JP6548660B2 - 真空切換装置、電極延長アセンブリ及びその関連する組立方法 - Google Patents

真空切換装置、電極延長アセンブリ及びその関連する組立方法 Download PDF

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Description

関連出願の相互参照
本出願は、2014年5月13日に出願された米国特許出願第14/275,992号に対する優先権を主張するものであり、その開示内容は、参照することにより、その全てが本書に含まれる。
開示された概念は、真空切換装置に関し、具体的には、例えば、真空遮断器等の真空切換装置に関する。また、開示された概念は、電極延長アセンブリ及び真空遮断器の組立方法に関する。
例えば、電力回路遮断器等のいくつかの回路遮断器は、切換装置として真空遮断器に用いられている。通常、真空遮断器は、絶縁性のハウジング内に対応する電極の端部に配置された分離可能な電気接点を含む。一般的に、接点の一つは、ハウジング及び外部の導電体の両方に対して固定され、真空遮断器に関連する電力回路と電気的に相互接続される。他の接点は、円形断面の電極ステムを含む可動接点アセンブリの一部であり、接点が電極ステムの一端に配置され、真空ハウジング内で囲まれている。駆動機構は、他端に配置され、真空チャンバの外部にある。一般的に、真空遮断器が製造されるとき、電極は、ろう付け又は他の方法で適切に接合される。
電極(すなわち、電極ステム)の外端は、顧客からの設計要件を満たすための機能、及び、様々な異なる真空遮断器の設計に使用するための機能で比較的に制限されている。更に、真空遮断器が組み立てられた後(すなわち、真空エンベロープが密閉された後)でないと、電極ステムの変化に関して多くの潜在的な問題がある。例えば、電極の酸化が生じる可能性があり、及び/又は、好ましくない低い導電性及び熱伝導性を有する接点又は密閉された真空エンベロープの損傷が生じることとなる。
従って、真空遮断器等の真空切換装置、電極延長アセンブリ及びそれらに関連する組立方法を改善するための余地がある。
これらの必要性及びその他は、開示された概念の実施形態によって達成され、開示された概念の実施形態は、電極延長アセンブリ及び真空遮断器等の真空切換装置のための関連した組立方法に向けられる。
開示された概念の一態様として、電極延長アセンブリは、真空切換装置を含む。この真空切換装置は、真空エンベロープと、分離可能な接点アセンブリと、を含む。真空エンベロープは、内部及び外部を有する。接点アセンブリのそれぞれは、内部に配置された接点と、接点から外部に外側に延びる電極ステムと、を含む。電極延長アセンブリは、真空エンベロープの外部で、接点アセンブリの対応する一つの電極ステムに接合されるように構成される複数の延長部材を備える。
延長部材のそれぞれは、溶接継ぎ手によって電極ステムに接合することができる。この溶接継ぎ手は、電子ビーム溶接又はプラズマ溶接によって形成することができる。分離可能な接点アセンブリは、固定接点アセンブリ及び可動接点アセンブリを備え、複数の延長部材は、第1延長部材及び第2延長部材とすることができ、第1延長部材は、真空エンベロープの外部で、固定接点アセンブリの電極ステムに溶接され、第2延長部材は、真空エンベロープの外部で、可動接点アセンブリの電極ステムに溶接される。
電極ステムのそれぞれは、第1材料から作ることができ、第1延長部材及び第2延長部材の少なくともの一つは、第2材料から作ることができ、第2材料は、第1材料と異なる。
開示された概念に従った他の態様として、真空切換装置は、内部及び外部を有する真空エンベロープと、内部に配置された接点及び接点から外部に外側へ延びる電極ステムを含む分離可能な接点アセンブリと、真空エンベロープの外部で、接点アセンブリの対応する一つの電極ステムに接合される複数の延長部材と、を備える。
開示された概念に従った更なる態様として、組立方法は、内部及び外部を有する真空エンベロープと、それぞれが内部に配置された接点及び接点から外部に外側へ延びる電極ステムを含む分離可能な接点アセンブリとを有する真空切換装置を設け、複数の延長部材を含む電極延長アセンブリを設け、真空エンベロープの外部で、延長部材の少なくとも一つを接点アセンブリの対応する一つの電極ステムに溶接することを含む。
更に、溶接するステップは、電子ビーム溶接又はプラズマ溶接を用いて、各延長部材と電極ステムとの間で溶接継ぎ手を形成することを含み、更に、取付具を用いて、真空チャンバ内で、電極ステムに対して延長部材を位置決めし、電極延長部を電極ステムに溶接し、真空チャンバから溶接アセンブリを取除くことを含むことができる。
添付した図面に関連して好ましい実施形態の以下の説明を読むことにより、開示された概念の十分な理解を得ることができる。
開示された概念の実施形態に従った、真空遮断器及び電極延長アセンブリの断面図である。 図1の真空遮断器及び電極延長アセンブリの正面図であり、開示された概念に従った組立方法を示す。 開示された概念の他の実施形態に従った、真空遮断器及び電極延長アセンブリの正面図である。
開示された概念は、真空遮断器に関して説明されるが、他の真空切換装置及び電気切換装置と共に用いるために、接点アセンブリの広い範囲に適用できる。
例えば、上、下、及び、その派生語の本明細書に使用される方向の表現は、図に示された要素の方向に関連し、本明細書に明確に記載されていない限り、特許請求の範囲を限定するものではない。
本明細書に用いられる二以上の部品が「接続される」又は「結合される」という文は、部品が直接的に接合されるか、一以上の中間部品を介して一体に接合されることを意味するものとする。更に、本明細書に用いられる二以上の部品が「取付けられる」又は「固定される」という文は、部品が直接的に一体に接合されることを意味するものとする。
本明細書に用いられる用語「真空エンベロープ」は、その内部を部分真空にするエンベロープを意味する。
本明細書に用いられる用語「数」は、1又は1より大きい整数(すなわち、複数)を意味するものとする。
図1を参照して、真空遮断器2等の真空切換装置が示されている。真空遮断器2は、真空エンベロープ4を含み、この真空エンベロープ4は、図1に断面図が示され、隠された構造が示されている。真空エンベロープ4は、内部及び外部8を有する。真空遮断器2は、分離接点アセンブリ10,12を用いる。具体的には、固定接点アセンブリ10は、真空エンベロープ4の内部6に配置された固定接点14と、この固定接点14から真空エンベロープ4の外部8に外側へ延びる電極ステム18と、を含む。また、可動接点アセンブリ12は、図に示されるように、真空エンベロープ4の内部6に配置された可動接点16と、この可動接点16から真空エンベロープ4の外部8に外側へ延びる電極ステム20と、を含む。この可動接点アセンブリ12は、固定接点アセンブリ10の固定接点14と電気な接続及び遮断を行う可動接点16の移動のために、例えば、限定しないが矢印方向150の上下に移動可能である。
更に、図1及び図2を参照して、本実施形態の概念に従って、各接点アセンブリ10,12は、電極延長アセンブリ100,100´(図3の電極延長アセンブリ200,200´も参照)を含む。
本開示の説明の容易さ及び簡潔さのために、電極延長アセンブリ100(電極延長アセンブリ100´も参照)のみが本明細書に詳細に記載され、更に、図を参照して(図3の真空装置2´も参照)、真空遮断器2に関してのみ本明細書に記載されていることが理解されるであろう。しかしながら、開示された概念から逸脱することなく、開示された概念に従った電極延長アセンブリ(例えば、限定されないが電極延長アセンブリ100,100´,200,200´)が公知の又は適切な組合せ、又は、公知又は適切な別の真空切換装置(図示せず)を伴う他の構造、及び/又は、これらのための分離可能な接点アセンブリ(例えば、限定しないが分離可能な接点アセンブリ10,12)に用いることができることが理解されるであろう。例えば、限定されないが、電極延長アセンブリ100,100´,200,200´は、固定接点アセンブリ10及び可動接点アセンブリ12の上述の配置ではなく、2つの可動接点アセンブリ(図示せず)を有する真空切換装置にも用いることができる。
電極延長アセンブリ100,100´のそれぞれは、それぞれ接点アセンブリ10,12の対応する一つの対応する電極ステム18,20に真空エンベロープ4の外部8で接合されるように構成される延長部材102,104を含む。開示された概念に従って、延長部材102,104は、真空エンベロープ4が真空密閉された後、対応する電極ステム18,20に有利に接合される。言い換えれば、図に示すように、延長部材102,104は、真空エンベロープ4の外部8又は外側で接合される。
他の有利な点では、電極延長アセンブリ100,100´(図3の電極延長アセンブリ200,200´も参照)は、新規又は既存の適用例において、顧客要求を満たすために、及び/又は、既存の真空切断機2を比較的容易に変更するために、接点アセンブリ10,12のカスタマイズを可能にする。例えば、限定されないが、比較的複雑な形状は、開示された電極延長アセンブリ100,100´の延長部材102,104を用いて対応することができる。次に、これは、他の標準的な真空遮断器2のために、多種多様の異なってカスタマイズされた電極構成を比較的容易に作ることができることによって、製造効率を上げることができる。また、多種多様の材料(例えば、限定されないがアルミニウム)を電極ステム18,20に取付けることを可能とし、少なくともこれらの電極ステムのいくつかは、従来の真空ろう付け又は他の真空遮断器の組立工程には適合しない。例えば、限定されないが、アルミニウム製の延長部材102,104の使用は、真空遮断器2の総重量を効果的に減らすことができる。更なる利点は、例えば、限定されないが、すでにシルバーメッキされた延長部材102,104が電極ステム18,20に接合される。これは、取外された、すなわち、分離した延長部材102,104に、例えば、これらが真空遮断器2に接合される前に、めっきすることを可能にすることにより、電極ステム18,20及び延長部材102,104のそれぞれが真空遮断器2に取付けられた後にめっきされる場合に、そのために必要とされるより複雑なシルバーメッキ処理を行うよりも、シルバーメッキ処理を著しく容易にする。
図1〜図3を参照して、開示された概念の電極延長アセンブリ100,100´,200,200´及びそれらがもたらす利点は、これから説明される後述の実施例を参照してさらに理解されるであろう。後述の実施例が単に例示の目的のために提供され、開示された概念の範囲を限定することを目的としていないことが理解されるであろう。
実施例1
延長部材102,104,202,204のそれぞれは、溶接機300(図2に簡略して示されている)を用いて電子ビーム又はプラズマ溶接によって、対応する電極ステム18,20に接合される。溶接継ぎ手106,106´(図1及び図2参照),206,206´(図3参照)は、溶接機300によって、真空エンベロープ4の外部8で形成することができる。
実施例2
延長部材102,104,202,204のそれぞれは、ステム直径22,24を有する。第1延長部材102(図1及び図2参照),202(図3参照)は、両端の第1及び第2端部108,110(図1及び図2参照),208,210(図3参照)を有し、第2延長部材104(図1及び図2参照),204(図3参照)は、両端の第1及び第2端部112,114(図1及び図2参照),212,214(図3参照)を有する。図1及び図3に示すように、第1端部108,112,208,212は、直径116,118,216,218を有し、各々、対応するステム直径22,24とほぼ同じである。
実施例3
あるいは、直径が、異なる(図示せず)、及び/又は、第1端部が公知又は適切な別の形状、並びに/若しくは、本明細書に示され、記載された非限定的な実施例に関して示されるそれ以外の大きさ(図示せず)を有するように設計されることが理解されるであろう。
実施例4
図3に簡略して示されているように、電極延長アセンブリ200,200´の延長部材202,204の第2端部210,214のそれぞれは、形状が延長部材202,204の第1端部208,212と異なる。
実施例5
電極ステム18,20のそれぞれは、第1材料から作られ、第1延長部材102及び第2延長部材104の少なくとも一つは、第2材料から作られ、第2材料は、第1材料と異なる。
実施例6
延長部材102,104の異なる第2材料は、アルミニウムである。
実施例7
代わりに、開示された概念の範囲から逸脱せずに、第2材料を公知又は適切な別の材料とすることができることが理解されるであろう。
実施例8
第1及び第2延長部材102,104の少なくとも一方は、シルバーメッキされてもよい。
実施例9
開示された概念に従った組立方法は、従来の真空遮断器を設け、複数の延長部材102,104を含む電極延長アセンブリ100を設け、真空切断機2の真空エンベロープ4の外部8で、延長部材102,104の少なくとも一つを対応する1つの接点アセンブリ10,12の電極ステム18,20のそれぞれに溶接するステップを含んでもよい。
実施例10
更に、この組立方法は、取付具400(図2に簡略して示されている)を用いて、電極延長部102,104を電極ステム18,20に対して適切に位置決めし、固定して、上述の溶接機300を用いて所望の溶接処理を行うステップを含む。
実施例11
取付具400と、エレクトロン又はプラズマ溶接とを用いるステップは、真空チャンバ500(図2に簡略して示されている)内で行うことができ、溶接アセンブリは、電極延長アセンブリ100,100´を適切に溶接した後、真空チャンバ500から取り出される。
実施例12
更に、この方法は、必要に応じて、電極ステム18,20の一方、他方又は両方に多数のヒートシンク部材600(例えば、限定されないが、ヒートシンク部材600の一つが図2のステム18上に描かれた仮想線で簡略して示されている)を加えるステップを含む。ヒートシンク部材600は、望ましくない過度な熱を適切に放散するための公知若しくは適切な機構又は構造(例えば、限定されないが、フィン、ヒートパイプ、強制空冷付属装置、水冷装置)を含むことができることが理解されるであろう。具体的には、電子ビーム溶接の熱効果は、他の溶接方法よりも実質的に小さいが、それにもかかわらず、ヒートシンク部材600は、必要に応じて、熱上昇を抑えて、溶接処理から生成される放熱を絶縁するために用いられる。ヒートシンク部材600は、公知又は適切な材料(例えば、限定されないが、銅、アルミニウム)で作られ、溶接作業が完了した後、取除かれる。
実施例13
同様に、温度管理部材700は、延長部材102,104の一方、他方又は両方に組込むことができる(例えば、限定されないが、温度管理部材700の一つは、図2の延長部材104上に描かれた仮想線で簡略して示されている)。温度管理部材700は、上述のヒートシンク部材600と同様に、望ましくない過度な熱を適切に放散するための公知若しくは適切な機構又は構造(例えば、限定されないが、フィン、ヒートパイプ、強制空冷付属装置、水冷装置)を含むことができることが理解されるであろう。具体的には、真空遮断器によって流れる連続的な電流は、遮断器を通過する電流によって生成される熱によって制限される。温度管理部材700の使用は、連続的な電流によって熱上昇を抑えるのに役立ち、真空遮断器を改善させる。温度管理部材700は、公知又は適切な材料(例えば、限定されないが、銅、アルミニウム)で作られる。
従って、開示された真空切換装置2は、特有の電極延長アセンブリ100,100´,200,200´を含み、複数の延長部材102,104,202,204は、予め組み立てられ、真空密封された真空切換装置2の対応する電極ステム18,20に溶接される。延長部材102,104,202,204は、真空エンベロープ4の外部8で電極ステム18,20に溶接される。従って、多種多様の比較的複雑な形状を電極ステム18,20に加えることができ、及び/又は、従来の真空切換装置2は、様々な顧客要求を満たすように改良又はカスタマイズすることができる。
更に、開示された概念に従った外部の電子ビーム溶接は、様々な異なる材料から作られた延長部材102,104,202,204を接合する能力を提供し、これらの材料は、ここで溶接される電極ステム18,20の材料と異なるものとすることができる。この利点は、不十分な導電性を有する接合又は結合を生じる従来の真空ろう付け又は他の真空遮断器の組立工程を用いては実現不可能である。また、開示された概念に従った電子ビーム溶接は、真空遮断器2の部品の損傷、及び/又は、それらの真空エンベロープ4の真空密封を危うくする電極ステム18,20の表面の酸化を防止し、溶接後の機械加工、化学的又は機械的な清掃等の要求を回避する。開示された電極延長アセンブリ100,100´,200,200´及びこれに関連する組立方法は、従来技術に関連する様々な問題に対処し、打開して、様々な異なる用途に真空切換装置2の実用性を著しく拡大させることが理解されるであろう。
開示された概念の具体的な実施形態を詳細に説明してきたが、これら詳細の様々な改良及び変更が本開示の全体の教示を考慮して開発できることを当業者によって理解されるであろう。従って、開示された特定の構造は、一例にすぎず、添付された特許請求の範囲の全容、及び、あらゆる及び全てのその均等物とが与えられる開示された概念の範囲を限定しないことが意図されている。

Claims (11)

  1. 真空切換装置(2,2´)用の電極延長アセンブリ(100,200)であって、
    前記真空切換装置(2,2´)は、真空エンベロープ(4)と、分離可能な接点アセンブリ(10,12)と、を含み、
    前記真空エンベロープ(4)は、内部(6)と、外部(8)と、を有し、
    前記接点アセンブリ(10,12)のそれぞれは、前記内部(6)に配置された接点(14,16)と、前記接点(14,16)から前記外部(8)に外側へ延びる電極ステム(18,20)と、を含み、
    前記真空エンベロープ(4)の前記外部(8)で、前記接点アセンブリ(10,12)の対応する一つの前記電極ステム(18,20)にそれぞれが接合されるように構成される複数の延長部材(102,104;202,204)を含み、
    前記分離可能な接点アセンブリは、固定接点アセンブリ(10)と、可動接点アセンブリ(12)と、を含み、
    前記複数の延長部材は、第1延長部材(102,202)と、第2延長部材(104,204)と、を含み、
    前記第1延長部材(102,202)は、前記真空エンベロープ(4)の外部(8)で、前記固定接点アセンブリ(10)の前記電極ステム(18)に溶接され、
    前記第2延長部材(104,204)は、前記真空エンベロープ(4)の外部(8)で、前記可動接点アセンブリ(12)の前記電極ステム(20)に溶接され、
    前記電極ステム(18,20)のそれぞれは、ステム直径(22,24)を有し、
    前記第1延長部材(102,202)及び前記第2延長部材(104,204)のそれぞれは、第1端部(108,112;208,212)と、前記第1端部(108,112;208,212)の反対側の末端に配置された第2端部(110,114;210,214)と、を有し
    少なくとも前記第1端部(108,112;208,212)は、前記ステム直径(22,24)と略同じ直径(116,118;216,218)を有し、
    前記第2端部(210,214)は、前記第1端部(208,212)に対して異なる形状であることを特徴とする電極延長アセンブリ。
  2. 前記第1及び第2延長部材(102,104;202,204)のそれぞれは、溶接継ぎ手(106,206)によって電極ステム(18,20)に接合されることを特徴とする請求項1に記載の電極延長アセンブリ。
  3. 前記溶接継ぎ手(106,206)は、電子ビーム溶接又はプラズマ溶接によって形成されていることを特徴とする請求項2に記載の電極延長アセンブリ。
  4. 前記電極ステム(18,20)のそれぞれは、第1材料から作られ、
    前記第1延長部材(102)及び前記第2延長部材(104)の少なくとも一方は、第2材料から作られ、
    前記第2材料は、前記第1材料と異なることを特徴とする請求項に記載の電極延長アセンブリ。
  5. 前記第1延長部材(102)及び前記第2延長部材(104)の少なくとも一方は、シルバーメッキが施されていることを特徴とす請求項に記載の電極延長アセンブリ。
  6. 前記延長部材(102,104)の少なくとも一つは、複数の温度管理部材(700)を含むことを特徴とする請求項1に記載の電極延長アセンブリ。
  7. 内部(6)と、外部(8)と、を有する真空エンベロープ(4)と、
    前記内部(6)に配置された接点(14,16)と、該接点(14,16)から前記外部(8)に外側へ延びる電極ステム(18,20)と、をそれぞれ含む接点アセンブリ(10,12)と、
    請求項1〜のいずれかに記載の電極延長アセンブリ(100)と、を含むことを特徴とする真空切換装置。
  8. 内部()及び外部(8)を有する真空エンベロープ(4)と、それぞれが前記内部(6)に配置された接点(14,16)及び該接点から前記外部(8)に外側へ延びる電極ステム(18,20)を含む分離可能な接点アセンブリ(10,12)と、を含む真空切換装置(2,2´)を設け、
    複数の延長部材(102,104;202,204)を備える電極延長アセンブリ(100,200)を設け、
    前記真空エンベロープ(4)の前記外部(8)で、前記延長部材(102,104;202,204)の少なくとも一つを前記接点アセンブリ(10,12)の対応する一つの前記電極ステム(18,20)に溶接し、
    前記溶接するステップは、更に、取付具(400)を用いて、真空チャンバ(500)内で、前記電極ステム(18,20)に対して前記延長部材(102,104;202,204)を位置決めし、
    前記延長部材(102,104)を前記電極ステム(18,20)に溶接し、
    溶接アセンブリを前記真空チャンバ(500)から取り出すことを特徴とする組立方法。
  9. 内部(6)及び外部(8)を有する真空エンベロープ(4)と、それぞれが前記内部(6)に配置された接点(14,16)及び該接点から前記外部(8)に外側へ延びる電極ステム(18,20)を含む分離可能な接点アセンブリ(10,12)と、を含む真空切換装置(2,2´)を設け、
    複数の延長部材(102,104;202,204)を備える電極延長アセンブリ(100,200)を設け、
    前記真空エンベロープ(4)の前記外部(8)で、前記延長部材(102,104;202,204)の少なくとも一つを前記接点アセンブリ(10,12)の対応する一つの前記電極ステム(18,20)に溶接し、
    前記溶接するステップは、更に、複数のヒートシンク部材(600)を前記電極ステム(18,20)の少なくとも一つに取付け、
    前記延長部材(102,104)を前記電極ステム(18,20)に溶接し、
    前記ヒートシンク部材(600)を取除くことを含むことを特徴とする組立方法。
  10. 前記溶接するステップは、更に、電子ビーム溶接又はプラズマ溶接を用いて、前記延長部材(102,104;202,204)のそれぞれと電極ステム(18,20)との間で溶接継ぎ手を形成することを含むことを特徴とする請求項8又は9の組立方法。
  11. 前記分離可能な接点アセンブリは、固定接点アセンブリ(10)と、可動接点アセンブリ(12)と、を備え、
    前記複数の延長部材は、第1延長部材(102,202)と、第2延長部材(104,204)と、を備え、
    前記第1延長部材(102,202)は、前記真空エンベロープ(4)の外部(8)で、前記固定接点アセンブリ(10)の前記電極ステム(18)に溶接され、
    前記第2延長部材(104,204)は、前記真空エンベロープ(4)の外部(8)で、前記可動接点アセンブリ(12)の前記電極ステム(20)に溶接されることを特徴とする請求項8又は9に記載の組立方法。
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