JP6540092B2 - 医療用針 - Google Patents
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Description
図6から図8を参照して、蓋部60および連結機構50の動作を説明する。図6は穿刺状態における蓋部60および連結機構50を示す斜視図である。図7は遷移状態における蓋部60および連結機構50を示す斜視図である。図8は抜去状態における蓋部60および連結機構50を示す斜視図である。図6から図8では、針体10、連結機構50、蓋部60およびベース部20におけるベース半体21bを図示し、ベース半体21aその他の部材は図示を省略している。
(1)針孔を有するベース部と、尖鋭な針先を有し前記針先が前記針孔より突出して設けられている針体と、前記針体を前記ベース部に対して引き上げ可能に連結する連結機構と、前記針体を前記ベース部から引き上げて前記針先を前記針孔より後退させる動作に連動して駆動されて前記針孔を閉鎖する蓋部と、を有する医療用針。
(2)前記蓋部が、前記針先が前記針孔から抜去されることにより前記針先と前記針孔との間に介挿されて前記針孔を閉鎖する上記(1)に記載の医療用針。
(3)前記蓋部が、前記針孔の上端側に当接して前記針孔を閉鎖する上記(2)に記載の医療用針。
(4)前記連結機構が、互いに折り畳み可能に連結された複数の折畳片を備え、前記折畳片が互いに折り畳まれた折畳状態から前記折畳片が互いに展開した展開状態に遷移可能であり、前記針体を前記ベース部から引き上げて前記連結機構が前記折畳状態から前記展開状態に遷移することに連動して前記蓋部が前記針先と前記針孔との間に介挿される上記(1)から(3)のいずれか一項に記載の医療用針。
(5)前記連結機構を前記ベース部に対して揺動可能に連結するヒンジ部を有し、前記蓋部が、前記ヒンジ部を介して前記連結機構の反対側に一体に設けられていて前記連結機構とともに揺動する上記(1)から(4)のいずれか一項に記載の医療用針。
(6)前記連結機構が、前記ヒンジ部を超えて前記反対側に延在する延在部を有し、前記蓋部が前記延在部に対して前記ヒンジ部の揺動軸と平行な軸まわりに揺動可能に連結されている上記(5)に記載の医療用針。
(7)前記蓋部が、前記軸まわりに揺動することにより、前記延在部に対して略直線方向から略直交方向に屈曲し、屈曲した前記蓋部が前記針孔を閉鎖する上記(6)に記載の医療用針。
(8)それぞれ一対の前記ヒンジ部および前記延在部が、前記針体および前記針孔を挟む両側に形成されており、前記蓋部が一対の前記延在部に亘って形成され、前記針先と前記針孔との間に介挿されることにより前記針孔の全体を閉鎖する上記(6)または(7)に記載の医療用針。
(9)前記ベース部は、底面に前記針孔が通孔形成された凹部を有し、前記蓋部は、前記針先を前記針孔より後退させる動作に連動して前記凹部に嵌合する上記(1)から(8)のいずれか一項に記載の医療用針。
(10)前記蓋部は、前記針先と前記針孔との間に介挿されたときに前記針先に対向する上面および前記針孔に対向する下面を有し、前記下面の稜線の少なくとも一部には、前記上面の稜線に施されているよりも大きな曲率半径の面取部が形成されている上記(9)に記載の医療用針。
(11)前記凹部の深さ寸法は前記蓋部の厚み寸法よりも大きく、前記蓋部の厚み寸法の全体が前記凹部の内部に嵌合する上記(9)または(10)に記載の医療用針。
(12)前記針体は、前記針先が屈曲したヒューバー針であり、前記蓋部は前記針先の屈曲方向と同方向に揺動して前記針先と前記針孔との間に介挿される上記(1)から(11)のいずれか一項に記載の医療用針。
(13)被験者の体表に当接させて用いられる平板状または湾曲板状の当接部を更に備え、前記ベース部は、前記当接部に係止されているとともに、前記当接部の上面に重なる押さえ片を有する上記(1)から(12)のいずれか一項に記載の医療用針。
(14)前記当接部は前記ベース部を該当接部に向かって保持するロック部を有し、前記押さえ片は前記ベース部に一体形成されている上記(13)に記載の医療用針。
(15)前記押さえ片と前記ベース部とが、上下方向の少なくとも一方に向かって屈曲自在に形成された易屈曲部を介して接続されている上記(13)または(14)に記載の医療用針。
(16)前記押さえ片の少なくとも上面に凹凸部が形成されている上記(13)から(15)のいずれか一項に記載の医療用針。
11 針先
20 ベース部
202 上昇規制部
204 前進規制部
206 針ガイド
21a,21b ベース半体
22 針孔
23 下端開口
24 上端開口
25 凹部
251 段差角部
252 立壁
26 底面
27 軸受穴
28 係合突片
282 突条部
29 底板部
30 当接部
32 取付孔
34 ロック部材
36 切込部
40 針支持部
46 送液チューブ
50 連結機構
51,51a,51b 延在部
53,54 折畳片
57 ヒンジ部
58 揺動軸
59 上端ヒンジ
60 蓋部
61 上面
62 下面
63 稜線
64 境界部
68 保持部
70 通気孔
72 頂部
84 押さえ片
86 易屈曲部
88 凹凸部
100 医療用針
θ 屈曲角度
D 深さ寸法
T 厚み寸法
Claims (13)
- 針孔を有するベース部と、
尖鋭な針先を有し前記針先が前記針孔より突出して設けられている針体と、
前記針体を前記ベース部に対して引き上げ可能に連結する連結機構と、
前記針体を前記ベース部から引き上げて前記針先を前記針孔より後退させる動作に連動して駆動されて前記針孔を閉鎖する蓋部と、
前記連結機構を前記ベース部に対して揺動可能に連結するヒンジ部と、を有し、
前記ベース部は、底面を有する有底形状であり前記底面に前記針孔が通孔形成された凹部を有し、
前記蓋部は、前記ヒンジ部を介して前記連結機構の反対側に一体に設けられていて、前記針先を前記針孔より後退させる動作に連動して前記ヒンジ部のまわりを前記連結機構とともに所定の方向に揺動して前記凹部に嵌合し、前記針先と前記底面との間に介挿されて前記針孔を閉鎖し、
前記凹部に嵌合した前記蓋部は前記凹部の立壁によって前記所定の方向とは反対方向の揺動が規制されることを特徴とする医療用針。 - 前記蓋部が、前記針孔の上端側に当接して前記針孔を閉鎖する請求項1に記載の医療用針。
- 前記連結機構が、互いに折り畳み可能に連結された複数の折畳片を備え、前記折畳片が互いに折り畳まれた折畳状態から前記折畳片が互いに展開した展開状態に遷移可能であり、
前記針体を前記ベース部から引き上げて前記連結機構が前記折畳状態から前記展開状態に遷移することに連動して前記蓋部が前記針先と前記針孔との間に介挿される請求項1または2に記載の医療用針。 - 前記連結機構が、前記ヒンジ部を超えて前記反対側に延在する延在部を有し、
前記蓋部が前記延在部に対して前記ヒンジ部の揺動軸と平行な軸まわりに揺動可能に連結されている請求項1から3のいずれか一項に記載の医療用針。 - 前記蓋部が、前記軸まわりに揺動することにより、前記延在部に対して略直線方向から略直交方向に屈曲し、屈曲した前記蓋部が前記針孔を閉鎖する請求項4に記載の医療用針。
- それぞれ一対の前記ヒンジ部および前記延在部が、前記針体および前記針孔を挟む両側に形成されており、
前記蓋部が一対の前記延在部に亘って形成され、前記針先と前記針孔との間に介挿されることにより前記針孔の全体を閉鎖する請求項4または5に記載の医療用針。 - 前記蓋部は、前記針先と前記針孔との間に介挿されたときに前記針先に対向する上面および前記針孔に対向する下面を有し、
前記下面の稜線のうち前記ヒンジ部から離間した先端側の稜線には、前記上面の稜線に施されているよりも大きな曲率半径の面取部が形成されている請求項1から6のいずれか一項に記載の医療用針。 - 前記凹部の深さ寸法は前記蓋部の厚み寸法よりも大きく、前記蓋部の厚み寸法の全体が前記凹部の内部に嵌合する請求項7に記載の医療用針。
- 前記針体は、前記針先が偏心したヒューバー針であり、
前記蓋部は前記針先の偏心方向と同方向に揺動して前記針先と前記針孔との間に介挿される請求項1から8のいずれか一項に記載の医療用針。 - 被験者の体表に当接させて用いられる平板状または湾曲板状の当接部を更に備え、
前記ベース部は、前記当接部に係止されているとともに、前記当接部の上面に重なる押さえ片を有する請求項1から9のいずれか一項に記載の医療用針。 - 前記当接部は前記ベース部を該当接部に向かって保持するロック部を有し、前記押さえ片は前記ベース部に一体形成されている請求項10に記載の医療用針。
- 前記押さえ片と前記ベース部とが、上下方向の少なくとも一方に向かって屈曲自在に形成された易屈曲部を介して接続されている請求項10または11に記載の医療用針。
- 前記押さえ片の少なくとも上面に凹凸部が形成されている請求項10から12のいずれか一項に記載の医療用針。
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