JP6539009B1 - 圧力緩衝装置 - Google Patents

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Abstract

圧力緩衝装置は、液体を収容するシリンダに挿入されシリンダに対して軸方向に移動可能に設けられるロッドと、ロッドに接続するとともに、シリンダ内の空間を、液体を収容する第1液室と第2液室とに区画するピストンと、第1液室と第2液室との間における液体の流路を形成する流路形成部と、流路形成部の流路を開閉して減衰力を発生させるバルブ部と、液体が流入する流入部を有し、流入部の液体の圧力によってバルブ部にて発生させる減衰力を変更する減衰力変更部と、を備え、減衰力変更部は、変形または変位することにより流入部の液体の圧力を変化させる圧力変化部と、圧力変化部を支持する支持部と、加締められた加締め部によって支持部を保持し、支持部と共に流入部を形成する流入形成部と、を有する。

Description

本発明は、圧力緩衝装置に関する。
例えば、特許文献1には、液体を収容するシリンダ部と、シリンダ部内の空間を、オイルを収容する第1油室と第2油室とに区画するピストンバルブと、ピストンバルブに接続するとともに、シリンダ部の軸方向において移動するピストンロッドと、第1油室と第2油室との間における液体の流路を形成するピストンナットと、ピストンナットの流路内におけるオイルの圧力に応じて変形または変位し、流路を開閉するフロートバルブとを備える圧力緩衝装置が開示されている。
特開2014−47829号公報
ところで、圧力緩衝装置において発生させる減衰力を変更可能に構成する場合、例えば部品点数が増加し、圧力緩衝装置の製造工程が複雑化するおそれがあった。
本発明は、発生させる減衰力が変更可能に構成された圧力緩衝装置の製造の容易化を図ることを目的とする。
かかる目的のもと、本発明は、液体を収容するシリンダに挿入されシリンダに対して軸方向に移動可能に設けられるロッドと、ロッドに接続するとともに、シリンダ内の空間を、液体を収容する第1液室と第2液室とに区画するピストンと、第1液室と第2液室との間における液体の流路を形成する流路形成部と、流路形成部の流路を開閉して減衰力を発生させるバルブ部と、液体が流入する流入部を有し、流入部の液体の圧力によってバルブ部にて発生させる減衰力を変更する減衰力変更部と、を備え、減衰力変更部は、変形または変位することにより流入部の液体の圧力を変化させる圧力変化部と、圧力変化部を支持する支持部と、加締められた加締め部によって支持部を保持し、支持部と共に流入部を形成する流入形成部と、流入部に対する液体の流路上に設けられて液体に混入する異物を捕集するフィルタを有するとともに、加締め部により支持部と共に流入形成部に保持されるフィルタ部と、を有する圧力緩衝装置である。
本発明によれば、発生させる減衰力が変更可能に構成された圧力緩衝装置の製造の容易化を図ることができる。
本実施形態の油圧緩衝装置の全体図である。 本実施形態のピストン部および減衰力変更部の断面図である。 (A)および(B)は、本実施形態の絞り部材および支持バネの上面図である。 本実施形態の減衰力変更部の構成部品の斜視図である。 本実施形態の減衰力変更部の説明図である。 図2に示す矢印VIから見たピストン部および減衰力変更部の底面図である。 (A)および(B)は、圧縮行程時および伸張行程時におけるピストン部とボトムピストン部の動作説明図である。 (A)および(B)は、伸張行程時における減衰力変更部の動作説明図である。 本実施形態の油圧緩衝装置の組立て手順の説明図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1は、本実施形態の油圧緩衝装置1の全体図である。
図2は、本実施形態のピストン部30および減衰力変更部40の断面図である。
図1に示すように、油圧緩衝装置1(圧力緩衝装置の一例)は、内部にオイル(液体の一例)を収容するシリンダ部10と、シリンダ部10の他端側から摺動自由に挿入されるロッド20と、ロッド20の一端側の端部に接続されるピストン部30と、ピストン部30にて発生する減衰力を調整する減衰力変更部40と、シリンダ部10の一端側の端部に設けられるボトムピストン部60と、を備えている。
そして、減衰力変更部40(減衰力変更部の一例)は、変形または変位することにより圧力調整室500(流入部の一例)の液体の圧力を変化させるフロートバルブ52(圧力変化部の一例)と、フロートバルブ52を支持するエンドキャップ51(支持部の一例)と、加締められた加締め部43K(加締め部の一例)によってエンドキャップ51を保持し、エンドキャップ51と共に圧力調整室500を形成するピストンナット43(流入形成部の一例)とを有する。以下、油圧緩衝装置1について詳細に説明する。
本実施形態の油圧緩衝装置1は、スプリングとともに用いられ、サスペンション(懸架装置)の一部を構成する複筒型式油圧緩衝装置である。そして、本実施形態の油圧緩衝装置1は、例えば四輪車や二輪車などの車両に用いられ、車輪の上下運動を緩和したり吸収したりすることで、振動が車体に直接伝わることを抑制する。
なお、以下の説明において、油圧緩衝装置1の長手方向は、「軸方向」と称する。また、軸方向における下側は、「一端側」と称し、上側は、「他端側」と称する。また、油圧緩衝装置1の左右方向は、「半径方向」と称する。そして、半径方向において、中心軸側は、「半径方向内側」と称し、中心軸に対して離れる側は、「半径方向外側」と称する。さらに、油圧緩衝装置1の軸方向を中心とした回転方向は、「周方向」と称する。
[シリンダ部10の構成・機能]
図1に示すように、シリンダ部10は、円筒状のシリンダ11と、シリンダ11の半径方向外側に設けられる円筒状のダンパケース12と、シリンダ部10の他端側の端部に設けられるロッドガイド部13と、シリンダ部10の一端側の端部に設けられる底蓋14とを備えている。
シリンダ11は、ロッド20の一端側、ピストン部30および減衰力変更部40を軸方向に移動可能に収容する。ダンパケース12は、半径方向内側にてシリンダ11との間にリザーバ室Rを形成する。ロッドガイド部13は、シリンダ11およびダンパケース12の他端側の開口部を閉じる。また、ロッドガイド部13は、ロッド20が貫通して設けられ、ロッド20を軸方向に移動可能に支持する。底蓋14は、シリンダ11およびダンパケース12の一端側の開口部を閉じる。
[ロッド20の構成・機能]
ロッド20は、中実または中空の棒状の部材である。そして、ロッド20は、一端側に設けられる一端側取付部21と、他端側に設けられる他端側取付部22とを有する。一端側取付部21および他端側取付部22は、それぞれ、外面には螺旋状の溝が切られて雄ねじが形成され、ボルトとして機能する。
さらに、図2に示すように、ロッド20は、一端側取付部21に、軸方向に延びる溝によって形成され、ピストン部30を迂回して、第2油室Y2と第1油室Y1との間でオイルを流通させるバイパス路25を備えている。
[ピストン部30の構成・機能]
図2に示すように、ピストン部30は、バルブシート31と、バルブシート31の一端側に設けられる伸側減衰バルブ部321と、バルブシート31の他端側に設けられる圧側減衰バルブ部322と、を備えている。また、ピストン部30は、第1バルブストッパ351および第2バルブストッパ353を備えている。
バルブシート31(流路形成部の一例)は、略円柱状に形成され後述する複数の油路が形成される円柱状部311と、円柱状部311の一端側に設けられ円筒状に設けられる円筒部312とを有する。
また、バルブシート31は、半径方向外側に設けられた摩擦抵抗を低減する摺動部を介してシリンダ11に接触する。そして、ピストン部30は、シリンダ11内のオイルが封入された空間を、一端側の第1油室Y1と、他端側の第2油室Y2とに区分する。
さらに、バルブシート31は、ロッド20を通す取付孔33Rと、取付孔33Rよりも半径方向外側に形成された伸側油路341と圧側油路342とを有する。伸側油路341および圧側油路342は、それぞれ、周方向において略等間隔に複数設けられている。そして、伸側油路341および圧側油路342は、それぞれ、第1油室Y1と第2油室Y2との間におけるオイルの流通を可能にする。
伸側減衰バルブ部321は、弾性を有する複数の略円盤状の板材によって構成することができる。そして、伸側減衰バルブ部321は、圧側油路342の一端側を常に開放するとともに、伸側油路341の一端側を開閉する。
圧側減衰バルブ部322は、弾性を有する複数の略円盤状の板材によって構成することができる。そして、圧側減衰バルブ部322は、伸側油路341の他端側を常に開放するとともに、圧側油路342の他端側を開閉する。
第1バルブストッパ351は、ロッド20が貫通する取付孔351Rを有する。
第2バルブストッパ353は、所定の外径を有する第1外径部353aと、第1外径部353aよりも外径が大きい第2外径部353bとを有する。そして、第2バルブストッパ353は、第1外径部353aがバルブシート31の円筒部312の内側に入り込むように設けられる。そして、第2バルブストッパ353は、伸側減衰バルブ部321が変形した際に、伸側減衰バルブ部321の一定量以上の変形を抑える。また、第2バルブストッパ353は、後述する調整バルブ41のバルブ座として機能する。
また、第2バルブストッパ353は、軸方向に伸びてロッド20の一端側取付部21が貫通可能な内径を有する取付孔353Rを有する。さらに、第2バルブストッパ353は、後述の調整バルブ41に向けて開放された凹部353cが設けられる。
そして、第2バルブストッパ353は、取付孔353Rに一端側取付部21が嵌め込まれ、バルブシート31との間に伸側減衰バルブ部321を挟み込む。また、第2バルブストッパ353の凹部353cは、バイパス路25に連通する空間である吐出流路36を形成する。
[減衰力変更部40の構成・機能]
図3は、本実施形態の絞り部材42および支持バネ46の上面図である。
図4は、本実施形態の減衰力変更部40の構成部品の斜視図である。
図5は、本実施形態の減衰力変更部40の説明図である。
図6は、図2に示す矢印VIから見たピストン部30および減衰力変更部40の底面図である。
図2に示すように、減衰力変更部40は、バイパス路25におけるオイルの流れを制御する調整バルブ41と、バイパス路25のオイルの流れを絞る絞り部材42と、ロッド20に接続するピストンナット43と、を有する。さらに、減衰力変更部40は、ピストンナット43に対して移動可能に設けられるスプール44と、ピストンナット43およびスプール44の間を封止するOリング45と、スプール44にバネ力を付与する支持バネ46とを有する。
さらに、減衰力変更部40は、ピストンナット43と共に圧力調整室500を形成するエンドキャップ51と、圧力調整室500のオイルの圧力を変化させるフロートバルブ52と、圧力調整室スプリング53とを有する。また、減衰力変更部40は、オイルを濾過するフィルタ部54と、フィルタ部54を押さえるフィルタ押え部55とを有する。
調整バルブ41は、第2バルブストッパ353の凹部353cを覆った状態で、吐出流路36を塞ぐ。また、調整バルブ41は、変形して凹部353cを覆わない状態になると、吐出流路36を開放し、バイパス路25および吐出流路36を通して第2油室Y2のオイルを第1油室Y1側へと流す。
図3(A)に示すように、絞り部材42は、弾性を有し、円環状に形成される。また、絞り部材42は、半径方向内側にロッド20の一端側取付部21が貫通する開口部42Hと、開口部42Hから外側に向けて切り込まれたオリフィス42Sとを有する。そして、絞り部材42は、調整バルブ41と共に、第2バルブストッパ353とピストンナット43と間に設けられる。なお、図5に示すように、オリフィス42Sは、圧力室47(後述)まで延びて設けられる。また、オリフィス42Sは、バイパス路25の下端部に連絡している。
なお、本実施形態のオリフィス42Sは、周方向において2本設けているが、本数、長さ、スリット幅などは適宜設定することができる。
(ピストンナット43)
図2に示すように、ピストンナット43は、円柱状部431と、円柱状部431の一端側に設けられる環状突出部432と、他端側に設けられる円筒部433とを有する。
円柱状部431は、軸方向に伸びロッド20の一端側取付部21が嵌め込まれる貫通孔であるボルト孔43Rと、ボルト孔43Rに隣接し軸方向に環状突出部432側から円筒部433まで貫通して形成される連絡通路43Hを有している。なお、本実施形態では、連絡通路43Hは、ピストンナット43の周方向において複数設けられている。
また、図5に示すように、円筒部433は、内側にナットテーパ部433T(第2テーパ部の一例)を有する。ナットテーパ部433Tは、軸方向に対して、一端側を向くように傾斜している。すなわち、本実施形態のナットテーパ部433Tは、一端側から他端側に向かうに従って、内径が次第に小さくなるように形成されている。また、本実施形態のナットテーパ部433Tは、後述するキャップテーパ部513の傾斜角度に対応している。そして、ナットテーパ部433Tは、キャップテーパ部513に対向する。
ピストンナット43は、ボルト孔43Rが一端側取付部21に固定されることで、ロッド20に支持される。また、ピストンナット43は、円筒部433の他端側の端部に加締め部43Kを有する。加締め部43Kは、ストレート状に形成されていた円筒部433の端部をロール加締め加工により塑性変形させることで形成される。そして、本実施形態のピストンナット43は、減衰力変更部40およびピストン部30を構成する各種部材をロッド20に保持させる。
なお、このピストンナット43の加締め部43Kによる構成部品の保持については後に詳しく説明する。
また、連絡通路43Hは、圧力室47(後述)と圧力調整室500とを連通し、圧力室47と圧力調整室500との間におけるオイルの流路を形成する。
スプール44は、略円筒形状の概形をしている。スプール44は、他端側が半径方向内側に向けて突出し、一端側にはピストンナット43の円柱状部431が挿入される。
そして、スプール44は、他端側にて調整バルブ41に接触可能に形成されるとともに、他端側にて支持バネ46により付勢される。そして、スプール44は、調整バルブ41に対して、調整バルブ41を第2バルブストッパ353の一端側の端部に押し付ける力を付与する。
また、スプール44は、ピストンナット43と調整バルブ41とによって、圧力室47を形成する。
Oリング45は、ピストンナット43に取り付けられ、スプール44を軸方向において移動可能に支持する。
図3(B)に示すように、支持バネ46は、リング状に形成されるとともに、外周部に径方向外側へ突出する複数の突出部46aを有する。また、支持バネ46は、内周部がピストンナット43の環状突出部432に支持される。そして、図5に示すように、支持バネ46は、スプール44を他端側に向けて付勢する。
(エンドキャップ51)
図2に示すように、エンドキャップ51は、外径が、ピストンナット43の円筒部433の内径よりも若干小さく形成されている。また、エンドキャップ51は、ピストンナット43の円筒部433の内側に挿入される。そして、エンドキャップ51は、ピストンナット43の円筒部433の内側に挿入された状態で、円筒部433との間に空間である圧力調整室500を形成する。この圧力調整室500には、フロートバルブ52および圧力調整室スプリング53が収容される。
そして、図4に示すように、エンドキャップ51は、他端側に設けられフロートバルブ52と対向するバルブ対向部511と、一端側に設けられフィルタ部54を収容するフィルタ収容部512と、他端側に設けられるキャップテーパ部513と、を有する。
バルブ対向部511は、他端側に形成される環状突出部51Cと、他端側に形成される変形規制部51Gと、軸方向に延びて形成される貫通孔51Hとを有する。そして、図5に示すように、バルブ対向部511は、フロートバルブ52を支持する。
環状突出部51Cは、軸方向の他端側に向けて円環状に突出する。そして、環状突出部51Cは、後述する圧力調整室スプリング53との間に、フロートバルブ52の外縁を挟み込む。
変形規制部51Gは、環状突出部51Cよりも半径径方向内側に設けられ、環状突出部51Cに対して一端側に向けて窪む。そして、図5に示すように、変形規制部51Gは、フロートバルブ52が撓み変形した際に、フロートバルブ52の一定の変形量の変形を許容するとともに、一定の変形量以上の変形を規制する。
貫通孔51Hは、バルブ対向部511において貫通して設けられる。本実施形態の貫通孔51Hは、複数(例えば、2つ)設けられる。貫通孔51Hは、他端側が変形規制部51Gにて開口し、一端側がフィルタ収容部512の収容面512Pにて開口する。そして、貫通孔51Hは、圧力調整室500と第1油室Y1との間におけるオイルの流通を可能にする。
図5に示すように、キャップテーパ部513(第1テーパ部の一例)は、環状突出部51Cの半径方向外側に形成される。キャップテーパ部513は、軸方向に対して、他端側を向くように傾斜している。すなわち、本実施形態のキャップテーパ部513は、一端側から他端側に向かうに従って、外径が次第に小さくなるように形成されている。また、本実施形態のキャップテーパ部513は、ナットテーパ部433Tの傾斜角度に対応している。そして、キャップテーパ部513は、ナットテーパ部433Tに対向する。
(フロートバルブ52)
図4に示すように、フロートバルブ52は、弾性を有し、円盤状に形成される板状の部材である。また、本実施形態のフロートバルブ52は、外周部において径方向の外側に向けて突出する複数の突出部52Pを有している。そして、図5に示すように、フロートバルブ52は、圧力調整室スプリング53により、エンドキャップ51に向けて付勢される。
フロートバルブ52は、後述する圧力調整室スプリング53の付勢力に抗して移動することが可能であり、軸方向および軸方向に直交する方向において変位可能である。また、フロートバルブ52は、エンドキャップ51の環状突出部51Cに接触しながら、圧力を受けることによって、変形規制部51Gに接触するまで変形可能である。
上記のとおり、フロートバルブ52は、伸張行程時や圧縮行程時において、変形または変位することで、圧力調整室500の容積を変化させる。また、エンドキャップ51の貫通孔51Hを塞ぐことによって圧力調整室500と第1油室Y1側とのオイルの流れを遮断したり、開放したりする。
図4に示すように、圧力調整室スプリング53は、板状円環部53aと、放射状に設けられる複数の上向きバネ脚53bと下向きバネ脚53cとを有する。
そして、図5に示すように、圧力調整室スプリング53は、上向きバネ脚53bをピストンナット43の円筒部433の端部面に対向して取り付けられ、下向きバネ脚53cによってフロートバルブ52を環状突出部51Cに向けて付勢する。
(フィルタ部54)
図4に示すように、フィルタ部54は、オイルを濾過するフィルタ膜541と、フィルタ膜541を支持する支持枠542と、を有する。
フィルタ膜541は、略円盤状に形成される薄い板状の部材である。そして、フィルタ膜541は、本実施形態で用いられるオイルを通し、オイルに混入する異物等を捕集するメッシュの目の粗さに設定されている。
支持枠542は、略円筒状に形成される部材である。そして、図5に示すように、支持枠542は、軸方向における中央部にて円盤状に形成されるフィルタ膜541を支持する。また、本実施形態のエンドキャップ51は、収容面512Pからフィルタ収容部512の他端側の端部までが長さL1に形成されている。一方、フィルタ部54は、支持枠542の軸方向の幅、すなわち、収容面512Pから他端側の端部までが長さL2に形成されている。そして、本実施形態のフィルタ部54は、減衰力変更部40の一端側にて、フィルタ押え部55に向けてエンドキャップ51よりも突出する。
(フィルタ押え部55)
図4に示すように、フィルタ押え部55(押え部の一例)は、弾性を有し、略円盤状に形成される板状の部材である。また、フィルタ押え部55は、半径方向外側に設けられる円環状に形成される円環部551と、半径方向内側に形成される保護部552と、円環部551および保護部552を接続するブリッジ部553とを有する。
円環部551は、半径方向内側に開口部55Hを形成する。そして、図5に示すように、開口部55Hは、フィルタ膜541を第1油室Y1に臨ませる。さらに、円環部551は、他端側にてフィルタ部54の支持枠542およびエンドキャップ51に対向し、一端側にてピストンナット43の加締め部43Kに対向する。
保護部552は、略円盤状に形成される。本実施形態の保護部552の外径は、ボトムピストン部60の固定部材64(後述)よりも大きく形成されている。また、保護部552は、軸方向においてボトムピストン部60の固定部材64と対向する位置に設けられる。そして、保護部552は、固定部材64からフィルタ膜541を保護する。
ブリッジ部553は、一定の幅を有する略直線状に形成され、開口部55Hを跨ぐように形成される。そして、ブリッジ部553は、フィルタ押え部55の半径方向内側にて、保護部552を支持する。なお、ブリッジ部553は、開口部55Hの全てを塞がずに、保護部552を支持することができれば、例えば放射状に形成される3本の直線状部など他の形状であっても良い。
[ボトムピストン部60の構成・機能]
図1に示すように、ボトムピストン部60(端部構造部の一例)は、バルブシート61と、バルブシート61の一端側に設けられるボトムバルブ62と、バルブシート61の他端側に設けられるチェックバルブ63と、軸方向に設けられる固定部材64と、を有する。そして、ボトムピストン部60は、第1油室Y1とリザーバ室Rとを区分する。
また、本実施形態の固定部材64は、ボルトおよびナットによって構成されている。そして、固定部材64は、ボトムピストン部60の半径方向内側にて、ボトムピストン部60の他端側から突出している。すなわち、固定部材64は、シリンダ11の一端側にて、第1油室Y1に向けて突出している。
続いて、ピストンナット43による構成部品の固定について詳細に説明する。
図5に示すように、本実施形態の油圧緩衝装置1では、ピストンナット43の他端側に形成される加締め部43Kによって、ピストンナット43に対し、圧力調整室スプリング53、フロートバルブ52、エンドキャップ51、フィルタ部54およびフィルタ押え部55を保持させる。
加締め部43Kは、軸方向においてフィルタ押え部55を間に挟んだ状態で、エンドキャップ51を他端側に向けて押し付ける。この加締め部43Kにより生じた軸力によって、エンドキャップ51のキャップテーパ部513を、ピストンナット43のナットテーパ部433Tに押し付ける。これによって、本実施形態のエンドキャップ51は、ピストンナット43に対してガタつきなく固定される。また、本実施形態では、エンドキャップ51とピストンナット43との接触箇所におけるシール性が高められる。
さらに、ピストンナット43は、フィルタ押え部55を介して、フィルタ部54をエンドキャップ51に固定する。具体的には、加締め部43Kがフィルタ押え部55をエンドキャップ51に押し付けることで、フィルタ押え部55は、フィルタ部54をエンドキャップ51に押し付ける。特に、本実施形態では、フィルタ部54は、エンドキャップ51よりもフィルタ押え部55側に突出している。これによって、フィルタ押え部55は、突出しているフィルタ部54に確実に接触でき、ガタつき無くフィルタ部54をエンドキャップ51に押さえ付けて固定することができる。また、本実施形態では、フィルタ部54とフィルタ押え部55との接触箇所におけるシール性が高められる。さらに、本実施形態では、フィルタ部54とエンドキャップ51との接触箇所におけるシール性が高められる。
そして、図6に示すように、ピストン部30および減衰力変更部40を一端側から見ると、加締め部43Kは、周方向における全周方向に形成され、フィルタ押え部55をフィルタ部54およびエンドキャップ51側に押さえ付ける。また、フィルタ部54のフィルタ膜541は、フィルタ押え部55の開口部55Hにより開放されている。また、フィルタ膜541の半径方向内側に対向するように、保護部552が設けられる。
ところで、ピストンナット43とエンドキャップ51とを、例えばネジ締結により接続する構成を採用した場合には、ネジ溝を形成するために軸方向において一定のサイズを確保する必要がある。これに対して、本実施形態の油圧緩衝装置1では、ピストンナット43の加締め部43Kを用いて、ピストンナット43にエンドキャップ51を固定することで、減衰力変更部40の軸方向の長さの短縮化を図っている。
続いて、本実施形態の油圧緩衝装置1の動作を説明する。
図7は、圧縮行程時および伸張行程時におけるピストン部30とボトムピストン部60の動作説明図である。なお、図7(A)は、圧縮行程時のオイルの流れを示し、図7(B)は、伸張行程時のオイルの流れを示す。
図7(A)に示すように、ロッド20が、白抜き矢印のようにシリンダ11に対して軸方向の一端側へ移動すると、第1油室Y1のオイルの圧力は上昇する。そして、この圧側油路342を塞ぐ圧側減衰バルブ部322が開き、オイルは矢印Aに示すように圧側油路342を通って第2油室Y2に流入する。この第1油室Y1から第2油室Y2へのオイルの流れは、圧側減衰バルブ部322で絞られ、油圧緩衝装置1の圧縮行程時における減衰力が得られる。
また、バルブシート31の軸方向の一端側への移動によって圧力が高まった第1油室Y1のオイルは、ボトムピストン部60のボトムバルブ62を開く。そして、第1油室Y1内のオイルは、矢印Bに示すように、リザーバ室Rに流出する。
一方、図7(B)に示すように、ロッド20が、白抜き矢印のようにシリンダ11に対して軸方向の他端側へ移動すると、その体積分のオイルが第1油室Y1に不足することにより負圧となる。これにより、第2油室Y2内のオイルがピストン部30の伸側油路341を通り、この伸側油路341を閉塞する伸側減衰バルブ部321を開き、矢印Cのように、第1油室Y1に流入する。この第2油室Y2から第1油室Y1へのオイルの流れは、ピストン部30の伸側減衰バルブ部321で絞られ、油圧緩衝装置1の伸張行程時における減衰力が得られる。
また、バルブシート31が図7(B)の白抜き矢印の方向に移動すると、リザーバ室R内のオイルは、矢印Dに示すように、チェックバルブ63を開いて、第1油室Y1内に流入する。
図8は、伸張行程時における減衰力変更部40の動作説明図である。なお、なお、図8(A)は、ロッド20が小さく振幅する場合のオイルの流れを示し、図8(B)は、大きく振幅する場合のオイルの流れを示す。
伸張行程において、ロッド20が小振幅で移動する場合、第2油室Y2からバイパス路25に流入したオイルは、絞り部材42のオリフィス42S、ピストンナット43の連絡通路43Hを通って、圧力調整室500に流れ込む。このとき、圧力調整室500では、フロートバルブ52が変形規制部51Gに向けて撓むことでオイルを収容する容積が増加し、圧力調整室500内のオイルの圧力が上昇し難くなっている。そのため、圧力調整室500側に設けられるスプール44による調整バルブ41を吐出流路36に向けて押す力も小さくなる。そして、調整バルブ41は、吐出流路36を開く。さらに、バイパス路25を流れるオイルは、吐出流路36から第1油室Y1へと流出する。このように、ロッド20が小振幅で移動する場合、ピストン部30を迂回するオイルの流れが生じる。
従って、伸張行程において、ロッド20が小振幅で移動する場合には、ピストン部30の伸側油路341のオイルの流れ(図7(B)参照)に加えて、バイパス路25をオイルが流れることとなり、ピストン部30にて発生する減衰力が小さくなる。
一方、伸張行程において、ロッド20が大振幅で移動する場合、第2油室Y2からバイパス路25に流入したオイルは、絞り部材42のオリフィス42S、ピストンナット43の連絡通路43Hを通って、圧力調整室500に流れ込む。そして、大振幅で移動する場合には、圧力調整室500にてフロートバルブ52が変形規制部51Gまですぐに撓むことで、圧力調整室500内のオイルが高圧化する。そのため、圧力調整室500側に設けられるスプール44による調整バルブ41を吐出流路36に向けて押す力が大きなる。そして、調整バルブ41は、吐出流路36を閉じる。
従って、伸張行程において、ロッド20が大振幅で移動する場合には、バイパス路25をオイルが流れず、ピストン部30の伸側油路341のオイルの流れ(図7(B)参照)だけになるため、ピストン部30にて発生する減衰力が大きくなる。
なお、圧縮行程時においては、圧力調整室500の圧力に対して第1油室Y1の圧力が高くなる。そうすると、エンドキャップ51に設けられる貫通孔51Hを通って、圧力調整室500内に第1油室Y1からオイルが流入する。このとき、フロートバルブ52は、圧力調整室スプリング53に抗して変形規制部51Gから離れる。
以上のとおり、本実施形態の油圧緩衝装置1は、例えば車両が悪路を走行しているような場合であって、ロッド20が小さく動くときには、減衰力が小さくなることで、車両の乗り心地が高められる。一方で、本実施形態の油圧緩衝装置1は、例えば車両がカーブを走行しているような場合であって、ロッド20が大きく動くときには、減衰力が高くなることで、車両の操安性が高められる。
次に、本実施形態の油圧緩衝装置1の製造時における組立て手順について説明する。
図9は、本実施形態の油圧緩衝装置1の組立て手順の説明図である。
図9(A)に示すように、底蓋14が取り付けられたダンパケース12と、ボトムピストン部60が取り付けられたシリンダ11と、ピストン部30および減衰力変更部40が取り付けられたロッド20とを準備する。
そして、図9(B)に示すように、ダンパケース12に、ボトムピストン部60が取り付けられたシリンダ11を挿入するとともに、オイルを充填する。ここで、本実施形態の油圧緩衝装置1では、ピストンナット43の加締め部43K(図5参照)によって、エンドキャップ51、フィルタ部54、フィルタ押え部55が予め一体化されている。そのため、本実施形態の油圧緩衝装置1は、ロッド20、ピストン部30および減衰力変更部40の取り扱いが容易になっている。
その後、図9(C)に示すように、シリンダ11にロッド20を挿入する。この作業のときに、ボトムピストン部60の固定部材64に対して、減衰力変更部40が接触する可能性がある。ただし、本実施形態の油圧緩衝装置1では、減衰力変更部40の端部において、フィルタ部54の一端側に保護部552を有するフィルタ押え部55が設けられている。従って、仮に減衰力変更部40がボトムピストン部60の固定部材64に接触した場合であっても、フィルタ部54のフィルタ膜541が保護部552によって保護される。そのため、本実施形態の油圧緩衝装置1では、フィルタ膜541の損傷が防止される。
そして、シリンダ11の他端側にロッドガイド部13を取り付けるとともにリザーバ室Rにガスを注入することで油圧緩衝装置1が組み上がる。
なお、本実施形態において、ピストン部30およびボトムピストン部60は、上記の実施形態で示した構造に限らず、減衰機構としての機能を満たすのであれば、他の形状・構成でも良い。
また、本実施形態の減衰力変更部40は、ロッド20に接続するピストン部30の減衰力を調整しているが、この態様に限定されない。例えば、本実施形態の減衰力変更部40の機能を、ボトムピストン部60にて発生する減衰力の調整に用いても良い。
さらにまた、本実施形態では、フロートバルブ52を変形または変位させることで圧力調整室500内のオイル圧を変化させているが、フロートバルブ52を用いることに限定されない。圧力調整室500内のオイルの圧力を変化させることができれば、他の部材を用いても良い。
そして、フィルタ押え部55は、フィルタ部54を押さえるとともにフィルタ膜541を保護することができれば、本実施形態の略円状の板材に限定されない。例えば、フィルタ押え部55は、リング状の部材や、三角形の異形状の線材でも良い。
さらに、シリンダ11の内部に設けられたピストン部30および減衰力変更部40機能を、シリンダ11の外部に設けても良い。さらにまた、本実施形態の油圧緩衝装置1は、シリンダ11およびダンパケース12のそれぞれ筒形状にて構成された所謂二重管構造に限定されず、シリンダ11とダンパケース12との間に円筒状であってオイルの流路を形成する筒体を備えた所謂三重管構造であっても良い。
1…油圧緩衝装置、11…シリンダ、20…ロッド、30…ピストン部、31…バルブシート、40…減衰力変更部、43…ピストンナット、43K…加締め部、51…エンドキャップ、52…フロートバルブ、54…フィルタ部、55…フィルタ押え部

Claims (6)

  1. 液体を収容するシリンダに挿入され前記シリンダに対して軸方向に移動可能に設けられるロッドと、
    前記ロッドに接続するとともに、前記シリンダ内の空間を、液体を収容する第1液室と第2液室とに区画するピストンと、
    前記第1液室と前記第2液室との間における液体の流路を形成する流路形成部と、
    前記流路形成部の前記流路を開閉して減衰力を発生させるバルブ部と、
    液体が流入する流入部を有し、前記流入部の液体の圧力によって前記バルブ部にて発生させる減衰力を変更する減衰力変更部と、
    を備え、
    前記減衰力変更部は、
    変形または変位することにより前記流入部の液体の圧力を変化させる圧力変化部と、
    前記圧力変化部を支持する支持部と、
    加締められた加締め部によって前記支持部を保持し、前記支持部と共に前記流入部を形成する流入形成部と、
    前記流入部に対する液体の流路上に設けられて液体に混入する異物を捕集するフィルタを有するとともに、前記加締め部により前記支持部と共に前記流入形成部に保持されるフィルタ部と、
    を有する圧力緩衝装置。
  2. 前記流入形成部の前記加締め部と前記支持部との間に挟み込まれ、前記フィルタ部を押さえる押え部を備える請求項に記載の圧力緩衝装置。
  3. 前記押え部は、弾性を有する板状の部材である請求項に記載の圧力緩衝装置。
  4. 前記フィルタ部は、前記押え部に向けて前記支持部よりも突出している請求項2または3に記載の圧力緩衝装置。
  5. 前記シリンダの前記ロッドが設けられる側とは反対側の端部に配置される端部構造部を備え、
    前記押え部は、前記端部構造部と前記フィルタ部との間に設けられ、前記端部構造部に対向する対向部を有する請求項2乃至4のいずれか1項に記載の圧力緩衝装置。
  6. 前記支持部は、前記加締め部とは異なる位置に第1テーパ部を有し、
    前記流入形成部は、前記支持部の前記第1テーパ部に対向する第2テーパ部を有する請求項1に記載の圧力緩衝装置。
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