JP6548014B2 - 研削式竪型精穀機 - Google Patents

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    • B02B3/06Hulling; Husking; Decorticating; Polishing; Removing the awns; Degerming by means of screws or worms

Description

本発明は、立設した主軸に研削式精白ロールを軸装した研削式竪型精穀機に関する。
研削式竪型精穀機は、立設した除糠金網筒内の主軸に、砥石である研削式精白ロールを軸装し、除糠金網筒と研削式精白ロールとの間を精白室としてその一端を穀粒供給部に、他端を穀粒排出部に連絡した構造を基本とする。精白作用が強力なのと精白室が竪型であるために残留穀粒の処理が容易であるなどの特徴を有する。一方、精白室が竪型であるために、穀粒の自然落下の作用が強く、十分な研削作用を受けないまま排出されたり、精白作用に斑(むら)が生じたりする。これを解決するために種々の工夫がなされている。
特許文献1の精穀機では、精白室内での米粒の流動に抵抗を付与する抵抗体が設けられている。この抵抗体は、先端部が、研削式精白ロール体の外周面に近接し、研削式精白ロール体の回転に伴って移動する穀粒にその移動を阻止する抵抗を付与するものであり、先端部が研削式精白ロール体の外周面に対して研削式精白ロール体の半径方向で遠近に位置を調節可能とされるものである。
これにより、抵抗体によって穀粒が堰き止められる格好で精白室に抑留され、その間に研削式精白ロール体の研削作用を受け、所望の精白が行われる、といった作用・効果がある。
しかしながら、抵抗体の調節の仕方によっては、穀粒の受け止め作用が不安定となり、穀粒の背側の筋状の溝にある糠が、未だ十分な除去成果を得られるまでに工夫がなされていなかった。
国際公開第2012/157402号公報
本発明は上記問題点にかんがみ、穀粒の受け止め作用を安定させ、長粒種米の米粒の背側における筋状溝にある糠をほぼ完全に除去することのできる研削式竪型精穀機を提供することを提供することを技術的課題とする。
上記課題を解決するため本発明は、立設した除糠金網筒内に回転自在に設けた主軸に、研削式精白ロールを軸装し、前記除糠金網筒と前記研削式精白ロールとの間を主要部とする精白室の一端を穀粒供給部に、他端を穀粒排出部にそれぞれ連絡した研削式竪型精穀機において、前記除糠金網筒の周囲には、複数の支柱と、これら支柱のそれぞれに配置した精白室抵抗体とが設けられており、該精白室抵抗体は、前記研削式精白ロールの軸方向に延びた長尺板状であり、かつ、横断面が鉤状に折れ曲がるように形成されていて、横断面の基端部は前記支柱に回動可能に支持され、横断面の先端部は前記研削精白ロールの外周面に近接し、さらに、横断面の屈曲部は移動する穀粒にその移動を抑制して抵抗を付与するように作用させることを特徴とする研削式竪型精穀機とした。
また、請求項2記載の発明は、前記精白室抵抗体が長尺板状であり、かつ、横断面がほぼL字型に形成されていることを特徴とする。
さらに、請求項3記載の発明は、前記複数の支柱と前記複数の精白室抵抗体とによって前記精白室内を円周方向で複数に区分し、各々が独立した搗精作用が生じるように複数の搗精セクションを形成していることを特徴とする。
そして、請求項4記載の発明は、前記精白室他端の穀粒排出部に、除糠金網筒の一部を開口した排出口と、該排出口に接続した排出樋と、前記排出口を塞ぐ蓋体とを設け、該蓋体には、該蓋体への付勢力を付与する抵抗装置を設けることなく、穀粒の流出圧のみで前記排出口が開口されるように形成したことを特徴とする。
本発明によれば、除糠金網筒の周囲に、複数の支柱と、これら支柱のそれぞれに配置した精白室抵抗体とを設け、該精白室抵抗体が、研削式精白ロールの軸方向に延びた長尺板状であり、かつ、横断面が鉤状に折れ曲がるように形成されていて、横断面の基端部が前記支柱に回動可能に支持され、横断面の先端部が研削精白ロールの外周面に近接し、さらに、横断面の屈曲部は移動する穀粒にその移動を抑制して抵抗を付与するように作用させるので、屈曲部では極めて容易に穀粒が捕捉されるようになるから、穀粒の受け止め作用が安定することとなり、穀粒の背側の筋状の溝にある糠が、十分に除去されるようになる。
請求項2記載の発明によれば、前記精白室抵抗体が長尺板状であり、かつ、横断面がほぼL字型の長尺板状に形成されているから、従来の横断面が直線状の精白室抵抗板と比較すれば、砕粒の発生割合を約2%程度低く抑えながら、白度を上昇させることができ、さらには、低白度であっても穀粒の背側の筋状の溝にある糠を除去させることができる。
さらに、請求項3記載の発明によれば、前記複数の支柱と前記複数の精白室抵抗体とによって前記精白室内を円周方向で複数に区分して複数の搗精セクションに形成されているから、各々の搗精セクションがそれぞれ独立した搗精作用を生じるよう搗精を行うことができる。
そして、請求項4記載の発明によれば、精白室他端の穀粒排出部に、除糠金網筒の一部を開口した排出口と、該排出口に接続した排出樋と、前記排出口を塞ぐ蓋体とを設け、該蓋体には、該蓋体への付勢力を付与する抵抗装置を設けることなく、穀粒の流出圧のみで前記排出口が開口されるように形成してあるから、従来、排出口付近に設けていた抵抗装置を不要として、製造コストを削減するとともに、無負荷で蓋体から米粒を流出させた場合でも、穀粒の背側の筋状の溝にある糠をほぼ完全に除去することができる。
研削式竪型精穀機の全体構成を示す概略断面図である。 一部を分解して示す研削式竪型精穀機の斜視図である。 主として精白ロール部分を示す斜視図である。 研削精穀部の横断面図である。 付勢装置の内部構造を示す図4のA−A断面図である。 従来機と改良機とで、白度と砕粒の変化を比較したグラフである。 同上の白度と背筋有りの割合を比較したグラフである。 同上の積算電流と白度の変化を比較したグラフである。
以下、本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、研削式竪型精穀機1の全体構成の概略図であり、図2は一部を分解して示す研削式竪型精穀機1の斜視図であり、図3は主として精白ロール部分を示す斜視図であり、図4は研削精穀部の横断面図であり、図5は付勢装置の内部構造を示す図4のA−A線に沿った断面図である。
本実施形態の研削式竪型精穀機1部は、本体ベース2のほぼ中央に主軸3を上部軸受部4及び下部軸受部5によって立設し、上部軸受部4の直上に研削式精白ロール6(以下、精白ロール6)を複数載置固定して主要な精穀部が形成される。主軸3は、本体ベース2に付設したモータベース7に固設したモータ8により、モータプーリ9、主軸プーリ10、Vベルト11を介して駆動されることになる。
精白ロール6は、主軸3に取り付けられた複数の砥石盤12と、この砥石盤12相互の間に介挿したスペーサ13を積層したものである。砥石盤12は、周面に研削用切刃(研削砥石の砥粒)を全周に焼結などの手段により固定したものである。スペーサ13には、積層された複数の砥石盤12間から切削用切刃に向けて噴風する噴風口13a(図4参照)を設けることもでき、この噴風口13aを形成することにより、機外から取り込んだ空気を除糠用噴風に利用して、搗精時の除糠を促進することが可能となる。
前記精白ロール6の上端部には、原料の送り込みロール14が主軸3に軸着されている。送り込みロール14の外周面には、スクリュー羽根15が設けられ、該スクリュー羽根15の回転により原料を送り込むことができる。
精白ロール6の周囲には、所定の間隔を介して除糠金網筒16(図1)が立設される。そして、該除糠金網筒16と前記精白ロール6との間に精白室17が形成される。除糠金網筒16は、この実施形態においては、縦割状に四分割され、精白ロール6の周囲に立設した四本の支柱18により各両側縁を固定される。さらに、各支柱18間に弧状の除糠室カバー19を取り付けて除糠室20を形成する。図1において、符号21は支柱カバーである。
原料を案内するための供給筒22は、支柱18に載置して取り付けられる。この供給筒22は、送り込みロール14を取り囲むものであり、供給筒22の上方にはホッパ筒23を設け、ホッパ筒23の上面壁に投入口24を開口する。ホッパ筒23内には、中空円すい状の案内体25と、その上部に調節レバー26によって回動される2枚の孔開き回動板からなる供給量調節装置27を設けてある。
精白室17の下端には、除糠金網筒16の一部を開口して排出口28を形成し、排出口28に接続して排出樋29が設ける。排出樋29には、分銅レバー 30によって操作される蓋体31が設けられる。この実施形態では分銅レバー30によって蓋体31を付勢する構成としたが、これに限定されることはない。例えば、分銅レバー30の代替品としてエアシリンダーにより蓋体31を付勢することが考えられる。また、分銅レバー30やエアシリンダーなどを設けることなく、無負荷で蓋体31から米を流出される構成も考えられる。
精白室17には、複数の支柱18のそれぞれに配置した精白室抵抗体32が突出して設けられている。そして、この精白室抵抗体32は、研削式精白ロール6の軸方向に延びた長尺板状であり、かつ、横断面が鉤状に折れ曲がるように形成されている。図3、図4及び図5に見られる精白室抵抗体32は、横断面がほぼL字型に形成されている。しかし、この精白室抵抗板32は、L字型形状に限定されることはなく、鉤(かぎ)状になっていればよく、例えば、横断面で見て「く」字型や、「J」字型や、「U」字型の形状を種々採用することができる。
本実施形態の横断面がほぼL字型に形成された精白室抵抗体32は、その先端部33が研削精白ロール体6の外周面に近接する。このときの先端部33は砥石盤12の中心方向(主軸3方向)に向いている(図4及び図5)。また、L字の屈曲部34は精白ロール6の回転により移動する穀粒を抑制するような抵抗を付与する役目をする。そして、先端部32の他方側の基端部35は、支柱18に内装した縦軸36対して回動可能に支持されている。
すなわち、精白室抵抗板32には、付勢装置37が備えられている。付勢装置37は、エアアクチュエーターであって、図4,図5に示すように、エアシリンダー38、可動ロッド39及び調圧装置40とで構成されている。エアシリンダー38は一端の取り付け部41を調圧装置40側の結合ブロック42に軸43で回動可能に取付け、他端を精白室抵抗板32にフリージョイント構造44で回動可能に連結している。精白室抵抗板32は一端を支柱18に内装した縦軸36で回動可能に支持されており、可動ロッド39の進退で縦軸36を中心に回動して、研削精白ロール体6の外周面への先端部33の近接距離を調節することができる。
エアシリンダー38には、コンプレッサー45からレギュレーター46を介して枝管No1が接続されており、エアシリンダー38内部にエア圧が供給されている。このエア圧は、レギュレーター46によって調整することができる。レギュレーター46には枝管No1〜No4が接続されており、この実施形態において、四個の付勢装置37におけるエアシリンダー38のそれぞれに配管されている。したがって、各精白室抵抗板32は、エア圧を受けて前記縦軸36を中心に回動し、穀粒の移動を抑制することができる。
また、前記研削式竪型精穀機1の除糠室20の下方には、環状の集糠室47を形成し(図1参照)、精白ロール6と一体に回転される掻き出し羽根48を設ける。集糠室47の底面には糠排出口(図示せず)を設け、糠を排出する。また、主軸3の下部には集糠用ファン49が取り付けられており、除糠室20を通じて機体上部の供給口などから空気を吸引して糠とともに機外に排出する。
以下、本実施形態における具体的作動につき説明する。図外のシュートから投入口24(図1参照)に供給される原料米粒(玄米)は、調節レバー26によって適度な供給流量に調節され、かつ、案内体25によって円周方向に均等に分散されながら精白室17上部に供給される。
精白室17内において、精白ロール6の回転により(図3に示す矢印R方向)、米粒は比較的低圧力の下で活発に流動(公転・自転)しながら、精白ロール6の周面に接触することにより表面層を削られる。
このとき、精白室17に供給される原料米粒は、精白室17内に配設した複数個の精白室抵抗体32が、エアシリンダー38の可動ロッド39の伸長により精白ロール6側にせり出し、精白室抵抗体32の先端部33が精白ロール6の外周面に近接し、これにより、精白ロール6に伴って移動する穀粒が捕捉されて、精白室抵抗体32の屈曲部34側に移動して穀粒の動きを抑制する。すなわち、穀粒には精白室17内の円周方向において移動を抑制する抵抗が付与されるようになる(図5参照)。
本実施形態では、精白室抵抗体32の先端部33が精白ロール6の外周面に近接し、屈曲部34で穀粒が捕捉されるようになるから、穀粒の受け止め作用が安定し、穀粒の背側の筋状の溝にある糠が、十分に除去されるようになる。
本実施形態では(図4参照)、精白室17内に円周方向で四個の精白室抵抗体32が配設されているから、それぞれの精白室抵抗体32ごとに精白室17(搗精セクション)が複数形成されているのと同じ作用が生じる(すなわち、一台の精穀機内に四つの精白室(複数の精白室抵抗体32,32間で仕切られた搗精セクション)があるということ)。つまり、精白室抵抗体32により、米粒が受け止められた状態で、精白ロール6が回転方向Rへ回転して米粒の表面層が削られていくので、搗精セクションごとに独立した搗精作用が生じる。このように、搗精セクションごとに独立した搗精作用であるから、米粒の排出口28付近の分銅レバー30を不要として、製造コストを削減することができる。また、分銅レバー30による負荷の無い、ほぼ無負荷の状態で蓋体31から米粒を流出させた場合でも、穀粒の背側の筋状の溝にある糠が、十分に除去されるようになる。
なお、図4の実施形態では、精白室17内に円周方向で四個の精白室抵抗体32が配設したが、これに限定されることはなく、円周方向に六乃至十個の精白室抵抗体32を設けてもよい。これに合わせて、除糠金網筒16も四分割に限らず、六乃至十分割等、適当な数を設定することができる。
また、何らかの理由により、精白室17内で砕粒が発生するような高い圧力状態のときは、穀粒の圧迫力により精白室抵抗体32を介して可動ロッド39がエア圧に抗して押し込まれる。すると、エアシリンダー45の内部の圧力が高くなるが、この圧力変化はレギュレーター46が調整し、穀粒の移動が過剰に抑制されるのが防止される。
搗精作用の間、集糠用ファン49により、ホッパ筒23から吸入される外気が、精白ロール6内を通って除糠室21を通過し、下方へ抜かれるので、除糠作用を高めるとともに米粒の撹拌を促し、また、米温の過度の上昇を抑制する。
[実施例1]
特許文献1に記載された従来の精穀機(以下、「従来機」という。)と、本発明の実施形態に記載された改良した精穀機(以下、「改良機」という。)との間で、白度と砕粒の変化を比較した。白度はケット社製の白度計 型式C−600で測定した。試験条件を表1に示し、結果を図6に示す。
Figure 0006548014
図6に示す結果から、改良機は、従来機に比べて砕粒の発生割合を約2%程度低く抑えながら、白度を上昇させることができることが分かった。
[実施例2]
従来機と改良機との間で、白度と背筋有りの割合を比較した。条件は表1と同様であり、結果を図7に示す。
図7に示す結果から、改良機は、従来機に比べて低白度で穀粒の背側の筋状の溝にある糠が除去されることが分かった。
[実施例3]
従来機と改良機との間で、積算電流と白度の変化を比較した。条件は表1と同様であり、結果を図8に示す。
図8に示す結果から、改良機は、従来機に比べて約26%程度少ない電流で目標白度に到達することが分かった。
以上のように本実施例によれば、先端部が精白ロール外周面に近接するとともに、横断面が鉤状に屈曲し、さらに、精白ロールの軸方向に長く伸びた精白室抵抗板32を、精白室17内に複数配設してあるので、精白室抵抗板32の屈曲部により穀粒が捕捉されるようになり、穀粒の受け止め作用が安定し、穀粒の背側の筋状の溝にある糠が、十分に除去されるようになる。
また、横断面が屈曲していない従来の直線状の精白室抵抗板と比較すれば、砕粒の発生割合を約2%程度低く抑えながら、白度を上昇させることができる。さらには、低白度であっても穀粒の背側の筋状の溝にある糠を除去させ、かつ、約26%程度少ない電流で目標白度に到達させることができるようになった。
本発明は竪型又は横型の精穀機に適用することができる。
1 研削式竪型精穀機
2 本体ベース
3 主軸
4 上部軸受部
5 下部軸受部
6 研削式精白ロール
7 モータベース
8 モータ
9 主軸プーリ
11 Vベルト
12 砥石盤
13 スペーサ
14 送り込みロール
15 スクリュー羽根
16 除糠金網筒
17 精白室
18 支柱
19 除糠室カバー
20 除糠室
21 支柱カバー
22 供給筒
23 ホッパ筒
24 投入口
25 案内体
26 調節レバー
27 供給量調節装置
28 排出口
29 排出樋
30 分銅レバー
31 蓋体
32 精白室抵抗板
33 先端部
34 屈曲部
35 基端部
36 縦軸
37 付勢装置
38 エアシリンダー
39 可動ロッド
40 調圧装置
41 取り付け部
42 結合ブロック
43 軸
44 フリージョイント構造
45 エアシリンダー
46 レギュレーター
47 集糠室
48 掻き出し羽根
49 集糠用ファン

Claims (4)

  1. 立設した除糠金網筒内に回転自在に設けた主軸に、研削式精白ロールを軸装し、前記除糠金網筒と前記研削式精白ロールとの間を主要部とする精白室の一端を穀粒供給部に、他端を穀粒排出部にそれぞれ連絡した研削式竪型精穀機において、
    前記除糠金網筒の周囲には、複数の支柱と、これら支柱のそれぞれに配置した精白室抵抗体とが設けられており、該精白室抵抗体は、前記研削式精白ロールの軸方向に延びた長尺板状であり、かつ、横断面が鉤状に折れ曲がるように形成されていて、横断面の基端部は前記支柱に回動可能に支持され、横断面の先端部は前記研削精白ロールの外周面に近接し、さらに、横断面の屈曲部は移動する穀粒にその移動を抑制して抵抗を付与するように作用させることを特徴とする研削式竪型精穀機。
  2. 前記精白室抵抗体は、長尺板状であり、かつ、横断面がほぼL字型に形成されてなる請求項1記載の研削式竪型精穀機。
  3. 前記複数の支柱と前記複数の精白室抵抗体とによって前記精白室内を円周方向で複数に区分し、各々が独立した搗精作用が生じるように複数の搗精セクションを形成してなる請求項1又は2記載の研削式竪型精穀機。
  4. 前記精白室他端の穀粒排出部には、除糠金網筒の一部を開口した排出口と、該排出口に接続した排出樋と、前記排出口を塞ぐ蓋体とが設けられ、該蓋体には、該蓋体への付勢力を付与する抵抗装置を設けることなく、穀粒の流出圧のみで前記排出口が開口されるように形成されている請求項3記載の研削式竪型精穀機。
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