成しても良い。また、この一実施形態においては、形状保持部材303B,303Cと押さえ装置307とを別体で構成しているが、必ずしも別体に限定されるものではなく、形状保持部材303B,303Cは、押さえ装置307と一体に形成して、押さえ装置307の一部から構成しても良い。
また、この一実施形態においては、形状保持部材303B,303Cとクリンパ301bとを別体で構成しているが、必ずしも別体に限定されるものではなく、端子圧着用歯型としてのクリンパ301bと形状保持部材303B,303Cとを一体に形成しても良い。すなわち、形状保持部材303B,303Cをクリンパ301bの一部として、端子圧着用歯型の一部から構成することも可能である。この場合、形状保持部材303Bの下曲面がクリンパ301bの一部からなる形状保持領域となり、形状保持部材303Cの規制壁303Caの内壁面が、クリンパ301bの一部からなる形状保持領域となる。
(圧着接続構造体の製造方法)
次に、以上のように構成された端子圧着装置300を用いて圧着端子10に被覆電線200を圧着させて圧着接続構造体を製造する圧着方法について説明する。図13、図14、および図15は、この一実施形態による製造方法を説明するための、圧着端子10および被覆電線200の斜視図である。なお、上述した図7に示す端子圧着装置を適宜参照する。
まず、図13に示すように、電線である被覆電線200の先端の絶縁被覆202を除去することにより、アルミニウム芯線201の先端部である電線露出部201aを露出させる。なお、導線の材料としては、アルミニウム(Al)以外にも銅(Cu)を用いることも可能である。次に、図7に示すように、圧着端子10をアンビル302a、凹状支持部材303A、および端子載置部308上にセットするとともに、ガイド部材305の高さ位置および前後方向での位置を調節する。このとき、圧着端子10の凹状封止部41は、凹状支持部材303Aの上面に位置合わせがされて載置される。そして、被覆電線200におけるX方向と直角を成す円断面の中心を通る、X方向に平行な中心軸と、圧着部30のX方向に平行な中心軸とを略一致させた後、圧着部30に被覆電線200を挿入する。これにより、圧着端子10の圧着部30の長手方向Xに対して、被覆電線200の中心軸が平行に挿入される。そして、電線露出部201aの先端201aaの長手方向Xの位置が圧着部30における封止部30cより後方となるように、被覆電線200を圧着部30に挿入して配置する。
その後、図7に示すように、切り欠き305aに被覆電線200を支持した状態で、クリンパ301a,301bおよび電線押さえ部材304を下降させる。そして、電線押さえ部材304が被覆電線200を固定保持するとともに、クリンパ301a,301bが圧着部30の部分を加締めて電線露出部201aを圧着する。これにより、図14に示すように、電線露出部201aの先端201aaから絶縁被覆202の被覆先端202aより後方までが、圧着部30により圧着されて一体的に囲繞される。すなわち、圧着部30が、被覆電線200の絶縁被覆202およびアルミニウム芯線201の電線露出部201aの周面に対して密着した状態で圧着される。
この端子圧着装置300による圧着動作の際、図7に示すように、クリンパ301a,301bが下方に降下して圧着部30を押圧して圧着端子10に外力を作用させる。このとき、圧着部30が圧着される一方、凹状封止部41は圧着されない。ところが、クリンパ301a,301bから圧着部30に作用する外力によって、図8に示すように、圧着部30とボックス部20との間に設けられた凹状封止部41においても、凹状封止部41が偏平状になる方向に応力Fが作用する。この場合、凹状支持部材303Aの上面が、圧着端子10の長手方向Xに垂直な凹状封止部41の断面形状に沿って下曲面に倣った形状を有することにより、凹状支持部材303Aの上面からの反作用の力fによって凹形状が拡がるのを抑制できる。これにより、端子圧着装置300において圧着端子10に被覆電線200を圧着させる場合においても、凹状封止部41の凹形状を維持することができる。
また、図10に示す第3の実施例による形状保持部材303Cにおいては、凹状封止部41が偏平状になる方向に応力Fが作用した場合であっても、凹状支持部材303Dの規制壁303Caからの反作用の力fによって凹状封止部41が偏平状に拡がるのを抑制できる。同様に、図11に示す第4の実施例による凹状支持部材303Dにおいても、規制壁303Daからの反作用の力fによって凹状封止部41が偏平状に拡がるのを抑制できる。
また、図7に示す端子圧着装置300による圧着動作において、圧着端子10は、図2および図3に示す帯状のキャリアKに取り付けられたままの状態で、被覆電線200を圧着接続する際、または被覆電線200を圧着接続した後、キャリアKから分離される。なお、キャリアKから分離された状態で圧着端子10を形成し、被覆電線200を圧着接続しても良い。さらには、図15に示すように、圧着状態において、圧着部30の被覆圧着範囲30aを、被覆電線200の絶縁被覆202に対して正面視円形状に圧着し、電線圧着範囲30bをアルミニウム芯線201に対して正面視略U字状に圧着しても良い。以上により、圧着接続構造体100が製造される。
以上説明した本発明の一実施形態によれば、凹状封止部41を備えた圧着端子10に被覆電線200を圧着させる場合においても、凹状封止部41の形状を維持しつつ圧着端子10に被覆電線200を圧着させることができるので、圧着接続構造体100における圧着端子10において、止水性および曲げ強度を確保することができる。
以上、本発明の一実施形態について具体的に説明したが、本発明は、上述の一実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。例えば、上述の一実施形態において挙げた数値はあくまでも例に過ぎず、必要に応じてこれと異なる数値を用いても良い。
例えば上述の一実施形態においては、圧着端子10は雌型圧着端子として形成されているが、圧着部30を有する圧着端子であれば、圧着端子10はボックス部20に挿入接続される挿入タブと圧着部30とを備える雄型圧着端子であっても良い。また、ボックス部や挿入タブが無く、複数の圧着部30のみを備え、複数本の被覆電線の導体をそれぞれ挿入して圧着して一体に接続する圧着端子であっても良い。
また、上述の一実施形態においては、対向端部32a同士を長手方向Xの長手方向溶接箇所W1に沿ってファイバーレーザー溶接を行っているが、圧着部30の底面側で対向端部32a同士を突き合わせて溶接しても良い。
また、上述の一実施形態においては、電線用係止溝34は、圧着面31からバレル構成片32の途中まで形成されているが、圧着面31からバレル構成片32までの範囲内で連続的に形成されていても良く、この場合、圧着部30内において環状の溝から構成される。
また、上述の一実施形態においては、クリンパ301a,301bを可動とし、アンビル302aを固定としているが、必ずしもこれに限定されず、アンビル302aを可動にしたり、クリンパ301a,301bを固定にしたりすることも可能である。
10 圧着端子
20 ボックス部
21 弾性接触片
22 底面部
23 側面部
30 圧着部
30a 被覆圧着範囲
30b 電線圧着範囲
30c 封止部
31 圧着面
32 バレル構成片
32a 対向端部
34 電線用係止溝
41 凹状封止部
41a 圧着底部
41c 凹部
41p 偏平状封止部
40 トランジション部
100 圧着接続構造体
200 被覆電線
201 アルミニウム芯線
201a 電線露出部
201aa 先端
202 絶縁被覆
202a 被覆先端
300 端子圧着装置
300a 装置台
301 昇降部
301a インシュレーションバレル用クリンパ
301b ワイヤバレル用クリンパ
302 アンビル設置台
302a アンビル
303A,303D 凹状支持部材
303B,303C 形状保持部材
303Ca,303Da,303Db 規制壁
304 電線押さえ部材
305 ガイド部材
305a 切り欠き
306 カットホルダ
307 押さえ装置
308 端子載置部
K キャリア
W1 長手方向溶接箇所
W2 幅方向溶接箇所

Claims (11)

  1. 圧着部の先端側に、前記圧着部の長手方向に垂直な断面形状が凹状の凹状部を有する圧着端子を載置可能に構成された第1の端子圧着用歯型と、
    前記第1の端子圧着用歯型上に載置された前記圧着端子のうちの前記圧着部を加締める第2の端子圧着用歯型と、を備え、
    前記圧着端子に電線を圧着させる端子圧着装置において、
    前記圧着端子は、前記電線の導体部の端部が位置する前記圧着部、他の部材と接続するための接続部、および前記圧着部と前記接続部とを連結するトランジション部を有するとともに、前記凹状部が前記トランジション部に設けられ、
    前記圧着端子における前記凹状部に対応した位置に、前記凹状部の形状を保持可能に構成された形状保持部が設けられ、
    前記形状保持部は、前記凹状部を支持する凹状支持部材と、前記凹状部に対して前記凹状支持部材とは反対側に位置する形状保持部材とを有し、
    前記形状保持部材は、前記凹状部および前記凹状支持部材の少なくとも一部の幅方向の両端にまたがるように形成されて、前記圧着部の先端側にある前記トランジション部の前記凹状部の形状を保持する
    ことを特徴とする端子圧着装置。
  2. 前記形状保持部が、前記第1の端子圧着用歯型に対して別体に設けられ、前記第1の端子圧着用歯型に対して、前記トランジション部の前記凹状部に対応する位置に隣接して設けられていることを特徴とする請求項1に記載の端子圧着装置。
  3. 前記形状保持部が、前記端子圧着装置に対して一体的に設けられ、前記圧着端子の凹状部に対応した位置に前記凹状部の形状を保持可能に構成された形状保持領域をなすことを特徴とする請求項1に記載の端子圧着装置。
  4. 前記形状保持部が、前記凹状部の外形状に沿った面を有して構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の端子圧着装置。
  5. 前記形状保持部が、前記圧着端子の少なくとも圧着時に、前記凹状部が拡がる幅方向に沿った両端部に少なくとも接する壁面から構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の端子圧着装置。
  6. 前記形状保持部を構成する壁面における前記両端部が接する壁面間が、前記凹状部に向かってテーパ状に拡がっていることを特徴とする請求項5に記載の端子圧着装置。
  7. 圧着部の先端側に凹状部を有する圧着端子に電線を圧着させる端子圧着装置に着脱可能に構成されているとともに、前記圧着端子を圧着可能に構成された端子圧着用歯型において、
    前記圧着端子は、前記電線の導体部の端部が位置する前記圧着部、他の部材と接続するための接続部、および前記圧着部と前記接続部とを連結するトランジション部を有するとともに、前記凹状部が前記トランジション部に設けられ、
    前記圧着端子における前記凹状部に対応した位置に、前記凹状部の形状を保持可能に形成された形状保持領域が設けられ、
    前記形状保持領域は、前記凹状部を支持する凹状支持部材と、前記凹状部に対して前記凹状支持部材とは反対側に位置する形状保持部材とが設けられ、
    前記形状保持部材は、前記凹状部および前記凹状支持部材の少なくとも一部の幅方向の両端にまたがるように形成されて、前記圧着部の先端側にある前記トランジション部の前記凹状部の形状を保持する
    ことを特徴とする端子圧着用歯型。
  8. 前記形状保持領域が、前記凹状部の外形状に沿った面を有して構成されていることを特徴とする請求項7に記載の端子圧着用歯型。
  9. 前記形状保持領域が、前記圧着端子の少なくとも圧着時に、前記凹状部が拡がる幅方向に沿った両端部に少なくとも接する壁面から構成されていることを特徴とする請求項7に記載の端子圧着用歯型。
  10. 前記形状保持領域を構成する壁面における前記両端部が接する壁面間が、前記凹状部に向かってテーパ状に拡がっていることを特徴とする請求項9に記載の端子圧着用歯型。
  11. 第1の端子圧着用歯型と第2の端子圧着用歯型とを用いて、導体部および前記導体部を被覆する被覆部を有する被覆電線を、前記被覆電線の前記導体部の端部が位置する圧着部、他の部材と接続するための接続部、および前記圧着部と前記接続部とを連結するトランジション部を有するとともに、前記圧着部の先端側における前記トランジション部に前記圧着部の長手方向に垂直な断面形状が凹状の凹状部を有する圧着端子に圧着させる圧着接続構造体の製造方法において、
    前記圧着部の他方の端部から前記被覆電線を挿通し、前記凹状部を、前記凹状部を支持する凹状支持部材と、前記凹状部に対して前記凹状支持部材と反対側に位置して前記凹状部および前記凹状支持部材の少なくとも一部の幅方向の両端にまたがるように形成された形状保持部材とを有して前記凹状部の形状を保持する形状保持部に位置させて、前記形状保持部によって前記トランジション部の前記凹状部の形状を保持した状態で、前記第1の端子圧着用歯型上に載置された前記圧着端子に対して、前記第2の端子圧着用歯型を下降させて前記圧着部を加締める
    ことを特徴とする圧着接続構造体の製造方法。
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