JP6530501B2 - 車内スペースへのアクセシビリティを形成する方法及び装置 - Google Patents

車内スペースへのアクセシビリティを形成する方法及び装置 Download PDF

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Description

本発明は、駐車ポジションに止められている車両の車内スペースへのアクセシビリティを形成する方法及び装置に関する。本発明はさらに、車両用駐車システム及びコンピュータプログラムに関する。
背景技術
独国特許出願公開第102012222562号明細書(DE102012222562A1)には、スタートポジションからターゲットポジションまで車両を搬送するための、管理された駐車エリアのためのシステムが開示されている。
完全自動化された(自律型の)いわゆるバレーパーキング(AVP)の場合、運転者が自分の車両を、例えばパーキングビル前などの引き渡し場所に駐車し、そこから車両は、駐車ポジション/駐車ブースまで自身で走行し、再び引き渡し場所まで戻ってくる。
従って、いわゆる自律型のバレーパーキングの場合、車両は通常、完全自動で入庫させられる。入庫における目標は特に、存在する駐車スペースを著しく効率的に利用することである。この場合、運転者又は同乗者が車両から降りなくていいので、AVP車両を一般に互いに著しく密接させて駐車させることができる。特に、車両を密接させて駐車させることができるので、車両ドア及び/又はトランクルームを介して車両に立ち入るのは、それらをもはや十分に開放することができないことから、場合によっては不可能になってしまう。
独国特許出願公開第102012222562号明細書
発明の概要
本発明の基礎を成す課題として挙げられるのは、駐車ポジションに止められている車両の車内スペースへのアクセシビリティを形成できるようにした、効率的なコンセプトを提供することである。
この課題は、独立請求項に記載された個々の発明内容によって解決される。従属請求項にはそれぞれ、本発明の有利な実施形態が示されている。
1つの態様によれば、駐車ポジションに止められている車両の車内スペースへのアクセシビリティを形成する方法が提供され、当該方法は、以下のステップ、即ち、
・車内スペースへのアクセスについてのアクセス要求を、通信ネットワークを介して受信するステップと、
・受信したアクセス要求に応じて、出庫データを特定するステップであって、車両ウィンドウ及び/又は車両ドアの開放により車内スペースへのアクセシビリティを実現するために、特定した出庫データに基づき、車両は少なくとも部分的に自身の駐車ポジションから離脱することができる、ステップと、
・特定した出庫データを、通信ネットワークを介して車両へ送信するステップと、
・アクセシビリティがもはや必要とされないという信号を、通信ネットワークを介して受信するステップと、
・この信号に応じて、入庫データを特定するステップであって、特定した入庫データに基づき、車両は自身の駐車ポジションに復帰するように走行することができる、ステップと、
・特定した入庫データを、通信ネットワークを介して車両へ送信するステップと、
を含む。
別の態様によれば、駐車ポジションに止められている車両の車内スペースへのアクセシビリティを形成する装置が提供され、当該装置は、
・車内スペースへのアクセスについてのアクセス要求を、通信ネットワークを介して受信する通信インタフェースと、
・受信したアクセス要求に応じて、出庫データを特定するプロセッサであって、車両ウィンドウ及び/又は車両ドアの開放により車内スペースへのアクセシビリティを実現するために、特定された出庫データに基づき、車両は少なくとも部分的に自身の駐車ポジションから離脱することができる、プロセッサと、を備えており、
・通信インタフェースは、特定された出庫データを、通信ネットワークを介して車両へ送信するように構成されており、
・通信インタフェースは、アクセシビリティがもはや必要とされないという信号を、通信ネットワークを介して受信するように構成されており、
・プロセッサは、受信した信号に応じて、入庫データを特定するように構成されており、特定された入庫データに基づき、車両は自身の駐車ポジションに復帰するように走行することができ、
・通信インタフェースは、特定された入庫データを、通信ネットワークを介して車両へ送信するように構成されている。
さらに1つの態様によれば、車両用駐車システムが提供され、当該駐車システムは、複数の駐車ポジションを有する駐車場と、本発明に係る装置と、を含む。
さらに1つの態様によれば、以下のようなコンピュータプログラムが提供され、このコンピュータプログラムは、当該コンピュータプログラムがコンピュータにおいて実行されるときに、本発明に係る方法を実施するためのプログラムコードを含む。
このように、本発明は、特に、車両を少なくとも部分的に出庫させ、アクセス終了後に再び自身の駐車ポジションに復帰するように入庫させることによって、車内スペースへのアクセシビリティを実現する、という着想を含む。即ち、このことが意味するのは特に、単に一時的なアクセシビリティが実現される、ということである。これによって特に、車内スペースへのアクセシビリティを効率的に形成することができる、という技術的利点がもたらされる。なぜならば、通常、少なくとも1つの車両ドアを開放して、そのドアから車内スペースにアクセスできるようするためには、駐車ポジションから部分的に離脱するだけで十分なことが多いからである。
「車内スペース」には、特に乗員スペース及び/又は特にトランクルームが含まれる。「車両ドア」には、例えば、乗員スペースに立ち入るための車両ドアが含まれ、即ち、例えば、運転者ドア、同乗者ドア、後部乗員のための車両ドアなどが含まれる。さらに「車両ドア」には、例えば、トランクルームハッチ及び/又はトランクルームドアが含まれる。車両ウィンドウは、特に、車両ドアの窓ガラスである。
1つの実施形態によれば、車両は、出庫データに基づき、少なくとも部分的に、特に完全に、自身の駐車ポジションから離脱する。即ち、車両は、少なくとも部分的に、特に完全に、出庫する。
1つの実施形態によれば、車両は、入庫データに基づき、自身の駐車ポジションに復帰するように走行し、即ち、再び入庫する。
「車両が自身の駐車ポジションから離脱する」とは、1つの実施形態によれば、車両が、最大で予め定められた距離まで、例えば5台分の車両長、例えば10mまで、自身の駐車ポジションから遠ざかった、ということを表すことができる。
本発明の内容に即していえば、「駐車場」とは、駐車エリアとも称されるものであり、車両のための停車エリアの役割を果たす。よって、「駐車場」とは、特に、複数の車庫(私有地の駐車場の場合)又は駐車区画(公有地の駐車場の場合)を含む、1つのまとまったエリアを成すものである。1つの実施形態によれば、パーキングビルに駐車場が含まれているようにすることができる。特に、駐車場は、屋内駐車スペースに含まれるものである。
1つの実施形態によれば、出庫データ及び/又は入庫データは、1つ又は複数の遠隔制御命令を含み、この遠隔制御命令に基づき、車両が遠隔制御されて出庫及び/又は入庫させられる。従って、このことは特に、この実施形態によれば、車両は遠隔制御されて走行するように構成されている、ということを意味する。即ち、車両は、遠隔制御されて自身の駐車ポジションから少なくとも部分的に離脱し、及び/又は、遠隔制御されて自身の駐車ポジションに復帰するように走行する、ということである。これによって特に、車両自体が自律的な入庫機能及び出庫機能を備える必要がない、という技術的利点がもたらされる。従って、このことは特に、車両自体が自律的に入庫及び/又は出庫できなくてもよい、ということである。このため、車両に課される技術的要求が低減される。よって、本発明による効率的なコンセプトを、この種の自律的な入庫機能及び/又は出庫機能を備えていない車両にも適用することができる。
さらに別の実施形態によれば、出庫データ及び/又は入庫データには、以下のようなデータが含まれているように構成されている。即ち、このデータに基づき、車両は自律的に出庫及び/又は入庫することができるようなデータが含まれている。従って、このことは特に、この実施形態によれば、車両は自律的に即ち自動的に出庫及び/又は入庫する、ということを意味する。即ち、このことは特に、車両は、自律的に駐車ポジションから少なくとも部分的に離脱し、及び/又は、自律的に駐車ポジションに復帰するように走行する、ということである。これによって特に、例えば駐車場のオペレータからこのタスクの負担が軽減される、という技術的利点がもたらされる。このためオペレータは、例えば、有利には、より僅かなリソース、特に技術的なリソースを用意するだけでよく又は費やすだけでよい。
以下のようなデータ、即ち、このデータに基づき車両が自律的に出庫及び/又は入庫できるようなデータには特に、ディジタルマップのマップデータが含まれる。特にこの種のデータには、車両が入庫及び/又は出庫のために辿るべき1つの軌跡の軌跡データが含まれる。
1つの実施形態によれば、車両の遠隔制御走行と自律走行とに関する上述の両方の実施形態を組み合わせて構成することができる。従って、特に、車両が駐車ポジションから離脱するときに、及び/又は、駐車ポジションに復帰するように走行するときに、その車両は部分的に遠隔制御されて走行し、部分的に自律的に走行する。これによって特に、両方の実施形態の利点を互いに組み合わせることができる、という技術的利点がもたらされる。従って、この場合、有利には、自律走行が著しく複雑であるか又は実施するのが困難な場所又は位置で、車両をアシストすることができる。
さらに別の実施形態によれば、受信したアクセス要求に応じて、駐車ポジションのポジションデータが通信ネットワークを介して送信される。これにより特に、車内スペースへのアクセスを得たい人間は、車両がどこにあるのかを知るようになる、という技術的利点がもたらされる。
本発明の内容に即していえば、「自律」とは特に、車両が自動的に、即ち、運転者の介在なく、駐車場内で針路を進む又は走行することができる、特に入庫及び/又は出庫することができる、ということを表す。即ち、このことは特に、車両は自動的に駐車場内を走行可能であり、又は、自動的に入庫可能及び/又は出庫可能であり、そのために運転者が車両を操縦しなくてもよい、ということを意味する。自動的に入庫可能及び出庫可能であるような自律走行車両を、例えばAVP車両と称することができる。AVPとは「automated valet parking」のことであり、これを「自動駐車プロセス」と置き換えてもよい。このようなAVP機能をもたない車両は、例えば「通常車両」と称される。
通常、AVPプロセスにおいて、車両は運転者なしで自身の駐車ポジションまで走行する。即ち、運転者は、自分の車両が駐車場内のどこに止められたのかを全く知らない、ということである。但し、1つの実施形態によれば、駐車ポジションの位置が通信ネットワークを介して送信されるように構成されていることから、運転者は有利にはこの位置を把握できるようになる。
1つの実施形態によれば、通信ネットワークには、WLAN及び/又は移動無線ネットワークが含まれている。
1つの実施形態によれば、通信ネットワークを介した通信は、暗号化されている又は暗号化される。
さらに別の実施形態によれば、出庫データには、車両が以下の出庫操作のうちの1つを実施可能であるようなデータが含まれている、即ち、
・駐車ポジションから部分的に出庫するように走行した後に停車、
・駐車ポジションから完全に出庫するように走行した後に停車、
・完全に出庫するように走行した後に1つの車線に沿って停車又は1つの車線内に停車、
のうちの1つを実施可能であるようなデータが含まれている。
即ち、このことは特に、車両が上述の出庫操作のうちの1つを、自律的に又は遠隔制御されて若しくは遠隔制御が組み合わせられて自律的に実施する、ということである。
駐車ポジションから部分的に出庫するように走行した後に停車することによってもたらされる技術的利点とは、特に、駐車ポジション周囲において見込まれる車両の通行がほとんどないしは全く妨害されない、ということである。一般的には、車内スペースへのアクセスを得る目的で、少なくとも1つの車両ドアを開放することができるようにするためである場合には、駐車ポジションから部分的に出庫するように走行すれば、既に十分であることが多い。
駐車ポジションから完全に出庫するように走行した後に停車することによってもたらされる技術的利点とは、特に、すべての車両ドアを開放することにより車内スペースへの効果的かつ効率的なアクセスを実現することができる、ということである。
完全に出庫するように走行した後に1つの車線に沿って停車又は1つの車線内に停車することによってもたらされる技術的利点とは、特に、車両が駐車ポジションから完全に出庫するように走行したにもかかわらず、その車両は駐車ポジション周囲において見込まれる車両の通行を僅かな範囲でしか妨害しない、ということである。その理由は、車線に沿った停車又は車線内での停車である場合には、車両が車線と交差して又は車線内に横断方向で停車させられた場合よりも、見込まれる車両の通行を著しく僅かにしか妨害しないからである。
さらに別の実施形態によれば、駐車ポジション周辺における現在の交通状況及び/又は予測した交通状況に基づき、出庫操作のうちの少なくとも1つを実施可能であるか否かを特定し、出庫操作のうちのいずれも実施不可能である場合には、以下のアクションのうち1つのアクションを実施するように構成されている。即ち、
・アクセス要求を後の時点で再度送信せよというメッセージ、若しくは、後の時点ではじめてアクセシビリティを実現できるというメッセージを、アクセス要求の送信者に送信するアクション、又は、
・通信ネットワークを介して車両に、以下のようなデータを送信する、即ち、このデータに基づき車両が、アクセスを実施可能であるターゲットポジションまで走行可能であるようなデータを送信するアクション、
のうち1つのアクションを実施するように構成されている。
これにより特に、出庫操作のいずれも実施できなくても、車内スペースへのアクセスが得られるようにするために、実現可能な選択肢が提供される、という技術的利点がもたらされる。即ち、1つの選択肢によれば、後の時点でアクセスを実施せよ、というように構成されている。別の選択肢によれば、アクセスを実施できるターゲットポジションまで車両が走行するように構成されている。
このようなターゲットポジションは、例えば、1つの実施形態によれば、駐車場に配置された又は駐車場に含まれている引き渡しポジションである。車両の運転者は、このような引き渡しポジションに自分の車両を預け、これにより車両は、この引き渡しポジションからスタートして自律駐車プロセスを実施する。
ターゲットポジションを、例えば、この種の引き渡しポジションとは異なるものとすることができ、例えば、車内スペースへのアクセスを実施するのに特に適しており、それによっても駐車場内の車両の通行を妨害しないような、駐車場内のポジションとすることができる。
さらに別の実施形態によれば、アクセス要求は、どの程度の時間にわたりアクセスが必要とされるのかを表す期間を含み、及び/又は、アクセス要求は、アクセスのためにいずれの車両ウィンドウ及び/又は車両ドアを開放するべきなのか、という情報を含み、上述の3つの出庫操作のうち、車両が実施すべき出庫操作が、期間に依存して及び/又は上述の情報に依存して選択されるように構成されている。
これにより特に、出庫操作のいずれを実施するのが望ましいのかを、効率的かつ効果的に特定又は判定することができる、という技術的利点がもたらされる。それというのも、例えば、車両へのアクセスが例えば2分などのように短期間だけしか必要とされない場合には、車両は駐車ポジションから完全に出庫するように走行してよいからである。このことは、例えば5分などのような比較的長い期間にわたってアクセスが望まれるケースとは対照的である。例えば、トランクルームドア又はトランクルームハッチを開放するのが望ましい場合には、そのためには一般に、完全に駐車ポジションから出庫するように車両を走行させなければならない。
別の実施形態によれば、車両の周囲においてアクセス要求の送信者が検出された場合にはじめて、及び/又は、アクセス要求の送信者が、自分が車両の周囲にいることを通知した場合にはじめて、駐車ポジションからの離脱を開始するためのスタート信号が、通信ネットワークを介して車両に送信されるように構成されている。これによってもたらされる技術的利点とは特に、駐車ポジションからの離脱が過度に早く実施されず、即ち、アクセスを実施できる人間が車両の周囲に全くいない時点では実施されない、ということである。即ち、このようにすれば、有利には、駐車ポジション周囲の車両の通行を不必要に妨害するようなことを回避することができる。
1つの実施形態によれば、送信者が車両の運転者であるように構成されている。
1つの実施形態によれば、監視システムによって検出が実施されるように構成されている。
1つの実施形態によれば、監視システムは、以下の周囲センサ、即ち、ビデオセンサ、レーダセンサ、超音波センサ、ライダセンサ、レーザセンサのうち1つ又は複数の周囲センサを含んでいる。特に、監視システムは、1つの実施形態によれば、1つ又は複数の光電検出系、及び/又は、1つ又は複数のドア開放センサを含んでいる。
自分が車両の周囲にいる、というアクセス要求の送信者による通知を、特に以下のようにして実施することができる。即ち、送信者は、例えば通信ネットワークを介して、相応のメッセージを送信する。即ち、このことは特に、その後、対応するメッセージが通信ネットワークを介して受信される、ということを意味する。
さらに別の実施形態によれば、駐車ポジションに止められた車両の車内スペースへのアクセシビリティを形成する装置が、駐車ポジションに止められている車両の車内スペースへのアクセシビリティを形成する方法を実施又は実行するように、装備又は構成されている。
装置の特徴は、対応する方法の特徴に準じて同様にもたらされる。即ち、このことは特に、装置に関する技術的機能は、方法の対応する機能に準ずるものであるし、また、その逆もあてはまる、ということを意味する。従って、このことが意味するのは、特に、通信インタフェースは、対応するデータを受信及び/又は送信するために、それ相応に構成されている、ということである。特にこのことが意味するのは、例えば、プロセッサは、データを特定するように、又は、出庫操作のうちの1つを選択するように、相応に構成されている、ということである。
次に、有利な実施例に基づき、本発明について詳細に説明する。
第1の出庫操作を示す図。 第2の出庫操作を示す図。 図2による第2の出庫操作に起因する通行妨害を示す図。 第3の出庫操作を示す図。 駐車ポジションに止められている車両の車内スペースへのアクセシビリティを形成する方法を示すフローチャート。 駐車ポジションに止められている車両の車内スペースへのアクセシビリティを形成する装置を示す図。 車両用駐車システムを示す図。 駐車ポジションに止められている車両を示す図。
以下では、同等の構成要素に同一の参照符号を用いている場合もある。
図1には、第1の出庫操作が示されている。
この場合、車両101は、駐車ポジション103から出庫している。車両101の左右に隣り合って、それぞれ他の車両105が駐車されている。他の車両105の駐車ポジションには、参照符号109が付されている。車両101が自身の駐車ポジションに完全に入っているときには、他の車両105にぶつけずに車両ドア107を開放するのは不可能である(図8も参照)。即ち、車両101が自身の駐車ポジション103に完全に入っているときには、車両ドア107の開放は不可能である。このため、車両101の車内スペースへのアクセスは不可能である。図8には、このことがわかりやすく示されている。
図8には、車両101が完全に自身の駐車ポジション103中に止められている様子が、シンボリックに表されている。車両101の左右に隣り合って、他の車両105が駐車されている。車内スペースへのアクセスを達成するために車両ドア107を開放することは、間隔が狭いことから不可能である。但し、ここではわかりやすく説明する目的で、車両ドア107が開放された状態で描かれており、このように描くことで、車両ドア107が他の車両105にぶつかってしまうことを表そうとしている。現実的には、車両ドア107はもちろん、図8に示されているように大きく開放することはできない。
本発明の内容に即して「出庫操作」なる用語を適用する場合もあるが、この「出庫操作」には、特に、車両101が自身の駐車ポジション103から部分的に離脱する、ということが含まれる。図1には、このことがシンボリックに描かれている。即ち、車両101は、部分的にはまだ駐車ポジション103に入っているが、この車両101は部分的には駐車ポジション103外にある。この場合、車両101は、少なくとも1つの車両ドア107を開放することができる程度に、駐車ポジション103から離脱している。図1にはこのことが、1つの運転者ドアが開放された状態で描かれているが、図示されていない実施形態によれば、これに加えて、又は、運転者ドア107の代わりに、ここでは明示的に示されていない同乗者ドアを開放することもできる。この場合には、運転者ドア107が開放されているので、車両101の車内スペースへのアクセスを実施することができる。
1つの実施形態によれば、アクセス終了後、有利には、車両が駐車ポジション103まで復帰するように走行した後に、車両が再び完全に駐車ポジション103に止められた状態になるように構成されている。
図2には、第2の出庫操作が示されている。
この第2の出庫操作によれば、車両101は、完全に自身の駐車ポジション103から離脱している。
車両101が自身の駐車ポジションから完全に離脱したことにより、即ち、完全に出庫した状態にあることにより、4つの車両ドアすべて、即ち、同乗者ドア201と後部同乗者用の2つの車両ドア203,205、さらには後部ハッチ若しくはトランクルームハッチ又はトランクルームドア207を開放することができ、それらを介して車両の車内スペースへのアクセスが達成される。
従って、このことが意味するのは、すべての車両ドア107,201,203,205とトランクルームハッチ207とを介したアクセスが実現される、ということである。
図1による第1の出庫操作と同様、この場合にも1つの実施形態によれば、アクセス終了後、即ち、特に、アクセスがもはや必要とされなければ、車両101は自身の駐車ポジション103に復帰するように走行するように構成されている。
図3に示されているシナリオは、図2による出庫操作に起因して通行妨害が発生する可能性がある、ということをシンボリックに説明しようというものである。
即ち、図3に示されているように、車両101は完全に出庫した状態にある。従って、車両101は、完全に自身の駐車ポジション103から離脱した状態にある。但し、このことによって、車両は2つの車線301,303に達している。即ち、車両101は、両方の車線301及び303と交差した位置にある。他の車両305は、その車両が車線301を走行するときに、車両101によって妨害される。参照符号307の付された矢印によって、車両305の走行方向が表されている。他の車両305にとって、車両101は障害物である。即ち、このことは、他の車両305は車両101との衝突に至らないように、例えば停止しなければならない、ということを意味する。これにより、交通の流れが妨げられてしまい又はストップしてしまう。
参照符号309の付された閃光形状のジグザグの矢印によって、車両101が出庫したそのポジションで他の車両305を妨害している、ということが表されている。
図4には、第3の出庫操作が示されており、これによれば、図3に示した通行妨害を緩和することができ、又は、それどころか回避することさえできる。
この場合も、車両101は自身の駐車ポジション103から完全に離脱しているが、もはや車線301及び303の双方を横切って位置しているのではなく、車線301内に長手方向に位置しており、即ち、車線303に沿って位置している。即ち、車両は、自身の駐車ポジション103からその出庫方向で見て右に向かって走行しており、このことは参照符号401の付された矢印でシンボリックに表されている。
このように出庫操作が行われるため、1つの車線即ち車線303は、自由に通行できる状態に保たれている。これによって有利には、他の車両305が車両101の側方を通過して走行することができる。参照符号403の付された矢印によって、他の車両305にとってこのような通行が可能となる軌跡が、シンボリックに表されている。即ち、第3の出庫操作によって有利には、交通の流れが妨害されてしまうのを阻止することができ、少なくとも起こり得る障害又は妨害が最小限に抑制される。
図5には、駐車ポジションに止められている車両の車内スペースへのアクセシビリティを形成する方法のフローチャートが示されている。
この方法は、以下のステップ、即ち、
・車内スペースへのアクセスについてのアクセス要求を、通信ネットワークを介して受信するステップ501と、
・受信したアクセス要求に応じて、出庫データを特定するステップ503であって、車両ウィンドウ及び/又は車両ドアの開放により車内スペースへのアクセシビリティを実現するために、特定した出庫データに基づき、車両は少なくとも部分的に自身の駐車ポジションから離脱することができる、ステップ503と、
・特定した出庫データを、通信ネットワークを介して車両へ送信するステップ505と、
・アクセシビリティがもはや必要とされないという信号を、通信ネットワークを介して受信するステップ507と、
・この信号に応じて、入庫データを特定するステップ509であって、特定した入庫データに基づき、車両は自身の駐車ポジションに復帰するように走行することができる、ステップ509と、
・特定した入庫データを、通信ネットワークを介して車両へ送信するステップ511と、
を含む。
出庫データには、例えば、以下のようなデータが含まれている。即ち、それらのデータに基づき、図1乃至図4を参照しながら説明した出庫操作のうちの1つを車両が実施することができるデータが含まれている。
図6には、駐車ポジションに止められている車両の車内スペースへのアクセシビリティを形成する装置601が示されている。
装置601は、
・車内スペースへのアクセスについてのアクセス要求を、通信ネットワークを介して受信する通信インタフェース603と、
・受信したアクセス要求に応じて、出庫データを特定するプロセッサ605であって、車両ウィンドウ及び/又は車両ドアの開放により車内スペースへのアクセシビリティを実現するために、特定された出庫データに基づき、車両は少なくとも部分的に自身の駐車ポジションから離脱することができる、プロセッサ605と、を備えており、
・通信インタフェース603は、特定された出庫データを、通信ネットワークを介して車両へ送信するように構成されており、
・通信インタフェース603は、アクセシビリティがもはや必要とされないという信号を、通信ネットワークを介して受信するように構成されており、
・プロセッサ605は、受信した信号に応じて、入庫データを特定するように構成されており、特定された入庫データに基づき、車両は自身の駐車ポジションに復帰するように走行することができ、
・通信インタフェース603は、特定された入庫データを、通信ネットワークを介して車両へ送信するように構成されている。
図7には、車両用駐車システム701が示されている。
駐車場システム701には、複数の駐車ポジション705を有する駐車場703が含まれている。図7によれば、3つの駐車ポジションが示されている。図示されていない実施形態によれば、3つよりも多くの又は3つよりも少ない駐車ポジション705が設けられている。
駐車システム701にはさらに、図6に示した装置601が含まれている。
即ち、本発明には、特に、駐車ポジションにある車両に、人間、例えば運転者が短期間又は一時的にアクセス又は立ち入りできるようにするための基礎を成す、効率的なコンセプトを提供する、という着想が含まれている。本発明による着想は、特に、車両が自動的若しくは自律的に又は遠隔制御により、駐車ポジションから出庫するように走行する、という点にあるとみなすことができる。1つの実施形態によれば、このことは、立ち入り又はアクセス(両方の用語が同義に用いられる場合もある)が可能である程度に行われる。このことは特に、少なくとも1つの車両ドア及び/又は車両ウィンドウが開放されることにより行われる。
1つの実施形態によれば、車両が駐車ポジションから出庫するように走行するのは、他の交通、即ち、駐車ポジション周囲の通行が、それによっても妨害されないときだけである。
図1には、1つのドアを介して、図1の例では運転者ドア107を介して、立ち入り又はアクセスを可能にするために、最小限に出庫した様子がシンボリックに示されている。
図2には、すべての車両ドア及びトランクルームを介して、立ち入り又はアクセスを可能にするために、最小限に出庫した様子がシンボリックに示されている。
図3には、図2に示した一時的な出庫により、他の交通が妨害される可能性のあることが、シンボリックに示されている。
図4には、図3に示した問題に対して考えられる解決策が示されている。この場合、残りの交通が妨害されないように、及び/又は、出庫プロセスにおいて即ち特に出庫させた車両の傍らを通過できるように、車両を出庫させる。
1つの実施形態によれば、出庫プロセスがパーキングビル管理システムによってコーディネートされるように構成されている。この種のパーキングビル管理システムには、例えば、本発明に係る装置が含まれている。通常、この種のパーキングビル管理システムは、1つの実施形態によれば、駐車場内のAVP交通も、コーディネート及び/又は調整する。一般的には、パーキングビル管理システムの代わりに、駐車場管理システムを設けてもよい。
1つの実施形態によれば、運転者又は同乗者又は他の人員が、即ち、一般的には1人の人間が、駐車場管理システムに、即ち、一般的には本発明に係る装置に、駐車ポジションに止められている車両に対するアクセス要求を申請する。即ち、その人間が、通信ネットワークを介してその立ち入り又はアクセスを申請し、それに伴い、例えば相応のメッセージを、即ち、アクセス要求を、通信ネットワークを介して送信する。これは、例えば、移動端末機器例えばスマートフォン、及び/又は、端末装置例えばパーキングビル端末装置を用いることで、駐車場において自分で実施することができる。
即ち、この場合、本発明に係る装置が、この装置の通信インタフェースを介して上述のアクセス要求を受信する。
1つの実施形態によれば、アクセス要求には、どの程度の時間にわたり立ち入り又はアクセスが必要とされるのか、という時間的な記述が含まれている。即ち、アクセス要求には、どの程度の時間にわたりアクセスが必要とされるのかを表す期間が含まれている。
1つの実施形態によれば、アクセス要求には、立ち入りがどのような種類のものであるのか、即ち、どのような立ち入りが必要とされるのかに関する情報が含まれている。即ち、この場合、いずれの車両ドア及び/又はいずれの車両ウィンドウを開放するのが望ましいのか、又は、トランクルームハッチを開放するのが望ましいのか否かという情報が含まれている。
1つの実施形態によれば、上述の情報(例えば、期間、及び、いずれの車両ウィンドウ及び/又は車両ドアをアクセスのために開放するのが望ましいのかという情報)に基づき、この種のアクセスがそもそも可能であるか否かが判定又は特定される。特に、この判定にあたり、特に駐車場内において、駐車ポジション周囲における現在の交通状況及び/又は予測された交通状況が、自動的に考慮される。
アクセスが望ましい時間に、又は、現在、不可能であるかぎりは、1つの実施形態によれば、アクセス要求を送信した人間に対し、即ち、アクセス要求の送信者、例えば運転者に対し、そのことが通知される。
1つの実施形態によれば、以下のような選択肢が提案される。即ち、第1の選択肢によれば、アクセス要求を後の時点で再度送信せよというメッセージ、又は、後の時点ではじめてアクセシビリティを実現できるというメッセージが、アクセス要求の送信者に送信される。
1つの選択肢によれば、車両が引き渡しポジション又は引き渡し場所まで走行し、立ち入り又はアクセスの終了後、再び駐車ポジションまで復帰するように走行する。
1つの選択肢によれば、車両が別個の立ち入り場所まで走行し、立ち入り終了後、再び駐車ポジションまで復帰するように走行する。
一般的には、1つの選択肢として、アクセスを実施できるターゲットポジションまで、車両が走行する。
1つの実施形態によれば、アクセス要求の送信者に対し通信ネットワークを介して、駐車ポジションの位置が送信される。例えば運転者に対し通信ネットワークを介して、車両のポジション即ち駐車ポジションが通知される。例えばアクセス要求の送信者に対し通信ネットワークを介して、車両までのルートが送信される。例えばアクセス要求の送信者に対し通信ネットワークを介して、ディジタルマップが供給される。
アクセス要求の送信者、例えば運転者は、車両へと向かう。1つの実施形態によれば、このプロセスが駐車場監視システムによって識別又は検出される。1つの実施形態によれば、送信者、例えば運転者が装置に対し、自分が車両の周囲にいることを通知するように構成されている。運転者はこのことを、例えば、移動端末機器、例えばスマートフォンを介して、実施することができる。
1つの実施形態によれば、本発明に係る装置は、出庫プロセスをどのようにして実施すべきであるのかを特定する。このような出庫プロセスは、例えば、上述の出庫操作のうちの1つに従って実施される。即ち、
・部分的に出庫するように走行、例えば、1つのドアを介して立ち入りができる程度だけ出庫するように走行、
・又は、例えば、完全に出庫するように走行、
・又は、完全に出庫するように走行して車線に駐車、
のうちの1つである。
いずれの出庫プロセスが実施されるのかの特定は、1つの実施形態によれば、運転者又は一般的にはアクセス要求の送信者が車両の周囲にいるときに、はじめて実施される。
1つの実施形態によれば、本発明に係る装置の許可に応じて、一般的には駐車場管理システムの許可に応じて、出庫プロセスが開始され、又は、イネーブル状態にされるように構成されている。
その後、車両が出庫する。この場合、出庫プロセスを本発明に係る装置によって遠隔制御することができ、又は、車両は車両固有のシステムに基づき出庫し、即ち、自律的に出庫する。後者のケースにおいては、1つの実施形態によれば、そのために必要とされるデータは、本発明に係る装置から、一般的には駐車場管理システムから、車両に送信されるように構成されている。
立ち入り又はアクセスが終了し、アクセス要求の送信者、例えば運転者がそのことを装置に通知又は送信又は確認した後、車両は再び入庫する。これは、例えば出庫と同様に行われ、即ち、例えば、自律的に行われ又は遠隔制御される。
1つの実施形態によれば、完全に出庫して車線に停止することだけが行われ、又は、それだけが可能であるように、構成することができる。これは、例えば、車両がこの種の出庫操作の実施だけしか行うことができない場合である。
1つの実施形態によれば、プロセス、特に出庫プロセス及び/又は入庫プロセス及び/又はアクセスが、駐車場監視システムによって監視される。
以上、本発明によれば、車両への一時的な立ち入り又はアクセスを可能にする、効率的なコンセプトが提供される。このことは特に、駐車ポジションに止められている車両を、1つ又は複数の車両ドア、及び/又は、1つ又は複数の車両ウィンドウを開放することで、車内スペースへのアクセスが実現される程度に出庫するように走行させることによって、行われる。車両を、例えば、完全に出庫するように走行させてもよいし、部分的に出庫するように走行させてもよい。一般的には1つの車両ドアを、例えば、トランクルームハッチ又はトランクルームドアとすることができる。
これによって有利には、以下のような技術的利点がもたらされる。即ち、AVPプロセスにおいて、AVP車両を、通常はドア及び/又はトランクルームを介した車内スペースへの立ち入り又はアクセスがもはや不可能である程度に、密接して隣り合うように駐車させることができ、その結果、既存の駐車スペース又は既存の駐車エリアを、効率的に活用できるようになる。それというのも、一時的な立ち入り又は一時的なアクセスが必要とされる場合には、上述の出庫操作のうちの1つに従って一時的に即ち短期間、即ち、予め定められた期間だけ、車両を出庫させることができるからである。アクセス終了後、車両は自身の駐車ポジションに復帰するように走行する。これによって、例えば、大切な薬を車両から取り出すことができる。

Claims (10)

  1. 駐車ポジション(103)に止められている車両(101)の車内スペースへのアクセシビリティを形成する方法であって、
    ・車内スペースへのアクセスについてのアクセス要求を、通信ネットワークを介して受信するステップ(501)と、
    ・受信した前記アクセス要求に応じて、出庫データを特定するステップ(503)と、
    ・特定した前記出庫データを、前記通信ネットワークを介して前記車両(101)へ送信するステップ(505)と、
    ・前記アクセシビリティがもはや必要とされないという信号を、前記通信ネットワークを介して受信するステップ(507)と、
    ・前記信号に応じて、入庫データを特定するステップ(509)と、
    ・特定した前記入庫データを、前記通信ネットワークを介して前記車両(101)へ送信するステップ(511)と、
    を含み、
    受信した前記アクセス要求に応じて、前記駐車ポジション(103)のポジションデータを、前記アクセス要求の送信者に対し前記通信ネットワークを介して送信し、
    車両ウィンドウ及び/又は車両ドア(107,201,203,205)の開放により前記車内スペースへのアクセシビリティを実現するために、特定した前記出庫データに基づき、前記車両(101)は、少なくとも部分的に自身の駐車ポジション(103)から離脱し、
    特定した前記入庫データに基づき、前記車両(101)は、自身の駐車ポジション(103)に復帰するように走行する
    ことを特徴とする方法。
  2. 前記出庫データ及び/又は前記入庫データは、1つ又は複数の遠隔制御命令を含み、当該遠隔制御命令に基づき、前記車両(101)を遠隔制御して出庫及び/又は入庫させる、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記出庫データ及び/又は前記入庫データは、以下のようなデータを含む、即ち、当該データに基づき前記車両(101)が自律的に出庫可能及び/又は入庫可能であるようなデータを含む、
    請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記出庫データは、前記車両(101)が以下の出庫操作のうちの1つを実施可能であるようなデータを含む、即ち、
    ・前記駐車ポジション(103)から部分的に出庫するように走行した後に停車、
    ・前記駐車ポジション(103)から完全に出庫するように走行した後に停車、
    ・完全に出庫するように走行した後に1つの車線(301,303)に沿って停車又は1つの車線(301,303)内に停車、
    のうちの1つを実施可能であるようなデータを含む
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記駐車ポジション(103)の周辺における現在の交通状況及び/又は予測した交通状況に基づき、前記出庫操作のうちの少なくとも1つを実施可能であるか否かを特定し、
    前記出庫操作のうちのいずれも実施不可能である場合には、以下のアクションのうち1つのアクションを実施する、即ち、
    ・前記アクセス要求を後の時点で再度送信せよというメッセージ、若しくは、後の時点ではじめてアクセシビリティを実現できるというメッセージを、アクセス要求の送信者に送信するアクション、又は、
    ・前記通信ネットワークを介して前記車両(101)に、以下のようなデータを送信する、即ち、当該データに基づき前記車両(101)が、アクセスを実施可能であるターゲットポジションまで走行可能であるようなデータを送信するアクション、
    のうち1つのアクションを実施する、
    請求項4に記載の方法。
  6. 前記アクセス要求は、どの程度の時間にわたりアクセスが必要とされるのかを表す期間を含み、及び/又は、
    前記アクセス要求は、アクセスのためにいずれの車両ウィンドウ及び/又は車両ドア(107,201,203,205)を開放するべきなのかという情報を含み、
    前記3つの出庫操作のうち、前記車両(101)が実施すべき出庫操作を、前記期間に依存して及び/又は前記情報に依存して選択する、
    請求項4又は5に記載の方法。
  7. 前記車両(101)の周囲において、前記アクセス要求の送信者が検出された場合にはじめて、及び/又は、前記アクセス要求の送信者が、当該送信者が前記車両(101)の周囲に存在することを通知した場合にはじめて、前記駐車ポジション(103)からの離脱を開始するためのスタート信号を、前記通信ネットワークを介して前記車両(101)に送信する、
    請求項1乃至6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 駐車ポジション(103)に止められている車両(101)の車内スペースへのアクセシビリティを形成する装置(601)であって、
    ・車内スペースへのアクセスについてのアクセス要求を、通信ネットワークを介して受信する通信インタフェース(603)と、
    ・受信したアクセス要求に応じて、出庫データを特定するプロセッサ(605)であって、車両ウィンドウ及び/又は車両ドア(107,201,203,205)の開放により前記車内スペースへのアクセシビリティを実現するために、特定された前記出庫データに基づき、前記車両(101)は少なくとも部分的に自身の駐車ポジション(103)から離脱するプロセッサ(605)と、
    を備えており、
    ・前記通信インタフェース(603)は、受信した前記アクセス要求に応じて、前記駐車ポジション(103)のポジションデータを、前記アクセス要求の送信者に対し前記通信ネットワークを介して送信し、
    ・前記通信インタフェース(603)は、特定された前記出庫データを、前記通信ネットワークを介して前記車両(101)へ送信するように構成されており、
    ・前記通信インタフェース(603)は、前記アクセシビリティがもはや必要とされないという信号を、前記通信ネットワークを介して受信するように構成されており、
    ・前記プロセッサ(605)は、受信した前記信号に応じて、入庫データを特定するように構成されており、特定された前記入庫データに基づき、前記車両(101)は自身の駐車ポジション(103)に復帰するように走行し、
    ・前記通信インタフェース(603)は、特定された前記入庫データを、前記通信ネットワークを介して前記車両(101)へ送信するように構成されている、
    ことを特徴とする装置(601)。
  9. 車両のための駐車システム(701)であって、
    複数の駐車ポジション(705)を有する駐車場(703)と、
    請求項8に記載の装置(601)と、
    を含む駐車システム(701)。
  10. コンピュータプログラムであって、
    当該コンピュータプログラムをコンピュータにおいて実行するときに、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の方法を実施するためのプログラムコードを含む、
    コンピュータプログラム。
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