JP6540358B2 - 放熱構造、筐体および携帯端末 - Google Patents

放熱構造、筐体および携帯端末 Download PDF

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Description

本発明は、放熱構造、筐体および携帯端末に関するものである。
昨今、発熱した物体を冷却する技術として様々な技術が開示されている。例えば、熱伝導性のある板状のハニカムコアを表皮材で挟み込み、一方の表皮の熱を他方の表皮材へ熱伝導させる技術が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。また、筐体の外面にハニカム形状の放熱材を設けることにより、筐体の内部の冷却機能を向上させる技術が開示されている(例えば、特許文献2参照。)。
また、接触部材とハニカム構造体との間に柔軟性を有するシートを設ける技術が開示されている(例えば、特許文献3参照。)。
特開2004−10836号公報 特開2008−201047号公報 特開2003−270180号公報
しかし、発熱部品をより効率的に放熱させることが可能な技術が求められている。さらに、発熱部品を収納する筐体の強度をより高めることが可能な技術が求められている。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、発熱部品をより効率的に放熱させることが可能であり、かつ、発熱部品を収納する筐体の強度をより高めることが可能な技術を提供することにある。
上記問題を解決するために、本発明のある観点によれば、発熱部品に接触する放熱材と、フレームの面上に多角形格子状に形成された突出部と、を備え、前記突出部は、前記放熱材と接触している、放熱構造が提供される。
前記フレームおよび前記突出部は、開口空間を形成していてもよい。
前記多角形は、少なくとも六角形、四角形および三角形のいずれか一つを含んでもよい。
前記突出部は、前記フレームと同一部材または別部材により一体的に形成されていてもよい。
前記放熱材は、柔軟性を有する所定の放熱材を含んでもよい。
前記放熱材は、絶縁性を有する所定の放熱材を含んでもよい。
前記放熱材は、衝撃の低減を有する所定の放熱材を含んでもよい。
前記放熱材は、前記開口空間に充填されていてもよい。
前記突出部の少なくとも一部は、所定方向に直線的に伸びる直線形状部であり、前記直線形状部は、前記突出部を構成する1つの多角形枠の2つの頂点を通過して当該1つの多角形枠を2つの多角形枠に分断することを連続的に行ってもよい。
また、本発明の他の観点によれば、発熱部品に接触する放熱材と、フレームの面上に多角形格子状に形成された突出部と、を備え、前記突出部は、前記放熱材と接触している、筐体も提供される。
以上説明したように本発明によれば、発熱部品をより効率的に放熱させることが可能であり、かつ、発熱部品を収納する筐体の強度をより高めることが可能となる。
一般的なカバー付き端末装置の外観斜視図である。 一般的なカバー付き端末装置の上面図および側面図である。 図2に示した一般的なカバー付き端末装置のA−A線における断面図である。 一般的な端末装置のうち発熱部品が設けられた部品搭載装置の斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係るカバー付き端末装置の上面図および側面図である。 図5に示したB−B線における断面図である。 本発明の第2の実施形態に係るカバー付き端末装置の上面図である。 図7に示したC−C線における断面図である。 第1の変形例に係る端末装置の平面図である。 第2の変形例に係る端末装置の平面図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素を、同一の符号の後に異なる数字を付して区別する場合もある。また、異なる実施形態の類似する構成要素については、同一の符号の後に異なるアルファベットを付して区別する。ただし、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素等の各々を特に区別する必要がない場合、同一符号のみを付する。
(一般的な端末装置)
本発明の実施形態に係る端末装置を説明する前に、一般的な端末装置について説明する。図1は、一般的なカバー付き端末装置の外観斜視図である。図1に示すように、一般的なカバー付き端末装置90は、第1のカバー21と第2のカバー22とを有しており、第1のカバー21と第2のカバー22との内部には、端末装置80(図4参照)が収納されている。端末装置80については、後に説明する。
図2は、一般的なカバー付き端末装置90の上面図および側面図である。図2に示すように、一般的なカバー付き端末装置90は、4つの固定具10、4つの固定具11、放熱材15、発熱部品16、6つの固定具17、基板18、フレーム19、第1のカバー21および第2のカバー22を備える。放熱材15とフレーム19とは、一般的なカバー付き端末装置90の筐体を構成している。図3は、図2に示した一般的なカバー付き端末装置90のA−A線における断面図である。
図2および図3に示すように、発熱部品16は、基板18の裏面d(フレーム19に対向する面)に形成されている。基板18は、フレーム19によって支持され、6つの固定具17によってフレーム19に固定されている。また、図2に示すように、第1のカバー21は、4つの固定具10によってフレーム19に固定され、第2のカバー22は、4つの固定具11によって第1のカバー21に固定されている。図4は、一般的な端末装置80の斜視図である。
ここで、一般的なカバー付き端末装置90においては、図3に示すように、フレーム19と発熱部品16とに接触するように放熱材15が充填されている。このような位置に放熱材15が充填されていることによって、放熱材15は、発熱部品16によって発せられた熱をフレーム19に向けて拡散させることが可能である。しかし、フレーム19と放熱材15との接触部分は、面積がさほど大きくないため、効率的に発熱部品16の放熱がなされない。
さらに、放熱材15が柔軟になるほど放熱材15と発熱部品16との間に隙間が生じにくくなるため、発熱部品16の放熱の効率は向上する一方、フレーム19と放熱材15とを含んだ筐体の強度は弱くなってしまう。そこで、本発明の実施形態においては、発熱部品16をより効率的に放熱させ自然冷却することが可能であり、かつ、発熱部品16を収納する筐体の強度をより高めることが可能な技術を主に説明する。
(第1の実施形態)
続いて、本発明の第1の実施形態について説明する。本発明の第1の実施形態に係るカバー付き端末装置1Aの外観斜視図は、図1に示した一般的なカバー付き端末装置90の外観斜視図と同様である。図1に示すように、本発明の第1の実施形態に係るカバー付き端末装置1Aは、第1のカバー21と第2のカバー22とを有しており、第1のカバー21と第2のカバー22との内部には、端末装置2A(図4参照)が収納されている。
また、以下では、所定の分野において用いられる通信端末をカバー付き端末装置1Aの例として説明する。しかし、カバー付き端末装置1Aは、所定の分野において用いられる通信端末に限定されず、発熱部品を収納する筐体を含んでいればよい。
例えば、カバー付き端末装置1Aは、携帯端末(例えば、スマートフォン、携帯電話、無線通信装置、タブレット端末など)であってもよい。あるいは、発熱部品を収納する筐体は、カバー付き端末装置1A以外の装置に含まれていてもよい。例えば、発熱部品を収納する筐体は、空調装置に含まれていてもよいし、家電設備(例えば、テレビジョン装置、液晶モニタ、クーラー、ヒーターなど)に含まれていてもよい。
第1のカバー21および第2のカバー22の素材は特に限定されない。例えば、第1のカバー21および第2のカバー22は、樹脂性であってよい。なお、ここでは、端末装置2Aが第1のカバー21および第2のカバー22に収納されている例を説明するが、端末装置2Aは、第1のカバー21および第2のカバー22に収納されていなくてもよい(例えば、露出されていてもよい)。
図5は、本発明の第1の実施形態に係るカバー付き端末装置1Aの上面図および側面図である。図5に示すように、本発明の第1の実施形態に係るカバー付き端末装置1Aは、4つの固定具10、4つの固定具11、突出部13、放熱材15、発熱部品16、6つの固定具17、基板18、フレーム19、第1のカバー21および第2のカバー22を備える。突出部13と放熱材15とフレーム19とは、カバー付き端末装置1A(端末装置2A)の筐体を構成し得る。図6は、図5に示したカバー付き端末装置1AのA−A線における断面図である。
図5および図6に示すように、発熱部品16は、基板18の裏面d(フレーム19に対向する面)に形成されている。なお、図5および図6には、発熱部品16が2つに分かれている場合が例として示されているが、発熱部品16はいくつに分かれていてもよいし、分かれていなくてもよい。また、発熱部品16が有する具体的な機能は特に限定されない。一例として、発熱部品16は、各種演算装置(例えば、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processing)など)であってもよいが、発熱を伴う部品であればよい。
基板18は、フレーム19によって支持され、6つの固定具17によってフレーム19に固定されている。例えば、フレーム19は、金属製(例えば、アルミニウム製など)であるとよい。金属は熱伝導性が高いため、6つの発熱部品16によって発せられた熱がフレーム19を伝わって容易にフレーム19の外部に伝導されやすいからである。なお、図5には、固定具17の数が6つの場合が例として示されているが、固定具17の数は特に限定されない。
また、図5に示すように、第1のカバー21は、4つの固定具10によってフレーム19に固定され、第2のカバー22は、4つの固定具11によって第1のカバー21に固定されている。なお、図5には、固定具10の数が4つの場合が例として示されているが、固定具10の数は特に限定されない。同様に、図5には、固定具11の数が4つの場合が例として示されているが、固定具11の数は特に限定されない。端末装置2Aの斜視図は、図4に示した一般的な端末装置80の斜視図と同様である。
ここで、本発明の第1の実施形態に係るカバー付き端末装置1Aは、図5に示すように、フレーム19の面上(発熱部品16に対向する面)に多角形格子状に形成された突出部13を備えている。そして、放熱材15は、発熱部品16および突出部13それぞれと接触している。特に、図6を参照すると、フレーム19と突出部13とによって開口空間が形成されており、突出部13の先端が放熱材15に接している。
図5に示した例では、突出部13を構成する各格子の多角形は、六角形であり、突出部13によってハニカム構造が形成されている。しかし、突出部13を構成する各格子の多角形は、四角形であってもよいし、三角形であってもよいし、他の多角形であってもよいし、これらの組み合わせであってもよい。例えば、突出部13を構成する各格子の多角形は、少なくとも六角形、四角形および三角形のいずれか一つを含んでよい。
また、図6に示した例では、突出部13がフレーム19と同一部材により一体的に形成されている。しかし、突出部13は、フレーム19と別部材により一体的に形成されていてもよい。すなわち、突出部13は、フレーム19と同一部材または別部材により一体的に形成されていてよい。
放熱材15の種類は特に限定されないが、放熱材15は柔軟性を有する所定の放熱材を含むのがよい。そうすれば、発熱部品16に与える物理的な衝撃を低減することが可能となり、発熱部品16との隙間を小さくして発熱部品16から放熱材15への熱伝導を促進させることが可能となる。また、放熱材15は絶縁性を有する所定の放熱部材を含むのがよい。そうすれば、発熱部品16に与える電気的な影響を低減することが可能となる。例えば、放熱材15は、シリコンであってもよいし、熱伝導性を高めたゴムであってもよい。
このように、放熱材15が突出部13および発熱部品16それぞれに接触していることによって、発熱部品16によって発せられた熱が放熱材15および突出部13を伝わって、フレーム19から拡散され得る。このとき、突出部13は表面積が大きいため、突出部13の表面から効率的に放熱がなされ得る。また、突出部13が放熱材15およびフレーム19に接触していることにより、フレーム19と放熱材15とを含んだ筐体の強度を高めることが可能となる。
(第2の実施形態)
続いて、本発明の第2の実施形態について説明する。本発明の第2の実施形態に係るカバー付き端末装置1Bの外観斜視図は、図1に示した一般的なカバー付き端末装置90の外観斜視図と同様である。図1に示すように、本発明の第2の実施形態に係るカバー付き端末装置1Bは、第1のカバー21と第2のカバー22とを有しており、第1のカバー21と第2のカバー22との内部には、端末装置2B(図4参照)が収納されている。
図7は、本発明の第2の実施形態に係るカバー付き端末装置1Bの上面図である。図7に示すように、本発明の第2の実施形態に係るカバー付き端末装置1Bは、本発明の第1の実施形態に係るカバー付き端末装置1Aと同様の構成を有している。しかし、本発明の第1の実施形態に係るカバー付き端末装置1Aと比較して、本発明の第2の実施形態に係るカバー付き端末装置1Bにおいては、放熱材15が充填される範囲が異なっている。以下に放熱材15が充填される範囲について詳細に説明する。
図8は、図7に示したカバー付き端末装置1BのB−B線における断面図である。端末装置2Bの斜視図は、図4に示した一般的な端末装置80の斜視図と同様である。ここで、本発明の第1の実施形態においては、放熱材15が突出部13の先端に接しているのに対し(図6参照)、本発明の第2の実施形態においては、図8を参照すると、フレーム19と突出部13とによって形成される開口空間に放熱材15が接している。
かかる構成によれば、本発明の第1の実施形態と同様に、発熱部品16によって発せられた熱が放熱材15および突出部13を伝わって、フレーム19から拡散され得る。このとき、本発明の第2の実施形態においては、フレーム19と突出部13とによって形成される開口空間に放熱材15が接触していることによって、突出部13から放熱材15への熱伝導がより促進される。そのため、本発明の第2の実施形態においては、本発明の第1の実施形態と比較して、より効率的に放熱がなされ、発熱部品16の冷却速度も向上される。なお、放熱材15は必ずしも開口空間に完全に充填されていなくても良く、突出部13あるいはフレーム19に対しある程度の面積で接している状態であれば放熱の効率を上げることができる。
(第1の変形例)
続いて、第1の変形例について説明する。かかる第1の変形例は、本発明の第1の実施形態の変形例であってもよいし、本発明の第2の実施形態の変形例であってもよい。すなわち、第1の変形例における放熱材15は、突出部13の先端に接していてもよいし(図6参照)、フレーム19と突出部13とによって形成される開口空間に接していてもよい(図8)。
第1の変形例に係るカバー付き端末装置1Cの外観斜視図は、図1に示した一般的なカバー付き端末装置90の外観斜視図と同様である。図1に示すように、第1の変形例に係るカバー付き端末装置1Cは、第1のカバー21と第2のカバー22とを有しており、第1のカバー21と第2のカバー22との内部には、端末装置2C(図4参照)が収納されている。
図9は、本発明の第1の変形例に係るカバー付き端末装置1Cの上面図である。第1の変形例に係るカバー付き端末装置1Cは、突出部13を備えているが、突出部13の少なくとも一部が、所定方向に直線的に伸びる直線形状部131である。そして、直線形状部131は、突出部13を構成する1つの多角形枠133の2つの頂点132を通過して当該1つの多角形枠133を2つの多角形枠に分断することを連続的に行う。多角形枠133の形状も限定されないが、図9に示した例では、多角形枠133は正方形である。
例えば、直線形状部131が直線的に伸びる所定方向は、製造時における突出部13(およびフレーム19)の注入方向Drに沿った方向であるとよい。かかる構成によれば、突出部13を構成する直線形状部131の方向が、注入方向Drに沿っているため、突出部13に欠けなどの不具合が生じにくくなり、欠陥品が製造されてしまう可能性を低減することが可能となる。なお、図9に示した例では、突出部13の全体によってトラス構造が形成されている。
(第2の変形例)
続いて、第2の変形例について説明する。かかる第2の変形例は、本発明の第1の実施形態の変形例であってもよいし、本発明の第2の実施形態の変形例であってもよい。すなわち、第2の変形例における放熱材15は、突出部13の先端に接していてもよいし(図6参照)、フレーム19と突出部13とによって形成される開口空間に接していてもよい(図8)。
第2の変形例に係るカバー付き端末装置1Dの外観斜視図は、図1に示した一般的なカバー付き端末装置90の外観斜視図と同様である。図1に示すように、第1の変形例に係るカバー付き端末装置1Dは、第1のカバー21と第2のカバー22とを有しており、第1のカバー21と第2のカバー22との内部には、端末装置2D(図4参照)が収納されている。
図10は、本発明の第2の変形例に係るカバー付き端末装置1Dの上面図である。第2の変形例に係るカバー付き端末装置1Dは、突出部13を備えているが、突出部13の少なくとも一部が、所定方向に直線的に伸びる直線形状部134である。そして、直線形状部134は、突出部13を構成する1つの多角形枠136の2つの頂点132を通過して当該1つの多角形枠136を2つの多角形枠に分断することを連続的に行う。多角形枠136の形状も限定されないが、図10に示した例では、多角形枠136は六角形である。
例えば、直線形状部134が直線的に伸びる所定方向は、製造時における突出部13(およびフレーム19)の注入方向Drに沿った方向であるとよい。かかる構成によれば、突出部13を構成する直線形状部134の方向が、注入方向Drに沿っているため、突出部13に欠けなどの不具合が生じにくくなり、欠陥品が製造されてしまう可能性を低減することが可能となる。なお、図10に示した例では、カゴメ格子枠と直線形状部134とによって、突出部13の全体が形成されている。また、直線形状部134は必ずしもすべての頂点を通るようにしなくてもよく、例えば前記注入がしやすい部分については直線形状部134を設けないようにするといったことも可能である。
以上に説明したように、本発明の実施形態によれば、発熱部品16に接触する放熱材15と、フレーム19の面上に多角形格子状に形成された突出部13と、を備え、突出部13は、放熱材15と接触している、放熱構造が提供される。かかる構成によれば、発熱部品16をより効率的に放熱させフレーム19ないしは筐体による空冷等で自然冷却することが可能であり、かつ、発熱部品16を収納する筐体の強度をより高めることが可能となる。なお、突出部13のフレーム19に対する高さは必ずしも各図面程度でなくとも良く、必要な強度が得られる程度の高さであってよい。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、端末装置2の動作全体を制御するための発熱部品16は、専用のハードウェアによって構成されてもよいし、端末装置2に内蔵されたCPUがROMに記憶されたプログラムをRAMに展開して実行することにより実現されてもよい。かかるプログラムが提供され得る他、かかるプログラムを記憶させた記憶媒体も提供され得る。
1A〜1D カバー付き端末装置
2A〜2D 端末装置
10 固定具
11 固定具
13 突出部
131 直線形状部
132 頂点
134 直線形状部
133 多角形枠
136 多角形枠
15 放熱材
16 発熱部品
17 固定具
18 基板
19 フレーム
21 第1のカバー
22 第2のカバー
80 端末装置
90 カバー付き端末装置
Dr 注入方向
d 裏面

Claims (9)

  1. 発熱部品に接触する放熱材と、
    フレームの面上に多角形格子状に形成された突出部と、を備え、
    前記突出部は、前記放熱材と接触しており、
    前記突出部の少なくとも一部は、所定方向に直線的に伸びる直線形状部であり、
    前記直線形状部は、前記突出部を構成する1つの多角形枠の2つの頂点を通過して当該1つの多角形枠を2つの多角形枠に分断することを連続的に行う、
    放熱構造。
  2. 前記フレームおよび前記突出部は、開口空間を形成している、
    請求項1に記載の放熱構造。
  3. 前記突出部は、前記フレームと同一部材または別部材により一体的に形成されている、
    請求項1に記載の放熱構造。
  4. 前記放熱材は、柔軟性を有する所定の放熱材を含む、
    請求項1に記載の放熱構造。
  5. 前記放熱材は、絶縁性を有する所定の放熱材を含む、
    請求項1に記載の放熱構造。
  6. 前記放熱材は、衝撃の低減を有する所定の放熱材を含む、
    請求項1に記載の放熱構造
  7. 前記放熱材は、前記開口空間に充填されている、
    請求項2に記載の放熱構造。
  8. 発熱部品に接触する放熱材と、
    フレームの面上に多角形格子状に形成された突出部と、を備え、
    前記突出部は、前記放熱材と接触しており、
    前記突出部の少なくとも一部は、所定方向に直線的に伸びる直線形状部であり、
    前記直線形状部は、前記突出部を構成する1つの多角形枠の2つの頂点を通過して当該1つの多角形枠を2つの多角形枠に分断することを連続的に行う、
    筐体。
  9. 請求項1〜のいずれか1項に記載の放熱構造を備えた、携帯端末。



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