JP6547246B2 - 断熱容器、断熱バッグおよびその使用方法 - Google Patents

断熱容器、断熱バッグおよびその使用方法 Download PDF

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本発明は、断熱容器、断熱バッグおよびその使用方法に関する。
断熱容器は、例えば物流分野において、内部温度を管理するために使用されている。一般に、断熱容器は、そのパネルが断熱性部材を有することによって、熱の容器内外の移動を抑制している。
このような断熱容器は、断熱性を有する断熱容器本体と、断熱容器本体内に設けられた保冷剤とを有している。この場合、保冷剤は、保冷剤収納部内に収納されて、断熱容器本体内に取付けられている。
特許文献1には、コンテナの側面パネルのうち、互いに高さ方向に異なる位置に、保冷剤を保持する保冷剤保持容器を取付けた輸送用低温コンテナが記載されている。
特許文献2には、コンテナ内の上面に保冷剤を収納した保冷剤収納部を設けた保冷コンテナが記載されている。
特開2013−249125号公報 特許平9−272588号公報
ところで特許文献1および特許文献2に記載のものは、いずれも保冷剤を収納する保冷剤収納部が、コンテナ内に設けられている。
ところで、保冷剤収納部をコンテナから取外して、小分けした荷物を搬送することができれば、荷物を輸送する上で都合が良い。
しかしながら、特許文献1および特許文献2のいずれにも、コンテナ内に設けられた保冷剤収納部をコンテナから取外して、小分けした荷物を搬送する旨の記載はない。
本発明は、以上のような点を考慮してなされたものであって、保冷保温剤が収納された断熱バッグを断熱容器本体から取外して小分けした荷物を断熱バッグにより搬送することができる断熱容器、断熱バッグおよびその使用方法を提供することを目的とする。
本発明は、断熱性を有する断熱容器本体と、前記断熱容器本体内に配置され、断熱性を有するとともに保冷保温剤が収納された断熱バッグとを備え、前記断熱バッグは前記断熱容器本体内から着脱自在となっており、かつ、荷物を収納する第1収納部と、第1収納部内に配置され保冷保温剤を収納する第2収納部とを有しており、前記第2収納部は、前記断熱バッグが前記断熱容器本体から取外され前記第1収納部が広げられたときの、前記第1収納部の内方にある第1位置と、前記断熱バッグが前記断熱容器の内方に収納され前記第1収納部が折り畳まれたときの、前記第2収納部が前記断熱容器本体の内方であって、かつ、前記第1収納部を乗り越えて前記第1収納部の外方へ突出する第2位置とを取ることを特徴とする断熱容器である。
本発明は、前記断熱バッグは、荷物を収納する第1収納部と、第1収納部内に配置され保冷保温剤を収納する第2収納部とを有することを特徴とする断熱容器である。
本発明は、前記第1収納部に第1収納部を持ち運ぶための把持体が取付けられていることを特徴とする断熱容器である。
本発明は、前記断熱バッグの前記第2収納部は、前記第1収納部の内方にある第1位置と、前記第1収納部の外方へ突出する第2位置とを取ることを特徴とする断熱容器である。
本発明は、断熱容器本体内に組込まれる断熱バッグにおいて、断熱性を有するとともに保冷保温剤が収納され、把持部が取付けられており、前記断熱バッグは前記断熱容器本体内から着脱自在となっており、かつ、荷物を収納する第1収納部と、第1収納部内に配置され保冷保温剤を収納する第2収納部とを有しており、前記第2収納部は、前記断熱バッグが前記断熱容器本体から取外され前記第1収納部が広げられたときの、前記第1収納部の内方にある第1位置と、前記断熱バッグが前記断熱容器の内方に収納され前記第1収納部が折り畳まれたときの、前記第2収納部が前記断熱容器本体の内方であって、かつ、前記第1収納部を乗り越えて前記第1収納部の外方へ突出する第2位置とを取ることを特徴とする断熱バッグである。
本発明は、断熱性を有する断熱容器本体と、前記断熱容器本体内に配置され、断熱性を有するとともに保冷保温剤が収納された断熱バッグとを備え、前記断熱バッグは前記断熱容器本体内から着脱自在となっており、かつ、荷物を収納する第1収納部と、第1収納部内に配置され保冷保温剤を収納する第2収納部とを有しており、前記第2収納部は、前記断熱バッグが前記断熱容器本体から取外され前記第1収納部が広げられたときの、前記第1収納部の内方にある第1位置と、前記断熱バッグが前記断熱容器の内方に収納され前記第1収納部が折り畳まれたときの、前記第2収納部が前記断熱容器本体の内方であって、かつ、前記第1収納部を乗り越えて前記第1収納部の外方へ突出する第2位置とを取ることができる断熱容器の使用方法において、前記断熱容器本体内に荷物を収納する工程と、前記断熱容器を搬送する工程と備えたことを特徴とする断熱容器の使用方法である。
本発明は、断熱性を有する断熱容器本体と、前記断熱容器本体内に配置され、断熱性を有するとともに保冷保温剤が収納された断熱バッグとを備え、前記断熱バッグは前記断熱容器本体内から着脱自在となっており、かつ、荷物を収納する第1収納部と、第1収納部内に配置され保冷保温剤を収納する第2収納部とを有しており、前記第2収納部は、前記断熱バッグが前記断熱容器本体から取外され前記第1収納部が広げられたときの、前記第1収納部の内方にある第1位置と、前記断熱バッグが前記断熱容器の内方に収納され前記第1収納部が折り畳まれたときの、前記第2収納部が前記断熱容器本体の内方であって、かつ、前記第1収納部を乗り越えて前記第1収納部の外方へ突出する第2位置とを取ることができる断熱容器の使用方法において、前記断熱容器本体から前記断熱バッグを取出す工程と、前記断熱バッグ内に荷物を収納する工程と、前記断熱バッグを運ぶ工程とを備えたことを特徴とする断熱容器の使用方法である。

本発明によれば、保冷保温剤が収納された断熱バッグを断熱容器本体から取外して、小分けした荷物を断熱バッグにより搬送することができる。
図1は、本発明の一実施の形態による断熱容器本体を有する断熱容器を示す斜視図であって、開閉可能な正面パネルが開放された状態を示す斜視図である。 図2は、断熱容器本体の奥面パネルに取付けられた断熱バッグを示す図である。 図3は、断熱容器本体から取外された断熱バッグを示す図である。 図4は、断熱容器本体から取外された断熱バッグを運ぶ状態を示す図である。 図5は、図1の断熱容器において、天面パネルの一方の部分パネルが開放された状態を示す斜視図である。 図6は、天面パネルの図示が省略された図1の断熱容器の内部平面図である。 図7は、図6の断熱容器において符号Aが付された一点鎖線で囲まれた部分を拡大して示す断面図である。 図8は、図6の断熱容器において符号Bが付された一点鎖線で囲まれた部分を拡大して示す断面図である。 図9は、図1の断熱容器の天面パネルの一端部の断面図である。 図10は、図1の断熱容器の底面パネルの一端部の断面図である。 図11(a)及び図11(b)は、真空断熱材を示す断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
まず、図1乃至図4により本発明の一実施の形態による断熱容器10の概略を示す。図1は、本実施の形態による断熱容器10を示す斜視図であって、開閉可能な正面パネル12が開放された状態を示す斜視図である。図2は、断熱容器本体10Aの奥面パネル14に取付けられた断熱バッグ45を示す図である。図3は断熱容器本体10Aから取外された断熱バッグ45を示す図である。図4は断熱容器本体10Aから取外された断熱バッグ45を運ぶ状態を示す図である。
図1乃至図4に示すように、断熱容器10は断熱性を有する断熱容器本体10Aと、断熱容器本体10A内に配置され、断熱性を有するとともに保冷保温剤45aが収納された
断熱バッグ45と、断熱容器本体10A内に配置され保冷保温剤45aが収納されたポケット状の収納部41とを備えている。
このうち、断熱バッグ45は、断熱性を有するとともに小分けされた荷物を収納するバッグ本体(第1収納部)45Aと、バッグ本体45A内に設けられ、保冷保温剤45aを収納するとともにメッシュ状材料からなる収納ポケット46とを有している。
またポケット状の収納部41には、上述のように、保冷保温剤45aが収納され、このポケット状の収納部41は、後述のように側面パネルのうち左面パネル13、奥面パネル14、右面パネル15および天面パネル12内面に設けられている。
また保冷保温剤45aを収納する断熱バッグ45は、断熱容器本体10Aの奥面パネル13に、ポケット状の収納部41と並んで設けられている。
次に断熱容器10の断熱容器本体10Aについて、図1、図5乃至図11により更に説明する。
図1、図5乃至図11に示すように、断熱容器10の断熱容器本体10Aは天面パネル11と、4つの側面パネル12、13、14、15と、底面パネル16とを備え、内部に保冷あるいは保温すべき荷物を収納するようになっている。このような構成からなる断熱容器10内に荷物が収納された後、断熱容器10は荷物とともに例えば不図示のカゴ車(ロールボックスパレットともいう)に積み重ねて載せられ、当該カゴ車により輸送される。
このうち、少なくとも各側面パネル12、13、14、15は、後述のように真空断熱材21を含む断熱性部材20を有している。また側面パネルは、正面パネル12、左面パネル13、奥面パネル14および右面パネル15とを含む。
また、隣接する側面パネル12、13、14、15間、例えば正面パネル12、右面パネル15間には、この正面パネル12、右面パネル15の全高方向に延びる補強体31が設けられている。補強体31は、剛性材料からなり、各側面パネル12、13、14、15より高い耐荷重性(圧縮強度)を有するものである。隣接する側面パネル12、13、14、15は、補強体31を介して互いに連結されている。
また、各側面パネル12、13、14、15および補強体31は、その端面が底面パネル16の上面に当接されて支持されている。
一方、天面パネル11は、その底面の周縁部が各側面パネル12、13、14、15および補強体31の端面に当接されて支持されている。
このように、天面パネル11と底面パネル16との間に掛け渡されるように4本の補強体31が立設されていることで、天面パネル11と底面パネル16との間に作用する圧縮荷重は補強体31により支えられ、当該補強体31が変形しない限り各側面パネル12、13、14、15に大きな負荷はかからないようになっている。
図1に示すように、断熱容器10の断熱容器本体10Aのうち、正面パネル12は、開閉可能となっている。本実施の形態では、開閉可能な正面パネル12は、一対の部分パネル12a、12bを有している。一対の部分パネル12a、12bは、それぞれ隣接する左面パネル13、右面パネル15に補強体31を介して連結されており、補強体31の外側を全高方向に延びる折曲線を介して、折曲可能となっている。これにより、一対の部分パネル12a、12bは、保冷保温容器10の両開き扉を構成するようになっている。これにより、正面パネル12を開放する際に必要とされる前後方向(奥行方向)のスペースを縮小することができる。
また、一方の部分パネル12aの側縁部の外面には、不図示の雌型面ファスナが設けられており、他方の部分パネル12bの側縁部の外面には、雌型面ファスナに当接可能な雄型面ファスナ付フラップ51が設けられている。なお、本明細書において「内面」とは、断熱容器本体10Aの内側を向く面を意味し、「外面」とは、断熱容器本体10Aの外側を向く面を意味する。一対の部分パネル12a、12bが閉とされる時、雄型面ファスナ付フラップ51が雌型面ファスナに当接されることで、一対の部分パネル12a、12bは閉のままロックされるようになっている。なお、面ファスナに代えて、留め具や、両開き扉用のロックやストッパーなどを用いることもできる。
本実施の形態では、天面パネル11は、折畳線33を介して折畳可能となる一対の部分パネル11a、11bを有している。図5に示すように、折畳線33は、開放可能な正面パネル12と平行な全幅方向に延びている。一方の部分パネル11bが各側面パネル13、14、15の端面に当接されて支持されたまま、他方の部分パネル11aが折畳線33を介して折り曲げられることで、当該他方の部分パネル11aが開とされるようになっている。これによって、側面だけでなく天面からも開閉することができ、物品の出し入れが一層容易である。
図1および図5に示すように、本実施の形態では、天面パネル11および各側面パネル13、14、15の内面に、それぞれ、上述のように保冷保温剤45aを収納するポケット状の収納部41が設けられている。このようなポケット状の収納部41は、必ずしも天面パネル11および各側面パネル13、14、15の内面に設ける必要は無く、底面パネル16の内面にポケット状の収納部41が設けられていてもよい。また収納部41内に収納された保冷保温剤45aは、保冷剤又は保温剤のいずれか一方からなる。
次に、4つの側面パネル12、13、14、15の構造について詳しく説明する。
図7は、図6の断熱容器本体10Aにおいて符号Aが付された一点鎖線で囲まれた部分を拡大して示す断面図である。図8は、図6の断熱容器本体10Aにおいて符号Bが付された一点鎖線で囲まれた部分を拡大して示す断面図である。
図7および図8に示すように、4つの側面パネル12、13、14、15は、いずれも、真空断熱材21を含む断熱性部材20からなっている。
より詳しくは、図7および図8に示すように、断熱性部材20は、少なくとも真空断熱材21と、真空断熱材21の内面に積層された追加断熱材22と、真空断熱材21の外面に積層された保護材23と、を有している。また、追加断熱材22と保護材23との間には、真空断熱材21の周縁部を囲むように周縁部発泡断熱材221が充填されている。
図11(a)および図11(b)は、真空断熱材21を示す断面図である。
図11(a)および図11(b)に示すように、真空断熱材21は、繊維材、樹脂発泡材または粒状体の素材のうちいずれか1つの素材からなる芯材21aと、この芯材21aを覆うとともにガスバリア性を有する外被材21bと、を有し、外被材21b内を減圧して真空状態とすることにより得られる断熱材である。この場合、図11(a)に示すように、外被材21b内のうち芯材21aの両端に空間が形成されるが、図11(b)に示すように、外被材21bのうち芯材21aの両端に空間を形成することなく、外被材21bを密着させてもよい。
図7および図8に戻って、追加断熱材22および周縁部発泡断熱材221としては、一般的な発泡材料を用いることができる。具体的には、押し出し発泡ポリスチレン、ビーズ法ポリスチレン、ウレタンフォーム、高発泡ポリエチレン、フェノールフォーム等の発泡プラスチック系断熱材等を挙げることができる。
また、保護材23は、以下のようなものである。すなわち、真空断熱材21は外傷等で亀裂やしわ、貫通が生じやすく、単独で用いると特に物流過程で損傷しやすく、いったん外装が破壊されると真空度が低下して十分な断熱性を維持できないおそれがある。そこで、本実施の形態では、追加断熱材22および周縁部発泡断熱材221により真空断熱材21の内面および周縁部を被覆するとともに、保護材23により真空断熱材21の外面を被覆することで真空断熱材21を保護し、真空断熱材21の繰り返しの使用ができるようになっている。
保護材23としては、保護機能のある剛性を備えていれば特に限定されず、例えば合板、鋼板、発泡材、剛性樹脂板、エンボス樹脂シート、板紙等を用いても良いが、物流上、重量や体積が低減されることで輸送コストを軽減できることから、特に、いわゆる養生材やプラダン(プラスチックダンボール)、あるいはその複合材を用いることが、特にコスト、重量的に好ましい。
断熱性部材20を形成する材料の熱伝導率としては、所望の断熱性を示すことができれば特に限定されないが、例えば、100mW・m−1・K−1以下、なかでも50mW・m−1・K−1以下、特に35mW・m−1・K−1以下であることが好ましい。断熱性部材20の熱伝導率が大きいと、十分な断熱機能を発揮することが困難となるからである。
また、断熱性部材20を構成する材料の比熱としては、所望の断熱性を示すことができれば特に限定されないが、例えば、0.5kJ・g−1・K−1〜2.0kJ・g−1・K−1程度であり、なかでも0.8kJ・g−1・K−1〜1.5kJ・g−1・K−1の範囲内、特に1.0kJ・g−1・K−1〜1.4kJ・g−1・K−1の範囲内であることが好ましい。
断熱性部材20の厚さとしては、所望の断熱性を有することができれば特に限定されず、様々の用途に応じて適宜選択することができるが、物流に関しては体積を低減することが物流コスト上、好ましく、例えば、0.1mm〜100mmの範囲内、なかでも1mm〜80mmの範囲内、特に3mm〜50mmの範囲内であることが好ましい。
断熱性部材20の厚さが厚すぎる場合は、断熱性部材20が重くなり、断熱容器本体10A全体が重くなって、断熱容器本体10Aの取り扱いが困難となる可能性がある。一方、断熱性部材20の厚さが薄すぎると十分な断熱性を発揮することが困難となる場合や、断熱性部材20の真空断熱材21が破損等し易くなる可能性がある。また、本実施の形態においては、上述した数値範囲内において、断熱性部材20の厚さは薄いことがより好ましい。
本実施の形態による断熱容器10においては、保護材23の厚みを薄くすれば、計量化できるだけでなく、真空断熱材21の断熱機能をより発揮することができ、断熱容器本体10Aの重量や寸法を抑制できる。また、断熱性部材20全体としての厚さを薄くして、軽量化やコンパクト化を示すことができる。この場合、本実施の形態による断熱容器本体10Aを軽量なものとすることができることで、分解作業および組み立て作業における作業者の負担を低減することができる。
本実施の形態では、図7および図8に示すように、保護材23は、各辺が追加断熱材22の各辺よりも大きく形成されており、保護材23の両側縁部および上端部は、それぞれ追加断熱材22の両側縁部および上端部より外側に突き出るように延ばされている。一方、保護材23の下端部は、追加断熱材22の下端部と同じ高さに揃えられている。
そして、保護材23の突き出るように延ばされた両側縁部に、保護材23の全高方向に延びる補強体31が設けられている。このようにすることで、真空断熱材21に負荷をかけずに、断熱性部材20を補強体31に固定することができる。すなわち、断熱性部材20の真空断熱材21が存在しない部分に補強体31を設けることによって、断熱性部材20が動いたときに、補強体31の先端が真空断熱材21に強い圧力をかけて真空断熱材21を破損させることが防げる。また、後述のように、断熱性部材20の側縁部を補強体31の一対の脚部間に挿し込んで固定する場合に、補強部材31の一対の脚部による圧力が、断熱性部材20の真空断熱材21にかからないようにすることができる。
本実施の形態では、図7および図8に示すように、補強体31は、左面パネル13の側縁に設けられた雄型補強体31aと、隣接する正面パネル12、奥面パネル14の対応する側縁に設けられた雄型補強体31aに係合する雌型補強体31bとを有している。
より詳しくは、図7および図8に示すように、雄型補強体31aは、断面略四角形状の凸条部と、凸条部とは逆向きに延伸する一対の脚部と、を有している。一方、雌型補強体31bは、雄型補強体31aの凸条部が係合可能な断面略四角形状の凹溝部と、凹溝部に対して90°をなす向きに延伸する一対の脚部と、を有している。
そして、左面パネル13の側縁部は、雄型補強体31aの一対の脚部間に挿し込まれた状態で、当該一対の脚部に圧着されて固定されている。図示されていないが、同様に、右面パネル15の側縁部も、雄型補強体31aの一対の脚部間に挿し込まれた状態で、当該一対の脚部に圧着されて固定されている。
一方、正面パネル12の側縁部は、雌型補強体31bの一対の脚部間に挿し込まれた状態で、当該一対の脚部に圧着されて固定されている。同様に、奥面パネル14の側縁部は、雌型補強体31bの一対の脚部間に挿し込まれた状態で、当該一対の脚部に圧着されて固定されている。
そして、図7に示すように、左面パネル13の側縁部に固定された雄型補強体31aの凸条部が、正面パネル12の側縁部に固定された雌型補強体31bの凹溝部に係合されることで、左面パネル13は正面パネル12に連結される。この時、雄型補強体31aと雌型補強体31bとが治具として機能することで、左面パネル13は正面パネル12に対して90°をなす向きに正確かつ容易に連結され得る。
また、図8に示すように、左面パネル13の側縁部に固定された雄型補強体31aの凸条部が、奥面パネル14の側縁部に固定された雌型補強体31bの凹溝部に係合されることで、左面パネル13は奥面パネル14に連結される。この時、雄型補強体31aと雌型補強体31bとが治具として機能することで、左面パネル13は奥面パネル14に対して90°をなす向きに正確かつ容易に連結され得る。
図示されていないが、同様に、右面パネル15の側縁部に固定された雄型補強体31aの凸条部が、正面パネル12の側縁部に固定された雌型補強体31bの凹溝部に係合されることで、右面パネル15は正面パネル12に連結される。この時、雄型補強体31aと雌型補強体31bとが治具として機能することで、右面パネル15は正面パネル12に対して90°をなす向きに正確かつ容易に連結され得る。
また、右面パネル15の側縁部に固定された雄型補強体31aの凸条部が、奥面パネル14の側縁部に固定された雌型補強体31bの凹溝部に係合されることで、右面パネル15は奥面パネル14に連結される。この時、雄型補強体31aと雌型補強体31bとが治具として機能することで、右面パネル15は奥面パネル14に対して90°をなす向きに正確かつ容易に連結され得る。
補強体31の材料は、高い耐荷重を有する剛性材料であれば特に限定されないが、軽量であることが好ましく、例えばポリプロピレン等の有機材料が好適に用いられる。
補強体31のサイズは、所望の耐荷重を有することができれば特に限定されず、様々の用途に応じて適宜選択することができるが、具体的には、例えば、雄型補強体31aの一対の脚部の間隔は7mmであり、各脚部の長さh33mm、その厚みは3mmである。また、雌型補強体31bの一対の脚部の間隔は7mmであり、各脚部の長さは33mm、その厚みは3mmである。補強体31の耐荷重は、例えば3tである。
図7および図8に示すように、補強体31は、全体として略L字形状の断面を有することが好ましい。この場合、鉛直方向の圧縮強度のみならず、水平方向の外力に対する強度も向上され得る。
本実施の形態では、図7および図8に示すように、各補強体31の内面に隅部発泡断熱材222が積層されており、4つの側面パネル12、13、14、15が互いに連結される際に、隅部発泡断熱材222が断熱容器本体10Aの4隅の内面を覆うようになっている。これにより、断熱容器本体10Aの4隅の断熱性がさらに向上される。
隅部発泡断熱材222としては、追加断熱材22および周縁部発泡断熱材221と同様、一般的な発泡材料を用いることができる。具体的には、押し出し発泡ポリスチレン、ビーズ法ポリスチレン、ウレタンフォーム、高発泡ポリエチレン、フェノールフォーム等の発泡プラスチック系断熱材等を挙げることができる。
また、図7に示すように、正面パネル12の保護材23の内面のうち、追加断熱材22の側縁部に対応する部分には、断面V字形状の溝が全高方向に延びるように形成されている。これにより、一対の部分パネル12a、12bは、隣接する左面パネル13、右面パネル15に剛性の補強体31を介して連結されていながら、当該溝の稜線を介して折曲可能となっている。
次に、天面パネル11の構造について詳しく説明する。
図9は、天面パネル11の一端部の断面図である。図9に示すように、天面パネル11は、真空断熱材21を含む天面パネル本体111と、天面パネル本体111の周縁に設けられた断熱性突部112と、を有している。しかしながら天面パネル11の構造はこのようなものに限ることなはなく、天面パネル11を天面パネル本体111のみから構成してもよい。
天面パネル本体111は、少なくとも真空断熱材21と、真空断熱材21を両面から挟持する一対の追加断熱材22と、一方の追加断熱材22の外面上に積層された保護材23と、を有している。また、一対の追加断熱材22の間には、真空断熱材21の周縁部を囲むように周縁部発泡断熱材221が充填されている。
保護材23は、各辺の長さが追加断熱材22の各辺よりも大きく形成されており、保護材23の外縁部は、追加断熱材22の外縁部より外側に突き出るように延ばされている。
そして、図9に示すように、保護材23の突き出るように延ばされた外縁部の底面が、各側面パネル12、13、14、15および補強体31の端面に当接されて支持されるようになっている。
断熱性突部112としては、保護材23と同様、保護機能のある剛性を備えていれば特に限定されず、例えば合板、鋼板、発泡材、剛性樹脂板、エンボス樹脂シート、板紙等を用いても良いが、物流上、重量や体積が低減されることで輸送コストを軽減できることから、特に、いわゆる養生材やプラダン(プラスチックダンボール)、あるいはその複合材を用いることが、特にコスト、重量的に好ましい。
図9に示すように、天面パネル本体111の外縁部の底面が各側面パネル12、13、14、15および補強体31の端面に当接されて支持される時、断熱性突部112は、側面パネル13、14、15の上端部の外面を覆うようになっている。これにより、側面パネル13、14、15の上端部の断熱性が一層向上され得る。
また、図1に示すように、天面パネル本体111の保護材23の内面のうち、一対の部分パネル11a、11bの境目に対応する部分には、断面V字形状の溝が全幅方向(正面パネル12と平行な方向)に沿って形成されており、一対の部分パネル11a、11bは、当該溝の稜線を介して折曲可能となっている。すなわち、当該溝の稜線が折畳線33を構成しており、一対の部分パネル11a、11bは、折畳線33を介して折畳可能となっている。一対の部分パネル11a、11bは、真空断熱材21を含んでいるため軽量であり、折り畳み作業が容易である。
次に、底面パネル16の構造について詳しく説明する。
図10は、底面パネル16の一端部の断面図である。図10に示すように、底面パネル16は、少なくとも真空断熱材21と、真空断熱材21を両面から挟持する一対の追加断熱材22と、を有している。また、一対の追加断熱材22の間には、真空断熱材21の周縁部を囲むように周縁部発泡断熱材221が充填されている。
図10に示すように、各側面パネル12、13、14、15は、その端面が底面パネル16の外縁部の上面に当接されて支持されるようになっている。ここで、底面パネル16の真空断熱材21に側面パネル12、13、14、15の荷重が直接かからないように、底面パネル16の真空断熱材21は、側面パネル12、13、14、15の内面よりさらに内側に配置されている。
本実施の形態では、図10に示すように、底面パネル16の底面に、持手部29が取り付けられている。持手部29は、たとえば紐状部材からなり、底面パネル16の底面から左面パネル13、右面パネル15の外面に沿って上向きに延ばされている(図1参照)。持手部29を掴んで持ち上げることで、側面パネル12、13、14、15に負荷をかけることなく、断熱容器10全体を持ち上げることができるようになっている。
次に断熱容器10の奥面パネル14に設けられた断熱バッグ45について、以下詳述する。断熱バッグ45は、上述のように断熱性を有するバッグ本体45Aと、バッグ本体45A内に設けられ、保冷保温剤45aを収納するとともにメッシュ状材料からなる収納ポケット46とを有している(図1乃至図4参照)。
このうち収納ポケット46内に収納された保冷保温剤45aは、保冷剤または保温剤のうち一方からなる。また断熱バッグ45の断熱バッグ本体45Aは奥面パネル14側の面ファスナ(図示せず)と、断熱バッグ本体45A側の面ファスナ48とを介して奥面パネル14に着脱自在に固着され、このため断熱バッグ45を奥面パネル14から容易に取外すことができる。
断熱バッグ45の断熱バッグ本体45Aは断熱性の材料からなり、収納ポケット46は断熱バッグ本体45Aの開口50周縁に連結部47を介して連結されている。
また断熱バッグ本体45Aには、容易に持ち運びすることができるよう、把持体として機能するひも49が取付けられている。
このような構成からなる断熱バッグ45において、断熱バッグ本体45A内に設けられた収納ポケット46は、断熱バッグ本体45A内の第1位置と、断熱バッグ本体45A外方へ突出する第2位置をとることができる。
すなわち、保冷保温剤45aを収納した収納ポケット46が断熱バッグ本体45A内の第1位置をとる場合、保冷保温剤45aにより断熱バッグ本体45A内を保冷し、あるいは保温することができる(図3参照)。また収納ポケット46が断熱バッグ本体45Aから外方へ突出する第2位置をとる場合、保冷保温剤45aにより断熱容器本体10A内を保冷し、あるいは保温することができる(図1および図2参照)。
ところで、収納ポケット46が第2位置をとる場合、収納ポケット46は断熱バッグ本体45Aのうち収納ポケット46aが連結部47を介して連結された連結面45bと対向する面45cを乗り越えて断熱バッグ本体45Aの外方へ突出する(図3参照)。
この場合、収納ポケット46は、断熱バッグ本体45Aの連結面45bを乗り越えて断熱バッグ本体45Aの外方へ突出する第2位置をとってもよい。この際、断熱バッグ本体45Aは、図3の状態と逆方向を向いて奥面パネル14に固着される。
なお、断熱バック45は、上記のように断熱容器10の奥面パネル14に設けられているが、この断熱バック45を断熱容器10の左面パネル13又は右面パネル14のいずれかに設けても良い。このように断熱バック45を断熱容器10の左面パネル13又は右面パネル14のいずれかに設けた場合、正面パネル12側を介して、容易かつ簡単に断熱バック45を取り出すことができる。
次に、以上のような構成からなる本実施の形態の作用について、説明する。
まず断熱容器10のうち、正面パネル12の一対の部分パネル12a、12bが開とされ、この部分パネル12a、12bから断熱容器10の内部に荷物が収納される。この時、天面パネル11の一方の部分パネル11aが、折畳線33を介して折り畳まれて開とされてもよい。この場合、断熱容器10に対する荷物の出し入れが一層容易となる。
断熱容器10に荷物が収納された後、正面パネル12の一対の部分パネル12a、12bが閉とされる。この時、一方の部分パネル12aの側縁部に設けられた雌型面ファスナに、他方の部分パネル12bの側縁部に設けられた雄型面ファスナ付フラップ51が当接されることで、一対の部分パネル12a、12bが閉のままロックされる。また、天面パネル11の一方の部分パネル11aが、折畳線33を介して戻されて閉とされる。
次に、荷物が収納された断熱容器10は、持手部29を掴まれて持ち上げられ、例えば不図示のカゴ車に2つ以上積み重ねて載せられる。この時、上段の断熱容器10の荷重は、下段の断熱容器10の四隅の補強体31によって支えられ、下段の断熱容器10の各側面パネル12、13、14、15に大きな負荷がかかることが防止される。これにより、各側面パネル12、13、14、15の真空断熱材21が損傷することが防止される。
また、断熱容器10が底面パネル16に固定された持手部29を掴んで持ち上げられることで、各側面パネル12、13、14、15にかかる負荷は一層低減される。
その後、2つ以上積み重ねられた断熱容器10は、収納された荷物とともにカゴ車により次工程に輸送される。
そして、次工程では、カゴ車に2つ以上積み重ねて載せられた断熱容器10は、積み重ねられた状態のまま、正面パネル12が開とされ、当該正面パネル12から荷物が出し入れされる。このように正面パネル12が開とされることで、2つ以上積み重ねられた状態のまま、下段の断熱容器10に対しても荷物を出し入れすることが可能である。
この間、奥面パネル14に取付けられた断熱バッグ45の収納ポケット46は、断熱バッグ本体45Aの外方へ突出する第2位置をとり、収納ポケット46内に収納された保冷保温剤45aにより、断熱容器10の断熱容器本体10A内を保冷し、または保温することができる(図1および図2参照)。
次に断熱容器10の断熱容器本体10Aから外方へ取出した荷物を小分けにして断熱バッグ45により運ぶ作用について説明する。
まず断熱容器本体10A内から荷物を外方へ取出した後、断熱容器本体10Aの奥面14から断熱バッグ45を取外す。この場合、断熱バッグ45の断熱バッグ本体45Aを奥面14に対して引張ることにより、断熱バッグ本体45を外方へ取出すことができる(図3参照)。次に収納ポケット46を断熱バッグ本体45A内に戻し、このことにより収納ポケット46は断熱バッグ本体45A内に位置する第1位置をとって、収納ポケット46内の保冷保温剤45aによって断熱バッグ本体45A内を保冷し、または保温する。次に断熱バッグ本体45Aの開口50を開き、小分けした荷物を開口50から断熱バッグ45内に収納する。
次に図4に示すように、断熱バッグ45をひも49を介して持ち上げる。このことにより小分けした荷物を断熱バッグ45により容易かつ簡単に持ち運ぶことができる。
以上のように本実施の形態によれば、保冷保温剤45aが収納された断熱バッグ45を断熱容器本体10Aから容易に取外し、小分けした荷物をこの断熱バッグ45により搬送することができる。
10 断熱容器
10A 断熱容器本体
11 天面パネル
12 正面パネル(側面パネル)
13 左面パネル(側面パネル)
14 奥面パネル(側面パネル)
15 右面パネル(側面パネル)
16 底面パネル
20 断熱性部材
21 真空断熱材
21a 芯材
21b 外被材
22 追加断熱材
23 保護材
29 持手部
31 補強体
41 収納部
45 断熱バッグ
45A 断熱バッグ本体
45a 保冷保温剤
46 収納ポケット
47 連結部
48 面ファスナ
49 ひも
50 開口
51 雄型面ファスナ付フラップ

Claims (5)

  1. 断熱性を有する断熱容器本体と、
    前記断熱容器本体内に配置され、断熱性を有するとともに保冷保温剤が収納された断熱バッグとを備え、
    前記断熱バッグは前記断熱容器本体内から着脱自在となっており、かつ、荷物を収納する第1収納部と、第1収納部内に配置され保冷保温剤を収納する第2収納部とを有しており、
    前記第2収納部は、前記断熱バッグが前記断熱容器本体から取外され前記第1収納部が広げられたときの、前記第1収納部の内方にある第1位置と、前記断熱バッグが前記断熱容器の内方に収納され前記第1収納部が折り畳まれたときの、前記第2収納部が前記断熱容器本体の内方であって、かつ、前記第1収納部を乗り越えて前記第1収納部の外方へ突出する第2位置とを取ることを特徴とする断熱容器。
  2. 前記第1収納部に第1収納部を持ち運ぶための把持体が取付けられていることを特徴とする請求項1記載の断熱容器。
  3. 断熱容器本体内に組込まれる断熱バッグにおいて、
    断熱性を有するとともに保冷保温剤が収納され、
    把持部が取付けられており、
    前記断熱バッグは前記断熱容器本体内から着脱自在となっており、かつ、荷物を収納する第1収納部と、第1収納部内に配置され保冷保温剤を収納する第2収納部とを有しており、
    前記第2収納部は、前記断熱バッグが前記断熱容器本体から取外され前記第1収納部が広げられたときの、前記第1収納部の内方にある第1位置と、前記断熱バッグが前記断熱容器の内方に収納され前記第1収納部が折り畳まれたときの、前記第2収納部が前記断熱容器本体の内方であって、かつ、前記第1収納部を乗り越えて前記第1収納部の外方へ突出する第2位置とを取ることを特徴とする断熱バッグ。
  4. 断熱性を有する断熱容器本体と、
    前記断熱容器本体内に配置され、断熱性を有するとともに保冷保温剤が収納された断熱バッグとを備え、
    前記断熱バッグは前記断熱容器本体内から着脱自在となっており、かつ、荷物を収納する第1収納部と、第1収納部内に配置され保冷保温剤を収納する第2収納部とを有しており、
    前記第2収納部は、前記断熱バッグが前記断熱容器本体から取外され前記第1収納部が広げられたときの、前記第1収納部の内方にある第1位置と、前記断熱バッグが前記断熱容器の内方に収納され前記第1収納部が折り畳まれたときの、前記第2収納部が前記断熱容器本体の内方であって、かつ、前記第1収納部を乗り越えて前記第1収納部の外方へ突出する第2位置とを取ることができる断熱容器の使用方法において、
    前記断熱容器本体内に荷物を収納する工程と、
    前記断熱容器を搬送する工程と備えたことを特徴とする断熱容器の使用方法。
  5. 断熱性を有する断熱容器本体と、
    前記断熱容器本体内に配置され、断熱性を有するとともに保冷保温剤が収納された断熱バッグとを備え、
    前記断熱バッグは前記断熱容器本体内から着脱自在となっており、かつ、荷物を収納する第1収納部と、第1収納部内に配置され保冷保温剤を収納する第2収納部とを有しており、
    前記第2収納部は、前記断熱バッグが前記断熱容器本体から取外され前記第1収納部が広げられたときの、前記第1収納部の内方にある第1位置と、前記断熱バッグが前記断熱容器の内方に収納され前記第1収納部が折り畳まれたときの、前記第2収納部が前記断熱容器本体の内方であって、かつ、前記第1収納部を乗り越えて前記第1収納部の外方へ突出する第2位置とを取ることができる断熱容器の使用方法において、
    前記断熱容器本体から前記断熱バッグを取出す工程と、
    前記断熱バッグ内に荷物を収納する工程と、
    前記断熱バッグを運ぶ工程とを備えたことを特徴とする断熱容器の使用方法。
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