JP6529256B2 - 画像形成システム及び給送システム - Google Patents

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Description

本発明は、複数の給送ユニットを有する画像形成システム及び給送システムに関する。
従来、画像形成装置本体の下部に、複数段のシート給送装置をオプションとして装着した画像形成装置が知られている(特許文献1参照)。これらのシート給送装置は、シートを給送する段のシート給送装置のモータ駆動が、下流側の段のシート給送装置にも伝達される構成となっている。そのため、最上流のシート給送装置からシートが給送されても、下流側のシート給送装置のモータは駆動されず、消費電力の低減が図られている。
特開2006−36492号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の画像形成装置は、複数段のシート給送装置に設けられた複数の搬送ローラを、1つのモータによって駆動するため、これら複数段のシート給送装置内においては先行するシートとの距離の調整を行うことができなかった。このため、先行するシートとの距離がばらついた状態でシートが画像形成装置に搬送され、中間転写ベルト上のトナー像と搬送されるシートとの転写タイミングを合わせるために、レジストレーションローラ対を加減速する必要があった。
そして、一般に、レジストレーションローラ対から転写ローラまでの搬送距離は、比較的短く設定されており、レジストレーションローラ対を加減速するレンジが大きくなって、稼働音が大きくなる場合があった。
そこで、本発明は、シートの位置を検知する第1の検知手段の検知結果に基づいてシートの搬送速度を変更し、もって上述した課題を解決した画像形成システム及び給送システムを提供することを目的とする。
本発明は、シートに画像を形成する画像形成手段を有する画像形成装置と、前記画像形成装置にシートを給送する第1の給送ユニットと、前記画像形成装置にシートを給送する第2の給送ユニットと、を備える画像形成システムであって、前記第1の給送ユニットは、前記画像形成装置へシートを搬送する第1の搬送手段と、駆動力を発生する第1の駆動源と、シートを検知する第1の検知手段と、を有し、前記第2の給送ユニットは、前記第1の給送ユニットへシートを搬送する第2の搬送手段と、駆動力を発生する第2の駆動源と、シートを検知する第2の検知手段と、を有し、前記第2の給送ユニットによりシートを給送する際に、前記第2の駆動源により前記第2の搬送手段及び前記第1の搬送手段を駆動し、かつ前記第2の検知手段による検知結果に基づいてはシートの搬送速度の変更は行わずに、前記第1の検知手段による検知結果に基づいて、前記第1の搬送手段によるシートの搬送速度を変更するように前記第2の駆動源を駆動し前記第2の搬送手段は、先行シートの後端が前記第1の搬送手段を通過する前に、先行シートに後続する後続シートを搬送可能であり、前記第1の搬送手段及び前記第2の搬送手段は、先行シートの後端が前記第1の搬送手段を通過した後に、後続シートの先端が前記第1の検知手段に到達するように、先行シート及び後続シートを搬送する、ことを特徴とする。
また、本発明は、シートに画像を形成する画像形成手段を有する画像形成装置にシートを給送し、第1の給送ユニット及び第2の給送ユニットを備える給送システムであって、前記第1の給送ユニットは、前記画像形成装置へシートを搬送する第1の搬送手段と、駆動力を発生する第1の駆動源と、シートを検知する第1の検知手段と、を有し、前記第2の給送ユニットは、前記第1の給送ユニットへシートを搬送する第2の搬送手段と、駆動力を発生する第2の駆動源と、シートを検知する第2の検知手段と、を有し、前記第2の給送ユニットによりシートを給送する際に、前記第2の駆動源により前記第2の搬送手段及び前記第1の搬送手段を駆動し、かつ前記第2の検知手段による検知結果に基づいてはシートの搬送速度の変更は行わずに、前記第1の検知手段による検知結果に基づいて、前記第1の搬送手段によるシートの搬送速度を変更するように前記第2の駆動源を駆動し前記第2の搬送手段は、先行シートの後端が前記第1の搬送手段を通過する前に、先行シートに後続する後続シートを搬送可能であり、前記第1の搬送手段及び前記第2の搬送手段は、先行シートの後端が前記第1の搬送手段を通過した後に、後続シートの先端が前記第1の検知手段に到達するように、先行シート及び後続シートを搬送する、ことを特徴とする。
本発明によると、第2の給送ユニットによりシートを給送する際に、第2の駆動源により第2のシート搬送手段と第1のシート搬送手段を駆動する。さらに、第2の給送ユニットによりシートを給送する際に、第1の検知手段による検知結果に基づいて、第1のシート搬送手段によるシートの搬送速度を変更するように第2の駆動源を制御する。これにより、第2の給送ユニットから給送されるシートが画像形成手段へ到達するタイミングを適正な範囲に調整することができ、装置の稼働音を低減することができる。
本発明の第1の実施の形態に係るプリンタを示す全体概略図。 複数のシート給送装置の駆動伝達経路を示す模式図。 シートSを給送する際のモータの制御を説明する説明図であって、(a)はシートが給送された状態、(b)はシートの先端が上段のシート給送装置から出た状態を示す。 後続のシートが給送された際のモータの制御を説明する説明図であって、(a)は先行するシートの先端がレジストレーションローラの上流に位置する状態、(b)はレジストレーションローラの下流に位置する状態を示す。 本発明の第2の実施の形態に係るシート給送装置の駆動伝達経路を示す模式図。
(第1の実施の形態)
まず、本発明の第1の実施の形態について説明する。本発明の実施の形態に係る画像形成システム1は、4色のトナー像を形成する電子写真方式のレーザビームプリンタ1A(画像形成装置、以下プリンタ1Aと言う)を有する。画像形成システム1は、図1に示すように、プリンタ1Aに引出し可能に設けられたカセット10と、カセット10内に積載されたシートを給送するシート給送部20と、シートに画像を形成する画像形成ユニット30と、を有している。また、画像形成システム1は、後述するシート給送装置60T,60M,60B(給送ユニット)を有している。
画像形成システム1に画像形成の指令が出力されると、画像形成システム1に接続された外部のコンピュータ等から入力された画像情報に基づいて、画像形成ユニット30による画像形成プロセスが開始される。画像形成ユニット30は、スキャナユニット31と、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(Bk)の4色の画像を形成する4つのプロセスカートリッジ32Y,32M,32C,32Bkと、を備えている。なお、4つのプロセスカートリッジ32Y,32M,32C,32Bkは、形成する画像の色が異なること以外は同じ構成であり、プロセスカートリッジ32Yの画像形成プロセスのみを説明し、プロセスカートリッジ32M,32C,32Bkの説明は省略する。
スキャナユニット31は、入力された画像情報に基づいて、プロセスカートリッジ32Yの感光ドラム33に向けてレーザ光を照射する。このとき感光ドラム33は、不図示の帯電ローラにより予め帯電されており、レーザ光が照射されることで感光ドラム33上に静電潜像が形成される。その後、現像ローラ35により該静電潜像が現像され、感光ドラム33上にイエロー(Y)のトナー像が形成される。
同様にして、プロセスカートリッジ32M,32C,32Bkの感光ドラム上にも、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(Bk)のトナー像が形成される。各感光ドラム上に形成された各色のトナー像は、一次転写ローラ36Y,36M,36C,36Bkにより中間転写ベルト37に転写され、A方向に回転する中間転写ベルト37により二次転写ローラ38(画像形成手段)まで搬送される。なお、各色の画像形成プロセスは、中間転写ベルト37上に一次転写された上流のトナー像に重ね合わせるタイミングで行われる。
上述の画像形成プロセスに並行して、カセット10に積載されたシートSが、シート給送部20によって給送される。シート給送部20は、ピックアップローラ11と、フィードローラ12と、リタードローラ13と、を有している。カセット10に積載されたシートSは、ピックアップローラ11によって給送される。ピックアップローラ11によって給送されたシートSは、フィードローラ12及びリタードローラ13によって1枚ずつ分離されて、レジストレーションローラ15に向けて搬送される。
また、本実施の形態では、プリンタ1Aの下部に、オプションとして設けられた3段のシート給送装置60T,60M,60Bが直列的に装着されている。なお、これらシート給送装置60T,60M,60Bは、プリンタ1Aに着脱可能に設けられており、シートの積載量や使用するシートサイズの数によって適宜段数を変更して設けてよい。そして、ユーザの設定により、カセット100ではなく、シート給送装置60T,60M,60Bのいずれかからレジストレーションローラ15に向けてシートを給送してもよい。本実施の形態では、シート給送装置60Tを第1の給送ユニットとし、シート給送装置60Mを第2の給送ユニットと定義する。そして、シート給送装置60Mに対してシート搬送方向において上流に配置されるシート給送装置60Bを、第3の給送ユニットと定義する。また、本実施の形態では、プリンタ1A(画像形成装置)にシートを給送するための、複数のシート給送装置60T,60M,60Bを含むものを、給送システムとして定義する。
レジストレーションローラ15は、二次転写ローラ38に対して、シート搬送方向の上流側に配置され、このレジストレーションローラ15の回転軸には、不図示のシャッタ部材が設けられている。搬送されるシートSがシャッタ部材に当接することでシートにループを形成し、シートの斜行が補正された状態で、シートSはレジストレーションローラ15によって搬送タイミングが調整されて二次転写ローラ38に搬送される。シートSの第1面には、二次転写ローラ38に印加された二次転写バイアスによって、中間転写ベルト37上のフルカラーのトナー像が転写される。なお、レジストレーションローラ15のシート搬送方向下流には、シートSの位置検知やジャム検知をするトップセンサ16が設けられている。また、中間転写ベルト37上に残存した残存トナーは、クリーニング部39によって回収される。
トナー像が転写されたシートSは、定着器41において所定の熱及び圧力が付与されて、トナーが溶融固着(定着)される。定着器41を通過したシートSは、排出ローラ対50によって排出トレイ51に排出される。
シートSの両面に画像形成する場合には、切換え部材52によってシートSが反転ローラ対53に案内される。シートSの後端が切換え部材52を通過すると、反転ローラ対53が反転すると共に切換え部材52が駆動し、シートSは両面搬送路54に案内される。両面搬送路54に搬送されたシートSは、レジストレーションローラ15まで搬送され、二次転写ローラ38によって第2面にトナー像が形成される。そして、該トナー像が定着器41によって定着され、第1面及び第2面に画像が形成されたシートSは、排出ローラ対50によって、排出トレイ51に排出される。
次に、シート給送装置60T,60M,60Bについて詳しく説明するが、シート給送装置60T,60M,60Bは同一の構成である。そのため、図面において符号に「T」を付けたものは上段のシート給送装置60Tの構成を表し、符号に「M」を付けたものは中段のシート給送装置60Mの構成を表し、符号に「B」を付けたものは下段のシート給送装置60Bの構成を表す。以下では、基本的には中段のシート給送装置60M(第2の給送ユニット)についてのみ説明し、上段のシート給送装置60T(第1の給送ユニット)及び下段のシート給送装置60B(第3の給送ユニット)についての説明は適宜省略する。
中段のシート給送装置60Mは、図1及び図2に示すように、シートを積載する積載カセット61Mと、ピックアップローラ62Mと、フィードローラ63Mと、リタードローラ64Mと、搬送ローラ対65M(第2の搬送手段)と、を有している。ピックアップローラ62M、フィードローラ63M及びリタードローラ64Mは、給送ローラ群66Mを構成している。なお、搬送ローラ対65Mの近傍には、シートSの先端の位置を検知する搬送センサ67M(第2の検知手段)が配置されている。
シート給送装置60Mは、駆動源としてのモータ70Mと、モータギヤ71Mと、給送ギヤ72Mと、ギヤ73Mと、ワンウェイギヤ75Mと、従動ギヤ76Mと、駆動プーリ77Mと、ベルト78Mと、従動プーリ79Mと、搬送ギヤ80Mと、を有している。モータギヤ71M、給送ギヤ72M、ギヤ73M、ワンウェイギヤ75M、従動ギヤ76M、駆動プーリ77M、ベルト78M及び従動プーリ79Mは、駆動伝達部68M(第2の駆動伝達手段)を構成している。駆動伝達部68Mは、モータ70M(第2の駆動源)の駆動力を給送ローラ群66M及び搬送ローラ対65Mに伝達する。
そして、従動ギヤ76Mと、下段のシート給送装置60Bの搬送ギヤ80Bと、の間には、アイドラギヤ81Mが介在している。アイドラギヤ81Mは、中段のシート給送装置60Mに対してシート搬送方向における上流側に設けられた下段のシート給送装置60Bの駆動力を、駆動伝達部68Mを介して、搬送ローラ対65Mに伝達する。
ワンウェイギヤ75Mは、不図示のワンウェイクラッチを有しており、ギヤ73Mの駆動力は従動ギヤ76Mに伝達されるが、従動ギヤ76Mの駆動力は、ギヤ73Mに伝達されないように構成されている。
また、搬送ギヤ80Mは、不図示のワンウェイクラッチを有しており、搬送ローラ対65M及び従動プーリ79Mの駆動力は、シート搬送方向における下流側に設けられた上段のシート給送装置60Tのアイドラギヤ81Tに伝達されるように構成されている。一方、アイドラギヤ81Tの駆動力は、従動プーリ79M及び搬送ギヤ80M(一方向伝達手段)に伝達されないように構成されている。
同様に、上段のシート給送装置60Tは、積載カセット61Tと、搬送ローラ対65T(第1の搬送手段)と、給送ローラ群66Tと、モータ70T(第1の駆動源)と、搬送センサ67T(第1の検知手段)と、を有している。また、シート給送装置60Tは、駆動伝達部68T(第1の駆動伝達手段)と、アイドラギヤ81T(連結手段)と、搬送ギヤ80Tと、を有している。
同様に、下段のシート給送装置60Bは、積載カセット61Bと、搬送ローラ対65B(第3の搬送手段)と、給送ローラ群66Bと、モータ70B(第3の駆動源)と、搬送センサ67B(第3の検知手段)と、を有している。また、シート給送装置60Bは、駆動伝達部68Bと、アイドラギヤ81Bと、搬送ギヤ80Bと、を有している。
ここで、中段のシート給送装置60MからシートSが給送される際の駆動伝達経路について説明する。シート給送装置60Mのモータ70Mが回転すると、モータ70Mに取付けられたモータギヤ71Mの駆動力は、給送ギヤ72Mとギヤ73Mに分岐される。給送ギヤ72Mに伝達された駆動力は、給送ローラ群66Mに伝達される。
ギヤ73Mに伝達された駆動力は、ワンウェイギヤ75M、従動ギヤ76M、駆動プーリ77M、ベルト78M、従動プーリ79Mへと順次伝達され、従動プーリ79Mの回転軸に設けられた搬送ローラ対65Mの駆動ローラが回転する。従動プーリ79Mと共に回転する搬送ギヤ80Mの駆動力は、上段のシート給送装置60Tのアイドラギヤ81T、従動ギヤ76T、駆動プーリ77T、ベルト78T、従動プーリ79Tへと順次伝達される。そして、従動プーリ79Tの回転軸に設けられた搬送ローラ対65Tの駆動ローラが回転する。
ここで、駆動プーリ77Tは、ワンウェイギヤ75Tと歯合しているが、ワンウェイギヤ75Tの上述したワンウェイクラッチが空転することで、駆動プーリ77Tの駆動力はギヤ73Tには伝達しない。これにより、モータギヤ71Tが回転することはない。
また、中段のシート給送装置60Mにおいて、従動ギヤ76Mが回転することで、アイドラギヤ81Mが回転する。アイドラギヤ81Mは、下段のシート給送装置60Bの搬送ギヤ80Bと歯合しているが、搬送ギヤ80Bの上述したワンウェイクラッチが空転することで、アイドラギヤ81Mの駆動力は従動プーリ79Bには伝達しない。これにより、搬送ローラ対65Bや給送ローラ群66Bが回転することはない。
以上説明したように、例えば中段のシート給送装置60MからシートSを給送するときには、モータ70Mが駆動することによって、給送ローラ群66M及び搬送ローラ対65M並びに上段のシート給送装置60Tの搬送ローラ対65Tが駆動する。これによって、シートSをレジストレーションローラ15に搬送することができる。
上記の構成により、中段のモータ70Mが駆動することによって上段のシート給送装置60Tの搬送ローラ対65Tも駆動されるため、上段のモータ70Tを駆動する必要が無い。そのため、振動源や騒音源となるモータの駆動を1つ減らすことができ、騒音や消費電力を低減することができる。
この騒音や消費電力の低減の効果は、よりシート搬送方向上流、すなわち、より下段に配置されたシート給送装置からシートを給送する際に大きくなり、本実施の形態では、何段目のシート給送装置からシートを給送しても騒音や消費電力は殆ど変わらない。
次に、シート給送装置60T,60M,60BからシートSを給送する際の画像形成システム1の制御について説明する。一例として、図3及び図4に示すように、下段のシート給送装置60BからシートSを給送する場合について説明する。なお、下段のシート給送装置60Bからシートを給送する際の駆動伝達経路は、上述した中段のシート給送装置60Mのものと同様であるため、説明を省略する。
シート給送装置60BからシートSが給送される場合、プリンタ1Aに設けられた制御部55(制御手段、図1参照)は、給送信号に基づいて、下段のモータ70Bを駆動させる。これにより、積載カセット61Bに積載されたシートS1が、ピックアップローラ62Bによって給送される。そして、シートS1は、フィードローラ63B及びリタードローラ64Bによって1枚ずつに分離されて搬送ローラ対65Bまで搬送され、シートS1の先端が搬送センサ67Bによって検知される。
下段のモータ70Bの駆動力は、上述したように、中段のシート給送装置60Mの搬送ローラ対65Mと、上段のシート給送装置60Tの搬送ローラ対65Tと、に伝達される。シートS1は、搬送ローラ対65B,65M,65Tによって、シート搬送方向の下流に向けて順次搬送され、その過程で、搬送センサ67B,67M,67TにシートS1の先端が検知される。
ここで、本実施の形態では、制御部55は、シート給送装置60Bから給送されたシートSが搬送センサ67Tにより検知されたタイミング(検知結果)に基づいて、モータ70Bの回転速度を変更する。これにより、シートSの搬送速度が変更され、レジストレーションローラ15に到達するタイミングのずれを修正することができる。より具体的には、給送動作を開始してからシートSが搬送センサ67Tに検知されるまでの時間が、所定の時間に対して遅れている場合には、制御部55は、モータ70Bの回転速度を増速させる。一方、給送動作を開始してからシートSが搬送センサ67Tに検知されるまでの時間が、所定の時間に対して速い場合には、制御部55は、モータ70Bの回転速度を減速させる。
従来では、オプションとして装着されるシート給送装置からシートが給送される場合、レジストレーションローラ15を加減速させることでシートの転写タイミング(搬送タイミング)を合わせていた。そして、オプションのシート給送装置からシートを給送すると、レジストレーションローラ15までの搬送距離が長くなるため、シートの搬送のばらつきが大きくなる。そのため、レジストレーションローラ15を加減速させる量や時間が大きく、装置の稼働音が大きかった。
しかしながら、本実施の形態では、シート給送装置60T,60M,60Bのいずれかからシートを給送する場合に、制御部55は、搬送センサ67Tの検知結果に基づいて、搬送ローラ対65B,65M,65TによるシートS1の搬送速度を変更する。これにより、いずれのシート給送装置60B,60M,60Tからシートが給送されたかに拘らず、シートが所定のタイミングでプリンタ1Aのトップセンサ16に到達する。
なお、制御部55は、シート給送装置60MからシートSが給送される場合には、モータ70Mにより搬送ローラ対65M,65Tを駆動する。そして、制御部55は、搬送センサ67Tによる検知結果に基づいて、搬送ローラ対65M,65TによるシートSの搬送速度を変更するようにモータ70Mを制御する。このとき、制御部55は、搬送センサ67Mの検知結果に基づいては、モータ70Mの回転速度を変更することはない。
また、制御部55は、シート給送装置60TからシートSが給送される場合には、モータ70Tにより搬送ローラ対65Tを駆動する。そして、制御部55は、搬送センサ67Tによる検知結果に基づいて、搬送ローラ対65TによるシートSの搬送速度を変更するようにモータ70Tを制御する。
なお、制御部55によるこのような制御は、シートS1の先端が搬送センサ67Tを通過して、上段のシート給送装置60Tとレジストレーションローラ15との間にシートS1の先端が位置する状態で行われる。すなわち、レジストレーションローラ15と、複数のシート給送装置のうち、シート搬送方向において最下流に設けられたシート給送装置の搬送ローラ対と、の間にシートの先端が位置する状態で、モータ70Bが制御される。
一方で、本実施の形態の制御部55は、シート給送装置60Bからシートを給送する場合に、搬送センサ67B及び搬送センサ67Mの検知結果に基づいては、モータ70Bの回転速度を変更することはない。搬送センサ67B及び搬送センサ67Mの検知結果に基づいては、モータ70Bの回転速度を変更すると、複数枚のシートを連続して給送する場合に不具合が生じる場合があるからである。すなわち、モータ70Bが複数の給送装置60B、60M、60Tの搬送ローラを駆動しているので、上流側のシートの検知結果に基づいて、下流側のシートの搬送速度が変更されてしまう不具合が生じる。これについて下記に詳細に説明する。
本実施の形態では、図2及び図4(a)に示すように、上段のシート給送装置60Tとレジストレーションローラ15との間に先行するシートS1の先端が位置する状態で、後続のシートS2が給送ローラ群66Bによって給送される。この際、制御部55は、搬送センサ67TによりシートS1の先端が検知されたタイミング(検知結果)に基づいて、モータ70Bを制御して、シートS1の搬送速度を調整している。そして、シートS1及びシートS2が更に搬送されると、図2及び図4(b)に示すように、シートS2は搬送センサ67Bにより検知される。この時、シートS1は、搬送ローラ対65T及びレジストレーションローラ15により挟持され、二次転写ローラ38に向けて搬送されている。
ここで、仮に、搬送センサ67Bの検知結果に基づいて、シートS2の搬送速度を変更するためにモータ70Bを制御すると、先行するシートS1を挟持する搬送ローラ対65Tの回転速度も変更されてしまう。シートS1を挟持する搬送ローラ対65Tの回転速度も変更されてしまうと、シートS1を適正なタイミングでレジストレーションローラ15に到達させることができなくなってしまう。シートS1が適正なタイミングでレジストレーションローラ15に到達できなければ、転写タイミングを調整するためにレジストレーションローラ15によりシートS1を加減速させる量や時間が大きくなっていまい、好ましくない。
なお、給送ローラ群66Bは、搬送ローラ対65Bとの共通の駆動源であるモータ70Bによって駆動されるため、上述したようにモータ70Bの回転数が制御されると、給送ローラ群66Bによる搬送速度も変更される。そのため、この給送ローラ群66Bによる搬送速度の変化によって給紙性能への影響が生じる場合や、モータ70Bのトルクに余裕度が少ない場合には、給送ローラ群66Bの駆動源を独立させてもよい。
以上のようにモータ70Bが制御されることで、シート給送装置60T,60M,60B内で生じたシートSの先端が搬送センサ67Tに到達するタイミングのズレは、トップセンサ16にシートSが到達するまでに補正される。これにより、レジストレーションローラ15を加減速してシートの転写タイミングを調整する調整量が少なくなり、レジストレーションローラ15を駆動するプリンタ1Aのモータの加減速のレンジを小さくすることができる。
なお、一般に、レジストレーションローラ15から二次転写ローラ38までの距離は、上段のシート給送装置60Tからレジストレーションローラ15までの距離よりも短く設定されている。そして、モータの回転数を制御することでシートの搬送速度を制御する場合には、シートの搬送距離が長い方が、モータの加減速のレンジを小さくすることができる。
本実施の形態では、シートの転写タイミングの調整は、シート給送装置60T,60M,60Bのモータ70T,70M,70Bを制御することによってほとんど行われ、レジストレーションローラ15においては微調整のみである。そのため、レジストレーションローラ15を加減速することでシートの転写タイミングを調整する場合に比して、画像形成システム1全体において、稼働音や消費電力を低減することができる。
また、レジストレーションローラ15はほとんど加減速されないので、レジストレーションローラによってシートが強く引っ張られて搬送抵抗が大きくなることを防止し、シートに転写される画像のズレを低減できる。
なお、制御部55は、シート給送装置60T,60M,60Bに配置されてもよい。また、搬送センサ67T,67M,67Bは、シートの先端ではなく、シートの後端や所定の位置を検知するものであってもよい。なお、本実施形態では、制御部55がプリンタ1Aに設けられているため、オプションであるシート給送装置60T,60M,60Bの構成を簡素化することができる。
以上説明した実施形態では、オプションとして装着されるシート給送装置が3つ設けられている構成について説明したが、本発明はこれに限定されるべきものではない。例えば、2つや4つであってもよい。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態について説明するが、第2の実施の形態は、第1の実施の形態の駆動伝達経路を変更して構成したものであり、第1の実施の形態と同様の構成については、図示を省略、又は図に同一符号を付して説明する。なお、第2実施形態において、第1実施形態と同様の構成のものについては、第1実施形態と同様の効果を奏する。
中段のシート給送装置160Mの従動プーリ79Mの回転軸には、図5に示すように、ワンウェイクラッチを有しない搬送ギヤ180Mが設けられている。また、駆動伝達部68Mの従動ギヤ76Mとアイドラギヤ81Mとの間には、中間ギヤ183Mが設けられている。中間ギヤ183M(一方向伝達手段)は、不図示のワンウェイクラッチを有しており、アイドラギヤ81Mの駆動力は従動ギヤ76Mに伝達されるが、従動ギヤ76Mの駆動力は、アイドラギヤ81Mに伝達されないように構成されている。すなわち、本第2の実施の形態では、搬送ギヤがワンウェイクラッチを有していない点、及び中間ギヤ183Mを新しく追加した点が、第1の実施の形態と相違する。なお、シート給送装置160T,160Bは、シート給送装置160Mと同一構成であるため、シート給送装置160T,160Bにも、それぞれ中間ギヤ183T,183B(一方向伝達手段)が設けられていることはもちろんである。
ここで、中段のシート給送装置160MからシートSが給送される際の駆動伝達経路について説明する。シート給送装置160Mのモータ70Mが回転すると、モータ70Mに取付けられたモータギヤ71Mの駆動力は、給送ギヤ72Mとギヤ73Mに分岐される。給送ギヤ72Mに伝達された駆動力は、給送ローラ群66Mに伝達される。
ギヤ73Mに伝達された駆動力は、ワンウェイギヤ75M、従動ギヤ76M、駆動プーリ77M、ベルト78M、従動プーリ79Mへと順次伝達され、従動プーリ79Mの回転軸に設けられた搬送ローラ対65Mの駆動ローラが回転する。従動プーリ79Mと共に回転する搬送ギヤ180Mの駆動力は、上段のシート給送装置160Tのアイドラギヤ81T、中間ギヤ183T、従動ギヤ76T、駆動プーリ77T、ベルト78T、従動プーリ79Tへと順次伝達される。そして、従動プーリ79Tの回転軸に設けられた搬送ローラ対65Tの駆動ローラが回転する。
ここで、従動ギヤ76Mとアイドラギヤ81Mとの間には、中間ギヤ183Mが介在しているが、中間ギヤ183Mの上述したワンウェイクラッチが空転することで、従動ギヤ76Mの駆動力はアイドラギヤ81Mには伝達しない。これにより、搬送ローラ対65Bや給送ローラ群66Bが回転することはない。
また、アイドラギヤ81Mは、下段のシート給送装置160Bから駆動力が伝達可能となるように、下部がシート給送装置160Bの筐体から露出している。しかし、上述したように、中段のシート給送装置160MからシートSが給送される際には、アイドラギヤ81Mは回転しないので、下部が露出したアイドラギヤ81Mから例えば異物が巻きこまれて、異音が発生することを防止することができる。また、アイドラギヤ81Mが回転しないことで、回転駆動するギヤを削減することができ、トルクアップを抑制することができる。
1:画像形成システム、1A:プリンタ(画像形成装置)、15:レジストレーションローラ、38:画像形成手段(二次転写ローラ)、55:制御手段(制御部)、60T,160T:第1の給送ユニット(シート給送装置)、60M,160M:第2の給送ユニット(シート給送装置)、60B,160B:第3の給送ユニット(シート給送装置)、65T:第1の搬送手段(搬送ローラ対)、65M:第2の搬送手段(搬送ローラ対)、65B:第3の搬送手段(搬送ローラ対)、67T:第1の検知手段(搬送センサ)、67M:第2の検知手段(搬送センサ)、67B:第3の検知手段(搬送センサ)、68T:第1の駆動伝達手段(駆動伝達部)、68M:第2の駆動伝達手段(駆動伝達部)、70T:第1の駆動源(モータ)、70M:第2の駆動源(モータ)、70B:第3の駆動源(モータ)、80M:一方向伝達手段(搬送ギヤ)、81T:連結手段(アイドラギヤ)、183T:一方向伝達手段(中間ギヤ)、S:シート

Claims (16)

  1. シートに画像を形成する画像形成手段を有する画像形成装置と、前記画像形成装置にシートを給送する第1の給送ユニットと、前記画像形成装置にシートを給送する第2の給送ユニットと、を備える画像形成システムであって、
    前記第1の給送ユニットは、前記画像形成装置へシートを搬送する第1の搬送手段と、駆動力を発生する第1の駆動源と、シートを検知する第1の検知手段と、を有し、
    前記第2の給送ユニットは、前記第1の給送ユニットへシートを搬送する第2の搬送手段と、駆動力を発生する第2の駆動源と、シートを検知する第2の検知手段と、を有し、
    前記第2の給送ユニットによりシートを給送する際に、前記第2の駆動源により前記第2の搬送手段及び前記第1の搬送手段を駆動し、かつ前記第2の検知手段による検知結果に基づいてはシートの搬送速度の変更は行わずに、前記第1の検知手段による検知結果に基づいて、前記第1の搬送手段によるシートの搬送速度を変更するように前記第2の駆動源を駆動し
    前記第2の搬送手段は、先行シートの後端が前記第1の搬送手段を通過する前に、先行シートに後続する後続シートを搬送可能であり、
    前記第1の搬送手段及び前記第2の搬送手段は、先行シートの後端が前記第1の搬送手段を通過した後に、後続シートの先端が前記第1の検知手段に到達するように、先行シート及び後続シートを搬送する、
    ことを特徴とする画像形成システム。
  2. 前記画像形成装置は、前記画像形成手段に対してシート搬送方向の上流側に配置されると共に搬送されるシートが突き当たってシートにループが形成されることでシートの斜行を補正し、かつシートの搬送タイミングを調整するレジストレーション部を有し、
    前記第1の搬送手段は、シート搬送方向における前記第1の搬送手段と前記レジストレーション部との間においてシートに搬送力を付与する他の搬送手段を介さずに、前記レジストレーション部にシートを搬送する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
  3. 前記第1の搬送手段は、前記レジストレーション部と、前記第1の給送ユニットの前記第1の搬送手段と、の間にシートの先端が位置する状態で、前記第1の検知手段による検知結果に基づいて、シートの搬送速度を変更する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成システム。
  4. 前記第2の給送ユニットは、前記第1の給送ユニットと同一構成である、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  5. 記第1の給送ユニットによりシートを給送する際に、前記第1の駆動源により前記第1の搬送手段を駆動し、前記第1の搬送手段は、前記第1の検知手段による検知結果に基づいて、シートの搬送速度を変更する、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  6. 前記第2の給送ユニットに対してシート搬送方向において上流に配置され、前記画像形成装置にシートを給送する第3の給送ユニットを備え、
    前記第3の給送ユニットは、前記第2の給送ユニットへシートを搬送する第3の搬送手段と、駆動力を発生する第3の駆動源と、シートを検知する第3の検知手段と、を有し、
    記第3の給送ユニットによりシートを給送する際に、前記第3の駆動源により前記第3の搬送手段、前記第2の搬送手段及び前記第1の搬送手段を駆動し、前記第1の搬送手段は、前記第3の検知手段による検知結果に基づいてはシートの搬送速度の変更は行わずに、前記第1の検知手段による検知結果に基づいて、シートの搬送速度を変更する、
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  7. 前記第1の給送ユニットは、前記第1の駆動源の駆動力を前記第1の搬送手段に伝達する第1の駆動伝達手段と、前記第2の給送ユニットからの駆動力を、前記第1の駆動伝達手段に伝達する連結手段と、を有し、
    前記第2の給送ユニットは、前記第2の駆動源の駆動力を前記第2の搬送手段に伝達する第2の駆動伝達手段と、前記第2の駆動伝達手段の駆動力を前記連結手段に伝達し、かつ前記連結手段の駆動力を前記第2の駆動伝達手段に伝達しない一方向伝達手段と、を有する、
    ことを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の画像形成システム。
  8. 前記第1の給送ユニットは、前記第1の駆動源の駆動力を前記第1の搬送手段に伝達する第1の駆動伝達手段と、前記第2の給送ユニットから駆動力が伝達される連結手段と、前記第1の駆動伝達手段と前記連結手段との間に介在し、前記連結手段の駆動力を、前記第1の駆動伝達手段に伝達し、かつ前記第1の駆動伝達手段の駆動力を前記連結手段に伝達しない一方向伝達手段と、を有する、
    ことを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の画像形成システム。
  9. シートに画像を形成する画像形成手段を有する画像形成装置にシートを給送し、第1の給送ユニット及び第2の給送ユニットを備える給送システムであって、
    前記第1の給送ユニットは、前記画像形成装置へシートを搬送する第1の搬送手段と、駆動力を発生する第1の駆動源と、シートを検知する第1の検知手段と、を有し、
    前記第2の給送ユニットは、前記第1の給送ユニットへシートを搬送する第2の搬送手段と、駆動力を発生する第2の駆動源と、シートを検知する第2の検知手段と、を有し、
    前記第2の給送ユニットによりシートを給送する際に、前記第2の駆動源により前記第2の搬送手段及び前記第1の搬送手段を駆動し、かつ前記第2の検知手段による検知結果に基づいてはシートの搬送速度の変更は行わずに、前記第1の検知手段による検知結果に基づいて、前記第1の搬送手段によるシートの搬送速度を変更するように前記第2の駆動源を駆動し
    前記第2の搬送手段は、先行シートの後端が前記第1の搬送手段を通過する前に、先行シートに後続する後続シートを搬送可能であり、
    前記第1の搬送手段及び前記第2の搬送手段は、先行シートの後端が前記第1の搬送手段を通過した後に、後続シートの先端が前記第1の検知手段に到達するように、先行シート及び後続シートを搬送する、
    ことを特徴とする給送システム。
  10. 前記画像形成装置は、前記画像形成手段に対してシート搬送方向の上流側に配置されると共に搬送されるシートが突き当たってシートにループが形成されることでシートの斜行を補正し、かつシートの搬送タイミングを調整するレジストレーション部を有し、
    前記第1の搬送手段は、シート搬送方向における前記第1の搬送手段と前記レジストレーション部との間においてシートに搬送力を付与する他の搬送手段を介さずに、前記レジストレーション部にシートを搬送する、
    ことを特徴とする請求項9に記載の給送システム。
  11. 前記第1の搬送手段は、前記レジストレーション部と、前記第1の給送ユニットの前記第1の搬送手段と、の間にシートの先端が位置する状態で、前記第1の検知手段による検知結果に基づいて、シートの搬送速度を変更する、
    ことを特徴とする請求項10に記載の給送システム。
  12. 前記第2の給送ユニットは、前記第1の給送ユニットと同一構成である、
    ことを特徴とする請求項から11のいずれか1項に記載の給送システム。
  13. 前記第1の給送ユニットによりシートを給送する際に、前記第1の駆動源により前記第1の搬送手段を駆動し、前記第1の搬送手段は、前記第1の検知手段による検知結果に基づいて、シートの搬送速度を変更する、
    ことを特徴とする請求項から1のいずれか1項に記載の給送システム。
  14. 前記第2の給送ユニットに対してシート搬送方向において上流に配置され、前記画像形成装置にシートを給送する第3の給送ユニットを備え、
    前記第3の給送ユニットは、前記第2の給送ユニットへシートを搬送する第3の搬送手段と、駆動力を発生する第3の駆動源と、シートを検知する第3の検知手段と、を有し、
    前記第3の給送ユニットによりシートを給送する際に、前記第3の駆動源により前記第3の搬送手段、前記第2の搬送手段及び前記第1の搬送手段を駆動し、前記第1の搬送手段は、前記第3の検知手段による検知結果に基づいてはシートの搬送速度の変更は行われずに、前記第1の検知手段による検知結果に基づいて、シートの搬送速度を変更する、
    ことを特徴とする請求項から1のいずれか1項に記載の給送システム。
  15. 前記第1の給送ユニットは、前記第1の駆動源の駆動力を前記第1の搬送手段に伝達する第1の駆動伝達手段と、前記第2の給送ユニットからの駆動力を、前記第1の駆動伝達手段に伝達する連結手段と、を有し、
    前記第2の給送ユニットは、前記第2の駆動源の駆動力を前記第2の搬送手段に伝達する第2の駆動伝達手段と、前記第2の駆動伝達手段の駆動力を前記連結手段に伝達し、かつ前記連結手段の駆動力を前記第2の駆動伝達手段に伝達しない一方向伝達手段と、を有する、
    ことを特徴とする請求項から1のいずれか1項に記載の給送システム。
  16. 前記第1の給送ユニットは、前記第1の駆動源の駆動力を前記第1の搬送手段に伝達する第1の駆動伝達手段と、前記第2の給送ユニットから駆動力が伝達される連結手段と、前記第1の駆動伝達手段と前記連結手段との間に介在し、前記連結手段の駆動力を、前記第1の駆動伝達手段に伝達し、かつ前記第1の駆動伝達手段の駆動力を前記連結手段に伝達しない一方向伝達手段と、を有する、
    ことを特徴とする請求項から1のいずれか1項に記載の給送システム。
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