JP6540979B2 - 駆動装置、画像形成装置 - Google Patents
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Description
このような事情から、本発明では、前述の対策とは異なり、かつ簡易な方法で行える騒音対策手段を提供する。
なお、各プロセスユニット31は、カラー画像の色分解成分であるイエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの異なる色に対応した4つのプロセスユニット31(31Y,31C,31M,31Bk)からなっており、これらは異なる色のトナーを収容している以外は同様の構成となっているため、符号は省略している。
図2(a)に示すように、駆動手段(第一振動部材)としてのモータ100が、第一保持部材としての板材101aに保持されている。モータ100は、モータギア102、ギア103、および第二振動部材としての駆動軸104を介して、駆動対象物105に連結されている。モータ100が保持されている側とは反対側の、駆動対象物105が配置される側には、別板材107aと別ブラケット107bが設けられており、ブラケット101bと別ブラケット107bはスタッド106によって連結されている。
この様な構成により、板材101aはモータ100から、ブラケット101bは駆動軸104から、それぞれ振動を直接伝達されることになり、それぞれ異なる部材から振動を伝達される。振動を伝達された板材101aとブラケット101bは、部分的に結合されているのみであるため、一体となって同期的に振動せず、両部材の振動の位相にずれが生じる。このため、板材101aとブラケット101bの振動はお互いに干渉し、両部材の振動は低減され、同時に、両部材から周辺の部材へ伝播する振動も小さくなる。
以上より、重ね合わせされ、部分的に結合された板材101aとブラケット101bによって、モータ100および駆動軸104から受ける振動を小さくすることができる。このため、保持部とその周辺機構、および駆動装置全体で制振効果および騒音低減効果を得ることができる。
また別のケースとして、別板材107a(第一保持部材)と別ブラケット107b(第二保持部材)のケースのように、複数の振動部材(スタッド106と駆動軸104)が、特定の保持部材(別ブラケット107b)によってのみ保持され、特定の保持部材にのみ振動を伝え、振動部材から直接振動を伝達されない保持部材(別板材107a)が存在する場合も考えられる。
これに対して後者のケースでは、振動部材から特定の保持部材に振動が伝達され、振動が伝達された保持部材が、別の保持部材に振動を伝達し、二次的に別の保持部材が振動することによって、これらの保持部材間で位相の違う振動が相互に干渉して振動が低減し、制振効果を得ている。
よって、第一実施形態で示した場合以外にも、第一保持部材と第二保持部材が、それぞれ異なる駆動手段から直接振動を伝達される場合や、異なる駆動手段から、直接または間接的に振動を伝達された振動部材から、振動を伝達される場合なども考えられる。
第二実施形態の駆動装置では、モータ100と板材101aおよびブラケット101bがネジ110によって締結されており、モータ100は板材101aとブラケット101bの両方によって保持されている。第1実施形態と同様、モータ100は、モータギア102、ギア103、および駆動軸104を介して、駆動対象物105に連結されており、駆動軸104はブラケット101bによって保持されている。駆動対象物105は図示を省略している。
この時、第一実施形態と同様に、板材101aとブラケット101bが重ね合わせされ、部分的に結合しているのみであるため、両部材の振動の位相のずれが生じ、両部材の間で振動の干渉により振動が低減され、制振効果を得ることができる。
ただし、第二実施形態の駆動装置では、第一実施形態と比べて、モータ100から板材101aとブラケット101bの両方に振動が伝達されて伝達先が多くなるため、装置全体の振動の大きさが第一実施形態に比べて大きくなる可能性がある。
第二実施形態で、第二振動部材(駆動軸104)を第一保持部材と第二保持部材(板材101aとブラケット101b)の両方によって保持される構成にすることも可能である。
板材101aの材料を、ブラケット101bの材料に比べて振動の伝達しやすい、または伝達しにくい材料を採用し、最適な制振効果および振動低減効果を得られるように調整することができる。
仮に、穴形状130が存在しなければ、モータ100は第二板金120bの上に配置されることになり、第二板金120bの厚み分だけ駆動装置の幅が大きくなる。
穴形状130を設ける等して、第二板金120bをモータ100および第一板金120aに接する部材に接触させないことで、駆動装置の幅を変化させないようにすることができる。このため、前述のように第二板金120bの厚みを調節して、最適な第二板金120bの厚みが厚くなった場合にも、駆動装置全体の幅は変化しない(ただし、第三実施形態でいうと、第二板金120bがモータ100よりも厚くなる場合は除く)。
第四実施形態のブラケット101bおよび別ブラケット107bは、両端部に補強部としてのフランジ140、フランジ150をそれぞれ有する。各ブラケットにフランジ部を設ける事で強度を高め、その部分の振動を抑えることができる。
100 モータ(第一振動部材または駆動手段)
101a 板材(第一保持部材)
101b ブラケット(第二保持部材)
104 駆動軸(第二振動部材)
107a 別板材
107b 別ブラケット
120a 第一板金(第一保持部材)
120b 第二板金(第二保持部材)
140、150 フランジ(補強部)
Claims (12)
- 駆動源と、
前記駆動源を取り付けるための取付部材と、
前記取付部材を介して前記駆動源を保持する保持部材と、
前記保持部材と前記取付部材との間に配される中間部材と、
前記取付部材を前記保持部材に締結する固定部材とを備えた駆動装置であって、
前記取付部材、前記中間部材、および、前記保持部材は、重なり合って設けられ、
前記取付部材は、前記中間部材に前記の重なり合う方向に当接し、前記固定部材によって締結される締結部を備え、
前記中間部材は、前記固定部材が貫通し、かつ、当該固定部材の貫通部分との間に間隙を形成する第1孔部を有すると共に、前記固定部材による前記締結により、前記締結部と前記保持部材との間に挟まれて固定され、
前記取付部材と前記保持部材は当接しないことを特徴とする駆動装置。 - 前記中間部材、および、前記保持部材は板状部材である請求項1記載の駆動装置。
- 前記保持部材と前記中間部材とが同じ材質で形成される請求項1又は2記載の駆動装置。
- 前記取付部材は、前記中間部材との間に、前記の重なり合う方向に間隙を形成する離間部を備えた請求項1から3いずれか1項に記載の駆動装置。
- 前記取付部材は、板状部材を厚み方向に曲げた立体形状をなし、前記締結部および前記離間部は、当該曲げ部分を挟んでそれぞれ反対側に設けられる請求項4記載の駆動装置。
- 前記中間部材は、前記駆動源が貫通する第2孔部を備えており、当該第2孔部を形成する壁面と前記駆動源とが非接触に設けられる請求項1から5いずれか1項に記載の駆動装置。
- 前記駆動源からの駆動力を被駆動体に伝達するための駆動伝達部材をさらに有する請求項1から6いずれか1項に記載の駆動装置。
- 前記駆動伝達部材を複数有し、
前記複数の駆動伝達部材は、少なくとも、前記駆動源に連結された出力ギアと、前記出力ギアと噛み合うギア部材と、前記ギア部材を支持し、前記被駆動体に駆動的に連結される駆動軸とによって構成される請求項7記載の駆動装置。 - 前記駆動軸は、前記被駆動体と一体的に回転する請求項8記載の駆動装置。
- 前記駆動軸は、前記保持部材に保持される請求項8または9記載の駆動装置。
- 前記中間部材は、前記駆動軸との接触を避けるための第3孔部を有する請求項10記載の駆動装置。
- 請求項1から11いずれか1項に記載の駆動装置を備えた画像形成装置。
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